JP4051455B2 - コンバインの排出装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、大豆、小豆、米、麦、蕎麦等の穀粒を一時貯留するグレンタンクの穀粒排出装置に係るものである。
【0002】
【従来技術】
従来公知の、実開平2−116935号公報には、機体フレームの下方に設けた走行装置と、機体フレームの前側に設けた刈取部と、機体フレームの上方位置に設けたグレンタンクと、該グレンタンク内の穀粒を排出する穀粒排出装置とを有し、該穀粒排出装置は、先端に穀物排出口を有しエンジンからの送風により穀粒を搬送する排出用筒部材の中間部をグレンタンクに接続した構成について記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記公知例は、グレンタンクの下部に排出用筒部材を単に接続しているので、タンク内の穀粒が円滑に流下しないという課題がある。
また、グレンタンクの下部に排出部を設けているので、タンクの容積が小さいという課題もある。
また、排出用筒部材に穀粒が詰まるという課題がある。
【0004】
【発明の目的】
搬送穀粒の損傷の減少および穀粒汚染の回避、穀粒搬送の確実化・円滑化、メンテナンスの容易化、穀粒排出の円滑化・確実化、作業の容易化、作業効率の向上。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、走行装置7の左右一側上方位置に脱穀装置2を、左右他側上方位置にグレンタンク3とを夫々設け、該グレンタンク3には該タンク3内の穀粒を排出する穀粒排出装置13を設け、該穀粒排出装置13は、先端に穀物排出口16を有し送風機15からの高圧空気により穀粒を搬送する排出用筒部材14の中間部をグレンタンク3の穀粒を排出する排出部12に接続して構成し、前記排出部12は、前記グレンタンク3の穀粒を排出するドラム66および回転翼68を有する排出繰出機構65を有して構成し、前記ドラム66の上部開口部52に臨む前記回転翼68の回転上昇側の内周部分に内側に突き出る抵抗突起77を設け、前記各回転翼68は弾性部材により基部側が回動変形するように構成し、前記排出繰出機構65の上部には開閉シャッター87を設け、開閉シャッター87は、送風機15と排出部12の間の圧力検出センサ88または送風機15の回転センサ90により、排出用筒部材14の所定以下の圧力または所定以下の回転数のとき開かないように構成すると共に、前記開閉シャッター87は前記送風機15と前記排出部12の間に設けた温度検出センサ91により温度が所定以上になると閉じるように構成したコンバインとしたものである。
【0006】
【実施例】
本発明の実施例を図面により説明すると、1は大豆、小豆、米、麦、蕎麦等の穀物を刈取り脱穀するコンバインの機体フレームであり、2は前記機体フレーム1の上方位置に設けた脱穀装置、3は前記脱穀装置2の側部に設けたグレンタンク、4は前記グレンタンク3の前側に空間を置いて設けた操縦席、7は前記機体フレーム1の下方に設けた走行装置、8は前記脱穀装置2および前記操縦席4の前側に位置する刈取部である。
前記グレンタンク3には、前記脱穀装置2内に設けた一番コンベアの終端部に接続した穀物供給用揚穀装置10の上部を接続し、前記一番コンベアにより取出された穀物を貯留する。グレンタンク3の下部は、下方に至るに従い細く(狭く)なる漏斗部11に形成し、漏斗部11の下部にはグレンタンク3内の穀粒を排出する排出部12を設ける。排出部12には穀粒排出装置13の一部を構成する排出用筒部材14の中間部を接続する。
即ち、穀粒排出装置13は、排出用筒部材14の一端に圧縮空気(高圧空気、圧搾空気)を送風する送風機15を接続し、他端に穀物排出口16を形成し、中間部をグレンタンク3の排出部12に接続し、前記穀物排出口16が縦軸旋回および上下するように構成する。
【0007】
本実施例では、排出用筒部材14の基部側筒部17の基部に前記送風機15を接続し、基部側筒部17の先端は前記排出部12の上手側に接続し、排出部12の下手側には排出用筒部材14の中間筒部18の基部を接続し、中間筒部18の先端はグレンタンク3より突出させ、中間筒部18には上方に起立する縦排出筒部19を接続し、該縦排出筒部19に続いて横排出筒部20を設け、横排出筒部20の先端に前記穀物排出口16を形成している。本実施例では、縦排出筒部19と横排出筒部20を一体形成しているが、別体でもよい。
また、前記グレンタンク3の漏斗部11の後側には接続筒26を設け、接続筒26には下部縦軸27を介してL型状の下部メタル28を取付け、下部メタル28は前記機体フレーム1側に固定し、下部メタル28の上部には穀粒排出装置13の一部を構成する縦回転筒29を下部メタル28に対してモータ、シリンダ等の旋回用駆動源30により回転自在に取付ける。縦回転筒29の上部には取付部材31の基部をモータ、シリンダ等の上下用駆動源32により上下回動自在に取付け、取付部材31の先端側には支持横フレーム33を取付ける。
そして、前記排出用筒部材14の中間筒部18は接続筒26から下部メタル28内に挿入し、中間筒部18に続く縦排出筒部19は縦回転筒29内を通して縦回転筒29の上端開口部より露出させ、縦排出筒部19に続く横排出筒部20を支持横フレーム33の側部に添わせて係止部材35により係止している。
【0008】
しかして、前記排出用筒部材14は、その材質は任意であるが、一部または全部を変形可能な可撓性部材により形成し、少なくとも、縦回転筒29の上端開口部から突出する縦排出筒部19と横排出筒部20のうち支持横フレーム33の基部に係止した係止部分との間は変形可能な可撓性部材により形成すると、排出用筒部材14の縦排出筒部19に対して横排出筒部20の旋回を円滑にする。また、それ以外の部分は、合成樹脂あるいは金属等の剛体によって構成してもよく、例えば、縦排出筒部19を金属筒により形成すると、縦回転筒29を省略できる。
また、排出用筒部材14の基部側筒部17および中間筒部18も伸縮自在で変形自在に構成すると、グレンタンク3のオープンに際して、着脱することがなく、オープン作業を容易にして、好適である。
また、排出用筒部材14の一部または全部は内部を目視可能な透明部材(半透明等を含み目視可能であればよい)により形成すると、メンテナンスを容易にして、好適である。特に、排出用筒部材14の横排出筒部20は支持横フレーム33の側部に添わせて係止部材35により係止して殆ど露出させているので、操縦席4から見ることができて、詰まりに対して素早く対応できる。
【0009】
しかして、前記グレンタンク3は前記下部縦軸27および該下部縦軸27と同心の機体側の任意の固定部に設けた上部縦軸を中心に機体側に対して側方に回動するように取付ける。
しかして、前記排出部12は、排出用筒部材14からの高圧空気に穀粒を合流させるフィーダ40を、グレンタンク3の下部に着脱自在に設ける。フィーダ40は、本体41の送風方向上手側に上手側接続筒部42を設け、上手側接続筒部42に前記基部側筒部17の終端を接続し、本体41の送風方向下手側にスロート43を設け、スロート43に中間筒部18の始端を接続する。
前記上手側接続筒部42には先端がスロート43の空気排出口44近傍に臨み、先端に至るに従い小径となるノズル45を設けて構成する。
スロート43は前記空気排出口44を小径に形成し、下手側に至るに従い大径となるように形成し、また、本体41に対して着脱自在に構成すると、メンテナンスが容易であり、好適である。また、前記ノズル45は本体41に対して軸心方向に移動可能に構成し、ノズル45の先端位置を穀物の種類(例えば、米と大豆)や、含水率によって移動調節すると共に、本体41に対して着脱自在に構成すると、使用範囲を広げ、また、メンテナンスが容易となって好適である。
【0010】
また、前記ノズル45は、その先端空気流出口46の径を大小に変更調節可能(例えば、一例として、米より大豆の場合は先端空気流出口46の径を小径)に構成すると、一層、穀物の種類や、含水率に関わらず、排出が円滑に行える。実施例では、複数の絞り羽根47の基部をノズル本体48の外周に回動自在に夫々が重合するように軸着し、各絞り羽根47の先端に調節用リング49を嵌合させ、調節用リング49には調節用軸50の先端に取付け、調節用軸50の基部を本体41より外部に突出させ、調節用軸50の基部には回動自在の調節アーム51に取付ける。先端空気流出口46は、調節用軸50を上手側に引くとノズル本体48が上手側に移動して小径となり、反対に、調節用軸50を下手側に押すとノズル本体48が下手側に移動し、各絞り羽根47の先端の規制を解除し、送風されると風圧により大径となる。したがって、前記移動ノズル45と組合せると、種々の調節が可能となる。
しかして、前記フィーダ40の本体41の上部開口部52は、グレンタンク3の下部の漏斗部11の下部に臨ませ、前記上部開口部52の上方には空気噴出口53を設ける。空気噴出口53には前記排出用筒部材14の所定部分に接続した接続パイプ54を接続し、接続パイプ54を介して空気噴出口53よりグレンタンク3内に送風し、穀粒のフィーダ40への流下を円滑にさせる。即ち、上部開口部52の上方にはグレンタンク3内にある穀粒の重量が荷重となって圧力が掛かるが、空気噴出口53よりグレンタンク3内に横方向または吹き上げるように送風すると、穀粒を攪拌して流下穀粒の荷重圧力を減少させるので、この部分での詰まりを防止して、上部開口部52の上方から本体41内への穀粒の流入が良好になる。したがって、上部開口部52付近の送風は、穀粒を円滑にフィーダ40に供給する供給手段55の一例となる。
【0011】
図7の実施例では、漏斗部11と基部側筒部17および中間筒部18の夫々とを前記接続パイプ54により接続しているが、この接続方法は任意である。
しかして、前記供給手段55の他の実施例を示すと、上部開口部52に縦軸螺旋56を設け、縦軸螺旋56の中心軸57の上部はギヤボックス58に軸装し、ギヤボックス58の前後側には取付杆59を夫々設け、取付杆59によりグレンタンク3内に取付ける。取付杆59の一方には二重軸のように回転軸60を挿通させて設け、回転軸60の回転をギヤボックス58内にて中心軸57に伝達する。また、ギヤボックス58には下向き筒61の上部を取付け、下向き筒61の下部は前記縦軸螺旋56の上部の周囲を包囲する。回転軸60には、縦螺旋モータ62の正逆回転を伝達し、縦軸螺旋56は穀粒を強制上昇あるいは強制下降させる。
縦軸螺旋56の回転方向は、穀粒の種類、性状等の条件によって適宜選択するが、一例を示すと、穀粒の含水率の相違から生じる湿り具合で、湿った穀粒の場合は穀粒どうしが付着しやすいので、上方送り回転とすると、穀粒が拡散されてその密度が低くなって、流下が円滑になり、反対に、乾燥穀粒あるいは穀粒量が少ないとき、下方送り回転とすると、排出速度を早くできる。
しかして、前記排出用筒部材14の所定位置には加圧用接続パイプ63の一端を接続し、加圧用接続パイプ63の他端はグレンタンク3内に開口させる(図8)。即ち、フィーダ40内は高圧空気が流れているので、グレンタンク3内とフィーダ40内では圧力差が生じ、これが障害となって穀粒が流下しにくいとき、排出部12の上部のグレンタンク3内を加圧する。この場合、前記加圧用接続パイプ63と排出用筒部材14との接続部分には切替バルブ64を設け、切替自在とすると、グレンタンク3内の加圧の有無を選択でき、作業性および操作性を向上させる。
【0012】
しかして、前記グレンタンク3の下部に略一定量ずつ排出する排出繰出機構65を設け、排出繰出機構65の下部に前記フィーダ40を設け、該フィーダ40に前記排出用筒部材14を接続して排出部12を構成しても良い。
排出繰出機構65は、内周面が円形のドラム66の中心に横回転軸67により放射方向に突き出てドラム66の内周に摺接する回転翼68を横回転軸67の回転方向に所定間隔を置いて複数設け、各回転翼68の間に穀粒を下方の落下口69まで案内する流入室70を形成する。前記ドラム66はその上部の上部開口部52を前記漏斗部11の下部に臨ませ、前記落下口69を前記フィーダ40の上部に開口させて構成する。
前記ドラム66より突出する横回転軸67には歯車(図示省略)を設け、該歯車には排出用モータ71の歯車(図示省略)との間にチエン72を掛け回す。
このフィーダ40は、本体41の上手側接続筒部42側の内面に下方に至るに従いスロート43に近づく上手側傾斜面73に形成し、上手側傾斜面73には前記上手側接続筒部42と連通する空気流入口74を開口させており、前記上手側傾斜面73の下縁には、空気流入口74の下縁を過ぎて下方に向かってスロート43側に低く傾斜する凹部75を連続形成し、凹部75はその中間部より前記スロート43に近づくに従い高くなる傾斜面に形成している。
【0013】
しかして、前記排出繰出機構65は、前記ドラム66をグレンタンク3の漏斗部11の下部にボルト等により着脱自在に取付け、ドラム66の下部に前記フィーダ40の上部をボルト等により着脱自在に取付ける。したがって、前記のようにグレンタンク3を外側回動させると、排出部12のメンテナンスを容易にできる。即ち、排出繰出機構65はグレンタンク3の漏斗部11に取付けているので、グレンタンク3と共にオープンし、メンテナンスを容易にする。
しかして、前記排出用モータ71はインバーターモータ等の可変速モータにより回転変更可能に構成し、回転変更することによりフィーダ40への落下量を変更可能に構成する。
また、前記上部開口部52は、横回転軸67の上方より前側に位置させ、下降回転を開始する前記流入室70の上方に臨ませる(図10、11)。
また、上部開口部52を前側に移動させて前記ドラム66を前記漏斗部11の下方に位置させると共に、その径を図12の仮想線のように大径にすると、各流入室70の容積が拡大して、排出効率を向上させる。
また、前記回転翼68とドラム66の内周との間に隙間を設け、各回転翼68の先端(ドラム66内周側)には摺接体76の基部を取付け、摺接体76の先端をドラム66の内周に摺接させる。なお、図14では、摺接体76はブラシ状に形成しているが、板状の弾性部材により形成しても良く、穀粒の大きさや性状によって交換して選択使用可能にすると、作業性を向上させ、好適である。
【0014】
また、前記実施例のような任意構成の排出部12をグレンタンク3の下部に複数並設すると、排出効率を向上させる(図15)。実施例では、前後に排出繰出機構65およびフィーダ40を並設し、各上部開口部52を各漏斗部11の略真下に開口させ、一個の排出用モータ71により夫々互いに逆回転させてフィーダ40に穀粒を流下させている。
しかして、前記排出繰出機構65は、ドラム66の内周の前記上部開口部52に臨む部分に横回転軸67に向けて内側に突き出る抵抗突起77を設け(図17)、前記各回転翼68は弾性部材により基部側が回動変形するように構成し、抵抗突起77に当接すると、各回転翼68の先端の移動を所定時間遅らせ、抵抗突起77を通過すると弾性復帰するように構成する。即ち、流入室70の開口部が上部開口部52に臨んだときその面積を大きくして、穀粒流入量を増加させ、排出効率を向上させたものである。
しかして、前記ドラム66には空気吹出口78を開口させ(図20)、空気吹出口78には一端を前記排出用筒部材14側に接続した接続パイプ79の他端を接続する。前記空気吹出口78は、落下口69の排出位置に臨む流入室70内に圧風を吹き込むように開口させ、流入室70内の穀粒の排出を迅速にしている。なお、前記回転翼68の側部に側板80を設けている場合には(図21)、各流入室70の側板80の夫々に連通口81を設け、各連通口81が空気吹出口78に合致したとき送風されるようにする。
【0015】
しかして、前記排出繰出機構65およびフィーダ40を有する排出部12では、前記排出繰出機構65の横回転軸67の軸心方向が縦になるようにして、排出繰出機構65を横向きに配置すると、全体の高さを低くでき、グレンタンク3の容量を大きくできて、好適である。この場合、ドラム66の開口部52は平面視グレンタンク3の略中央に設け、ドラム66の脱穀装置2側に開口部52を開口させ、反脱穀装置2側にフィーダ40を設けている。
しかして、排出用筒部材14の基部側筒部17の中間部には、送風方向切替え装置82を設け(図26)、送風方向切替え装置82に接続した接続パイプ83には送風ノズル84を接続し、送風ノズル84に設けた複数の噴出孔(図示省略)をグレンタンク3内に開口させる。前記送風方向切替え装置82は排出作業中は、排出部12に送風して穀粒を穀物排出口16に搬送するが、非作業中は、グレンタンク3内に送風させる。送風方向切替え装置82の構成は送風方向を択一的に切替えればよく、図27により一例を示すと、接続パイプ83と基部側筒部17とを並設し、両者の開口部に切替えシャッター85を設け、該切替えシャッター85の開口部85aを手動操作または駆動部(ソレノイド)86により接続パイプ83と基部側筒部17との何れかに合致するように切替える。
【0016】
しかして、前記排出部12の上部には開閉シャッター87を設け(図28)、開閉シャッター87は手動操作または駆動部により開閉自在に構成し、また、送風機15と排出部12の間の基部側筒部17には該基部側筒部17内の圧力を検出する圧力検出センサ88を設け、圧力検出センサ88により圧力が所定以上になるまで、開閉シャッター87を開かないように構成する。実施例では、前記開閉シャッター87と操縦席4の操作レバー89を連結し、操作レバー89を手動操作すると開閉シャッター87を開くようにすると共に、操作レバー89にモータ等の駆動部(図示省略)を設け、所定以上になるまで、操作をロックすると共に、自動的に開くようにしている。
また、前記圧力検出センサ88に変えて前記送風機15の回転を検出する回転センサ90を設け、回転数が所定以上になるまで、開閉シャッター87を開かないように構成してもよい。
また、送風機15と排出部12の間の基部側筒部17には、温度検出センサ91を設け、温度が所定以上になると、開閉シャッター87を閉じるように構成する。また、前記圧力検出センサ88により圧力が所定以上になったときには、開閉シャッター87を閉じる(全閉、半閉)ように構成してもよい。開閉シャッター87を閉じる場合、警告音を発すると、作業者は、作業状態の把握を容易にして、好適である。
【0017】
しかして、排出用筒部材14の基部側筒部17の中間部に設けた送風方向切替え装置82には、グレンタンク3への送風に変えて、送風方向切替え装置82に接続した接続パイプ83を刈取部8から脱穀装置2へ穀稈を搬送する搬送装置92に接続し、搬送装置92内の塵埃を排出するように構成する(図30)。即ち、搬送装置92は刈取部8と脱穀装置2との間にケース93を設け、ケース93内に搬送装置(図示省略)を設けて構成し、ケース93の上面に開口部94aを設け、開口部94aの上方はフード94により包囲し、フード94に前記接続パイプ83を接続して、ケース93内に送風する。フード94に対応するケース93の下面には排塵口95を設け、排塵口95には穀粒は通さないが泥や塵埃を通すネット96を設け、フード94からの送風により塵埃を排塵口95より排出させる。
しかして、前記縦回転筒29には別途移動縦回転筒97を伸縮自在に重合させ、縦回転筒29と移動縦回転筒97の間には上下伸縮用シリンダ98を設ける。前記取付部材31は移動縦回転筒97の上部に取付け、上下伸縮用シリンダ98の伸縮により取付部材31が上下して穀物排出口16が上下する。図32は移動縦回転筒97を縦回転筒29の外側に嵌合させた実施例であり、図33は移動縦回転筒97を縦回転筒29の内側に嵌合させた実施例である。
しかして、前記排出用筒部材14の横排出筒部20を剛性を有する金属製筒部材99により形成するか、または、横排出筒部20に剛性を有する金属製筒部材99を接続し、該金属製筒部材99は前後に分割形成し、基部側筒100に対して先端筒部101を伸縮自在に取付ける。102は横伸縮用シリンダである。
【0018】
(作用)
次に前記構成に基づく作用を述べる。
操縦席4に着座して機体を前進させ、分草体により穀稈を分草し、分草した穀稈をリールで掻込み刈刃により刈取り、刈取った穀稈を脱穀装置2へ供給して脱穀して風選し、一番物は一番コンベアにより取出され、穀物供給用揚穀装置により脱穀装置2の側部に設けたグレンタンク3に貯留する。この場合、搬送装置92のケース93の上面の開口部(図示省略)の上方に排出用筒部材14と接続したフード94を設け、ケース93の下面には排塵口95を設けているから、フード94からの送風で泥や塵埃を排塵口95のネット96から排出する。したがって、搬送中の穀粒の汚染程度を減少させる。
しかして、グレンタンク3の排出部12には、圧縮空気を送風する送風機15を接続した排出用筒部材14の中間部を接続し、排出部12の搬送下手側の排出用筒部材14に設けた穀物排出口16が縦軸旋回および上下するように構成した穀粒排出装置13を設けているから、グレンタンク3内に穀物が一杯になると、機体を圃場近傍に待機させたトラックの近傍にまで走行させ、穀物排出口16を前記トラックのタンク上方に位置させる。
【0019】
この場合、穀物排出口16は上下および旋回自在であるから、トラックのタンクとの位置合わせを容易にする。また、穀物排出口16は上下および旋回自在であるから、トラックのタンクに一々係止する必要がなく、排出作業を容易にする。
しかして、排出部12は、グレンタンク3の下部に高圧空気に穀粒を合流させるフィーダ40を設け、フィーダ40は本体41とスロート43とノズル45により構成し、ノズル45は本体41に対して軸心方向に移動可能に構成しているから、ノズル45の先端位置を移動調節することにより穀物の種類(例えば、米と大豆)や含水率等の諸条件に対応して最適な状態で排出作業を行う。したがって、排出効率が向上する。また、ノズル45は本体41に対して着脱自在に構成しているから、交換することにより、使用範囲を広げ、また、メンテナンスが容易となって好適である。
また、ノズル45の先端空気流出口46は、その径を大小に変更調節可能に構成しているから、一層、穀物の種類(例えば、米と大豆)や、含水率に関わらず、排出が円滑に行える。
しかして、排出部12の上部開口部52は、グレンタンク3の下部の漏斗部11の下部に臨ませ、上部開口部52には供給手段55を設けているから、供給手段55によりグレンタンク3内の穀粒は排出部12に円滑に排出される。
【0020】
この場合、供給手段55は、上部開口部52の上方には空気噴出口53を設け、空気噴出口53には前記排出用筒部材14の所定部分に接続した接続パイプ54を接続しているから、接続パイプ54を介して空気噴出口53よりグレンタンク3内に送風して穀粒を拡散させ、上部開口部52の上方に掛かる穀粒の荷重を分散してフィーダ40への流下を円滑にさせて排出させる。この場合、供給手段55は、接続パイプ54により排出用筒部材14と接続するだけであるから、簡単に構成できる。
また、前記供給手段55は、排出部12の上部開口部52に縦軸螺旋56の下部を臨ませて構成すると、縦螺旋モータ62は回転軸60を回転させ、回転軸60の回転をギヤボックス58を介して縦軸螺旋56の中心軸57に伝達し、これにより縦軸螺旋56を回転させるから、縦軸螺旋56の回転により穀粒は拡散されて詰まりを防止しつつ排出部12に円滑に供給する。
この場合、縦軸螺旋56の回転方向を、穀粒の種類、性状等の条件によって正逆の回転方向を設定し、また、回転数を変更すると、最適な状態で供給手段55を作動させる。
【0021】
即ち、ある種の湿った穀粒の場合では穀粒どうしが付着しやすいので、上方送り回転とすると、攪拌されて穀粒の密度が低くなって、流下が円滑になり、また、乾燥穀粒あるいは穀粒量が少ないとき、下方送り回転とすると、排出速度を早くできる。
しかして、前記排出用筒部材14の所定位置には加圧用接続パイプ63の一端を接続し、加圧用接続パイプ63の他端はグレンタンク3内に開口させているから、本体41内の圧力とグレンタンク3内との圧力差が減少するので、縦軸螺旋56による供給が一層円滑になる。
また、加圧用接続パイプ63と排出用筒部材14との接続部分には切替バルブ64を設けているから、グレンタンク3内の加圧の有無を選択でき、作業性および操作性を向上させる。
しかして、前記グレンタンク3の下部に略一定量ずつ排出する排出繰出機構65を設け、排出繰出機構65の下部に前記フィーダ40を設け、該フィーダ40に前記排出用筒部材14を接続して排出部12を構成した場合、排出繰出機構65の排出用モータ71はインバーターモータ等の可変速モータにより回転変更可能に構成しているから、回転変更することによりフィーダ40への落下量を変更可能になって、排出効率を向上させる。
【0022】
また、前記上部開口部52は、横回転軸67の上方より前側に位置させ、下降回転を開始する前記流入室70の上方に臨ませているから、穀粒は重力による落下方向が流入室70の回転方向に一致し、各流入室70に穀粒が円滑に流入する。
また、上部開口部52を前側に移動させて前記ドラム66を前記漏斗部11の下方に位置させると共に、その径を図12の仮想線のように大径にしているから、各流入室70の容積を拡大して、排出効率を向上させる。
また、前記回転翼68とドラム66の内周との間に隙間を設け、各回転翼68の先端(ドラム66内周側)には摺接体76の基部を取付け、摺接体76の先端をドラム66の内周に摺接させているから、穀粒が回転翼68とドラム66の内周との間に挟まれるのを防止し、穀粒を損傷させずに排出できる。
また、前記実施例のような任意構成の排出部12をグレンタンク3の下部に複数設けているから、排出効率を向上させる。この場合、前後に排出繰出機構65およびフィーダ40を並設し、各上部開口部52を各漏斗部11の略真下に開口させているから、一個の排出用モータ71により夫々互いに逆回転させてフィーダ40に穀粒を流下させ、部品点数を少なくして、好適である。
しかして、前記排出繰出機構65は、ドラム66の内周の前記上部開口部52に臨む部分に横回転軸67に向けて内側に突き出る抵抗突起77を設け、前記各回転翼68は弾性部材により基部側が回動変形するように構成しているから、各回転翼68の先端が抵抗突起77に当接すると、各回転翼68の先端の移動を所定時間遅らせる。したがって、先行の回転翼68との間の開口部が広がるので、各流入室70に穀粒が多く入り、排出効率を向上させる。
【0023】
しかして、ドラム66には、落下口69に臨む流入室70内に圧風を吹き込むように空気吹出口78を開口させているから、流入室70内の穀粒は排出位置に至ると送風によっても排出され、排出精度を向上させる。
しかして、前記排出繰出機構65およびフィーダ40を有する排出部12では、前記排出繰出機構65の横回転軸67の軸心方向が縦になるようにして、排出繰出機構65を横向きに配置しているから、グレンタンク3の略中央にあるドラム66の開口部52にグレンタンク3内の穀粒は誘導されて、ドラム66内に入り、各回転翼68の縦軸回転により反脱穀装置2側のフィーダ40に横搬送され、フィーダ40で高圧空気と合流して穀物排出口16に搬送される。したがって、排出繰出機構65を横向きにしているので、全体の高さを低くでき、グレンタンク3の容量を大きくできて、好適である。
しかして、排出用筒部材14の基部側筒部17の中間部には、送風方向切替え装置82を設け、送風方向切替え装置82により排出部12への流路とグレンタンク3内の送風ノズル84への流路とに切替自在であるから、排出作業中は、排出部12に送風して穀粒を穀物排出口16に搬送し、非作業中は、グレンタンク3内に送風させて、グレンタンク3内の穀粒を乾燥させる。即ち、排出用筒部材14の送風は、高圧空気であるから、70度程度に熱くなっており、グレンタンク3内の穀粒を乾燥させる。また、グレンタンク3内への送風は、送風機15を停止させれば、止めることができ、穀粒の性状によって選択使用でき、作業性を向上させる。
【0024】
しかして、前記排出部12の上部には開閉シャッター87を設け、送風機15と排出部12の間の基部側筒部17には該基部側筒部17内の圧力を検出する圧力検出センサ88を設け、圧力検出センサ88により圧力が所定以上になるまで、開閉シャッター87を開かないように構成しているから、排出用筒部材14内の搬送圧力が低いうちに穀粒が供給されるのを防止し、その結果詰まりを防止する。
また、実施例では、開閉シャッター87と操縦席4の操作レバー89を連結し、操作レバー89を手動操作すると開閉シャッター87を開くようにすると共に、操作レバー89にモータ等の駆動部(図示省略)を設け、所定以上になるまで、操作をロックすると共に、自動的に開くようにしているから、操作性を向上させる。
また、前記圧力検出センサ88に変えて前記送風機15の回転を検出する回転センサ90を設け、回転数が所定以上になるまで、開閉シャッター87を開かないように構成しているから、詰まりを防止する。
また、送風機15と排出部12の間の基部側筒部17には、温度検出センサ91を設け、温度が所定以上になると、開閉シャッター87を閉じるように構成しているから、詰まりを防止する。また、前記圧力検出センサ88により圧力が所定以上になったときには、開閉シャッター87を閉じる(全閉、半閉)ように構成しているから、詰まりを防止する。また、開閉シャッター87を閉じる場合、警報音を発すると、操作性を向上させ、好適である。また、開閉シャッター87を閉じた後も送風を続行させると、詰まりの解消に役に立ち、その後、圧力検出センサ88により圧力の低下を検出すれば、開閉シャッター87を自動的に開くようにしてもよい。
【0025】
しかして、前記縦回転筒29には別途移動縦回転筒97を伸縮自在に重合させ、縦回転筒29と移動縦回転筒97の間には上下伸縮用シリンダ98を設けているから、上下伸縮用シリンダ98の伸縮により取付部材31が上下して穀物排出口16を上下させる(最高最低高さ位置を上下させる)。
しかして、前記排出用筒部材14の横排出筒部20を剛性を有する金属製筒部材99により形成するか、または、横排出筒部20に剛性を有する金属製筒部材99を接続し、該金属製筒部材99は前後に分割形成し、基部側筒基部側筒100に対して先端筒部先端筒部101を伸縮自在に取付けているから、排出作業を容易にし、また、格納スペースを小さくする。
【0026】
【効果】
本発明は、走行装置7の左右一側上方位置に脱穀装置2を、左右他側上方位置にグレンタンク3とを夫々設け、該グレンタンク3には該タンク3内の穀粒を排出する穀粒排出装置13を設け、該穀粒排出装置13は、先端に穀物排出口16を有し送風機15からの高圧空気により穀粒を搬送する排出用筒部材14の中間部をグレンタンク3の穀粒を排出する排出部12に接続して構成し、前記排出部12は、前記グレンタンク3の穀粒を排出するドラム66および回転翼68を有する排出繰出機構65を有して構成し、前記ドラム66の上部開口部52に臨む前記回転翼68の回転上昇側の内周部分に内側に突き出る抵抗突起77を設け、前記各回転翼68は弾性部材により基部側が回動変形するように構成し、前記排出繰出機構65の上部には開閉シャッター87を設け、開閉シャッター87は、送風機15と排出部12の間の圧力検出センサ88または送風機15の回転センサ90により、排出用筒部材14の所定以下の圧力または所定以下の回転数のとき開かないように構成すると共に、前記開閉シャッター87は前記送風機15と前記排出部12の間に設けた温度検出センサ91により温度が所定以上になると閉じるように構成したコンバインとしたものであるから、先行の回転翼68との間の開口部が広がるので、各流入室70に穀粒が多く入り、排出効率を向上させ、詰まりを防止する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 コンバインの側面図。
【図2】 グレンタンクの側面図。
【図3】 排出部の拡大図。
【図4】 ノズルの側面図。
【図5】 ノズルの斜視図。
【図6】 供給手段の他の実施例図。
【図7】 同一部拡大斜視図。
【図8】 同側面図。
【図9】 排出繰出機構の側面図。
【図10】 同側面図。
【図11】 同縦断側面図。
【図12】 同説明側面図。
【図13】 同説明平面図。
【図14】 摺接体を設けた実施例の側面図。
【図15】 排出部を並設した実施例の側面図。
【図16】 同側面図。
【図17】 抵抗突起の斜視図。
【図18】 抵抗突起の実施例の側面図。
【図19】 作用状態図。
【図20】 排出繰出機構の他の実施例の側面図。
【図21】 同縦断正面図。
【図22】 排出部の他の実施例の側面図。
【図23】 同平面図。
【図24】 同平面説明図。
【図25】 同平面説明図。
【図26】 グレンタンク内への送風の実施例の側面図。
【図27】 送風方向切替え装置の断面図。
【図28】 シャッターを設けた実施例の側面図。
【図29】 同側面図。
【図30】 搬送装置内への送風の実施例の側面図。
【図31】 同斜視図。
【図32】 搬送用縦筒の伸縮構成の実施例の側面図。
【図33】 同側面図。
【図34】 搬送用横筒の伸縮構成の実施例の側面図。
【符号の説明】
1…機体フレーム、2…脱穀装置、3…グレンタンク、7…走行装置、8…刈取部、10…穀物供給用揚穀装置、11…漏斗部、12…排出部、14…排出用筒部材、15…送風機、16…穀物排出口、19…縦排出筒部、20…横排出筒部、13…穀粒排出装置、21…後板、26…前側接続筒、27…下部縦軸、28…下部メタル、29…縦回転筒、30…旋回用駆動源、31…取付部材、32…上下用駆動源、33…支持横フレーム、35…係止部材、40…フィーダ、41…本体、42…上手側接続筒部、43…スロート、44…空気排出口、45…ノズル、46…先端空気流出口、47…絞り羽根、48…ノズル本体、49…調節用リング、50…調節用軸、51…調節アーム、52…上部開口部、53…空気噴出口、54…接続パイプ、55…供給手段、56…縦軸螺旋、57…中心軸、58…ギヤボックス、59…取付杆、60…回転軸、61…下向き筒、62…縦螺旋モータ、63…加圧用接続パイプ、64…切替バルブ、65…排出繰出機構、66…ドラム、67…横回転軸、68…回転翼、69…落下口、70…流入室、71…排出用モータ、72…チエン、73…上手側傾斜面、74…空気流入口、75…凹部、76…摺接体、77…抵抗突起、78…空気吹出口、79…接続パイプ、80…側板、81…連通口、82…送風方向切替え装置、83…接続パイプ、84…送風ノズル、85…切替えシャッター、86…駆動部、87…開閉シャッター、88…圧力検出センサ、89…操作レバー、90…回転センサ、91…温度検出センサ、92…搬送装置、93…ケース、94…フード、95…排塵口、97…移動縦回転筒、98…上下伸縮用シリンダ、99…金属製筒部材、100…基部側筒、101…先端筒部、102…横伸縮用シリンダ。

Claims (1)

  1. 走行装置(7)の左右一側上方位置に脱穀装置(2)を、左右他側上方位置にグレンタンク(3)とを夫々設け、該グレンタンク(3)には該タンク(3)内の穀粒を排出する穀粒排出装置(13)を設け、該穀粒排出装置(13)は、先端に穀物排出口(16)を有し送風機(15)からの高圧空気により穀粒を搬送する排出用筒部材(14)の中間部をグレンタンク(3)の穀粒を排出する排出部(12)に接続して構成し、前記排出部(12)は、前記グレンタンク(3)の穀粒を排出するドラム(66)および回転翼(68)を有する排出繰出機構(65)を有して構成し、前記ドラム(66)の上部開口部(52)に臨む前記回転翼(68)の回転上昇側の内周部分に内側に突き出る抵抗突起(77)を設け、前記各回転翼(68)は弾性部材により基部側が回動変形するように構成し、前記排出繰出機構(65)の上部には開閉シャッター(87)を設け、開閉シャッター(87)は、送風機(15)と排出部(12)の間の圧力検出センサ(88)または送風機(15)の回転センサ(90)により、排出用筒部材(14)の所定以下の圧力または所定以下の回転数のとき開かないように構成すると共に、前記開閉シャッター(87)は前記送風機(15)と前記排出部(12)の間に設けた温度検出センサ(91)により温度が所定以上になると閉じるように構成したコンバイン。
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