JP4057790B2 - 入出力装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はデータの転送方法を異にする回線によって転送されたデータおよび入力されたデータを蓄積して指定された転送先に転送または印刷装置に転送するディジタルデータの入出力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
今日ではFAX、インタネット、LAN等により画、図形、文書等をディジタルデータに変換し印刷出力することが行われている。
またパーソナルコンピュータやワープロなどで作成された文書や図形はプリンタによって印刷出力することが行われ、更に印刷された文書、図形、画などを複写することも行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前述した各システムや装置を別々に設置した場合は、それらの機器の設置面積が膨大となる他コストも上昇することから、例えばFAXと複写を合せ持つ復号装置が使用されている。
【0004】
しかしながら、前述した、FAX、インタネット、LAN等にアクセスし、転送されたデータまたは作成されたデータの印刷、転送および中継を行わせる装置は提供されていない。
【0005】
本発明はデータの転送方法を異にする回線によって転送されたデータおよび入力されたデータを指定された転送先に転送または印刷出力を可能にする入出力装置を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明においては、データの転送方法を異にする回線網に各々接続されていて、前記接続された回線網に対してデータの送受信を行う複数の送受信部と、印刷装置に対して印刷データを出力する印刷出力部と、データの入出力を行う入出力部と、データを蓄積する蓄積部と、前記送受信部により入力されたデータおよび前記入出力部より入力されたデータを前記蓄積部に蓄積して前記蓄積部に蓄積されているデータを前記送受信部、前記入出力部または前記印刷出力部に出力する入出力制御部と、を備えた入出力装置であって、前記入出力制御部が、前記送受信部で転送先及び転送先毎の処理内容が記載された処理指示書が受信されると前記処理指示書の記載に基づいて前記蓄積部より前記データをサーチするように設定された入出力装置において、転送先の位置、データ転送の可否、印刷装置の仕様転送先情報として記録した関連転送先記録部と、前記関連転送先記録部の記録を参照して前記処理指示書に記載された転送先への最適転送ルートを記載した前記処理指示書に変更する最適ルート選択部と、前記最適ルート選択部により変更された前記処理指示書に従って前記蓄積部によりサーチしたデータを転送先毎の対応データに変換して出力し、かつ転送先の機器に当該入出力装置が装着されていれば新たな処理指示書をサーチしたデータに付加して出力するフォーマット変換部と、を備えている。
【0007】
請求項2の発明においては、認証情報記録部を設け、前記入出力制御部が前記送受信部より入力されたデータに付加された認証情報が前記認証情報記録部に記録されている認証情報と一致するときのみ前記入力されたデータを前記蓄積部に蓄積する。
【0008】
請求項3の発明においては、前記回線網がFAX回線、インタネット回線、有線LAN回線、またはこれらの組合せとする。
請求項4の発明においては、前記処理指示書には転送先に加えて印刷頁および部数が記載されている。
【0009】
請求項の発明においては、略記号の転送先と正規の転送先との対応関係を記録した処理定義部を設け、前記処理指示書の記載された転送先が略記号で記載されている場合は前記処理定義部を参照して正規の転送先に変更する。
【0012】
請求項の発明においては、前記処理指示書にデータの出力時間または出力時間範囲を記載させ、記載されている前記出力時間または前記出力時間範囲にデータを出力させる。
【0013】
請求項の発明においては、前記蓄積部を親展用蓄積部および出力用蓄積部で構成し、前記入出力制御部が入力されたデータに付加されている識別子が親展用識別子であるときは前記親展用蓄積部に蓄積させる。
【0014】
請求項の発明においては、前記親展用識別子が送信元を特定できる識別子、送信先を特定できる識別子、または送信元および送信先が特定できる識別子である。
【0015】
請求項の発明においては、前記入出力制御部が、前記蓄積部に蓄積されているデータに付加された識別子に基づいて前記送受信部、前記入出力部また前記印刷出力部に出力する。
【0016】
請求項10の発明においては、前記入出力制御部が、前記蓄積部に送信先を特定できる識別子が記載されていないデータに対しては、入力部より入力した識別子と一致する識別子が記録されているデータを前記印刷出力部に出力する。
【0017】
請求項11の発明においては、前記処理指示書で出力時間範囲が記載されているデータに対しては、記載されている出力時間の範囲内で前記識別子の照合を可能とする。
請求項12の発明においては、前記入出力制御部が、前記処理指示書に記載されている時間範囲に対する現時点でのステータスを送信元に転送する。
【0018】
請求項13の発明においては、前記入出力制御部が、前記蓄積部にデータが蓄積からの時間、または前記処理指示書に記載された出力時間範囲を過ぎてからの時間が所定時間以上経過したとき、前記データを記録したファイルを削除または保管用蓄積部に移動する。
【0020】
請求項14の発明においては、前記入出力装置がファクシミリ装置に装着されている。
請求項15の発明においては、前記入出力装置がプリンタ装置に装着されている。
請求項16の発明においては、前記入出力装置がディジタル複写機またはそれにファクシミリおよびプリンタ機能を合せたディジタル複写機に装着されている。
【0021】
請求項17の発明においては、前記入出力装置がパーソナルコンピュータ等の情報処理装置に装着されている。
【0022】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図1〜図4を参照して説明する。図1は本発明の実施例の構成図、図2は実施例のデータ蓄積動作のフローチャート、図3および図4は実施例の蓄積データの出力動作のフローチャートである。
【0023】
図1において、1,2および3は、それぞれFAX回線網、インタネット回線網および有線LAN回線網と接続され、該回線網よりデータの受信および送信を行う送受信部、4は親展用蓄積部4A、出力用蓄積部4Bおよび保管用蓄積部4Cで構成され、データを蓄積する蓄積部、5は入出力制御部、6はフォーマット変換部、7は入力部、8はディジタルデータの入出力を行うインタフェース(I/O)、9は表示部、10はスキャナ、11は印刷部、12は音声出力部、13は出力変換部、14は処理定義記録部、15は関連転送先記録部、16は最適ルート選択部、17は認証情報記録部、および18は処理を行うプロセッサ(CPU)である。
【0024】
認証情報記録部17には、予め本発明の入出力装置に対してアクセスを許可する相手を特定できる、例えばパスワード、電話番号、端末番号等の認証情報が記録されている。
【0025】
つぎに、図2を参照して、蓄積部4へのデータの蓄積動作について説明する。なお図2は送受信部2と接続されたインタネット回線よりデータの受信が生じた場合を示している。
【0026】
ステップS10では、入出力制御部5は、送受信部2にインタネット回線網より受信が有ったか否かを判定し、判定がYESとなるまで待機する。
【0027】
ステップS11では、入出力制御部5は、送受信部2より受信した認証情報と一致する認証情報が認証情報記録部17に記録されているか否かを判定し、記録されていない場合はステップS12に移って、データの転送不可を返送し、動作を終了する。
【0028】
ステップS13では、入力制御部5は、受信したデータに処理指示書が付加されているか否かを判定し、判定がYESの場合はステップS14に移って処理指示書を図示しないメモリに記録する。
【0029】
ステップS15では、入出力制御部5は、受信されたデータに親展用識別子が付加されているか否かを判定し、判定がYESの場合はステップS16に移る。
なお親展用識別子としては送信元を特定できる送信元識別子、送信先を特定できる送信先識別子またはこれら両方を識別子としてもよく、またはパスワードでもよい。
【0030】
ステップS16では、入出力制御部5は、受信したデータを親展用蓄積部4Aに蓄積する。
ステップS15での判定がNOの場合はステップS17に移り、入出力制御部5は、受信したデータに保管用識別子が付加されているか否かを判定し、判定がYESの場合はステップS18に移り、保管用蓄積部4Cに受信したデータを蓄積する。
【0031】
またステップS17での判定がNOの場合はステップS19に移り、入出力制御部5は、受信されたデータを出力用蓄積部4Bに受信したデータを蓄積する。
【0032】
なお以上の説明はインタネットを対象としたものであるが、FAXおよび有線LANの場合はFAX文およびLANの転送データの先頭に識別子を付加し、図2で説明したと同様の動作を行わせて蓄積部4にデータを蓄積させる。
【0033】
また、入力部7で入力して生成されたデータ、I/O8を介して入力されたデータおよびスキャナ10でスキャンされたデータ等の識別子が付加されていないデータに対しては、入力部7より、これらのデータの蓄積に先だって識別子を入力させて図2で説明したと同様の動作を行わせて蓄積部4にデータを蓄積させる。
【0034】
つぎに、図3および図4を参照して、蓄積部4よりのデータの出力動作を説明する。なお図3および図4は親展用蓄積部4Aよりの出力動作を示している。
ステップS20では、入出力制御部5は、識別子として送信先識別子が付加されているデータが有るか否かを判定し、送信先識別子が有るものに対してはステップS21に移って送信先を読取る。
【0035】
ステップS22では、入出力制御部5は、ステップS21で読取った送信先がFAX回線網、インタネット回線網または有線LAN回線網のいずれに属するものであるかを判定し、判定された回線網に対応してフォーマット変換部6に指令して親展用蓄積部4Aより読出したデータをフォーマット変換する。
【0036】
ステップS23では、入出力制御部5は、対応する送受信部1,2または3に指令して、フォーマット変換されたデータを送出する。
また、ステップS20での判定がNOの場合、すなわち送信先の識別子がないデータに対しては、ステップS24に移って入力部7より識別子を入力させる。
【0037】
ステップS25では、入出力制御部5は、ステップS24で入力された識別子と同じ識別子が付加されているデータが親展用蓄積部4Aに記録されているか否かを判定し、一致する識別子が有る場合はステップS26に移る。
ステップS26では、入出力制御部5は、ファイルより出力変換を読取り、印刷の場合はステップS27に移って印刷部11で蓄積データの印刷を行う。
【0038】
なお印刷するデータがFAXの場合は出力変換部13で帯域圧縮を解除させ、また符号文データの場合は出力変換部13で符号を文字のドットデータに展開して印刷部11で印刷が行われる。
【0039】
またステップS26での出力変換が音声の場合はステップS28に移り、音声データが帯域圧縮されていれば出力変換部13で帯域圧縮を解除し、アナログ信号に変換して音声出力部12に出力する。
【0040】
またステップS26での出力変換が画像の場合はステップS29に移り、入出力制御部5は、動画であるか否かを判定し、判定がYESの場合はステップS30に移り、動画プログラムを立上げ、ステップS31に移って、動画または静止画を表示部9で表示させ、ステップS32に移って出力されたファイルの削除が行われる。
【0041】
なおファイルを持帰りたい場合はI/O8に例えばフロッピーディスクを接続してコピーすることもできる。
なおステップS24で入力する識別子として、パスワードの他に指紋、声紋としてもよい。
【0042】
以上説明したように、送信先が識別子があるファイルは自動的にファイルデータが中継され、その他のファイルに対してはパスワードに対応する識別子を入力させ、識別子が一致するものに対してのみ出力ができるようにしているため、機密を保護することができる。
【0043】
以上は親展用蓄積部4Aに蓄積されているデータの出力を説明したが、出力用蓄積部4Bに蓄積されているデータに対しては入出力制御部5は、図3で説明したステップS24が削除されて、自動的にステップS20〜S32が実行される。
【0044】
また保管用蓄積部4Cに蓄積されているデータに対しては、ステップS20〜S23が削除され、ステップS24で識別子が入力されてステップS25〜S32が実行される。なおステップS24での識別子の入力に際しては、蓄積されているファイルの識別子を表示部9に表示させて選択させるようにしてもよい。
【0045】
このように識別子を表示させて選択させるようにしたことにより、蓄積されているファイルのデータが公表を対象にするデータの場合、容易に必要なものを表示または印刷出力することができる。
【0046】
つぎに図2のステップS14で処理指示書が記録された場合について説明する。
図5に示すように、本社の端末コンピュータ▲1▼より15頁のディジタル文書を、
▲2▼で示す本社の本願の入出力装置が装着されているカラー印刷装置で全文2部を、
▲3▼で示す本社のモノクロ印刷装置で全文10部を、
▲4▼で示す東京都内の顧客先に全文1部を、
▲5▼で示す札幌支社に1頁と3頁を1部を、
▲6▼で示す札幌支社の出張所に1頁を1部を、
▲7▼で示す札幌支社の出張所に1頁と10頁を1部を、
送信しようとする場合が発生したとする。
【0047】
このような場合には、▲1▼の本社の端末コンピュータより図6に示すような処理指示書をディジタル文書データに付加して▲2▼の本社の本願の入出力装置が装着されたカラー印刷装置に送出する。
【0048】
図6に示すように、処理指示書は、行番号1,5,8,11および18の〔 〕内に転送先のアドレスが記載され、これに続くPrint=以下に印刷頁および部数が記載されている。なおPrint=(1−15)*2は1頁より15頁までを2部印刷、Print=(1,3)*1は1頁と3頁を1部印刷を示している。
【0049】
またPrintに続くTransfer=以下には転送先のアドレスが記載されている。
本社の入出力装置▲2▼が端末コンピュータ▲1▼より図6に示す処理指示書がディジタル文書に付加されてきた場合は、自入出力装置のカラー印刷装置より1〜15頁を2部印刷する。
【0050】
また、Transferに記載されたアドレスmono@company.comに対して、▲1▼より転送されたディジタル文書に行番号5および6を処理指示文として付加し、転送する。
【0051】
また、例えば処理指示書に、例えば図6の行番号11〜13に示されるように、Transfer=が記載されている場合は、記載されているアドレスに対応する行番号15および16、および18および19も付加される。
【0052】
また処理指示書と共に転送されるディジタル文書のデータはPrint=に記載された頁のみを転送すれば、転送時間を短くすることができると共に回線使用料金を少なくすることができる。
【0053】
また、図6に示すように、多くの転送先アドレスを記載する必要があり、これらのアドレスをディジタル文書の送信者が覚えているのは困難であり、容易に覚えることができる略記号で記載すると便利である。
【0054】
そこで、本発明においては、図7の行番号3および5に示されるように略記号で転送先を記載する。
このような略記号で転送先が記載されている場合は、▲2▼の入出力装置に処理定義記録部14を設け、図8に示すように、略記号に対する正規のアドレスを記録させ、略記号を正規のアドレスに変更する。
【0055】
また、図6の行番号3および13で示されるように、どこに設置されている装置より転送させるかも記載する必要があるが、この指定は最適転送ルートである図5に示される構成が理解できている者以外には記載できない。
【0056】
また図6の行番号3に記載されているFAX電話番号03−4444−5555を行番号13に記載されているFAX電話番号011−222−3333と誤って、図9に示されるように記載されることもある。
【0057】
そこで、本発明では、図10の行番号3および4に示されるように、転送ルートを意識することなく、全ての転送先のアドレスを最初の装置に対するTransfer=に記載する。
【0058】
図10で示されるような処理指示書が転送された場合は、最適ルート選択部16は、転送先(アドレス)の位置、データの転送が可能か否か、印刷装置の仕様等を参照して、図10の処理指示書を最適転送ルートである図6に示す処理指示書に変更する。
【0059】
また、図5に示されるように、▲2▼の装置にはcolor@company.comのインタネット回線アドレスと03−6666−7777のFAX回線の番号(アドレス)でアクセス可能であり、図11に示すように、各回線よりのアドレスを関連転送先記録部15に記録させ、最適なルートを選択するよう処理指示書を変更する。
【0060】
つぎに、図12を参照して、処理指示に基づく動作を説明する。
図2のステップS2で処理指示書が記録されるとステップS40が実行される。
ステップS40では、入出力制御部5は、記録されている処理指示書の中のTransferに転送先として、図7で説明したように、略記号で記載された処理定義が記載されているか否かを判定し、判定がNOの場合はステップS42に移る。
【0061】
ステップS40での判定がYESの場合は、ステップS41に移り、図8で説明した処理定義記録部14の記録を参照して略記号の転送先を正規の転送先(アドレス)に変更する。
ステップS42では、最適ルート選択部16は、処理指示書に記載された転送ルートが最適であるか否かを判定し、判定がYESの場合はステップS44に移る。
【0062】
ステップS42での判定がNO、すなわち、例えば処理指示書が図9および図10で説明したものに対しては、ステップS43に移り、関連転送先記録部15の記録を参照して図6に示す最適転送ルートで転送されるようTransferの転送先を変更する。
【0063】
ステップS44では、入出力制御部5は、蓄積部4より転送させるファイルをサーチし、ステップS45に移って転送先に対応する回線へのフォーマット変換を行い、ステップS46に移って対応する回線と接続されている送受信部1,2または3より蓄積されているディジタル文書を送出する。
【0064】
なお送出に際しては本発明の入力装置が装着されている装置、例えば図5で示す▲5▼の支社(札幌)および▲8▼の支社(福岡)に対しては必要とする処理指示書が付加されて転送される。
【0065】
また▲3▼のモノクロ印刷装置に対しては、図6の処理指示の行番号6で1〜15頁を10部となっているので、1〜15頁のデータを10回送出して印刷させる。
また、図13の行番号3に示されるように、Time=10:00〔99/12/01〕−15:00〔99/12/01〕が処理指示書に記載されている場合は、1999年12月1日の10時より15時までの間に印刷される。
【0066】
ステップS47では、入出力制御部5は、未転送先が有るか否かを判定し、判定がYESの場合はステップS44に移り、未転送先に対してステップS44〜S47を実行する。
未転送先が無い場合、すなわちファイルの転送が完了した場合は、ステップS48に移って転送したデータに関するファイルを削除する。
【0067】
以上説明した実施例は本発明の入出力装置がファクシミリ装置に装着した場合を想定したものであるが、プリンタ、ディジタル複写機またはそれにファクシミリおよびプリンタ機能を合せた複合機、またはパーソナルコンピュータ等の情報処理装置に装着してもよい。
【0068】
またステップS46で対応回線に出力されたディジタル文書は図1に示す相手入出力装置で受信され、図2で説明した動作により蓄積部4に蓄積され、また図3および図4で説明した動作により蓄積部4より出力される。
【0069】
この場合、ステップS46で出力されるディジタル文書に図13で説明した出力時間が記載された処理指示書が付加されている場合は、記載されている出力時間または出力時間範囲内に出力される。
【0070】
また出力時間が記載されたディジタル文書が親展用蓄積部4Aに蓄積された場合の出力は、図3で説明したステップS25で対応するファイルのサーチは処理指示書に記載された時間範囲内のものを対象にサーチが行われる。
【0071】
つぎに、図14を参照して、蓄積部4に蓄積されているファイルの管理動作について説明する。
蓄積部4より出力されたファイルは図4のステップS32で説明したように出力が完了すると削除される。しかし、出力されないで蓄積部4にファイルが蓄積されたままとなるものが存在することがある。
【0072】
ファイル管理はこのように蓄積されたままのファイルの処理を行うものである。
なお、この場合、図2で説明したデータ蓄積動作のステップS16において親展用蓄積部4Aにデータが蓄積された場合は蓄積された時刻も記録する。
【0073】
また動作の開始は所定時間毎に行われる。
ステップS50では、入出力制御部5は、親展用蓄積部4Aに蓄積されているファイルを読出し、読出したファイルに出力時間帯が記載された処理指示書があるか否かを判定し、判定がNOの場合はステップS56に移る。
【0074】
また判定がYESの場合はステップS51に移り、現在時刻は処理指示書に記載されている出力時間帯であるか否かを判定し、判定がNOの場合はステップS53に移る。
【0075】
またステップS51の判定がYESの場合はステップS52に移り、出力時間帯であることを送信元に転送し、ステップS59に移る。
またステップS51での判定がNOの場合はステップS53に移り、現在時刻は処理指示書に記載されている出力時間帯を過ぎているか否かを判定し、判定がNOの場合はステップS59に移る。
【0076】
またステップS53の判定がYESの場合はステップS54に移り、出力時間帯より所定時間経過しているか否かを判定し、判定がYESの場合はステップS57に移る。
またステップS54の判定がNOの場合はステップS55に移り、出力時間帯を過ぎていることを送信元に転送し、ステップS59に移る。
【0077】
またステップS50での出力時間帯が記載された処理指示書がないと判定されたときはステップS56に移り、蓄積時刻より所定時間経過しているか否かを判定し、判定がNOの場合はステップS59に移る。
【0078】
またステップS56の判定がYESの場合はステップS57に移り、ステップS57では所定時間以上経過したファイルを親展用蓄積部4Aより削除または保管用蓄積部4Cに移動した後で削除し、ステップS58に移ってステップS58で削除または移動したことを送信元に転送する。
【0079】
ステップS59では、入出力制御部5は、親展用蓄積部4Aに前述したステップS50〜S58によるファイル管理動作を行っていない他のファイルが有るか否かを判定し、判定がYESの場合はステップS50に移ってステップS50〜S59が繰返される。
【0080】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によればデータ転送方法が異なる回線によって転送されたデータおよび入力されたデータを、指定された転送先に転送または印刷出力することができる。
【0081】
また、以上のように対処できるためコストや設置スペースを低減することができる。
また認証情報が一致したもののみアクセスを許可するようにしたので、いたずらアクセスを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の構成図である。
【図2】データ蓄積動作のフローチャートである。
【図3】蓄積データの出力動作のフローチャートである。
【図4】蓄積データの出力動作のフローチャートである。
【図5】本発明を説明するための図である。
【図6】処理指示書の具体例である。
【図7】処理定義で記載された処理指示書である。
【図8】処理定義記録部の具体例である。
【図9】処理指示書の具体例である。
【図10】処理指示書の具体例である。
【図11】関連転送先記録部の記録例である。
【図12】処理指示動作のフローチャートである。
【図13】出力時間を記載した処理指示書の例である。
【図14】ファイル管理動作のフローチャートである。
【図15】ファイル管理動作のフローチャートである。
【符号の説明】
1,2,3 送受信部
4 蓄積部
4A 親展用蓄積部
4B 出力用蓄積部
4C 保管用蓄積部
5 入出力制御部
6 フォーマット変換部
7 入力部
8 インタフェース(I/O)
9 表示部
10 スキャナ
11 印刷部
12 音声出力部
13 出力変換部
14 処理定義記録部
15 関連転送先記録部
16 最適ルート選択部
17 認証情報記録部
18 プロセッサ(CPU)

Claims (17)

  1. データの転送方法を異にする回線網に各々接続されていて、前記接続された回線網に対してデータの送受信を行う複数の送受信部と、印刷装置に対して印刷データを出力する印刷出力部と、データの入出力を行う入出力部と、データを蓄積する蓄積部と、前記送受信部により入力されたデータおよび前記入出力部より入力されたデータを前記蓄積部に蓄積して前記蓄積部に蓄積されているデータを前記送受信部、前記入出力部または前記印刷出力部に出力する入出力制御部と、を備えた入出力装置であって、前記入出力制御部が、前記送受信部で転送先及び転送先毎の処理内容が記載された処理指示書が受信されると前記処理指示書の記載に基づいて前記蓄積部より前記データをサーチするように設定された入出力装置において、
    転送先の位置、データ転送の可否、印刷装置の仕様転送先情報として記録した関連転送先記録部と、
    前記関連転送先記録部の記録を参照して前記処理指示書に記載された転送先への最適転送ルートを記載した前記処理指示書に変更する最適ルート選択部と、
    前記最適ルート選択部により変更された前記処理指示書に従って前記蓄積部によりサーチしたデータを転送先毎の対応データに変換して出力し、かつ転送先の機器に当該入出力装置が装着されていれば新たな処理指示書をサーチしたデータに付加して出力するフォーマット変換部と、
    を備えていることを特徴とする入出力装置。
  2. 認証情報記録部を設け、前記入出力制御部が前記送受信部より入力されたデータに付加された認証情報が前記認証情報記録部に記録されている認証情報と一致するときのみ前記入力されたデータを前記蓄積部に蓄積するようにしたことを特徴とする請求項1記載の入出力装置。
  3. 前記回線網がFAX回線、インタネット回線、有線LAN回線、またはこれらの組合せであることを特徴とする請求項1または2記載の入出力装置。
  4. 前記処理指示書には転送先に加えて印刷頁および部数が記載されていることを特徴とする請求項1,2または3記載の入出力装置。
  5. 略記号の転送先と正規の転送先との対応関係を記録した処理定義部を設け、前記処理指示書の記載された転送先が略記号で記載されている場合は前記処理定義部を参照して正規の転送先に変更するようにしたことを特徴とする請求項1,2,3,または4記載の入出力装置。
  6. 前記処理指示書にデータの出力時間または出力時間範囲を記載させ、記載されている前記出力時間または前記出力時間範囲にデータを出力させるようにしたことを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の入出力装置。
  7. 前記蓄積部を親展用蓄積部および出力用蓄積部で構成し、前記入出力制御部が入力されたデータに付加されている識別子が親展用識別子であるときは前記親展用蓄積部に蓄積させるようにしたことを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の入出力装置。
  8. 前記親展用識別子が送信元を特定できる識別子、送信先を特定できる識別子、または送信元および送信先が特定できる識別子であることを特徴とする請求項記載の入出力装置。
  9. 前記入出力制御部が、前記蓄積部に蓄積されているデータに付加された識別子に基づいて前記送受信部、前記入出力部また前記印刷出力部に出力するようにしたことを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の入出力装置。
  10. 前記入出力制御部が、前記蓄積部に送信先を特定できる識別子が記載されていないデータに対しては、入力部より入力した識別子と一致する識別子が記録されているデータを前記印刷出力部に出力するようにしたことを特徴とする請求項記載の入出力装置。
  11. 前記処理指示書で出力時間範囲が記載されているデータに対しては、記載されている出力時間の範囲内で前記識別子の照合を可能とするようにしたことを特徴とする請求項10記載の入出力装置。
  12. 前記入出力制御部が、前記処理指示書に記載されている時間範囲に対する現時点でのステータスを送信元に転送するようにしたことを特徴とする請求項10または11記載の入出力装置。
  13. 前記入出力制御部が、前記蓄積部にデータが蓄積からの時間、または前記処理指示書に記載された出力時間範囲を過ぎてからの時間が所定時間以上経過したとき、前記データを記録したファイルを削除または保管用蓄積部に移動するようにしたことを特徴とする請求項1乃至12のいずれかに記載の入出力装置。
  14. 前記入出力装置がファクシミリ装置に装着されていることを特徴とする請求項1乃至13のいずれかに記載の入出力装置。
  15. 前記入出力装置がプリンタ装置に装着されていることを特徴とする請求項1乃至13のいずれかに記載の入出力装置。
  16. 前記入出力装置がディジタル複写機またはそれにファクシミリおよびプリンタ機能を合せたディジタル複写機に装着されていることを特徴とする請求項1乃至13のいずれかに記載の入出力装置。
  17. 前記入出力装置がパーソナルコンピュータ等の情報処理装置に装着されていることを特徴とする請求項1乃至17のいずれかに記載の入出力装置。
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