JP4059109B2 - 樹脂封止電子回路基板 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、表面実装部品を搭載した樹脂封止電子回路基板、特に、リードフレームに表面実装部品等の電子部品を搭載し樹脂封止を行った電子回路基板に関する。
【0002】
【従来の技術】
樹脂封止回路基板として、例えば、図34に示されたものがある(特許文献1参照)。この開示技術は、図34に示すように、金属板99を打ち抜いて電極部101を有する回路パターン100と接続用端子102とを形成し、この電極部101に電子部品103を実装し、回路パターン100および電子部品103を封止樹脂104で封止したものである。
【0003】
【特許文献1】
特開平5−167234号公報(0011〜0025、図1)
【0004】
しかし、この樹脂封止回路基板を用いて、部品点数が多い(例えば、10点以上)複雑な回路を設計する場合には、図35のように浮き島105が発生してしまい、製作できない。
【0005】
その対策として、図36に示すように部品搭載部である電極部101間を通して、リードフレーム枠107に接続させるつりピン108を用いる方法がある。しかし、このつりピン108と回路パターン100の電極部101間の絶縁において、完全に封止樹脂(絶縁樹脂)104で覆うことができず、沿面距離で計算され、規定値以内の距離におさめないといけない。低電圧なら問題はないが高電圧部だとこの方法は絶縁で問題を生じる。
【0006】
絶縁距離を確保するためには、電子部品(チップ部品)103の代わりに、図38、図39に示すように短絡バー109を用いて、その間につりピン108を通す方法がある。この方法だと、短絡バー109につりピン108が接触しないために、封止樹脂104で絶縁距離が確保される。
【0007】
しかしながら、電子部品(チップ部品)103に比較してコストがかかること、短絡バー109は実装面積が小さいために、電子部品が実装しづらいといった問題点がある。
【0008】
また、半導体の電気的接続でよく用いられるのに、図40に示すように金線やアルミニウム線でワイヤを飛ばし、超音波や熱でリードフレームに圧着させるワイヤボンディング方式が一般的である(特許文献なし)。
【0009】
しかしながら、ワイヤボンディングに関しては、トランジスタなど電子部品(ベアチップ)を実装する電子回路基板で、上記した対策用以外でワイヤボンディングする場合はいいが、電子部品(ベアチップ)を実装しない回路基板の場合は、そのために高額な設備が必要であり、接合度などの管理も大変である。また、装置上、ワイヤボンディングするためのクリアランスが要求され、それを満たすために、電子回路基板のサイズが大きくなるという不具合があった。
【0010】
このような不具合を解消するものとして、図41及び図42に示された技術がある(特許文献2参照)。図41及び図42によれば、第1のリードフレーム110と第2のリードフレーム111を用い、この第2のリードフレーム111に曲げ加工を施し、これらの第1、第2のリードフレーム110、111にそれぞれ回路パターン部112、113を形成して、回路パターン部112の電極部(図示せず)に電子部品115を実装し、回路パターン部113の電極部(図示せず)に電子部品117を実装し、第1、第2のリードフレーム110、111をそれぞれの外周部のリードフレーム枠110A、111Aで合体(貼り合わせる)することで、第1、第2のリードフレーム110、111のそれぞれの回路パターン部112、113の電子部品搭載部である電極部間に段差を持たせ、第1、第2のリードフレーム110、111と電子部品115、117を封止樹脂98で封止したものであり、電子部品搭載部である電極部間の段差によって、立体配線を可能にしたものである。
【0011】
【特許文献2】
特開平6−104371号公報(0009〜0015、図1、図2)
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記した図41及び図42に示す技術は、立体配線が可能ではあるが、2枚のリードフレーム110、111が必要であり、これらの第1、第2のリードフレーム110、111を、その外周部のリードフレーム枠110A、111Aで合体させることが必要になり、電子回路基板作成のための工数を要し、電子回路基板製作が非常に面倒なものになるという問題点があった。
【0013】
本発明は、上記した問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、電子部品の立体配線が容易に実現でき、それに伴ない、電子部品の小型化、高密度化が達成できる樹脂封止電子回路基板を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明に係る樹脂封止電子回路基板は、リードフレームに電子部品を搭載して樹脂封止を行うようにした樹脂封止電子回路基板であって、一枚の金属板を打抜き加工して複数のパターンを形成することでリードフレームを作成し、複数のパターンが、リードフレームに連なり且つ電極部を有する回路パターン部とリードフレームに支えられて回路パターンに交差するつりピン部とを有して構成しており、回路パターン部に折曲げ加工を施して、電極部とつりピン部との間で段差を持たせ、電極部に実装された電子部品をつりピン部より浮かせるようにしたものである。
【0015】
かかる構成により、パターンが、電極部を有する回路パターン部である場合には、電極部に電子部品を搭載することで、これらの電子部品の立体配置を一枚の金属板の加工(例えば、プレス加工)によって可能にすることができ、安価に製作可能になる。
【0016】
また、一枚の金属板からパターンとしての回路パターン部、つりピン部を打ち抜く際に、回路パターン部の曲げ加工を行うことが可能であり、リードフレームの製作が容易にできる。
【0017】
これらのことにより、電子部品の立体配線が容易に実現でき、それに伴ない、電子部品の小型化、高密度化が達成できる。
【0021】
更にまた、かかる構成により、電極部に実装される電子部品をつりピン部より浮かせるようにしてあるために、電子部品はつりピン部に接触せず、その後、封止樹脂により封止されるために電子部品とつりピン部との絶縁距離の考慮が不要になる。
【0022】
また、本発明に係る樹脂封止電子回路基板は、上記した本発明に係る樹脂封止電子回路基板において、つりピン部が複数存在するものである。
【0023】
かかる構成により、電子部品の大きさに応じて、つりピン部を複数にして、大型の電子部品の搭載による回路パターン部の下方への傾斜を防止することができる。
【0024】
また、本発明に係る樹脂封止電子回路基板は、上記した本発明に係る樹脂封止電子回路基板において、回路パターン部が孤状に湾曲形成されているものである。
【0025】
かかる構成により、回路パターン部が孤状に湾曲形成されているために、回路パターン部とつりピン部との間の距離Lを最大限に確保することができて、より効率的に立体配線が実現できる。
【0026】
また、本発明に係る樹脂封止電子回路基板は、上記した本発明に係る樹脂封止電子回路基板において、パターンが、電極部を有する回路パターン部であって、回路パターン部が複数存在しており、これらの各回路パターン部の電極部の高さを異ならせて電極部に実装された電子部品間に段差を持たせるようにしたものである。
【0027】
かかる構成により、リードフレームに、複数段(例えば、2段構造、上3段構造、地下1階地上2階構造等)にわたって電子部品を搭載することができて、より効率的に立体配線や電子部品の搭載が可能になる。
【0028】
また、本発明に係る樹脂封止電子回路基板は、上記した本発明に係る樹脂封止電子回路基板において、異なる回路パターン部を交差させるようにしたものである。
【0029】
かかる構成により、交差したリードフレームに電子部品をそれぞれ搭載することで、電子部品を交差させてリードフレームに搭載することができて、より効率的に立体配線が実現できる。
【0030】
また、本発明に係る樹脂封止電子回路基板は、上記した本発明に係る樹脂封止電子回路基板において、異なる回路パターン部を平行させるようにしたものである。
【0031】
かかる構成により、平行したリードフレームに電子部品をそれぞれ搭載することで、電子部品を平行させてリードフレームに搭載することができて、より効率的に立体配線が実現できる。
【0032】
また、金属板から回路パターン部を打抜き形成する場合に、一方の回路パターン部と他方の回路パターン部とを平行して隣り合わせ、一方の回路パターン部を打抜き加工と同時に折曲げ加工で折曲げて、一方の回路パターン部の電極部と、他方の回路パターン部の電極部との間に段差を設け、一方の回路パターン部の電極部に電子部品を、他方の回路パターン部の電極部に電子部品をそれぞれ実装することで、並列の電子部品の立体配線が可能になるし、リードフレームの最小リードフレーム幅bを大きい方の電子部品一個分の幅に押さえることが可能になり、回路基板の面積を小さくすることができる。
【0035】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る樹脂封止電子回路基板の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
【0036】
(実施の形態1)
本発明に係る樹脂封止電子回路基板(実施の形態1)を図1乃至図5に示す。
【0037】
本発明に係る樹脂封止電子回路基板(実施の形態1)におけるリードフレーム1は、金属板2を打ち抜いて形成されたパターン、すなわち、リードフレーム枠3に連なる一対の回路パターン部4と、リードフレーム枠3の対向部分をつなぐつりピン部6とを有している。そして、一対の回路パターン部4は、その先端部に電極部5を有している。
【0038】
そして、一対の回路パターン部4はそれぞれの中間部で、図5において上向くように折曲げられており、また、回路パターン部4は、その先部で中間部の折曲げ方向とは逆方向に折曲げられていて、つりピン部6と、このつりピン部6に交差する一対の電極部5とに段差が設けてある。
【0039】
すなわち、図1に示すように、金属板2に形成されたカットラインaに沿ってこの金属板2をプレスで打抜き加工した際に、リードフレーム枠3、一対の回路パターン部4及びつりピン部6が成形される同時に、一対の回路パターン部4の中間部及び先部の曲げ加工を行い、つりピン部6と一対の電極部5とに段差を設け、一対の電極部5に実装される電子部品7をつりピン部6より浮かせるようにしてある。
【0040】
上記のように構成されたリードフレーム1には、その一対の回路パターン部4の電極部5に電子部品7を実装した後、これらリードフレーム1及び電子部品7は封止樹脂8によって封止されて樹脂封止電子回路基板が構成される。
【0041】
上記した本発明の実施の形態1によれば、一対の電極部5に実装される電子部品7をつりピン部6より浮かせるようにしてあるために、電子部品7はつりピン部6に接触せず、その後、封止樹脂8により封止されるために電子部品7とつりピン部6との絶縁距離の考慮が不要になる。
【0042】
また、電子部品7の立体配置を一枚の金属板2のプレス加工によって可能にすることができ、安価に製作可能になる。また、一枚の金属板2からパターンとしての、一対の電極部5を有する回路パターン部4、つりピン部6を打ち抜く際に、同時に回路パターン部4の曲げ加工を行うことが可能であり、リードフレーム1の製作が容易にできる。
【0043】
これらのことにより、電子部品7の立体配線が容易に実現でき、それに伴ない、電子部品7の小型化、高密度化が達成できる。
【0044】
(実施の形態2)
本発明に係る樹脂封止電子回路基板(実施の形態2)を図6乃至図9に示す。
【0045】
本発明に係る樹脂封止電子回路基板(実施の形態2)は、大型の電子部品7を回路パターン部4の一対の電極部5に搭載した場合に、その電子部品7の大きさに応じて、つりピン6を複数(2本)にして、大型の電子部品7の搭載による回路パターン部4の下方への傾斜を防止するようにしたものである。
【0046】
すなわち、金属板(図示せず)をプレスで打抜き加工した際に、リードフレーム枠3と、一対の電極部5を有する回路パターン部4と、2本のつりピン部6の成形と同時に、回路パターン部4の中間部及び先部の曲げ加工を行い、2本のつりピン部6と一対の電極部5とに段差を設け、一対の電極部5に実装される電子部品7をつりピン部6より浮かせるようにしてある。
【0047】
上記のように構成されたリードフレーム1は、その回路パターン部4の一対の電極部5に電子部品7を実装された後、これらリードフレーム1及び電子部品7が封止樹脂(図示せず)によって封止されて樹脂封止電子回路基板が構成される。
【0048】
上記した本発明の実施の形態2によれば、電子部品7の立体配置を一枚の金属板のプレス加工によって可能にすることができ、安価に製作可能になる。また、一枚の金属板からパターンとしての、一対の電極部5を有する回路パターン部4、つりピン部6を打ち抜く際に、同時に回路パターン部4の曲げ加工を行うことが可能であり、リードフレーム1の製作が容易にできる。
【0049】
しかも、電子部品7の大きさに応じて、つりピン6を複数(2本)にして、大型の電子部品7の搭載による回路パターン部4の下方への傾斜を防止することができる。
【0050】
これらのことにより、電子部品7の立体配線が容易に実現でき、それに伴ない、電子部品7の小型化、高密度化が達成できる。
【0051】
(実施の形態3)
本発明に係る樹脂封止電子回路基板(実施の形態3)を図10乃至図13に示す。
【0052】
本発明に係る樹脂封止電子回路基板(実施の形態3)は、そのリードフレーム1において、例えば、図13において上下に電子部品7、12を、互いに離間した状態で、直交(交差)させて配置できるようにしたものである。
【0053】
リードフレーム1は、金属板(図示せず)を打ち抜いて形成されたパターン、すなわち、一対の一方の電極部5を有する一方の回路パターン部4と、一方の回路パターン部4と直交する他方の回路パターン部10とを有しており、この他方の回路パターン部10の先端に位置する一対の他方の電極部11とを有している。
【0054】
そして、一方の回路パターン部4はそれぞれの中間部で、図13において上向くように折曲げられており、また、その先部で中間部の折曲げ方向とは逆方向に折曲げられていて、一方の電極部5と他方の電極部11との間に段差が設けてある。
【0055】
すなわち、金属板(図示せず)をプレスによる打抜き加工で、リードフレーム枠3、一方の電極部5を有する一方の回路パターン部4、他方の電極部11を有する他方の回路パターン部10の形成を行うのであるが、この際、図10に示す点線部分9のカットを実施する。そして、一方の回路パターン部4の中間部及び先部の曲げ加工を行い、一方の電極部5と他方の電極部11との間に段差を設け、一方の電極部5に実装される電子部品7に対して他方の電極部11に実装される電子部品12を、互いに離間した状態で配置するようにする。
【0056】
上記のように構成されたリードフレーム1は、その一方の電極部5に電子部品7が、その他方の電極部11に電子部品12をそれぞれ実装した後、これらリードフレーム1及び電子部品7、12は封止樹脂(図示せず)によって封止されることで樹脂封止電子回路基板が構成される。
【0057】
上記した本発明の実施の形態3によれば、電子部品7、12の立体配線、立体搭載を一枚の金属板のプレス加工によって可能にすることができ、安価に製作可能になる。また、一枚の金属板からパターンとしての一方及び他方の回路パターン部4、10を打ち抜く際に、同時に一方の回路パターン部4の曲げ加工を行うことが可能であり、リードフレーム1の製作が容易にできる。
【0058】
これらのことにより、電子部品7、12の立体配線、立体搭載が容易に実現でき、それに伴ない、電子部品7、12の小型化、高密度化が達成できる。
【0059】
(実施の形態4)
本発明に係る樹脂封止電子回路基板(実施の形態4)を図14及び図15に示す。なお、図14及び図15には、金属板2、リードフレーム枠3は省略されている。
【0060】
本発明に係る樹脂封止電子回路基板(実施の形態4)において、そのリードフレーム1は、金属板を打ち抜いて形成されたパターン、すなわち、リードフレーム枠に連なる一対の回路パターン部4とつりピン部6とを有していて、回路パターン部4は、その先端に位置する電極部5を有している。
【0061】
そして、回路パターン部4は孤状に湾曲形成されていて、この回路パターン部4の先端に位置する電極部5はピン部6に交差して、これらの間に段差が設けてある。
【0062】
すなわち、金属板をプレスで打抜き加工した際に、リードフレーム枠、一対の電極部5を有する回路パターン部4及びつりピン部6の成形と同時に、回路パターン部4を孤状に形成する曲げ加工を行い、つりピン部6と一対の電極部5との間に段差を設け、一対の電極部5に実装される電子部品7をつりピン部6より浮かせるようにしてある。
【0063】
この場合、回路パターン部4は孤状に湾曲形成されるために、回路パターン部4とつりピン部6との間の距離Lを最大限に確保することができる。
【0064】
上記のように構成されたリードフレーム1は、その一対の電極部5に電子部品7を実装した後、リードフレーム1及び電子部品7は封止樹脂(図示せず)によって封止されて樹脂封止電子回路基板が構成される。
【0065】
上記した本発明の実施の形態4によれば、電子部品7の立体配置を一枚の金属板のプレス加工によって可能にすることができ、安価に製作可能になる。また、一枚の金属板からパターンとしての、一対の電極部5を有する回路パターン部4及びつりピン部6を打ち抜く際に、同時に回路パターン部4の曲げ加工を行うことが可能であり、リードフレーム1の製作が容易にできる。
【0066】
特に、回路パターン部4は孤状に湾曲形成されるために、回路パターン部4とつりピン部6との間の距離Lを最大限に確保することができ、より効率的に立体配線が実現できる。
【0067】
(実施の形態5)
本発明に係る樹脂封止電子回路基板(実施の形態5)を図16乃至図19に示す。
【0068】
本発明に係る樹脂封止電子回路基板(実施の形態5)は、そのリードフレーム1において、例えば、図19においてリードフレーム枠(図示せず)と同一面及び上方で2段に電子部品7、12を、互いに離間した状態で配置できるようにしたものである。
【0069】
本発明の実施の形態5において、そのリードフレーム1は、金属板2を打ち抜いて形成されたパターンとしての、第1、第2の回路パターン部4、10を有しており、これらの第1、第2の回路パターン部4、10は平行しており、それぞれの先端部に電極部5、11を有している。
【0070】
第1の回路パターン部4はそれぞれの基部で、図19において上向くように折曲げられており、また、その先部で基部の折曲げ方向とは逆方向に折曲げられていて、第1の電極部4は図19において水平状態にしてある。
【0071】
第2の回路パターン部10は打抜き加工により打ち抜かれた状態のままであり、この第2の回路パターン部10はリードフレーム枠と同一平面内に位置している。
【0072】
したがって、リードフレーム1を側面から見た場合、図19に示すように、第2の電極部11の上方に第1の電極部5が位置し、電極部5、11間に段差が設けてある。
【0073】
すなわち、金属板をプレスによる打抜き加工及び折曲げ加工を施すのであるが、この金属板におけるカットラインaは、図16に示すように第2の電極部11間に第1の電極部5が入り込む形であり、最小リードフレーム幅bを大きい方の電子部品一個分の幅に押さえることができる。
【0074】
そして、打抜き加工において上記したカットラインa上を、図17に実線で示す部分で打抜き、この打抜き加工と同時に折曲げ加工で第1の回路パターン部4を上記したように折曲げて第1の電極部4と第2の電極部11との間に段差を設けるようにする。
【0075】
そして、上記のように構成されたリードフレーム1は、その第1の電極部5に電子部品7を、その第2の電極部11に電子部品12をそれぞれ実装した後、これらリードフレーム1及び電子部品7、12を封止樹脂(図示せず)によって封止してリードフレーム樹脂封止電子回路基板が構成してある。
【0076】
一対の回路パターン部に連なる一対の電極部に並列に2個の電子部品を実装する場合、現状では、図20に示すように一対の電極部20には、最低2個の電子部品21、22の幅+αのパッド幅b−1が必要となり、ハンダ付け時に、ハンダ流れの力に引張られて、実装後の電子部品21、22の向きが安定しないことになることがある。
【0077】
上記した本発明の実施の形態5の場合では、金属板2におけるカットラインaに示すように、第2の電極部11間に第1の電極部5が入り込む形であり、このカットラインaで打抜き、この打抜き加工と同時に折曲げ加工で第1の回路パターン部4を上記したように折曲げて第1の電極部5と、第2の電極部11との間に段差を設け、第1の電極部5に電子部品7を、第2の電極部11に電子部品12をそれぞれ実装するようにしてあるために、最小リードフレーム幅bを大きい方の電子部品一個分の幅に押さえることが可能となり、電子回路基板の面積を小さくすることができる。
【0078】
(実施の形態6)
本発明に係る樹脂封止電子回路基板(実施の形態6)を図21乃至図24に示す。
【0079】
本発明に係る樹脂封止電子回路基板(実施の形態6)は、打抜き加工により打ち抜かれた状態のままの第2の回路パターン部10に対して、打抜きと同時に折曲げ加工で折曲げられる第1の回路パターン部4の箇所、形状を各電子部品7、12に応じて変更するようにしたものであり、その構成は上記した本発明の実施の形態5の構成と同じである。このために、本発明の実施の形態5における部位と同じ符号を付して説明を省略する。
【0080】
そして、上記した本発明の実施の形態6の場合でも、金属板2におけるカットラインaに示すように、第2の電極部11間に第1の電極部5が入り込む形であり、このカットラインaで打抜き、この打抜き加工と同時に折曲げ加工で第1の回路パターン部4を上記したように折曲げて第1の電極部5と、第2の電極部11との間に段差を設け、第1の電極部5に電子部品7を、第2の電極部11に電子部品12をそれぞれ実装するようにしてあるために、最小リードフレーム幅bを大きい方の電子部品一個分の幅に押さえることが可能となり、電子回路基板の面積を小さくすることができる。
【0081】
(実施の形態7)
本発明に係る樹脂封止電子回路基板(実施の形態7)を図25乃至図28に示す。
【0082】
本発明に係る樹脂封止電子回路基板(実施の形態7)は、そのリードフレーム1において、図28に示すように3段(地上3階構造)に電子部品17、12、7を、互いに離間した状態で配置できるようにしたものである。
【0083】
本発明の実施の形態7において、そのリードフレーム1は、金属板2を打ち抜いて形成されたパターン、すなわち、リードフレーム枠(図示せず)に連なってそれぞれが一対であり、且つ、互いに平行する第1、第2、第3の回路パターン部4、10、14を有しており、これらの第1、第2、第3の回路パターン部4、10、14は、それぞれの先端部に第1、第2、第3の電極部5、11、16を有している。
【0084】
そして、第1の回路パターン部4はそれぞれの基部で、図28において上向くように折曲げられており、また、その先部で基部の折曲げ方向とは逆方向に折曲げられていて、第1の電極部5は、図28において水平状態になされている。
【0085】
第2の回路パターン部10はそれぞれの中間部で、図28において第1の回路パターン部4より低い位置で上向くように折曲げられている。また、その先部で中間部の折曲げ方向とは逆方向に折曲げられていて、第2の電極部16は、図において水平状態になされている。
【0086】
また、第3の回路パターン部14は打抜き加工により打ち抜かれた状態のままである。
【0087】
したがって、リードフレーム1を側面から見た場合、図28に示すように、第3の電極部16の上方に第2の電極部11が位置し、この第2の電極部11の上方に第1の電極部5が位置するようになり、第1、第2、第3の電極部5、11、16間に段差が設けてある。
【0088】
すなわち、金属板2をプレスによる打抜き加工及び折曲げ加工を施すのであるが、この金属板2におけるカットラインaは、図25に示すように、第3の回路パターン部14を中にして、その両側にそれぞれ一対の第1、第2の回路パターン部4、14を平行に配する形状である。
【0089】
そして、打抜き加工において上記したカットラインa上を、図26に実線で示す部分で打抜き、この打抜き加工と同時に折曲げ加工で第1、第2の回路パターン部4、14を上記したように折曲げて第1、第2、第3の電極部5、11、16間に段差が設ける。
【0090】
そして、上記のように構成されたリードフレーム1は、その第1の電極部5に電子部品7を、その第2の電極部11に電子部品12を、その第3の電極部16に電子部品17をそれぞれ実装した後、これらリードフレーム1及び電子部品7、12、17を封止樹脂(図示せず)によって封止して樹脂封止電子回路基板が構成してある。
【0091】
回路パターン部に連なる一対の電極部に並列に3個の電子部品を実装する場合、現状では、図29に示すように一対の電極部23には、最低3個の電子部品24、25、26の幅+αのパッド幅b−2が必要となり、ハンダ付け時に、ハンダ流れの力に引張られて、実装後の電子部品24、25、26の向きが安定しないことになることがある。
【0092】
上記した本発明の実施の形態7の場合、金属板におけるカットラインaに示すように、第3の回路パターン部14を中にして、その両側に第1、第2の回路パターン部4、14を配する形状であり、打抜き加工においてカットラインa上を、図31に実線で示す部分で打抜き、この打抜き加工と同時に折曲げ加工で第1、第2の回路パターン部4、14を上記したように折曲げて第1、第2、第3の電極部5、11、16間に段差が設け、第1の電極部5に電子部品7を実装し、第2の電極部11に電子部品12を実装して、第2の電極部14に電子部品16を実装するようにしてあるために、最小リードフレーム幅bを大きい方の電子部品一個分の幅に押さえることが可能となり、回路基板の面積を小さくすることができる。
【0093】
上記した本発明の実施の形態7によれば、電子部品7、12、17の立体配線、立体搭載を一枚の金属板2のプレス加工によって可能にすることができ、安価に製作可能になる。また、一枚の金属板2からパターンとしての第1、第2、第3の回路パターン部4、10、14を打抜き、同時に第1、第2の回路パターン部4、10の曲げ加工を行うことが可能であり、リードフレーム1の製作が容易にできる。
【0094】
これらのことにより、電子部品7、12、17の立体配線、上三段構造での立体搭載が容易に実現でき、それに伴ない、電子部品7、12、17の小型化、高密度化が達成できる。
【0095】
(実施の形態8)
本発明に係る樹脂封止電子回路基板(実施の形態8)を図30乃至図33に示す。
【0096】
本発明に係る樹脂封止電子回路基板(実施の形態8)は、そのリードフレーム1において、3段(地下1階、地上2階構造)に電子部品7、12、17を、互いに離間した状態で配置できるようにしたものである。
【0097】
すなわち、本発明に係る樹脂封止電子回路基板(実施の形態8)において、第1の回路パターン部4はそれぞれの基部で、図33において上向くように折曲げられており、また、その先部で基部の折曲げ方向とは逆方向に折曲げられていて、第1の電極部5は、図33において水平状態になされている。
【0098】
第2の回路パターン部10はそれぞれの中間部で、図33において第1の回路パターン部4とは反対方向に折曲げられており、また、その先部で中間部の折曲げ方向とは逆方向に折曲げられていて、第2の電極部16は、図33において水平状態になされている。
【0099】
また、第3の回路パターン部14は打抜き加工により打ち抜かれた状態のままである。
【0100】
したがって、リードフレーム1を側面から見た場合、図33に示すように、第3の電極部16の上方に第1の電極部5が位置し、第3の電極部16の下方に第2の電極部11が位置するようになり、第1、第2、第3の電極部5、16、11間に段差が設けてある。
【0101】
すなわち、金属板2をプレスによる打抜き加工及び折曲げ加工を施すのであるが、この金属板2におけるカットラインaは、図30に示すように、一対の第3の回路パターン部14を中にして、その両側にそれぞれ一対の第1、第2の回路パターン部4、14を配する形状である。
【0102】
そして、打抜き加工において上記したカットラインa上を、図31に実線で示す部分で打抜き、この打抜き加工と同時に折曲げ加工で第1、第2の回路パターン部4、14を上記したように折曲げて第1、第2、第3の電極部5、16、11間に段差を設ける。
【0103】
そして、上記のように構成されたリードフレーム1は、その第1の電極部5に電子部品7を、その第2の電極部11に電子部品12を、その第3の電極部16に電子部品17をそれぞれ実装した後、これらリードフレーム1及び電子部品7、12、17を封止樹脂(図示せず)によって封止して樹脂封止電子回路基板が構成してある。
【0104】
上記した本発明の実施の形態8の場合、金属板におけるカットラインaに示すように、一対の第3の回路パターン部14を中にして、その両側にそれぞれ一対の第1、第2の回路パターン部4、14を配する形状であり、打抜き加工においてカットラインa上を、図31に実線で示す部分で打抜き、この打抜き加工と同時に折曲げ加工で第1、第2の回路パターン部4、14を上記したように折曲げて第1、第2、第3の電極部5、16、11間に段差が設けられ、第1の電極部5に電子部品7を実装し、第2の電極部11に電子部品12を実装して、第2の電極部14に電子部品16を実装するようにしているために、最小リードフレーム幅bを大きい方の電子部品一個分の幅に押さえることが可能となり、回路基板の面積を小さくすることができる。
【0105】
上記した本発明の実施の形態8によれば、電子部品7、12、17の立体配線、立体搭載を一枚の金属板2のプレス加工によって可能にすることができ、安価に製作可能になる。また、一枚の金属板2からパターンとしての第1、第2、第3の回路パターン部4、10、14を打抜き、同時に第1、第2の回路パターン部4、10の曲げ加工を行うことが可能であり、リードフレーム1の製作が容易にできる。
【0106】
これらのことにより、電子部品7、12、17の立体配線、地下1階、地上2階構造での立体搭載が容易に実現でき、それに伴ない、電子部品7、12、17の小型化、高密度化が達成できる。
【0107】
なお、上記した本発明の実施の形態7、8では、そのリードフレーム1において、3段に電子部品7、12、17を、互いに離間した状態で配置できるようにしたが、本発明においては、3段以上に電子部品を、互いに離間した状態で配置できるように、複数の回路パターン部を打抜き、同時にこれらの回路パターン部の曲げ加工を行うことが可能である。
【0108】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る樹脂封止電子回路基板によれば、パターンが、電極部を有するリードパターンである場合には、電極部に電子部品を搭載することで、これらの電子部品の立体配置を一枚の金属板の加工(例えば、プレス加工)によって可能にすることができ、安価に製作可能になる。
【0109】
また、一枚の金属板からパターンとしての回路パターン部、つりピン部を打ち抜く際に、回路パターン部の曲げ加工を行うことが可能であり、リードフレームの製作が容易にできる。
【0110】
これらのことにより、電子部品の立体配線が容易に実現でき、それに伴ない、電子部品の小型化、高密度化が達成できる。
【0111】
また、本発明に係る樹脂封止電子回路基板によれば、一枚の金属板からパターンとしての回路パターン部、つりピン部を打ち抜く際に、打抜き加工と同時に回路パターン部の曲げ加工を行うことが可能であり、リードフレームの製作が容易にできる。
【0112】
また、本発明に係る樹脂封止電子回路基板によれば、電極部に実装される電子部品をつりピン部より浮かせるようにしてあるために、電子部品はつりピン部に接触せず、その後、封止樹脂により封止されるために電子部品とつりピン部との絶縁距離の考慮が不要になる。
【0113】
また、本発明に係る樹脂封止電子回路基板によれば、電子部品の大きさに応じて、つりピン部を複数にして、大型の電子部品の搭載による回路パターン部の下方への傾斜を防止することができる。
【0114】
また、本発明に係る樹脂封止電子回路基板によれば、回路パターン部が孤状に湾曲形成されているために、回路パターン部とつりピン部との間の距離Lを最大限に確保することができて、より効率的に立体配線が実現できる。
【0115】
また、本発明に係る樹脂封止電子回路基板によれば、パターンが、電極部を有する回路パターン部であって、回路パターン部が複数に存在しており、これらの各回路パターン部の電極部の高さを異ならせて電極部に実装された電子部品間に段差を持たせるようにしたことにより、リードフレームに、複数段(例えば、2段構造、上3段構造、地下1階地上2階構造等)にわたって電子部品を搭載することができて、より効率的に立体配線や電子部品の搭載が可能になる。
【0116】
また、本発明に係る樹脂封止電子回路基板によれば、交差したリードフレームに電子部品をそれぞれ搭載することで、電子部品を交差させてリードフレームに搭載することができて、より効率的に立体配線が実現できる。
【0117】
また、本発明に係る樹脂封止電子回路基板によれば、平行したリードフレームに電子部品をそれぞれ搭載することで、電子部品を平行させてリードフレームに搭載することができて、より効率的に立体配線が実現できる。
【0118】
また、金属板から回路パターン部を打抜き形成する場合に、一方の回路パターン部と他方の回路パターン部とを平行して隣り合わせ、一方の回路パターン部を打抜き加工と同時に折曲げ加工で折曲げる。そして、一方の回路パターン部の電極部と、他方の回路パターン部の電極部との間に段差を設け、一方の回路パターン部の電極部に電子部品を実装し、他方の回路パターン部の電極部に電子部品を実装することで、並列の電子部品の立体配線が可能になるし、リードフレームの最小リードフレーム幅bを大きい方の電子部品一個分の幅に押さえることが可能となり、電子回路基板の面積を小さくすることができる。
【0119】
また、本発明に係る樹脂封止電子回路基板によれば、金属板を打抜き加工してリードフレームを作成する際に、異なるリードパターンの箇所、形状を各電子部品の大きさに応じて変更するようにしたことにより、各電子部品の大きさに応じてリードパターンの箇所、形状を変更するが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る樹脂封止電子回路基板の実施の形態1において、金属板にカットラインを形成した状態の説明図である。
【図2】同金属板に打抜き加工によりパターンを形成して成るリードフレームの平面図である。
【図3】図2のA−A線に沿う断面図である。
【図4】本発明に係る樹脂封止電子回路基板の実施の形態1におけるリードフレームに電子部品を搭載した状態の平面図である。
【図5】図2のB−B線に沿う断面図である。
【図6】本発明に係る樹脂封止電子回路基板の実施の形態2において、金属板にプレス打抜き加工によりパターンを形成して成るリードフレームの平面図である。
【図7】図6のC−C線に沿う断面図である。
【図8】リードフレームに電子部品を搭載した状態の一部省略した平面図である。
【図9】図8のD−D線に沿う断面図である。
【図10】本発明に係る樹脂封止電子回路基板の実施の形態3において、金属板にプレス打抜き加工によりパターンを形成して成るリードフレームの平面図である。
【図11】図10のE−E線に沿う断面図である。
【図12】リードフレームに電子部品を搭載した状態の一部省略した平面図である。
【図13】図12のF−F線に沿う断面図である。
【図14】本発明に係る樹脂封止電子回路基板の実施の形態4において、リードフレームに電子部品を搭載した状態の一部省略した平面図である。
【図15】図14のG−G線に沿う断面図である。
【図16】本発明に係る樹脂封止電子回路基板の実施の形態5において、金属板にカットラインを形成した状態の説明図である。
【図17】同金属板に打抜き加工によりパターンを形成して成るリードフレームの一部省略した平面図である。
【図18】リードフレームに電子部品を搭載した状態の一部省略した平面図である。
【図19】図18のH方向から見た矢視図である。
【図20】従来のリードフレームに電子部品を搭載した状態の一部省略した平面図である。
【図21】本発明に係る樹脂封止電子回路基板の実施の形態6において、金属板にカットラインを形成した状態の説明図である。
【図22】同金属板に打抜き加工によりパターンを形成して成るリードフレームの一部省略した平面図である。
【図23】リードフレームに電子部品を搭載した状態の一部省略した平面図である。
【図24】図23のI方向から見た矢視図である。
【図25】本発明に係る樹脂封止電子回路基板の実施の形態7において、金属板にカットラインを形成した状態の説明図である。
【図26】同金属板に打抜き加工によりパターンを形成して成るリードフレームの一部省略した平面図である。
【図27】リードフレームに電子部品を搭載した状態の一部省略した平面図である。
【図28】図27のJ方向から見た矢視図である。
【図29】従来のリードフレームに電子部品を搭載した状態の一部省略した平面図である。
【図30】本発明に係る樹脂封止電子回路基板の実施の形態8において、金属板にカットラインを形成した状態の説明図である。
【図31】同金属板に打抜き加工によりパターンを形成して成るリードフレームの一部省略した平面図である。
【図32】リードフレームに電子部品を搭載した状態の一部省略した平面図である。
【図33】図32のK方向から見た矢視図である。
【図34】従来の樹脂封止電子回路基板の一部省略した平面図である。
【図35】同樹脂封止電子回路基板におけるリードフレームに生じた浮島の説明図である。
【図36】同リードフレームに浮き島対策(つりピン使用)を施した状態の平面図である。
【図37】図36のL−L線に沿う断面図である。
【図38】同リードフレームに浮き島対策(短絡バー使用)を施した状態の平面図である。
【図39】図38のM−M線に沿う断面図である。
【図40】同リードフレームに浮き島対策(ワイヤボンディング使用)を施した状態の断面図である。
【図41】従来の他の樹脂封止電子回路基板におけるリードフレームに電子部品を搭載した状態の平面図である。
【図42】図41のN−N線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1 リードフレーム
2 金属板
3 リードフレーム枠
4 回路パターン部(パターン)
5 電極部(パターン)
6 つりピン部(パターン)
7 電子部品
8 封止樹脂
10 回路パターン部(パターン)
11 電極部(パターン)
12 電子部品
14 回路パターン部(パターン)
16 電極部(パターン)
17 電子部品
a カットライン

Claims (6)

  1. リードフレームに電子部品を搭載して樹脂封止を行うようにした樹脂封止電子回路基板であって、
    一枚の金属板を打抜き加工して複数のパターンを形成することで前記リードフレームを作成し、前記複数のパターンが、前記リードフレームに連なり且つ電極部を有する回路パターン部と前記リードフレームに支えられて前記回路パターンに交差するつりピン部とを有して構成しており、前記回路パターン部に折曲げ加工を施して、前記電極部と前記つりピン部との間で段差を持たせ、前記電極部に実装された電子部品を前記つりピン部より浮かせるようにしたことを特徴とする樹脂封止電子回路基板。
  2. 前記つりピン部が複数存在することを特徴とする請求項1に記載の樹脂封止電子回路基板。
  3. 前記回路パターン部が孤状に湾曲形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の樹脂封止電子回路基板。
  4. 前記回路パターン部が複数存在しており、これらの各回路パターン部の前記電極部の高さを異ならせて前記電極部に実装された電子部品間に段差を持たせるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の樹脂封止電子回路基板。
  5. 異なる前記回路パターン部を交差させるようにしたことを特徴とする請求項4に記載の樹脂封止電子回路基板。
  6. 異なる前記回路パターン部を平行させるようにしたことを特徴とする請求項4に記載の樹脂封止電子回路基板。
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