JP4258993B2 - 画像読取装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばイメージスキャナー(以下、スキャナーという。)やファクシミリ機能付きのディジタル複合装置の画像読取部などの画像読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
コピー、プリンタ及びスキャナー機能付きファクシミリ装置であるディジタル複合装置と、パーソナルコンピュータなどの複数のクライアント装置とがローカルエリアネットワーク(以下、LANという。)を介して接続してなるLANシステムが実用化されている。この従来技術のLANシステムにおいて、ディジタル複合装置内のスキャナーは、原稿画像を読み取り画像データに変換した後、各クライアント装置に対応する画像メモリ内のメモリボックスに格納し、各クライアント装置からの転送要求信号に応答して画像メモリ内のメモリボックスから画像データを読み出して対応するクライアント装置に対してLANを介して転送を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来技術のLANシステムにおいては、画像メモリに格納された画像データがクライエント装置に送信された時点で、当該画像データは画像メモリより消去される。しかしながら、クライエント装置からの転送要求信号がなく、画像データがいつまでも画像メモリに残っていると、他の画像データを格納するスペースがなくなり、当該システムのパフォーマンスが下がってしまうという問題がある。
【0004】
本発明の目的は以上の問題点を解決し、画像読取部で読み取った画像データやファクシミリ機能で受信した画像データが画像メモリにおいて長期間にわたって保存されている状態を防止することができる画像読取装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る画像読取装置は、画像データを入力する画像入力手段と、上記画像入力手段から入力された画像データを記憶する記憶手段と、外部端末装置からの転送指示信号に応答して上記記憶手段に記憶された画像データを読み出し上記外部端末装置に送信する送信手段とを備えた画像読取装置において、上記記憶手段に記憶されている画像データが所定の第1の時間以上上記記憶手段に記憶されたままのときに警告を報知する制御手段を備えたことを特徴とする。
【0006】
また、上記画像読取装置において、上記制御手段は、上記警告を報知したとき、上記外部端末装置に対して当該画像データの読み出しを要求する読み出し要求通知レポートを送信することを特徴とする。
【0007】
さらに、上記画像読取装置において、上記制御手段は、上記読み出し要求通知レポートを送信したときから所定の第2の時間以上経過したとき上記記憶手段に当該画像データが記憶されたままになっているとき当該画像データを自動的に消去することを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態について説明する。
【0009】
<実施形態>
図1は、本発明に係る実施形態である、コピー、プリンタ及びスキャナー機能付きのファクシミリ装置であるディジタル複合装置20を備えたLANシステムの構成を示すブロック図である。
【0010】
この実施形態に係るLANシステムは、複数N台のクライアントパーソナルコンピュータ(以下、クライアントPCという。)30−1乃至30−N(以下、総称して符号30を付す。)と、公衆電話回線Lを介して公衆電話網80に接続されたディジタル複合装置20と、インターネット90に接続されたルータ装置60とがLAN70を介して接続されて構成されてなる画像処理システムである。各クライアントPC30からルータ装置60やメールサーバ装置(図示せず。)を介してインターネット90に接続することにより、ホームページの閲覧や電子メールの送受信を行うことができ、また、各クライアントPC30は、ディジタル複合装置20に対してアクセスすることにより、当該装置20が有するコピー、プリンタ、スキャナー及びファクシミリの各機能を共通に利用することができるように構成されている。
【0011】
この実施形態に係るディジタル複合装置20において、主制御部1は、画像入力手段であるスキャナーにより読み取られて変換された画像データ、もしくは別の画像入力手段であるファクシミリ機能により受信された画像データを画像メモリ8に格納し、外部端末装置であるクライアントPC30からの転送要求信号に応答して画像メモリ8に記憶された画像データを読み出しクライアントPC30に送信する。ここで、画像メモリ8に記憶されている画像データが例えば1ケ月以上にわたって画像メモリ8に記憶されたままのときに(図11のステップS28でYES)警告を報知する(図12のステップS33及びS34)ことを特徴としている。
【0012】
また、主制御部1は、上記警告を報知したとき、上記外部端末装置に対して当該画像データの読み出しを要求する読み出し要求通知レポートを送信する(図13のステップS41でNO、図14のステップS51−S53)。さらに、主制御部1は、読み出し要求通知レポートを送信したときからさらに例えば1ケ月以上経過したとき画像メモリ8に当該画像データが記憶されたままになっているとき(図13のステップS42でYES)当該画像データを自動的に消去する(ステップS43)。
【0013】
図2は、図1のクライアントPC30の構成を示すブロック図である。
【0014】
図2において、クライアントPC30は、公知のパーソナルコンピュータである外部端末装置であって、画像データや文字データの生成や記録、格納などの処理を実行する。本実施形態においては、クライアントPC30は、一例として、スキャナーにより走査された画像データを受信する外部端末装置又は外部機器として用いられる。主制御部101は具体的にはCPUで構成されており、バス113を介して以下のハードウェア各部と接続されていてそれらを制御するほか、後述する種々のソフトウェアの機能を実行する。このクライアントPC30において、画像読取部及び画像記録部(図示せず。)はオプションで設けられる。表示部104は、液晶表示装置(LCD)又はCRTディスプレイ等の表示装置であり、当該クライアントPC30の動作状態を表示したり、送信すべき原稿の画像データ、及び受信した画像データの表示を行う。操作部105は、例えばキーボードであり、文字データや指示コマンドを入力するためのものである。
【0015】
ROM106は、当該クライアントPC30の起動動作に必要であって主制御部101によって実行される種々のソフトウェアのプログラムを予め格納する。また、RAM107は、SRAM、DRAM、SDRAM等で構成され、主制御部101のワーキングエリアとして使用されてプログラムの実行時に発生する一時的なデータを記憶する。さらに、ハードディスクドライブ108は、記録媒体を内蔵する記憶装置であり、実行するアプリケーションプログラムや画像メモリを格納する。
【0016】
以上のように構成されたクライアントPC30において、クライアントPC30の主制御部101は、画像読取部2により走査されて変換された後メモリボックス領域8a内の対応するメモリボックスに格納された画像データを自身の装置内に転送するとき、対応するメモリボックスを指示する指示データを含む転送要求信号をLANインターフェース112及びLAN70を介してディジタル複合装置20内の主制御部1に対して送信し、これに応答して、ディジタル複合装置20からLAN70を介して送信されてくる画像データを受信してハードディスクドライブ108に格納する。
【0017】
図3は、図1のディジタル複合装置20の構成を示すブロック図である。
【0018】
図3において、ディジタル複合装置20は、従来のG3方式等のファクシミリ通信機能に加えて、コピー、プリンタ、及びスキャナーの各機能を備えて構成された画像処理装置である。主制御部1は具体的にはCPUで構成されており、バス13を介して以下のハードウェア各部と接続されていてそれらを制御するほか、後述する種々のソフトウェアの機能を実行する。画像読取部2は、CCD等を利用したスキャナーで原稿を読み取り、白黒2値に変換したドット画像データを出力する。画像記録部3は例えば電子写真方式等のプリンタ装置であり、画像読取部2により走査されて変換された画像データや他のファクシミリ装置からファクシミリ通信により受信した画像データをハードコピーとしてプリントアウトして記録したり、文字データを記録する。
【0019】
表示部4は、液晶表示装置(LCD)又はCRTディスプレイ等の表示装置であり、当該ディジタル複合装置20の動作状態を表示したり、送信すべき原稿の画像データ、及び受信した画像データの表示を行う。操作部5は、当該ディジタル複合装置20を操作するために必要な文字キー、ダイヤル用テンキー、短縮ダイヤルキー、ワンタッチダイヤルキー、及び各種のファンクションキー等を備える。なお、上述の表示部4をタッチパネル方式とすることにより、この操作部5の各種キーの内の一部又は全部を代用するように構成してもよい。
【0020】
ROM6は、当該ディジタル複合装置20の動作に必要であって主制御部1によって実行される種々のソフトウェアのプログラムを予め格納し、本実施形態では、少なくとも図10の原稿読み取り処理と、図11乃至図14のファイル検索及び警告処理とのプログラムを含む。RAM7は、SRAM、DRAM、SDRAM等で構成され、主制御部1のワーキングエリアとして使用されてプログラムの実行時に発生する一時的なデータを記憶する。なお、RAM7としてフラッシュメモリを使用した場合には、停電、装置の移動等のために電源が遮断された場合にもそのデータの内容が失われない。ここで、RAM7は、詳細後述するように、メモリボックス管理テーブル7a、警告ファイルリストテーブル7b及び消去ファイルリストテーブル7cを含む。
【0021】
画像メモリ8はDRAM等で構成され、送信すべき画像データ又は受信した画像データ、もしくは走査されて変換された画像データを記憶する。ここで、画像メモリ8は複数のメモリボックスに区分されたメモリボックス領域8aを備える。各メモリボックスに、ファクシミリ機能により送受信される画像データ、もしくは、スキャナー機能又はコピー機能により走査されて変換された画像データ、プリンタ機能を用いるときの画像データを転送して一時的に格納し、当該メモリボックスから読み出すときは、転送要求信号を送信することにより対応するメモリボックスから読み出して転送させる。さらに、ハードディスクドライブ9は、記録媒体を内蔵する記憶装置であり、種々のデータやプログラムを格納する。
【0022】
ファックスモデム10は、公衆電話回線Lに接続され、通常のファクシミリ通信用のファックスモデムの機能を有するモデムである。NCU(ネットワーク制御回路:Network Control Unit)11はアナログの公衆電話回線Lの直流ループなどの閉結及び開放の動作を行いかつ自動ダイヤル機能を有するハードウェア回路であり、必要に応じてファックスモデム10を公衆電話回線Lに接続する。ここで、NCU11は、発信電話番号通知サービスにおけるID受信端末起動信号、通常の電話呼出信号の検出を行うとともに、必要に応じて発信電話番号通知サービスにおける1次応答信号及び2次応答信号を発信することができる。なお、NCU11を所定のターミナルアダプタ及びDSU(加入者線終端装置:Digital Service Unit)を介して、ベースバンド伝送方式のデジタル回線(例えば、ISDN回線)に接続するようにしてもよい。
【0023】
さらに、LANインターフェース12は、LAN70に接続され、LAN70からの信号やデータを受信する一方、LAN70に対して信号やデータを送信して信号変換やプロトコル変換などのLAN通信に係るインターフェース処理を実行する。クロック回路14は、現在の日情報及び時刻情報を計時して日時データを必要に応じて主制御部1に出力する。
【0024】
以上のように構成されたディジタル複合装置20のファクシミリ通信機能において、各クライアントPC30−1乃至30−Nから転送されたドット画像データ、又は画像読取部2により読み取られたドット画像データはファクシミリ通信の規格で定められているMH,MR,MMR等の符号化方式に従ってソフトウェアにより符号化された後、相手先のファクシミリ装置に送信される一方、逆に相手先のファクシミリ装置から受信した符号化データもソフトウェアにより画像データに復号化された後、画像メモリ8に格納され、必要に応じて画像記録部3でプリントされる。なお、符号化や復号化のための専用ハードウエアを設けることも可能である。
【0025】
図4は、図3のRAM7内のメモリボックス管理テーブル7aの構成を示す図である。メモリボックス管理テーブル7aにおいては、図4から明らかなように、メモリボックス番号毎に、クライアントPC30のユーザ名称が格納され、さらに各クライアントPC30毎に1つ又は複数の画像ファイルが格納され、その画像ファイル毎に画像メモリ8におけるメモリ開始アドレス、サイズ(MB)、及び格納日時が格納されている。
【0026】
図5は、図3のRAM7内の警告ファイルリストテーブル7bの構成を示す図である。警告ファイルリストテーブル7bにおいては、画像メモリ8において例えば1ケ月などの所定の長時間にわたって格納されている画像ファイルについて、図5に示すように、メモリボックス番号毎に、クライアントPC30のユーザ名称、ファイル番号、サイズ(MB)、格納日時、読み出し要求通知日時などの情報が格納される。
【0027】
図6は、図3のRAM7内の消去ファイルリストテーブル7cの構成を示す図である。消去ファイルリストテーブル7cにおいては、後述するように画像メモリから消去した画像ファイルについて、図6に示すように、メモリボックス番号毎に、クライアントPC30のユーザ名称、ファイル番号、サイズ(MB)、格納日時、読み出し要求通知日時などの情報が格納される。
【0028】
図7は、図3のディジタル複合装置20により印字される警告ファイルリストレポートの一例を示す図である。警告ファイルリストレポートは、図7から明らかなように、警告ファイルリストテーブル7bの内容(ただし、読み出し要求通知日時の情報を除く。)を含むとともに、以下の警告文が記載されている:「下記のファイルは1ヶ月以上、メモリボックスに保存されたままになっています。」。
【0029】
図8は、図3のディジタル複合装置20によりクライアントPC30に対して送信される読み出し要求通知レポートの一例を示す図である。読み出し要求通知レポートは、図8から明らかなように、警告ファイルリストテーブル7bの内容(ただし、読み出し要求通知日時の情報を除く。)を含むとともに、以下の警告文が記載されている:「下記のファイルは1ヶ月以上、メモリボックスに保存されたままになっています。この読出し要求通知後1ヶ月以上になると消去します。至急、ファイルを読み出すことを要求します。」。
【0030】
図9は、図3のディジタル複合装置20により印字される消去ファイルリストレポートの一例を示す図である。消去ファイルリストレポートは、図9から明らかなように、消去ファイルリストテーブル7cの内容(ただし、読み出し要求通知日時の情報を除く。)を含むとともに、以下の警告文が記載されている:「下記のファイルは読出し要求通知後1ヶ月以上保存されたままになっていたので消去しました。」。
【0031】
図10は、図3のディジタル複合装置20の主制御部1によって実行される、原稿読み取り処理を示すフローチャートである。
【0032】
図10のステップS1において原稿を原稿台にセットし、ステップS2においてメモリボックス番号の指定読み取り濃度、解像度等を設定し、ステップS3においてスタートキーをオンしたか否かが判断され、NOのときはステップS2に戻る一方、YESのときはステップS4に進む。次いで、ステップS4においてADF部を駆動して原稿を読み取り位置に移送し、ステップS5において光源を点灯し、キャリッジの移動を開始し、ステップS6において原稿画像を1ラインずつ読み取り、画像データに変換して指定されたメモリボックスに格納する。そして、ステップS7において原稿読み取り処理は終了したか否かが判断され、NOのときはステップS5に戻る一方、YESのときはステップS8に進む。さらに、ステップS8において光源をオフし、キャリッジをホームポジションに移動し、ステップS9において次の原稿のページがあるか否かが判断され、YESのときはステップS4に戻る一方、NOのときはステップS10に進む。ステップS10においてクロック回路14より現在時刻を取り込み、ステップS11において現在時刻と共に当該画像ファイルの情報をメモリボックス管理テーブル7aに登録して当該原稿読み取り処理を終了する。
【0033】
図11乃至図14は、図3のディジタル複合装置20の主制御部1によって実行される、ファイル検索及び警告処理を示すフローチャートである。
【0034】
図11のステップS21においてメモリボックス番号のパラメータnを0にリセットし、ステップS22においてパラメータnを1だけインクリメントし、ステップS23においてクロック回路14より現在の日時データを読み出す。次いで、ステップS24においてメモリボックス管理テーブル7a中の参照メモリボックス番号nを検索する。そして、ステップS25においてファイル番号のパラメータmを0にリセットし、ステップS26においてパラメータmを1だけインクリメントし、ステップS27においてメモリボックス管理テーブル7aのメモリボックス番号n内のファイル番号mの格納日時を読み出す。ステップS28において読み出した格納日時と現在の日時とを比較することにより1ヶ月以上経過しているか否かが判断され、YESのときはステップS29に進む一方、NOのときはステップS30に進む。ステップS29において当該ファイルの情報を警告ファイルリストテーブル7bに登録し、ステップS30において次のファイルがあるか否かが判断され、YESのときはステップS26に戻る一方、NOのときは図12のステップS31に進む。
【0035】
図12のステップS31において検索すべき次のメモリボックスがあるか否かが判断され、YESのときは図11のステップS22に進む一方、NOのときはステップS32に進む。ステップS32において警告ファイルリストテーブル7bに登録があるか否かが判断され、YESのときはステップS33に進む一方、NOのときは図13のステップS41に進む。次いで、ステップS33においてブザーを鳴動し、ステップS34において警告ファイルリストレポートを表示部4に表示し、ステップS35において警告ファイルリストレポートをプリントするモード設定がされているか否かが判断され、YESのときはステップS36に進む一方、NOのときは図13のステップS41に進む。そして、ステップS36において警告ファイルリストレポートを画像に展開し、ステップS37において警告ファイルリストレポートの画像を画像記録部3を用いて印字することにより警告を報知した後、図13のステップS41に進む。
【0036】
図13のステップS41において警告ファイルリストテーブル7bに登録されたメモリボックスのファイルは既に読み出し要求通知レポートを送付済みか否かが判断され、YESのときはステップS42に進む一方、NOのときは図14のステップS51に進む。次いで、ステップS42において当該ファイルは読み出し要求通知レポートの送付後さらに1ヶ月以上経過したか否かが判断され、YESのときはステップS43に進む一方、NOのときはステップS45に進む。ステップS43において当該ファイルをメモリボックスから消去し、ステップS44において消去ファイルリストテーブル7cに登録した後、ステップS45において当該メモリボックスのすべてのファイルについてステップS42の処理を実行したか否かが判断され、NOのときはステップS42に戻る一方、YESのときはステップS46に進む。そして、ステップS46において消去ファイルリストテーブル7cに登録があるか否かが判断され、YESのときはステップS46に進む一方、NOのときは図14のステップS54に進む。ステップS47においてファイルを消去したことを消去ファイルリストレポートを送付することにより該当するクライアントPC30に通知し、ステップS48においてクライアントPC30のデバイスドライバから応答信号を受信したか否かが判断され、YESのときは図14のステップS54に進む一方、NOのときはステップS49に進む。さらに、ステップS49において電子メールを用いて消去ファイルリストレポートを送付することによりクライアントPC30にファイルの消去を通知した後、図14のステップS54に進む。
【0037】
図14のステップS51において当該ファイルの読み出し要求通知レポートをクライアントPC30に送付し、ステップS52においてクライアントPC30のデバイスドライバより応答信号を受信したか否かが判断され、NOのときはステップS53に進む一方、YESのときはステップS54に進む。次いで、ステップS53において電子メールを用いて読み出し要求通知レポートを送付することにより当該ファイルの読み出しを要求した後、ステップS54に進む。ステップS54では、警告ファイルリストテーブル7aに登録されたメモリボックスの全てについて処理を終了したか否かが判断され、YESのときはステップS55に進む一方、NOのときは図13のステップS41に進む。ステップS55において消去ファイルリストレポートを用いて消去したファイルの番号とそのメモリボックス番号等を表示し、ステップS56において消去ファイルリストレポートを印字するモードが設定されているか否かが判断され、YESのときはステップS57に進む一方、NOのときは当該ファイル検索及び警告処理を終了する。さらに、ステップS57において消去ファイルリストレポートの画像を展開して画像記録部3を用いてプリントして当該ファイル検索及び警告処理を終了する。
【0038】
以上説明したように、本実施形態によれば、ディジタル複合装置20の主制御部1は、画像入力手段であるスキャナーにより読み取られて変換された画像データ、もしくは別の画像入力手段であるファクシミリ機能により受信された画像データを画像メモリ8に格納し、外部端末装置であるクライアントPC30からの転送要求信号に応答して画像メモリ8に記憶された画像データを読み出しクライアントPC30に送信する。ここで、画像メモリ8に記憶されている画像データが例えば1ケ月の所定時間以上にわたって画像メモリ8に記憶されたままのときに(図11のステップS28でYES)警告を報知する(図12のステップS33及びS34)。従って、所定時間画像メモリ8から読み出されずに記憶されたままの画像データを検索して警告し、その画像データを外部端末装置であるクライアントPC30から読み出すなどして、画像メモリ8の空容量を確保することができ、これにより、画像読取部2で読み取った画像データやファクシミリ機能で受信した画像データが画像メモリ8において長期間にわたって保存されている状態を防止することができる。
【0039】
また、主制御部1は、上記警告を報知したとき、上記外部端末装置に対して当該画像データの読み出しを要求する読み出し要求通知レポートを送信する(図13のステップS41でNO、図14のステップS51−S53)。従って、読み出し要求通知レポートが外部端末装置であるクライアントPC30に送信され、その画像データを特定する情報が警告に含まれるので、クライアントPC30のユーザに対して直接に警告することができ、クライアントPC30からの取り込みを依頼することができる。
【0040】
さらに、主制御部1は、読み出し要求通知レポートを送信したときからさらに例えば1ケ月の所定時間以上経過したとき画像メモリ8に当該画像データが記憶されたままになっているとき(図13のステップS42でYES)当該画像データを自動的に消去する(ステップS43)。従って、さらに外部端末装置であるクライアントPC30が取り込まない画像データを自動的に消去するので、画像メモリ8における空き容量を確実に確保して、リソースを有効に利用することができる。
【0041】
<変形例>
以上の実施形態においては、ディジタル複合装置20の例について述べているが、本発明はこれに限らず、スキャナー機能を有する画像読取装置や画像処理装置に広く適用することができる。
【0042】
以上の実施形態においては、メモリボックスにはスキャナである画像読取部2により読み取った原稿画像の画像データを格納しているが、本発明はこれに限らず、メモリボックスにディジタル複合装置20のファクシミリ機能により受信した画像データをメモリボックスに格納してクライアントPC30に転送するように構成してもよい。
【0043】
以上の実施形態においては、読み取って変換された画像データをメモリボックスに格納しているが、本発明はこれに限らず、画像メモリ8などの記憶手段に格納されればよい。
【0044】
以上の実施形態においては、長時間画像メモリ8に画像データが保存されているときは、ブザーの鳴動(図12のステップS33)や警告ファイルリストの表示(ステップS34)並びに警告ファイルリストレポートの印字(ステップS37)で警告を報知しているが、本発明はこれに限らず、警告ファイルリストレポートの内容を音声合成により音声合成音を合成して出力してもよい。これらの警告のときには、該当する画像データを特定する情報も含めることが容易にできる。
【0045】
以上の実施形態においては、主制御部1は、読み出し要求通知レポートを送信したときからさらに例えば1ケ月以上経過したとき画像メモリ8に当該画像データが記憶されたままになっているとき(図13のステップS42でYES)当該画像データを自動的に消去(ステップS43)しているが、本発明はこれに限らず、警告リストレポートを送付する、画像メモリ8の格納時間(上述の例では1ケ月)を越える所定の格納時間(例えば2ケ月)以上にわたって画像メモリ8に記憶されたままのときに自動的に消去してもよい。
【0046】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明に係る画像読取装置によれば、画像データを入力する画像入力手段と、上記画像入力手段から入力された画像データを記憶する記憶手段と、外部端末装置からの転送指示信号に応答して上記記憶手段に記憶された画像データを読み出し上記外部端末装置に送信する送信手段とを備えた画像読取装置において、上記記憶手段に記憶されている画像データが所定の第1の時間以上上記記憶手段に記憶されたままのときに警告を報知する制御手段を備える。従って、所定時間記憶手段から読み出されずに記憶されたままの画像データを検索して警告し、その画像データを外部端末装置から読み出すなどして、記憶手段の空容量を確保することができ、これにより、画像読取部などで読み取った画像データやファクシミリ機能で受信した画像データが記憶手段において長期間にわたって保存されている状態を防止することができる。
【0047】
また、上記画像読取装置において、上記制御手段は、上記警告を報知したとき、上記外部端末装置に対して当該画像データの読み出しを要求する読み出し要求通知レポートを送信する。従って、読み出し要求通知レポートが外部端末装置に送信され、その画像データを特定する情報が警告に含まれるので、外部端末装置のユーザに対して直接に警告することができ、外部端末装置からの取り込みを依頼することができる。
【0048】
さらに、上記画像読取装置において、上記制御手段は、上記読み出し要求通知レポートを送信したときから所定の第2の時間以上経過したとき上記記憶手段に当該画像データが記憶されたままになっているとき当該画像データを自動的に消去する。従って、さらに外部端末装置が取り込まない画像データを自動的に消去するので、記憶手段における空き容量を確実に確保して、リソースを有効に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る実施形態である、コピー、プリンタ及びスキャナー機能付きのファクシミリ装置であるディジタル複合装置20を備えたLANシステムの構成を示すブロック図である。
【図2】 図1のクライアントPC30の構成を示すブロック図である。
【図3】 図1のディジタル複合装置20の構成を示すブロック図である。
【図4】 図3のRAM7内のメモリボックス管理テーブル7aの構成を示す図である。
【図5】 図3のRAM7内の警告ファイルリストテーブル7bの構成を示す図である。
【図6】 図3のRAM7内の消去ファイルリストテーブル7cの構成を示す図である。
【図7】 図3のディジタル複合装置20により印字される警告ファイルリストレポートの一例を示す図である。
【図8】 図3のディジタル複合装置20により送信される読み出し要求通知レポートの一例を示す図である。
【図9】 図3のディジタル複合装置20により印字される消去ファイルリストレポートの一例を示す図である。
【図10】 図3のディジタル複合装置20の主制御部1によって実行される、原稿読み取り処理を示すフローチャートである。
【図11】 図3のディジタル複合装置20の主制御部1によって実行される、ファイル検索及び警告処理の第1の部分を示すフローチャートである。
【図12】 図3のディジタル複合装置20の主制御部1によって実行される、ファイル検索及び警告処理の第2の部分を示すフローチャートである。
【図13】 図3のディジタル複合装置20の主制御部1によって実行される、ファイル検索及び警告処理の第3の部分を示すフローチャートである。
【図14】 図3のディジタル複合装置20の主制御部1によって実行される、ファイル検索及び警告処理の第4の部分を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…主制御部、
2…画像読取部、
4…表示部、
5…操作部、
6…ROM、
7…RAM、
7a…メモリボックス管理テーブル、
7b…警告ファイルリストテーブル、
7c…消去ファイルリストテーブル、
8…画像メモリ、
8a…メモリボックス領域、
9…ハードディスクドライブ、
12…LANインターフェース、
13…バス、
20…ディジタル複合装置。

Claims (3)

  1. 画像データを入力する画像入力手段と、上記画像入力手段から入力された画像データを記憶する記憶手段と、外部端末装置からの転送指示信号に応答して上記記憶手段に記憶された画像データを読み出し上記外部端末装置に送信する送信手段とを備えた画像読取装置において、上記記憶手段に記憶されている画像データが所定の第1の時間以上上記記憶手段に記憶されたままのときに警告を報知する制御手段を備え、
    上記制御手段は、上記警告を報知したとき、上記外部端末装置に対して当該画像データの読み出しを要求する読み出し要求通知レポートを送信し、
    上記制御手段は、上記読み出し要求通知レポートを送信したときから所定の第2の時間以上経過したとき上記記憶手段に当該画像データが記憶されたままになっているとき当該画像データを自動的に消去し、当該消去した画像データに関する情報を消去ファイルリストの形式で登録して別の記憶装置に格納した後、上記外部端末装置に対して上記画像データを消去したことを上記消去ファイルリストのレポートを送付することにより通知することを特徴とする画像読取装置。
  2. 上記外部端末装置に対して上記画像データを消去したことを上記消去ファイルリストのレポートを送付することにより通知することに対する、上記外部端末装置からの応答信号に応答して、電子メールを用いて上記消去ファイルリストのレポートを送付することにより上記外部端末装置に対して当該画像データの消去を通知することを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  3. 上記消去ファイルリストは、上記外部端末装置のユーザ名称、ファイル番号、サイズ、格納日時、読み出し要求通知日時の情報を含むことを特徴とする請求項1又は2記載の画像読取装置。
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