JP4055235B2 - 殺菌剤組成物 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は殺菌剤組成物に関し、さらに詳しくは(A)特定のエポキシ化合物と塩基性アミノ酸との付加物またはその塩と(B)殺菌剤を有効成分として含有する殺菌剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、医療・衛生関係分野における汎用殺菌剤として塩化ベンザルコニウム、トリクロサン等が使用されているが、これらは皮膚および眼粘膜への刺激が高いという問題があった。刺激性を抑えるため配合量を少なくすれば、殺菌効果が十分でない場合が生じたり、十分な殺菌効果を得ようとすれば、刺激性が強くなり、配合量に制約があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明の目的は、刺激性が低く、しかも殺菌作用の優れた殺菌剤組成物を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明者はかかる実状に鑑み鋭意研究した結果、或る特定のエポキシ化合物とアルギニンやリジン等の塩基性アミノ酸との付加物を殺菌剤に配合した場合には殺菌剤の刺激性が軽減し、しかも殺菌力が増強することを見いだし、この知見に基づいて本発明をなすに至った。
【0005】
即ち、本発明は(A) 一般式(1)
【化6】
Figure 0004055235
(式中、R1は炭素原子数8〜22の直鎖または分岐鎖のアルキル基またはアルケニル基、jは0または1の整数を示す)
で表されるエポキシ化合物と塩基性アミノ酸との付加物またはその塩と(B)殺菌剤を有効成分として含有することを特徴とする殺菌剤組成物である。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明について詳細に説明する。
【0007】
本発明の殺菌剤組成物において(A)成分のエポキシ化合物と塩基性アミノ酸との付加物は、安全性が高く、殺菌力を有するものの、単独では殺菌力がやや不充分であるが、これを(B)成分の殺菌剤と併用することによって殺菌力が高められると共に(B)成分殺菌剤に依る皮膚刺激性が緩和するという利点がある。
【0008】
(A)成分であるエポキシ化合物と塩基性アミノ酸との付加物は、塩基性アミノ酸1分子に対して当該エポキシ化合物を1〜4分子、好ましくは1分子をアルカリ条件下に、低級アルコール、多価アルコール等の親水性有機溶媒、あるいはこれら親水性有機溶媒と水との混合溶媒中で反応させることによって容易に製造することができる。なお、上記一般式(1)においてjが0であるときはエポキシアルカンを示し、jが1であるときはグリシジルエーテルを示すが、前者のエポキシアルカンとアミノ酸との反応については、例えば特開昭48−22417号公報に記載されている。
【0009】
前記一般式(1)のエポキシ化合物と塩基性アミノ酸との付加物において、溶解性の観点から、jが1であるグリシジルエーテルと塩基性アミノ酸との付加物の方が、jが0であるエポキシアルカンと塩基性アミノ酸との付加物より好ましい。
【0010】
上記一般式(1)においてjが1であるグリシジルエーテルは、例えば炭素原子数8〜22の飽和または不飽和の天然または合成高級アルコールとエピクロルヒドリンを反応させることにより得ることができる。その具体例としては、デシルグリシジルエーテル、ドデシルグリシジルエーテル、テトラデシルグリシジルエーテル、ステアリルグリシジルエーテル等が挙げられ、これらはそれぞれ単一組成であっても良いし、2種以上の任意の割合の混合物であっても良い。工業的に入手可能なグリシジルエーテルの代表例を商品名で示せば、次のとおりである。
【0011】
日本油脂(株)製の「エピオールL−41」(デシルグリシジルエーテル)、「エピオールSK」(ステアリルジグリシルエーテル)、エイ・シー・アイ・ジャパン・リミテッド製の「ヘロキシ8」(ドデシルグリシジルエーテル及びテトラデシルグリシジルエーテルの混合物)、ナガセ化成工業(株)製の「デナコールEX−192」(ドデシルグリシジルエーテル及びテトラデシルグリシジルエーテルの混合物)、阪本薬品工業(株)製の「SY−25L」(デシルグリシジルエーテル及びドデシルグリシジルエーテルの混合物)等。
【0012】
また、上記一般式(1)においてjが0であるエポキシアルカンとしては、例えばダイセル化学工業(株)製の「AOEX」シリーズのものが挙げられる。
【0013】
塩基性アミノ酸としては、天然、合成のいずれのアミノ酸も使用でき、例えばアルギニン、リジン、オルニチン、ヒスチジン、ヒドロキシリジン、α,γ−ジアミノ酪酸等が挙げられるが、好ましいものはアルギニンおよびリジンであり、特に好ましいものはアルギニンである。また、D体、L体及びDL体のいずれでも使用できる。
【0014】
塩基性アミノ酸のうち、例えばリジン及びオルニチンの場合については、エポキシ化合物との結合部位は優先的に反応性の高いω−アミノ基にあると考えられるが、α−アミノ基と反応したものでもよい。更に、ω−アミノ基またはα−アミノ基のいずれかにエポキシ化合物が2分子反応したものであってもよい。また、ω−アミノ基およびα−アミノ基へ各々1分子ずつ(計2分子)反応したもの、または塩基性アミノ酸1分子に対しエポキシ化合物が3分子もしくは4分子付加した化合物でもよい。
【0015】
エポキシ化合物と塩基性アミノ酸の反応においては、反応性を高め副反応を防ぐため、塩基性アミノ酸をアルカリ金属塩として用いるかもしくはアルカリ条件下で反応させる方が好ましい。ただし、アルギニンについては、これらの条件を用いずに反応させてもよい。
【0016】
反応溶媒としては、低級アルコールまたは多価アルコール等の親水性有機溶媒が使用される。低級アルコールの例としてはメチルアルコール、エチルアルコール、n−プロピルアルコール、イソプロピルアルコール、nーブチルアルコール等が挙げられ、多価アルコールの例としてはグリセリン、1,3−ブチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、イソプレングリコール等が挙げられる。これらの親水性有機溶媒は単独または2種以上の任意の割合の混合物で用いてもよい。もちろん、種類の異なる低級アルコール/多価アルコール混合物でもよい。また塩基性アミノ酸の溶解性を上げるため、これらの親水性有機溶媒と水との混合溶媒を使用する方がより好ましい。親水性有機溶媒と水との混合比は、塩基性アミノ酸及びエポキシ化合物の種類によって異なり、一律に決められないがが、通常、親水性有機溶媒:水=10:0〜1:9、好ましくは1:1〜9:1の範囲である。親水性有機溶媒の割合が低いと、エポキシ化合物の溶解度が低くなり、反応速度が著しく低下する。
【0017】
反応温度は反応溶媒の種類、組成等によっても異なるが、イソプロピルアルコールの場合は通常70〜100℃、好ましくは80〜95℃の範囲であり、エチルアルコールの場合は通常60〜78℃、好ましくは70〜78℃の範囲であり、還流下で反応を行うのが好ましい。エポキシ化合物の添加方法は、加熱前に一挙に添加しておいてもよく、加熱開始後に分割添加または連続添加(連続滴下)しても良いが、副生物の生成を抑制するためには加熱開始後に連続滴下するのが好ましい。
【0018】
エポキシ化合物と塩基性アミノ酸との反応によって得られる付加生成物は、通常は単一化合物ではなく、塩基性アミノ酸1分子に対してエポキシ化合物1分子付加したものと2分子以上付加したものとの混合物となる。これらの混合物は、例えばクロマトグラフィー等で各単一化合物に単離精製してからその1種以上を本発明の殺菌剤組成物における(A)成分として使用してもよいし、混合物のまま使用してもよい。さらに、未反応の塩基性アミノ酸が残存する反応混合物のであってもよい。
【0019】
塩基性アミノ酸1分子に対しエポキシ化合物が複数、つまり2分子以上付加した生成物において、付加した複数のエポキシ化合物の鎖長は同一でもよく、あるいは異なっていてもよい。鎖長の異なるエポキシ化合物の混合物を用いて反応を行った場合、得られる組成物は通常これら同一鎖長を有するものと異なる鎖長を有するものの混合物となる。これらは前述したように各単一化合物に単離精製して用いてもよいし、単離精製することなく混合物のまま用いてもよい。
【0020】
また、エポキシ化合物としてグリシジルエーテルおよびエポキシアルカンの混合物を用いて反応を行った場合、得られる組成物には、通常、同じ塩基性アミノ酸分子内にグリシジルエーテルおよびエポキシアルカン両方が付加したタイプのものが含まれる。これらのものも、もちろん前述したように各単一化合物に単離精製して用いてもよいし、単離精製することなく混合物のまま用いてもよい。
【0021】
なお、エポキシ化合物と塩基性アミノ酸とを反応させて得られる反応混合物は、差し支えなければなんらの精製処理を施すことなくそのまま、または必要に応じて反応溶媒を留去する程度の精製度で本発明の殺菌剤組成物における(A)成分とすることができる。例えば、反応溶媒として殺菌剤組成物に用いられることの多いエチルアルコール、1,3−ブチレングリコール、プロピレングリコール等を使用した場合、本発明の効果を阻害しない範囲でこれらが反応混合物中に含まれていてもよい。
【0022】
以上詳述したように、塩基性アミノ酸1分子に対して付加されるエポキシ化合物の分子数に応じて各種の付加生成物を製造することができるが、当該付加生成物について一般式で表示すれば、下記一般式(2)にて示すことができる。
【0023】
【化7】
Figure 0004055235
(式中、R1 およびjはそれぞれ前記と同意義、Xは水素原子または下記一般式(3)で表される置換基、kは0〜5の整数を示す。但し、kが0のときはYは下記一般式(4)で表される置換基を表し、そしてkが1〜5の整数のときはYはアミノ基を示す)
【0024】
【化8】
Figure 0004055235
(式中、R1およびjはそれぞれ前記と同意義)
【0025】
【化9】
Figure 0004055235
(式中、mは1〜5の整数、Zは下記(I)〜(IV)のいずれかの置換基を表す)
【0026】
【化10】
Figure 0004055235
【0027】
前記一般式(1)で表されるエポキシ化合物と塩基性アミノ酸との付加物の塩としては、例えば塩酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩、リン酸塩、硝酸塩、炭酸塩などの無機酸塩、酢酸塩、クエン酸塩、乳酸塩、グリコール酸塩、りんご酸塩、p−トルエンスルホン酸塩、酒石酸塩、グルタミン酸およびその誘導体の塩、アスパラギン酸及びその誘導体の塩、ピロリドンカルボン酸塩などの有機酸塩等を用いることができる。これらはいずれの光学異性体も使用することが出来る。特に好ましい塩としては、塩酸塩、臭化水素酸塩、ピロリドンカルボン酸塩、クエン酸塩、乳酸塩、グリコール酸塩、グルタミン酸塩、アスパラギン酸塩が挙げられる。
【0028】
本発明の殺菌剤組成物において(B)成分である殺菌剤としては、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、トリクロサン、塩酸アルキルジアミノエチルグリシンが挙げられ、好ましくは塩化ベンザルコニウム及びトリクロサンであり、特に好ましくはトリクロサンである。これらの殺菌剤は単独又は2種以上を組み合わせて用いてもよい。
【0029】
本発明の殺菌剤組成物における(A)成分の配合量は、0.01〜10重量%が好ましく、より好ましくは0.1〜5重量%、特に好ましくは0.2〜1重量%である。0.01重量%未満では本発明の効果が十分発揮できない場合があり、10重量%を越えると皮膚に対するぬめり感が生じことがある。
【0030】
本発明の殺菌剤組成物における(B)成分の配合量に関しては、例えばトリクロサンおよび塩化ベンザルコニウムの場合は通常0.01〜5重量%、好ましくは0.05〜0.5重量%、特に好ましくは0.1〜0.5重量%の範囲で使用される。
【0031】
(A)成分と(B)成分の配合割合は、殺菌剤の種類によって異なるが、例えばトリクロサンおよび塩化ベンザルコニウムの場合は通常(A):(B)=1:10〜10:1、好ましくは1:5〜10:1、更に好ましくは1:2〜5:1である。
【0032】
本発明の殺菌剤組成物は、お手拭き、ウェットティッシュ、ハンドソープ、口腔洗浄剤、歯磨き、ボディーシャンプー、小児用衛生用品、老人用衛生用品、生理用品、医療用消毒剤等の各種殺菌剤として用いることができる。
【0033】
本発明の殺菌剤組成物において、本発明の効果を阻害しない範囲において、通常使用される各種添加剤を添加することができる。添加剤の例としてはアニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤、非イオン性界面活性剤等の界面活性剤、蝋類、植物油、動物系油脂、天然系油脂誘導体、鉱物系油脂、低級および高級脂肪酸エステル、N−アシルグルタミン酸エステル等の合成系油脂、シリコーン化合物、高分子物質、アルコール類、多価アルコール、動植物抽出物、アミノ酸、核酸、ビタミン、酵素、抗炎症剤、防腐剤、抗酸化剤、紫外線吸収剤、キレート剤、制汗剤、酸化染料、pH調整剤、パール化剤、湿潤剤等の化粧品原料基準、化粧品種別配合成分規格、医薬部外品原料規格、日本薬局方、日本薬局方外医薬品成分規格、食品添加物公定書等の各種公定書記載の原料等が挙げられる。
【0034】
【実施例】
以下、実施例により本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
【0035】
製造例1:
三口丸底フラスコにL−アルギニン45.9g(0.26mol)、水29.2g及びエタノール42.2gを加え、75℃で加熱還流撹拌し分散させた。「ヘロキシ8」(商品名、エイ・シー・アイ・ジャパン・リミテッド製;ドデシルグリシジルエーテルとテトラデシルグリシジルエーテル3:1の混合物)73.6g(0.29mol)を3時間かけて滴下し、更に3時間撹拌した。TLC及びガスクロマトグラフィーによりグリシジルエーテルがなくなったことを確認した後、40℃以下に冷却して35%塩酸18.6g(0.18mol)添加し、更に35%塩酸を加えてpHを5.2に調整した。次いで、凍結乾燥を行い、固形物約125gを得た。
【0036】
試験例1:皮膚一次刺激性試験
下記試験法により皮膚に対する一次刺激性を測定した。結果を表1に示す。
ニュージランドホワイト雄性ウサギ4羽に1%試験化合物水溶液0.3mlをしみこませたパッチテスト用絆創膏を24時間閉塞貼付し、貼付除去後24時間に刺激性をDraizeの評価基準に従って評価し、下記基準により判定した。
Figure 0004055235
【0037】
【表1】
Figure 0004055235
【0038】
試験例2:殺菌力試験
表2に示す組成(純分重量%表示、総量100)の試験液を調製し、以下の方法により、大腸菌(Escherichia coli ATCC 8739)の殺菌力試験を行った。結果は表2に示すとおりであった。
【0039】
(1) 試験菌液の調製:試験菌を普通ブイヨン培地で35℃、20時間培養する。
(2) スタンプ用寒天培地の調製:ステンレスバット(200×260×45mm)にデスオキシコーレイト寒天培地400mlを流し込み、平板に固めた。
(3) 手のひらの前処理:手のひらを固形石鹸と水道水で充分に洗浄した後、水を切り、更に70%エタノールを噴霧してからドライヤーで30秒乾燥させた。
(4) 試験菌株の塗抹:前処理した手のひらに試験菌液0.2ml(菌数約2500個)を滴下し、両手で良くもみ合わせて全体に約10秒塗り広げた。
(5) 試験液の処理:菌液を塗抹した手のひらに試験液10mlを滴下して両手で15秒良くもみ合わせ、水道水で15秒すすいだ後、水滴を切り、ドライヤーの温風で30秒乾燥させ、デスオキシコーレイト寒天培地上に左手を強くスタンプした。
(6) 水洗のみの処理:試験菌液を塗抹した手のひらを15秒間水道水ですすぎ、乾燥およびスタンプを上記と同様の方法で行った。
(7) 培養及び判定:スタンプした寒天培地を35℃、24時間培養し、赤色コロニーの生育数を計測し、以下の基準に従って判定を行った。
Figure 0004055235
【0040】
【表2】
Figure 0004055235
【0041】
【発明の効果】
本発明の殺菌剤組成物は、皮膚刺激性が低く、殺菌力に優れているため、お手拭き、ウェットティッシュ、ハンドソープ、口腔洗浄剤、歯磨き、ボディーシャンプー、小児用衛生用品、老人用衛生用品、生理用品、医療用消毒剤等の各種殺菌剤として好適に使用できる。

Claims (2)

  1. (A) 一般式(1)
    Figure 0004055235
    (式中、R1 は炭素原子数8〜22の直鎖または分岐鎖のアルキル基またはアルケニル基、jはの整数を示す)
    で表されるエポキシ化合物とアルギニンとの付加物またはその塩と(B)殺菌剤を有効成分として含有することを特徴とする殺菌剤組成物。
  2. B)成分の殺菌剤が塩化ベンザルコニウムまたはトリクロサンである請求項1記載の殺菌剤組成物。
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