JP2914620B2 - カーテンヒダ縫い自動機 - Google Patents

カーテンヒダ縫い自動機

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JP2914620B2
JP2914620B2 JP8203665A JP20366596A JP2914620B2 JP 2914620 B2 JP2914620 B2 JP 2914620B2 JP 8203665 A JP8203665 A JP 8203665A JP 20366596 A JP20366596 A JP 20366596A JP 2914620 B2 JP2914620 B2 JP 2914620B2
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cloth
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    • DTEXTILES; PAPER
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    • D05BSEWING
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    • D05B19/02Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit
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    • D05B19/085Physical layout of switches or displays; Switches co-operating with the display
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    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B19/00Programme-controlled sewing machines
    • D05B19/02Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit
    • D05B19/12Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit characterised by control of operation of machine

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オーダーカーテン
生産用に適するように生地セット、データ入力、最終ヒ
ダ縫製以外の作業を自動化して、従来は一人で必ず1台
しか操作できなかったのに対し、一人で同時に2台乃至
3台操作が可能であり、また、1台持ちでも自動縫いの
間にフック差し、糸つみ等の作業が可能であり、生産性
を大巾に向上させるカーテンヒダ縫い自動機に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、オーダーメイドによるカーテンの
需要が伸びている。注文生産によるヒダをミシン縫いす
るカーテンは、高級感や豪華感が要望されるために、既
製品のカーテンよりも生地を良質として厚くし、各組ヒ
ダ内の山の数を3つ山或いは2つ山とすると共に、各ヒ
ダ組の数も多くして、生地の使用を多くしている。そし
て、各ヒダ組内の複数の山の高さに高低の不揃いがなく
一定とし、その形状を倒れや崩れがなく生地に直交して
平行とし、各ヒダ組間の間隔も不揃いがなく一定とする
ことが要求される。特に、横巾方向の仕上がり寸法は、
注文主の建物の窓の横巾寸法に正確に合致することを要
し、かつ、多少長いものは許されるが、短いものは許さ
れない等の厳しい条件がある。
【0003】ここで、図18はカーテン用語を解説する
ものである。先ず、生地の状態での上部正面図である図
18(a)に示されるように、元巾とは、生地の両端を
3つ巻き縫いしたカーテン生地全体の巾を言い、耳巾と
は、生地端よりヒダ縫いまでの左右の巾を言い、ヒダ要
尺とは、ヒダになる生地の長さを言い、フック間隔(タ
ック間隔とも言う)とはヒダとヒダの間隔を言う。そし
て、ヒダ縫製後の上部正面図である図18(b)に示さ
れるように、仕上げ巾とは、ヒダ縫いした生地巾より両
耳巾を除いた巾を言い、ヒダ数とは、1枚のカーテンに
縫うヒダの数(図示例では9ヶ)を言う。なお、山数の
相違を示す端面図である図18(c)のように、山数と
しては、2つ山または3つ山があり、その山の高さを示
す端面図である図18(d)のように、山の高さとは、
ヒダ山の頂上よりヒダ縫いまでの長さを言い、また、谷
の深さを示す端面図である図18(e)のように、谷の
深さとは、ヒダ山の底よりヒダ縫いまでの長さを言う。
【0004】ところで、カーテンのミシン縫いにおける
ヒダの形成と供給に際し、多数回行うヒダ組間隔とヒダ
組毎の必要寸法の計測及び生地送りにより生ずる両寸法
と全体仕上がり巾の誤差と、手作業により生ずるヒダの
山・谷の寸法及び形成の不揃いを解消することを目的と
して、本出願人は既にヒダ形成供給装置を提案した。こ
のヒダ形成供給装置は、特開平8−38767号公報並
びに特開平8−155169号公報で公知のように、一
端をミシンの縫合部から外方へヒダ組間隔を保って水平
に配置したカーテン生地の一部をして、ヒダの山と谷の
形成に要する長さの左右を上下から挟持し、挟持した生
地の左右を中間へ向け水平に接近して生地を上方へ垂直
に湾曲し、湾曲したヒダに複数の山と谷を垂直に形成し
て保持し、山と谷を保持した生地をして、山の頂部がミ
シンの縫合部へ向いて水平に位置するように、反時計方
向へ90度回動し、回動したヒダをミシンの縫合部へ水
平に移動して供給し、生地の一部の挟持を解放し、供給
したヒダの基部と山及び谷の一部とを縫合するように縫
合部によりミシン縫いする、ように順次に操作するよう
に構成したものである。
【0005】以上のようなヒダ形成供給装置を電子閂止
め縫いミシン等のミシンと組み合わせることで、下記
a),b)の効果が得られる。 a)カーテンのミシン縫いにおけるヒダの形成と供給に
際し、多数回にわたって行う各ヒダ組の間隔寸法と各ヒ
ダ組毎の必要寸法の計測及び生地送りとを、制御装置の
入力記憶とその出力の作用、作動により行うので、それ
ぞれの寸法と仕上がり寸法の誤差が生じないから、カー
テンの品質が向上する。 b)カーテンのミシン縫いにおけるヒダの形成を、制御
装置の入力記憶とその出力の作用、作動により行うの
で、各ヒダの山・谷の寸法誤差と形状の倒れや崩れが生
じないから、カーテンの品質が向上する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来のヒダ形成供給装置では、元巾を予め計尺してお
いてから入力する必要があった。そして、生地を装置に
セットした後も、生地を手で持ちながら作業を行うもの
となっていた。即ち、生地端をガイドローラに添わせる
手作業を行いながらヒダ要尺のクランプ作動に続いてヒ
ダ折り作動、ミシンへの挿入作動が行われ、ヒダ縫いと
山止め縫い(二の字縫いとも言う)または逆T字縫いし
てからの糸切り後も、次のヒダ縫いのために生地を手で
持ちながら同様のクランプ作動を行わせる必要があっ
た。さらに、通常運転と連続運転の時は、最終ヒダで停
止させて、残り生地の長さを入力(長い場合と短い場合
の場合分け)しなければならなかった。また、調整運転
の時には、残り3つのヒダ要尺を残して停止させて、手
作業により生地の残り長さを電子メジャーで計測してか
ら、その残り長さに応じて残り3つのヒダで自動調整さ
せる必要があった。
【0007】そこで、本発明の目的は、特に、オーダー
カーテン生産用に適するように元巾を自動計測すること
により、生地セット、データ入力、最終ヒダ縫製以外の
作業の自動化を実現して、生産性の大巾な向上に寄与で
きるカーテンヒダ縫い自動機を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決すべく
請求項1記載の発明は、縫い針を有する電子閂止め縫い
ミシン等のミシンと、カーテン生地の前端部側から順次
保持する前後で対をなすクランプ部材等による前部保持
手段、この前部保持手段により保持されたカーテン生地
部分をヒダ折りする上下で対をなす折り込み部材等によ
るヒダ折り手段、これら前部保持手段及びヒダ折り手段
を一体的に回転させて前記カーテン生地のヒダ折り部分
を前記ミシンの縫合部に挿入する回動部材及びスライド
部材等によるヒダ部供給手段を有するヒダ形成供給装置
と、を備えるカーテンヒダ縫い自動機であって、前記カ
ーテン生地の後端部を保持して前後方向に移動可能なク
ランプ部材及びスライド部材等による後端保持装置と、
この後端保持装置の後方への移動量に基づいて前記カー
テン生地の元巾を計測可能な元巾計測装置とを備えた構
成、を特徴としている。
【0009】ここで、例えば、ヒダ形成供給装置はミシ
ン本体側に組み付けられており、また、後端保持装置及
び元巾計測装置は、カーテン生地を広げて載せておける
生地載せ台側に組み込まれている。そして、生地載せ台
は2m以上の長さを有するもので、この生地載せ台がミ
シン本体側に連結されて、生地載せ台のミシン本体側に
は、ヒダ形成供給装置の前部保持手段とヒダ折り手段及
びヒダ部供給手段を臨ませるための空間部が形成されて
いる。カーテン生地は、ヒダ形成供給装置の前部保持手
段により前端部側を保持させると共に、後端保持装置に
より後端部を保持させてセットする。そのカーテン生地
の後端部を保持した後端保持装置は、生地載せ台上を後
方に移動することでカーテン生地を前端部側の前部保持
手段との間で軽く張った状態にして、この状態で元巾計
測装置によるカーテン生地の元巾の計測が行われる。な
お、ヒダ部形成供給装置によるヒダ折り部分の形成とミ
シン縫合部への挿入はヒダ数に応じて順次行われ、その
間、後端保持装置の前進・後退動作も連動して順次行わ
れる。
【0010】以上のように、ミシンと、カーテン生地の
前端部側から順次保持する前部保持手段、その保持され
たカーテン生地部分をヒダ折りするヒダ折り手段、これ
ら両手段を一体的に回転させてカーテン生地のヒダ折り
部分をミシンの縫合部に挿入するヒダ部供給手段を有す
るヒダ形成供給装置と、カーテン生地の後端部を保持し
て前後方向移動する後端保持装置と、その後方移動量に
基づいてカーテン生地元巾を計測する元巾計測装置と、
を備えたカーテンヒダ縫い自動機なので、カーテン生地
の後端部を保持した後端保持装置の後方への移動量に基
づいて元巾計測装置によりカーテン生地の元巾を計測で
きる。こうして元巾を自動計測できるので、生地セッ
ト、元巾を除いたデータ入力、最終ヒダ縫製以外の作業
の自動化を実現できる。従って、特に、オーダーカーテ
ン生産用に適するものとなり、生産性を大巾に向上でき
る。
【0011】そして、請求項2記載の発明は、請求項1
記載のカーテンヒダ縫い自動機であって、例えば、仕上
げ巾、ヒダ数、耳巾、山数などの入力データ等と、前記
元巾計測装置により計測された元巾に基づいて前記ヒダ
形成供給装置による前記ヒダ折り部分のフック間隔、ヒ
ダ要尺、山の高さなどの各寸法を自動設定する制御装置
を備えた構成、を特徴としている。
【0012】このように、請求項1記載の構成に加え
て、元巾計測装置により計測された元巾に基づいてヒダ
形成供給装置によるヒダ折り部分の各寸法を自動設定す
る制御装置を備えたカーテンヒダ縫い自動機なので、自
動計測した元巾に基づいて制御装置によりヒダ折り部分
の各寸法を自動設定できる。
【0013】また、請求項3記載の発明は、請求項1ま
たは2記載のカーテンヒダ縫い自動機であって、前記ヒ
ダ形成供給装置により前記カーテン生地の前記ヒダ折り
部分を形成する前、前記後端保持装置は、例えば、フッ
ク間隔分+1タック要尺分+ミシン押さえが縫製原点に
移動する距離分+多少の余裕分の合計分だけ前方に移動
して前記カーテン生地を弛ませる動作を行うようにした
構成、を特徴としている。
【0014】このように、請求項1または2記載の構成
に加えて、ヒダ形成供給装置によりカーテン生地のヒダ
折り部分を形成する前には、後端保持装置は前方に移動
してカーテン生地を弛ませる動作を行うようにしたカー
テンヒダ縫い自動機なので、ヒダ折り部分を形成する際
において、カーテン生地の後端部を保持した後端保持装
置が前方に移動してカーテン生地を弛ませる動作を行う
ことにより、ヒダ折り部分の形成が円滑になされる。
【0015】さらに、請求項4記載の発明は、請求項1
から3の何れか記載のカーテンヒダ縫い自動機であっ
て、前記ミシンによる縫製終了後、前記後端保持装置
は、例えば、前・後クランプの上下クランプの間に生地
を通すために生地を軽く張る目的と、中間部調整装置に
よる中間部保持のために生地端上端を揃える目的と、生
地が弛んでいると正確な寸法が出せないことから生地を
直線上に張って正確なフック間隔と1タック要尺巾を出
す目的のため、後退動作するようにした構成、を特徴と
している。
【0016】このように、請求項1から3の何れか記載
の構成に加えて、ミシンによる縫製流量後に、後端保持
装置が後退動作を行うようにしたカーテンヒダ縫い自動
機なので、カーテン生地には一定の張りができて、クラ
ンプの回帰に支障がなく、フック間隔の寸法に誤差が生
じない。
【0017】そして、請求項5記載の発明は、請求項1
から4の何れか記載のカーテンヒダ縫い自動機であっ
て、前記カーテン生地の次のヒダ折り部分を形成するた
めの送り込みの際、前記カーテン生地の中間部を保持し
て前記カーテン生地の送り方向と直交方向に移動調整す
るクランプ部材及びスライド部材等による中間部調整装
置を備えた構成、を特徴としている。
【0018】このように、請求項1から4の何れか記載
の構成に加えて、カーテン生地の次のヒダ折り部分を形
成するための送り込みの際には、カーテン生地の中間部
を保持してカーテン生地の送り方向と直交方向に移動調
整する中間部調整装置を備えたカーテンヒダ縫い自動機
なので、次のヒダ折り部分を形成するためのカーテン生
地の送り込みの際において、カーテン生地の中間部を中
間部調整装置により保持してカーテン生地の送り方向と
直交方向に移動調整することによって、ヒダ折り部分の
端面に段差が生じないようにして、ヒダ縫いの品質を向
上できる。
【0019】また、請求項6記載の発明は、請求項1か
ら5の何れか記載のカーテンヒダ縫い自動機であって、
前記カーテン生地の前記元巾計測時には、例えば、生地
載せ台に沿って下方に位置し、縫製時には上昇して前記
後端保持装置と同期して前・後進する、例えば、ガイド
ケース、ベルトコンベア及びモータからなる生地送りガ
イド装置を備えた構成、を特徴としている。
【0020】このように、請求項1から5の何れか記載
の構成に加えて、カーテン生地の元巾計測時には下方に
位置し、縫製時には上昇して後端保持装置と同期して前
・後進する生地送りガイド装置を備えたカーテンヒダ縫
い自動機なので、元巾計測時に生地送りガイド装置が下
方にあることで、生地の元巾がスムーズに計測でき、即
ち、生地が生地送りガイド装置に絡まらず、後端保持装
置による後方への移動につれて生地が延びて行く。そし
て、縫製時は、生地送りガイド装置が上昇することによ
り、生地が大きく垂れるのを防止でき、これにより、中
間保持部材の移動調整量及び時間が少なくて済み、能率
が上がる。また、生地送りガイド装置が上昇した縫製時
において、その生地送りガイド装置が後端保持装置と同
期して前・後進することにより、後端保持部材にかかる
生地の重さを軽減できる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係るカーテンヒ
ダ縫い自動機の実施の形態例を図1から図17に基づい
て説明する。先ず、図1は本発明を適用した一例として
のカーテンヒダ縫い自動機を示した外観斜視図で、図2
はそのカーテンヒダ縫い自動機におけるミシン部とヒダ
折り部及び前部保持装置部分を拡大して示した斜視図、
図3は同じくカーテンヒダ縫い自動機における生地載せ
台と後部及び中間部の保持装置とガイド装置を拡大して
示した斜視図である。また、図4は図1のカーテンヒダ
縫い自動機における操作パネルを拡大して示した正面図
である。そして、図5から図7は本発明の実施の形態例
におけるカーテンヒダ縫い自動機による自動制御の一例
を示したフローチャートである。さらに、図8から図1
7には、本発明の実施の形態例による生地の前部クラン
プ状態から最終ヒダまでの縫製手順を示している。
【0022】始めに、図1から図3において、1はミシ
ン、2はヒダ形成供給装置、3は生地載せ台、4は後端
保持装置、5は元巾計測装置、6は中間部調整装置、7
は生地送りガイド装置、8は針板、9は布押さえ、10
は留め針、11は操作パネル、12は前部保持手段、1
3はヒダ折り手段、14はヒダ部供給手段、15は空間
部、16,16は前クランプ板、17,17は後クラン
プ板、18,18,18は下折り込み板、19,19は
上折り込み板、20はスライド板、21は下クランプ
板、22は上クランプ板、23は生地補助押さえ手段、
24はクランプ板、25はガイドケース、26はベルト
コンベア、27はモータである。即ち、カーテンヒダ縫
い自動機は、図示のように、ミシン1と、ヒダ形成供給
装置2と、生地載せ台3と、後端保持装置4と、元巾計
測装置5と、中間部調整装置6と、生地送りガイド装置
7とから構成されている。
【0023】ミシン1は、図2に示すように、ベッド上
の針板8と、その上方に配置された昇降可能な布押さえ
9と、さらにその上方に配置された一対の留め針10,
10とを備え、このようなミシン1と隣接してそのミシ
ン本体に操作パネル11が設置されている。ヒダ形成装
置2は、ミシン1のミシン本体に隣接して取り付けたも
ので、後述するカーテン生地C(図8以降参照)の前部
側のヒダ要尺の両側をクランプして保持するための前部
保持手段12と、この前部保持手段12により保持され
たカーテン生地Cのヒダ要尺の間に所望のヒダを形成す
るためのヒダ折り手段13と、このヒダ折り手段13に
より形成されたヒダ部分をミシン1の縫合部(針板8と
布押さえ9との間)に挿入するためのヒダ部供給手段1
4とを備えている。生地載せ台3は、横方向の長さが3
m乃至4m程度のテーブル上のもので、ミシン1の本体
1に隣接して強固に一体化されている。なお、前述した
ようなヒダ形成装置2、即ち、前部保持手段12、ヒダ
折り手段13及びヒダ部供給手段14と、後述する中間
部調整装置6は、生地載せ台3に形成した空間部15に
配置されている。
【0024】そして、詳細には、図2に示すように、前
部保持手段12は、生地の前部側を保持するもので、始
めに生地前端部を保持する上下一対の前クランプ板1
6,16と、その保持部からヒダ要尺の所定寸法分だけ
離れた部分を保持する上下一対の後クランプ板17,1
7とを備えてなる。これら前クランプ板16、16及び
後クランプ板17、17は、生地を水平状態に保持す
る。ヒダ折り手段13は、前部保持手段12の前クラン
プ板16,16と後クランプ板17,17との間に位置
するもので、下方に配置した三枚の下折り込み板18,
18,18と、上方に配置した二枚の上折り込み板1
9,19とを備えてなる。これらの下折り込み板18,
18,18及び上折り込み板19,19は、共に昇降動
作するもので、互いに前後方向へ交互に配設されてい
る。なお、三枚の下折り込み板18,18,18につい
て、その中央の一枚は昇降可能な状態で図4の液晶表示
部28の山数2で下降して2つ山となり、山数3で上昇
して3つ山を折ることが可能であり、また、二枚の上折
り込み板19,19についても、互いに重ね合わせた状
態をとることが可能となっている。ヒダ部供給手段14
は、前述したような前部保持手段12の前クランプ板1
6,16、後クランプ板17,17及びそれらの駆動装
置とヒダ折り手段13の下折り込み板18,18,1
8、上折り込み板19,19及びそれらの駆動装置とを
組み付けた回転可能な回動板と、この回動板を組み付け
たスライド部材とを備えると共に、それらの駆動装置を
備えてなる。
【0025】また、後端保持装置4は、生地の後端部を
保持するもので、図1及び図3に示すように、生地載せ
台3上を平行移動自在なスライド板20と、このスライ
ド板20に固定の下クランプ板21と、スライド板20
に昇降可能に組み付けた上クランプ板22と、下クラン
プ板21の先端部上方に配置された生地補助押さえ23
とを備えると共に、それらの駆動装置を備えている。な
お、スイッチにてシリンダを下降させ、生地の手前側を
クランプする際にシリンダが下降したか否かを判断する
ためのセンサも付けられている。スライド板20は、下
クランプ板21、上クランプ板22と生地補助押さえ2
3で生地後方をクランプして、残りヒダ2つ目まで保持
し、最終ヒダでその生地クランプを開放してから、後退
する。そして、スライド板20の停止位置としては、以
下の3つに大別される。 (1)生地元巾が載せ台以内の時、最初の生地クランプ
地点、即ち、A点で停止する。 (2)生地元巾が載せ台以上に未だ残っている場合、後
端B点で停止する。 (3)生地元巾が載せ台以上だったが縫製して残り生地
が載せ台以内の時は、その残り生地末端で停止する。
【0026】元巾計測装置5は、後端保持装置4のスラ
イド板20の駆動装置部に組み込まれたもので、スライ
ド板20の移動量に基づいてカーテン生地の元巾を計測
することができるものである。詳細には、生地載せ台3
の後端部(右側の奥方向)にサーボモータを設置してあ
る。即ち、後端保持装置4と一直線上に前後移動させる
ためのスライドレールに連結してサーボモータが設置し
てある。そのサーボモータ軸にギヤが付いており、その
ギヤにタイミングベルトがスライドレールの奥側を上下
に走っている。そのタイミングベルトとスライドレール
上のスライドベースが連絡され、さらに、スライド板2
0が連結されている。後端保持装置4は、生地を最初に
セットする際いつも同じ位置に停止するよう基点センサ
をスライドレール奥に取り付けてあり、また、前方限界
点及び後方移動限界点と計3箇所にセンサを配置してあ
る。即ち、スライドレール奥にレールと平行にセンサ受
光部が3箇所取り付けてあり、スライド板20に発光セ
ンサが付いていて前後に移動する。ここで、受光センサ
A(最初にクランプする地点)、受光センサB(後方末
端地点)、受光センサC(前方限界地点)とする。
【0027】以上の元巾計測装置5による計測方法を次
に説明する。先ず、前クランプ板16の上下板に生地前
端をクランプさせる。コンピュータは前クランプ板16
の現在地(位置)を認識しているため、後端保持装置4
のセット位置(基点)までの長さも認識している。さら
に、後端保持装置4が生地端をクリップして、サーボモ
ータによりスライドレールに沿って直線的に後退し、生
地限界により張られて停止するまでのパルス信号を拾っ
て、生地長さを計測して、その数字を元巾として操作パ
ネル11の液晶表示部28に表示する(図4参照)。
【0028】中間部調整装置6は、生地載せ台3に形成
した空間部15に配置されたもので、図2及び図3に示
すように、ヒダ形成供給装置2から後方に若干離れた位
置で生地載せ台3の空間部15の端部に配置された中間
保持部材である上下一対のクランプ板24,24と、そ
のクランプ板24,24を生地送り方向と直交方向にス
ライド動作させるスライド機構と、それらの駆動装置と
を備えている。このような中間部のクランプ板24,2
4と、前述した前部側の前クランプ板16,16及び後
クランプ板17,17と後端部の下クランプ板21及び
上クランプ板22とによりカーテン生地は水平状態に保
持される。以上の中間部調整装置6は、載せ台に生地を
セットして運転した場合、常に残りヒダ3つ目まで生地
を調整しているので、クランプ板24は、残りヒダ3つ
目の生地送り方向への直交移動調整後、空間部15に位
置して生地送り方向の直交方面右側へ後退する。そし
て、中間部調整装置6は、生地後端を保持しているスラ
イド板20がさらに前進できるように道を空けている。
【0029】さらに、生地載せ台3の手前側には生地送
りガイド装置7が備えられている。この生地送りガイド
装置7は、図1及び図3に示すように、生地載せ台3か
ら手前側に垂れるカーテン生地を収納できる昇降自在な
ガイドケース25と、その駆動装置と、ガイドケース2
5の底面のベルトコンベア26と、その駆動用のモータ
27とを備えている。このモータ27の駆動によりベル
トコンベア26上の生地を、前記後端保持装置4のスラ
イド板21とクランプ板22及び生地補助押さえ手段2
3との間にクランプされた生地後端部の送りに対応して
送ることができる。また、操作パネル11は、図4に拡
大して示すように、液晶表示部28、操作キー部29、
テンキー部31及びミシン本体操作キー部32を備えて
いる。ここで、液晶表示部28には、カーテン生地の元
巾が自動計測される計尺設定モード時の各諸元寸法が表
示されており、この表示では、元巾1,865mmの場
合、仕上げ巾930mm、ヒダ数9、山数3、耳巾25
mmで、スペーサー無しとなっている。このような計尺
設定モードの他、ヒダ数のみが不明の場合に入力する簡
易設定、頻繁に縫製する寸法のデータを記憶させてその
No.を呼び出すパターンNoといった設定モードがあ
る。なお、スペーサーは、3つ山でドレープ等の肉厚地
に使用してきれいな縫い上がりを得るためのもので、レ
ース、プリント地等の薄地には必要ない。
【0030】次に、以上のような構成のカーテンヒダ縫
い自動機による作業と運転について、図5から図7のフ
ローチャートに従いながら順を追って説明する。なお、
運転は図示しないマイクロコンピュータ等の制御装置に
よる制御をもって行われる。先ず、電源スイッチ0Nに
て図4の操作パネル11の液晶表示部28の設定部に計
尺設定か、通常設定か、簡易設定か、パターン設定かを
選択する。ステップS1で、先ず、計尺設定か否かの判
断をし、計尺設定の場合は、ステップS2で、必要デー
タの入力設定を行う。即ち、図4の操作パネル11を使
用して、仕上げ巾、ヒダ数、山数、耳巾、縫いパターン
等のオーダーカーテンのヒダ縫いに必要なデータを入力
する。これらの入力、即ち、ステップS2は、ステップ
S6で、元巾の自動計尺、入力が行われた後にしても良
い。続いて、カーテン生地をセットする。即ち、次のス
テップS3において、図8に示すように、カーテン生地
Cの前端部を前クランプ16で保持する一方、ステップ
S4において、生地後端部を下クランプ板21及び上ク
ランプ板22にて保持する。このようなクランプのため
のセットは、作業者が生地を手で持って行う。なお、こ
のようなカーテン生地Cのセットとその前部及び後端部
のクランプの際、前部の後クランプ板17,17及び中
間部のクランプ板24,24の間には生地をそれぞれ通
した状態にしておく。
【0031】このようにしてカーテン生地Cの前部及び
後端部をクランプすると、次のステップS5で、生地後
端部を保持した下クランプ板21及び上クランプ板22
を備えるスライド板20の後退動作が行われる。これに
より、カーテン生地Cは、前端部の前クランプ板16と
後端部の上下クランプ板21,22との間に水平に張ら
れた状態となり、続くステップS6で、元巾計測装置5
による元巾計尺及びその数値入力が行われる。このよう
な元巾計尺並びに前述した必要データの入力設定によ
り、次のステップS7において、フック間隔、ヒダ要
尺、山の高さ、2つ山か3つ山かの山数切り替え等、各
種の位置合わせの自動設定がなされる。即ち、ミシン押
さえと前クランプ板16とのフック間隔決定、前クラン
プ板16に対する後クランプ板17間の1タック要尺決
定、下折り込み板18,18,18のヒダ山の高さを出
すための上昇量の決定及び下折り込み板18,18,1
8と上折り込み板19,19の枚数決定等の自動設定が
行われる。
【0032】スタートスイッチがONされると、ステッ
プS21で、中間部のクランプ板24,24によるカー
テン生地Cをクランプした状態での生地送り方向と直交
方向の移動調整が行われる。即ち、図10に示すよう
に、前方を前クランプ板16,16にクランプされたカ
ーテン生地Cをクランプ板24,24によりクランプし
て生地の上端部の面一調整を行う。この面一調整は、光
学的検出装置により動作制御する。この後、後クランプ
板17,17の生地保持の後、クランプ板24,24の
クランプは解除される。この折、図8に示すように、カ
ーテン生地Cに対して前端部を保持した前クランプ板1
6から所定のヒダ要尺の寸法分だけ離れた位置で後クラ
ンプ板17による生地の保持が行われる。このような生
地上端部の面一調整に続いて、次のステップS22で、
生地後端部を保持した上下クランプ板21,22の前方
移動を行った後、続くステップS23において、ヒダ折
りの指令が出される。即ち、ステップS22では、後に
続くステップS23でのヒダ折りの際の生地の寄せと、
そのヒダ折りの後にさらに続くステップS24でのミシ
ン1への生地挿入のために、生地後端部を保持した状態
の上下クランプ板21,22を予め前方へ一旦移動させ
ておく。
【0033】なお、この上下クランプ板21,22の前
方への移動量は、フック間隔とヒダ要尺に加えて、ミシ
ン1への生地挿入寸法(例えば、布押さえ9のミシン縫
い原点までの空送り量50mm)に余裕を見た量を加え
た量(例えば、65mm)に予め設定してある。後端保
持装置は、生地に軽く緊張を保持させるために一定の余
裕距離を空けて折り込み装置の前後動に連動させて前・
後進をさせることも考えられる。
【0034】そして、ステップS23のヒダ折りは、布
地に対して下方から下折り込み板18,18,18が上
昇して上方より上折り込み板19,19が下降すること
によって行われる。この時、前クランプ板16は後退
し、後クランプ板17は前進し、同期して移動する。即
ち、3つ山の場合は、図9(a)に示すように、布地に
対して、下方から三枚の下折り込み板18,18,18
が上昇する一方、上方からは二枚の上折り込み板19,
19が下降して、3つ山のヒダが形成される。また、2
つ山の場合には、図9(b)に示すように、布地に対し
て、下方から中央の一枚が下降して両側の二枚の下折り
込み板18,18が上昇する一方、上方からは二枚が重
ね合わされて見掛け状一枚の上折り込み板19(19)
が下降して、2つ山のヒダが形成される。こうして所定
のヒダ折り(図4の設定では山数3)が行われてから、
続くステップS24で、ミシン1への生地挿入が行われ
る。
【0035】即ち、次のステップS24において、図1
1に示すように、ヒダ部供給手段14の回動板をミシン
1側へ90度回動させると共に、図12に示すように、
ヒダ供給手段14のスライド部材をミシン1側へ移動さ
せて、前述したように形成した生地のヒダ部分をミシン
1の縫合部(針板8と布押さえ9との間)へ挿入する。
そして、次のステップS25に進んで、縫いパターン選
択を行う。
【0036】次に、図12に示すように、ミシン1によ
る針板8上における生地ヒダ部分の布押さえ9による固
定の前に、留め針10,10の生地ヒダ部分への貫通が
行われる。この留め針10,10の生地ヒダ部分への貫
通に際して、下折り込み板18,18,18及び上折り
込み板19,19、並びに布押さえ9には、図示したよ
うな開放溝が形成されているため、生地ヒダ部分への留
め針10,10の貫通は支障なく行われる。その後、図
13に示すように、下折り込み板18,18,18及び
上折り込み板19,19の解離動作、並びに生地からの
抜き去り動作が行われる。そして、ミシン1による針板
8上における生地ヒダ部分の布押さえ9による固定が行
われ、さらに、留め針10,10が生地ヒダ部分から上
昇して抜去する。そして、前クランプ板16及び後クラ
ンプ板17の解離動作並びに生地からの抜き去り動作が
行われる。
【0037】さらに、ステップS25にて縫いパターン
の選択がされる。これは元巾、仕上げ巾、ヒダ数、山
数、耳巾等の入力により、前記ステップS7にて自動計
算され、その結果出された数値、即ち、フック間隔、1
タック要尺、ヒダ山の高さが決定する。山の高さは、下
折り込み板18,18,18の上昇量により形成される
が、そのヒダ山の高さに最適な山止め縫いのパターンを
自動選択する。各縫いパターンは、縫製前に入力してあ
り、また、初期設定にて谷の深さも入力してある。
【0038】次に、ステップS26でのヒダ縫いについ
て説明する。このヒダ縫いの仕方は、ミシン1の縫い針
によって行われるもので、図15に示すように、生地C
のヒダ要尺端に沿って縦方向に生地を縫製してヒダ縫い
部33を形成する。引き続いて二の字縫いまたは逆T字
縫いが行われる。即ち、二の字縫いの仕方は、ミシン1
の縫い針によるヒダ縫い部33に続いて行われるもの
で、図15(a)に示すように、ヒダ縫い部33と平行
して生地のヒダ部分を縫製して二の字縫い部34を形成
する。また、逆T字縫いの仕方も、ミシン1の縫い針に
よるヒダ縫い部33に続いて行われるもので、図15
(b)に示すように、ヒダ縫い部33と直交して生地の
ヒダ部分を縫製して逆T字縫い部35を形成する。この
ような縫製が行われた後、次のステップS27で、ミシ
ン1の自動糸切り装置により糸切りが行われ、布押さえ
9は布押さえ原点に戻る。
【0039】その後、ステップS28の後端保持部材の
後退動作が行われ、ミシン1による針板8上における生
地ヒダ部分の布押さえ9による固定と後端保持部材との
間で、カーテン生地Cは水平に軽く張った状態となる。
次いで、ステップS29にて調整運転か否かの判断が行
われる。Yesの場合、本機のコンピュータが縫いヒダ
残数を知っているので、次のステップS32で残りヒダ
1、3個以外の時は、前記ステップS21に戻って、順
次動作を自動的に繰り返してはヒダ縫いを繰り返して行
くことになる。なお、2つ目以降のヒダ要尺部に対して
は、図14に示したように、ヒダ形成供給装置2が初期
状態に復帰して、ミシン1による針板8上での生地ヒダ
部分の布押さえ9による固定状態のまま、前クランプ板
16及び後クランプ板17による保持が行われる。これ
によりフック間隔、即ち、ミシン1の布押さえ9と前ク
ランプ板16との間隔は常に正確な寸法が得られる。
【0040】また、前記ステップS32で残りヒダを3
個と判断した時に、ステップS33にて仕上げ巾の自動
調整が行われる。即ち、オーダーカーテンは、仕上げ巾
を正確に仕上げる必要がある。その目的にて最終3タッ
ク前に再度残り生地巾(後端保持装置の位置によりコン
ピュータが認識している)よりコンピュータが計算し、
フック間隔、耳巾は変えずに、各装置を自動位置決めし
て仕上げ巾調整がなされる。例えば、残り生地に狂いが
なければ、1タック要尺(前クランプ板16と後クラン
プ板17の間隔)は変わらず(位置の変更がない)、従
って、ヒダ山の高さも従来の高さと同じになる。また、
縫製中の生地の伸び縮みや、自動計尺によらず人手にて
計測し入力した場合に実寸との狂いが生じることが多
い。この時の最終3タック調整は、自動計算、自動位置
決めにより1タック要尺が変わり、ヒダ山の高さに多少
の変化が生じることになる。図4の例では、6個までの
ヒダと後3個のヒダではヒダ山の高さが多少異なること
となるが、3つ山の場合、1ヒダで6辺有り、その3倍
の18辺に誤差分が分散されるので、殆ど判明しにくい
位の誤差しか生じない。
【0041】この自動仕上げ巾調整が行われた後、前記
ステップS21に再度戻って順次ヒダ縫いが繰り返され
る。また、前記ステップ29にて調整運転でない(N
o)と判断した時(連続運転モード等)は、次のステッ
プS31で最終ヒダか否かの判断がされる。最終ヒダで
ない場合は、前記ステップS21に戻ってさらにヒダ縫
いの自動工程が行われる。また、前記ステップS31及
び前記ステップS32で最終ヒダと判断した時は、前ク
ランプ板16,16、後クランプ板17,17に生地は
クランプされず、布押さえ9は下降した状態にて停止す
る。
【0042】そして、最終ヒダに限り、作業者が生地後
端部を持って前クランプ板16,16と後クランプ板1
7,17の間に生地を通した上で、奥側(ミシンに向か
って右側)の生地ガイド迄生地上端を突っ込み、フット
スイッチにて前クランプ板16,16を閉じる。さらに
後クランプ板17の後端に生地端末を合わせて後クラン
プ板17,17をフットスイッチの0Nによりクランプ
する。なお、後クランプ板17の後端に合わせるのは耳
巾30mmの場合で、耳巾25mmの時は後クランプ板
17の内側(前方)に5mm入った位置(図17の後ク
ランプ板17の半月部の頂上迄)に合わせる。また、生
地末端が前記の位置にピッタリ来ずに差が出た場合は、
そのヒダ要尺(前クランプ板16と後クランプ板17間
の寸法)を合わせるため、誤差分をプラス、マイナス数
値で入力すると、再度自動制御がなされて、生地端末が
後クランプ板17の後端と合致するようになる。そこ
で、フットスイッチをONして後クランプ板17にて生
地をクランプする。そして、前記ステップS41のヒダ
折り、前記ステップS42のミシンへの生地挿入、前記
ステップS43での縫いパターン選択、前記ステップS
44でのヒダ縫い、山止め縫い、前記ステップS45の
糸切りに続いて、ミシン1の布押さえ9が上昇して1枚
のカーテン縫製は終了する。
【0043】また、前記ステップS1において、計尺設
定でない(No)と判断した場合には、前述したような
自動計尺、自動元巾入力は行われない。よって、ステッ
プS11により元巾、仕上げ巾、ヒダ数、耳巾、山数
等、オーダーカーテンのヒダ縫いに必要な事項を入力設
定する。次いで、ステップS12のカーテン生地前端の
保持が行われ、ステップS13にて後端保持部材の後退
がなされて、ステップS14にて後端保持部材にカーテ
ン生地をクランプする。そして、スタートに入り、以
下、前述の作業を繰り返して行うことになる。
【0044】ところで、フローチャート上では省略した
が、前記ステップS32において、残り2個ヒダ(最終
ヒダの1つ前のヒダ)の時は、中間保持部材が後退して
いるために、前記ステップS21の移動調整はなく、前
記ステップS22以降の処理に移行する。
【0045】以上の通り、実施の形態例のカーテンヒダ
縫い自動機を用いることによって、カーテン生地Cの元
巾を自動計尺できるため、その自動計尺した元巾に基づ
いてヒダ折り部分の各寸法を自動設定でき、即ち、生地
セット、元巾を除いたデータ入力、最終ヒダ縫製以外の
作業を自動化でき、オーダーカーテン生産用に適するも
のとなって、生産性を大巾に向上できる。そして、ヒダ
折り部分を形成する際に、カーテン生地Cの後端部を保
持した上下クランプ板21,22が予め前方に一旦移動
するため、上下折り込み板18,18,18,19,1
9による生地のヒダ折りが支障無く確実に行われると共
に、その後に続くミシン1の縫合部への生地ヒダ折り部
分の挿入が円滑になされ、さらに、次のヒダ折り部分の
形成のための前クランプ板16及び後クランプ板17に
よる生地の保持も確実に行える。また、カーテン生地C
の中間部をクランプ板24,24により保持して生地送
り方向と直交方向に移動調整するため、特に、次のヒダ
折り部分を形成するためのカーテン生地Cの送り込みの
際に、ヒダ折り部分の端面に段差が生じないようにし
て、ヒダ縫いの品質を向上できる。
【0046】なお、以上の実施の形態例においては、元
巾を必ず自動計尺するものとしたが、実施の形態例のカ
ーテンヒダ縫い自動機を用い、元巾を予め計尺しておい
てから入力するようにしてもよい。そして、実施の形態
例では、元巾が3m〜4mまでの生地について説明した
が、その寸法については任意であり、例えば、元巾が4
mを超える生地についても載せ台及び自動計尺装置を対
応して構成すれば同様に可能である。
【0047】即ち、前述したような計尺設定でなく、元
巾等を最初に入力する使用法は、載せ台以上の巾のカー
テン地にヒダ縫いする場合にも行う。例えば、4mの載
せ台で6m生地を縫製する場合、必要項目を入力するこ
とで、コンピュータは常に生地残りとヒダ数を認識して
いる。従って、前記ステップS28では4mの載せ台後
端迄後退し、また、4m分近辺縫製時、ミシン1の布押
さえ9は固定のまま後端保持部材は前記ステップS28
のクランプを開放して、生地残り位置(2mの位置)ま
で後退して停止している。よって、その場で前記ステッ
プS4の後端保持部材に今度はカーテン地末端をクラン
プさせてスタートをさせる。以降は前述した通りの各ス
テップを行って作業完了に付き、処理並びに制御が終了
する。
【0048】また、例えば、元巾が10m程度と長尺な
生地の場合には、例えば、3m〜4m程度ずつ自動計尺
を2、3回繰り返して、最後に自動計尺するようにして
もよい。この場合、後端保持装置の生地クランプは複数
回クランプの必要がある。即ち、1回目から最終回1つ
前まで後端保持装置は後方に位置し、最終回は残り生地
末端地点にて待機するよう設計されている。なお、各自
動計尺時においては、必要に応じて耳巾の有無を選択す
るものとする。そして、元巾以外の入力項目(仕上げ
巾、ヒダ数、山数、耳巾等)について、バーコード入力
するようにしてもよい。このようにバーコード入力すれ
ば、正確で間違いがなく、また、能率的である。その場
合、通常設定では、元巾もバーコード入力可能とする。
さらに、その他、具体的な細部構造等についても適宜に
変更可能であることは勿論である。
【0049】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明に係
るカーテンヒダ縫い自動機によれば、ミシンと、カーテ
ン生地の前部保持手段、ヒダ折り手段及びヒダ部供給手
段を有するヒダ形成供給装置に加えて、カーテン生地の
後端部を保持して前後方向移動する後端保持装置と、そ
の後方移動量に基づいてカーテン生地元巾を計測する元
巾計測装置とを備えたため、カーテン生地の後端部を保
持した後端保持装置の後方への移動量に基づいて元巾計
測装置によりカーテン生地の元巾を計測することができ
る。こうして元巾を自動計測できるため、生地セット、
元巾を除いたデータ入力、最終ヒダ縫製以外の作業の自
動化を実現することができる。従って、特に、オーダー
カーテン生産用に適するものとなり、生産性の大巾な向
上を達成することができる。
【0050】そして、請求項2記載の発明に係るカーテ
ンヒダ縫い自動機によれば、元巾計測装置により計測さ
れた元巾に基づいてヒダ形成供給装置によるヒダ折り部
分の各寸法を自動設定する制御装置を備えたため、請求
項1記載の発明により得られる効果に加えて、自動計測
した元巾に基づいて制御装置によりヒダ折り部分の各寸
法を自動設定することができるといった利点が得られ
る。ここで、従来のオーダーカーテンのヒダ縫い工程に
おいては、大方の場合、1mスケールをテーブル上に添
付して生地巾を計測するようにしていた。例えば、丈の
長い生地の生地端を左手に持ち、右手で生地の途中をつ
かみ、左手でスケールの0cm点、右手で1mの地点に
合わせて1mを計り、さらに、右手のつまみ点を左手に
持ち換えて、右手に他の1m付近をつまんで、左手を0
cmに右手を1mに合わせて順次計って行くといった方
法が一般的に行われている。これは正確性がなく、ま
た、人により、また、その時により生地への張り具合が
一定でなくきっちりした寸法が出しにくい。しかし、本
発明では、自動計測で、しかも、計測時生地張り強度が
常に一定であるため、正確な生地長さが自動入力され
る。よって、本機のコンピュータの残余生地数と実際の
残余生地長さとの間の誤差が常に微少であるため、仕上
がり寸法が正確である。また、調整運転モードで縫製し
た場合でも、3タック前で自動調整しても、その必要性
がない程に自動制御時、前クランプと後クランプの移動
調整がない。よって、最初から3タック前のヒダ山の高
さと最終3タックのヒダ山の高さに狂いがなく、高品質
のオーダーカーテンが仕上がる。
【0051】また、請求項3記載の発明に係るカーテン
ヒダ縫い自動機によれば、ヒダ形成供給装置によりカー
テン生地のヒダ折り部分を形成する前には、後端保持装
置は前方に移動してカーテン生地を弛ませる動作を行う
ため、請求項1または2記載の発明により得られる効果
に加えて、ヒダ折り部分を形成する際において、カーテ
ン生地の後端部を保持した後端保持装置が前方に移動し
てカーテン生地を弛ませる動作を行うことにより、ヒダ
折り部分の形成が円滑になされるといった利点が得られ
る。
【0052】さらに、請求項4記載の発明に係るカーテ
ンヒダ縫い自動機によれば、ミシンによる縫製終了後
に、後端保持装置が後退動作を行うため、請求項1から
3の何れか記載の発明により得られる効果に加えて、カ
ーテン生地には一定の張りができて、クランプの回帰に
支障がなく、フック間隔の寸法に誤差が生じないといっ
た利点が得られる。
【0053】そして、請求項5記載の発明に係るカーテ
ンヒダ縫い自動機によれば、カーテン生地の次のヒダ折
り部分を形成するための送り込みの際には、カーテン生
地の中間部を保持してカーテン生地の送り方向と直交方
向に移動調整する中間部調整装置を備えたため、請求項
1から4の何れか記載の発明により得られる効果に加え
て、次のヒダ折り部分を形成するためのカーテン生地の
送り込みの際において、カーテン生地の中間部を中間部
調整装置により保持してカーテン生地の送り方向と直交
方向に移動調整することによって、ヒダ折り部分の端面
に段差が生じないようにして、ヒダ縫いの品質を向上す
ることができるといった利点が得られる。
【0054】また、請求項6記載の発明に係るカーテン
ヒダ縫い自動機によれば、カーテン生地の元巾計測時に
は下方に位置し、縫製時には上昇して後端保持装置と同
期して前・後進する生地送りガイド装置を備えたため、
請求項1から5の何れか記載の発明により得られる効果
に加えて、元巾計測時に生地送りガイド装置が下方にあ
ることで、生地の元巾をスムーズに計測することができ
るといった利点が得られる。そして、縫製時は、生地送
りガイド装置が上昇することにより、生地が大きく垂れ
るのを防止することができ、従って、中間保持部材の移
動調整量及び時間が少なくて済み、能率を上げることが
できるといった利点も得られ、また、生地送りガイド装
置が上昇した縫製時において、その生地送りガイド装置
が後端保持装置と同期して前・後進することにより、後
端保持部材にかかる生地の重さを軽減することができる
といった利点も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した一例としてのカーテンヒダ縫
い自動機を示した外観斜視図である。
【図2】図1のカーテンヒダ縫い自動機におけるミシン
部とヒダ折り部及び前部保持装置部分を拡大して示した
斜視図である。
【図3】図1のカーテンヒダ縫い自動機における生地載
せ台と後部及び中間部の保持装置とガイド装置を拡大し
て示した斜視図である。
【図4】図1のカーテンヒダ縫い自動機における操作パ
ネルを拡大して示した正面図である。
【図5】本発明の実施の形態例におけるカーテンヒダ縫
い自動機による自動制御の一例を示したフローチャート
である。
【図6】図5に続く処理を示したフローチャートであ
る。
【図7】図6に続く処理を示したフローチャートであ
る。
【図8】本発明の実施の形態例による生地の前部クラン
プ状態を示した斜視図である。
【図9】図8に続く生地のヒダ折りを示すもので、
(a)は3つ山の場合を示した斜視図、(b)は2つ山
の場合を示した斜視図である。
【図10】図9に続く生地の中間部での面一調整状態を
示した斜視図である。
【図11】図10に続く生地のヒダ折り部分の回転動作
を示した斜視図である。
【図12】図11に続く生地のヒダ折り部分のミシンへ
の挿入状態を示した斜視図である。
【図13】図12に続く生地のヒダ折り部分からのヒダ
折り装置の退避を示した斜視図である。
【図14】図13に続く生地のヒダ折り部分からの押さ
え留め針の上昇を示した斜視図である。
【図15】図14に続くヒダ縫製を示すもので、(a)
はヒダ縫いと山止め縫いの場合を示した平面図、(b)
はヒダ縫いと逆T字縫いの場合を示した平面図である。
【図16】図15の縫いの後の糸切り後に続く次のヒダ
部分のクランプ状態を示した斜視図である。
【図17】最終ヒダ部分のクランプ状態を示した斜視図
である。
【図18】カーテン用語を解説するもので、(a)は生
地の状態での上部正面図、(b)はヒダ縫製後の上部正
面図、(c)は山数の相違を示す端面図、(d)は山の
高さを示す端面図、(e)は谷の深さを示す端面図であ
る。
【符号の説明】 C カーテン生地 1 ミシン 2 ヒダ形成供給装置 3 生地載せ台 4 後端保持装置 5 元巾計測装置 6 中間部調整装置 7 生地送りガイド装置 8 針板 9 布押さえ 10 留め針 11 操作パネル 12 前部保持手段 13 ヒダ折り手段 14 ヒダ部供給手段 15 空間部 16,17 クランプ板 18,19 折り込み板 20 スライド板 21,22 クランプ板 23 生地補助押さえ 24 クランプ板 25 ガイドケース 26 ベルトコンベア 27 モータ 33 ヒダ縫い部 34 二の字縫い部 35 逆T字縫い部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D05B 1/00 - 97/12 D06J 1/02 A47H 13/14

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】縫い針を有するミシンと、 カーテン生地の前端部側から順次保持する前部保持手
    段、この前部保持手段により保持されたカーテン生地部
    分をヒダ折りするヒダ折り手段、これら前部保持手段及
    びヒダ折り手段を一体的に回転させて前記カーテン生地
    のヒダ折り部分を前記ミシンの縫合部に挿入するヒダ部
    供給手段を有するヒダ形成供給装置と、を備えるカーテ
    ンヒダ縫い自動機であって、 前記カーテン生地の後端部を保持して前後方向に移動可
    能な後端保持装置と、 この後端保持装置の後方への移動量に基づいて前記カー
    テン生地の元巾を計測可能な元巾計測装置とを備えたこ
    と、 を特徴とするカーテンヒダ縫い自動機。
  2. 【請求項2】 前記元巾計測装置により計測された元巾
    に基づいて前記ヒダ形成供給装置による前記ヒダ折り部
    分の各寸法を自動設定する制御装置を備えたこと、を特
    徴とする請求項1記載のカーテンヒダ縫い自動機。
  3. 【請求項3】 前記ヒダ形成供給装置により前記カーテ
    ン生地の前記ヒダ折り部分を形成する前、前記後端保持
    装置は前方に移動して前記カーテン生地を弛ませる動作
    を行うこと、を特徴とする請求項1または2記載のカー
    テンヒダ縫い自動機。
  4. 【請求項4】 前記ミシンによる縫製終了後、前記後端
    保持装置は後退動作すること、を特徴とする請求項1か
    ら3の何れか記載のカーテンヒダ縫い自動機。
  5. 【請求項5】 前記カーテン生地の次のヒダ折り部分を
    形成するための送り込みの際、前記カーテン生地の中間
    部を保持して前記カーテン生地の送り方向と直交方向に
    移動調整する中間部調整装置を備えたこと、を特徴とす
    る請求項1から4の何れか記載のカーテンヒダ縫い自動
    機。
  6. 【請求項6】 前記カーテン生地の前記元巾計測時には
    下方に位置し、縫製時には上昇して前記後端保持装置と
    同期して前・後進する生地送りガイド装置を備えたこ
    と、を特徴とする請求項1から5の何れか記載のカーテ
    ンヒダ縫い自動機。
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