JP4062419B2 - 処理装置および半導体装置の製造方法 - Google Patents

処理装置および半導体装置の製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体ウエハ(例えば、シリコンウエハで、以下、「ウエハ」と記す)等の窒化珪素膜(以下、「窒化膜」と略称する)を熱燐酸(以下、「燐酸」と略称することもある)によってエッチング処理する処理装置に関し、特にエッチング処理に寄与した燐酸を回収して再利用可能にする再生部を有した処理装置に関するものである。
【0002】
【背景技術】
半導体製造等におけるウエハ処理には、ウエハに微細な窒化膜パターンをエッチングで形成することがある。このエッチングではドライエッチングが主流となっているが、形成された窒化膜を酸化マスクして選択的に酸化膜を形成し、不要となった窒化膜マスクの除去には窒化膜と酸化膜のエッチング選択比が大きい熱燐酸を用いて処理する方法が今日でも広く採用されている。このウエハ処理においては、窒化膜と酸化膜のエッチング選択比が大きい条件でエッチングを行えば、ウエハの窒化膜が水と反応して酸化珪素とアンモニアに分解するため、エッチングが適切に行われる。この反応では、燐酸が触媒として作用し、かつ消耗せずに水を補給するだけで永久的に触媒として利用できることが知られており、効率的なエッチングが可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、実際のウエハ処理においては、エッチング選択比を大きくするため、どうしても分解された酸化珪素が熱燐酸に高濃度に溶解した状態で使用せざるを得ないが、この条件で使用すると、この溶解量が飽和溶解量に達しその酸化珪素が微細な粒子となって析出することになり、これが微細なパーティクルとなってウエハを汚染したり、エッチング液を再利用するための循環濾過フィルタを詰まらせるといった種々の障害の原因となる。そこで、酸化珪素の溶解量が飽和溶解量に達する前に、例えばエッチング液を新しい燐酸に交換したり、燐酸中の酸化珪素濃度を下げなければならない。酸化珪素を多く含む燐酸はエッチング液として使用できず、廃液として廃棄処理しなければならないだけでなく、環境へ悪影響を与えかねない。
【0004】
また、窒化膜マスクのエッチング速度は、燐酸温度が一定であれば酸化珪素濃度と関係なく一定であるが、酸化膜のエッチング速度は燐酸中の酸化珪素濃度に反比例し、酸化珪素濃度が高くなると減少する。このように、窒化膜と酸化膜のエッチング選択比は、酸化珪素膜濃度に応じて変化するため、処理ロット間で酸化膜厚がバラツク原因となり、品質低下を招くことになる。従って、その分だけ、ウエハ処理装置の設計や加工処理マージンを大きくする必要性があるが、ICの微細化、高集積化の進展に伴って、許容されるマージンが小さくなってきている。このような背景から、選択比が大きく、処理ロット間バラツキが少なく、しかも燐酸廃液が排出されないウエハ処理装置の実現が望まれている。
【0005】
本出願人らは、以上の状況から特開平11−293479号や特開平9−45660号等のウエハ処理装置構造や再生方法を開発してきた。本発明はそれらを更に改善したものであり、エッチング液の交換を自動化し易くし、装置の停止時間の短縮を図り、かつ燐酸中の不純物を低減したり一定に維持可能にすることを目的としている。そして、窒化膜と酸化膜のエッチング選択比を大きいままとし、かつ該選択比を一定とした燐酸により窒化膜エッチングを行うことができるようにする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の処理装置は、半導体ウエハを熱燐酸によってエッチング処理する溢流部付のエッチング槽と、前記溢流部に溢流した燐酸をエッチング槽外に導いて濾過、加熱及び純水を添加してエッチング槽内へ戻す循環濾過経路部と、エッチング処理を行なった燐酸を回収し、該燐酸にフッ酸を加えて加熱処理を行なう再生処理が行なわれる、燐酸再生装置と、前記燐酸再生装置で再生された燐酸を前記エッチング槽に補給する補給配管と、前記エッチング処理が行なわれた回数を計測し、該処理回数に基づき、燐酸の全量を交換するエッチング液交換手段とを含む。
【0007】
本発明の処理装置によれば、エッチング槽の燐酸の交換を一回でまとめて行なうことができる。このことにより、エッチング槽に燐酸が補充されたときに、濃度や温度の調整のために装置を停止する時間を短縮することができる。本発明の処理装置は、たとえば、下記の態様をとることができる。
【0008】
(A)本発明の処理装置において、前記燐酸再生装置は、前記回収された燐酸を一旦入れる受け槽と、前記受け槽から導入される燐酸にフッ酸を加えて加熱する処理槽と、前記処理槽で再生処理された燐酸を一時貯留する貯留槽と、を含み、前記処理槽は、処理槽内から蒸発する蒸気を冷却して液化する冷却器と、前記冷却器で液化された液を一定温度に調整する恒温槽と、前記恒温槽で調整された液中のフッ素濃度を計測するフッ素計測手段を含む測定部と、を有することができる。
【0009】
(B)本発明の処理装置において、前記補給配管は、前記エッチング槽に新しい燐酸を供給する新液供給部を含むことができる。
【0010】
(C)本発明の処理装置において、前記循環濾過経路部は、燐酸を濾過する濾過部の手前に分岐配管を有し、前記濾過部へ流れる燐酸の循環液圧に応じて、前記燐酸再生装置側へ導入する燐酸の量を制御する手段を有することができる。
【0011】
(D)本発明の処理装置において、前記補給配管は、前記貯留槽から取り出された再生燐酸を、前記エッチング槽又は前記溢流部へ送る経路と、再び貯留槽へ戻す循環経路とを切換可能に構成することができる。
【0012】
(E)本発明の処理装置において、前記貯留槽は、前記処理槽から導入される再生された燐酸を所定温度に制御する加熱手段を有していると共に、前記溢流部との間を前記補給配管で接続することができる。
【0013】
(F)本発明の処理装置において、前記貯留槽は、前記処理槽から導入される再生された燐酸を所定温度に制御する加熱手段を有していると共に、前記循環濾過経路部との間を前記補給配管で接続することができる。
【0014】
(G)本発明の処理装置において、前記加熱手段は、前記貯留槽から、前記エッチング槽へ再生された燐酸を供給するタイミングにより制御されることができる。
【0015】
(H)本発明の処理装置において、前記処理槽は、槽内の燐酸を循環させるための循環経路を有しており、該循環経路は、濾過部を有することができる。
【0016】
(I)本発明の処理装置は、半導体装置の製造方法に用いることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を実施の形態として示した図面を参照しつつ説明する。図1は本発明の装置のうちエッチング槽及び循環濾過経路部を主体とした構成図であり、図2は同装置のうち燐酸再生装置を主体とした構成図である。以下の説明では、本発明装置の各部を説明した後、装置作動例について説明する。
【0018】
(装置構造)
この処理装置は、エッチング部4と、循環濾過経路部5と、燐酸再生装置6とを主体として構成される。エッチング部4は、複数のウエハ1をウエハカセット2に収容した状態で熱燐酸(エッチング液)に浸して同ウエハ1の窒化膜をエッチングする箇所である。循環濾過経路部5は、エッチング槽3から溢流した燐酸を濾過、加熱及び純水添加工程を経て再びエッチング槽3へ戻す箇所である。燐酸再生装置6は、循環濾過経路部5から燐酸を分岐して同燐酸中の酸化珪素濃度を下げ、当該エッチング液に使用可能な一定の酸化珪素濃度の燐酸に再生してエッチング槽3の溢流部3aへ戻す箇所である。
【0019】
a.エッチング部
このエッチング部4では、エッチング槽3と共に不図示の自動移送ロボットやベルトコンベヤ等が配置され、ウエハ1がエッチング槽3の槽本体内に出し入れされてエッチング処理される。エッチング槽3は、内周壁30及び底壁31で槽本体を区画形成していると共に、内周壁30の上端から溢れる燐酸を受け入れる溢流部3aを外周に形成している。内周壁30及び底壁31には不図示の発熱体である面ヒータが内設されている。槽本体には、底内側に分散板であるメッシュ32が設けられ、該メッシュ32の上にウエハカセット2が保持される。
【0020】
液の導入・排出構造は、溢流部3aの上側に設けられて燐酸(主に再生燐酸)を補給する補給口33と、溢流部3aの底壁に設けられて溢流した燐酸を循環濾過経路部5へ排出する排出口34と、底壁31に設けられて循環濾過経路部5で処理された燐酸を槽本体内に導入する供給口35と、同様に底壁31に設けられてエッチング槽3内の液の全量を排出するための排出口36とが設けられている。
【0021】
制御系としては、エッチング槽3内の燐酸の量を検出する液面センサ37と、槽本体内の燐酸の液温度を検出する温度センサ38と、温度センサ38による検出温度を基にして前記した面ヒータを制御して燐酸を一定の所定温度に維持するヒータコントローラ39とが設けられている。
【0022】
b.循環濾過経路部
循環濾過経路部5には、ポンプ50と、濾過部であるフィルタ51とが設けられている。溢流部3aの排出口34から排出された燐酸は、ポンプ50により供給口35からエッチング槽3の槽本体に戻され、フィルタ51を経由することで濾過される。循環濾過経路部5は、他にはラインヒータ52と、温度センサ53と、ヒーターコントローラー54と、純水供給するための計量ポンプ55を備えている。ラインヒータ52は、濾過した燐酸を一定の所定温度に保ち、温度センサ53およびヒータコントローラ54により制御されている。そして、計量ポンプ55により、その一定温度に加温された燐酸に所定量の純水を添加される。即ち、ここでは、溢流部3aから排出されたエッチング液つまり燐酸について、まず、フィルタ51により燐酸を濾過する。次に、燐酸は、ラインヒータ52で一定の温度まで加温された後、計量ポンプ55で純水を添加して燐酸濃度が一定に保たれるよう調整されて槽本体内へ戻される。
【0023】
c.燐酸再生装置
燐酸再生装置6は、受け槽70と処理槽100および貯留槽130とを主体として構成され、エッチング処理を行なった燐酸の再生処理を行ない、再生後の燐酸をエッチング部4に供給する箇所である。
【0024】
燐酸再生装置6の受け槽70と、エッチング槽3の排出口36との間は、排出配管60で接続されている。排出配管60には、自動弁61が設けられており、自動弁61が開状態になることにより、槽内の燐酸が排出される。
【0025】
また、循環濾過経路部5のポンプ50とフィルタ51との間には、分岐配管62が設けられている。分岐配管62には、圧力計63、ニードル弁64及び自動弁65が設けられている。ここで、圧力計63は、ポンプ50とフィルタ51の間の配管部、つまりフィルタ51の手前の液圧力(循環液圧又は濾過圧)を測定する。ニードル弁64は流量調整弁であり、このニードル弁64の弁開度を適宜に調整しておくことにより、分岐配管62から分岐される燐酸の流量は前記した循環液圧に対応して自動的に制御される。自動弁65は開閉弁である。そして、自動弁65が開状態のとき、分岐配管62から分岐された燐酸が受け槽70に回収される。
【0026】
受け槽70は、複数の液面センサ71を有し、前記回収量を常に計測している。計測されたデータは、後述する制御回路300に送信され、制御回路300は、回収量に基づき、自動弁101の開閉を制御する。すなわち、受け槽70の燐酸の量が所定量に達した場合、自動弁101が開状態になり、燐酸は底部の排出口72から処理槽100へ導入される。
【0027】
処理槽100は、測定部7と組に構成されている。処理槽100には、液面センサ102と、面ヒータ103および面ヒータ104等と、温度センサ105と、ヒータコントローラ106とが設けられている。槽内の燐酸は、温度センサ105の検出温度を基にして、ヒータコントローラ106が面ヒータ103,104等を制御することにより調整される。また、処理槽100は、槽内に純水を添加する純水供給手段である計量ポンプ107および槽内の補給配管108と、HF(フッ酸、つまりフッ化水素)の必要量供給する薬液供給手段であるHFタンク109及び計量ポンプ110とを設けている。
【0028】
液の導入、排出構造としては、処理槽100の上部に、HFを供給するための供給口112と、受け槽70から燐酸を導入するための供給口114と、測定部7に必要な蒸気を取り出すための蒸気取り出し口113とが設けられている。処理槽100の底部には、燐酸を排出するための排出口115が設けられている。
【0029】
排出口115には、濾過配管116が設けられており、濾過配管116には、自動弁117と、ポンプ118と、フィルタ119と、ヒータ120とが設けられている。すなわち、排出口115から排出された燐酸は、ポンプ118により、供給口112から処理槽100に戻されると共に、濾過部であるフィルタ119を経由することにより濾過され、ヒータ120で加熱される。濾過配管116には、分岐配管121が設けられている。分岐配管121には自動弁122が設けられており、再生が終了した燐酸は、分岐配管121を介して、貯留槽130へ排出される。
【0030】
このように、濾過配管116にフィルタ119を設けることにより、再生された燐酸中の異物、パーティクルの除去を行なうことができる。
【0031】
測定部7は、再生用として処理槽100の燐酸に投入されたフッ酸の現在濃度を検出し、再生の進行及び終点を判定する箇所である。この形態では、処理槽100の蒸気を冷却する冷却器200と、ここで冷却された液体を一定の温度に調整するスパイラル管を含む恒温槽201及びその温度コントローラ202と、恒温槽201からの液体を受ける保温容器203と、処理槽100内の燐酸のフッ素濃度を算出するために、保温容器203の液体の導電率を測定する導電率センサ204を有する導電率計205とを備えている。ここでの保温容器203は、導電率センサ204を用いていることから、ある程度の深さのものが用いられる。また、処理槽100の燐酸中のフッ素濃度は、導電率計205で測定された導電率のデータを基にして当該装置のメイン制御手段である制御回路(マイクロコンピュータ等)300で演算処理して算出される。なお、制御回路300は、処理槽100内の燐酸量に応じたフッ酸及び純水の投入量を算出し、各算出投入量を充足するよう計量ポンプ110,107を制御したり、前記フッ素濃度が所定値以下となったときその再生終了を知らせたり、上述した各部の自動弁、ニードル弁及び計量ポンプ等も必要に応じて制御したり、各部のヒータコントローラ等との間で必要な信号の授受を行ってウエハ処理装置全体を制御する。
【0032】
貯留槽130は、処理槽100内で再生処理された燐酸を分岐配管121を介してバッチ式に貯留し、その再生燐酸を補給配管140aを介し前記溢流部3aへ補給する箇所である。
【0033】
貯留槽130は、面ヒータ131および面ヒータ132と、液面センサ133と、温度センサ134と、ヒータコントローラ135とを備えている。面ヒータ131及び面ヒータ132は、貯留された再生燐酸を所定温度に加熱し、温度センサ134は、槽内の燐酸の温度を検出し、ヒータコントローラ135は、検出された温度を基に面ヒータ131および面ヒータ132を制御している。また、貯留槽130は、槽内に純水を添加する純水供給手段である計量ポンプ136と槽内に補給配管137とを備えることができる。
【0034】
従来、再生処理を終了した燐酸は、濃度や温度の調整が行なわれないまま、エッチング槽3に導入されていたため、エッチング槽3に導入された後、濃度および温度の調整を必要とし、装置の停止時間が長くなるという問題があった。しかし、本発明によれば、貯留槽130は、加熱手段および純水供給手段を設けているため、エッチング槽3に導入される前に、あらかじめ温度や濃度をプロセスでの処理に適した条件に調整することができる。このように調整された燐酸は、エッチング槽3に供給されてからすぐにプロセス処理を行なうことができ、装置の停止時間を短縮することができる。
【0035】
また、加熱手段の制御は、エッチング槽3へ再生した燐酸を供給するタイミングに合わせて行なうことができる。たとえば、エッチング槽3へ再生された燐酸を供給する直前にのみ、加熱手段を使用する場合は、必要のない電力の消費を防ぐことができる。
【0036】
貯留槽130と溢流部3aとの間は、溢流部3a側に自動弁143とニードル弁144を付設した補給配管140aで接続されている。補給配管140aには、自動弁143より上流側に分岐した循環配管140bが設けられている。すなわち、自動弁143が閉状態の場合、燐酸は補給配管140a、補給配管140bを介して貯留槽130に戻され循環される。そして、前述したようにエッチング槽3の液面センサ37の検出結果を基にして、制御回路300からポンプ141、ニードル弁144へ信号が伝達されることにより、貯留槽130内の再生された燐酸は、溢流部3aへ補給される。また、補給配管140aには、新液供給部8が設けられている。具体的には、補給配管140aにおいて、ニードル弁144とエッチング槽3の供給口33との間に分岐配管150が設けられており、分岐配管150は、補給配管140aと新しい燐酸タンク153とを接続している。分岐配管150には、ポンプ152と自動弁151とが設けられており、必要に応じて分岐配管150を介して新しい燐酸液が供給される。
【0037】
(装置稼動)
次に、以上のウエハ処理装置の稼動又は動作例について概説する。
【0038】
まず、窒化膜を施したウエハ1は、ウエハカセット2に収納された状態で、加熱された燐酸で満たされたエッチング槽3に入れられると、その熱燐酸によってウエハ1の窒化膜がエッチング処理される。この処理過程では、エッチング槽3の本体から溢れ出る熱燐酸が溢流部3aに集められ排出口34から循環濾過経路部5へ排出され、ポンプ50によってフィルタ51側へ送られる。このフィルタ51を通過した燐酸は、ラインヒータ52で所望の温度(例えば燐酸の沸点直前の温度)に昇温されると共に、昇温された燐酸に計量ポンプ55を介し所定量の純水が添加されて供給口35からエッチング槽3の本体内に送られて循環される。このようにして、燐酸がエッチング槽3に循環されるため、ウエハ1の窒化膜が適切にエッチング処理される。
【0039】
このエッチング過程では、エッチング処理が行なわれた回数を計測しており、処理回数が所定回数に達した場合、エッチング槽3内の燐酸の交換が行なわれる。エッチング処理の回数は、たとえば、ウエハカセット2の出し入れを計測することにより行なう。制御回路300は、処理回数が所定回数に達した場合、自動弁61を開状態にし、槽内の燐酸の全量が排出され受け槽70に回収される。
【0040】
次に、槽内の燐酸の全量が排出された後、制御回路300からの信号により自動弁61は閉状態になり、補給配管140aの自動弁143を開状態にし、後述する貯留槽130の再生された燐酸が供給される。このとき、供給される燐酸の量は、液面センサ37により計測されており、その結果に基づき自動弁143は閉状態になる。このようにして、エッチング槽3では、所定のエッチング処理を終えた燐酸を低酸化珪素濃度の燐酸に交換することができる。
【0041】
エッチング槽3に燐酸を供給する際に、必要に応じて新液供給部8から新しい燐酸が供給される。たとえば、貯留槽130において燐酸が不足している場合、制御回路300は、自動弁151を開状態にし、分岐配管150を介して新しい燐酸が供給される。
【0042】
従って、この構造では、処理回数が所定回数に達した時点で、槽内の燐酸の全量を交換することにより、エッチング液の装置の空き時間を減らすことができる。また、次回の交換時までのエッチング処理においても、所定の濃度より高酸化珪素濃度になった燐酸の一部を排出し、低酸化珪素濃度の燐酸を補充することにより、エッチング槽3の燐酸の濃度が最適な状態で維持できる。さらに、循環濾過経路部5では、次回のエッチング液の交換までの間、プロセス処理に適した燐酸の濃度を保つために、高酸化珪素濃度の燐酸の一部を排出するため、分岐配管62が設けられている。分岐配管62には、圧力計63が設けられており、圧力計63はフィルタ51の手前の循環液圧を測定している。燐酸中の酸化珪素濃度が高くなると、フィルタ51の酸化珪素沈着が多くなるために循環液圧は高くなる。すなわち、循環液圧を測定することにより、燐酸の酸化珪素濃度を予測することができる。圧力計63で計測される圧力値(循環液圧)は、制御回路300へ伝達され、制御回路300は、その計測結果が所定値以上であれば、自動弁65を開状態にし、循環濾過経路部5を流れている燐酸の一部は、分岐配管62を介して受け槽70へ回収される。
【0043】
前述のように、循環濾過経路部5から燐酸の一部が回収されて、エッチング槽3の燐酸が減少する場合、制御回路300は、補給配管140aの自動弁143を開状態にし、貯留槽130の再生された燐酸が補充される。
【0044】
この場合、貯留槽130の再生燐酸は、処理槽100で再生されて低酸化珪素濃度の燐酸であることから、エッチング槽3の燐酸中の酸化珪素濃度もそれに応じて低い値に維持可能にする。また、循環濾過経路部5では、その低酸化珪素濃度の燐酸がポンプ50からフィルタ51側へ送られるため、フィルタ51の沈着酸化珪素を再溶解して除去する。この利点は、低酸化珪素濃度の燐酸であるため、フィルタ51の沈着酸化珪素が再溶解してフィルタ51を長期に使用可能にすることである。
【0045】
受け槽70では、液面センサ71が計測したデータを制御回路300に伝達し、制御回路300は、計測されたデータを基に自動弁101を制御する。すなわち、受け槽70の燐酸が所定の量に達した場合は、自動弁101は開状態となり、受け槽70の燐酸は処理槽100へ回収される。
【0046】
処理槽100に回収された燐酸は、再生処理が行なわれている間、排出口115から排出され濾過配管116を介して循環される。このように、処理槽100内の燐酸は、濾過配管116を介して循環され、濾過部であるフィルタ119を通過することで、燐酸中の不純物やパーティクルを除去することができる。
【0047】
この再生処理においては、HFタンク109のフッ酸が計量ポンプ110によって処理槽100内へ適量供給されると共に、純水が計量ポンプ107によって純水供給管108を介し処理槽100内へ適量供給される。なお、前記フッ酸及び純水の供給量は、例えば、特開平11ー293479号の関係箇所を参照されたい。そして、この再生処理では、面ヒータ103,104を制御して処理槽100内の液温度を上げるようにし、蒸発した蒸気を蒸気取り出し口113から冷却器200に導いて冷却して液体に戻す。この液体は、恒温槽201内のスパイラル管を通って、一定温度に調整されつつ保温容器203へ流し込まれる。なお、保温容器203には常に新たな液体が流入され、古い液体が溜まらないようになっている。保温容器203から流れ出した液体には必要な処理が施される。
【0048】
続いて、保温容器203の液体の導電率を導電率計205(導電率センサ204)で計測し、該計測したデータが制御回路300の記憶部に記憶される。制御回路300では、そのデータを演算処理してフッ素濃度を算出し、該フッ素濃度が所望の値と対応する導電率になる時点を判断し、処理槽100の燐酸中の酸化珪素濃度が所定値より低くなった時点を確定する。なお、処理槽100内の燐酸は、上記したフッ酸を加え、純水を添加することにより、燐酸中の酸化珪素濃度が下がり、この燐酸がウエハ1の窒化膜エッチングに使用可能な低酸化珪素濃度になると、制御回路300からの命令により、自動弁122が開状態となり、貯留槽130へ排出される。この貯留槽130内の燐酸は、液面センサ133によって検出されており、その検出結果により自動弁122の開時間が制御される。
【0049】
貯留槽130内の燐酸は、面ヒータ131,132によって所定温度(例えば沸点の一歩手前の温度)に保たれ、溢流部3aに補給された際、循環濾過経路部5及びエッチング槽3の本体にある燐酸の温度低下を起こさないように処理される。そして、溢流部3aへの補給では、エッチング槽3の液面センサ37の検出結果を基にして、自動弁143が開状態とされ、貯留槽130内の燐酸がポンプ141、自動弁143及びニードル弁144を介し供給される。なお、貯留槽130内の燐酸は、通常、補給配管140aからニードル弁142及び循環配管140bを介して循環されている。ニードル弁142は、例えば、溢流部3aへの補給時のみ弁開度が最少となるよう制御される。これは、貯留槽130内の燐酸温度を極力一定に維持するためである。
【0050】
このとき、貯留槽130の液面センサ133や温度センサ134の計測結果は、制御回路300に伝達されており、燐酸の量が不足している場合などは、新液供給部8の自動弁151が開状態になり新しい燐酸が供給される。
【0051】
また、貯留槽130内の燐酸は上述のように加熱される他に、たとえば、エッチング槽3に液を供給するタイミングに合わせて加熱を行なうことができる。この方法は、特に、エッチング槽3で所定回数のエッチング処理を終え、エッチング液の全量を交換する場合、あらかじめエッチング槽3に供給するタイミングが分かっているため、そのタイミングに合わせて加熱することにより、無駄な加熱を防ぎ電力の消費を削減することができる。
【0052】
さらに貯留槽130では、計量ポンプ136および補給配管137を介して純水を添加することなどにより槽内の燐酸の濃度や温度を調整しプロセスの処理に用いられる燐酸と同様の状態にすることができる。このことにより、貯留槽130の燐酸は、エッチング槽3に供給された後すぐにプロセス処理を開始することができる。
【0053】
以上のように、この構造では、処理槽100内の燐酸中のフッ素濃度が温度変化や空気中の二酸化炭素の影響を受けない状態で測定されるため、処理槽100で再生処理される燐酸に残留するフッ素濃度を高精度で計測可能となり、引いては燐酸中の酸化珪素濃度をフッ素濃度の計測値から高精度に推定できる。また、燐酸液再生装置6としては、廃液となる燐酸が極力抑えられるようになり、コスト低減だけでなく、環境への悪影響も抑えることができる。
【0054】
本発明は以上の実施の形態に何ら制約されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において、種々変形したり、展開することも可能であり,たとえば、下記の態様をとることができる。なお、図3は、変形例の一例を示したものである。
【0055】
エッチング処理を適切な条件で行なうために、循環濾過経路部5から燐酸の一部を排出する際、ウエハカセット2をエッチング槽3に投入した際に溢れた燐酸の全量を直接受け槽70に回収することができる。この場合、ウエハカセット2がエッチング槽3に投入された時、制御回路300は、分岐配管62の自動弁65を開状態にする。これにより、溢流部3aに溢れた燐酸は、分岐配管62を介して直接受け槽70に回収され、高酸化珪素濃度の燐酸の一部を確実に排出することができる。
【0056】
貯留槽130内の再生燐酸を溢流部3aではなく、循環濾過経路部5へ供給したり、エッチング槽3の本体内へ供給するようにしてもよい。この場合について、図3を参照しつつ説明する。循環濾過経路部5へ供給する場合には、図3に示すように補給配管140aに分岐補給配管160を設けることができる。分岐補給配管160は、循環濾過経路部5のフィルタ51より上流側に接続することができ、自動弁161を有する。自動弁161を開状態にすると、再生された燐酸は、分岐補給配管160を介して、循環濾過経路部5の濾過部(フィルタ51)の手前に供給される。このような構造にすると、供給した燐酸は、循環濾過経路部5のフィルタ51やラインヒータ52等を通過して、供給口35から、エッチング槽3に供給される間に、温度や濃度の調整がされる。また、フィルタ51を通過しているため、再生後の燐酸にパーティクルが含まれている場合に、そのようなパーティクルの除去を行なうことができるという利点がある。
【0057】
エッチング槽3の容量が大きい場合等においては、処理槽100を対に設けておき、受け槽70の回収燐酸を両処理槽100へ切換方式で導入し再生処理するようにしてもよい。
【0058】
排出配管60および分岐配管62に流量計を設けて、回収された燐酸の量を計測し、その量に基づきエッチング槽3に再生された燐酸、あるいは新しい燐酸を供給することができる。
【0059】
循環濾過経路部5と処理槽100へ供給される純水は、実際には同じ純水溜部から図示された配管を通じてそれぞれ送られることができる。
【0060】
エッチング槽3から燐酸を排出するための構造としては、底壁31に排出口36を設けることなく行なう態様について、図3を参照しつつ説明する。図3に示すように、分岐配管62に排出用ポンプ170を設けることができる。この場合、エッチング槽3の底壁31に排出口36を設ける必要がない。エッチング槽3から燐酸を排出する際には、分岐配管62に設けられた排出用ポンプ170を作動させると、まず、循環濾過経路部5の燐酸は、逆流し分岐配管62を介して、受け槽70に回収される。さらに、エッチング槽3内の燐酸は、供給口35から排出され、循環濾過経路部5を逆流し、分岐配管62を介して受け槽70に回収される。このようにして、エッチング槽3内の燐酸を排出することができる。
【0061】
排出用ポンプを使用しない場合、重力落下方式で回収を行なうため、液の回収に時間を要し、さらに装置の配置上の制限があるという問題がある。上述のように、排出用ポンプ170を設けていることにより、液の回収時間を短縮でき、装置の配置上の制限が減少する。また、この場合、エッチング槽3の底壁31の供給口35は、循環濾過経路部5の燐酸を供給する際の供給口の役割と、エッチング槽3の燐酸を排出する際の排出口の役割とを果すことができる。
【0062】
また、たとえば、図1および図2に示すように、排出口36を設けて排出配管60により、排出口36と受け槽70とを接続した場合であっても、排出配管60に排出用ポンプを設けることにより、液の回収時間を短縮でき、装置の配置上の制限を減少させることができる。
【0063】
この排出用ポンプは、分岐配管62に設ける他に、受け槽70と処理槽100とを接続する配管、および、処理槽100と貯留槽130とを接続する配管などの燐酸を流入させる際に用いられる配管に使用することができる。
【0064】
以上説明したように、本発明のウエハ処理装置にあっては、エッチング槽3での燐酸の交換を全量でまとめて行なうことにより、装置の停止時間を短くすることができる。また、必要に応じて新しい燐酸が供給され、エッチング槽3内の燐酸の液面を一定に保つことができ、安定したエッチング処理ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態にかかる処理装置のエッチング部及び循環濾過経路部を主体とした構成図である。
【図2】本実施の形態にかかる処理装置の燐酸再生部を主体とした構成図である。
【図3】本実施の形態の変形例にかかる処理装置のエッチング部及び循環濾過経路部を主体とした構成図である。
【符号の説明】
1 半導体ウエハ(ウエハ)
3 エッチング槽
3a 溢流部
4 エッチング部
5 循環濾過経路部
6 燐酸再生装置
7 測定部
8 新液供給部
51 フィルタ(濾過部)
60 排出配管
62 分岐配管
70 受け槽
100 処理槽
109 フッ酸タンク(HFタンク)
116 濾過配管
119 フィルタ(濾過部)
130 貯留槽
140a 補給配管
140b 循環配管
150 分岐配管
200 冷却器
201 恒温槽(スパイラル管を含む)
203 保温容器
204 導電率センサ
205 導電率計(フッ素計測器)
300 制御回路(制御手段)

Claims (9)

  1. 半導体ウエハを熱燐酸によってエッチング処理する溢流部付のエッチング槽と、
    前記溢流部に溢流した燐酸をエッチング槽外に導いて濾過、加熱及び純水を添加してエッチング槽内へ戻す循環濾過経路部と、
    エッチング処理を行なった燐酸を回収し、該燐酸にフッ酸を加えて加熱処理を行なう再生処理が行なわれる、燐酸再生装置と、
    前記燐酸再生装置で再生された燐酸を前記エッチング槽に補給する補給配管と、
    前記エッチング処理が行なわれた回数を計測し、該処理回数に基づき、燐酸の全量を交換するエッチング液交換手段とを含み、
    前記燐酸再生装置は、
    前記回収された燐酸を一旦入れる受け槽と、
    前記受け槽から導入される燐酸にフッ酸を加えて加熱する処理槽と、
    前記処理槽で再生処理された燐酸を一時貯留する貯留槽と、
    を含み、
    前記処理槽は、
    処理槽内から蒸発する蒸気を冷却して液化する冷却器と、
    前記冷却器で液化された液を一定温度に調整する恒温槽と、
    前記恒温槽で調整された液中のフッ素濃度を計測するフッ素計測手段を含む測定部と、
    を有している、処理装置。
  2. 半導体ウエハを熱燐酸によってエッチング処理する溢流部付のエッチング槽と、
    前記溢流部に溢流した燐酸をエッチング槽外に導いて濾過、加熱及び純水を添加してエッチング槽内へ戻す循環濾過経路部と、
    エッチング処理を行なった燐酸を回収し、該燐酸にフッ酸を加えて加熱処理を行なう再生処理が行なわれる、燐酸再生装置と、
    前記燐酸再生装置で再生された燐酸を前記エッチング槽に補給する補給配管と、
    前記エッチング処理が行なわれた回数を計測し、該処理回数に基づき、燐酸の全量を交換するエッチング液交換手段とを含み、
    前記循環濾過経路部は、燐酸を濾過する濾過部の手前に分岐配管を有し、前記濾過部へ流れる燐酸の循環液圧に応じて、前記燐酸再生装置側へ導入する燐酸の量を制御する手段を有している、処理装置。
  3. 請求項1または2において、
    前記補給配管は、前記エッチング槽に新しい燐酸を供給する新液供給部を含む、処理装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかにおいて、
    前記補給配管は、前記貯留槽から取り出された再生燐酸を、前記エッチング槽又は前記溢流部へ送る経路と、再び貯留槽へ戻す循環経路とを切換可能に構成している、処理装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかにおいて、
    前記貯留槽は、前記処理槽から導入される再生された燐酸を所定温度に制御する加熱手段を有していると共に、前記溢流部との間が前記補給配管で接続されている、処理装置。
  6. 請求項1〜4のいずれかにおいて、
    前記貯留槽は、前記処理槽から導入される再生された燐酸を所定温度に制御する加熱手段を有していると共に、前記循環濾過経路部との間を前記補給配管で接続されている、処理装置。
  7. 請求項5または6において、
    前記再生された燐酸は、前記貯留槽から前記エッチング槽へ供給される前に前記加熱手段によって所定温度に加熱される、処理装置。
  8. 請求項1〜7のいずれかにおいて、
    前記処理槽は、槽内の燐酸を循環させるための循環経路を有しており、該循環経路は、濾過部を有している、処理装置。
  9. 請求項1〜8のいずれかに記載の処理装置を用いる、半導体装置の製造方法。
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