JP4054958B2 - 発光装置、光モジュール、表示装置、光伝送装置 - Google Patents

発光装置、光モジュール、表示装置、光伝送装置 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、基板と交差する方向に光を出射する発光装置およびこれを用いた光モジュール、表示装置、光伝送装置に関する。
【0002】
【背景技術及び発明が解決しようとする課題】
面発光型の発光素子の実装技術として、パッケージの小型化、電極配置の高密度化を目的として、素子をフェースダウン状態で実装するフリップチップボンディングが実用化されている。
【0003】
このフリップチップボンディングに適した電極の配置としては、基板に対して一方の側にすべての電極を配置することが望ましいが、発光素子、例えば、化合物半導体レーザーにおいて実現する場合は、一方の電極は活性層より上方に配置され、他方の電極は活性層より下方に配置されるために電極間に段差が生じる。この電極間の段差は、フリップチップボンディングによる実装の際に、素子の水平安定性を十分に確保することを困難とする要因となっている。
【0004】
また、かかる実装の際の素子の水平安定性を改善した例として、特開平11−266058号公報がある。かかる構造においては、電極に生ずる曲部(または尖鋭部)が、容量性負荷の増加をもたらし、素子の高周波駆動を妨げる要因となるという懸念がある。
【0005】
本発明の目的は、実装の際に水平安定性が高い発光装置およびこれを用いた光モジュール、表示装置、光伝送装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
(1)本発明に係る発光装置は、
基板と交差する方向に光を出射する発光装置であって、第1の電極と、前記基板に対して前記第1の電極よりも低い位置に配置される第2の電極と、前記基板に対して前記第1の電極と同じ高さの位置でかつ前記第2の電極を挟んで前記第1の電極と対向する位置に配置され、前記各電極と絶縁されているダミー電極と、を含み、前記各電極は、基板に対して同一面側に配置される。
【0007】
かかる発光装置によれば、第1の電極と同じ高さの位置でかつ前記第2の電極を挟んで前記第1の電極と対向する位置に配置されるダミー電極を設けることにより、フェースダウン状態での実装の際に前記第1の電極およびダミー電極の2点の支持により素子の水平安定性を十分に確保することができ、他の光学部品との結合性が向上する。
【0008】
また、前記ダミー電極は、例えば、絶縁層などを介して配置されることにより、他の電極とは電気的に絶縁されているので素子の高周波駆動への影響が少ない。したがって、本発明に係る発光装置によれば、素子の高周波特性を十分に担保しつつ実装の際の水平安定性を確保することができる。
【0009】
(2)また、本発明に係る発光装置は、
基板と交差する方向に光を出射する発光装置であって、複数の第1の電極と、
前記基板に対して前記第1の電極よりも低い位置に配置される複数の第2の電極と、を含み、前記各電極は、基板に対して同一面側に配置され、前記複数の第1の電極と前記複数の第2の電極とは、互いに対向する位置に配置される複数の電極対を構成し、前記複数の電極対は、異なる高さの電極が交互に隣り合うように配置される。
【0010】
かかる発光装置によれば、高さの異なる第1および第2の電極が一対の電極対を構成し、かかる電極対が複数配置され、この複数の電極対どうしにおいて、異なる高さの電極が交互に隣り合うように配置されるため、フェースダウン状態での実装の際に複数の第1の電極によって素子が支持され、水平安定性を十分に確保することができ、他の光学部品との結合性が向上する。
【0011】
(3)また、本発明に係る発光装置は、
基板と交差する方向に光を出射する発光装置であって、複数の第1の電極と、前記基板に対して前記第1の電極よりも低い位置に配置される複数の第2の電極と、を含み、前記各電極は、基板に対して同一面側に配置され、前記複数の第1の電極と前記複数の第2の電極とは、互いに対向する位置に配置される複数の電極対を構成し、前記複数の電極対の少なくとも2つの電極対は、前記第2の電極が隣り合うように配置される。
【0012】
かかる発光装置によれば、少なくとも2つの電極対において、第2の電極が隣り合い、これら第2の電極を挟むように対向する位置に第1の電極が配置されるので、フェースダウン状態での実装の際に複数の第1の電極によって素子が支持され、水平安定性を十分に確保することができ、他の光学部品との結合性が向上する。
【0013】
(4)また、本発明に係る発光装置は、
基板と交差する方向に光を出射する発光装置であって、複数の第1の電極と、
前記基板に対して前記第1の電極よりも低い位置に配置される少なくとも1つの第2の電極と、を含み、前記各電極は、基板に対して同一面側に配置され、
前記複数の第1の電極は、前記第2の電極の周囲に対称的に配置される。
【0014】
なお、前記第2の電極は、前記複数の第1の電極のそれぞれに対応する複数の電極を含むことができる。
【0015】
かかる発光装置によれば、第2の電極の周囲に複数の第1の電極が対称的に配置されるため、フェースダウン状態での実装の際に複数の第1の電極によって素子が支持され、水平安定性を十分に確保することができ、他の光学部品との結合性が向上する。
【0016】
(5)また、本発明に係る発光装置は、
基板と交差する方向に光を出射する発光装置であって、第1の電極と、前記基板に対して前記第1の電極よりも低い位置に配置される第2の電極と、前記基板に対して前記第1の電極と同じ高さの位置に配置される他の第1の電極またはダミー電極と、を含み、前記各電極は、前記基板に対して同一面側に配置される。
【0017】
かかる発光装置によれば、基板に対する高さが異なる第1および第2の電極が基板に対して同一面側に配置される。そして、本発明に係る発光装置は、第1の電極と同じ高さに配置される他の第1の電極またはダミー電極を設けることにより、少なくとも2以上の同じ高さの部位を有するので、フェースダウン状態での実装の際に素子の水平安定性を確保することができ、他の光学部品との結合性が向上する。
【0018】
ここで、上記各発光装置は、以下の態様を取り得る。
【0019】
(A)本発明に係る発光装置において、前記第1の電極は、開口部を有し、該開口部から光が出射される。
【0020】
かかる構成によれば、光の出射口として、第1の電極に開口部を有し、係る開口部より光が出射され、基板に対して積層方向から光を取り出すことができる。
【0021】
(B)また、本発明に係る発光装置は、前記基板に対して、前記各電極が配置された面と異なる面から光が出射される。
【0022】
かかる構成によれば、基板に対して積層方向と反対の方向から光が出射されるので、フェースダウン状態で実装した際に実装面と異なる方向から光を取り出すことができる。
【0023】
なお、上記各発光装置は、例えば、ガリウム砒素(GaAs)系、インジウム燐(InP)系、窒化ガリウム(GaN)系などの化合物系半導体の発光装置や、エレクトロルミネッセンス(EL)により発光する、有機系または無機系の発光装置など、各種の面発光型の発光装置に適用することができ、それぞれの発光装置に好適な公知の材料および公知の製造方法を用いて実現することができる。
【0024】
また、上記した本発明に係る各発光装置を光モジュールに適用した場合は、以下のような態様を取り得る。
【0025】
(6)本発明に係る光モジュールは、
上記発光装置と、前記発光装置の各電極に対応する導電層および貫通孔を有するプラットフォームと、前記プラットフォームの貫通孔の一方の側に搭載される光導波路と、を含み、前記発光装置は、前記プラットフォームの他方の側に搭載され、該発光装置の各電極と該プラットフォームの前記導電層とが接合され、前記発光装置から出射した光が前記貫通孔および光導波路を通過して出射される。
【0026】
かかる光モジュールによれば、発光装置が水平に安定して搭載されるので、発光装置から出射した光を低損失で光導波路に導光することができる。
【0027】
また、本発明に係る光モジュールにおいて、前記光導波路は、前記貫通孔に対応して設けることができ、かかる構成によれば、各貫通孔を通過する光を別々の光導波路により異なる装置へ供給することができる。
【0028】
(7)また、本発明に係る光モジュールは、
上記発光装置と、前記発光装置の各電極に対応する導電層を有するプラットフォームと、を含み、前記発光装置の各電極は、該各電極に対応する前記プラットフォームの導電層と接合されている。
【0029】
かかる光モジュールにおいても、発光装置が水平に安定して搭載されるので、発光装置から出射した光を外部に取り出す場合に、発光装置の実装の際に生じる素子の傾きによる光の出射方向への影響を低減することができる。
【0030】
また、上記各光モジュールは、前記発光装置の各電極の前記基板に対する高さに応じて、各電極と該各電極に対応する前記導電層との間に配置されたバンプの高さが異なる。
【0031】
すなわち、本発明に係る光モジュールは、上記発光装置を上記プラットフォームに実装した状態で、第1の電極と導電層との間に配置されたバンプと、第2の電極と導電層との間に配置されたバンプとの高さが異なることにより発光装置の水平安定性が確保される。
【0032】
なお、上記プラットフォームは、絶縁体、導電体、半導体など各種の材料から好適なものを選択して形成することができ、例えば、シリコン、セラミック、鉄や銅などの金属又は樹脂のいずれであってもよい。また、上記プラットフォームに設けられる導電層は、発光装置の各電極との接合用および他部(例えば、外部端子)への接続用の配線を含むものとする。また、このプラットフォームには必要に応じて上記発光装置の駆動回路を集積することができる。
【0033】
(8)また、本発明に係る光モジュールは、該光モジュールを含んで構成される表示装置や光伝送装置に適用することができる。
【0034】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態について図面を参照して説明する。
【0035】
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る発光装置1000の一例を模式的に示す図である。この発光装置1000は、例えば、化合物半導体レーザーの場合、第1および第2の電極30、40を通電させることにより、第1の電極30の開口部70から基板10と交差する方向に光が出射される、いわゆる面発光型の発光装置である。また、発光装置1000は、図1(A)に示すように、第1の電極30とダミー電極60とが、第2の電極40を挟んで対向する位置に配置され、かつ基板10に対して同一面側に配置されている。絶縁層20は、第1の電極30と第2の電極40との短絡防止および第1の電極30の平坦性確保のために設けられるが、本発明の実施の形態としては必須の構成要素ではなく、必要に応じて設ければよい。
【0036】
発光装置1000は、例えば、ガリウム砒素(GaAs)系、インジウム燐(InP)系、窒化ガリウム(GaN)系などの化合物系半導体の発光装置や、エレクトロルミネッセンス(EL)により発光する、有機系または無機系の発光装置など、各種の面発光型の発光装置に適用することができ、それぞれの発光装置に好適な公知の材料および公知の製造方法を用いて実現することができる。後述する各実施形態においても同様である。
【0037】
図1(B)は、図1(A)のa−a断面を模式的に示す図である。発光装置1000は、図1(B)に示すように、活性層(または発光層)などを含む発光素子部11上の異なる高さの位置に第1の電極30、第2の電極40が配置される。また、発光装置1000において、ダミー電極60は、発光素子部11と絶縁層50を介して第1の電極30と基板10に対して同じ高さに配置されており、発光装置1000の各部と電気的に絶縁されている。この絶縁層50は、発光素子部11の上に設けられる場合に限らず、基板10上に直接設けられる場合もある。なお、発光素子部11には、必要に応じて電荷輸送層、電荷注入層、共振発生用の反射鏡や、回折格子などが設けられる場合もある。
【0038】
このように、本実施形態に係る発光装置1000によれば、第1の電極30と同じ高さの位置でかつ前記第2の電極40を挟んで前記第1の電極と対向する位置に配置されるダミー電極60を設けることにより、フェースダウン状態での実装の際に前記第1の電極30およびダミー電極60の2点の支持により素子の水平安定性を十分に確保することができ、他の光学部品との結合性が向上する。
【0039】
また、前記ダミー電極60は、絶縁層50を介して配置されることにより、発光素子部11や各電極30、40とは電気的に絶縁されているので素子の高周波駆動への影響が少ない。したがって、本実施形態に係る発光装置1000によれば、素子の高周波特性を十分に担保しつつ実装の際の水平安定性を確保することができる。
【0040】
なお、本実施形態においては、発光装置1000の電極配置面から光が出射される場合を想定して、第1の電極30に開口部70が設けられる構成の場合を説明したが、光を基板10を通過する方向に出射させる場合においては開口部70は設けられなくてもよい。また、第2の電極40は、発光素子部11上に設けられる場合に限られず、基板10上に設けられていてもよい。後述する各実施形態においても同様である。
【0041】
(第2の実施形態)
図2は、本発明の第2の実施形態に係る発光装置2000を模式的に示す図である。図1で示す部材と実質的に同じ機能を有する部材には同一符号を付し、詳細な説明を省略する。発光装置2000は、第1の実施形態に係る発光装置1000と同様の基本的機能を有するものとする。
【0042】
この発光装置2000は、複数の第1の電極31〜33と複数の第2の電極41〜43とが、複数の電極対を構成して基板10に対して同一面側に配置されている。本実施形態では、第1の電極31と第2の電極41とが対向する位置に配置されて一つの電極対を構成し、同様に、第1の電極32および第2の電極42、第1の電極33および第2の電極43がそれぞれ一対の電極対を構成する。また、各電極間は、第1の実施形態の場合と同じように、絶縁層20により絶縁され、この絶縁層20により第1の電極31〜33の平坦性が確保されている。また、各第1の電極31〜33には、開口部71〜73が設けられており、この開口部71〜73より光が出射される。
【0043】
発光装置2000は、これらの電極対どうしにおいて、異なる高さの電極が交互に隣り合うように配置されることにより、フェースダウン状態で実装する際に第1の電極31、32、33の3点で支持される。したがって、本実施形態に係る発光装置2000によれば、実装の際の水平安定性を十分に確保することができ、他の光学部品との結合性が向上する。
【0044】
なお、本実施形態においては、電極対が3対配置される場合について説明したが、この電極対は、少なくとも2対以上設けられればよい。また、本実施形態においては、電極対が1列に配置されている場合について説明したが、2列以上の配置でもよいものとする。
【0045】
(第3の実施形態)
図3は、本発明の第3の実施形態に係る発光装置3000を模式的に示す図である。図1で示す部材と実質的に同じ機能を有する部材には同一符号を付し、詳細な説明を省略する。発光装置3000は、第1の実施形態に係る発光装置1000と同様の基本的機能を有するものとする。
【0046】
この発光装置3000は、複数の第1の電極31〜34と複数の第2の電極41〜44とが、複数の電極対を構成して基板10に対して同一面側に配置されている。本実施形態では、第1の電極31と第2の電極41とが対向する位置に配置されて一つの電極対を構成し、同様に、第1の電極32および第2の電極42、第1の電極33および第2の電極43、第1の電極34および第2の電極44がそれぞれ一対の電極対を構成する。また、各電極間は、第1の実施形態の場合と同じように、絶縁層20により絶縁され、この絶縁層20により第1の電極31〜34の平坦性が確保されている。また、各第1の電極31〜34には、開口部71〜74が設けられており、この開口部71〜74より光が出射される。
【0047】
発光装置3000では、これらの電極対のうち第1および第2の電極31、41に係る電極対と第1および第2の電極32、42に係る電極対において、第2の電極41、42どうしが隣り合うように配置されている。すなわち、第1の電極31、32は、各々に対応する第2の電極41、42と対向しつつ、これら第2の電極41、42を間に挟むように配置されている。
【0048】
また、第1および第2の電極33、43に係る電極対は、第1および第2の電極31、41に係る電極対との関係においては、異なる高さの電極が隣り合うように配置されており、第1および第2の電極32、42に係る電極対と第1および第2の電極34、44に係る電極対との関係においても同様である。
【0049】
このように、本実施形態に係る発光装置3000は、第1の電極31〜34の上記配置関係により、フェースダウン状態での実装の際に電極31と電極32と電極33および電極34の略3点で支持される。したがって、本実施形態に係る発光装置3000によれば、実装の際の水平安定性を十分に確保することができ、他の光学部品との結合性が向上する。
【0050】
なお、本実施形態においては、第2の電極対41、42が隣り合い、かつ第1の電極対31、32がこれらの第2の電極41、42を間に挟むように配置された場合を例に説明したが、第1および第2の電極33、43に係る電極対と第1および第2の電極34、44に係る電極対においても同様の関係となるように配置してもよい。
【0051】
また、本実施形態は、4つの電極対のうちの2つの電極対において、上記配置関係が成り立つ場合を説明したが、さらに他の電極対が配置され、2つ以上の電極対において上記配置関係が成り立つように配置されていても同様の効果を奏することができる。
【0052】
(第4の実施形態)
図4は、本発明の第4の実施形態に係る発光装置4000を模式的に示す図である。図1で示す部材と実質的に同じ機能を有する部材には同一符号を付し、詳細な説明を省略する。発光装置4000は、第1の実施形態に係る発光装置1000と同様の基本的機能を有するものとする。
【0053】
この発光装置4000では、第1の電極31〜34および第2の電極40が基板10に対して同一面側に配置されており、第2の電極40を第1の電極31〜34のそれぞれに対応する共通電極として、この第2の電極40の周囲に第1の電極31、32が対称的に配置され、同様に第1の電極33、34が第2の電極40の周囲に対称的に配置されている。
【0054】
また、各電極間は、第1の実施形態の場合と同じように、絶縁層20により絶縁され、この絶縁層20により第1の電極31〜34の平坦性が確保されている。さらに、各第1の電極31〜34には、開口部71〜74が設けられており、この開口部71〜74より光が出射される。
【0055】
このように、本実施形態に係る発光装置4000では、第2の電極40の周囲に第1の電極31〜34が対称的に配置されているので、フェースダウン状態での実装の際には、これら第1の電極31〜34の4点で素子が支持される。したがって、本実施形態に係る発光装置4000によれば、実装の際の水平安定性を十分に確保することができ、他の光学部品との結合性が向上する。
【0056】
なお、本実施形態においては、第2の電極40が第1の電極31〜34に対する共通電極である場合を例に説明をしたが、第2の電極は、その周囲に配置される第1の電極のそれぞれに対応するように複数の電極に分割して設けることもできる。また、第1の電極の配置関係は、第2の電極の周囲に対称的であればよく、図4に示す態様に特に限定されない。
【0057】
以下の各実施形態においては、上記第1〜第4の実施形態に係る発光装置が実装された光モジュールについて説明する。
【0058】
(第5の実施形態)
図5は、本発明の第5の実施形態に係る光モジュール10000の主要な構成の一例を模式的に示す図である。図5において、図5(A)に示す断面は、図5(B)に示す発光装置1000の搭載面から光モジュール10000を見た平面図におけるa−a断面をいう。本実施形態においては主要な構成として、本発明に本質的な部分について図示および説明し、その他の部材、例えば、パッケージ筐体、外部接続用端子などは図示、詳細な説明を省略するが、公知のものを必要に応じて構成要素として採用することができるものとする。
【0059】
この光モジュール10000は、図5(A)に示すように、プラットフォーム500の一方の側に上記第1の実施形態に係る発光装置1000が搭載され、他方の側に光ファイバ300が搭載されて構成される。光ファイバ300は、光導波路の一例である。
【0060】
プラットフォーム500の形状は、例えば、図5(B)に示すような板状のものに限らず、特に限定されない。例えば、プラットフォーム500は、直方体や立方体、円柱など好適な形状を採用することができる。また、このプラットフォーム500を構成する材料についても特に限定されず、絶縁体、導体又は半導体のいずれかであってもよく、例えばシリコン、セラミック、鉄や銅などの金属又は樹脂のいずれであってもよい。
【0061】
また、このプラットフォーム500には、導光用の貫通孔200が設けられている。この貫通孔200は、発光装置1000が搭載される側から、光ファイバ300が搭載される側へ貫通している。この貫通孔200の位置は、搭載される発光装置1000からの光の出射口、本実施形態では開口部70の位置により決定される。
【0062】
なお、この貫通孔200の径は、接続される光ファイバ300のコア径に基づいて決定され、好ましくは光ファイバ300のコア径と同じまたは光ファイバ300のコア径よりも小さいほうが導光した光を低損失で光ファイバへ入射することができる。また、貫通孔200の断面形状は、図5(B)に示すような直線的形状に限らず、発光装置1000または光ファイバ200のいずれか一方の搭載面に向かって細くなっていくようなテーパー形状であってもよい。また、貫通孔200のプラットフォーム500の表面に対する平面視の形状は、図5(B)に示す円形に限られず、四角形等の多角形であってもよい。
【0063】
さらに、プラットフォーム500には、搭載される発光装置の各電極に対応する導電層101〜103が配置され、本実施形態においては、第1および第2の電極30、40に対応する導電層101、102には外部端子へ接続するための配線および電極パッドが含まれる。なお、ダミー電極60に対応する導電層103については、前記配線及び電極パッドは、特に必要とされないため設けられていない。なお、前記配線及び電極パッド必要に応じて設けられればよく、上記プラットフォーム500の必須の構成要素とはされない。また、各導電層101〜103は、プラットフォーム500における発光装置1000の搭載面から光ファイバ300の搭載面まで導通するように形成されていていれば、光ファイバ300の搭載面から例えば、外部端子などに接続することもできる。また、このプラットフォーム500には必要に応じて発光装置1000の駆動回路を集積することもできる。
【0064】
上記プラットフォーム500が導電体又は半導体を材料として構成されている場合は、絶縁層を介して各導電層101〜103を形成することが好ましい。例えば、シリコンによって上記プラットフォーム500が構成されているときには、発光装置1000の搭載面側に酸化膜を形成し、その上に各導電層101〜103を形成してもよい。
【0065】
プラットフォーム500および発光装置1000は、発光装置1000の各電極30、40、60とこれらに対応するプラットフォーム500の導電層101〜103とが、バンプ81〜83により接続されている。第1の電極30と導電層101およびダミー電極60と導電層103は発光装置1000がプラットフォーム500に対して水平となるように接続される。そして、第2の電極40と導電層102とは、結果として、第1の電極30およびダミー電極60をプラットフォーム500に接続した状態のバンプの高さと、第2の電極40をプラットフォーム500に接続した状態のバンプの高さとが異なるように接続される。このように第1の電極30とダミー電極60とが同じ高さであるので、発光装置1000は、水平安定性を確保しつつプラットフォーム500へ実装される。
【0066】
なお、プラットフォーム500の導電層102と発光装置1000の第2の電極40との接続においては、プラットフォーム500または発光装置1000のいずれかに導電性のスペーサーを設けて電極−導電層間をそれぞれ等距離にして接続することができる。これにより第1の電極30と導電層101とを接続するバンプ81と第2の電極40と導電層102とを接続するバンプ82とが同じ大きさのものを使用できるので、プラットフォーム500への発光装置1000の実装がより簡便なものとなる。
【0067】
また、バンプ81〜83の材料は、例えば、金、アルミニウム等の単体金属やはんだ等の合金など公知の材料から適宜選択することができる。例えば、金などの変形性に優れた材料を用いれば、バンプ81〜83を発光装置1000の実装前には同じ大きさとしても、実装後はバンプ81、83は同じ高さとなるので、各電極30、40、60の高さが異なるにもかかわらず発光装置1000のプラットフォーム500上での水平安定性を自己整合的に確保することができる。
【0068】
プラットフォーム500と光ファイバ300とは公知の手法により接続される。例えば、樹脂によりプラットフォーム500の表面と、光ファイバ300を接着して接続することができる。
【0069】
ここで、プラットフォーム500に発光装置1000および光ファイバ300を接続する際には、開口部70の中心、貫通孔200の中心、光ファイバ300のコア中心が直線的なるように位置決めを行うのが好ましい。
【0070】
上記の構成により、この光モジュール10000は、プラットフォーム500の導電層101、102から発光装置1000の第1および第2の電極30、40へ通電されると、発光装置1000の発光領域90で発生した光が第1の電極30の開口部70から出射され、プラットフォーム500の貫通孔200およびプラットフォーム500に搭載された光ファイバ300を通過して外部に出射される。
【0071】
従って、本実施形態に係る光モジュール10000によれば、発光装置1000が水平に安定して搭載されるので、発光装置1000から出射される光を低損失でプラットフォーム500の貫通孔200へと導光させることができ、発光装置1000で発生する光を効率よく利用することができる。
【0072】
なお、本実施形態に係る光モジュール10000では、発光装置1000の基板10の裏面側などにフォトダイオード等の受光素子700を設けて、この受光素子700により基板10の裏面側から出射される光をモニタすることによって発光装置1000の光出力等を安定化させることもできる。なお、かかる構成においては、受光素子700の出力を発光装置1000にフィードバックするための回路を、光モジュール10000に設けることができる。例えば、プラットフォーム500の材料をSiなどの半導体を用いることによりフィードバック用の回路として半導体回路をプラットフォーム500に形成することができる。後述する第6の実施形態においても同様の構成を採用することができるものとする。
【0073】
本実施形態では、発光装置1000が電極が配置される面から出射する光を外部へ取り出す場合について説明したが、光を反対側、すなわち基板10を通過する側から出射する光を外部へ取り出す場合には以下に示す変形例の態様をとりうる。
【0074】
(変形例)
図6(A)は、光が基板10を通過する方向に出射される発光装置1100を含む光モジュール11000の一例を模式的に示す断面図である。図5で示す部材と実質的に同じ機能を有する部材には同一符号を付し、詳細な説明を省略する。
【0075】
発光装置1100は、第1の電極30に開口部が設けられていない点で第1の実施形態に係る発光装置1000と相違するが、他の点については同様の基本的構成を有する。また、発光装置1100は、発光領域90で発生した光を基板10を通過する方向に出射する点で第1の実施形態に係る発光装置1000と相違するが、他の点については同様の基本的機能を有する。
【0076】
また、プラットフォーム510は、貫通孔が設けられていない点で第5の実施形態に係るプラットフォーム500と相違するが、他の点については同様の基本的構成を有する。このプラットフォーム510と上記発光装置1100とは、第5の実施形態において説明した手法により接続される。
【0077】
従って、変形例に係る光モジュール11000においても、発光装置1100が水平に安定して搭載されるので、発光装置1100から出射した光を外部に取り出す場合に、発光装置1100の実装の際に生じる素子の傾きによる光の出射方向への影響を低減することができる。
【0078】
なお、この変形例において、光モジュール11000では、光ファイバなどの光導波路は特に必要とされない。光導波路への導光は、光モジュール11000の図示を省略するパッケージ筐体に他の光学部品、例えば、光コネクタ等を用いて光導波路を光学的に結合すれば可能である。
【0079】
また、この変形例において、発光装置11000から出射される光が、例えば、化合物半導体レーザーの場合、発光波長が通信用途の長波長帯(例えば、1.55μm帯)であれば、図6(A)に示す態様で光を外部に出射させることができる。しかし、出射光の発光波長が例えば、可視領域などの短波長帯(例えば、600nm帯)であれば、基板10に図6(B)に示す光モジュール12000に係る発光装置1200のように凹形状の溝を形成することによって光を外部に出射させることができる。この溝の形状については好適な形状を採用することができ、特に限定されない。また、例えば、エレクトロルミネッセンスにより発光する有機系または無機系の発光装置の場合は、基板10に例えば、ガラスなどの光を透過する基板を用いれば、基板10を加工をする必要はない。
【0080】
また、この変形例において、プラットフォーム510の発光装置搭載面と同じ側の面または反対側の面にフォトダイオード等の受光素子700を設けて、発光装置1100の光出力等を安定化させることもできる。かかる構成を採用する場合には、発光装置1100の第1の電極30に開口部を設け、さらにプラットフォーム510には適宜貫通孔を設けることにより、発光装置1100の電極配置面側から光を取り出して受光素子でモニタして光出力等を一定にすることができる。なお、かかる構成においては、受光素子700の出力を発光装置1100にフィードバックするための回路を、光モジュール11000に設けることができる。例えば、プラットフォーム510の材料をSiなどの半導体を用いることによりフィードバック用の回路として半導体回路をプラットフォーム510に形成することができる。光モジュール12000の場合についても同様の構成を採用することができる。
【0081】
ここで、本実施形態に係る光モジュール10000(または11000、12000)は、該光モジュールを含んで構成される例えば、ディスプレイなどの表示装置や例えば、光LAN用のルーターやスイッチャーなどの光伝送装置に適用することができる。
【0082】
(第6の実施形態)
図7は、本発明の第6の実施形態に係る光モジュール20000を模式的に示す断面図である。図7は、図3に示す発光装置3000のa−a断面を表している。光モジュール20000は、第2の実施形態〜第4の実施形態に示す発光装置2000〜4000を搭載した光モジュールの一例として第3の実施形態に係る発光装置3000を用いた場合のものである。なお、図5で示す部材と実質的に同じ機能を有する部材には同一符号を付し、第5の実施形態に係る光モジュール10000と共通する点については詳細な説明を省略する。
【0083】
光モジュール20000は、基本的構成としてプラットフォーム600の一方の面に発光装置3000が搭載され、他方の面に光ファイバ300が搭載されて成る。光ファイバ300は、光導波路の一例である。また、プラットフォーム600と発光装置3000および光ファイバ300との接続は、第5の実施形態に係る光モジュール10000の場合と同様である。
【0084】
プラットフォーム600は、基本的構成が第5の実施形態に係るプラットフォーム500と同様であるが、発光装置3000からの出射光を導光するための貫通孔201、202等が第1の電極31、32等に対応して複数設けられている。すなわち、図7に示す断面図では、第1の電極31、32に対応する貫通孔201、202が設けられている。なお、発光装置3000では、図7において図示省略した第1の電極33、34も存在するが、これらについてもプラットフォーム600に対応する貫通孔が設けられているものとする。
【0085】
また、プラットフォーム600は、発光装置3000の各電極31、32等に対応するプラットフォーム600の各導電層101、102等が設けられている。このプラットフォーム600は、導電層についても発光装置3000の図示省略した他の電極、例えば、第1の電極33、34に対応する導電層が設けられているものとする。なお、プラットフォーム600は、必要に応じて発光装置3000の駆動回路を集積することもできる。
【0086】
また、本実施形態に係る光モジュール20000では、プラットフォーム600の各貫通孔201、202などを通過した複数の出射光を一本の光ファイバにまとめて一つの光として外部へと出射可能である。
【0087】
なお、発光装置3000で出射した光をそれぞれ別の光ファイバで出射させる場合は、本実施形態の変形例として図8に示す光モジュール21000のように、貫通孔201、202等に対応する複数の光ファイバ301、302等をプラットフォーム600に搭載してそれぞれ外部に出射可能に形成してもよい。このように形成すれば、各貫通孔201、202等を通過する光を別々の光ファイバ301、302等により異なる装置へ供給することができる。
【0088】
以上に述べたように、本実施形態に係る光モジュール20000(または21000)によれば、第5の実施形態の場合と同様に発光装置3000が水平に安定して搭載されるので、発光装置3000から出射した光を低損失で光ファイバ300(または301、302等)に導光することができる。
【0089】
なお、本実施形態においては、第3の実施形態に係る発光装置3000を光モジュールに搭載した場合について説明したが、第2、第4の実施形態に係る発光装置2000、4000を搭載した場合にも同様の効果を奏することができる。
【0090】
また、第5の実施形態に係る変形例のように発光装置が基板10を通過する方向に光を出射するものである場合には、光ファイバ300(301または302等)を設ける必要はなく、また、係る場合においてはプラットフォーム600に貫通孔201、202等を設ける必要はない。
【0091】
ここで、本実施形態に係る光モジュール20000(または21000)は、該光モジュールを含んで構成される例えば、ディスプレイなどの表示装置や例えば、光LAN用のルーターやスイッチャーなどの光伝送装置に適用することができる。
【0092】
以上、本発明の好適な実施形態について述べたが、本発明はこれらに限定されるものではなく、本発明の要旨範囲内で各種の態様を取りうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(A)は、本発明の第1の実施形態に係る発光装置を模式的に示す平面図である。図1(B)は、本発明の第1の実施形態に係る発光装置を模式的に示す断面図である。
【図2】図2は、本発明の第2の実施形態に係る発光装置を模式的に示す平面図である。
【図3】図3は、本発明の第3の実施形態に係る発光装置を模式的に示す平面図である。
【図4】図4は、本発明の第4の実施形態に係る発光装置を模式的に示す平面図である。
【図5】図5(A)は、本発明の第5の実施形態に係る光モジュールを模式的に示す断面図である。図5(B)は、本発明の第5の実施形態に係る光モジュールを模式的に示す平面図である。
【図6】図6(A)および図6(B)は、本発明の第5の実施形態に示す光モジュールの変形例を模式的に示す断面図である。
【図7】図7は、本発明の第6の実施形態に係る光モジュールを模式的に示す断面図である。
【図8】図8は、本発明の第6の実施形態に係る光モジュールの変形例を模式的に示す断面図である。
【符号の説明】
10 基板
11 発光素子部
20、50 絶縁層
30、31、32、33、34 第1の電極
40、41、42、43、44 第2の電極
60 ダミー電極
70、71、72、73、74 開口部
81、82、83、84 バンプ
90、91、92 発光領域
101、102、103、104 導電層
200、201、202 貫通孔
300、301、302 光ファイバ(光導波路)
500、510、600 プラットフォーム
700 受光素子
1000、1100、1200、2000、3000、4000 発光装置
10000、11000、12000、20000、21000 光モジュール

Claims (13)

  1. 基板と交差する方向に光を出射する発光装置であって、
    第1の電極および第2の電極を通電させることにより光が出射される発光素子部と、
    前記発光素子部の上に配置される前記第1の電極と、
    前記基板に対して前記第1の電極よりも低い位置に配置される前記第2の電極と、
    前記基板に対して絶縁層を介して配置され、前記第1の電極と同じ高さの位置でかつ前記第2の電極を挟んで前記第1の電極と対向する位置に配置され、前記絶縁層によって、前記発光素子部および前記各電極と絶縁されているダミー電極と、
    を含み、
    前記各電極は、前記基板に対して同一面側に配置される、発光装置。
  2. 基板と交差する方向に光を出射する発光装置であって、
    第1の電極および第2の電極を通電させることにより光が出射される発光素子部と、
    前記発光素子部の上に配置される複数の前記第1の電極と、
    前記基板に対して前記第1の電極よりも低い位置に配置される複数の前記第2の電極と、
    を含み、
    前記各電極は、前記基板に対して同一面側に配置され、
    複数の前記第1の電極と複数の前記第2の電極とは、互いに対向する位置に配置される複数の電極対を構成し、
    前記複数の電極対は、異なる高さの電極が交互に隣り合うように配置される、発光装置。
  3. 基板と交差する方向に光を出射する発光装置であって、
    第1の電極および第2の電極を通電させることにより光が出射される発光素子部と、
    前記発光素子部の上に配置される複数の前記第1の電極と、
    前記基板に対して前記第1の電極よりも低い位置に配置される複数の前記第2の電極と、
    を含み、
    前記各電極は、前記基板に対して同一面側に配置され、
    複数の前記第1の電極と複数の前記第2の電極とは、互いに対向する位置に配置される複数の電極対を構成し、
    前記複数の電極対の少なくとも2つの電極対は、前記第2の電極が隣り合うように配置される、発光装置。
  4. 基板と交差する方向に光を出射する発光装置であって、
    第1の電極および第2の電極を通電させることにより光が出射される発光素子部と、
    前記発光素子部の上に配置される複数の前記第1の電極と、
    前記基板に対して前記第1の電極よりも低い位置に配置される少なくとも1つの前記第2の電極と、
    を含み、
    前記各電極は、前記基板に対して同一面側に配置され、
    複数の前記第1の電極は、前記第2の電極の周囲に対称的に配置される、発光装置。
  5. 請求項4において、
    前記第2の電極は、複数の前記第1の電極のそれぞれに対応する複数の電極を含む、発光装置。
  6. 請求項1〜のいずれかにおいて、
    前記第1の電極は、開口部を有し、該開口部から光が出射される、発光装置。
  7. 請求項1〜のいずれかにおいて、
    前記基板に対して、前記各電極が配置された面と異なる面から光が出射される、発光装置。
  8. 請求項1〜のいずれかに記載の発光装置と、
    前記発光装置の各電極に対応する導電層および貫通孔を有するプラットフォームと、
    前記プラットフォームの貫通孔の一方の側に搭載される光導波路と、
    を含み、
    前記発光装置は、前記プラットフォームの他方の側に搭載され、該発光装置の各電極と該プラットフォームの前記導電層とが接合され、
    前記発光装置から出射した光が前記貫通孔および光導波路を通過して出射される、光モジュール。
  9. 請求項において、
    前記光導波路は、前記貫通孔に対応して設けられている、光モジュール。
  10. 請求項に記載の発光装置と、
    前記発光装置の各電極に対応する導電層を有するプラットフォームと、
    を含み、
    前記発光装置の各電極は、該各電極に対応する前記プラットフォームの導電層と接合された、光モジュール。
  11. 請求項10のいずれかにおいて、
    前記発光装置の各電極の前記基板に対する高さに応じて、各電極と該各電極に対応する前記導電層との間に配置されたバンプの高さが異なる、光モジュール。
  12. 請求項11のいずれかに記載の光モジュールを含む表示装置。
  13. 請求項11のいずれかに記載の光モジュールを含む光伝送装置。
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