JP4053930B2 - プリンタ及びオーダリングシステム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
飲食店等の伝票印字を行なうプリンタに関し、特に伝票の紙づまりを検出する検出手段に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来は、紙づまりを検出する手段として、図3に示すような記録紙が出口付近まで到達していることを検出する手段や、また図4に示すような搬送路の途中の記録紙の振る舞いをセンサで検出する手段が使用されている。
【0003】
前者の場合は、記録紙の出口付近に記録紙を検出する反射型もしくは透過型の光センサ3aおよび3bを配置して、紙送りの際にプリンタ内部で記録紙がつまった場合に出口付近のセンサに記録紙が到達していなければ、紙づまりと判定するものである。
【0004】
一方、後者の場合は、ペーパーガイド4bの挙動をセンサ4cで検出して、記録紙が到達していることを検出するものであり、図4で示すように搬送路の途中にペーパーガイドを設けておき、紙づまりが発生した場合に記録紙が搬送路内でジャバラ状に折りたたまれるのでその反力によりペーパーガイド4bが浮き上がる。その量をセンサ4cで検出し、紙づまりを判定するなどしていた(例えば、特許文献1参照。)。
【0005】
【特許文献1】
特開平6−191678号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
出口付近にセンサを置いて記録紙の検出をする方法は、記録紙が出口付近に残ったまま、装置内部で記録紙がつまっている場合にも紙づまりと検出できないケースがある。一方、搬送路の途中の記録紙の振る舞いをセンサで検出する手段は有効であるが、記録紙の挙動をペーパーガイドで検出することは検出するためのペーパーガイドやセンサを搬送路に組み込むスペースが必要であり、装置の小型化に不利になる。また、記録紙の振る舞いによるペーパーガイドへの反力の程度を製造的に管理するのは大変難しく、時に誤動作の要因となり得る。
【0007】
また、従来のプリンタは、ユーザーが調理、来客へのサービスをしている間に調理伝票を出しつづける。紙づまり検出手段がないオーダリングプリンタが紙づまりが発生してもユーザーは気がつかない場合が多く、そのまま放置されると記録紙が装置内に畳み込まれながら印字が止まらずにいくつかの伝票がオーダリングプリンタ内につまっていく。
【0008】
多くの場合、そうして印字された伝票は紙送りが不完全な状態で印字されながら記録紙を送ろうとするため、印字がつぶれてしまって伝票として使えないものになる。ユーザーにとっては、紙づまりを起こしたオーダリングプリンタから取り出した伝票は不用意なところで記録紙が切断されたり、印字がつぶれてしまったりしているため、どんな伝票を出そうとしていたのかわからない場合も多い。そのため、紙づまりを対処して、その後、伝票の再発行等を行なっている。あるいは、記録紙が装置深く巻き込んでしまったような場合はユーザーは処置ができずにオーダリングプリンタが使用できなくなる場合も想定できる。
【0009】
紙づまりの検出手段はこのような問題を防ぐ手段として有効である。しかしながら、従来の検出方法は搬送路に別途、センサやペーパーガイドを置く場合には、装置の小型化や検出精度の追い込みが難しく、誤動作のリスクもあった。記録紙の出口付近にセンサを設ける方法は記録紙が出口に残っている場合には記録紙が搬送され続けていることを判定できなかった。
【0010】
【議題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明のプリンタは、印字ヘッドと該印字ヘッドの駆動を制御する印字ヘッド通電制御部とからなり記録紙に印字を行う印字部と、固定刃と可動刃とからなるカッターと該可動刃を駆動するカッターモータと該カッターモータの駆動を制御するカッターモータ制御部とからなり印字された前記記録紙を所望の長さに切断する記録紙切断部と、前記記録紙を搬送するモータと該モータの駆動を制御する紙送りモータ制御部とからなり前記記録紙の紙送りを行う記録紙搬送部と、前記カッターモータに流れる電流値を検出することにより前記カッター近傍にて紙づまりを生じていないかを検出する紙づまり検出部と、前記印字ヘッド通電制御部と前記カッターモータ制御部と前記紙送りモータ制御部とを相互に制御するCPUと、からなることを特徴とするものである。
【0011】
また、本発明の紙づまり検出部は、前記記録紙の切断時に前記カッターモータに流れる電流値を検出する電流検出部と該電流検出部において検出した値に基づいて前記記録紙を切断したか否かを判断する紙無し判定部とを備え、前記紙送りモータ制御部の駆動制御により前記カッターまで前記記録紙を搬送しているにもかかわらず、前記紙無し判定部により前記記録紙を切断していないと判定された場合には、前記記録紙がカッターに到達していないと判断して紙づまりと判断することを特徴とするものである。
【0012】
より具体的には、以下のような構成および動作を特徴としている。即ち、本発明のプリンタは、伝票単位の紙切断を行なっている。一枚の伝票は印字による紙送りと紙切断の繰り返し動作になる。一般的にサーマルプリンタを使用したプリンタの記録紙の搬送路は図2に示すような構成を持ち、記録紙2aは印字ヘッド14とプラテンローラ2bによって印字されながら搬送され、紙切断を行なうカッター8があり、その後、出口に達する様になっている。
【0013】
本発明は、図5および図6において搬送路の一部であるカッター8が記録紙を切断する際に駆動系にかかる反力をカッターを駆動するモータ7の電流の振る舞いを電流検出部9によって検出し、紙無し判定部10により記録紙がカッターにあるかないか判定する。記録紙がカッターにないと判定した場合に、記録紙がカッターまでの搬送路まで到達できなかったと判断して、紙づまりと判定し、CPU1は、印字を停止して、表示部にその旨を表示してユーザーに示すものとする。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明に係るプリンタは、例えば、店舗等で使用するオーダリング装置の出力装置としてのプリンタもしくは伝票印字を行う小型POS用プリンタ等に適用可能である。
【0015】
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて詳細に説明する。図1は、店舗等で使用するオーダリング装置の出力装置として用いた場合の例を示す図である。図1のオーダリングシステムにおいて、ハンディターミナル1A1は、来客の席の注文を入力する端末である。ハンディターミナルは注文したオーダーデータをステーション1B1へ無線を使用して転送する。ステーションはLAN回線、HUB1Cを介してコントローラ1Dへ伝達する。コントローラ1Dは注文データの内容により、再び、LAN回線、HUB1C、ステーション1B2を介してプリンタ1Eに印字伝票データを送る。プリンタ1Eは印字データに基づいて伝票を印字する。以上が、オーダーの注文から伝票出力までのプロセスになる。
【0016】
本発明は、例えば、発熱抵抗素子を備えたサーマルヘッドを用いてサーマル紙に印字するサーマルプリンタ、及びインクをノズルから噴射して記録用紙に印字するインクジェット式プリンタ等のすべての印字方式のプリンタに適用可能なものであるが、説明が煩雑になることを避けるためにサーマルプリンタを例として以下説明する。
【0017】
図2は、本発明のプリンタの主要構成部分のみを抽出して示す模式的な構成図である。この図2に基づいて印字と紙切断について説明する。記録紙2aは印字ヘッド14、プラテンローラ2bに間に図2の右よりはさみこまれる。プラテンローラは反計回りに回転しながら印字ヘッド14字内容に応じて加熱され記録紙が印刷される。その後、記録紙は搬送方向に送られ、固定刃8a、可動刃8bの間を通り抜ける。記録紙2aを切断したい面まで記録紙が送られると紙送りが停止する。紙切断状態S21へ移行する。可動刃2bが固定刃2a方向に垂直に移動して記録紙をはさみこんで切断する。以上がプリンタの一連の印字動作になる。
【0018】
次に、本プリンタの伝票印字の基本的な動作フローについて図10を用いて説明する。後述するCPU(Computer Processing Unit:演算処理部)1は伝票印字の指令を受けると印字状態S1に入り、ヘッドを加熱しながら、紙送りを行う。伝票の印字内容により、余白の紙を出したい場合はヘッドは加熱されずに紙送りのみ行なわれる。記録紙の切断位置をカッターの刃の位置にあわせるように紙送りが行なわれ、そこで停止し、紙切断状態S21へ移行する。
【0019】
次に、紙切断状態S21のカッターの動作について説明する。まず、このカッターの構造を図8にて説明する。ギロチン構造を持った固定刃8aとモータによる駆動系により移動する可動刃8bをもっている。待機時には可動刃8bと固定刃8aは記録紙の搬送を邪魔しないよう十分な開き量をもって停止している。カッターモータ7はその回転力を伝達する歯車8cに伝達し、リンク機構8dにより可動刃8bを上下動させるように動作を変換する。固定刃8aと可動刃8bで記録紙を挟み込むことで記録紙が切断されていき、さらにモータが回り可動刃を十分開いた方向まで引き上げたところでモータが停止する。
【0020】
次に、本発明の紙切断時の記録紙の有無判定手段について説明する。前述したように、カッター8は図8のような構造を持ち、カッターモータ7の回転を可動刃8bを固定刃8aにカッターの移動方向8fに変換するリンク機構8dを持っている。カッター8は、プリンタの待機時に可動刃8bと固定刃8aを開いた場所に待機するように待機させる。カッターが紙切断時には徐々に可動刃8bが固定刃に近づいていき、記録紙を徐々に切断していく。可動刃8bが固定刃8aのかみ合わせ位置を超えると記録紙の切断が完了する。さらにカッターモータ7を回転させると可動刃8bは逆方向に移動を始め、可動刃8bと固定刃8aを最大付近で開いた場所に移動し停止する。
【0021】
本発明の紙切断時の紙づまり判定を取り入れた動作フローについて図11を用いて説明する。後述するCPU1は、伝票印字の指令を受けると印字状態S1に入り、ヘッドを加熱しながら、紙送りを行う。伝票の印字内容により、余白の紙を出したい場合はヘッドは加熱されずに紙送りのみ行なわれる。記録紙の切断位置をカッターの刃の位置にあわせるように紙送りが行なわれ、そこで停止し、紙切断状態S2へ移行する。
【0022】
次に、紙切断状態S22の具体的な動作について、本発明の構成図、図5、図6、図7を参照しながら説明する。CPU1は、紙切断時にカッターモータ制御部6にカッターモータ7を回転する指令信号6a1を送る。カッターモータ7は回転し、カッターの可動刃を固定刃方向に移動する。記録紙を切断後にさらにカッターモータ7が回転すると可動刃は方向を変えては固定刃を引き上げる。カッターモータ7の駆動電流6iは電流検出抵抗9Sを流れる。電流検出抵抗9Sの両端電圧を電流検出回路9により紙無し判定部10へデータを送る。紙無し判定部10は電流検出回路9のデータを処理して、記録紙がカッター8によって切断されているか否か判断する。
【0023】
カッターモータは、電圧駆動方式で一定の定電圧をかけることで駆動する。駆動指令信号6a1にカッターモータの回転指令が送られると駆動制御回路6aは駆動トランジスタのトランジスタ6b1および6b4がonし、カッターモータは回転を始める。
【0024】
図9は、駆動制御回路6aの駆動指令信号6a1とカッターモータの駆動電流6iとの関係を示す波形である。駆動指令信号6a1は、カッターモータの回転中は回転指令を出しており、例えば、カッターモータを止めるときは停止指令を出すものとし、回転指示のときにカッターモータは回り、停止指示で止まるものとすると、カッターモータの駆動電流は回転直後にモータの起動時の大きな負荷により、正方向にピーク電流8aが流れる。
【0025】
その後、カッターモータの回転軸に一定の負荷がかかった状態で回ると、カッターモータの電流は正方向に電流を維持しながら8d回り続ける。カッターモータを停止するため、停止指令信号が発生するとトランジスタ7aおよびトランジスタ7cをon, トランジスタ7b、トランジスタ7dがoffになり、カッターモータの駆動電流は、負方向にピーク値8eののち、カッターモータの駆動電流は0の状態となる。
【0026】
本発明では、カッターモータの回転時の負荷によりカッターモータの負荷電流が変化することを利用して、カッターが記録紙を切断しているか、空切りしているかを判定するようにする。記録紙がない場合8b1に比べて、記録紙があるとき8b2には可動刃の駆動負荷がかかるため、モータの回転期間に多くの電流を必要とする。
【0027】
図7において、カッターモータ7は回転時に駆動電流6iをカッターモータの駆動電流の検出抵抗9sに流す。駆動電流−電圧変換回路9bにより、検出抵抗9sの両端に発生する電圧をA/D変換器9bに出力する。カッターモータ7の駆動電流6iは、デジタル値9c=電流検出抵抗9s×駆動電流6iとして紙なし判定部10へデジタル値9cとして読み込まれる。
【0028】
しかしながら、カッターモータの駆動電流7iは起動−回転−停止までの期間においてさまざま変化するが、カッターモータの起動時、停止時のピーク電流は大きな値を持つ上に記録紙の有無に無関係のため、起動時、停止時のピーク電流をデジタル値として読み込む必要は無く、カッターが記録紙を切断している期間のみ電流を読み取るようにするようにしたほうが精度よくデータを取得できる。
【0029】
図12は、本発明の紙切断状態の動作フローを示すフロー図である。図12に示すフローにおいて、カッターの起動時、停止時にピーク電流の発生する期間を避けて記録紙が切断している最中の時間軸の期間のみCPU1は値をサンプリングするようにする。はじめにカッターモータ駆動回路6に回転指示信号を送る(S221)。カッターモータ7の回転直後にのピーク電流9aを避けるため、9taの期間待つ(S222)。9taの時間は可動刃が記録紙に届くまでの時間か記録紙を切り始める時間でよい。
【0030】
次に、A/D変換器のデジタル出力をサンプリングする(S223)。このサンプリング期間9tbは実機評価により、時間軸の期間を決めてもよい。以降、可動刃を元の位置に復帰するまでカッターモータを回転させる(S224)、カッターモータが最大に開いた付近で停止信号を送る(S225)。
【0031】
以上のようにして、再び動作フローを図11において、紙切断状態S22においてカッターモータの駆動電流をサンプリングする。プリンタは電流値の判定S3へ移行する。紙無し判定部10はサンプリングしたデジタル値により、カッターが空切りしているか、記録紙を切断しているか判定する。
【0032】
判定方法は、空切りしているときのサンプリング値と記録紙を切っているときのサンプリング値の間に敷居値をあらかじめ設けて於いて、閾値との比較により判断する。サンプリング値の数はいくつでも構わないものとする。判定処理はサンプリング値の最大値と閾値との比較でもよいし、サンプリング値を平均化したデータと閾値との比較でもよい。
【0033】
たとえば、サンプリングされた平均値と敷居値との比較判断は、(サンプリング値の総和/サンプリング数)>判定閾値、として上記判定結果が真である場合は紙あり、偽である場合は紙なしと判定する。
【0034】
この閾値を設定するにあたり、あらかじめプリンタはカッターの刃まで紙送りをして、記録紙を切断し、もう一度空切りすれば、記録紙がある場合と記録紙がない場合のモータ電流の代表値を得ることができる。それぞれの代表値の中間値を閾値として定めても良い。この行為によればカッターの駆動系の計時変化や、温度環境、モータ特性のばらつきによる記録紙がない場合の負荷変動によるデータの変動による影響を軽減できる。
【0035】
ステップS3の判定結果をCPU1は受け取り、紙づまりと判定した場合S4へ移行し、CPU1は表示部5に紙づまりのエラー表示を行う。この場合、続けて印字行為を行う事はない。ステップS3の判定結果が紙づまりでない場合には正常終了し、新たな印字データを待つことになる。
【0036】
【発明の効果】
本発明は、センサを設けず、既存の機構にモータの電流検出を設けるという簡易な仕組みで効果を得られるため、コスト低減、装置の小型化、安定した検出精度の確保に貢献する。紙づまりを早期に検出できることで装置深く記録紙が巻き込むことも事前に防ぐことができるので、ユーザーが容易く紙づまりを対処できる。調理の遅れも最小限に押さえることができる。結果、ユーザーの手間の省力化、店舗の調理遅れの短縮にも貢献する。
【0037】
また、本発明は、オーダリング装置に用いるプリンタの例をもって説明しているが、サーマルプリンタを使用する機器に広く使用することもできる。小型POS等のような小型機器に本発明を適用すれば、従来は紙づまりのセンサを搬送路に入れ込む必要があり装置の小型化に不利であったが、本発明はセンサを用いないため、新たにそのスペースを確保する必要が無いため、装置の小型化に貢献する。
【0038】
本発明は小型プリンタに広く使用することができる。インクジェット、インクリボン等を用いたプリンタでもカッターモータで駆動されるカッター備えた装置であればこれを適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】オーダリング装置の全体構成を示すシステム構成図。
【図2】本発明のプリンタの主要構成部分を示す模式的な構成図。
【図3】従来の紙づまり検出手段を説明する説明図。
【図4】従来の紙づまり検出手段を説明する説明図。
【図5】本発明のプリンタの構成を示す構成図。
【図6】本発明の紙づまり検出手段のブロック図。
【図7】本発明の紙づまり検出手段の具体的な回路ブロック図。
【図8】本発明のカッターの構造を示す構造図。
【図9】駆動制御回路の指令信号とモータの駆動電流波形を説明する説明図。
【図10】本発明のプリンタの基本的な動作フローを示すフロー図。
【図11】本発明のプリンタ印字の動作フローを示すフロー図。
【図12】本発明のプリンタの紙切断状態の動作フローを示すフロー図。
【符号の説明】
1 CPU
6 カッターモータ制御部
6a 駆動制御回路
6b1〜6b 4駆動トランジスタ
6i カッターモータを流れる電流
7 カッターモータ
8 カッター
8a 固定刃
8b 可動刃
8c カッターモータの回転力を伝達する歯車
8d 動刃に回転動作を上下動作に変換するリンク機構
8e 記録紙が入る搬送路
8f 可動刃の動作する方向
8g 歯車の回転する方向
8h リンク機構の支点
9 電流検出回路
9a バッファ回路
9 A/D変換器
9s モータ電流検出用抵抗
10 紙なし判定部
Claims (6)
- 印字ヘッドと該印字ヘッドの駆動を制御する印字ヘッド通電制御部とからなり記録紙に印字を行う印字部と、固定刃と可動刃とからなるカッターと該可動刃を駆動するカッターモータと該カッターモータの駆動を制御するカッターモータ制御部とからなり印字された前記記録紙を所望の長さに切断する記録紙切断部と、前記記録紙を搬送するモータと該モータの駆動を制御する紙送りモータ制御部とからなり前記記録紙の紙送りを行う記録紙搬送部と、前記カッターモータに流れる電流値を検出することにより前記カッター近傍にて紙づまりを生じていないかを検出する紙づまり検出部と、前記印字ヘッド通電制御部と前記カッターモータ制御部と前記紙送りモータ制御部とを相互に制御するCPUと、を有し、
前記紙づまり検出部は、前記記録紙の切断時に前記カッターモータに流れる電流値を検出する電流検出部と該電流検出部において検出した値に基づいて前記記録紙を切断したか否かを判断する紙無し判定部とを備え、前記紙送りモータ制御部の駆動制御により前記カッターまで前記記録紙を搬送しているにもかかわらず、前記紙無し判定部により前記記録紙を切断していないと判定された場合には、前記記録紙がカッターに到達していないと判断して紙づまりと判断することを特徴とするプリンタ。 - 前記紙無し判定部は、前記電流検出部において検出したアナログ電流値をアナログ/デジタル変換を行ってデジタル値に変換して演算を行い、該演算により求められた値に基づいて前記記録紙を切断したか否かを判断することを特徴とする請求項1に記載のプリンタ。
- 前記CPUは、前記紙づまり検出部からの判断結果に基づいて、印字を停止するように前記印字ヘッド通電制御部と前記カッターモータ制御部と前記紙送りモータ制御部とを制御するとともに、設けられた表示部に紙づまりの旨を表示するように表示制御することを特徴とする請求項1または2に記載のプリンタ。
- 送られてきた記録紙を所望の長さに切断する記録紙切断部を備えるプリンタであって、
前記記録紙切断部は、固定刃と可動刃とからなるカッターと、前記可動刃を駆動するカッターモータと、前記カッターモータの駆動電流を検出する電流検出部と、を有し、
前記記録紙を切断するかしないかの負荷の違いによる前記カッターモータの前記駆動電流の違いに基づき、前記負荷が小さく前記駆動電流が所定の値より小さい場合に、前記記録紙が前記記録紙切断部に到達しておらず紙づまりであると判断することを特徴とするプリンタ。 - 送られてきた記録紙を所望の長さに切断する記録紙切断部を備えるプリンタであって、
前記記録紙切断部は、固定刃と可動刃とからなるカッターと、前記可動刃を駆動するカッターモータと、前記カッターモータの駆動電流を検出する電流検出部と、を有し、
前記記録紙を切断するかしないかの負荷の違いによる前記カッターモータの前記駆動電流の違いに基づき、前記負荷が小さく前記駆動電流が所定の値より小さい場合に異常と判断することを特徴とするプリンタ。 - 客からの注文が入力され、オーダーデータとして無線転送する注文入力端末と、
前記注文入力端末から送信される前記オーダーデータが、ステーションを介して伝達されるコントローラと、
前記コントローラから前記ステーションを介して送信される印字データを受信し出力するプリンタと、
を備えるオーダリングシステムであって、
前記プリンタは、請求項1乃至5のいずれか1項に記載のプリンタであることを特徴とするオーダリングシステム。
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