JP3000456B1 - 畳縁りの自動縫着装置及び畳縁りと畳床の自動縫着裁断装置 - Google Patents

畳縁りの自動縫着装置及び畳縁りと畳床の自動縫着裁断装置

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JP3000456B1
JP3000456B1 JP24808398A JP24808398A JP3000456B1 JP 3000456 B1 JP3000456 B1 JP 3000456B1 JP 24808398 A JP24808398 A JP 24808398A JP 24808398 A JP24808398 A JP 24808398A JP 3000456 B1 JP3000456 B1 JP 3000456B1
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Abstract

【要約】 【課題】 裁断縫着のための基準ラインである畳表w1
の切断ラインsなどの近傍部の高さが不斉一であっても
裁断縫着ラインが前記基準ラインsに正確に沿ったもの
となるようになし、形状精度の良好な畳を製造すること
を可能となす。 【解決手段】 裁断縫着ヘッド3に畳床w縁の基準ライ
ンsを検出するためのカラーセンサ27を設け、このセ
ンサ27の検出情報に基づいて畳床w縁を自動的に裁断
及び縫着するように作動するものとなす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、畳縁りの畳床自動
縫着装置及び畳縁りと畳床の自動縫着裁断装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】畳の製造に於いては、予め部屋の寸法取
りを行い、これに基づいて現場の歪み形状に適合した各
畳の寸法の割出しを行うようになし、この割出し情報に
基づいて各畳に使用する畳表を一定形状に裁断し、この
裁断した畳表を畳床上に仮止めし、この後、自動裁断縫
着装置を使用することにより、畳表をこれの切断ライン
に沿いながら畳床に縫着したり、縫着と同時に畳床の前
記切断ライン近傍を裁断することが行われる。
【0003】上記した自動裁断縫着装置として例えば実
公平3−44478号及び実公平7−22216号が存
在しているのであり、これら装置は何れも畳表の上記切
断ラインを検出するための検出装置を具備し、この検出
装置の検出情報に基づいて自動的な裁断縫着を行うもの
となされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の自動裁
断縫着装置に於いては、畳表の切断ライン近傍部の高さ
の不斉一に起因して裁断縫着ラインが前記切断ラインに
正確に沿わないことが生じるのである。
【0005】本発明は、上記畳表の切断ライン近傍部の
高さの不斉一とは無関係に、縫着が上記切断ラインに正
確に沿った状態に行えるものとした畳縁りの畳床に対す
る自動縫着装置を提供するほか、畳縁りの縫着と同時に
畳床縁の切断も行えるものとした自動縫着裁断装置を併
せ提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願の第一発明に係る畳
縁りの畳床自動縫着装置では、畳表の裁断端の基準ライ
ンを検出するためのカラーセンサを設け、このセンサの
検出情報に基づいて畳縁りを畳表の裁断端より一定距離
の内方位置で畳床に対し適確に縫着させるものとなる。
上記カラーセンサは基準ライン近傍の色相を検出するも
のであり、従って基準ラインの高さの不斉一に起因して
誤った情報を発するものとはならないのである。 また
カラーセンサは検出対象の色変化に対する感度を簡易に
調整されるため、縫着軌跡の正確性が簡易且つ最適に調
整されるものとなる。
【0007】第二発明では畳縁りの縫着と同時に不用と
なされる畳床の端縁部を切断除去するものとなすのであ
る。第三発明では、上記第一及び第二発明の構成に加え
て、裁断縫着ヘッドに対し畳床縁の端面部を押圧するも
のとした押圧手段を設けるのであり、この押圧手段の採
用により、古畳床に於ける畳表の取替えや古畳表の裏返
し処理に於いてこの効用を発揮するものとなる。
【0008】第三発明に係る自動裁断装置では、裁断ヘ
ッドに畳床縁の基準ラインを検出するためのカラーセン
サを設け、このセンサの検出情報に基づいて畳床縁を自
動的に裁断するように作動する構成となす。
【0009】第四発明はカラーセンサの好適な構成を提
供するものである。
【0010】第五発明はカラーセンサーによる好適な色
相判別例に関するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を説明す
る。図1は本発明に係る畳縁りの畳床への自動縫着と同
縫着及び裁断装置の正面図、図2は前記装置の一部の使
用状態を示す図である。
【0012】これらの図に於いて、1は機台枠であっ
て、紙面と直角をなす方向の一定長さ範囲に設けてあ
る。この機台枠1の上面にはレール2、2を介して裁断
縫着ヘッド3の支持台4が図示しない駆動手段により縦
方向へ走行移動されるように装着されている。
【0013】前記裁断縫着ヘッド3は、支持台4上に設
けた案内軌道5を介して支持台の縦方向走行と直交する
横方向へ摺動変位自在に支持されると共に、これはヘッ
ドフレーム3aの右側面に固定されたモータ6により行
われるようになっている。
【0014】前記裁断縫着ヘッドフレーム3aの左張出
部には縫着手段及び切断手段が設けてあり、縫着手段は
ミシン針7を上下変位させるための針上下駆動軸8、下
端に畳押さえ9を固定された一対の縦摺動案内軸10、
10などからなり、且つ畳押さえ9を上下変位させるた
めの空気圧シリンダ11などが装着されている。切断手
段はヘッドフレーム3aの左側面から先端に切断刃12
の固定された揺動アーム13を上下方向の揺動駆動可能
に延出させるのであり、このさい針上下駆動軸8及び揺
動アーム13は図示しない駆動手段と連動連結されてい
る。
【0015】前記畳押さえ9について説明すると、次の
とおりである。即ち、図2に示すように、切欠14aの
形成された水平状の概ね方形板14を主要な構成部材と
しており、この方形板14の後端に起立板15が固着さ
れると共に、この起立板15の後面に罫引きローラ16
が装着されている。
【0016】前記起立板15の左端部の前側となる方形
板14上には起立板17が起立板15に対し対向状に固
着されると共に、これら起立板15、17間に支軸18
が横架され、この支軸18を介して、図1に示すように
畳圧縮輪19の装着されたアーム部材20が図示しない
バネにより先部及び畳圧縮輪19を下方へ付勢するよう
に装着されている。そして前記方形板14の前部には前
記一対の縦摺動案内軸10、10の下端と結合された横
張出板20が固着されている。
【0017】上記裁断縫着ヘッド3には、更に畳床wの
縁端面を押圧するものとした押圧手段21が装着してあ
り、この押圧手段21は、前記横張出板30の長さ中央
に鈎形起立板22を固着し、この起立板22の横面から
張り出させた台板23にロータリアクチュエータなどの
駆動装置24を固定し、この駆動装置24の図示しない
縦出力軸にアーム部材25の基端部を固定すると共にア
ーム部材25の先端部に縦向きの押圧ローラ26を軸着
したものとなしてある。
【0018】しかして、ミシン針から少し支持台4寄り
に離れた位置には図示しない支持片を介してカラーセン
サ27が取付けてある。このセンサ27は、ミシン針7
から一定距離(例えば2cm程度)だけ右側となる横位
置で方形板14の下面の畳床上から凡そ2cm程度の高
さに位置させ、LED(発光ダイオード)の発する光を
投光窓aから射出し、基準ラインである畳表w1の切断
ラインs近傍の照射スポット直径が凡そ3mm程度以下
となるようになし、この照射スポット個所で反射された
光を受光窓bから採り入れて光ファイバー28から送出
するものとなしてある。このさい、照射スポット直径を
凡そ3mm程度以下としたのは前記切断ラインsの検出
を畳の処理に要求される正確性で行えるようにするため
である。
【0019】光ファイバー28の先端はカラーセンサ2
7の近傍に設けた図示しない光電スイッチ回路装置と接
続されており、この光電スイッチ回路装置は、カラーセ
ンサ27から送られてきた光情報と予め登録された光情
報とを適当な判別手段で比較して色相の異同を判別し、
この判別結果に対応したスイッチ出力を発するものとな
してある。このさい、判別手段はその判別能力の高低を
任意に調整できるものとなされる。
【0020】また上記光電スイッチ回路装置は機台枠1
などに固定された図示しない制御装置と電気的に結合さ
れており、この制御装置は光電スイッチ回路装置のスイ
ッチ出力に対応してモータ6を正逆に回転させ或いは停
止させるものとなしてある。さらに、上記裁断縫着ヘッ
ド3には帯状布材m及び帯状紙材nからなる畳縁材を適
宜に供給するための図示しない公知の機構が設けられて
いる。
【0021】29は裁断縫着ヘッド3の左側方に機台枠
1と一定相対配置となるように設置された畳支持台であ
って、畳床wを載置状に固定するものとなされている。
【0022】次に上記した本発明装置の使用例及び作動
を説明する。先ず新しい畳を製造する場合について説明
する。作業者は自動的な処理の前準備として、畳支持台
29上に仕上がり寸法より少し大きい巾の畳床wを載置
すると共に、この畳床wの上面に、所要形状に裁断され
た畳表w1を適当配置となして刺込み針具などで仮止め
する。
【0023】一方では、支持台4及び裁断縫着ヘッド3
を手動によるスイッチ操作で移動させることにより、カ
ラーセンサ27に畳表w1上面の色相を検出させ、この
検出された色相を光電スイッチ回路装置に登録する処理
を行い、またカラーセンサ27に畳表wと畳床wの混
在面及び畳床w上面の色相を夫々れ検出させ、この検出
された色相を光電スイッチ回路装置に同様登録する処理
を行う。
【0024】これらの処理のほか必要な準備が終了した
後、自動的な処理を開始させるのであり、これにより以
下のような作動が自動的に行われる。即ち、支持台4が
紙面と直交した方向(縦方向)へ移動されて、ミシン針
7が縫動開始位置の真横に位置される。
【0025】次にモータ6が作動して、裁断縫着ヘッド
3が図1に於いて左方向へ移動されるのであり、この移
動の開始された後はモータ6による裁断縫着ヘッド3の
左右移動はカラーセンサ27の検出情報に基づいて制御
されるようになる。
【0026】上記のように裁断縫着ヘッド3が左方向へ
移動されると、カラーセンサ27は畳床wの上方へ移動
されて畳床w上面の色相を検出する状態になるのであ
り、この状態になると、電子スイッチ回路装置がこのさ
いの検出情報と既に登録されている情報とを比較して裁
断縫着ヘッド3を左に移動させるべきことを直ちに判別
してこれに対応するスイッチ出力を送出し、これにより
以後はカラーセンサ27が畳床w1上面の色相を検出し
ている限り、モータ6はこれまでと同様の方向(正転方
向)へ回転され、裁断縫着ヘッド3は左方向へ移動され
るものとなる。
【0027】この裁断縫着ヘッド3の移動により、やが
てカラーセンサ27は畳表w1の切断ラインs上に移動
され、畳床w上面の色相とは異なる色相(畳床wの色相
と畳表w1の色相の混合されたもの)を検出する状態に
なり、この状態になると、電子スイッチ回路装置がこの
さいの検出情報と既に登録されている情報とを比較して
裁断縫着ヘッド3を停止させるべきことを直ちに判別し
てこれに対応するスイッチ出力を送出し、これによりモ
ータ6は回転を停止され、以後はカラーセンサ27が畳
床w上面の色相か畳表w1上面の色相を検出しない限
り、モータ6は回転を停止され、裁断縫着ヘッド3は左
右方向の移動を停止されるものとなる。上記のような裁
断縫着ヘッド3の左右移動の制御により、ミシン針7は
前記切断ラインsから一定距離Lだけ離れた縫着作動す
べき位置に合致された状態となる。
【0028】上記したモータ6の回転停止に関連して、
空気圧シリンダ11が上下の特定方向へ作動されるもの
となり、これにより畳押さえ9が畳表w1を押圧する状
態となされ、次に支持台4が前方へ一定速度で走行駆動
され、これに関連してミシン針7が上下変位され畳表w
1を畳床wに縫着する動作を行うようになり、一方では
切断刃12が下方変位されて、畳床wを畳表w1の切断
ラインs個所で切断するための揺動動作を行うものとな
る。
【0029】このさい、畳表w1の切断ラインsが支持
台4の移動方向と平行となっていないことに起因して、
ミシン針7と前記切断ラインsとの距離Lが変化するこ
とが生じるが、この変化が一定程度以上になって、カラ
ーセンサ27が畳床w上へ移動して畳床w上面の色相を
検出するようになると、光電スイッチ回路装置はこれに
対応したスイッチ出力を送出し、これによりモータ6は
正転されるようになり、逆にカラーセンサ27が畳表w
1上へ移動して畳表w1上面の色相を検出するようにな
ると、モータ6は逆転されるものとなり、この結果、ミ
シン針7と前記切断ラインsとの距離Lの変化は一定程
度以下に制限される。
【0030】このようなカラーセンサ27の色相検出に
よる作動に於いて、カラーセンサ27の色変化に対する
検出感度を適当に調整するのであり、この検出感度を高
くすると、カラーセンサ27は僅かな色変化も感知する
ようになって、前記距離Lの変化を一層小さくなし、逆
にそれを低くすると、前記距離Lの変化を一層大きくな
す。
【0031】以上のような作用により、畳表w1は図2
に示すように、畳縁材m、nと共に前記切断ラインsか
ら一定距離Lの位置を畳床wに連続的に縫着されると共
に、畳床wは前記切断ラインsに合致した位置を連続的
に裁断されるものとなる。この縫着と裁断が終了したと
き、支持台4は特定位置に停止され、次の作動指令に備
えて待機するのである。
【0032】以後は、所要の手作業や自動的な処理を行
わせた後、畳支持台29上の畳床wなどを取り除いて次
の畳床や畳表w1を用意し、上記と同じ作業を繰り返す
ようにするのである。
【0033】次に、古畳の表替えや裏返しを行う場合に
ついて図3を参照して説明する。図3は本実施例の一部
の使用状態を示す図である。古い畳の畳床wは収縮する
ので、必要に応じ、畳表w1を帯状に細断して形成した
補正部材eを畳床wの縁端面に必要枚数だけ線金具など
で止着してその収縮を補正する。図示例では補正部材e
が二枚止着されている。
【0034】上記畳床wは先の使用例と同様に畳支持台
29に載置するのであり、このさい、畳表w1の切断ラ
インsは畳床w1の右端縁にほぼ合致させた状態とな
す。この後、支持台4及び裁断縫着ヘッド3を移動させ
ることにより、カラーセンサ27が畳床wの右端縁ライ
ンs1(補正部材eを止着した場合は補正部材eの最外
方の右端縁ラインs2)上面の色相を検出する状態とし
て、この検出された色相を光電スイッチ回路装置に登録
する処理を行い、またカラーセンサ27が畳床wや補正
部材eから外れた個所の色相を検出する状態として、こ
の検出された色相を光電スイッチ回路装置に登録する処
理を行う。
【0035】これら処理のほか必要な準備が終了した
後、自動的な処理を開始させるのであり、このさい切断
刃12は非作動状態となし、また補正部材eが止着され
ているときは押圧手段21を作動可能状態とする。
【0036】これにより、先の使用例と同様にミシン針
による自動的な縫着が行われるのであるが、次の点が先
の使用例の場合と相違している。即ち、畳床wに補正部
材eが止着されてない場合には、カラーセンサ27は畳
床w上面の色相と畳床wの存在しない個所の色相とを検
出し、この検出情報に基づいて先の使用例に於けると同
様に各部が作動することにより、ミシン針7は畳床wの
右端縁ラインs1からの距離が一定以上に変化しないよ
うに制御される。
【0037】一方、畳床wに補正部材eが止着されてい
る場合には、カラーセンサ27は補正部材eなどの色相
と畳床wや補正部材eの存在しない個所の色相とを検出
し、この検出情報に基づいて先の使用例に於けると同様
に各部が作動することにより、ミシン針7は補正部材e
の最外方の右端縁ラインs2からの距離が一定以上に変
化しないようになされる。補正部材eの最外方の右端縁
ラインs2から一定以上に左右方向へ離れないように制
御される。
【0038】このさい、アーム駆動装置24はアーム部
材25を特定方向fへ揺動させ押圧ローラ26を適当圧
力で補正部材eの最外面に押し当てるのであり、従って
カラーセンサ27はミシン針7のほぼ右真横に位置し畳
床wの右端面に密着された状態の補正部材eの最外方の
右端縁ラインs2を検出するものとなり、従ってミシン
針7はたとえ補正部材eが畳床wの右端面から部分的に
浮き上がった状態に止着された状態となっていたとして
も、畳床wの右端面から適当な一定距離だけ離れた状態
に保持されるのである。
【0039】この結果、古畳の処理に於いても、畳表w
1は畳縁材m、nと共に基準ラインである畳床wの右端
縁ラインs1から一定距離の位置を畳床wに連続的に縫
着されるものとなる。
【0040】
【発明の効果】上記した本発明によれば、畳縁りの畳床
への縫着のさいの基準ラインである畳表の切断ラインな
どの近傍部の高さが不斉一であっても縫着ラインが前記
基準ラインに正確に沿ったものとなり、形状精度の良好
な畳を製造することができるものである。またカラーセ
ンサの感度を調整可能とすることにより、実際に処理す
べき畳に対し最適に適合された処理状態を簡易迅速に得
ることができるものとなる。
【0041】請求項3によれば、請求項1及び2と同じ
効果が得られると共に、古畳の表替えや畳表の裏返し処
理などに於いて寸法の収縮を補正された畳床に対し畳表
の縫着が精度良く行えるものとなる。
【0042】請求項3及び4によれば、カラーセンサー
の好適な使用例を提供してコストの低減化に寄与できる
ものである。
【0043】
【0044】
【0045】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動裁断縫着装置の正面図であ
る。
【図2】前記装置の一部の使用状態を示す図である。
【図3】前記装置の一部の他の使用状態を示す図であ
る。
【符号の説明】
3 裁断縫着ヘッド 21 押圧手段 27 カラーセンサ s 畳表w1の切断ライン(基準ライン) s1 畳床wの端縁ライン(基準ライン) s2 補正部材eの最外方の端縁ライン(基準ライン) w 畳床

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 畳床を載置する畳支持台の畳床上面に対
    し所要寸法と形状に裁断した畳表を刺し込み金具で仮止
    めしたものとなし、一方上記畳支持台に並設した機台上
    にレールを敷設し、支持台を上記畳支持台に沿って縦方
    向の走行移動可能なさしめると共に、該支持台には支持
    台の走行方向と直交する横方向へ走行移動可能状態に裁
    断縫着ヘッドを取付け、他方裁断縫着ヘッドは縫着手段
    とカラーセンサー手段を備え、カラーセンサー手段は縫
    着手段のミシン針から少し離れた支持台寄りで、しかも
    畳床から一定距離の上方となる位置にLEDの発する光
    を投光窓から下方へ射出し、且つ反射される光を採り入
    れる受光窓を備え、また畳表及び該畳表裁断端付近の異
    なる色相を登録する光電スイッチ回路及び該登録色相と
    比較検知して起動する電子スイッチ回路を備えたものと
    なし、これらにより支持台の縦方向移動中に裁断縫着ヘ
    ッドのミシン針を畳表の裁断端に沿う一定距離の内方位
    置で自動的な横移動可能ならしめて縫着することを特徴
    とした畳縁の畳床自動縫着装置。
  2. 【請求項2】 畳床を載置する畳支持台の畳床上面に対
    し所要寸法と形状に裁断した畳表を刺し込み金具で仮止
    めしたものとなし、一方上記畳支持台に並設した機台上
    にレールを敷設し、支持台を上記畳支持台に沿って縦方
    向の走行移動可能なさしめると共に、該支持台には支持
    台の走行方向と直交する横方向へ走行移動可能状態に裁
    断縫着ヘッドを取付け、他方裁断縫着ヘッドは裁断手段
    と縫着手段及びカラーセンサー手段を備え、カラーセン
    サー手段は縫着手段のミシン針から少し離れた支持台寄
    りで、しかも畳床から一定距離の上方となる位置にLE
    Dの発する光を投光窓から下方へ射出し、且つ反射され
    る光を採り入れる受光窓を備え、また畳表及び該畳表裁
    断端付近の異なる色相を登録する光電スイッチ回路及び
    該登録色相と比較検知して起動する電子スイッチ回路を
    備えたものとなし、これらにより支持台の縦方向移動中
    に裁断縫着ヘッドのミシン針を畳表の裁断端に沿う一定
    距離の内方位置で自動的な横移動可能ならしめて畳縁り
    縫着とこれに沿う畳床端縁の裁断が行われることを特徴
    とした畳縁りの自動縫着装置及び畳縁りと畳床の自動縫
    着裁断装置。
  3. 【請求項3】 裁断縫着ヘッドに畳床縁の端面側部を適
    当圧力で押圧するための押圧手段を設け、押圧手段は一
    定長のアーム軸先端に押圧ローラを縦向きの自由回動自
    在に取付け、ロータリアクチュエータの駆動で揺動する
    構成となされることを特徴とした請求項1又は2記載の
    畳縁りの自動縫着装置及び畳縁りと畳床の自動縫着裁断
    装置。
  4. 【請求項4】 カラーセンサーの投光窓と受光窓をミシ
    ン針から2cm程度支持台寄りで、且つ畳床より2cm
    程度上方箇所に配置し、照射スポット直径を凡そ3mm
    程度となしたことを特徴とする請求項1,2又は3記載
    の畳縁りの自動縫着装置及び畳縁りと畳床の自動縫着裁
    断装置。
  5. 【請求項5】 カラーセンサーは畳表の色相と、畳表と
    畳床の混在する色相及び畳床の色相の三者を記憶し、畳
    表と畳床の混在する色相を検出情報に選んで自動制御の
    スイッチ出力となさしめたことを特徴とする請求項1,
    2,3又は4記載の畳縁りの自動縫着装置及び畳縁りと
    畳床の自動縫着裁断装置。
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