JP2002232062A - 光電子集積素子 - Google Patents

光電子集積素子

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JP2002232062A
JP2002232062A JP2001027538A JP2001027538A JP2002232062A JP 2002232062 A JP2002232062 A JP 2002232062A JP 2001027538 A JP2001027538 A JP 2001027538A JP 2001027538 A JP2001027538 A JP 2001027538A JP 2002232062 A JP2002232062 A JP 2002232062A
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electrode
wiring
insulating layer
emitting element
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JP2001027538A
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Akihiro Ito
彰浩 伊藤
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高周波的カップリングで生じた高周波信号に
よるノイズが素子の動作に影響することを抑える。 【解決手段】 半導体基板101上に絶縁層110を介
して発光素子107を設けると共に、絶縁層110中に
おいて、発光素子107の位置する領域Bに対応する領
域B’の全面を含む領域Cに設けられ、一定の電位に保
たれる平板状の導体層104を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光電子集積素子に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットを始めとする、コ
ンピュータ機器間のデータ通信が盛んに行われている。
このため、光通信網ばかりでなく、コンピュータ間、コ
ンピュータに内蔵される半導体素子(チップ)間、さら
にはチップ内においても情報をより高速、かつ大量に伝
送できる並列光インターコネクションを導入することが
望まれている。
【0003】並列光インターコネクションのキーデバイ
スとして、Si基板上に駆動回路、演算回路、受光素子
などの電子回路を形成し、さらにレーザ素子またはレー
ザアレイを搭載した光電子集積素子が注目されている。
光電子集積素子を並列光インターコネクションに適用す
ることは、チップ間、あるいはチップ内のデータ通信に
対する展開が容易な点、LSI(Large Scale Integrat
ed Circuit)製造のために蓄積された高度な技術が適用
できる点で有利である。
【0004】従来の光電子集積素子の構成としては、例
えば、特開平5−48073号公報に記載された面発光
半導体レーザが挙げられる。特開平5−48073号公
報に記載された面発光半導体レーザは、光導波路、金属
配線が設けられているSi基板上に対し、端面発光レー
ザ、ホトダイオード、電子回路を配置して構成された光
電子集積回路が複数張りつけて並列光インターコネクシ
ョンを構成している。特開平5−48073号の構成に
よれば、チップに対して電気的配線を施した場合に生じ
る抵抗や容量、インダクタンスによって信号が遅延する
ことをなくすことができる。
【0005】また、並列光インターコネクションに使用
される発光素子として、面発光レーザ(半導体結晶面に
対して光を垂直方向に出射するレーザ)が、低消費電力
であること、高密度アレイ集積化が容易であることから
注目されている。電子回路が形成されたSi基板上に面
発光レーザを搭載する構成は、特開平5−145195
号公報、特開平7−283486号公報、特開平9−2
23848号公報、特開2000−22285号公報な
どに記載されている。
【0006】さらに、レーザ素子を高い周波数で駆動す
るための配線の構造が、例えば、特開平8−78657
号公報、特開平10−300991号公報に記載されて
いる。特開平8−78657号の光/電子ハイブリッド
実装基板は、光導波路とレーザ素子の搭載部と配線が設
けられている同一のSi基板面に設けられた光学ベンチ
において、電気配線部分が、Si基板上の誘電体層と基
板の表面および内部に形成された導体パターンとから構
成されている。配線部分は、コプレーナ配線とマイクロ
ストリップ線路の構成をとり、レーザ素子のドライバ回
路は、別のチップに設けられて前述した配線に接続され
る。
【0007】また、特開平10−300991号の光ハ
イブリッド集積モジュールは、Si基板表面のSiO2
膜上に光素子と、配線容量および伝送損失が小さいコプ
レーナ線路でなる配線を形成している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た面発光レーザを搭載する構成は、面発光レーザと駆動
回路間の電気的な接続について公報に詳細な記載はない
ものの、Si基板の表面に設けられた駆動回路の直上に
面発光レーザを設けるか、あるいはSiO2膜上やポリ
イミド膜中に金属配線を設けて面発光レーザと駆動回路
とを電気的に接続していると思われる。
【0009】上記した接続を有する構成は、発光素子の
高密度化に伴い、配線の引き回しが難しくなるばかりで
なく、配線の長さや密度が高まることにより、配線間に
高周波的カップリングが生じ、信号間にクロストークが
発生する虞がある。さらに、上記した構成は、Si基板
と配線との間のインピーダンスが小さくなり、両者の間
の高周波的カップリングが大きくなる虞がある。そし
て、高周波的カップリングで生じた高周波信号がSi基
板上の電子回路や配線、さらには他のデバイスに伝搬し
てノイズを発生させる可能性もある。
【0010】配線密度が高まったことによって配線間の
高周波的カップリングが強まって高周波アイソレーショ
ンが悪化することを解消するための構成としては、例え
ば、特開平10−186186号の光アレイモジュール
がある。特開平10−186186号の光アレイモジュ
ールは、基板上の配線に光ファイバを1本ずつ複数通
し、光ファイバの端部に形成された円筒状の金属体によ
って配線と接続する面発光レーザアレイの各素子に電流
を供給している。
【0011】ただし、上記した光アレイモジュールは、
製造時に高い精度が要求される上構造が複雑であるため
に量産化に適したものとはいえない。また、ワイヤボン
ディングで駆動回路と配線とを接続した場合、ワイヤボ
ンディングの部分で発生する寄生容量や寄生インダクタ
ンスによってレーザ素子の高周波特性が低下することが
懸念される。
【0012】また、コプレーナ線路を採用した特開平8
−78657号、特開平10−300991号は、スト
ライプ状の導体と導体の両側に位置する接地電極とを同
一の面上に設けている。このため、特開平8−7865
7号、特開平10−300991号の配線の形式では配
線の幅が100μm程度必要になり、配線幅が、配線密
度を高めることを制限している。
【0013】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
であり、高周波的カップリングで生じた高周波信号によ
るノイズが素子の動作に影響することを抑え、良好な高
周波特性を有して高速に信号を伝送でき、しかも発光素
子を高密度に搭載でき、伝送できる信号の容量がより大
きい光電子集積素子を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決し、
目的を達成するため、請求項1に記載の発明にかかる光
電子集積素子は、半導体基板と、前記半導体基板上に設
けられる絶縁層と、前記絶縁層上に設けられる発光素子
と、前記半導体基板に設けられ、前記発光素子を駆動す
る駆動回路と、前記発光素子と前記駆動回路とを電気的
に接続する接続部材と、前記半導体基板と前記絶縁層と
の間、または前記絶縁層中において、前記発光素子の位
置する領域に対応する領域の全面を含む領域に設けら
れ、一定の電位に保たれる平板状の導体層と、を備える
ことを特徴とする。
【0015】この請求項1に記載の発明によれば、半導
体基板、発光素子間に、発光素子の位置する領域に対応
する領域の全面を含む領域あって一定の電位に保たれる
平板状の導体層を設けることができる。
【0016】請求項2に記載の発明にかかる光電子集積
素子は、前記発光素子が、面発光レーザであることを特
徴とする。
【0017】この請求項2に記載の発明によれば、前記
した請求項1に記載の発明において、低しきい電流、低
消費電力、高密度に適しているといった面発光レーザの
長所を生かすことができる。
【0018】請求項3に記載の発明にかかる光電子集積
素子は、前記半導体基板がSi単結晶であることを特徴
とする。
【0019】この請求項3に記載の発明によれば、Si
基板を用いたLSIの製造技術を光電子集積素子の製造
に利用することができる。
【0020】請求項4に記載の発明にかかる光電子集積
素子は、前記絶縁層が複数積層されると共に、前記接続
部材が前記積層された絶縁層間に設けられて前記発光素
子と前記駆動回路とを電気的に接続することを特徴とす
る。
【0021】この請求項4に記載の発明によれば、配線
を多層構造にすることができる。
【0022】請求項5に記載の発明にかかる光電子集積
素子は、前記発光素子が複数設けられると共に、複数の
前記発光素子に共通の前記駆動回路が、前記発光素子が
位置する領域に対応しない前記半導体基板の領域に設け
られ、前記接続部材が、複数の前記発光素子をそれぞれ
独立に前記駆動回路と接続することを特徴とする。
【0023】この請求項5に記載の発明によれば、駆動
回路と発光素子とを離して設けることができる。また、
複数の発光素子をそれぞれ独立に駆動することができ
る。
【0024】請求項6に記載の発明にかかる光電子集積
素子は、さらに、前記半導体基板上に、第1電極、第2
電極、制御電極を備えるスイッチング素子と、前記第1
電極、前記第2電極、前記制御電極上に設けられる第1
絶縁層と、前記第1絶縁層上に設けられる第1配線部材
と、前記第1配線部材上に設けられる第2絶縁層と、前
記第2絶縁層上に設けられ、前記スイッチング素子に対
応する領域の少なくとも一部を含む領域に開口部を有す
る導体層と、前記導体層上に設けられる第3絶縁層と、
前記第3絶縁層上に設けられ、前記第2絶縁層、前記第
3絶縁層を介して前記第1配線部材と交差する第2配線
部材と、を備え、前記発光素子の電極である発光素子側
第1電極と前記第2配線とが電気的に接続され、前記第
1電極が前記導体層と電気的に接続され、前記発光素子
側第1電極と異なる前記発光素子の電極である発光素子
側第2電極と前記第2電極とが電気的に接続され、前記
制御電極が前記第1配線と電気的に接続されることを特
徴とする。
【0025】この請求項6に記載の発明によれば、発光
素子の発光素子側第1電極と第2配線とを電気的に接続
し、発光素子側第2電極とスイッチング素子の第2電極
とを電気的に接続し、スイッチング素子の第1電極を導
体層と電気的に接続し、制御電極を第1配線と電気的に
接続することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明にかかる光電子集積素子の好適な実施の形態であ
る、実施の形態1ないし4を詳細に説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明の実施の形態1の光電
子集積素子を説明するための図であって、(a)は実施
の形態1の光電子集積素子の模式図、(b)は、(a)
に示した構成の図中の線分A−A’に沿う断面図であ
る。
【0027】図1に示した実施の形態1の光電子集積素
子は、半導体基板101と、半導体基板101上に設け
られた自然酸化膜103および絶縁膜105でなる絶縁
層110と、絶縁層110上に設けられる発光素子10
7と、半導体基板101に設けられ、発光素子107を
駆動する駆動回路102と、発光素子107と駆動回路
102とを電気的に接続する配線106と、絶縁層11
0中において発光素子107の領域Bに対応する領域
B’の全面を含む領域Cに設けられる平板状の導体層1
04と、を備えている。
【0028】実施の形態1では、半導体基板101にS
iの単結晶基板(以下、単にSi基板という)を用い
た。本実施の形態でいうSi基板は、Siウェハを出発
基板とするものの他、SOI(Silicon on Insulator)
基板をも指すものとする。Si基板に設けられる駆動回
路102は、CMOS(Complementary metal On Silic
on)、Bi−CMOS(Bipolar-CMOS)といったMOS
FETで構成される回路、バイポーラトランジスタで構
成される回路、MOSFETとバイポーラトランジスタ
とが混在する回路のいずれであってもよい。半導体基板
101をSi基板とすることにより、高度な技術の蓄積
があるLSIの製造技術を用いて駆動回路102を製造
することが可能になる。また、駆動回路102は、発光
素子107に電流を供給するドライバ回路とスイッチン
グするスイッチング回路とを含んでいる。
【0029】実施の形態1は、発光素子107として、
面発光レーザを用いている。図2は、発光素子107を
より詳細に説明するための図である。発光素子107
は、レーザ基板201上に、下部多層反射膜202、活
性層203、上部多層反射膜204を設け、以上の部材
の周囲にモールド樹脂208を設け、さらにモールド樹
脂208に埋込金属207を埋め込んで構成されてい
る。上部多層反射膜204には発光素子側第1電極20
5が、埋込金属207には発光素子側第2電極206
が、それぞれ形成されている。
【0030】図2に示した発光素子107は、p側電極
とn側電極とにそれぞれ接続される電極パッドを備えて
いる。電極パッドは、同一の高さに金属中で高さ調整さ
れていて、半導体基板101上の絶縁層110上に引出
された接合用パッドとはんだバンプで接合される。実施
の形態1の発光素子107は、発光素子側第1電極20
5、発光素子側第2電極206を半導体基板101側に
向けて設けられる(フェースダウン)。
【0031】面発光レーザは、低しきい電流、低消費電
力で駆動でき、高密度アレイの集積化に適した素子であ
り、壁かいを必要としないことから、特に2次元の高密
度アレイ集積化に適している。なお、面発光レーザの代
表的な材料(発振波長で示す)としては、GaInAs
P/InP(1.3μm帯、1.55μm帯)、GaI
nNAs/GaAs(1.3μm帯、1.55μm
帯)、GaInAs(0.98μm帯)、GaAlAs
/GaAs(0.85μm帯)、AlGaInP/Ga
As(0.65μm帯)が挙げられる(伊賀、小山:面
発光レーザの基礎と応用(共立出版))。
【0032】また、実施の形態1は、絶縁層110のう
ちの絶縁膜105として、SiO2膜、SiON膜など
の低誘電率無機膜、ポリイミド膜、BCB(ベンゾシク
ロブテン)膜、アクリル膜などの有機光分子膜、アルミ
ナ膜、SiC膜、AlN膜などのセラミック膜、以上の
膜のうちの異なる種類のものを積層した膜が採用でき
る。
【0033】SiO2膜、SiON膜は、CVD法、蒸
着法、レーザーアブレーション法、スパッタリング法、
印刷−熱処理工程法、スピン塗布−熱処理工程法によっ
て形成することができる。また、BCB膜、アクリル膜
は、スピン塗布法、印刷−熱処理工程法、印刷−熱処理
工程法、蒸着法によって形成できる。さらに、アルミナ
膜、SiC膜、AlN膜は、CVD法、蒸着法、レーザ
ーアブレーション法、スパッタリング法、印刷−熱処理
工程法によって形成することができる。
【0034】導体層104は、電気的に接地されてい
て、駆動回路102が形成された基板101に自然酸化
膜103が形成された後、自然酸化膜103上に形成さ
れる。導体層104の材質としては、例えば、Al、C
u、Au、Ag、Ti、Wおよび以上の材料を主成分と
する合金が用いられる。導体層104の形成方法として
は、蒸着法、スパッタ法、CVD(Chemical Vapor Dep
osition)、塗布−焼成法、メッキ法、印刷法が挙げら
れる。また、導体層104の形成工程において、必要に
応じてホトリソグラフィやエッチング工程を追加し、導
体層104をパターニングしてもよい。
【0035】発光素子107と導体層104とは、絶縁
層110に形成されたビアホールbを埋め込む埋込部材
108によって電気的に接続されている。また、発光素
子107と駆動回路102とは、ビアホールbを用いて
作成された配線106によって電気的に接続されてい
る。ビアホールbは、絶縁層110に対する反応性ドラ
イエッチング(RIE)法、レーザ照射法、フォーカス
ドイオンビーム(FIB)法などによって形成される。
埋込部材108、配線106は、Cu、Al、Au、A
g、W、Pt、Pdといった金属材料を蒸着法、スパッ
タ法、イオンプレーティング法、CVD法、塗布−焼成
法、メッキ法などによって埋め込んで作成される。
【0036】金属の埋め込み後、ビアホールb以外の部
分に付着した金属膜は、リフトオフ法、湿式エッチング
法、科学的機械研磨(CMP)法などによって取り除
く。第1配線106は、さらに、Cu、Al、Au、A
g、W、Tiなど、および前記した金属材料を主成分と
する合金を用い、蒸着法、スパッタ法、イオンプレーテ
ィング法、CVD法、塗布−焼成法、メッキ法などによ
って成膜する。そして、ホトリソグラフィ、エッチング
によって配線パターンをパターニングすることによって
形成される。
【0037】以上の工程の後、配線106、発光素子1
07上からSiN膜、SiON膜をパッシベーション膜
として形成する。さらに、配線106の配線パターンを
形成するのと同様の方法で配線106に接合用パッドを
形成する。
【0038】また、チップに搭載される複数の発光素子
107に1つの導体層104で対応する場合、全ての発
光素子と導体層104とを接続してもよい。また、発光
素子をグループ分けし、グループごとに1つの導体層1
04を設けてもよい。さらに、熱や応力、電流経路の集
中を避ける、受光素子など他の素子を設ける、導体層の
上層および下層間で配線を引き回すため、導体層104
に孔を開ける場合がある。このような場合、孔は、導体
層104の上層あるいは下層に設けられた配線の少なく
とも一部が導体層104と重なるように開けられる。
【0039】図3は、実施の形態1の光電子集積素子の
他の構成例を示した図である。なお、図3において、図
1に示した部材と同一の部材については同一の符号を付
し、説明を一部略すものとする。図示した光電子集積素
子は、図1に示した半導体基板101、駆動回路10
2、自然酸化膜103と絶縁膜105からなる絶縁層1
10、発光素子107、導体層104の他、光検知器3
03、ハイブリッド搭載演算集積回路302、モノリシ
ック演算集積回路304を備えている。また、図3の構
成は、発光素子107の近傍にオプティカルファイバ3
05を備えている。さらに、実施の形態1の光学集積素
子は、光学レンズやドットマトリックス状に配置された
光学素子107を選択する回路を備える場合もある。
【0040】上記した実施の形態1の光電子集積素子に
おいて、電流の経路は2通りある。1つは、駆動回路1
02から出た信号電流が配線106を介して発光素子1
07に流れ、発光素子107を発光させ、発光素子10
7から電気的に接地されている導体層104を介して駆
動回路102に戻る経路である。他の1つは、信号電流
が駆動回路102から配線106を介して発光素子10
7に流れ、発光素子107から流れた電流が他の配線を
介して駆動回路102に戻る経路である。なお、以上2
つの電流経路における電流の流れは、反対の場合もあ
る。
【0041】上記した2通りの電流経路のうちの後者の
経路を電流が通るとき、導体層104は、光電子集積回
路内の配線や素子の高周波信号に対するシールドとな
る。すなわち、光電子集積回路の配線と導体層104と
の間で生じる高周波的カップリングの程度は、配線同士
で生じる高周波的カップリングの程度より大きい。ま
た、導体層104は、高周波がカップリングしても抵抗
が小さいために局部的に高い電位をもつことがなく、高
周波信号が他の配線や素子に伝搬しない。
【0042】このため、実施の形態1の光電子集積素子
によれば、発光素子107の駆動周波数を高めても高周
波信号が素子に影響することがなく、高速に発光素子1
07を駆動して信号の伝送を高速化することができる。
また、配線密度を高くして信号の伝送容量を高めること
ができる。
【0043】さらに、実施の形態1の光電子集積素子に
よれば、配線と半導体基板101とが高周波的カップリ
ングすることを防ぐことができるので、発光素子107
の駆動制御性が高まり、信号をより高速に伝送すること
ができる。また、半導体基板101を介して高周波信号
が他の電子回路部(例えば図3に示した)や配線、素子
に伝搬することを防ぐことができる。このため、駆動回
路102を高周波数で駆動して信号をより高速に伝送す
ることができる。
【0044】また、本発明の光電子集積回路は、以上述
べた実施の形態1に限定されるものではない。すなわ
ち、実施の形態1では導体層104を絶縁層110の中
に設けているが、本発明は、導体層104を、半導体基
板101と絶縁層110との間に設けることも可能であ
る。また、実施の形態1では発光素子107に面発光レ
ーザを用いたが、本発明の発光素子は、レーザ素子、L
ED素子、エレクトロルミネッセンス素子のいずれの構
成であってもよい。さらに、実施の形態1では半導体基
板にSi単結晶基板を用いたが、他に、SiGe基板、
GaAs基板、InP基板などを用いても本発明の光電
子集積回路を構成することができる。
【0045】また、実施の形態1では発光素子107を
半導体基板101にはんだバンプによって接合している
が、本発明は、発光素子107と半導体基板101とを
ワイヤボンディングするものであってもよい。ただし、
はんだバンプによる接合は、ワイヤボンディングよりも
寄生容量や寄生インダクタンスが小さくなり、高周波の
クロストークの発生が少ないので、はんだバンプにより
接合する方がワイヤボンディングを用いるよりも望まし
い。はんだバンプにより発光素子107を半導体基板1
01に接合する場合、発光素子の一つの面に2つの電極
パッドを高さが同一になるように形成することが望まし
い。
【0046】(実施の形態2)次に、本発明の実施の形
態2について説明する。実施の形態2の光電子集積回路
は、絶縁層が複数積層されると共に、配線が積層された
絶縁層間に設けられて発光素子と駆動回路とを電気的に
接続する光電子集積素子である。
【0047】図4(a)〜(d)は、いずれも実施の形
態2の光電子集積素子の構成例を示す図である。なお、
実施の形態2では、図4のうちの図1に示した部材と同
様の部材に同様の符号を付し、その説明を一部省くもの
とする。実施の形態2の構成は、基本的に、実施の形態
1の光電子集積素子における導体層104上に絶縁層と
配線とを繰り返し形成し、多層配線を実現したものであ
る。なお、図4には示していないが、絶縁層間の配線
は、当然のことながら、各絶縁層に設けられたビアホー
ルに埋め込まれた金属などによって互いに電気的に接続
されている。
【0048】図4(a)の構成は、絶縁層110a、絶
縁層110bの2つの絶縁層を備えている。絶縁層11
0aは、図1に示した絶縁層110と同様に、半導体基
板101に自然酸化膜103と絶縁膜105とからな
る。図4(a)の構成には、さらに、絶縁膜105の上
に配線106a、絶縁層110b、導体層104、絶縁
層110c、配線106bが順次形成されている。
【0049】また、図4(b)の構成は、半導体基板1
01上に、導体層104aを備える絶縁層110aを備
えている。そして、絶縁層110a上に配線106aを
備え、さらに、順次形成された絶縁層110b、導体層
104b、絶縁層110c、配線106bを備える構造
を有している。
【0050】また、図4(c)の構成は、半導体基板1
01上に、導体層104aを備える絶縁層110aを備
えている。絶縁層110aの上層には図中の横方向に沿
う配線(行配線)401を備え、行配線401上に絶縁
層110bを備えている。そして、絶縁層110b上
に、行配線401に直交する方向に沿う配線(列配線)
402を備える構造を有している。
【0051】さらに、図4(d)の構成は、半導体基板
101上に、行配線401を備える絶縁層110aを備
えている。そして、絶縁層110a上に導体層104を
備え、導体層104上に絶縁層110bを備え、絶縁層
110b上に列配線402を備える構造を有している。
【0052】以上述べた実施の形態2の光電子集積素子
によれば、多層配線を実現でき、配線密度を高めること
ができる。このため、実施の形態2は、チップにより多
くの発光素子をより高密度に搭載でき、より大量のデー
タを伝送することができる並列光インターコネクション
用の光電子集積素子を提供することができる。
【0053】(実施の形態3)次に、本発明の実施の形
態3について説明する。実施の形態3の光電子集積回路
は、発光素子が複数設けられ、複数の発光素子に共通の
駆動回路が半導体基板における発光素子が位置する領域
に対応しない領域に設けられ、配線が、複数の発光素子
をそれぞれ独立に駆動回路と接続するものである。
【0054】図5は、実施の形態3の光電子集積素子を
説明するための図であって、(a)は実施の形態3の光
電子集積素子の模式図、(b)は、(a)に示した構成
の図中の線分A−A’に沿う断面図である。なお、実施
の形態3では、図5のうちの図1に示した部材と同様の
部材に同様の符号を付し、その説明を一部省くものとす
る。
【0055】図5に示した光電子集積素子は、半導体基
板101上に駆動回路102、絶縁層110、導体層1
04、配線106、埋込部材108を備え、さらに、絶
縁層110上に4つの発光素子107a、107b、1
07c、107dを備えている。駆動回路102は、発
光素子107a、107b、107c、107dに共通
の回路であり、図示するように、半導体基板101にお
いて、発光素子107a〜107dの位置する領域Dに
対応しない領域に形成されている。また、配線106
は、発光素子107a〜107dを、それぞれ導体層1
04と接続している。
【0056】以上述べた実施の形態3の光電子集積素子
によれば、発光素子107a〜107dと駆動回路10
2とを離して配置し、発光素子を並列光インターネット
コネクション用に適用し、スループットを最大限にする
ために各素子を個別に駆動した場合に発光素子が発熱
し、駆動回路102に影響を及ぼすことを抑えることが
できる。また、実施の形態3の光電子集積素子によれ
ば、発光素子107a〜107dと駆動回路102とを
離して配置したことによって顕在化する高周波的カップ
リングによる影響を導体層104を設けることによって
抑え、発光素子107a〜107dを安定に個別駆動す
ることができる。
【0057】(実施の形態4)次に、本発明の実施の形
態4について説明する。図6は、実施の形態4の光電子
集積素子を説明するための上面図である。また、図7
は、実施の形態4の要部を説明するための断面図であ
る。なお、実施の形態4では、図6、図7のうちの図
1、図2に示した部材と同様の部材に同様の符号を付
し、その説明を一部省くものとする。
【0058】実施の形態3の光電子集積回路は、Si基
板を基板にして構成され、図1に示した構成と同様に、
駆動回路102、導体層104、発光素子107を備え
ている。そして、さらに、図中の縦方向に延びる第1配
線601、第1配線601と直交する第2配線602、
第1配線601と第2配線602とが交差する位置の近
傍に設けられるスイッチング素子603を備えている。
なお、実施の形態4においても、導体層104は、実施
の形態1と同様に電気的に接地されている。
【0059】スイッチング素子603は、半導体基板1
01上に設けられている。そして、制御電極703、第
1電極707、第2電極708を備え、制御電極70
3、第1電極707、第2電極708上には自然酸化膜
103、絶縁膜105でなる第1絶縁層709が設けら
れ、第1配線601は、第1絶縁層709の上に形成さ
れる。第1絶縁層709上には第2絶縁層704が設け
られ、導体層104は、第2絶縁層704上に設けられ
る。導体層104は、スイッチング素子603の位置に
対応する領域を含む領域Fに開口部710を備えてい
る。また、導体層104と第1電極707とは、図6中
にEで示す箇所において接続されている。
【0060】導体層104上には第3絶縁層705が形
成され、第2配線602が、第2絶縁層704、第3絶
縁層705を介して第1配線601と交差して形成され
る。また、第1配線601上にさらに絶縁膜711を形
成し、発光素子107が搭載される。
【0061】また、発光素子107は、発光素子側第1
電極701、発光側第2電極702を備えており、発光
素子側第1電極701、発光側第2電極702は、金属
部材706によって等しい高さに調整されている。発光
素子側第1電極701は、パッド712、絶縁膜711
に埋め込まれた埋込部材108を介して第2配線602
と電気的に接続されている。また、第1電極707は、
導体層104と接続され、発光素子側第2電極702
は、パッド712、埋込部材108、配線713を介し
て第2電極708に電気的に接続され、制御電極703
は、第1配線601と電気的に接続されている。
【0062】図6、図7に示した構成において発光素子
107を発光させる場合、発光素子107に接続されて
いる第2配線602に電流が流れる状態にし、図示しな
い他の第2配線に電流が流れない状態にする。そして、
同時に発光素子107に接続されたスイッチング素子6
03をオンする。なお、この際、制御電極703に接続
されている第1配線601以外の第1配線は、電流が流
れない状態にされる。この状態で、発光素子107が発
光する。
【0063】ところで、2次元のマトリックス状に配置
された発光素子を駆動する回路として、複数の行配線と
列配線とを斜めに交差させ、面発光レーザ素子の第1電
極を行配線に、第2電極を列配線に接続し、行配線の各
々と列配線の各々の端部にスイッチング回路を兼ねたド
ライバ回路を設ける構成がある(登録特許第30108
86号)。この構成は、同一の行または同一の列で複数
の面発光レーザを発光させた場合に大電流に対応したド
ライバ素子が必要となる。大電流に対応したドライバ素
子は、高周波信号に対する応答性が悪い上、比較的多量
の熱を発生するという欠点があった。
【0064】上記した欠点を解消するため、例えば、特
開平5−145195号公報に記載された発明は、各発
光素子の近傍に比較的小さい電流による制御信号で小電
流を制御するスイッチング素子を設けている。しかし、
このような構成は、1GHz以上の周波数で駆動される
並列光インターネットに適用される場合の高周波信号の
対策が充分でないばかりか、スイッチング素子がマトリ
ックス状に配列した場合に以下の問題を生じる。
【0065】すなわち、従来の構成では、一般的に平板
状の電流供給配線と平板状の接地配線とが間隔を空けて
平行に配置されている。スイッチング素子を高い周波数
でスイッチングすると、配線間のクロストークが大きく
なり、接地配線間の電位差が大きくなる。さらに、スイ
ッチング素子がFETであれば、素子は、接地配線と制
御電極との電位差を基準にしてオン、オフされる。そし
て、素子がバイポーラトランジスタである場合、接地配
線とベース電極の電位差が素子の開閉に強く影響し、発
光素子が制御し難くなる。
【0066】本発明の実施の形態4の光電子集積素子
は、スイッチング素子に電気的に接地された導体層を接
続したことにより、安定した定電位面が確保でき、第2
配線602によって伝送される信号をスイッチング素子
603に正確に伝達することができる。このため、発光
素子の駆動制御性を高め、選択された発光素子を安定に
駆動することができる。
【0067】また、実施の形態4の光電子集積素子は、
導体層104が、発光素子に駆動電流を供給する第1配
線601と発光素子のオン、オフを制御する信号を伝え
る第2配線602との間に設けられているため、第1配
線601と第2配線602間の高周波カップリングを遮
断することができる。このため、発光素子107の駆動
周波数を高め、信号をより高速に伝送することができ
る。
【0068】
【実施例】次に、本発明の光電子集積素子の実施例につ
いて述べる。 (実施例1)図8は、本発明の実施例1について説明す
るための図である。図示した構成は、n型のSi基板8
01にレーザ素子807のドライバ回路802をMOS
FET回路として形成する。なお、ドライバ回路802
の形成は、一般的な半導体素子の製造技術により行っ
た。
【0069】ドライバ回路802が形成されたSi基板
801に対し、プラズマTEOS−CVDにより厚さ5
μmの酸化膜803が形成される。酸化膜803にはR
IE法によりドライバ回路802の電流供給電極と接地
電極との位置にビアホールbが形成される。ビアホール
bは、CVD法やRIEエッチバック法によってCu8
08を埋め込まれる。次に、厚さ1μmのCu膜がスパ
ッタリング法によって形成され、さらに、リソグラフ
ィ、硝酸水溶液によるウェットエッチングによりパター
ニングされる。
【0070】パターニングの結果、ドライバ回路802
上のCu膜が除去され、800μm×80μmのCu膜
導体層804が完成する。次に、ポリイミド(Dupont社
製PI−5811)がスピンコートされ、350℃の熱処理に
よって硬化されて厚さ15μmのポリイミド層805が
形成される。ポリイミド層805にはビアホールb’が
形成されてCu808が埋め込まれる。
【0071】次に、実施例1では、レーザ素子807の
搭載予定部のp側接合部に厚さ1μm、幅30μmのC
u配線806を形成する。ドライバ回路802の電流供
給電極とレーザ素子807のp側接合部までの距離は5
00μmである。
【0072】次に、実施例1では、n−GaAs基板上
にMOVPE法によりp−AlGaInPクラッド層/
p−GaInPガイド層/AlGaAs活性層/n−G
aInPガイド層/n−AlGaInPクラッド層/n
−GaAs基板構成のエピタキシャル成長膜を形成す
る。そして、周知の化合物半導体レーザ作製工程によ
り、幅10μmのp側電極(Au/Au−Zn/Cr)
をもつ共振器長400μmの端面発光型のレーザ素子8
07を作成する。なお、Si基板801の裏面には図示
しないn−電極膜(Au/Ni/Au−Ge)を形成す
る。レーザ素子807のレーザ発振波長は0.85μ
m、しきい電流は140mAである。
【0073】また、レーザ素子807のp側電極とSi
基板801上のp側接合部は、はんだバンプで接合され
る。レーザ素子807のn側電極とSi基板801上の
n側接合部は、ワイアボンデイング809で接続され
る。レーザ素子807は、光出射端に100mマルチモ
ードファイバを光接合することにより、2.5Gbit
/sの伝送動作が可能である。このような実施例1の構
成は、Cu膜導体層804が設けられている上、ドライ
バ回路802とレーザ素子807の位置が離れているの
で、配線の一部にワイアボンデイング809を用いてい
ながら高速に信号伝送することが可能になる。
【0074】(実施例2)実施例では、n型のSi基板
901上に実施例1と同様の工程によってドライバ回路
902、酸化膜903、Cu膜導体層904、ポリイミ
ド層905、Cu配線906、ドライバ回路902とC
u配線903、Cu膜導体層904、Cu膜導体層90
4とレーザ素子907とを接続するCu908が形成さ
れる。なお、ドライバ回路902の電流供給電極とレー
ザ素子907配置予定部のp側接合部までの距離は50
0μmとする。
【0075】次に、実施例2では、次の方法でレーザ素
子907を形成する。すなわち、n−GaAs基板上に
MOVPE法により、22対のn−GaAs(680
Å)/AlAs(830Å)分布ブラッグ反射鏡(DB
R)、n−AlGaAsクラッド層、GaInAs(8
0Å)/GaAs(100Å)量子井戸活性層、p−A
lGaAsクラッド層、25対のp−GaAs(680
Å)/AlAs(830Å)DBRを順次積層する。
【0076】次に、RIE法により30×30μmのメ
サを形成し、H2O蒸気を用いたAlAs選択酸化によ
り電流狭窄構造を形成する。ポリイミドでメサを埋め込
んだ後、RIEによりn電極部にビアホールをあけ、A
uGe/Au電極膜を形成し、さらにCuを埋め込む。
この上にAu膜でn電極パッドを形成する。次に、RI
Eによりp電極部にビアホールをあけAu/Zn/Au
p電極パッドを形成する。レーザ素子907の発振波長
は0.98μmで、しきい電流は0.8mAである。
【0077】ドライバ回路902の電流供給電極とレー
ザ素子907の配置予定部のp側接合部までの距離は5
00μmとする。レーザ素子907のp電極パッドとS
i基板901上のp側接合部を、レーザ素子907のn
電極パッドとSi基板901上のn側接合部をはんだバ
ンプにより接合する。レーザ素子907はフェースダウ
ンで接合され、発振光はレーザ素子の基板側から出射さ
れる。
【0078】レーザ素子907は、光の出射端に100
mマルチモードファイバを光接合した場合、5Gbit
/sの伝送動作が可能である。このような実施例2によ
れば、このような実施例2の構成は、Cu膜導体層90
4が設けられている上、ドライバ回路902とレーザ素
子807の位置が離れている。また、面発光レーザ素子
を用いているので、より高速な信号伝送が可能になる。
【0079】(実施例3)図10は、本発明の実施例3
について説明するための図である。図10のうちの
(a)は、実施例3の光電子集積素子の模式図、(b)
は、(a)に示した構成の図中の線分A−A’に沿う断
面図である。図示した実施例3の構成は、4個のレーザ
素子1007a〜1007dをピッチ80μmで並列に
配置した光電集積素子である。Cu膜導体層の外形寸法
は、800×360μmである。
【0080】実施例3の光電集積素子は、Si基板10
01にドライバ回路1002を形成し、さらに、自然酸
化膜1003、導体層1004、ポリイミド層100
5、配線1006を備えている。そして、4つのレーザ
素子1007a〜1007dを備えている。4個のレー
ザ素子1007a〜1007dは、光出射端に4本の1
00mシングルモードファイバを光接合し、5×4Gb
it/sの速度で並列に信号を伝送することが可能であ
る。このような実施例3の構成は、導体層1004が設
けられている上、ドライバ回路1002とレーザ素子1
007a〜1007dの位置が離れている。また、レー
ザ素子1007a〜1007dに面発光レーザ素子を用
いているので、より高速な信号伝送が可能になる。
【0081】(実施例4)図11、図12は、実施例4
を説明するための図であって、図11は実施例4の光電
集積素子の上面図、図12は実施例4の光電集積素子の
要部の断面図である。図11に示すように、実施例4の
光電集積素子は、面発光のレーザ素子1107と、ピッ
チ80μmで128×128個のスイッチング素子とし
て動作するMOSFET1108と、行デコーダ・電流
供給回路1102aと列デコーダ回路1102bを形成
する。なお、行デコーダ・電流供給回路1102a、列
デコーダ回路1102bは、MOSFET1108の端
から200μm離れた領域に形成される。
【0082】また、実施例4の光電集積素子は、Cu膜
導体層1104、Cu膜行配線1103、Cu膜列配線
1101を備え、MOSFET1108のドレイン電極
は、Gに示す箇所でCu膜導体層1104と接続されて
いる。
【0083】実施例4では、先ず、MOSFET110
8のドレイン電極1207、ソース電極1208が引出
されたn型のSi基板1201上に厚さ5μmの酸化膜
1204を形成し、その上に幅10μmのCu膜列配線
1101を形成し、各Cu膜列配線1101と列デコー
ダ回路1102bの各端子接続する。次に、厚さ10μ
mポリイミド層1205を形成し、その上に、厚さ1μ
mのCu膜導体層1104を形成する。Cu膜導体層1
104において、各MOSFET1108の周辺20×
20μmの領域が除去される。
【0084】Cu膜導体層1104は、128×128
個のMOSFET1108を含み、行デコーダ・電流供
給回路1102aおよび列デコーダ回路1102bの端
までの領域に形成される。ドライバ回路電流供給電極と
レーザ素子配置予定部のp側接合部までの距離は500
μmである。
【0085】次に、実施例4では、厚さ15μmのポリ
イミド層1206を形成し、その上に、Cu膜行配線1
103を形成する。各Cu膜行配線1103は各行デコ
ーダ・電流供給回路1102aの電流供給電極と接続さ
れる。以上述べた工程と前後して、Cu1210の埋め
込みなどにより、Cu膜列配線1101とMOSFET
のゲート電極1211、Cu膜導体層1104とMOS
FET1108のドレイン電極1207、レーザ素子1
207のp側接合電極1202とCu膜行配線110
3、レーザ素子1207のn側接合電極1203とMO
SFET1108のソース電極1208が接続される。
【0086】さらに、実施例4では、レーザ素子110
7をピッチ80μmで128×128個の配置で、はん
だバンプによりフェースダウン接合する。レーザ素子1
107の各々は、実施例2に述べたGaInAs/Ga
As面発光レーザと同様の構成であって、128×12
8個のレーザの光出射端に128×128本の100m
シングルモードファイバを光接合し、1つの発光素子に
つき5Gbit/sの速度で信号を並列に伝送すること
が可能である。このような実施例4によれば、マトリッ
クス配置の面発光レーザ素子を用い、スイッチング素子
をレーザ素子近傍に配し、Cu膜導体層を設けていて、
Cu膜導体層の上下に列配線と行配線が分かれて配置し
てあるので、より大容量で、より高速な信号伝送が可能
になる。
【0087】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明は、配線間で生じるカップリングよりも大きいカッ
プリングを配線との間で生じる導体層を設けたことによ
り、信号の伝送がクロストークの影響を受けることを抑
えることができる。また、カップリングが生じた場合に
も導体層は局所的に高い電位をもつことがない。このた
め、発光素子を高い周波数で駆動でき、信号を高速に伝
送することができる。また、発光素子に伴う配線の密度
を高めることができ、信号の伝送容量を大きくすること
ができる。また、請求項1に記載の発明は、高い周波数
で駆動する発光素子を安定に制御することができる。さ
らに、発光素子を高い周波数で駆動した場合にも半導体
基板を介して高周波信号が配線や他のデバイスに伝搬す
ることを抑えることができる。このような請求項1に記
載の発明は、高周波的カップリングで生じた高周波信号
によるノイズが素子の動作に影響することを抑え、良好
な高周波特性を有して高速に信号を伝送でき、しかも発
光素子を高密度に搭載でき、伝送できる信号の容量がよ
り大きい光電子集積素子を提供することができるという
効果を奏する。
【0088】請求項2に記載の発明は、発光素子を、低
しきい電流、低消費電流で駆動でき、高密度アレイ化に
適した構成にすることができるという効果を奏する。
【0089】請求項3に記載の発明は、Si基板を用い
たLSI技術が適用でき、光電子集積素子に駆動回路や
情報処理演算部、受光素子などをモノリシックに設ける
ことができ、光電子集積素子をより高機能化することが
できるという効果を奏する。
【0090】請求項4に記載の発明は、配線密度を高め
ることによってより多くの発光素子を搭載し、光電子集
積素子の伝送容量をより高めることができるという効果
を奏する。
【0091】請求項5に記載の発明は、駆動回路に対す
る発光素子の発熱の影響を抑えることができる。また、
発光素子を個別に駆動することによって停止期間を設け
ずに発光素子を駆動することができる。したがって、発
光素子を多数集積した構成においてより高速、かつ安定
に動作できる光電子集積素子を提供できるという効果を
奏する。
【0092】請求項6に記載の発明は、第1配線、第2
配線間のカップリングを遮断することができるので、発
光素子を高い周波数で駆動し、信号を高速に伝送するこ
とができる。また、導体層を一定の電位に保持すること
ができるので、スイッチング素子に信号が正確に伝達さ
れて発光素子の駆動制御性が向上する。したがって、発
光素子を多数集積した構成においてより高速、かつ安定
に動作できる光電子集積素子を提供できるという効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の光電子集積素子を説明
するための図である。
【図2】図1に示した発光素子をより詳細に説明するた
めの図である。
【図3】本発明の実施の形態1の光電子集積素子の他の
構成例を示した図である。
【図4】本発明の実施の形態2の光電子集積素子の構成
例を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態3の光電子集積素子を説明
するための図である。
【図6】本発明の実施の形態4の光電子集積素子を説明
するための上面図である。
【図7】本発明の実施の形態4の光電子集積素子の要部
を説明するための断面図である。
【図8】本発明の実施例1を説明するための図である。
【図9】本発明の実施例2を説明するための図である。
【図10】本発明の実施例3を説明するための図であ
る。
【図11】本発明の実施例4を説明するための上面図で
ある。
【図12】本発明の実施例4を説明するための断面図で
ある。
【符号の説明】
101 半導体基板 102 駆動回路 103 自然酸化膜 104 導体層 105、711 絶縁膜 106 配線 107 発光素子 108 埋込部材 110 絶縁層 201 レーザ基板 202 下部多層反射膜 203 活性層 204 上部多層反射膜 205,701 発光素子側第1電極 206,702 発光素子側第2電極 207 埋込金属 208 モールド樹脂 302 ハイブリッド搭載演算集積回路 303 光検知器 304 モノリシック演算集積回路 305 オプティカルファイバ 401 行配線 402 列配線 601 第1配線 602 第2配線 603 スイッチング素子 703 制御電極 704 第2絶縁層 705 第3絶縁層 706 金属部材 707 第1電極 708 第2電極 709 第1絶縁層 710 開口部 712 パッド 713 配線 801,901,1001,1201 基板 802,902,1002 ドライバ回路 803,903,1204 酸化膜 804,904,1103 Cu膜導体層 805,905,1005,1205,1206 ポリ
イミド層 806,906,1006 Cu配線 807,907,1007,1107,1207 レー
ザ素子 809 ワイアボンデイング 1003 自然酸化膜 1004 導体層 1101 Cu膜列配線 1102a 行デコーダ・電流供給回路 1102b 列デコーダ回路 1108 MOSFET 1202 p側接合電極 1203 n側接合電極 1207 ドレイン電極 1208 ソース電極 1211 ゲート電極

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板と、 前記半導体基板上に設けられる絶縁層と、 前記絶縁層上に設けられる発光素子と、 前記半導体基板に設けられ、前記発光素子を駆動する駆
    動回路と、 前記発光素子と前記駆動回路とを電気的に接続する接続
    部材と、 前記半導体基板と前記絶縁層との間、または前記絶縁層
    中において、前記発光素子の位置する領域に対応する領
    域の全面を含む領域に設けられ、一定の電位に保たれる
    平板状の導体層と、 を備えることを特徴とする光電子集積素子。
  2. 【請求項2】 前記発光素子が、面発光レーザであるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の光電子集積素子。
  3. 【請求項3】 前記半導体基板がSi単結晶であること
    を特徴とする請求項1または2に記載の光電子集積素
    子。
  4. 【請求項4】 前記絶縁層が複数積層されると共に、前
    記接続部材が前記積層された絶縁層間に設けられて前記
    発光素子と前記駆動回路とを電気的に接続することを特
    徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の光電子集
    積素子。
  5. 【請求項5】 前記発光素子が複数設けられると共に、
    複数の前記発光素子に共通の前記駆動回路が、前記発光
    素子が位置する領域に対応しない前記半導体基板の領域
    に設けられ、前記接続部材が、複数の前記発光素子をそ
    れぞれ独立に前記駆動回路と接続することを特徴とする
    請求項1〜4のいずれか一つに記載の光電子集積素子。
  6. 【請求項6】 さらに、前記半導体基板上に、第1電
    極、第2電極、制御電極を備えるスイッチング素子と、
    前記第1電極、前記第2電極、前記制御電極上に設けら
    れる第1絶縁層と、前記第1絶縁層上に設けられる第1
    配線部材と、前記第1配線部材上に設けられる第2絶縁
    層と、前記第2絶縁層上に設けられ、前記スイッチング
    素子に対応する領域の少なくとも一部を含む領域に開口
    部を有する導体層と、前記導体層上に設けられる第3絶
    縁層と、前記第3絶縁層上に設けられ、前記第2絶縁
    層、前記第3絶縁層を介して前記第1配線部材と交差す
    る第2配線部材と、を備え、前記発光素子の電極である
    発光素子側第1電極と前記第2配線とが電気的に接続さ
    れ、前記第1電極が前記導体層と電気的に接続され、前
    記発光素子側第1電極と異なる前記発光素子の電極であ
    る発光素子側第2電極と前記第2電極とが電気的に接続
    され、前記制御電極が前記第1配線と電気的に接続され
    ることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載
    の光電子集積素子。
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