JP4056309B2 - パネル体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、試着室、展示室用のブース、間仕切りパネル等のパネル体に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のパネル体において、複数のパネルのパネル端面どうしを付き合わせて金具で固定するものやパネル間に支柱を介在してパネルと支柱とを金具で連結するものが公知である。
例えば、特開平7−76895号公報(第1の従来技術)には、一方のパネル側端に設けた枠部材に螺旋状溝を形成し、他方のパネル側端に設けた枠部材に螺旋状の突条を形成して溝に突条を嵌合するとともに両パネルの上端に金具を跨って設けパネル上方から各パネルにネジ留めし、両パネルの下端においても両パネルに金具を跨って設けて下端側から各パネルにネジ留めする技術が開示されている。
【0003】
特開平9−302962号公報(第2の従来技術)には、床に巾木をねじ固定し、巾木に両パネルを固定することにより連結する両パネルの下端を固定し、両パネルの上端に金具を跨って配置してそれぞれのパネルに上方からネジ留めする技術が開示されている。
【0004】
特開平9−151555号公報(第3の従来技術)には、一方のパネルの側端に金具を固定し、金具に設けてあるフックを他方のパネル側端に係合することにより2枚のパネルを連結する技術が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した第1の従来技術では、パネルの枠材に螺旋の突条や溝状を形成する必要があり製造が困難であるとともに、パネルの上方及び下方からネジ留め作業が必要になるため作業し難く、組み立て作業性に劣るという問題がある。
【0006】
第2の従来技術では、巾木を床に固定するので移設がし難いとともに、上方からのネジ留め作業が必要になるので、組み立て作業性に劣るという問題がある。
【0007】
第3の従来技術では、一方のパネル側端に固定したフックを他方のパネル側他に嵌合させるので、組み立て作業は簡易であるが係合により両パネルを連結しているだけであるから、連結部分の強度に劣るという問題がある。しかも、フックが外から見えるため外観を害するという問題がある。
【0008】
本発明は、上述した事情に鑑みなされたもので、組み立て作業性に優れ、移設が容易で組み立て強度が高く、且つ部品点数が少ないパネル体の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、パネルと、パネルの側端に取り付ける枠部材と、枠部材に連結する支柱と、枠部材を支柱に止めるネジとを備えるパネル体において、
枠部材はパネル端面を被覆する基部と、基部に長手方向に沿って設けた突条の係止部と、基部に設け係止部と略平行な突条の被圧接部とを備え、係止部及び被圧接部はそれぞれ互いに離間する方向に傾斜しており、支柱は枠部材の基部に当接する一方の被覆部及び他方の被覆部と、係止部に係止する被係止部とを備え、一方の被覆部と他方の被覆部間に枠部材の係止部と被圧接部とがあると共に、他方の被覆部は被圧接部に対向して位置し且つネジ孔が形成されており、ネジ孔にネジを螺進してネジの先端が枠部材の被圧接部を押圧していることを特徴とする。
【0010】
この請求項1に記載の発明では、支柱にパネルを連結するパネル体の組み立ては、パネルの側端に枠部材を取り付け、枠部材に設けている係止部と被圧接部とを支柱の一方の被覆部と他方の被係止部間に位置するようにして枠部材を支柱に嵌合する。この嵌合時には、支柱の被係止部をパネルの一面側から枠部材の係止部に当接させるようにして係止する。支柱に枠部材を装着した後、パネルの他面側から他方の被覆部のネジ孔にネジを螺進して、ネジの先端を枠部材の被圧接部に圧接する。
【0011】
本発明では、枠部材と支柱とを嵌合してネジを締め付けるだけなので、組み立てが容易である。しかもネジはパネル面側から締め付けすればよく、パネル上端の上方や下端側からのネジ留めが必要ないから組み立て作業が容易である。
パネルの連結に必要な部品は、枠部材、支柱、及びネジだけであるから部品点数が少ない。
係止部、被係止部や被圧接部は支柱に設けた一方及び他方の被覆部の間にあるので外側から見えず、外観が良い。
【0012】
ネジの締め付けにより、被圧接部がネジの先端に押圧されると、被圧接部とネジの先端との当接部を力点とする回転モーメントの作用により、枠部材の係止部と支柱の被係止部との当接部が支点となり係止部を作用点として被係止部に圧接するので、枠部材と支柱との連結力が高められる。
更に、係止部及び被圧接部は枠部材の長手方向に沿って設けており、ネジの押圧力は被圧接部の長手方向にも作用するので、少ないネジの数で枠部材と支柱の上下方向における連結力を高めることができる。
【0013】
パネル体は、パネルと支柱とを高い連結強度で連結しており、パネルを床や天井に固定する必要がないので、組み立てた状態のまま移動でき、移設が容易にできる。
枠部材の係止部及び被圧接部は押出し成形により枠部材に一体に製造でき、支柱においても一方及び他方の被覆部及び被係止部は押出し成形により支柱に一体に製造でき、製造が容易で製造コストも安価である。
【0014】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、支柱には他のパネルの側端面を取り付ける嵌合部が設けてあり、嵌合部には横断面略中央に突条の挿入部が設けてあり、他のパネルの側端面に形成した溝に挿入部を圧入してあるとともに支柱の嵌合部と他のパネルの側端面とを接着剤により固定していることを特徴とする。
【0015】
この請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の作用効果を奏するとともに、支柱は接着により他のパネル端部に固定されているとともにパネル端部に形成した溝に挿入部を圧入して、パネルに支柱を固定してある。したがって、一方のパネルには支柱が固定してあるから、施工現場では、一方のパネルを固定した支柱に他方のパネルを連結するだけで一方及び他方のパネルの連結ができる。
【0016】
支柱の嵌合部にはパネルの溝に挿入部を挿入しているので、その挿入部の分だけ接着剤による接着面積を広くでき、パネルと支柱とを強固に固定できる。
この発明では、予め一方のパネルには支柱が固定してあるので、現場での組み立て作業が更に容易にでき、しかも、組み立て現場に搬送する部品点数も少なくて済む。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下に、添付図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明するが、まず、図1〜図3を参照して本発明の第1実施の形態について説明する。図1は本発明の第1実施の形態にかかるパネル体を用いた組み立てブースのコーナ部を示す横断面図であり、図2は図1に示すコーナ部の組み立て方法を示す斜視図であり、図3は本発明のパネル体を用いた組み立てブースの分解斜視図である。
【0018】
本発明の実施の形態に係るパネル体1を用いた組み立てブース3は試着室であり、左右の側面パネル5、7と背面パネル9と前面パネル11とを床Gに組み立てており、床Gにはカーペット13が敷かれている。この試着室は車椅子を利用する身体障害者が車椅子のまま出入して試着可能となっており、入口15は車椅子が出入り自在な幅を有しており、室内には入口15の横に車椅子から横移動により腰掛け可能な座部17が設けられている。
【0019】
組み立てブース(試着室)3内には座部17の上方において、右側面パネル5には手摺19及び手摺の奥側に設けた背もたれ21、前面パネル11の内側には背もたれ22、背面パネル9には座部17に対応する位置に鏡23及び鏡23の横にL字手摺25が設けられている。また、座部17は入口15側の奥に凹部27が設けてあり、凹部27に腰掛けることにより座部17に横になるときや横になった状態から腰掛ける態勢が取り易い。更に、座部17上の壁に背もたれ21や、鏡23や手摺19、25を設けることにより、座部17に寝た状態や腰掛けた状態での試着が容易にできる。
【0020】
試着室である組み立てブース3は、左右の側面パネル5,7、背面パネル9及び前面パネル11と、それぞれに連結する支柱29とで構成されており、パネル体1は各パネル、支柱29及びネジ33で構成したコーナ部28を形成している。各コーナ部28の構成は略同じなので、以下に、右側面パネル5と背面パネル9との連結について説明する。
【0021】
他方のパネル(右側面パネルであり、本発明の「他のパネル」でもある)5の側端には支柱29が取付られており、パネル(背面パネル)9にはその側端に枠部材31が装着されており、枠部材31と支柱29がネジ33により締付け固定されている。
【0022】
枠部材31にはパネル9の側端面を被覆する基部35と、基部35に長手方向に沿って設けた突条の係止部37と、被圧接部39とが設けられており、係止部37と被圧接部39とは互いに略平行に支柱29側に突設した突条であり、それぞれ枠部材31の長手方向に沿って設けられている。
【0023】
支柱29は、本実施の形態では、互いに略直角に配置されたパネル(背面パネル)9と他方のパネル(右側面パネル)5とを連結している。この支柱29の一方側には、他方のパネル5を嵌合するとともに接着剤で固定した嵌合固定部12が設けてあり、一方側と略直角を成す他方側には、パネル9に装着した枠部材31をネジ33の締め付けにより固定する締付固定部14が設けられている。
【0024】
締結固定部14において、支柱29には、パネル9の一面側(室外面側)に設けた一方の被覆部41と、パネル9の他面側(室内面側)に設けた被腹部43とがそれぞれ支柱29の長手方向に沿って突条に形成されている。一方の被覆部41はパネル9の一面側で枠部材31の基部35に当接しており、他方の被覆部43はパネル9の内面側で基部35に当接している。他方の被覆部43には、ネジ孔45が形成してあり、ネジ33が螺合するようになっている。
一方の被覆部41と他方の被覆部43との間には、枠部材31の係止部37に係止する被係止部47が設けられている。被係止部47は、係止部37と略平行に傾斜した突条であり、被係止部47に一面側から当接してこれを受けるようになっている。
【0025】
他方の被覆部43に螺合するネジ33は頭のないネジであり、いわゆるいもネジである。いもネジを用いることにより、ネジの螺進が制限されないので、ネジの先端を被圧接部に充分に圧接させることができるとともに頭が突設しないから外観が良い。
【0026】
支柱29の嵌合固定部12において、支柱29には、他方のパネル(右側面パネル)5を取り付けるパネルの嵌合部51が設けてある。この嵌合部51には、横断面略中央に他方のパネル5に向けて突設してあり、他方のパネル5に挿入する挿入部53が設けられている。挿入部53は支柱29の長手方向に沿って上下方向に設けられた突条であり、その先端は楔状に形成されている。嵌合固定部12では他方のパネル5が嵌合部51に嵌合されているとともに接着剤によりパネル5が接着固定されている。
【0027】
次に、本実施の形態におけるパネル体1の組み立て及び作用について説明する。施工現場では、予め他方のパネル5の側端面に支柱29を固定したものを用意しておく。支柱29と他方のパネル5との固定は予め工場等でおこなっており、他方のパネル5の側端に支柱29の嵌合部51を嵌めて接着剤により固定する。嵌合部51に他方のパネル5を嵌める場合には、同時に挿入部53を他方のパネル5の端面に形成された溝50に挿入部53を圧入する。他方のパネル5に予め支柱29を固定しておくことにより、現場での組み立て作業が軽減されるとともに、組み立て現場へ搬送する部品点数を少なくできる。
【0028】
一方、施工現場での施工の際には、パネル9の側端面に枠部材31を嵌め、枠部材31の基部35をネジ52で固定する。尚、枠部材31のパネル9への固定もあらかじめ工場でおこなってもよい。この場合、施工現場では支柱29及び枠部材31がそれぞれ固定されたパネル9、5を施工現場で組み付けるだけになり、更に現場での組み立てが容易である。
【0029】
次に、他方のパネル5に固定されている支柱29に、一方のパネル9に固定した枠部材31を嵌合する。
支柱29に枠部材31を嵌合する場合、枠部材31の係止部37及び被圧接部39は、支柱29に設けてある一方の被覆部41と他方の被覆部43との間に位置するように取り付け且つ支柱29の被係止部47が枠部材31の係止部37に室外側から当接するようにして、係止部37に被係止部47を係止する。同時に、一方の被覆部41の先端は枠部材31の基部35に試着室の外側で当接し、他方の被覆部43は枠部材31の基部35に試着室の内側で当接する。
支柱29と枠部材31とを嵌合させた後、試着室の室内側からネジ33を他方の被覆部のネジ孔に螺合させ、ドライバ54でネジ33を螺進する。これによりネジ33の先端は被圧接部39に当接するとともに基部35に対して傾斜している被圧接部39を基部35に対して斜めに室外側に向けて押圧する。
【0030】
被圧接部39が斜め室外側に向けて押圧されると、枠部材31の外側角部Kを中心とした回転モーメントFが作用し、これにより係止部37が被係止部47に圧接する力が働いて係止部37と被係止部47との圧接力が高まり、支柱29と枠部材31とはより強く係止される。同時に、ネジ33の締付けにより被圧接部39に対して他方の被覆部43に反作用の力が生じて他方の被覆部43の先端は枠部材31の基部35に強く圧接される。
【0031】
このようにして、ネジ33の締め付けにより、支柱29と枠部材31との当接力が強められて、強固に連結される。
【0032】
しかも、枠部材31と支柱29とを固定するネジ33の締め付けは、パネルの一面側からおこなうことができるので、楽な作業姿勢でおこなうことができ、組み立て作業性が良い。
尚、ネジ33の締め付けは、支柱29の上部のほか下部でも同様におこなう。
以下同様にして、他の隣合うパネル7及び9、5及び11も固定して、組み立てる。
【0033】
施工現場では、予め支柱29が固定されているパネル5を用いているので、支柱29とパネル5との現場での取り付けは必要なく、現場での組み立て工数を少なくできる。しかも、施工現場では、ネジ締め作業だけでパネルの組み立てができるので、作業性が良い。
支柱29と枠材31との固定は回転モーメントFによるてこの力を利用しているので、パネル5、9の組み立てが小さい力で強固に固定できる。
隣合うパネル5、9を強固に固定しているので、パネル5、9を床や天井に固定する必要がないので、組み立てた状態で移動でき、移設が容易にできる。
【0034】
枠部材31の係止部37及び被圧接部39は押出し成形により枠部材31と一体に製造でき、支柱29においても一方及び他方の被覆部41、43及び被係止部47は押出し成形により支柱29に一体に製造でき、製造が容易で製造コストも安価にできる。また、パネル体1の組み立てに必要な部品点数は、枠部材31と支柱29のほかにネジ33だけで済み部品点数を少なくできるとともに、部品点数が少ないから組み立て作業も容易にできる。
【0035】
次に、図4及び図5を参照して、他の実施の形態について説明するが、以下に説明する実施の形態において、上述した実施の形態と同一の作用効果を奏する部分には、同一の符合を付することによりその部分の詳細な説明を省略し、主に上述した実施の形態と異なる点を説明する。図4は組立てブースとしての試着室を2つ連接した平面図であり、図5は2つの試着室の隣合う背面パネル及び側面パネルを連結した部分の横断面図である。この実施の形態において、2つの試着室の隣合う背面パネル9、9及び2つの試着室を仕切る側面パネル5を連結する支柱29は、3つのパネル9、9、5を略T字を形成するように連結している。支柱29はその対向する両面側に枠材31との締結固定部14を設けており、2つの締結固定部14、14間に他のパネル5との嵌合固定部12を設けている。
【0036】
この実施の形態では、支柱29は、2つのパネル9、9を面一にして連結できるとともに3つのパネル9、9、5を連結しているので、部品点数の削減を図ることができ、連接した試着室の組み立てが容易にできる。
【0037】
本発明は、上述した実施の形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である。
例えば、上述した第1及び第2実施の形態において、支柱29には、嵌合固定部12を設けないで、締結固定部14のみとしてもよいし、締結固定部14は横断面略四角形の支柱29の周囲における3面に設けてもよいし、支柱の四面に設けてもよい。
【0038】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、パネルと支柱との固定は、パネルに取り付けた枠材を支柱に嵌合してネジを締め付けるだけなので、組み立てが容易である。しかもネジはパネルの他面側から締付け操作すればよく、パネル上端の上方や下端側からのネジ留めがないから組み立て作業性がよい。
【0039】
パネルの連結に必要な部品は、枠部材、支柱、及びネジだけであるから部品点数が少なくて済む。
係止部、被係止部や被圧接部は支柱に設けた一方及び他方の被覆部間にあるので外側から見えず、外観が良い。
ネジの螺進により被圧接部がネジにより押圧されて、回転モーメントの作用により枠部材の係止部が支柱の被係止部に強固に固定されるので、高い連結力を得ることができる。
【0040】
パネル体は、パネルと支柱とを高い連結強度で連結しており、パネルや支柱を床や天井に固定する必要がないので、組み立てた状態で移動でき、移設が容易にできる。
係止部及び被圧接部は枠部材の長手方向に沿って設けているので、一箇所のネジの押圧力は被圧接部の長手方向にも作用するので、ネジの締め付け箇所は少なくて済む。
枠部材の係止部及び被圧接部は押出し成形により枠部材に一体に製造でき、支柱においても一方及び他方の被覆部及び被係止部は押出し成形により支柱に一体に製造でき、製造が容易で製造コストも安価である。
【0041】
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の効果を奏するとともに、支柱には他のパネルの端部に形成した溝に挿入部を圧入しているので、他のパネルと支柱とのがたつきを低減できる。しかも、支柱の嵌合部にはパネルの溝に挿入部を挿入して且つ接着剤で固定しているので、その挿入部の分だけ接着剤による接着面積を広くでき、パネルと支柱とを強固に固定できる。
【0042】
また、予め他のパネルには支柱が固定してあるので、組み立て現場ではパネルに枠材を取り付け、枠材と支柱とをネジで締付け固定するだけで2枚のパネルを連結できるから、現場での組み立て作業が更に容易にでき、しかも、組み立て現場に搬送する部品点数も少なくて済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態にかかるパネル体を用いた組み立てブースのコーナ部を示す横断面図である。
【図2】図1に示すコーナ部の組み立て方法を示す斜視図である。
【図3】本発明のパネル体を用いた組み立てブースの分解斜視図である。
【図4】他の実施の形態にかかかるパネル体を用いて組み立てブース2つ連接した平面図である。
【図5】2つの組立てブースの隣合う背面パネル及び側面パネルを連結した部分の横断面図である。
【符号の説明】
1 パネル体
5 他方のパネル(右側面パネル)
9 パネル(背面パネル)
29 支柱
31 枠部材
33 ネジ
35 基部
37 係止部
39 被圧接部
41 一方の被覆部
43 他方の被覆部
45 ネジ孔
47 被係止部
50 溝
51 嵌合部
53 挿入部
Claims (2)
- パネルと、パネルの側端に取り付ける枠部材と、枠部材に連結する支柱と、枠部材を支柱に止めるネジとを備えるパネル体において、
枠部材はパネル端面を被覆する基部と、基部に長手方向に沿って設けた突条の係止部と、基部に設け係止部と略平行な突条の被圧接部とを備え、係止部及び被圧接部はそれぞれ互いに離間する方向に傾斜しており、支柱は枠部材の基部に当接する一方の被覆部及び他方の被覆部と、係止部に係止する被係止部とを備え、一方の被覆部と他方の被覆部間に枠部材の係止部と被圧接部とがあると共に、他方の被覆部は被圧接部に対向して位置し且つネジ孔が形成されており、ネジ孔にネジを螺進してネジの先端が枠部材の被圧接部を押圧していることを特徴とするパネル体。 - 支柱には他のパネルの側端面を取り付ける嵌合部が設けてあり、嵌合部には横断面略中央に突条の挿入部が設けてあり、他のパネルの側端面に形成した溝に挿入部を圧入してあるとともに支柱の嵌合部と他のパネルの側端面とを接着剤により固定していることを特徴とする請求項1に記載のパネル体。
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