JP4062916B2 - キーボード装置及び電子機器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、左右分離タイプのキーボード装置と、そのような左右分離タイプのキーボードを備える電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
携帯電話、PHS、電子手帳、PDAなどの携帯用電子機器が個人情報の管理や個人情報の管理や情報通信などの用途に使用されている。このような携帯用電子機器には液晶表示画面とキー入力部が備えられている。
また、携帯用電子機器には、持ち運んでいるときの表示画面やキー入力部の保護を目的として、携帯電話、PHSや電子手帳などのように、折り畳みタイプのものや、着脱タイプのハードカバーと組み合わせるものがある。ハードカバーの場合、携帯用電子機器を使用する際に、機器本体から取り外して適所に置いたり機器本体の裏側に装着したりする。
【0003】
ところで、携帯用電子機器のキー入力部として、電子手帳やPDAなどのように、表示画面に内蔵したタッチパネルを備え、その表示画面を専用のタッチペンで押圧して入力する方式のものがある。
最近では、携帯用電子機器とキーボードを組み合わせて使用するものもある。例えば、携帯用電子機器とは別の携帯用キーボードを用い、その携帯用キーボードをコネクタを介し携帯用電子機器に接続して、キーボードで入力する方式のものがある。また、携帯用電子機器にキーボードを内蔵しておき、そのキーボードを引き出して入力する方式のものもある。
【0004】
しかし、携帯用キーボードを用いるものでは、電子機器と一緒に常に持ち運んでコネクタ接続しなければ使用できず、持ち運び及び使用に際しての取り扱いが面倒であった。
また、キーボードを内蔵したものでは、携帯用電子機器からキーボードを引き出して使用する際の取り扱いが面倒であったり、キー入力がし難い等の問題があった。例えば、縦長の携帯用電子機器の横幅内に収まる小さなキーボードを単に内蔵した場合、引き出したキーボードの横幅が小さいことから、キーピッチが狭くなってキー入力し難いものとなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、持ち運び及び使用に際しての取り扱いが簡単で、使用時には横方向に大きく使えて入力し易いキーボード装置を提供することである。
また、本発明の課題は、キーボードを備える電子機器において、キーボードの持ち運び及び使用に際しての取り扱いが簡単で、使用時には機器本体に対し横方向に大きなキーボードとして使えて入力し易い電子機器を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するため、請求項1記載の発明のキーボード装置10は、例えば、図1、図3〜図11に示すように、キーボード21を収納するキーボードケース11と、このキーボードケース22の対向する両側面部からそれぞれ回転動作により外部に突出し、前記キーボードケース11の他面部において横方向に並んだ状態となって、全体として一つのキーボード21を構成する第1及び第2の2つのキーボード分割体22・23と、前記キーボードケース11に対する前記第1のキーボード分割体22の回転操作に連動して他の前記第2のキーボード分割体23を回転動作させる連動機構24とを備え、例えば、図7、図8、図10及び図11に示すように、前記キーボードケース11の一側面部から前記第1のキーボード分割体22を回転操作すると、前記2つのキーボード分割体22・23を前記キーボードケース11の他面部に向かう方向に付勢して前記横方向に並んだ状態に動作させる補助動作機構31・32を備えることを特徴とする。
【0007】
請求項1記載の発明によれば、回転動作する2つのキーボード分割体及びその連動機構をキーボードケースに備えているので、持ち運びが簡単である。また、第1のキーボード分割体を回転操作すると他の第2のキーボード分割体も連動して回転動作するので、通常はキーボードを収納しておき、キーボードを利用したいとき極めて簡単な操作で直ちに利用可能となる。そして、使用時には、キーボードケース両側面部からそれぞれ回転動作により2つのキーボード分割体が外部に突出してキーボードケース他面部で横方向に並んだ状態となって大きくなる。従って、2つのキーボード部分を合わせたキーボードとしてキー数やキーピッチを充分に確保し、かつキーサイズも大きくしたキーボードとして用いることができ、キー入操作が格段に容易となる。また、第1のキーボード分割体を回転操作すると、補助動作機構の付勢により2つのキーボード分割体が横方向に並んだ状態に自動的になる。
【0008】
請求項2記載の発明は、
請求項1記載のキーボード装置であって、
例えば、図5及び図6に示すように、
前記連動機構24は、前記2つのキーボード分割体22・23を互いに連結するリンク25機構であることを特徴とする。
【0009】
請求項3記載の発明は、
請求項1記載のキーボード装置であって、
例えば、図13に示すように、
前記連動機構24は、前記2つのキーボード分割体22・23の回転動作の回転中心の近傍において互いに噛み合う歯車28・29機構であることを特徴とする。
【0016】
請求項記載の発明の電子機器1は、例えば、図18に示すように、機器本体の対向する両側面部からそれぞれ回転動作により外部に突出し、前記機器本体の他面部において横方向に並んだ状態となって、全体として一つのキーボード21を構成する第1及び第2の2つのキーボード分割体22・23と、前記機器本体に対する前記第1のキーボード分割体22の回転操作に連動して他の前記第2のキーボード分割体23を回転動作させる連動機構24とを備え、前記機器本体の一側面部から前記第1のキーボード分割体を回転操作すると、前記2つのキーボード分割体を前記キーボードケースの他面部に向かう方向に付勢して前記横方向に並んだ状態に動作させる補助動作機構を備えることを特徴とする。
【0017】
請求項記載の発明によれば、回転動作する2つのキーボード分割体及びその連動機構を機器本体に内蔵したので、持ち運びが簡単である。また、第1のキーボード分割体を回転操作すると他の第2のキーボード分割体も連動して回転動作するので、使用上の取り扱いも簡単である。そして、使用時には、機器本体両側面部からそれぞれ回転動作により2つのキーボード分割体が外部に突出して機器本体他面部で横方向に並んだ状態となって大きくなる。従って、2つのキーボード部分を合わせたキーボードとしてキー数やキーピッチを充分に確保し、かつキーサイズも大きくしたキーボードとして用いることができ、キー入操作が格段に容易となる。また、第1のキーボード分割体を回転操作すると、補助動作機構の付勢により2つのキーボード分割体が横方向に並んだ状態に自動的になる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0019】
〔第1の実施の形態〕
図1は本発明を適用した電子機器及びキーボード装置の一使用形態を示すもので、実施形態は、図示のように、手の平に載せて使用する小型の携帯用電子機器であるPDA1とキーボード装置10との組み合わせである。
PDA1は、図2にも示すように、縦長の略長方形状をなす機器本体の表面(前面)に表示画面2及び操作キー3を有している。表示画面2はタッチパネルを兼ねており、そのタッチパネルに対する入力操作用のタッチペン4が機器本体の一側面に取り外し可能に嵌め込まれている。
キーボード装置10は、図1に示したように、PDA1に対し裏面(後面)側に装着されるキーボードケース11と、左右で対をなす2つのキーボード分割体22・23により構成されるキーボード21とからなる。2つのキーボード分割体22・23は、横長の略長方形状のもので、所定の配列による多数のキー22a・23aをそれぞれ有している。
【0020】
キーボードケース11は、図3に示すように、2つのキーボード分割体22・23をそれぞれ収納するキーボード収納部12・13を有している。キーボード収納部12・13は、キーボードケース11の略下半部を占め、側面部及び下面部に開放されている。キーボード収納部12・13において、キーボード分割体22・23が固定支軸14でそれぞれ回転動作する。なお、2つのキーボード分割体22・23は、各々のキーボード収納部12・13への収納状態において、それぞれ側方から外隅部22c・23cを指先で引き出し操作可能である。
キーボードケース11のPDA1への装着面の上下には装着状態保持部15・16が備えられていて、上側の装着状態保持部15寄りの中央に接続端子部(電気的接続部)17が備えられている。上下の装着状態保持部15・16は、図4に示すように、PDA1の機器本体の上下面の係止溝にそれぞれ係止可能な係止爪を有している。また、図4(b)に示したように、キーボードケース11をPDA1裏面(後面)側に装着した状態において、接続端子部17はPDA1裏面(後面)に備えられた接続端子部に電気的接続状態となる。
そして、キーボードケース11は、図4(a)に示したように、PDA1の表面(前面)側にも装着可能であり、すなわち、PDA1の表示画面2及び操作キー3を含む表面(前面)を保護するハードカバーとしても機能する。
【0021】
次に、2つのキーボード分割体22・23の動作機構について説明する。
動作機構は、図5及び図6に示すように、2つのキーボード分割体22・23の連動機構24である。この連動機構24は、左右で対をなす2つのリンク25とスライド軸26及び連結軸27等により構成される。
すなわち、図示のように、2つのリンク25の一端部を共通に支持するスライド軸26が、キーボードケース11内の中央に設けた縦方向のガイド溝18に移動自在に組み付けられている。2つのリンク25は各々の他端部において、2つのキーボード分割体22・23に連結軸27によりそれぞれ連結されている。
ここで、2つのキーボード分割体22・23の各々の固定支軸14は、キーボードケース11下端部の中央の左右に並んで設けられている。2つのキーボード分割体22・23は、各々の長辺部に沿って一体に形成した突片部22b・23bの端部において固定支軸14にそれぞれ回転自在に組み付けられている。突片部22b・23bは、キーボード分割体22・23の長辺部の半ばまで設けられていて、固定支軸14と反対側の端部においてリンク25と連結軸27で連結されている。
以上のリンク機構による連動機構24によって、2つのキーボード分割体22・23は各々の固定支軸14を中心として左右対称に同時に回転動作する。
【0022】
さらに、連動機構24には、図7に示したように、2つのキーボード分割体22・23の補助動作機構として機能する2つのねじりコイルバネ31・32が連結されている。すなわち、補助動作機構は大きなねじりコイルバネ31と小さなねじりコイルバネ32からなり、この2つのねじりコイルバネ31・32は、一端部が前記スライド軸26に掛け止めされて、他端部がキーボードケース11に設けた固定ボス33に掛け止めされている。
以上の2つのねじりコイルバネ31・32によって、2つのキーボード分割体22・23は所定の回転角度を境にキーボードケース11に対する収納動作方向と突出動作方向とにそれぞれ切り替わって付勢される。
実施形態では、2つのねじりコイルバネ31・32による補助動作機構としたが、1つのねじりコイルバネでも良く、また、ねじりコイルバネに限らず、他のバネであっても良く、さらに、同様な補助動作機能を有するものであれば何でも良い。
なお、2つのキーボード分割体22・23の突片部22b・23bとキーボードケース11との間は、フィルム基板(電気的接続部)19でそれぞれ繋がれている。フィルム基板19は、2つのキーボード分割体22・23の固定支軸14を中心とする回転動作に追従して撓むものである。キーボード分割体22・23の各々のキー22a・23aは、キーボード分割体22・23内の図略の基板、フィルム基板19、キーボードケース11内の図略の基板を介して、前記接続端子部17に電気的接続状態となっている。
【0023】
次に、キーボード装置10の使い方を説明する。
キーボード不使用時は、図3、図5及び図7に示すように、2つのキーボード分割体22・23がキーボードケース11の左右のキーボード収納部12・13にそれぞれ収納状態となっている。このとき、スライド軸26は、固定ボス33との間に掛け渡した2つのねじりコイルバネ31・32によって、ガイド溝18の上端部に突き当たった状態に保持される。従って、各々のリンク25及び連結軸27を介して突片部22b・23bが引き上げられて縦方向に沿って左右に並び、2つのキーボード分割体22・23は収納状態に保持されている。
このようなキーボード収納状態のキーボードケース11を、図4(a)に示したように、PDA1の表面(前面)側に装着して持ち運ぶことでハードカバーとして利用でき、すなわち、PDA1の表示画面2及び操作キー3を含む表面(前面)を保護できる。
そして、PDA1を使用する場合、キーボードケース11を一旦外しておく。これにより、PDA1の表示画面2のタッチパネルをタッチペン4で入力操作したり操作キー3の操作により所望の処理を行う。
【0024】
キーボード使用に際しては、キーボードケース11をPDA1の裏面(後面)側に装着する。このとき、図4(b)に示したように、キーボードケース11の接続端子部17がPDA1裏面(後面)の接続端子部に電気的接続状態となり、従って、キーボード分割体22・23の各々のキー22a・23aがPDA1内の電気回路に電気的接続状態となる。
そして、キーボードケース11内の左右のキーボード分割体22・23の何れか一方を指先で引き出し操作する。例えば、右側のキーボード分割体23を指先で引き出して回転操作すると、図8及び図9に示したように、連動機構24により左のキーボード分割体22も同時に回転動作して左右対称な突出状態になる。
すなわち、右側のキーボード分割体23が固定支軸14を中心に回転動作して突出すると、連結軸27を介してリンク25が引かれ、そのリンク25を介してスライド軸26がガイド溝18に沿って下方へ移動する。このとき、他方のリンク25が押し下げられるので、連結軸27を介して左側のキーボード分割体22も固定支軸14を中心に回転動作して突出する。
【0025】
図8は2つのねじりコイルバネ31・32がデッドポイントにある状態を示したものである。この状態以降は、2つのねじりコイルバネ31・32によって、スライド軸26、リンク25及び連結軸27を介し左右のキーボード分割体22・23が自動的に突出完了状態になる。
図10は左右のキーボード分割体22・23が横方向に並ぶ直前の状態を示したものである。その後、図11に示したように、キーボードケース11の下端部において、左右のキーボード分割体22・23が横方向に並んだ大きなキーボード21の状態になる。このとき、スライド軸26は、2つのねじりコイルバネ31・32によりガイド溝18の下端部に突き当たった状態に保持され、すなわち、2つのキーボード分割体22・23が横方向に並んだ状態に保持されている。
その結果、例えば、図1に示したように、左手の平にキーボードケース11ごとPDA1を持った状態で、右手の指先でキーボード21上のキー22a・23aを適宜に入力操作できる。その入力情報はPDA1内で所定の処理がなされてから表示画面2に表示される。
【0026】
キーボード使用後は、左右のキーボード分割体22・23の何れか一方を指先でキーボードケース11の側面へ向けて倒すように操作することで、連動機構24により左右のキーボード分割体22・23が同時に回転動作してキーボードケース11に収納状態となる。
【0027】
以上のとおり、キーボード装置10は、PDA1に装着して携帯でき、また、単独でも携帯でき、特に、左右のキーボード分割体22・23が横方向に並んだ大きなキーボード21の状態が得られるため、キー入力がし易く便利である。
しかも、左右のキーボード分割体22・23が連動して同時に突出動作したり収納動作するため、取り扱いも楽である。
なお、本実施形態においては、左右それぞれのキーボード分割体22・23は、それぞれの回転軸14について回転して外部に突出したが、回転軸は共通であっても良い。また、1点に固定されていなくても、各キーボード部分が外部へ回転し突出できる構造であれば種々の他の構造を用いることができる。また、本実施形態においては、左右のキーボード分割体に一連のキーを分配して配置するようにしたが、左右別々の種類や配列のキーを配置するようにしても良い。例えば、左側のキーボード部分に50音のめくり方式キーを配置し、右側にテンキーを配置しても良い。
【0028】
〔電気的接続部の他の例〕
図12はキーボードケース11の下側の装着状態保持部16内に接続端子部(電気的接続部)17を設けた例を示したものである。この場合、PDA1は下端部に接続端子部を備えるものとする。
また、キーボードケース11の上側の装着状態保持部15内に接続端子部(電気的接続部)17を設けても良い。その場合、PDA1は上端部に接続端子部を備えるものである。
その他、接続端子部(電気的接続部)17はキーボードケース11の何処に設けても良い。
【0029】
〔第2の実施の形態〕
図13は左右のキーボード分割体22・23の連動機構24を歯車機構としたものである。すなわち、図14に拡大して示したように、左右のキーボード分割体22・23の突片部22b・23bの互いに隣り合う端部に、各々の固定支軸14を中心として噛み合う歯車28・29を設けている。
従って、左右のキーボード分割体22・23の何れか一方を回転操作すれば、その固定支軸14を中心として噛み合う歯車28・29を介して他方も同時に回転動作する。
【0030】
〔外部機器装着部の例〕
図15はキーボードケース11に外部機器装着部として充電池収納部41及びイヤホンジャック42を設けた例を示したものである。図示例では、上左半部に充電池収納部41を形成して、右側面にイヤホンジャック42を配設しており、Bは充電池である。
図16はキーボードケース11に外部機器装着部としてカードスロット43を設けた例を示したものである。図示例は、右側面に開口するカードスロット43を形成したもので、Cはカードである。
図17はキーボードケース11に充電池収納部41及びカードスロット43を設けた例を示したものである。図示例は、上左半部に充電池収納部41を形成して、右側面に開口するカードスロット43を形成している。
【0031】
〔キーボード内蔵電子機器の例〕
図18は、PDA1の下半部に前述した実施形態と同様のキーボード収納部12・13を形成して、固定支軸14及びキーボード21(キーボード分割体22・23)を内蔵した例を示している。なお、連動機構24及び補助動作機構31・32等も設けるが、図示では省略している。
このようにPDA1にキーボード21(キーボード分割体22・23)をコンパクトに内蔵することが可能となり、携帯性と使い勝手がさらに向上する。
【0032】
なお、以上の実施の形態においては、手の平に載せて使用可能な小型電子機器としたが、本発明はこれに限定されるものではなく、より大きな他の電子機器であっても良い。
また、キーボード装置を構成するキーボードケースの形状やキーボード分割体のキー配列や形状及びその連動機構の構成等も任意であり、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
【0033】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、回転動作する2つのキーボード分割体及びその連動機構をキーボードケースに備えているので、持ち運びが簡単である。また、第1のキーボード分割体を回転操作すると他の第2のキーボード分割体も連動して回転動作するので、通常はキーボードを収納しておき、キーボードを利用したいとき極めて簡単な操作で直ちに利用可能となる。そして、使用時には、キーボードケース両側面部からそれぞれの固定点を回転中心とした回転動作により2つのキーボード分割体が外部に突出してキーボードケース他面部で横方向に並んだ状態となって大きくなる。従って、2つのキーボード部分を合わせたキーボードとしてキー数やキーピッチを充分に確保し、かつキーサイズも大きくしたキーボードとして用いることができ、キー入操作が格段に容易となるといった利点が得られる。また、第1のキーボード分割体を回転操作すると、補助動作機構の付勢により2つのキーボード分割体が横方向に並んだ状態に自動的になる。
【0036】
請求項記載の発明によれば、回転動作する2つのキーボード分割体及びその連動機構を機器本体に備えているので、持ち運びが簡単である。また、第1のキーボード分割体を回転操作すると他の第2のキーボード分割体も連動して回転動作するので、通常はキーボードを収納しておき、キーボードを利用したいとき極めて簡単な操作で直ちに利用可能となる。そして、使用時には、機器本体両側面部からそれぞれの固定点を回転中心とした回転動作により2つのキーボード分割体が外部に突出して機器本体他面部で横方向に並んだ状態となって大きくなる。従って、2つのキーボード部分を合わせたキーボードとしてキー数やキーピッチを充分に確保し、かつキーサイズも大きくしたキーボードとして用いることができ、キー入操作が格段に容易となるといった利点が得られる。また、第1のキーボード分割体を回転操作すると、補助動作機構の付勢により2つのキーボード分割体が横方向に並んだ状態に自動的になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した電子機器及びキーボード装置の一使用形態を示す概略斜視図である。
【図2】電子機器の一実施形態を示す概略正面図である。
【図3】キーボード装置の一実施形態を示す概略正面図である。
【図4】電子機器とキーボード装置を組み合わせた状態を示すもので、電子機器の表側にキーボードケースを装着した状態を示した概略側面図(a)、電子機器の裏側にキーボードケースを装着してキーボード突出状態とともに電気的接続部を示した破断側面図(b)、同じくキーボードの回転支軸部を示した破断側面図(c)である。
【図5】キーボードケース内のキーボード及び連動機構等の構成を示すもので、キーボード収納状態を示した概略正面図である。
【図6】図5の状態からキーボード突出状態を示した概略正面図である。
【図7】補助動作機構を含めた構成を示すもので、キーボード収納状態を示した概略正面図である。
【図8】図7の状態からキーボードを回転操作した状態を示した概略正面図である。
【図9】電子機器の裏側にキーボードケースを装着してキーボードを回転操作した状態を示した概略斜視図である。
【図10】図8の状態から補助動作機構によりキーボードが横方向に並ぶ方向に付勢された動作経過状態を示した概略正面図である。
【図11】図10の状態からキーボードが横方向に並んだ状態を示した概略正面図である。
【図12】電気的接続部の他の例を示すもので、電子機器の裏側にキーボードケースを装着した状態の破断側面図である。
【図13】キーボード装置の第2実施形態を示すもので、キーボード突出状態を示した概略正面図である。
【図14】図13の歯車機構部の拡大図である。
【図15】キーボード装置のキーボード突出状態を示したもので、外部機器装着部の一例を示した概略斜視図である。
【図16】外部機器装着部の他の例を示した概略斜視図である。
【図17】外部機器装着部のさらに他の例を示した概略斜視図である。
【図18】キーボード内蔵の電子機器の一例を示した概略側面図である。
【符号の説明】
1 電子機器
2 表示画面
3 操作キー
4 タッチペン
10 キーボード装置
11 キーボードケース
12・13 キーボード収納部
14 固定支軸
15・16 装着状態保持部
17 電気的接続部
18 ガイド溝
19 電気的接続部
21 キーボード
22・23 キーボード分割体
22a・23a キー
24 連動機構
25 リンク
26 連結軸
27 スライド軸
28・29 歯車
31・32 補助動作機構
41・42・43 外部機器装着部

Claims (7)

  1. キーボードを収納するキーボードケースと、
    このキーボードケースの対向する両側面部からそれぞれ回転動作により外部に突出し、前記キーボードケースの他面部において横方向に並んだ状態となって、全体として一つのキーボードを構成する第1及び第2の2つのキーボード分割体と、
    前記キーボードケースに対する前記第1のキーボード分割体の回転操作に連動して他の前記第2のキーボード分割体を回転動作させる連動機構とを備え、
    前記キーボードケースの一側面部から前記第1のキーボード分割体を回転操作すると、前記2つのキーボード分割体を前記キーボードケースの他面部に向かう方向に付勢して前記横方向に並んだ状態に動作させる補助動作機構を備え
    ることを特徴とするキーボード装置。
  2. 前記連動機構は、前記2つのキーボード分割体を互いに連結するリンク機構であることを特徴とする請求項1記載のキーボード装置。
  3. 前記連動機構は、前記2つのキーボード分割体の回転動作の回転中心の近傍において互いに噛み合う歯車機構であることを特徴とする請求項1記載のキーボード装置。
  4. 前記キーボードケースは、携帯用電子機器の表面に装着されるハードカバーであることを特徴とする請求項1〜3の何れか記載のキーボード装置。
  5. 前記キーボードケースには、前記2つのキーボード分割体の各キーに電気的に接続される第1の電気的接続部と、携帯用電子機器の電気回路に電気的に接続される第2の電気的接続部が設けられていることを特徴とする請求項1〜4の何れか記載のキーボード装置。
  6. 前記キーボードケースには、外部機器を装着する外部機器装着部が設けられていることを特徴とする請求項1〜5の何れか記載のキーボード装置。
  7. 機器本体を備えている電子機器であって、
    前記機器本体の対向する両側面部からそれぞれ回転動作により外部に突出し、前記機器本体の他面部において横方向に並んだ状態となって、全体として一つのキーボードを構成する第1及び第2の2つのキーボード分割体と、
    前記機器本体に対する前記第1のキーボード分割体の回転操作に連動して他の前記第2のキーボード分割体を回転動作させる連動機構とを備え、
    前記機器本体の一側面部から前記第1のキーボード分割体を回転操作すると、前記2つのキーボード分割体を前記キーボードケースの他面部に向かう方向に付勢して前記横方向に並んだ状態に動作させる補助動作機構を備えることを特徴とする電子機器。
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