JPH0838768A - 自動縫製機 - Google Patents

自動縫製機

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JPH0838768A
JPH0838768A JP20791495A JP20791495A JPH0838768A JP H0838768 A JPH0838768 A JP H0838768A JP 20791495 A JP20791495 A JP 20791495A JP 20791495 A JP20791495 A JP 20791495A JP H0838768 A JPH0838768 A JP H0838768A
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cut
fabric
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Yoshikazu Osada
美和 長田
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Panasonic System Solutions Japan Co Ltd
Original Assignee
KYUSHU M I SHII KK
Kyushu Matsushita Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】生地をカーブ状にカツトすると共に、そのカツ
トエツジに沿うサージングも自動連続的に行なえる自動
縫製機を提供する。 【構成】生地(M)のエツジセンサー(40)により昇
降作動されるエツジコントロール装置(25)と、その
生地(M)のエツジガイド装置(26)のほか、ミシン
針(51)と同期して昇降運動する生地(M)のエツジ
カツト装置(27)も備え、上記エツジコントロール装
置(25)の生地押えプレート(38)により生地
(M)を生地滑りテーブル(15)に押さえ付けて旋回
させ乍ら、その生地(M)の側端部をミシン針(51)
によってサージングすると共に、同じく生地(M)の側
端部を予じめ設定された長さ分だけ、上記エツジカツト
装置(27)によってカーブ状にカツトするように構成
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は被服やシートなどの
各種生地をカーブ状にカツトすると共に、そのカツトエ
ツジに沿うサージング(縁かがり縫い)も自動連続的に
行なえる自動縫製機に関する。
【0002】
【従来の技術】この種生地の側端部をカーブ状にサージ
ングする自動縫製機については、特開昭53−8385
6号や同58−169488号、特公昭62−2783
7号が公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、これらの公
知発明は何れも側端部のカーブ状に截断された生地を対
象として、そのカーブ状エツジに沿うサージングのみを
行なう機械であるに過ぎない。
【0004】そのため、その自動縫製機と別個独立する
截断機を用意して、2工程のもとに生地を加工しなけれ
ばならず、未だ作業効率や省力化などに劣る問題があ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
の改良を企図しており、そのための自動縫製機として生
地の側端部を検知するエツジセンサーの検知信号に基き
回転するロータリーソレノイドと、そのロータリーソレ
ノイドにより生地滑りテーブルに向かって昇降作動され
る遊転可能な円板状生地押えプレートとから成る生地の
エツジコントロール装置と、生地通過間隙を保つ生地ガ
イドプレートと生地ガイド定規との上下一対から成る生
地のエツジガイド装置とを備え、上記エツジコントロー
ル装置の生地押えプレートが下降して、生地を生地滑り
テーブルに押さえ付けた時には、上記エツジガイド装置
を生地から退避させて、その生地を摩擦抵抗と送り作用
により旋回させ乍ら、その側端部をミシン針によりサー
ジングする自動縫製機において、
【0006】上記ミシン針のサージング作用と同期して
昇降運動する可動刃と、その可動刃と相俟って生地の側
端部を挟み切る固定刃との上下一対から成る生地のエツ
ジカツト装置を、上記ミシン針の外側位置に臨ませると
共に、そのミシン針の運針数をカウントすることによ
り、上記生地のエツジカツト開始位置を設定するカツト
ONカウンターと、同じくエツジカツト終了位置を設定
するカツトOFFカウンターとを設けて、そのカツトO
NカウンターとカツトOFFカウンターの検知信号に基
き、上記旋回中にある生地の側端部を予じめ設定された
長さ分だけカーブ状にカツトし得るように構成したこと
を特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面に基いて本発明の詳細
を説明すると、図1はズボンの前立を生地(M)の一例
として、本発明の自動縫製機へ送り込む搬送ラインを示
しており、(A)はその生地(M)に対する芯地(1
0)の接着用プレス機、(11)は生地(M)を挟持搬
送する上下一対の無端なプレスベルトであるが、その搬
送中に働く生地加熱用のヒーターは図示省略してある。
【0008】そして、上記生地(M)は予じめの長方形
をなしており、これに不織布などの芯地(10)を重合
セツトした上、投入テーブル(12)からプレス機
(A)に投入作業しさえすれば、図3の鎖線や図6
(イ)から示唆されるように、その生地(M)と芯地
(10)とが熱圧接着(ヒートシール)されて、上記プ
レスベルト(11)によりプレス機(A)の前方へ送り
出されることとなる。(13)はプレス機(A)の据付
け台である。
【0009】(14)は後述の自動縫製機(B)へ上記
芯貼りされた生地(M)を送り込むための無端な生地送
り込みベルトであって、上記プレス機(A)の前方へ直
列状態に軸架されており、その生地送り込みベルト(1
4)の直前位置には、図2〜5から明白なように、更に
これとの面一状態を保つ生地滑りテーブル(15)が、
継ぎ足し状態に据付け固定されてもいる。(16)はそ
の生地滑りテーブル(15)や生地送り込みベルト(1
4)の支持台である。
【0010】(17)は上記生地送り込みベルト(1
4)の前端位置において、その支持台(16)へ横付け
された生地押えアーム用の昇降作動シリンダーであり、
そのピストンロツド(18)の上端部には同じく生地押
えアーム用の進退作動シリンダー(19)が支架されて
いる共に、その進退作動シリンダー(19)から生地送
り込みベルト(14)上を横断する如く張り出すピスト
ンロツド(20)の先端部に、上記芯貼り後の生地
(M)を生地滑りテーブル(15)へ押え付ける生地押
えアーム(21)が取付けられている。
【0011】つまり、生地押えアーム(21)は図2〜
5から明白なように、上記生地送り込みベルト(14)
による生地(M)の搬送ラインと直交する関係状態に延
在して、昇降作動シリンダー(17)により昇降作動さ
れるほか、進退作動シリンダー(19)により左右横方
向へ進退移動されて、上記生地(M)を確実に捕捉しつ
つ、生地滑りテーブル(15)の上面へ押え付けること
ができるようになっている。
【0012】(22)は上記生地押えアーム(21)の
直前に位置しつつ、同じく生地滑りテーブル(15)上
に臨まされた生地停止用センサーであって、光電スイツ
チや近接スイツチなどから成り、これにより上記生地
(M)の前端部を検知する。
【0013】そして、その検知した出力電気信号によ
り、上記生地(M)の送り込みベルト(14)が一旦停
止し、その停止信号を受けた昇降作動シリンダー(1
7)が下降して、その生地押えアーム(21)により生
地(M)を生地滑りテーブル(15)に押え付ける。
【0014】又、上記昇降作動シリンダー(17)の下
死点を位置検知した出力電気信号により、引続き上記進
退作動シリンダー(19)が生地押えアーム(21)を
上記生地(M)の搬送ラインから退避させる如く、自動
縫製機(B)の存在方向へ一定距離だけ横移動させて、
その生地(M)を押え付けたままで、自動縫製機(B)
の作用エリヤへ送り込むようになっている。
【0015】(23)はその自動縫製機(B)へ送り込
まれる生地(M)の位置決め用センサーであって、やは
り光電スイツチや近接スイツチなどから具体化されてお
り、これによって生地(M)の側端部を検知する。
【0016】その検知した出力電気信号により、上記進
退作動シリンダー(19)が停止し、その停止位置を自
動縫製機(B)によるサージング作用始点として、ミシ
ンモーター(図示省略)が回転駆動し始める一方、生地
送り込みベルト(14)が回走作用すると共に、上記昇
降作動シリンダー(17)が上昇して、その押えアーム
(21)により生地(M)の押え付け状態を解き放つ。
【0017】その昇降作動シリンダー(17)の上死点
を位置検知した電気信号により、上記進退作動シリンダ
ー(19)が生地(M)の搬送ラインに向かって進出す
るようになっている。
【0018】上記のように自動縫製機(B)の作用エリ
ヤへ送り込まれた生地(M)は、その縫製機(B)の生
地検知センサー(24)によって捕捉され、生地(M)
が無くなるまでサージングされるほか、その生地(M)
の後端部がカーブ状にカツトされるようになっている。
【0019】そのための自動縫製機(B)は図7〜12
に抽出する通り、生地(M)のエツジコントロール装置
(25)、エツジガイド装置(26)並びにエツジカツ
ト装置(27)を備えている。
【0020】即ち、先づそのエツジコントロール装置
(25)から説明すると、(28)はミシン本体のヘツ
ド(29)に取付台(30)を介して支架されたエツジ
コントロール用昇降作動シリンダー、(31)そのピス
トンロツド(32)の下端部に付属固定された取付ブラ
ケツト、(33)はそのブラケツト(31)を貫通する
水平回転軸であり、その一端部にはエツジコントロール
用ロータリーソレノイド(34)が、同じく他端部には
ソレノイドレバー(35)が各々取付け一体化されてい
る。
【0021】(36)は上記取付ブラケツト(31)に
ベアリングホルダー(37)を介して支持された垂直支
軸であり、その上端部が上記ソレノイドレバー(35)
に接当されている一方、同じく垂直支軸(36)の下端
部には、下向き凸曲型の円板状生地押えプレート(3
8)が遊転し得るように取付けられている。その生地押
えプレート(38)は生地(M)との摩擦抵抗により、
その生地(M)を自づと旋回させ得るようになってい
る。
【0022】(39)は上記ソレノイドレバー(35)
に押し上げ復帰力を付与するリターンバネであって、そ
のソレノイドレバー(35)と上記ベアリングホルダー
(37)との上下相互間に介在しつつ、垂直支軸(3
6)に捲架されている。
【0023】又、(40)は生地(M)の側端部を検知
するエツジセンサーであって、上記生地検知センサー
(24)と同じ光電管などから成り、その各センサー
(24)(40)の発光体(41)(42)が後述する
生地ガイド定規の支持ブラケツト(43)に取付けられ
ていると共に、これと向かい合う受光体(44)(4
5)が生地滑りテーブル(15)に埋め込まれている。
【0024】次に、生地(M)のエツジガイド装置(2
6)はその生地(M)の側端部を針落ち(図示省略)に
正しく誘導するものとして、上記支持ブラケツト(4
3)に固定された生地ガイド定規(46)と、その上面
に生地通過間隙を保って積層一体化された生地ガイドプ
レート(47)とから成るが、その全体として昇降運動
し得るようになっている。
【0025】つまり、(48)はミシン本体のヘツド
(29)から一体的に張り出された固定ステー、(4
9)はそのステー(48)に支架されたエツジガイド用
昇降作動シリンダーであって、そのピストンロツド(5
0)の下端部に上記支持ブラケツト(43)が連結され
ており、その昇降作動シリンダー(49)によって上記
エツジガイド装置(26)の全体が昇降されるようにな
っている。
【0026】これは、エツジガイド装置(26)を生地
(M)から逃がして、その生地(M)をエツジカツト装
置(27)によりカツトし得るようにする趣旨であり、
そのため上記シリンダー(49)による昇降作動に限ら
ず、エツジガイド装置(26)を水平方向や斜め方向へ
作動させても、さしつかえない。
【0027】上記生地(M)のエツジカツト装置(2
7)は、ミシン針(51)の外側位置に臨む可動刃(5
2)と固定刃(53)とから成り、その可動刃(52)
がミシン針(51)によるサージング作用と連動して昇
降されるようになっている一方、これと向かい合う固定
刃(53)が、生地滑りテーブル(15)からの露出状
態に固定設置されている。
【0028】この点、図示の実施例ではエツジカツト装
置(27)をミシン針(51)の若干前方位置に配設す
ることにより、ミシン針(51)のサージング作用に先
行して、その生地(M)の側端部を挟み切るようになっ
ているが、逆にサージング作用に後行して、生地(M)
の側端部を挟み切るように配置してもさしつかえない。
尚、(54)はミシンに固有の生地押え、(55)は同
じく送り歯である。
【0029】上記自動縫製機(B)の作用当初では、生
地検知センサー(24)がON状態にあり、ミシンに固
有の生地押え(54)は上昇している一方、エツジガイ
ド装置(26)は下降状態にある。
【0030】そこで、生地(M)が上記生地押え(5
4)に送り込まれるや、生地検知センサー(24)はO
FFとなり、その生地押え(54)が下降すると共に、
エツジコントロール装置(25)もその昇降作動シリン
ダー(28)の下降により、その生地押えプレート(3
8)を生地滑りテーブル(15)に向かって、その両プ
レート(15)(38)間に生地(M)の通過間隙を保
つ状態に停止維持する一方、ミシンモーターが回転し
て、ミシン針(51)が縫製運動を開始する。
【0031】又、生地(M)の側端部がエツジセンサー
(40)により検知されると、エツジコントロール装置
(25)のロータリーソレノイド(34)がON状態と
なり、そのソレノイドレバー(35)がリターンバネ
(39)の押し上げ付勢力に抗しつつ、生地押えプレー
ト(38)を下降させて、生地(M)をその生地滑りテ
ーブル(15)に押え付け、その摩擦抵抗と送り歯(3
5)の送り作用を受けた生地(M)が、生地押えプレー
ト(38)を中心として、自づと旋回されることにな
る。
【0032】つまり、上記エツジコントロール装置(2
5)の昇降作動シリンダー(28)と、エツジガイド装
置(26)の昇降作動シリンダー(49)は、何れも下
降状態を維持していると共に、ロータリーソレノイド
(34)がエツジセンサー(40)の検知信号により、
ON状態になったり、OFF状態になったりして、生地
(M)の側端部に沿う如く、エツジコントロール装置
(25)の就中生地押えプレート(38)を昇降作動さ
せるようになっているのである。
【0033】やがて、ミシン針(51)による縫製が生
地(M)の終わりに近づき、その生地(M)の後端部が
生地検知センサー(24)を通過するや、その生地検知
センサー(24)はON状態に復帰し、上記ミシンの生
地押え(54)が上昇すると共に、ミシンモーターは回
転を停止し、縫製を終了する。
【0034】その場合、上記自動縫製機(B)には図示
省略してあるが、ミシン針(51)の運針数をカウント
することによって、その生地(M)における側端部のエ
ツジカツト開始位置と終了位置を設定するためのカウン
ターも、ミシンの制御ボツクスに設置されている。
【0035】即ち、自動縫製機(B)の動作を示す図1
3のタイムチヤートと、図14のフローチヤートから明
白なように、カツトONカウンターはミシン針(51)
による生地(M)の縫い始めから、何針目で生地(M)
の側端部をカツトするかと云うカツト開始位置を設定す
るものであり、又カツトOFFカウンターは何針分をカ
ツトするかと云うカツト終了位置を設定するものであ
る。
【0036】そして、上記カツトONカウンターの電源
が入り、そのカツト開始位置がカツトONカウンターU
P信号として検知されるや、上記エツジカツト装置(2
7)により、生地(M)の側端部がカツトされ始める一
方、その出力電気信号により上記エツジコントロール装
置(25)のロータリーソレノイド(34)がONし
て、その生地押えプレート(38)による生地(M)の
押え付け状態に保つと共に、その生地(M)から逃げる
如く、上記エツジガイド装置(26)がその昇降作動シ
リンダー(49)によって、生地滑りテーブル(15)
からの上昇状態となり、そのため生地(M)は生地押え
プレート(38)を中心として、自由に旋回し得る。
【0037】又、上記カツトOFFカウンターの電源が
入り、そのカツト終了位置がカツトOFFカウンターU
P信号として検知された時には、上記生地(M)の側端
部に対するカツト作用は終了するが、上記エツジコント
ロール装置(25)のロータリーソレノイド(34)は
その出力信号を受けて、OFF状態となり、生地押えプ
レート(38)による生地(M)の押え付けを開放する
一方、同じく電気信号を受けた昇降作動シリンダー(4
9)により、そのエツジガイド装置(26)が下降され
る。
【0038】生地(M)をエツジコントロール装置(2
5)の生地押えプレート(38)により生地滑りテーブ
ル(15)に押え付け、その生地押えプレート(38)
を中心として生地(M)が旋回し始めるや、ミシン針
(51)と同期して昇降運動するエツジカツト装置(2
7)の可動刃(52)により、その固定刃(53)と相
俟って生地(M)の側端部を予じめ設定された長さ分だ
け、滑らかなカーブ状にカツトし得るように構成されて
いるわけである。
【0039】その結果、上記プレス機(A)へ単純な長
方形の生地(M)を投入するも、その芯地(10)が接
着された生地(M)の側端部は、引続き自動縫製機
(B)のミシン針(51)によりサージングされるほ
か、その後端部が上記エツジカツト装置(27)によっ
て、自づと正しくカーブ状にカツトされると共に、その
カツトエツジに沿うサージングが自動連続的に行なわれ
ることとなり、茲に図6(ロ)のような目的とするズボ
ンの前立を得ることができる。
【0040】尚、(C)は上記サージング後の生地
(M)を重ね取るためのスタツカーであり、生地滑りテ
ーブル(15)の直前位置に据付けられている。
【0041】
【発明の効果】以上のように、本発明では生地(M)の
側端部を検知するエツジセンサー(40)の検知信号に
基き回転するロータリーソレノイド(34)と、そのロ
ータリーソレノイド(34)により生地滑りテーブル
(15)に向かって昇降作動される遊転可能な円板状生
地押えプレート(38)とから成る生地(M)のエツジ
コントロール装置(25)と、生地通過間隙を保つ生地
ガイドプレート(47)と生地ガイド定規(46)との
上下一対から成る生地(M)のエツジガイド装置(2
6)とを備え、上記エツジコントロール装置(25)の
生地押えプレート(38)が下降して、生地(M)を生
地滑りテーブル(15)に押さえ付けた時には、上記エ
ツジガイド装置(26)を生地(M)から退避させて、
その生地(M)を摩擦抵抗と送り作用により旋回させ乍
ら、その側端部をミシン針(51)によりサージングす
る自動縫製機において、
【0042】上記ミシン針(51)のサージング作用と
同期して昇降運動する可動刃(52)と、その可動刃
(52)と相俟って生地(M)の側端部を挟み切る固定
刃(53)との上下一対から成る生地(M)のエツジカ
ツト装置(27)を、上記ミシン針(51)の外側位置
に臨ませると共に、そのミシン針(51)の運針数をカ
ウントすることにより、上記生地(M)のエツジカツト
開始位置を設定するカツトONカウンターと、同じくエ
ツジカツト終了位置を設定するカツトOFFカウンター
とを設けて、そのカツトONカウンターとカツトOFF
カウンターの検知信号に基き、上記旋回中にある生地
(M)の側端部を予じめ設定された長さ分だけカーブ状
にカツトし得るように構成してあるため、冒頭に述べた
公知発明の問題点を完全に改良できる効果がある。
【0043】即ち、本発明の上記構成によれば、自動縫
製機(B)に生地(M)のエツジコントロール装置(2
5)とエツジガイド装置(26)のほか、エツジカツト
装置(27)も装備されており、そのエツジコントロー
ル装置(25)の生地押えプレート(38)による生地
(M)の押え付け中に、その生地(M)からエツジガイ
ド装置(26)を逃がし退避させて、上記生地押えプレ
ート(38)の中心廻りに生地(M)を旋回させ乍ら、
その生地(M)の側端部をミシン針(51)によってサ
ージングすると共に、そのミシン針(51)と同期して
昇降運動するエツジカツト装置(27)により、生地
(M)の側端部をカーブ状にカツトするようになってい
るため、上記生地(M)に対するカーブ状のカツトとそ
のカツトエツジに沿うサージングとを1工程での効率良
く行なえると共に、上記カツト長さを運針数のカウント
により予じめ設定できることとも相俟って、生地(M)
のロスなく適正な縫製状態を得られることになり、著し
く有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した生地の搬送ラインを示す全体
斜面図である。
【図2】図1の一部を抽出して示す側面図である。
【図3】図2の平面図である。
【図4】図3の側面図である。
【図5】図2の一部を破断して示す拡大図である。
【図6】生地のプレス状態とサージング状態を示す平面
図である。
【図7】自動縫製機を抽出して示す斜面図である。
【図8】生地のサージング作用状態を示す平面図であ
る。
【図9】図8に後続するサージング作用状態の平面図で
ある。
【図10】生地のカツト作用状態を示す平面図である。
【図11】図8に対応するサージング作用状態の側面図
である。
【図12】図10に対応するカツト作用状態の側面図で
ある。
【図13】自動縫製機の動作を示すタイムチヤートであ
る。
【図14】自動縫製機の動作を示すフローチヤートであ
る。
【符号の説明】
(15)・生地滑りテーブル (24)・生地検知センサー (25)・エツジコントロール装置 (26)・エツジガイド装置 (27)・エツジカツト装置 (28)・昇降作動シリンダー (34)・ロータリーソレノイド (38)・生地押えプレート (40)・生地エツジセンサー (46)・生地ガイド定規 (47)・生地ガイドプレート (49)・昇降作動シリンダー (51)・ミシン針 (52)・可動刃 (53)・固定刃 (A)・プレス機 (B)・自動縫製機 (C)・スタツカー (M)・生地

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】生地(M)の側端部を検知するエツジセン
    サー(40)の検知信号に基き回転するロータリーソレ
    ノイド(34)と、そのロータリーソレノイド(34)
    により生地滑りテーブル(15)に向かって昇降作動さ
    れる遊転可能な円板状生地押えプレート(38)とから
    成る生地(M)のエツジコントロール装置(25)と、 生地通過間隙を保つ生地ガイドプレート(47)と生地
    ガイド定規(46)との上下一対から成る生地(M)の
    エツジガイド装置(26)とを備え、 上記エツジコントロール装置(25)の生地押えプレー
    ト(38)が下降して、生地(M)を生地滑りテーブル
    (15)に押さえ付けた時には、上記エツジガイド装置
    (26)を生地(M)から退避させて、その生地(M)
    を摩擦抵抗と送り作用により旋回させ乍ら、その側端部
    をミシン針(51)によりサージングする自動縫製機に
    おいて、 上記ミシン針(51)のサージング作用と同期して昇降
    運動する可動刃(52)と、その可動刃(52)と相俟
    って生地(M)の側端部を挟み切る固定刃(53)との
    上下一対から成る生地(M)のエツジカツト装置(2
    7)を、上記ミシン針(51)の外側位置に臨ませると
    共に、 そのミシン針(51)の運針数をカウントすることによ
    り、上記生地(M)のエツジカツト開始位置を設定する
    カツトONカウンターと、同じくエツジカツト終了位置
    を設定するカツトOFFカウンターとを設けて、 そのカツトONカウンターとカツトOFFカウンターの
    検知信号に基き、上記旋回中にある生地(M)の側端部
    を予じめ設定された長さ分だけカーブ状にカツトし得る
    ように構成したことを特徴とする自動縫製機。
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