JP4066047B2 - 畳縫着機 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、畳を製造する際に使用する畳縫着機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
畳縫着機においては両平刺し機と呼ばれて、上前側・下前側のミシンが一つのベースに搭載されて畳の長手方向に走行し、下前側のミシンのみがクセ取り動作を行う装置、また、上前側・下前側のミシンが固定のベースに搭載されて畳が台車に載置されて固定された状態で走行し、畳の走行に従って下前側ミシンがクセ取り動作を行う装置が知られている。これらの場合、上前側のミシンは畳の巾方向については移動することが出来ず、両側のミシンの駆動は一体であった為に片側のみを縫着することは出来ず、下前に切り欠きがある場合には、その切り欠き部分を同形状に近い畳心材等で埋めて上前・下前共に切り欠きに関係なく縫着するしかなかった。また両平刺し機は、多くの畳の平刺しを行う目的で設計されているので、五八、本間、三六といった基準寸法に対してかなり幅の狭い畳については、縫着することが出来なかった。
【0003】
また、両用機と呼ばれている縫着機の中には、平刺しと返し縫いのミシンが一体となって走行する畳縫着機のミシンを上前側・下前側に対角に配置し、作業者が畳の上前を表定規に合わせて運転するという装置が知られている。この装置において、上前側は、上前側のミシンが走行レールと平行直線に走行して縫着・切断を行い、下前側は、下前側のミシンを作業者が予め寸法に合わせて切断した畳表の切り口に手動のハンドルを回して畳の巾方向に移動させて縫い始め位置に合わせ、畳のクセについても作業者が常に畳表の切り口と刃物が一致するようにハンドルを操作して縫着しなければならなかった。この縫着機の場合、作業者が畳のクセに合わせてハンドルを操作する必要があり、幅の狭い畳についても上前側のミシンのハンドルを作業者が合わせて縫い進める必要がある為、自動化された縫着機ではなかった。
【0004】
両用ロボット(特開平8−98969号)、平刺しロボット等と呼ばれ上前側の平刺しが終わると畳を旋回させて下前側の平刺しの時には、畳をミシン側へ押し込む位置を制御して寸法通りに仕上げる縫着機があるが、必ず片側ずつを縫う為にミシンが上前・下前専用で2台設置されている縫着機に比べると倍近い工程時間がかかってしまっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上前側・下前側にミシンがある両平刺し機と呼ばれている縫着機の場合、畳を幅方向の中央付近で保持して固定する装置であり、上前側ミシンは畳の上前、つまり直線の縫着・切断しかできない。
【0006】
畳のクセを自動で縫着する為には、上前の定規で畳を位置合わせしてから固定する必要があり、下前側のミシンでしかクセ取りを行うことが出来ない。また、上前側・下前側のミシンが一つの駆動軸で連結されて回転する為に片側だけ、上前だけとか下前だけを縫い直したい場合でも両方のミシンが動いてしまう為に、縫い直しの不要な側については縫着針を外したり、糸切れ検知装置を働かなくしたり、さらに刃物を外したりしなければならず、それらの処置を不注意で行わなかった場合には、せっかく仕上げた側の縁や畳床等を傷めてしまうこともあった。また、別の畳を平刺しするために上記のように外したり、動作をさせなくした部分の復帰にも手間がかかってしまっていたのである。
【0007】
また、幅が狭い畳(2尺4寸よりも狭い畳)になると下前にクセがある畳の場合、上前側ミシンと下前側ミシンの間に畳を固定する装置がある為に、下前側ミシンは畳のクセに追従可能な範囲が制限されてしまい、幅の狭い畳を縫着することが出来なかった。
【0008】
切り欠きがある畳の時には、切り欠き部分を切り欠きが無い畳と同じように埋める細工をしてから縫着(平刺し)を行い、縫着が終わった後に、本来切り欠きである部分を縫った糸を切り、切り欠き部分を埋めたものを取り外すという手間をかけなければ縫うことが出来ない。また、縫い始めや縫い終わりには、小針といって通常の縫いピッチよりも小さな縫い幅で縫って畳表のイスジの流れ(い草の直進性がゆがんでしまうこと)を防いだり、縫い糸の解れを防いだりするが、切り欠きの部分を埋めてから縫着するために、切り欠き部の前後に小針を入れることが出来なかった。
【0009】
上前、下前両側を同時に平刺しを自動で縫着することが出来るが特殊なクセ(自動でクセ取りできるのは通常長さ方向3尺に対して4〜5分であり、それを超えるようなクセであるとか、クセの折り返し位置は畳を長手に2分割や4分割にした3カ所(間中)や5カ所(小間中)であるがその位置にこないようなクセがある場合等)がある畳は従来の両平刺し機では縫着できない。これらのような畳の場合は、両用機や平刺し専用機で縫わなければならない為に両平刺し機の他に両用機や平刺し専用機を準備しなければならず設備やスペース的に負担が大きく、両用機や平刺し専用機が無い場合には、手で縫わねばならずに非常に手間がかかってしまっていた。
【0010】
両用機を2台対角に配置した機械では、クセに合わせてミシンが走行レールと直角に自動で移動することが出来ない為に作業者が付きっきりでミシンを操作する必要があった。また、畳のクランプ装置が両用機や平刺し専用機と同じように床押さえ装置を角ネジ等で下降させる方式で機械の両側に柱状に障害物があり、また、全く同じミシンを対角に配置している為に畳の縫着後、畳の排出方向を上前側か下前側に取り出すことしかできなかった。
【0011】
片側ずつ自動で平刺しする両用ロボットや平刺しロボットと呼ばれる縫着機の場合は、片側ずつしか縫着できない為に1枚の畳を縫着するのに4分近く時間が掛かってしまう。そのため、1日の作業枚数が50枚〜100枚前後に制限されることとなってしまうという課題があった。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本件発明の請求項1は、畳に畳縁を縫い付けながら所望の巾寸法に切断する畳の平刺し行程において、上前側及び下前側の両側に平刺しを行うミシンを具備し、上前側及び下前側の両ミシンが畳の長手方向と長手方向と直交する方向の両方向に移動可能とされ、かつ上前側または下前側のミシンは上記両方向に関してそれぞれのミシンが単独で移動可能とされていることを特徴とする畳縫着機である。
【0013】
上前側及び下前側の両側に平刺しを行うミシンが具備されて、上前側及び下前側の両ミシンともが畳のクセ取りを行う方向、すなわち畳の長手方向と長手方向と直交する方向の両方向に移動可能とされ、かつ上前側または下前側のミシンは上記両方向に関してそれぞれのミシンが単独で移動可能とされているので通常の両平刺しをする以外に両側にクセがある畳や、幅が狭く一度に両側の平刺しを行えない畳を本縫着機で縫着または縫着及び切断をすることが可能となり、本発明の縫着機1台で多機能に使用できる。
【0014】
本件発明の請求項2は、上前側及び下前側のミシンがそれぞれ単独で畳の平刺しの縫着及び切断をしながら自動的にクセ取りを行い得ることを特徴とする請求項1記載の畳縫着機である。
【0015】
請求項1の発明を上前側及び下前側のミシンがそれぞれ単独で畳の縫着をしながら自動的にクセ取りを行い得るようにした発明であり、上前または下前のみの縫い直しや両側にクセのある畳のクセ取り、さらには幅の狭い畳の上前・下前の縫着が行えるようになる。
【0016】
本件発明の請求項3は、下前側のミシンだけを駆動して畳を平刺しすることができ、畳の上前を表定規によって位置合わせを行った後、上記位置合わせした点を基準として入力された寸法通りに下前側ミシンが縫着または縫着と切断を行いながら自動的にクセ取り動作を行うことを特徴とする請求項1記載の畳縫着機である。
【0017】
この発明により、縫着または縫着と切断を行いながら自動的にクセ取り動作を行うことが下前だけで可能となる。そしてまた従来は対応するには大変手間のかかっていた下前側のみの縫い直しも容易にできるようになり、効率的に畳の縫着ができる。
【0018】
本件発明の請求項4は、上前側のミシンだけを駆動して畳を平刺しすることができ、畳の上前を表定規によって位置合わせを行った後、上前側の縫着または縫着と切断を自動的に行うことができる請求項1記載の畳縫着機である。
【0019】
この発明により、縫着または縫着と切断を自動的に行うことが上前だけで可能となる。そしてまた従来は対応するには大変手間のかかっていた上前側のみの縫い直しも容易にできるようになり、効率的に畳の縫着ができる。
【0020】
本発明の請求項5は、仕上げる畳の最小寸法を基準として、畳の長手辺の両端及び中央部、さらには両端と中央部の中間部という3カ所あるいは5カ所の各点における仕上げ寸法から最小寸法を減算した数値を畳の偏差として入力し、上前を表定規に平行かつ畳の下前側の最小寸法位置を表定規に位置合わせして上前側ミシンにより、入力した偏差に基づき畳の下前側を縫着または縫着と切断を行いながら自動的にクセ取り動作を行うことを特徴とする請求項1または請求項4記載の畳縫着機である。
【0021】
この発明により、上前側でクセ取り動作を行うことができ、幅の狭い畳や、両側にクセのある畳が効率的に縫着できるようになる。
【0022】
本件発明の請求項6は、畳の下前に切り欠きがある畳を縫着する際に、下前側ミシンはクセ取り動作を行いながら切り欠きの手前で縫着を停止し、縫着を停止した状態で切り欠きを通過した後、畳を再び縫着開始することができることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の畳縫着機である。
【0023】
この発明により、上前側は下前側に関係なく上前の縫着ができ、下前はクセ取り動作を行いながら切り欠きに対する縫着ができるようになる。そのために切り欠き手前で小針縫いを行ったり、切り欠きの通過後の縫着では再び小針縫いを行うことも可能となる。切り欠きをセンサ等で自動検出させたり、作業者が目視で判断して次の動作を入力することにより、自動化した畳縫着機やコストを抑えた畳縫着機を提供することができるのである。切り欠きが深く、縫着を停止してミシンを通過させる制御や、切り欠きが浅く十分縁及び縁下紙の縫着が可能な場合は切り欠きがあっても縫着を行う動作等種々の動作が制御、または作業者が目視で判断して操作できるようになるのである。
【0024】
本件発明の請求項7は、切り欠きのある畳を縫着する際に、上前側ミシンはクセ取り動作を行いながら切り欠きの手前で縫着を停止し、縫着を停止した状態で切り欠きを通過した後、畳を再び縫着開始することができることを特徴とする請求項1または請求項2記載の畳縫着機である。
【0025】
この発明により、幅の狭い畳に切り欠きがある場合などの対応ができるようになり、畳の縫着が効率的になるのである。
【0026】
【発明の実施の形態】
本件発明の実施の形態について説明する。本件発明の両平刺し機1の実施の形態の1例を図1から図3に示す。両平刺し機1は中央付近上前側寄りに畳Aを固定する畳台2(図2において畳台2の下降した位置を二点鎖線で示している)があり、その両側に上前側ミシン3と下前側ミシン4が配置してあり、上前側ミシン3と下前側ミシン4はそれぞれに畳の長手に沿って走行する為の走行レール5、ミシン走行モーター6、チェーン7及びミシン駆動のためのミシン駆動モーター8を有している。
【0027】
また、ミシンの走行位置を知る為のエンコーダ9及び畳Aを検出する為の光電スイッチ10がある。上前側ミシン3と下前側ミシン4はそれぞれ走行レール5と直角方向にも移動できるように構成されており、その移動の為のクセ取りモーター11及び位置検出のクセ取りエンコーダ12があり、これらを制御する制御装置13及び畳の寸法データを入力する為の操作盤14が設置されている。
【0028】
本発明の両平刺し機1で上前・下前両側を同時に縫着する場合、つまり通常の両平刺し作業をする場合は、両平刺しという運転モードを選択し、まず畳の寸法データを操作盤14から入力するか、パソコンから畳のデータを通信で取り入れて畳の寸法データを記憶させる。畳の寸法データは、従来と同様に制御装置13内にメモリを有しており複数枚記憶できる構成となっている。
【0029】
記憶させた畳の寸法データからこれから縫着する畳の寸法データを呼び出して、畳Aを畳台2に載置し、畳台2を上昇させて畳Aの上面が上部クランプバー16にほぼ接する位置まで上昇させる。この位置ではまだ畳Aは本締めされておらず畳Aの移動は可能であり上前を表定規15に合わせて畳台2を上昇させて上部クランプバー16との間で畳Aを固定する。(畳の厚みが変わった場合にセット位置がずれるので表定規15を使用して位置決めする場合は畳の上面が上部クランプバー16にほぼ接する程度まで上昇させている。)
【0030】
運転スイッチ(図示せず)を押すと上前側ミシン3及び下前側ミシン4が走行を開始し、それぞれが畳Aを検知した所で停止した後にミシン部の床受け17が上昇して畳Aの縫着部を挟み込みミシンがそれぞれ運転を開始する。縫い始めにおいては、小針と呼ばれる通常の縫い間隔よりも狭い小針縫いで数針縫い付け、さらに数針縫い進むと縁21と縁下紙22をクランプしていた装置が縁21と縁下紙22を解放して縫い進んで行く。上前側ミシン3は、表定規15と刃物18の位置が一致した位置を直線に走行して縫着・切断を行い、下前側ミシン4は、畳の寸法データにより走行に合わせて走行レールと直角方向に移動してクセ取りと呼ばれる縫着・切断動作を行いながら縫い進んで行く。畳Aの縫い終わりの端近くまでそれぞれのミシンが縫い進むと畳の縫い終わり位置を検出し、縫い終わりの部分に小針縫いを行い、畳の端まで縫い進むと縫着針20が上昇した状態で上前側ミシン3及び下前側ミシン4が停止する。この位置ではまだ畳床の切断は完了していない為に刃物18だけ駆動させた状態で上前側ミシン3及び下前側ミシン4がさらに走行する。畳Aの切断が完了し、縁21及び縁下紙22を切断する位置まで走行すると上前側ミシン3及び下前側ミシン4の走行は停止して縁21及び縁下紙22及び縫着糸23を保持した後に切断する。(縁及び縁下紙の切断・保持の詳細については本出願人が既に提案している特公平1−39795号を利用しているのでここでは特に詳述しない)
【0031】
畳Aを固定していた畳台2が下降して畳Aを解放し、畳Aを排出する。この時、排出方向を上前側や下前側へ排出する方向を選択している時は、畳Aを解放した時点で両平刺し機1は停止しているので作業者が畳Aを排出する。排出方向を長さ方向に選択している時は、ミシンが後退する時にミシンの一部(例えば床受け17など)を利用して畳Aを押して両平刺し機1から排出する。運転スイッチ(図示せず)を押すことによりミシンが後退し畳Aがミシン復帰方向(図2の右方向)へ排出される。この排出方向の切り替えは、設置する畳店のスペースで効率的に畳の製造ができる機械の配置レイアウトを多様に対応できるようにするためであり、ミシンで畳Aを自動排出させるのは、作業者は複数の機械を操作するため負担を少しでも減らし、効率的に作業ができるようにするためである。長さ方向へ自動排出する方式では、機械の設置場所として機械の長さにさらに畳の長さを足したスペースが必要である。スペース的に余裕がないという場合においては、上前側或いは下前側へ排出できるようにして狭い場所にも設置できるように構成されているのである。
【0032】
本発明においては、上前側ミシン3と下前側ミシン4の両側のミシンを別々に単独で走行及び駆動させていることによりさらに以下に詳述する機械の使用が可能になり、効率的な畳の製造が可能となった。
【0033】
まず第一には、上前のみを縫着する場合、上前平刺しという運転モードを選択し、畳Aを畳台2に載せ畳台2を上昇させて畳Aの上面が上部クランプバー16にほぼ接する位置まで上昇させる。この位置ではまだ畳Aは本締めされておらず畳Aの移動は可能であり、上前を表定規15に合わせて畳台2を上昇させて上部クランプバー16との間で畳Aを固定する。上前側ミシン3だけが走行して上記両平刺し時の上前側ミシン3と同様の縫着・切断動作を行う。
【0034】
第二に、下前のみを縫着する場合、下前平刺しという運転モードを選択し、記憶させた畳寸法データからこれから縫着する畳のデータを呼び出して、畳Aを畳台2に載置し、畳台2を上昇させて畳Aの上面が上部クランプバー16にほぼ接する位置まで上昇させる。この位置ではまだ畳Aは本締めされておらず畳Aの移動は可能であり、上前を表定規15に合わせて畳台2を上昇させて上部クランプバー16との間で畳Aを固定する。下前側ミシン4だけが走行して両平刺し時の下前側ミシン4と同様に縫着・切断及び走行に合わせてクセ取りを自動的に行う。
【0035】
第三に、畳Aの巾は通常と同じで切り欠きがある場合(畳の表替えで既に切り欠きがある畳を平刺しする場合)は、切り欠きがある側を下前側ミシン4の側にして(通常、切り欠きは敷居等に接する下前側にある)両平刺しと同じ操作及び動作を縫い始めまで行う。縫い始めの位置に切り欠きがある場合は、光電スイッチ10が切り欠きが有ることを検知して下前側ミシン4は停止したままの状態となる。上前側ミシン3は、下前側ミシン4の動作とは関係なく、通常の縫着、すなわち両平刺しの場合と同じ縫着動作をして平刺しを行っていく。下前側ミシン4の縁21及び縁下紙22の保持を解放させて切り欠き部を飛ばして切り欠きを行き過ぎた場所まで下前側ミシン4を走行させ、縁21及び縁下紙22を畳Aの框面に作業者が縁引き等を用いて止める。縁21及び縁下紙22の固定ができてから下前側ミシン4の運転スイッチ(図示せず)を押すと下前側ミシン4が駆動して縫着を開始する。
【0036】
縫い始めに、自動で小針縫いを行い、この後、切り欠きが無ければ自動で最後まで縫着・切断を行い縁21・縁下紙22及び縫着糸23の保持・切断を行い、通常の両平刺しと同じ動作を行う。切り欠きを検出するセンサを畳Aがあるかどうかを判別する光電スイッチ10と兼用しているが、切り欠きの有無を判別するセンサを別に設けてもよい。また切り欠きの有無は作業者が目視で判別して縫着を停止させるというマニュアル方式としてもよい。作業者が行う作業を軽減するほど畳製造の自動化ができ、マニュアル対応を作業者にさせる構成とすれば両平刺し機1のコストを安価に抑えることができる。
【0037】
そして、また途中に切り欠きが有る場合は、光電スイッチ10が切り欠きの有無を検知するため、切り欠きの近くになったときに自動で下前側ミシン4が小針縫いを行いミシンを停止させる。もちろん上記したように作業者に切り欠きの手前で小針のスイッチを入れるさせるというマニュアル操作をさせてもよい。
【0038】
そして、切り欠き部分を飛ばして次の縫い始め位置へ下前側ミシン4を走行させ、下前側ミシン4の運転スイッチ(図示せず)を押すと所定分の小針縫いを行った後に通常の本針縫い(通常ピッチでの縫着)を行い、縫い終わりでまた再度小針縫いを行って下前側の平刺しを完了する。縫い初めと縫い終わりに小針縫いを行うことと行わない設定ができるように操作盤14に小針縫いを行うかどうかのスイッチを設けて作業者に必要に応じて切り替えさせるようにしておいてもよい。図4は途中に切り欠きがある畳を縫着した場合の小針縫いと本針縫いを説明する図である。図4の上側が上前で、下側が下前である。切り欠き部分においては縁21・縁下紙22は畳Aに隅止めするように巻付けるのであるが、巻き付ける分の長さがない場合は、ミシンを停止させて切り欠き部分で縁21・縁下紙22を少し引き出してたるませておく。縫着糸23は切り欠き部分では縁保持装置24で切断してもよいし、ミシンを縫着方向へ走行させて切り欠きを通過させている間は縫着糸を引き出しながら走行させておいてもよい。このように次の縫着ができる程度に縫着糸にテンションがかかっているなら特に切断せずにおいてもよいのである。
【0039】
縫い終わりに切り欠きが有る場合は、光電スイッチ10が切り欠きを検知して小針縫いを行って下前側ミシン4を停止させた状態となっているので、縫着が完了したスイッチ(図示せず)を作業者が押すと、下前側ミシン4を縁が切断できる位置まで走行させ、縁21・縁下紙22及び縫着糸23を保持・切断して畳台2が下降して畳Aを解放して平刺しが完了する。もちろん切り欠きの手前で作業者が小針のスイッチを入れて小針縫いをさせた後、縫い終わりの位置まで縫い進んだ時に縫着が完了したスイッチ(図示せず)を押すことで上記同様に平刺しの完了となるような操作でもかまわない。
【0040】
上前側ミシン3は下前側ミシン4とは無関係に平刺しを行って縫着完了位置で待機している。
【0041】
平刺しの完了した畳Aは上前側(図3の上方向)、下前側(図3の下方向)、ミシン縫着方向側(図2の右方向)、ミシン復帰方向側(図2の左方向)のいずれにでも排出が可能な構造となっている。上前側、下前側及びミシン縫着方向側には作業者が排出させ、ミシン復帰方向側においては、上前側ミシン3及び下前側ミシン4が初期位置へ復帰する際に、床受け17の端面17aで畳Aを自動的に押し出すことが可能である。畳台2が下降すると畳Aも下降するので、床受け17で押し出すことが可能な位置関係としているのである。もちろん排出のための別手段(例えば駆動ローラーなど)を畳台2に設けて任意の位置へ自動で排出させることも可能である。
【0042】
上記の光電スイッチ10は畳を縫う位置の少し外側の位置で畳の有無を検出している。つまり切り欠きが深く縫着ができない場合は畳がないと検知し、畳があると検知すれば下前側ミシン4が縫着を行うのである。したがって、切り欠きの浅い場合は光電スイッチ10は畳Aがあると検知して縫着を行うという制御となる。もちろん畳の有無と切り欠きの深さがどの程度あるのかということを検知するセンサはそれぞれに設けたり、また必要に応じて複数設置して詳細に切り欠きの深さがどの程度であるかを検知させて縫着をするしないの制御をしてもよいのである。畳の有無と切り欠きの深さを別のセンサで検知させた場合には、切り欠きのある畳においても畳の切り欠きなのか畳の終了端部なのかということまで判別させることができるため自動運転制御が可能にできる。この制御は当然のことながら上前側ミシン3にも適用することができる。
【0043】
次に幅の狭い畳の平刺しを行う場合について説明する。(図5参照)幅の狭い畳を平刺しする場合は上前、下前とも上前側ミシン3で平刺しを行う。
【0044】
上前の平刺しは通常クセがない為寸法入力の必要はない。上記通常の平刺し作業と同様に、畳Aを畳台2に載置し、畳台2を上昇させて畳Aの上面が上部クランプバー16にほぼ接する位置まで上昇させる。この位置ではまだ畳Aは本締めされておらず畳Aの移動は可能であり上前を表定規15に合わせて畳台2を上昇させて上部クランプバー16との間で畳を固定する。以後は、上前側ミシン3だけが駆動・走行して平刺しを行い、縁21・縁下紙22及び縫着糸23の保持・切断までは通常の両平刺しでの上前側ミシン3の動作と同様に行う。上前側ミシン3は、縁21・縁下紙22及び縫着糸23の保持・切断をした位置で待機し畳台2をスイッチ(図示せず)で下降させ、畳Aを取り除いた後に、スイッチ(図示せず)を押すと上前側ミシン3が初期位置まで後退する。
【0045】
下前の平刺しの場合は、クセのある畳の場合最小巾の寸法を0(ゼロ)、すなわち基準として最小寸法に対して間中(または小間中)の他の点がいくら大きいかを機械に入力(従来の入力通り基準より大きい場合には正の数で入力する。ちなみに基準より小さい場合は負の数で入力する)し、上前が表定規15と平行となるように下前の最小の位置を表定規15に合わせ(例えば事前に下前側の畳の両側に最小寸法位置をけがいておくなどの下準備をしておき、その点を表定規15に位置合わせするなど)、畳台2を上昇させて上部クランプバー16との間で畳Aを本締めして固定する。運転スイッチにより、上前側ミシン3だけが駆動し、平刺し動作とともに走行に合わせたクセ取り動作を行い、上前の縫着時と同様に縁21・縁下紙22及び縫着糸23を保持・切断した位置で上前側ミシン3が待機する。畳台2をスイッチ(図示せず)で下降させ畳Aを排出した後に、スイッチ(図示せず)を押し上前側ミシン3を初期位置へ後退させる。
【0046】
上記のように、幅の狭い畳においては、中央付近の上前側寄りに畳Aを固定する畳台2があり、下前側ミシン4では平刺しをすることができないため上前側ミシン3がクセ取りも行うように構成されている。これによって、両用機等の機械を別に設置しておかなくても幅の狭い畳の平刺しに対応できるのである。
【0047】
上記では最小寸法位置を基準としたが、最大寸法位置を基準としてもかまわない。基準を決めておき、その基準に対する寸法偏差を入力すれば、幅の狭い畳でも従来の自動機で行えていたように自動でクセ取りが実施できるのである。幅の狭い畳でもできるよう、本発明の両平刺し機1は、畳Aのクランプ位置が上前側ミシン3に近い位置に設けられているのである。
【0048】
次に特殊なクセがある畳の平刺しについて説明する。特殊なクセがある畳の場合にも上前側ミシン3のみを使用して平刺しを行う。特殊なクセとは、間中・小間中の寸法入力した点を直線で結んだ形状では対応できないようなクセの場合であり、間中・小間中の点以外の部分に曲がりがあるという場合などである。この場合では自動的にクセ取りすることはできないため作業者がクセ取りのためのミシン移動をマニュアル操作で行う。
【0049】
縫い始め・縫い終わりの位置を(事前に位置を畳にけがいておいたり、畳表を仕上げるクセの寸法通りに切断しておく等の下準備をして、その位置を)表定規15に合わせて畳台2を上昇させて上部クランプバー16との間で畳Aを本締めし固定する。縁保持装置24は使用せずに運転スイッチ(図示せず)を押し、縫い始め位置までミシンを走行させる。縫い始め位置で上前側ミシン3は一時停止して待機しているので縁及び縁下紙を縁引き等で框部分に固定し、運転スイッチを押すと平刺しを開始するので予め寸法に切った畳表の端面に刃物18を合わせるように手動ハンドル19を操作して縫着を行う。縫い終わり前に小針縫いを行い縫い終わり位置にくると上前側ミシン3は縫着針20が上昇した位置で停止する。さらに上前側ミシン3を走行させて畳Aの端まで刃物18で切断し、縁及び縁下紙を切断する位置まで進め、縁・縁下紙及び縫着糸を縁保持装置24で切断し、畳Aのクランプを解除して畳Aを排出し運転スイッチを押して上前側ミシン3を後退させる。
【0050】
また特殊なクセとして、最近になって一般住宅や温泉旅館等において廊下に畳を敷き込むという内装も増えて来ている。このため、上前及び下前の両側にクセがある畳という場合も増えてきている。そのため、上記に説明したようにクセのある場合には最小寸法を基準として上前側のクセを入力し、下前側のクセも上前側の基準に合わせて畳の寸法データを入力しておくことにより、上前及び下前両方にクセがついている畳も一度に平刺しすることができる。
【0051】
上記においては、全て縫着するミシンが走行することとして詳細を説明したが、ミシンを走行させずに畳を固定した畳台車側を走行させてもよいのである。この場合には、上前側ミシンと下前ミシンを1台のモーターと一本の駆動軸で連結し、間にクラッチを設けてどちらか一方のミシンだけを駆動させることが可能とでき、モーターの数を減らしコストを下げることができる。こうすることで切り欠きのある畳の場合に下前側は縫着を停止した状態で上前側のみ縫着することができ、切り欠きを通過したときに再び畳の縫着が行えるようになる。
【0052】
また、ミシンが走行する機械の方式でも共通のミシンベースに上前側ミシンと下前側ミシンを載置し、上記のように1台のモーターと一本の駆動軸で連結し、クラッチを設けてどちらか一方のミシンだけを駆動させてもよい。ミシンベースに上前側ミシンと下前側ミシンを載置しても両方のミシンがそれぞれクセ取りができるようになっており、どちらか片側だけの縫着を行う場合に畳に干渉しない位置に退避ができる構成を取っていればよいのである。しかしその構成であると機械自体が大きくなってしまうため、設置スペースを優先する場合には先に説明した独立して縫着ができる構成が好ましい。
【0053】
以上、上記において平刺しするとは、新畳を製作する場合には縁及び縁下紙の縫着と畳及び畳表の切断の両方を合わせて意味し、また、畳表の表替えの場合は、既に敷き込まれていた畳の畳表を外して使用するので畳の切断は行わずに縁及び縁下紙の縫着と畳表のみの切断を意味するとして使用していることを補足しておく。
【0054】
また、平刺しをする場合には、畳の固定については上面を基準とする上基準が通常であるが、もちろん下基準としてもよい。つまり上部クランプバー16を下降させて畳を固定するという構造である。この場合、表定規15は上部クランプバー16とともに昇降するため、上部クランプバー16が上昇したままの位置であると畳の厚みによって、表定規15で位置決めする位置が変化してしまう。また、平刺しにおいては刃物18は通常所定角度θ(通常は4度程度)傾けて畳を切断している。そのため畳の厚みが変わると畳の厚みの差にtanθを乗じた寸法分切断位置がずれてしまうこととなる。それらのために畳の厚みを検出させて、刃物18を移動させて切断位置を補正するという構成を取る必要がある。上記の寸法ずれは全て計算で算出できるため自動化して補正することも、マニュアル操作で補正することも可能である。本発明の畳縫着機においては上基準でも下基準でもどちらでも採用することができる。また、両平刺し機を動作させる運転スイッチ等の各スイッチは、自動運転させる場合やマニュアルにより各ミシン等の各要素を動作させるスイッチなどを適宜設け、使い勝手に応じて1カ所だけでなく複数設けておくとよい。
【0055】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、幅の狭い畳や、上前及び下前の両方にクセのある畳まで効率よく平刺しすることができ、一日の製造が多くできる省力化した畳縫着機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の例を示す正面図
【図2】本発明の実施形態の例を示す側面図
【図3】本発明の実施形態の例を示す平面図
【図4】切り欠きがある場合の平刺しを説明する図
【図5】幅の狭い畳を平刺しする場合を説明する正面図
【符号の説明】
A 畳
1 両平刺し機
2 畳台
3 上前側ミシン
4 下前側ミシン
5 走行レール
6 ミシン走行モーター
7 チェーン
8 ミシン駆動モーター
9 エンコーダ
10 光電スイッチ
11 モーター
12 クセ取りエンコーダ
13 制御装置
14 操作盤
15 表定規
16 上部クランプバー
17 床受け
17a 床受けの端面
18 刃物
19 手動ハンドル
20 縫着針
21 縁
22 縁下紙
23 縫着糸
24 縁保持装置
Claims (7)
- 畳に畳縁を縫い付けながら所望の巾寸法に切断する畳の平刺し行程において、上前側及び下前側の両側に平刺しを行うミシンを具備し、上前側及び下前側の両ミシンが畳の長手方向と長手方向と直交する方向の両方向に移動可能とされ、かつ上前側または下前側のミシンは上記両方向に関してそれぞれのミシンが単独で移動可能とされていることを特徴とする畳縫着機。
- 上前側及び下前側のミシンがそれぞれ単独で畳の平刺しの縫着及び切断をしながら自動的にクセ取りを行い得ることを特徴とする請求項1記載の畳縫着機。
- 下前側のミシンだけを駆動して畳を平刺しすることができ、畳の上前を表定規によって位置合わせを行った後、上記位置合わせした点を基準として入力された寸法通りに下前側ミシンが縫着または縫着と切断を行いながら自動的にクセ取り動作を行うことを特徴とする請求項1記載の畳縫着機。
- 上前側のミシンだけを駆動して畳を平刺しすることができ、畳の上前を表定規によって位置合わせを行った後、上前側の縫着または縫着と切断を自動的に行うことができる請求項1記載の畳縫着機。
- 仕上げる畳の最小寸法を基準として、畳の長手辺の両端及び中央部、さらには両端と中央部の中間部という3カ所あるいは5カ所の各点における仕上げ寸法から最小寸法を減算した数値を畳の偏差として入力し、上前を表定規に平行かつ畳の下前側の最小寸法位置を表定規に位置合わせして上前側ミシンにより、入力した偏差に基づき畳の下前側を縫着または縫着と切断を行いながら自動的にクセ取り動作を行うことを特徴とする請求項1または請求項4記載の畳縫着機。
- 畳の下前に切り欠きがある畳を縫着する際に、下前側ミシンはクセ取り動作を行いながら切り欠きの手前で縫着を停止し、縫着を停止した状態で切り欠きを通過した後、畳を再び縫着開始することができることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の畳縫着機。
- 切り欠きのある畳を縫着する際に、上前側ミシンはクセ取り動作を行いながら切り欠きの手前で縫着を停止し、縫着を停止した状態で切り欠きを通過した後、畳を再び縫着開始することができることを特徴とする請求項1または請求項2記載の畳縫着機。
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