JP4066749B2 - 局部洗浄装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は人体局部を洗浄するための局部洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
局部洗浄装置は、通常、図17に示すように、局部洗浄機構を有する局部洗浄装置本体Aと、使用者が洗浄方法等を選択操作するための操作部Bと、操作部からの信号に応じて便座温度や洗浄水温度や洗浄流量等を制御するための主制御部(図示せず)と、使用者が座るための便座Cとで構成され、温水タンクと洗浄ノズルとを備えた局部洗浄装置本体Aは、操作部Bからの指示に基づいて、温水タンク内の温水を洗浄ノズルから局部に向けて噴射して局部の洗浄を行う。
【0003】
このような局部洗浄装置において、局部洗浄をより衛生的に行うために、洗浄用の温水に洗浄液を混合して洗浄ノズルから噴射するようにしたものが提供されている。
【0004】
図18は洗浄液を用いた洗浄も行うことができる局部洗浄装置の本体Aの一例を示しており、水道等の水源1から供給される水を蓄えるとともに内蔵ヒータにより加熱して温水にする温水タンク12と、局部を洗浄するための水を噴出する洗浄ノズル2と、温水タンク12と洗浄ノズル2とを結ぶ給水経路L1と、給水経路L1中に配置されて温水タンク12内の水を洗浄ノズル2に搬送するための水ポンプ13とを備えるほか、給水経路L1に洗浄液を供給するための洗浄液供給部3が設けられている。
【0005】
ここにおける洗浄液供給部3は、洗浄液を溜めた洗浄液タンク30と、給水経路L1中に洗浄液を混合するための洗浄液注入口33と、洗浄液タンク30と洗浄液注入口33とを接続する洗浄液供給経路L2と、洗浄液供給経路L2中に配置されて洗浄液の搬送を行う洗浄液供給手段32と、給水経路L1から洗浄液タンク30に水が逆流することを防ぐための逆流防止弁31で構成されている。
【0006】
使用者が操作部Bにて洗浄方式を選定し、温水洗浄を選択した場合には洗浄液供給手段3は作動しないので、温水タンク12に貯えられた温水がそのまま人体局部に噴出され、洗浄液洗浄を選択した場合には洗浄液供給手段32が作動して図19に示すように洗浄液が給水経路L1に供給され、温水と洗浄液とが混合された後に人体局部に噴出される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記の局部洗浄装置おいては、長期間放置した場合、洗浄液が固着してしまい、洗浄液供給手段32が動作不良となったり、洗浄液注入口33が詰まってしまって、洗浄液が注入されない事態を招くことがあった。洗浄液タンク30内の洗浄液が空になった場合、洗浄液供給経路L2内に空気が侵入するために、なおさら固着が発生しやすくなる。
【0008】
本発明はこのような点に鑑み為されたものであり、その目的とするところは洗浄液の固着による問題を解消することができる局部洗浄装置を提供するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
しかして本発明は、洗剤等の洗浄液を保存するための洗浄液保持部と、給水口から局部へ洗浄水を噴出するための洗浄ノズルヘ至る給水経路の途中に配設されて前記洗浄液保持部から洗浄液を注入する洗浄液注入口とを有しているとともに、洗浄液保持部から洗浄液注入口に至る洗浄液供給経路に該経路の洗浄用の水を供給するすすぎ経路を備えていることに特徴を有し、上記すすぎ経路は、給水経路中に配された洗浄水加熱用の加熱手段の前段か又は後段と洗浄液供給経路とを接続しているとともに洗浄液供給経路における洗浄液保持部側の端部に逆流防止弁を備え、洗浄液供給経路の逆流防止弁の下流側で且つすすぎ経路が接続される部分の上流側に、すすぎ経路からの水流が逆流防止弁に直接当たるのを防止するための遮蔽板を備えている。
【0012】
すすぎ経路の途中に、すすぎ経路を開閉する開閉手段を設けたものとするのも好ましい。
【0013】
また、洗浄液供給経路を洗浄した水を便器へ排出するための排水経路を備えたものとしたり、洗浄ノズルの前段に、固形物濾過用のフィルターを配したものするのも好ましい。
【0014】
そして、洗浄ノズルから洗浄水のみを噴出する温水洗浄モードと、洗浄液を洗浄水に混合した洗浄液洗浄モードと、洗浄液供給経路を洗浄するすすぎモードとを切り換えて実行することができるようになっているとともに、すすぎモードは他の動作モードに続いて自動実行されるものが好ましい。
【0015】
このばあい、洗浄液洗浄モード使用毎にすすぎモードが実行されるものであっても、洗浄液洗浄モードが所定回数実行される毎にすすぎモードが実行されるものであってもよい。
【0016】
また、人体の検知用の人体検知センサを有し、人体検知センサからの信号に連動してすすぎモードが実行されるようにしたり、人体の便座への離着座を検知するための着座センサからの着座信号に連動してすすぎモードを実行させるとともに、洗浄液供給経路を洗浄したすすぎ水を便器洗浄水として便器に噴出するものとしたり、人体の便座への離着座を検知するための着座センサからの離着座信号に連動させてすすぎモードを実行させるとともに、洗浄液供給経路を洗浄したすすぎ水をノズル洗浄水として洗浄ノズルに向けて噴出するものとしてもよい。
【0017】
また、給水経路のうち洗浄液保持部からの洗浄液が注入される洗浄液注入口の部分の流路断面積を該給水経路の他の部分の流路断面積よりも大きくしたものとするのも好ましい。
【0018】
また、給水経路の洗浄液注入口よりも上流側に水道水中に含まれる金属イオンを除去するための金属イオン除去部を備えたものとするのも好ましい。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下本発明を実施の形態の一例に基づいて詳述すると、局部洗浄装置としての基本的構成は前記従来例とほぼ同じで、図1に示すように、水道等の水源1と洗浄ノズル2とをつなぐ給水経路L1中に、給水加熱用のヒータを備えた温水タンク12と水ポンプ13と洗浄液注入口33とをこの順に挿入してある。また、温水タンク12と水源1との間には給水経路L1を開閉する給水弁11を配置してある。
【0020】
水ポンプ13は、主制御部から入力した制御信号に応じて洗浄流量を変更し、一定に保つ。洗浄流量の変更は、水ポンプ13を制御する代わりに主制御部からの信号に応じて流路の断面積を変化させる流路断面積変更手段、たとえば電磁流量弁などで行ってもよい。なお、上記水ポンプ13は必須ではなく、洗浄操作キーの操作によって電磁弁式の給水弁11を開弁した時、洗浄水が給水圧で直接送り出されるようにしていてもよい。また、温水タンク12を使用せずに、セラミックまたはシーズ型のヒータで給水を直接加熱して洗浄ノズル2に供給するようにしたものであってもよい。
【0021】
また、洗浄液供給部3は、洗浄液タンク30と上記洗浄液注入口33とをつなぐ洗浄液経路L2中に逆流防止弁31と洗浄液供給手段32とを挿入したものとして構成してある。洗浄液供給経路L2は、例えば、ゴムホース等で構成され、洗浄液タンク30の底面近くまで延長されている。洗浄液タンク30は透明あるいは半透明の樹脂にて形成されたものが好ましい。洗浄液の残量を目視にて確認することができるからである。洗浄液残量が少なくなった場合は、使用者が洗浄液タンク30を取り外し、洗浄液を補充して再び装着する。
【0022】
洗浄液供給手段32としては、ギアボンプやダイヤフラム式ポンプを好適に用いることができる。逆流防止弁31としては、直動式やダイヤフラム式の電磁弁、あるいは、ダックビルバルブを用いることができる。この逆流防止弁31は、洗浄液供給経路L2から取り外し可能にしたものが好ましい。万が一、固着等が発生した際に取り外して固着を取り除くことができるからである。
【0023】
そして、ここでは給水経路L1における給水弁11と温水タンク12との中間点から分岐して、洗浄液供給経路L2中の洗浄液供給手段32と逆流防止弁31との間に接続されるすすぎ経路L3を設けているとともに、該すすぎ経路L3中にすすぎ経路L3を開閉するすすぎ弁34を設けている。すすぎ弁34としては、例えば、ノーマルクローズの電磁弁を用いることができる。この場合、すすぎモードを実行する時だけすすぎ弁34に通電すれば良いため、コイルの発熱等を防ぐことができる。
【0024】
また、洗浄液供給経路L2の逆流防止弁31に隣接して、図11に示すように、遮蔽板36が設けてある。遮蔽板36は、図12及び図13に示すようなもので、洗浄液供給経路L2の逆流防止弁31のすぐ下流側で且つ、すすぎ経路L3が接続されている部分の上流側に設けられ、すすぎ経路L3からの水流が逆流防止弁31に直接当たるのを防止するものである。
【0025】
この遮蔽板36を設けていない場合には、すすぎ経路L3をすすいだ水がすすぎ弁34を通って洗浄液供給経路L2に流入し、逆流防止弁31に当たった後に、洗浄液供給手段32に吸引されて洗浄液供給経路L2の下流側(即ち洗浄液注入口33側)へと流れる。この時、すすぎ経路L3から流入した水が逆流防止弁31(例えばダックビルバルブ)に直接当たって力を及ぼして変形してしまうことがあった。そこで、このような遮蔽板36を設けることで、すすぎ経路L3から洗浄液供給経路L2に流入した水は、逆流防止弁31に当たらず遮蔽板36に当たった後に洗浄液供給経路L2の下流側へと流れるため、逆流防止弁31に力が及ぼされて変形してしまうことが防止できる。
【0026】
洗浄ノズル2は、図4に示すように、お尻洗浄ノズル22、ビデ洗浄ノズル23のほかに、便器内面を濡らしたり洗浄したりするための便器洗浄ノズル24と、お尻洗浄ノズル22及びビデ洗浄ノズルを洗浄するためのノズル洗浄ノズル21、並びにこれらのノズル21〜24ヘの流路を切リ替えるための流路切替機構、例えば、ステッピングモーターで駆動するロータリー切替弁20で構成されて、ロータリー切替弁20で流路を切リ替えることより、温水タンク12からの温水に洗浄液を混合し、お尻洗浄ノズル22またはビデ洗浄ノズル23から噴出することができるほか、混合水を便器洗浄ノズル24で便器内面に噴出したり、ノズル洗浄ノズル21から洗浄ノズル22,23に向かって噴出することができるものが好適に用いられる。
【0027】
給水経路L1中の洗浄ノズル2の上流側には、図2に示すように、すすぎ水を便器へ直接排水するための排水経路35を設けるようにしてもよい。この場合、すすぎモードを実行すると、洗浄液供給手段32や洗浄液供給経路L2及び洗浄液注入口33をすすいだ水が排水経路35に流れるように制御して洗浄ノズル2に流れ込まないようにすることができる。固着分を含んだすすぎ液が洗浄ノズル2に流れることで洗浄ノズル2が目詰まりしてしまうのを防止できるものとなる。
【0028】
排水経路35を設ける代わりに図3に示すように給水経路L1中の洗浄ノズル2の上流側に洗浄液は通過するが固形分は通過しない程度の粗さのフィルター14を設けて洗浄ノズル2の目詰まりを防ぐようにしてもよい。このフィルター14は、給水経路L1から着脱できるように構成しておくことで、フィルター14に引っ掛かった異物を定期的に除去することができる。
【0029】
前記操作部Bは、便座操作部、洗浄操作部、洗浄液供給経路をすすぐためのすすぎ操作部等で構成される。便座操作部には、便座温度を変更させるための便座温度操作キーが、洗浄操作部には、洗浄モードを操作するための洗浄モード操作キーと、洗浄水の温度を変更させるための洗浄温度操作キーと、洗浄時の洗浄流量を変更させるための洗浄流量操作キーが配置される。洗浄モード操作キーは、温水洗浄操作キー、洗浄液洗浄操作キー及びビデ洗浄操作キーで構成される。
【0030】
また、すすぎ操作部は、自動的にすすぎモードを実行するかしないかを選択するためのすすぎ実行選択キーと、使用者が押した時にのみすすぎモードを実行する手動すすぎキーとで構成される。使用者がこれらのキー操作を行うと、キー入力情報は主制御部に伝えられる。
【0031】
また、図6に示すように、使用者の着座を検知するための着座センサS1と、人のトイレヘの入室を検知するための入室検知センサS2(例えば赤外線センサあるいは超音波センサ)が配置される。
【0032】
洗浄モードとしては、お尻洗浄とビデ洗浄が有り、さらに、お尻洗浄には、通常の温水洗浄モードと洗浄液洗浄モードとがある。また、洗浄液供給手段32や洗浄液供給経路L2及び洗浄液注入口33をすすぐためのすすぎモードが設けられている。また、すすぎモードには、自動すすぎモードと手動すすぎモードを設けている。
【0033】
各モードにおける動作を説明すると、通常のお尻洗浄、ビデ洗浄、便器洗浄、ノズル洗浄の場合には、給水弁11が開き、水ポンプ13が駆動される。すすぎ弁34は閉じられたままで、洗浄液供給手段32も駆動されない。したがって、給水口から流入した水は、すすぎ経路L3あるいは洗浄液供給経路L2には流れず、給水経路L1にのみ流れ、ロータリー切替弁20で選択されたノズルより噴出する。洗浄液供給経路L2には逆流防止弁31を設けているために、給水経路L1側の温水が洗浄液タンク30に入ってくることはない。
【0034】
洗浄液洗浄モードが選択された際には、給水弁11が開いて水ポンプ13が駆動されるとともに、洗浄液供給手段32が作動する。ただし、すすぎ弁34は閉じられたままである。洗浄液供給手段32は洗浄液タンク30から洗浄液を吸引し、洗浄液注入口33から温水中に注入して温水と混合する。
【0035】
洗浄液が混合された温水は、ロータリー切替弁20を介して、お尻ノズル22より肛門に噴出される。
【0036】
また、給水経路L1のうち洗浄液注入口33の部位は、図14に示すように、給水経路L1の他の部位よりも流路断面積が大きくなるように形成してある。これにより、洗浄液供給経路L2から給水経路L1に流入する洗浄液は、給水経路L1を流れてきた温水と充分に撹拌混合された後、洗浄ノズル2より噴出されることになる。更にこの時、図15に示すように洗浄液注入口33の前後で給水経路L1が一直線にならないようにした場合、流路断面積が大きくなった洗浄液注入口33の混合部で還流が発生するため、撹拌の効果はより一層高くなって、濃度が均一となった洗浄液が噴出されるものである。
【0037】
洗浄液洗浄モードでお尻を洗浄する以外にも、ロータリー切替弁20で便器洗浄ノズル24あるいはノズル洗浄ノズル21を選択して、便器洗浄ノズル24あるいはノズル洗浄ノズル21から洗浄液混合温水を噴出してもよい。この場合、通常の洗浄よりも高い洗浄力が期待できる。
【0038】
すすぎモード時には、給水弁11とすすぎ弁34が共に開き、洗浄液供給手段32が駆動されるが、水ポンプ13は駆動されない。給水口から流入した水は、すすぎ経路L3と洗浄液供給経路L2及び洗浄液注入口33を通過した後、ノズル2に流入する。この時、すすぎ経路L3から洗浄液供給経路L2に流入した水は、遮蔽板36に当たって拡散された後、洗浄液供給手段32によって吸引されて洗浄液供給経路L2の下流側へと流れる。したがって、逆流防止弁31にすすぎ経路L3からの水が直接当たって変形してしまうのを防止することができる。更にこの時、水ポンプ13及び給水経路L1の圧損があるため、給水口から流入した水は給水経路L1にはほとんど流入しない。
【0039】
洗浄液供給経路L2をすすいだ後に洗浄ノズル2に達したすすぎ水は、ロータリー切替弁20がお尻ノズル22を選択している場合は、お尻ノズル22から肛門に水噴出され、洗浄液で洗浄された後の肛門周辺をすすぐ。ロータリー切替弁20が便器洗浄ノズル24あるいはノズル洗浄ノズル21を選択している場合は、すすぎ水は便器洗浄ノズル24あるいはノズル洗浄ノズル21から噴出される。いずれにせよ、水は洗浄液供給手段32、洗浄液供給経路L2及び洗浄液注入口32を通過するため、長期放置等によりこれらが固着するのを防止できる。
【0040】
本例では、すすぎモードの時、温水タンク12内の温水を使用しないため、温水タンク12内の温水温度が低下するのを防ぐことができるとともに、温水タンク12における加熱用ヒータの消費電力が増加するのを防止できる。
【0041】
次に、図5に示すタイミングチャートに従って動作例を説明する。使用者がトイレに入室後、着座すると、着座に連動してすすぎモード(以後、着座後すすぎ)が実行される。この場合、すすぎ水は便器洗浄ノズル24から便器に噴出され、便器内面を濡らす。便器洗浄は、例えば1秒間程度実行される。着座後、通常のお尻洗浄モードあるいはビデ洗浄モードを選択した場合には、お尻ノズル22あるいはビデノズル23から、温水が局部に向かって噴出される。洗浄液洗浄モードを選択した際は、洗浄液が混合された温水がお尻ノズル22から肛門に噴出される。
【0042】
洗浄液洗浄モードを停止する操作が実行されると、自動的にすすぎモード(以後、洗浄後すすぎ)に移行し、さらに一定時間(例えば、1秒〜10秒)経過した後に自動的にすすぎを停止する。すすぎモードの停止は、使用者のキー操作によって実行されてもよい。
【0043】
この際のすすぎ水は、お尻ノズル22から肛門周辺に噴出され、洗浄液供給経路L2やお尻洗浄ノズル22のすすぎに加えて、肛門周辺に残った洗浄液をすすぐために用いられることになる。
【0044】
さらに使用者が、離座するのに連動させて、再びすすぎモード(以後、離座後すすぎ)を数秒程度実行する。この際のすすぎ水は、ノズル洗浄ノズル21から洗浄ノズル22,23に向かって噴出される。洗浄液洗浄モードが選択されなかった場合には、洗浄後すすぎは実行しなくてもよい。図7はこの場合の例を示している。これにより、水を節約することができる。
【0045】
上記の着座後すすぎ、洗浄後すすぎ、離座後すすぎは、洗浄液洗浄モードを使用する毎に毎回実行することで洗浄液の固着防止効果が高くなるが、洗浄液洗浄モードの使用回数をカウントし、カウント値が一定値に達する毎に実行するようにしたり、積算タイマを設けて、前回のすすぎモードの実行からの経過時間が一定値を超えた時に、すすぎモードを実行するようにしてもよい。節水が可能となる。
【0046】
また、時計機能を有するタイマを設けて、使用者が設定した時刻にすすぎモードが実行されるようにしてもよい。この場合、トイレの使用頻度が少ない夜間などにすすぎを実行させることができる。
【0047】
着座後すすぎや離産後すすぎは、入室検知センサS2からの信号に連動させてもよい。この場合、入室後に着座後すすぎ(入室後すすぎ)が、退室後に離座後すすぎ(退室後すすぎ)が実行される。
【0048】
なお、すすぎ実行選択キーで、自動すすぎモードOFFが選択されている場合は、着座後すすぎ、洗浄後すすぎ、離座後すすぎのいずれか、あるいは、すべてが実行されないようにしておく。この場合、使用者が手動すすぎキーを選択することですすぎモードが実行される。この時のすすぎ水は、ノズル洗浄ノズル21や便器洗浄ノズル24から噴出されるようにしておくのが好ましい。
【0049】
すすぎ弁34を備えたすすぎ経路L3は、図8に示すように、給水経路L1の水ポンプ13と洗浄液注入口33との間から分岐して、洗浄液供給経路L2中の洗浄液供給手段32と逆流防止弁31との間に接続してもよい。この場合、すすぎモードが選択されると、給水弁11とすすぎ弁34が共に開き、水ポンプ13と洗浄液供給手段32が共に駆動される。給水口から流入した水は、温水タンク12を経て水ポンプ13によって一部が直接ノズル2に向かい、残りはすすぎ経路L3と洗浄液供給経路L2を通過したのち洗浄液注入口33で合流してノズル2に送られ、ロータリー切替弁20の選択位置に応じたノズル21〜24から噴出される。この場合、すすぎモードに温水が使用されるため、より高いすすぎ効果を得ることができる。図9はこの場合の動作の一例のタイムチャートを示す。
【0050】
なお、本例におけるすすぎモードでは、水ポンプ13を停止させておいてもよい。この場合、水道圧と洗浄液供給手段32で発生する圧力とによって洗浄液供給手段32や洗浄液供給経路L2及び洗浄液注入口33をすすぐことになる。水ポンプ13の圧損のためにすすぎ水量が低下するが、すすぎモードでは高い水圧を必要としないために問題は無く、しかも消費電力や騒音等を低減することができる。
【0051】
すすぎ経路L3は図10に示すように、給水経路L1の温水タンク12と水ポンプ13との間から分岐させてもよい。この場合、水ポンプ13を駆動させなくても温水すすぎが実行することができる。
【0052】
また、図16に更に他例を示す。これは、給水経路の洗浄液注入口よりも上流側に水道水中に含まれる金属イオンを除去するための金属イオン除去部37を設けたものである。金属イオン除去部37としては、イオン交換樹脂などの金属イオン除去フィルターが挙げられるが特にこれに限定されない。水道水中の金属イオンは、洗浄液中に含まれる脂肪酸と結合して金属石鹸を生成するため、この金属石鹸が流路に固着してしまうのであるが、本例のように金属イオン除去部37を設けることで、水道水中の金属イオンを除去することができて流路が目詰まりしてしまうのを防止することができる。
【0053】
【発明の効果】
以上のように本発明においては、洗浄液保持部から洗浄液注入口に至る洗浄液供給経路に該経路の洗浄用の水を供給するすすぎ経路を備えているために、すすぎ経路に洗浄用の水を供給することで、洗浄液供給経路及びこの経路に設置された部材に洗浄液の固化分が付着することを無くすことができるものであり、洗浄液の固化による動作不良を無くすことができる。
【0054】
更に、上記すすぎ経路は、給水経路中に配された洗浄水加熱用の加熱手段の前段と洗浄液供給経路とを接続しておくと、温水を利用する場合に比して、消費電力を少なくすることができる上に、局部洗浄にあたって水が温かくない事態を招くことを防ぐことができ、また、給水経路中に配された洗浄水加熱用の加熱手段の後段と洗浄液供給経路とを接続した場合には、温水によるすすぎを行えるために、洗浄液の固化分を確実に洗い流すことができる。いずれにしても洗浄液供給経路における洗浄液保持部側の端部に逆流防止弁を備えたものとしておくため、洗浄液保持部に水が逆流してしまうことがない。
【0055】
更に、洗浄液供給経路の逆流防止弁の下流側で且つすすぎ経路が接続される部分の上流側に、すすぎ経路からの水流が逆流防止弁に直接当たるのを防止するための遮蔽板を備えているため、すすぎ経路からの水が遮蔽板に直接当たって逆流防止弁に直接当たらないため、逆流防止弁に力が及ぼされて変形してしまうことが防止できる。
【0056】
すすぎ経路の途中に、すすぎ経路を開閉する開閉手段を設けたものとすると、すすぎ水の供給を必要な時だけに制限することができて、洗浄液が不当に薄められてしまうことがない。
【0057】
また、洗浄液供給経路を洗浄した水を便器へ排出するための排水経路を備えたものとしたり、洗浄ノズルの前段に、固形物濾過用のフィルターを配したものすると、洗い流された固化分で洗浄ノズルが目詰まりしてしまうことを防ぐことができる。
【0058】
そして、洗浄ノズルから洗浄水のみを噴出する温水洗浄モードと、洗浄液を洗浄水に混合した洗浄液洗浄モードと、洗浄液供給経路を洗浄するすすぎモードとを切り換えて実行することができるようになっているとともに、すすぎモードは他の動作モードに続いて自動実行されるものが好ましい。すすぎモードの実行を長期に怠ることで洗浄液の固化が進行してしまうことを防ぐことができる。
【0059】
この場合、洗浄液洗浄モード使用毎にすすぎモードが実行されると、確実に洗浄液の固化を防ぐことができ、洗浄液洗浄モードが所定回数実行される毎にすすぎモードが実行されるものであると、水の消費量を抑えることができる。
【0060】
また、人体の検知用の人体検知センサを有し、人体検知センサからの信号に連動してすすぎモードが実行されるようにしたり、人体の便座への離着座を検知するための着座センサからの着座信号に連動してすすぎモードを実行させるとともに、洗浄液供給経路を洗浄したすすぎ水を便器洗浄水として便器に噴出するものとしたり、人体の便座への離着座を検知するための着座センサからの離着座信号に連動させてすすぎモードを実行させるとともに、洗浄液供給経路を洗浄したすすぎ水をノズル洗浄水として洗浄ノズルに向けて噴出するものとしてもよい。
【0061】
また、給水経路のうち洗浄液保持部からの洗浄液が注入される洗浄液注入口の部分の流路断面積を該給水経路の他の部分の流路断面積よりも大きくしたものとすると、洗浄液供給経路から給水経路に流入する洗浄液が給水経路を流れてきた温水と充分に撹拌混合されるようにできる。
【0062】
また、給水経路の洗浄液注入口よりも上流側に水道水中に含まれる金属イオンを除去するための金属イオン除去部を備えたものとすると、水道水中の金属イオンを除去することができて、金属イオンに起因する金属石鹸による流路の目詰まりを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の配管図である。
【図2】同上の他例の配管図である。
【図3】同上の更に他例の配管図である。
【図4】同上の洗浄ノズルの詳細例を示す配管図である。
【図5】同上の動作の一例を示すタイムチャートである。
【図6】同上の外観を示す斜視図である。
【図7】同上の動作の他例を示すタイムチャートである。
【図8】別の例の配管図である。
【図9】同上の動作の一例を示すタイムチャートである。
【図10】さらに別の例の配管図である。
【図11】さらに別の例の配管図である。
【図12】同上の遮蔽板の詳細例を示す配管図である。
【図13】同上の遮蔽板の詳細例を示す斜視図である。
【図14】給水経路の洗浄液注入口の部分の流路断面積を大きくした一例を示す部分配管図である。
【図15】給水経路の洗浄液注入口の部分の流路断面積を大きくした他例を示す部分配管図である。
【図16】さらに別の例の配管図である。
【図17】従来例の平面図である。
【図18】同上の配管図である。
【図19】同上の動作説明図である。
【符号の説明】
L1 給水経路
L2 洗浄液供給経路
L3 すすぎ経路
2 洗浄ノズル
30 洗浄液タンク
33 洗浄液注入口

Claims (13)

  1. 洗剤等の洗浄液を保存するための洗浄液保持部と、給水口から局部へ洗浄水を噴出するための洗浄ノズルヘ至る給水経路の途中に配設されて前記洗浄液保持部から洗浄液を注入する洗浄液注入口とを有しているとともに、洗浄液保持部から洗浄液注入口に至る洗浄液供給経路に該経路の洗浄用の水を供給するすすぎ経路を備え、すすぎ経路は、給水経路中に配された洗浄水加熱用の加熱手段の前段と洗浄液供給経路とを接続しているとともに洗浄液供給経路における洗浄液保持部側の端部に逆流防止弁を備え、洗浄液供給経路の逆流防止弁の下流側で且つすすぎ経路が接続される部分の上流側に、すすぎ経路からの水流が逆流防止弁に直接当たるのを防止するための遮蔽板を備えていることを特徴とする局部洗浄装置。
  2. 洗剤等の洗浄液を保存するための洗浄液保持部と、給水口から局部へ洗浄水を噴出するための洗浄ノズルヘ至る給水経路の途中に配設されて前記洗浄液保持部から洗浄液を注入する洗浄液注入口とを有しているとともに、洗浄液保持部から洗浄液注入口に至る洗浄液供給経路に該経路の洗浄用の水を供給するすすぎ経路を備え、すすぎ経路は、給水経路中に配された洗浄水加熱用の加熱手段の後段と洗浄液供給経路とを接続しているとともに洗浄液供給経路における洗浄液保持部側の端部に逆流防止弁を備え、洗浄液供給経路の逆流防止弁の下流側で且つすすぎ経路が接続される部分の上流側に、すすぎ経路からの水流が逆流防止弁に直接当たるのを防止するための遮蔽板を備えていることを特徴とする局部洗浄装置。
  3. すすぎ経路の途中に、すすぎ経路を開閉する開閉手段を設けていることを特徴とする請求項1又は2記載の局部洗浄装置。
  4. 洗浄液供給経路を洗浄した水を便器へ排出するための排水経路を備えていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の局部洗浄装置。
  5. 洗浄ノズルの前段に、固形物濾過用のフィルターを配していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の局部洗浄装置。
  6. 洗浄ノズルから洗浄水のみを噴出する温水洗浄モードと、洗浄液を洗浄水に混合した洗浄液洗浄モードと、洗浄液供給経路を洗浄するすすぎモードとを切り換えて実行することができるようになっているとともに、すすぎモードは他の動作モードに続いて自動実行されるものであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の局部洗浄装置。
  7. 洗浄液洗浄モード使用毎にすすぎモードが実行されるものであることを特徴とする請求項6記載の局部洗浄装置。
  8. 洗浄液洗浄モードが所定回数実行される毎にすすぎモードが実行されるものであることを特徴とする請求項6記載の局部洗浄装置。
  9. 人体の検知用の人体検知センサを有し、人体検知センサからの信号に連動してすすぎモードが実行されるものであることを特徴とする請求項6乃至8のいずれか一項に記載の局部洗浄装置。
  10. 人体の便座への離着座を検知するための着座センサからの着座信号に連動してすすぎモードを実行させるとともに、洗浄液供給経路を洗浄したすすぎ水を便器洗浄水として便器に噴出するものであることを特徴とする請求項6乃至9のいずれか一項に記載の局部洗浄装置。
  11. 人体の便座への離着座を検知するための着座センサからの離着座信号に連動させてすすぎモードを実行させるとともに、洗浄液供給経路を洗浄したすすぎ水をノズル洗浄水として洗浄ノズルに向けて噴出するものであることを特徴とする請求項6乃至10のいずれか一項に記載の局部洗浄装置。
  12. 給水経路のうち洗浄液保持部からの洗浄液が注入される洗浄液注入口の部分の流路断面積を該給水経路の他の部分の流路断面積よりも大きくしたことを特徴とする請求項1乃至11のいずれか一項に記載の局部洗浄装置。
  13. 給水経路の洗浄液注入口よりも上流側に水道水中に含まれる金属イオンを除去するための金属イオン除去部を備えたことを特徴とする請求項1乃至12のいずれ か一項に記載の局部洗浄装置。
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