JPH04169511A - ニキビ用化粧料 - Google Patents

ニキビ用化粧料

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JPH04169511A
JPH04169511A JP29188190A JP29188190A JPH04169511A JP H04169511 A JPH04169511 A JP H04169511A JP 29188190 A JP29188190 A JP 29188190A JP 29188190 A JP29188190 A JP 29188190A JP H04169511 A JPH04169511 A JP H04169511A
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Mariko Noda
野田 万利子
Kazuo Matsuda
松田 和夫
Masanori Takenouchi
竹ノ内 正紀
Noriaki Sotooka
憲明 外岡
Takeshi Yamane
武 山根
Masahiro Torihara
正浩 鳥原
Hironobu Tamai
洋進 玉井
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Kuraray Co Ltd
Pola Orbis Holdings Inc
Original Assignee
Pola Chemical Industries Inc
Kuraray Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ニキビ用化粧料に関し、更に詳しくは抗菌作
用を有する化合物を含有するニキビ抑制効果の優れたニ
キビ用化粧料に関する。
〔従来の技術〕
ニキビの発生の原因としては、内分泌異常、細菌感染、
脂質代謝および糖代謝異常、ビタミンA群及びB群の欠
乏、消化器障害、脂肪・糖分の過剰摂取、遺伝子的因子
等であると言われている。
ニキビ、特に尋常性ニキビには好気性菌スタフィロコ力
スエピデルミディス(Staphylococcuse
pidermidis)及び嫌気性菌プロピオニバクテ
リウムアクネス(Propionibacteriu+
++ acnes)が多く検出され、これらの菌、特に
嫌気性菌プロピオニバクテリウムアクネスはニキビを悪
化させるものであることが報告されている〔皮膚臨床、
■。
〔6〕特: 21,499〜505(1981))。
従来のニキビ抑制剤としてはレゾルシン、イソプロピル
メチルフェノール等が知られている。
[発明が解決しようとする課題〕 前記従来のニキビ抑制剤はいずれもはニキビの発生およ
び悪化させる要因と言われるプロピオニバクテリウムア
クネス等の菌に対して抗菌作用が弱く、ニキビの抑制効
果の高い素材とは言い難いものであり、従って、従来は
ニキビ抑制剤を多量に使用せざるを得す、そのためそれ
らを配合する化粧品等の安定化や安全性に問題があり、
ニキビ抑制効果が高く安全性等の点で問題のないニキビ
用化粧料の開発が要望されている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは、ニキビ抑制効果の高いニキビ用化粧料に
ついて種々研究の結果、特定のレゾルシノール誘導体が
ニキビの発生及び悪化させる菌に対して抗菌作用が強く
、これらを含有するニキビ用化粧料がニキビ抑制効果の
優れたものであることを見出し、本発明に到達したもの
である。
即ち、本発明は一般式(1) (式中、Rは炭素数2〜12の直鎖あるいは分枝アルキ
ル基を表わす、) で示されるレゾルシノール誘導体を少なくとも0゜00
1重量%配合してなるニキビ用化粧料に関する。
上記一般式(1)で表わされるレゾルシノール誘導体の
Rは炭素数2〜12の直鎖あるいは分枝アルキル基であ
り、直鎖アルキル基としては、エチル基、プロピル基、
ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オク
チル基、ノニル基、デシル基、ウンデシル基およびドデ
シル基が挙げられる。又、分枝アルキル基は水素原子の
1個がメチル基等の低級アルキル基で置換されていたも
のであり、その具体例としてはイソプロピル基。
イソブチル基、イソアミル基、2−メチルヘキシル基等
が挙げられる。
本発明のレゾルシノール誘導体の具体的化合物を例示す
ると第1表の通りである。
一般式(1)で表わされるレゾルシノール誘導体は公知
の化合物であり、例えば飽和のカルボン酸とレゾルシノ
ールを塩化亜鉛の存在下で縮合させた後、縮合物を亜鉛
アマルガム/塩酸で還元する方法(Lille、 J、
 Bitter、 LA、 Pe1ner、 V、 T
r。
Nauch−Tealed、 In5t、 5laut
aev 1969.No 18.127)、あるいはレ
ゾルシノールの対応するアルキルアルコールとをアルミ
ナ触媒を使用して200〜400℃の高温下で反応させ
て得る方法(英国特許筒1゜581.428号)等によ
って容易に得ることができる。
一般式(1)で表わされるレゾルシノール誘導体の配合
割合はニキビ用化粧料組成物全量に対して少なくとも0
.001重量%であり、特に好ましい量は0.1〜2重
量%である。 0.001重量%より低濃度では、ニキ
ビ抑制効果が弱くなり、本発明の目的を達成し得なくな
る。一方、2重量%より高濃度では使用してもニキビ抑
制効果はそれほど上がらない。
本発明のニキビ用化粧料は、前記レゾルシノール誘導体
の他にニキビ用化粧料に通常用いられる各種成分が配合
され得、特に限定されるものではない。
本発明のニキビ用化粧料の具体的剤型としてはクリーム
、乳液、化粧水、パック、石けん等が挙げられる。
ニキビ用化粧料の基剤としては、炭化水素類。
各種のエステル類、ロウ類、油脂類、高級脂肪酸類、高
級アルコール類、水溶性高分子、粉体、界面活性剤、多
価アルコール類などの1種又は2種以上の組合せを挙げ
ることができ、また、添加成分としては、香料、色素、
防腐剤、抗酸化剤、紫 ′外線吸収剤、その他にも様々
な薬効成分、例えばヒアルロン酸、アラントイン、ビタ
ミン類、アミノ酸、胎盤エキスなどを挙げることが出来
、これらの1種又は2種以上を組合せて適宜配合するこ
とが出来る。
〔作用〕
本発明のレゾルシノール誘導体はニキビの発生及び悪化
を促進する微生物に対する抗菌作用が強く、これを配合
したニキビ用化粧料はニキビ抑制効果を有する。
〔実施例〕 以下、実施例にて本発明を具体的に説明するが、本発明
は、これら実施例に限定されるものではない。なお、配
合量は重量部である。
(1)レゾルシノール   の 〈実験方法と結果〉 (試料) 各サンプルを15%エタノール水溶液に溶解させたもの (実験方法) カップ法による阻止円測定 〈測定方法〉 滅菌シャーレにてプロピオニバクテリウムアクネスの生
理的食塩水分散液(菌数10”/m1)0゜2mlと滅
菌したプレインハートインフュージョン寒天培地(栄研
化学(株)製)約20m lとを混釈し、同化・乾燥さ
せる。
その後、カップ(内径8腸鳳)を上記混釈培地上に置き
、カップ内に各試料を0.3ml入れ37℃にて6日間
嫌気的に培養する。培養終了後カップを取り除き阻止円
の直径を測定する。結果を第2表に示す。
第2表   阻止円(ms) 第2表から明らかなように、本発明のレゾルシノール誘
導体の阻止円は大であり、従来品と比較してニキビを抑
制する効果−に優れていることがわかる。
(2)塵fi腹 レゾルシノール誘導体又は比較化合物としてハイドロキ
ノンを生理食塩水に溶解し、これを1群10匹のddy
系雄性マウスに経口投与(i、o、)、腹腔的投与(1
,p、)、及び皮下投与(s、e、) L、投与後24
時間までの生死を観察した。その結果に基づきLD、。
をリテフィールドーウィルコキソム(Litchfie
ld 、 Wilcoxon)法にしたがって算出した
。その結果を第3表に示す。
第3表 叉JLLL−止1氷 (処方) 第4表 (製法) 全量を80℃に加熱し、ホモミキサーで均質に可溶化す
る。室温まで冷却し、容器につめて製品とする。
去1目1Δ  ■ (処方) 第5表 (製法) 全量を80℃に加熱し、ホモミキサーで均質に乳化する
。室温まで冷却し、容器につめて製品とする。
失廠豊主ユ  クリーム (処方) 第6表 (製法) 全量を80℃に加熱し、ホモミキサーで均質に乳化する
。室温まで冷却し、容器につめて製品とする。
〈ニキビ治療試験〉 (試料) 実施例1,2.3及び比較例1,2 (試験方法) 脂性肌であり且つニキビが顔面部位に存在する女子50
名をパネラ−とし、1群を10名として、各群毎に上記
試料を1日2回通常の使用状態と同様に塗布し、これを
30日間続けた後、ニキビの改善度について専門家が評
価した。
(結果) 第7表     (単位:名) 第7表から明らかなように、本発明品はニキビを有する
皮膚に連用することにより明らかなニキビの改善効果が
ある。これはニキビの増悪因子であるプロピオニバクテ
リウムアクネス(Propionibiacteriu
m acnes)を殺菌することによりニキビを改善で
きるものである。
〔発明の効果〕
レゾルシノール誘導体を少なくとも0.001重量%配
合したニキビ用化粧料には、顕著なニキビ抑制効果が認
められ、安全性の点でも優れたものである。
特許出願人  ポーラ化成工業株式会社特許出願人  
株式会社 クラリ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式(1) ▲数式、化学式、表等があります▼(1) (式中、Rは炭素数2〜12の直鎖あるいは分枝アルキ
    ル基を表わす。) で示されるレゾルシノール誘導体を少なくとも0.00
    1重量%配合してなるニキビ用化粧料。
JP29188190A 1990-10-31 1990-10-31 ニキビ用化粧料 Expired - Lifetime JP2875374B2 (ja)

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