JP4050160B2 - 半導体モジュール、半導体モジュール組体、主回路構成部品及び電力変換回路 - Google Patents
半導体モジュール、半導体モジュール組体、主回路構成部品及び電力変換回路 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体モジュール、半導体モジュール組体、主回路構成部品及び電力変換回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、産業用あるいは電力用として小型、高出力を図ったドライブ装置が多分野で採用されている。
【0003】
ドライブ装置の主回路素子には、バイポーラトランジスタ、FET、IGBT、GTOサイリスタ等のスイッチング素子が使われている。例えば、特開平7−130927号公報(特許文献2)の「モータドライバモジュール」に記載されているように、これらは一般的に容量毎に専用に製品化されたパッケージにフリーホイールダイオードと一緒にマウントされて組み込まれ、いわゆるモジュール素子化された構造となっている。このモジュール素子化の技術は、特開平9−298262号公報(特許文献3)の「半導体装置およびその製造方法」にも記載されている。
【0004】
さらに従来、例えば、実開平6−26269号公報(特許文献1)に記載されているように、スイッチング素子とフリーホイールダイオードとの組を2セット、4セットあるいは6セット分一つのパッケージにした2in1パッケージ、4in1パッケージ、6in1パッケージも出現しており、単相回路や3相回路を駆動するドライブ装置回路を構成するのに都合の良い構造となっているものもある。
【0005】
この他、構成部品としては運転時に発熱するモジュール素子用の冷却機器、主回路素子を駆動するプリドライブ回路、平滑コンデンサ等が有り、これら全てが組み合わさってドライブ装置を構成している。
【0006】
【特許文献1】
実開平6−26269号公報
【0007】
【特許文献2】
特開平7−130927号公報
【0008】
【特許文献3】
特開平9−298262号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
このような容量毎にモジュール構造化された主回路素子を用いて、ドライブ装置を小形に構成しようとする場合、主回路素子はドライブ装置の容量に合わせた専用品を必要となる。そのために、容量が変更された場合には再度開発する必要があった。
【0010】
ところが、従来の構造では、再設計をする場合には主回路素子自体の容量からパッケージ構造まで容量に合わせた新設計が必要となるため、開発工数が多く、低コスト化を図ることに難点があった。
【0011】
本発明は、このような従来の技術的課題に鑑みてなされたもので、必要な容量に合わせたドライブ装置を低コストで実現できる半導体モジュール、半導体モジュール組体、主回路構成部品及び電力変換回路を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、電力変換回路用の主回路素子としての第1の主回路端子、第2の主回路端子及び制御信号端子を有するスイッチング素子とフリーホイールダイオードとを共通の基板にマウントし樹脂モールドして直方体状の樹脂モールド部を形成し、前記スイッチング素子の第1の主回路端子及び第2の主回路端子を前記樹脂モールド部の一側面において当該側面に垂直な方向に突出させて成る半導体モジュールであって、前記第1の主回路端子と第2の主回路端子との突出位置は前記一側面においてそのいずれの辺に対しても平行に並ばない互い違いにずらした位置とし、かつ、前記第1の主回路端子を前記第2の主回路端子よりも長い突出長にし、前記制御信号端子を前記樹脂モールド部の前記一側面とは反対の側面から当該反対の側面に垂直な方向に突出させたことを特徴とするものである。
【0015】
請求項1の発明の半導体モジュールでは、これを2個用い、互いに突出長が短い第2の主回路素子が内側に来るように向かい合わせ、それらの間に素子冷却器を挟んで1組の半導体モジュール組体を構成し、この半導体モジュール組体を構成単位にし、容量に見合う組数だけ並列に配置し、また必要な相数分だけ平行に配置することによって設計上要求される容量、相数の電力変換回路を簡単に構成できる。
【0016】
請求項2の発明の半導体モジュール組体は、請求項1に記載の半導体モジュールを複数体、同じ姿勢で並列させ、前記複数体の半導体モジュール各々の樹脂モールド部の前記端子群の突出している一側面に隣接する他の側面であって、当該他の側面に対する前記第1の主回路端子からの直線距離よりも前記第2の主回路端子からの直線距離の方が短い側の側面に対して、共に密着するように素子冷却器を取付け、前記複数体の半導体モジュール各々の第1の主回路端子同士をこれらに対して垂直に延びる電源側共通端子に接続し、第2の主回路端子同士をこれらに対して垂直に延びる負荷側共通端子に接続したものである。
【0017】
請求項2の発明の半導体モジュール組体では、請求項1の半導体モジュールを必要個数並列させ、素子冷却器と共に組むことによって構成されるもので、共通の半導体モジュールを適数個用いることで設計上必要とされる容量の半導体モジュール組体を自在に構成することができる。
【0018】
請求項3の発明の主回路構成部品は、請求項1に記載の半導体モジュールの4個以上の偶数体を2列に、前記樹脂モールド部の端子群の突出している一側面に隣接する他の側面であって、当該他の側面に対する前記第1の主回路端子からの直線距離よりも前記第2の主回路端子からの直線距離の方が短い側の側面が向い合うようにして互いに向い合わせに並列させ、前記2列に並んだ半導体モジュールの列間に素子冷却器を配置し、全半導体モジュールの樹脂モールド部の内側側面を密着させ、各列の半導体モジュール各々の前記第1の主回路端子同士をこれらに対して垂直に延びる第1の共通端子に接続し、前記2列に並んだ半導体モジュール全部の前記第2の主回路端子同士をこれらに対して垂直に延びる第2の共通端子に接続したものである。
【0019】
請求項3の発明の主回路構成部品では、請求項1の半導体モジュールを必要個数を2列に並列させ、列間に素子冷却器を配置した構成で電力変換回路の1相分を組むことができ、共通の半導体モジュールを適数個用いることで設計上必要とされる相数、容量の電力変換回路を自在に構成することができる。
【0020】
請求項4の発明の電力変換回路は、請求項1に記載の半導体モジュールの2体を、前記樹脂モールド部の端子群の突出している一側面に隣接する他の側面であって、当該他の側面に対する前記第1の主回路端子からの直線距離よりも前記第2の主回路端子からの直線距離の方が短い側の側面が向い合うようにして互いに向い合わせ、当該2体の半導体モジュール間に素子冷却器を配置して両半導体モジュールの樹脂モールド部の内側側面を密着させて1相分の主回路構成部品を構成し、前記主回路構成部品の複数組を、各組の半導体モジュールが背中合わせになるように配置し、前記複数組の主回路構成部品の片側に列をなす一群の第1の主回路端子を負側共通端子に接続し、前記複数組の主回路構成部品の他の片側に列をなす一群の第1の主回路端子を正側共通端子に接続し、前記複数組の主回路構成部品それぞれにおいて、前記第2の主回路端子間を負荷側共通端子に接続したものである。
【0021】
請求項5の発明の電力変換回路は、請求項1に記載の半導体モジュールの2体を、前記樹脂モールド部の端子群の突出している一側面に隣接する他の側面であって、当該他の側面に対する前記第1の主回路端子からの直線距離よりも前記第2の主回路端子からの直線距離の方が短い側の側面が向い合うようにして互いに間隔をあけて向い合わせて1相分の主回路構成部品を構成し、前記主回路構成部品の複数組を間隔をあけて前記半導体モジュールそれぞれの並ぶ方向に配置し、前記半導体モジュールの並びの両端に位置する半導体モジュールそれぞれの外側の側面に素子冷却器を密着して取付け、隣り合う主回路構成部品間の間隙に素子冷却器を配置し、その両側面に当該隣り合う主回路構成部品それぞれの半導体モジュールの側面を共に密着させ、前記複数組の主回路構成部品の片側に列をなす一群の第1の主回路端子を負側共通端子に接続し、前記複数組の主回路構成部品の他の片側に列をなす一群の第1の主回路端子を正側共通端子に接続し、前記複数組の主回路構成部品それぞれにおいて、前記第2の主回路端子間を負荷側共通端子に接続したものである。
【0022】
請求項6の発明は、請求項4又は5の電力変換回路において、前記複数組の主回路構成部品それぞれにおいて、前記負荷側共通端子とは干渉しない位置において、前記負側共通端子と正側共通端子との間に平滑コンデンサを配置したことを特徴とするものである。
【0023】
請求項4〜6の発明の電力変換回路では、これを単位回路として複数組並設することによって必要とされる容量の電力変換回路を自在に構成することができる。
【0024】
また、半導体モジュールの並びの端位置の両端に位置する半導体モジュールそれぞれに外側にも素子冷却器を取付けることによって各半導体モジュールの冷却を均等に行える。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて詳説する。
【0031】
(第1の実施の形態)図1は、本発明の第1の実施の形態の半導体モジュール100を示している。本実施の形態の半導体モジュール100では、樹脂モールド部10に主回路素子としてバイポーラトランジスタ、FET、IGBT、GTOサイリスタ等のスイッチング素子とフリーホイールダイオードが一緒にマウントされ樹脂モールドされて組み込まれている。
【0032】
なお、以下の各実施の形態の説明では端子をバイポーラトランジスタ、IGBTに適用してエミッタ端子、コレクタ端子が第1の主回路端子、第2の主回路端子をなし、ゲート端子が制御信号端子をなすものとしているが、FET、GTOサイリスタなどでは端子の呼び名が異なることがある。そのような半導体スイッチング素子についても、バイポーラトランジスタのエミッタ端子、コレクタ端子、ゲート端子と対応する端子がこれら第1の主回路端子、第2の主回路端子、制御信号端子をなすものとする。
【0033】
半導体モジュール100の各端子の内で電圧の高い第1、第2の主回路端子であるエミッタ端子3、コレクタ端子4と、電圧の低い信号端子であるゲート端子1、また樹脂モールド部10内に埋め込まれた温度センサからの温度検出信号を出力する保護信号端子2とに分け、それらが樹脂モールド部10の互いに反対側面から突出する構成にしている。さらに、エミッタ端子3、コレクタ端子4の主回路端子側は端子構造が構成しやすいように互い違いに取付位置をずらしており、また第2の主回路端子をなすコレクタ端子4の突出長を第1の主回路端子をなすエミッタ端子3の突出長よりも短くしている。
【0034】
これにより、後述するようにドライブ装置回路の組立てにおいて設計上必要とされる容量に応じて採用する半導体モジュール100の並列個数を増加させ、また単相、3相、多相の交流出力に応じてアーム数を増加させるだけで自在に対応できることになる。
【0035】
また、本実施の形態の半導体モジュール100では、高圧側の主回路素子側の端子3,4と低圧側の制御信号端子1,2とを樹脂モールド部10に対して反対側面に設けることによって、高い電圧の主回路側の影響により低い電圧の信号回路側にノイズ等の影響を与えにくい利点がある。さらに主回路側端子3,4を同じ側面において互い違いに取付位置をずらすことにより、ドライブ装置回路を構成するために都合の良い位置となり、周辺構造物の小形化、低コスト化が実現できる。
【0036】
(第2の実施の形態)次に、本発明の第2の実施の形態の半導体モジュール組体について、図2を用いて説明する。この半導体モジュール組体200は、図1に示した第1の実施の形態の半導体モジュール100を4個並列に用いて構成した4倍容量の半導体モジュール組体であり、半導体モジュール100の4体を同じ姿勢で並列させ、半導体モジュール100各々の樹脂モールド部10の端子群の突出していない側面に対して、共に密着するように1つの素子冷却器20を取付け、半導体モジュール100各々の第1の主回路端子をなすエミッタ端子3同士をこれらに対して垂直に延びるエミッタ共通端子11に接続し、第2の主回路端子をなすコレクタ端子4同士をこれらに対して垂直に延びるコレクタ共通端子12に接続している。
【0037】
これにより、第2の実施の形態の半導体モジュール組体200では、これを例えば、後述する図3のように電力変換回路の主回路の各相の回路要素として利用することができ、半導体モジュール100の1体に対して4倍容量にすることができる。
【0038】
なお、半導体モジュール100を2体、3体等、設計上必要とされる容量に見合った個数だけ並列に組むことにより、自在に必要な容量に対応することができる。
【0039】
(第3の実施の形態)次に、本発明の第3の実施の形態の主回路構成部品300について、図3を用いて説明する。第3の実施の形態の主回路構成部品300は、図1に示した第1の実施の形態の半導体モジュール100を8体用いて構成した、インバータのような電力変換回路の主回路の1相分の回路部品である。
【0040】
すなわち、図1に示した第1の実施の形態の半導体モジュール100の4体を同じ姿勢で並列させて4倍容量の半導体モジュール組体201を構成し、この半導体モジュール組体201を2組用い、各半導体モジュール100の短い突出長の第2の主回路端子であるコレクタ端子4が向い合う列の内側に来る姿勢にして互いに向い合わせに配置し、向い合っている2組の半導体モジュール組体201の間に1つの素子冷却器20を配置し、全半導体モジュール100の樹脂モールド部10の内側側面を密着させている。そして、全半導体モジュール100の内側に位置するコレクタ端子4のすべてをこれらに対して垂直に延びる巾広の負荷側共通端子板21の両側縁部に接続している。さらに、両側の半導体モジュール組体201それぞれにおいて、第1の主回路端子をなすエミッタ端子3の列にこれに対して垂直に延びる電源側共通端子22,23を接続している。
【0041】
これにより、第3の実施の形態の主回路構成部品300では、第1の実施の形態の半導体モジュール100を8体用いて4倍容量の主回路1相分の回路部品を構成することができ、図5に示すようにこれを2体、3体等の複数体用いることによって単相、3相等の電力変換回路の主回路を簡単に構成できる。また、例えば、半導体モジュール100を2体用いれば単容量、4体用いれば2倍容量、10体用いれば5倍容量というように、設計上必要とされる容量に見合った数の半導体モジュールを用いて組立てることにより、必要な容量に自在に対応した主回路構成部品を構成することができる。
【0042】
(第4の実施の形態)次に、本発明の第4の実施の形態の電力変換回路について、図4を用いて説明する。本実施の形態の電力変換回路400は、図1に示した半導体モジュール100の6体を用いて、3相インバータの主回路を構成したことを特徴とする。すなわち、図1に示した半導体モジュール100の2体を、樹脂モールド部10の端子群の突出していない側面が向い合うようにして互いに向い合わせ、当該2体の半導体モジュール100間に素子冷却器20を配置して両半導体モジュール100の樹脂モールド部10の内側側面を密着させて1相分の主回路構成部品301を構成し、これをU,V,W3相分だけ並置している。そして、U,V,W各相の主回路構成部品301において、第2の主回路端子をなすコレクタ端子4間をU,V,W各相の負荷側共通端子31U,31V,31Wに接続している。また、3相分の主回路構成部品301の片側に列をなす一群の第1の主回路端子をなすエミッタ端子3を正(P)側共通端子32に接続し、他の片側に列をなす一群のエミッタ端子3を負(N)側共通端子33に接続している。そして、3相分の主回路構成部品301それぞれの半導体モジュール100の低圧信号端子群なるゲート端子1、保護信号端子2については、プリドライブ回路310に接続するようにしている。
【0043】
この第4の実施の形態の電力変換回路400では、同じ構成の半導体モジュール100を必要な相数分用いて主回路を構成することができる。また、この電力変換回路400を1組とし、これを図5に示す第5の実施の形態のように複数組並列に接続することによって設計上必要とされる容量の電力変換回路を自在に構成できる。
【0044】
(第5の実施の形態)次に、本発明の第5の実施の形態の電力変換回路401について、図5を用いて説明する。第5の実施の形態の電力変換回路401は、図4に示した第4の実施の形態の電力変換回路400を4組並列に組立てることによって4倍容量の電力変換回路としたことを特徴とする。すなわち、図4に示した電力変換回路400を4組並設し、各組のP側共通端子32、N側共通端子33については、P側バス34、N側バス35に対して並列に接続した構成である。なお、プリドライブ回路310についても、4倍容量に対応させている。
【0045】
これにより、第5の実施の形態の電力変換回路401では、同じ構成の半導体モジュール100を必要な相数分×必要容量分用いて主回路を構成することができる。
【0046】
(第6の実施の形態)次に、本発明の第6の実施の形態の電力変換回路402について、図6を用いて説明する。第6の実施の形態の電力変換回路402の特徴は、図4に示した第4の実施の形態の電力変換回路に対して、さらにU,V,W各相の主回路構成部品301において、コレクタ端子4間に設けた負荷側共通端子31U,31V,31Wと対向するように、P側共通端子32、N側共通端子33の裏面側の各位置に平滑コンデンサ26U,26V,26Wを設けた点にある。なお、その他の構成は、図4と共通である。
【0047】
これにより、第6の実施の形態の電力変換回路402では、同じ構成の半導体モジュール100を必要な相数分用いて、各相ごとに平滑コンデンサを備えた主回路を構成することができる。
【0048】
またモジュール毎にコンデンサを設ける構成にすることにより、コンデンサに容量が比較的小さくて安価なもの、例えばフィルムコンデンサやセラミックコンデンサを採用することができる。このため、大容量の電解コンデンサを採用する場合よりもコストを低くすることができる。またモジュール毎に平滑コンデンサを設けることによって全部のコンデンサをほぼ均等に有効に活用することができ、ひいては回路としての信頼性の向上と長寿命化が図れる。加えて、多数の平滑コンデンサを均等に活用できることから、個々のコンデンサの容量の余裕度を小さくすることができ、この結果としても採用するコンデンサのコストを低下させることができる。
【0049】
(第7の実施の形態)次に、本発明の第7の実施の形態の電力変換回路403について、図7を用いて説明する。第7の実施の形態の電力変換回路403は、図6に示した第6の実施の形態の電力変換回路402を4組並列に組立てることによって3相・4倍容量の電力変換回路としたことを特徴とする。すなわち、3相・単容量の電力変換回路402を4組並設し、各組のP側共通端子32、N側共通端子33については、P側バス34、N側バス35に対して並列に接続した構成である。なお、プリドライブ回路310についても、3相・4倍容量に対応させている。
【0050】
これにより、第7の実施の形態の電力変換回路403では、同じ構成の半導体モジュール100を必要な相数分×必要容量分用いて主回路を構成することができる。またモジュール毎にコンデンサを設ける構成にすることにより、第6の実施の形態と同様に、コンデンサに容量が比較的小さくて安価なもの、例えばフィルムコンデンサやセラミックコンデンサを採用することができ、コストを低くすることができ、また信頼性の向上と長寿命化が図れる。
【0051】
(第8の実施の形態)次に、本発明の第8の実施の形態の電力変換回路405について、図8を用いて説明する。第8の実施の形態の電力変換回路405の特徴は、図6に示した第6の実施の形態の電力変換回路402に対して、U,V,W各相の主回路構成部品301のエミッタ端子3間に設ける平滑コンデンサ26U,26V,26Wの各位置を、各相の負荷側共通端子31U,31V,31Wよりも上側にした点にある。なお、その他の構成は、図4、図6と共通である。ただし、図8において、P側共通端子32とN側共通端子33は構成の理解を容易にするために高さを違えて示してあるが、実際には図4、図6に示したように同一の高さ位置である。
【0052】
これにより、第8の実施の形態の電力変換回路405では、同じ構成の半導体モジュール100を必要な相数分用いて、各相ごとに平滑コンデンサを備えた主回路を構成することができる。またモジュール毎にコンデンサを設ける構成にすることにより、第6の実施の形態と同様に、コンデンサに容量が比較的小さくて安価なもの、例えばフィルムコンデンサやセラミックコンデンサを採用することができ、コストを低くすることができ、また信頼性の向上と長寿命化が図れる。
【0053】
なお、この第8の実施の形態の電力変換回路405についても、図7に示すように必要容量分だけ並列に設けることによって設計上必要とされる容量の電力変換回路を自在に組立てることができる。
【0054】
(第9の実施の形態)次に、本発明の第9の実施の形態の電力変換回路406について、図9を用いて説明する。本実施の形態の電力変換回路406は、図1に示した半導体モジュール100を用い、この半導体モジュール100の2体を、樹脂モールド部10の端子群の突出していない側面が向い合うようにして互いに間隔をあけて向い合わせて1相分の主回路構成部品302を構成し、U,V,W3相分の主回路構成部品302を間隔をあけて半導体モジュール100それぞれの並ぶ方向に配置する。そして、半導体モジュール100の並びの両端に位置する半導体モジュールそれぞれの外側の側面に素子冷却器20を密着して取付け、また、隣り合う主回路構成部品302間の間隙にも素子冷却器20を配置し、その両側に隣り合う主回路構成部品302それぞれの半導体モジュール100の側面を共に密着させている。
【0055】
U,V,W各相の主回路構成部品302において、第2の主回路端子をなすコレクタ端子4間を負荷側共通端子31U,31V,31Wに接続している。また、3相分の主回路構成部品302の片側に列をなす第1の主回路端子をなすエミッタ端子3の列を正(P)側共通端子32に接続し、反対の片側に列をなすエミッタ端子3の列を負(N)側共通端子33に接続している。さらに、U,V,W各相の主回路構成部品302において、コレクタ端子4間に設けた負荷側共通端子31U,31V,31Wと対向するように、P側共通端子32、N側共通端子33の裏面側の各位置に平滑コンデンサ26U,26V,26Wを設けている。そして、3相分の主回路構成部品302それぞれの半導体モジュール100の低圧信号端子群なるゲート端子1、保護信号端子2については、プリドライブ回路310に接続するようにしている。
【0056】
この第9の実施の形態の電力変換回路406では、同じ構成の半導体モジュール100を必要な相数分だけ用いて主回路を構成することができる。また、この電力変換回路406を1組とし、これを図7に示す第7の実施の形態のように複数組並列に接続することによって設計上必要とされる容量の電力変換回路を自在に構成できる。加えて、本実施の形態では、個々の半導体モジュール100から見て冷却機器及び他の半導体モジュール100との配置構造の非対称性を低減させて温度分布のバラツキを低減させることができる。
【0057】
(第10の実施の形態)次に、本発明の第10の実施の形態の半導体モジュール101について、図10を用いて説明する。本実施の形態の半導体モジュール101は、図1に示した第1の実施の形態の半導体モジュール100に対して、スイッチング素子とフリーホイールダイオードとをモールドした樹脂モールド部10の構造は同じであるが、端子の配置が異なっており、一つの側面から主回路端子群3,4は短く、信号端子群1,2は長く突出させている。この端子群の配列について説明すると、1はゲート端子、2は保護信号端子である。そして、3は第1の主回路端子をなすエミッタ端子、4は第2の主回路端子をなすコレクタ端子である。エミッタ端子3は平滑コンデンサとの接続のために、コレクタ端子4よりも長めの突出長にしてある。
【0058】
この第10の実施の形態の半導体モジュール101は、後述するように図11に示すように2対1組にして、必要な容量Mと相NのM×Nだけマトリクスに配列し、プレート状のバスバーを利用して接続を行い、電力変換回路410を構成するために用いることができる。
【0059】
(第11の実施の形態)次に、本発明の第11の実施の形態の電力変換回路410について、図11を用いて説明する。本実施の形態の電力変換回路410は、図10に示した半導体モジュール101の2体を向い合わせにして1組の半導体モジュール組体とし、4組を並列に配列し、各組の半導体モジュール101の間に長尺の素子冷却器20を密着するように介在させたものを1相分の主回路構成部品210とし、これをU,V,W3相分平行に配置している。
【0060】
そして、U,V,W各相の主回路構成部品210には、U相、V相、W相バスバー41U,41V,41Wそれぞれが配設され、各半導体モジュール101から短めに突出している第2の主回路端子であるコレクタ端子4を両側からそれぞれの側縁部に接続している。
【0061】
また、U,V,W各相の片方の半導体モジュール101の列のエミッタ端子3のすべてをプレート状の正(P)側バスバー42にて接続し、各相の他の片方の半導体モジュール101の列のエミッタ端子3のすべてをプレート状の負(N)側バスバー43にて接続している。ただし、図11においてP側バスバー42がN側バスバー43よりも上側(外側)に位置するため、所定位置のエミッタ端子3それぞれがN側バスバー43に接触せずにそれを貫通し、P側バスバー42にだけ接触するように、N側バスバー43の該当箇所それぞれには穴があけてある。また、P側バスバー42、N側バスバー43それぞれには、低圧の制御信号端子群1,2が貫通するように該当箇所に同様に穴があけてある。なお、実施の形態では、これらは共通の穴45としている。この穴45各々から長く突出する信号端子群1,2に対しては、プリドライブ回路を接続することになる。
【0062】
このような構成の第11の実施の形態の電力変換回路410では、第10の実施の形態の半導体モジュール101を必要とされる容量に対応した組数Mだけ並列に並べ、また主回路の相分Nだけ平行に並べる配列によって設計上必要とされる容量、相数に対応した電力変換回路を自在に構成することができる。
【0063】
(第12の実施の形態)次に、本発明の第12の実施の形態の半導体モジュール組体211について、図12を用いて説明する。本実施の形態の半導体モジュール組体211は、図10に示した第10の実施の形態の半導体モジュール101の2体を向い合わせにし、その間に素子冷却器20を介在させ、これらの全体をC形バネ27で挟み込んで一体的に固定した構造を特徴とする。
【0064】
この構成の第12の実施の形態の半導体モジュール組体211では、容量を大きくするために並列回路数を増やすほど複雑になり製作が難しくなる電力変換回路の製作を、この組体211を単位として必要個数だけ配列し、例えば図13に示したような電力変換回路411を製作する作業が容易となる。
【0065】
この図13に示す電力変換回路411は、図12に示した半導体モジュール組体211を8組を並列に配列したものを1相分の主回路構成部品311とし、これをU,V,W3相分平行に配置して構成してある。図13において、26は平滑コンデンサであり、42はプレート状のP側バスバー、43はプレート状のN側バスバー、41は各相の負荷側共通端子板、310はプリドライブ回路を示している。
【0066】
なお、本発明は上記の各実施の形態に限定されることはなく、特に、樹脂モールド部10から突出させる端子としては、基本的にスイッチング素子の入出力端子数の3本だけでよいが、樹脂モールド部にさらに保護回路を埋め込む構造の場合にはその保護回路用の端子も増設されることになる。また、端子の突出長については、半導体モジュールの製造時には同じ長さにして、用途に応じて各端子を適切な長さに切断したり屈曲させたりする後加工を行うようにしてもよい。
【0067】
【発明の効果】
以上のように請求項1の発明の半導体モジュールによれば、スイッチング素子の信号端子をドライブ装置を構成するために都合の良い位置に、また必要な個数だけ配置することができ、設計上要求される容量のドライブ装置の構成が簡単にできる。
【0068】
請求項2の発明の半導体モジュール組体によれば、請求項1の半導体モジュールを必要個数並列させ、素子冷却器と共に組むことによって構成されるもので、共通の半導体モジュールを適数個用いることで設計上必要とされる相数、容量の主回路構成部品や電力変換回路を自在に構成することができる。
【0069】
請求項3の発明の主回路構成部品によれば、請求項1の半導体モジュールの必要個数を2列に並列させ、列間に素子冷却器を配置した構成で電力変換回路の1相分を組むことができ、共通の半導体モジュールを適数個用いることで設計上必要とされる相数、容量の主回路構成部品や電力変換回路を自在に構成することができる。
【0070】
請求項4〜6の発明の電力変換回路によれば、これを単位回路として複数組並設することによって必要とされる容量の電力変換回路を自在に構成することができる。また、半導体モジュールの並びの端位置の両端に位置する半導体モジュールそれぞれに外側にも素子冷却器を取付けることによって各半導体モジュールの冷却を均等に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の半導体モジュールの正面図及び側面図。
【図2】本発明の第2の実施の形態の半導体モジュール組体の斜視図。
【図3】本発明の第3の実施の形態の主回路構成部品の斜視図。
【図4】本発明の第4の実施の形態の電力変換回路の斜視図。
【図5】本発明の第5の実施の形態の電力変換回路の斜視図。
【図6】本発明の第6の実施の形態の電力変換回路の斜視図。
【図7】本発明の第7の実施の形態の電力変換回路の斜視図。
【図8】本発明の第8の実施の形態の電力変換回路の正面図。
【図9】本発明の第9の実施の形態の電力変換回路の斜視図。
【図10】本発明の第10の実施の形態の半導体モジュールの斜視図。
【図11】本発明の第11の実施の形態の電力変換回路の斜視図。
【図12】本発明の第12の実施の形態の半導体モジュール組体の斜視図。
【図13】本発明の第12の実施の形態の半導体モジュール組体を用いて構成した電力変換回路の分解斜視図。
【符号の説明】
1 ゲート端子
2 保護信号端子
3 エミッタ端子
4 コレクタ端子
10 樹脂モールド部
11 電源側共通端子
12 負荷側共通端子
20 素子冷却器
21 負荷側共通端子
22 電源側共通端子
23 電源側共通端子
26U,26V,26W 平滑コンデンサ
27 C形バネ
31U,31V,31W 負荷側共通端子
32 正(P)側共通端子
33 負(N)側共通端子
34 正(P)側バス
35 負(N)側バス
41U,41V,41W 負荷側共通端子板
42 正(P)側バスバー
43 負(N)側バスバー
45 穴
100 半導体モジュール
101 半導体モジュール
201 半導体モジュール組体
211 半導体モジュール組体
300 主回路構成部品
302 主回路構成部品
301 主回路構成部品
310 ブリッジドライブ回路
311 主回路構成部品
400 電力変換回路
401 電力変換回路
402 電力変換回路
403 電力変換回路
405 電力変換回路
406 電力変換回路
410 電力変換回路
411 電力変換回路
Claims (6)
- 電力変換回路用の主回路素子としての第1の主回路端子、第2の主回路端子及び制御信号端子を有するスイッチング素子とフリーホイールダイオードとを共通の基板にマウントし樹脂モールドして直方体状の樹脂モールド部を形成し、前記スイッチング素子の第1の主回路端子及び第2の主回路端子を前記樹脂モールド部の一側面において当該側面に垂直な方向に突出させて成る半導体モジュールであって、
前記第1の主回路端子と第2の主回路端子との突出位置は前記一側面においてそのいずれの辺に対しても平行に並ばない互い違いにずらした位置とし、かつ、前記第1の主回路端子を前記第2の主回路端子よりも長い突出長にし、
前記制御信号端子を前記樹脂モールド部の前記一側面とは反対の側面から当該反対の側面に垂直な方向に突出させたことを特徴とする半導体モジュール。 - 請求項1に記載の半導体モジュールを複数体、同じ姿勢で並列させ、
前記複数体の半導体モジュール各々の樹脂モールド部の前記端子群の突出している一側面に隣接する他の側面であって、当該他の側面に対する前記第1の主回路端子からの直線距離よりも前記第2の主回路端子からの直線距離の方が短い側の側面に対して、共に密着するように素子冷却器を取付け、
前記複数体の半導体モジュール各々の第1の主回路端子同士をこれらに対して垂直に延びる電源側共通端子に接続し、第2の主回路端子同士をこれらに対して垂直に延びる負荷側共通端子に接続して成る半導体モジュール組体。 - 請求項1に記載の半導体モジュールの4個以上の偶数体を2列に、前記樹脂モールド部の端子群の突出している一側面に隣接する他の側面であって、当該他の側面に対する前記第1の主回路端子からの直線距離よりも前記第2の主回路端子からの直線距離の方が短い側の側面が向い合うようにして互いに向い合わせに並列させ、
前記2列に並んだ半導体モジュールの列間に素子冷却器を配置し、全半導体モジュールの樹脂モールド部の内側側面を密着させ、
各列の半導体モジュール各々の前記第1の主回路端子同士をこれらに対して垂直に延びる第1の共通端子に接続し、
前記2列に並んだ半導体モジュール全部の前記第2の主回路端子同士をこれらに対して垂直に延びる第2の共通端子に接続して成る主回路構成部品。 - 請求項1に記載の半導体モジュールの2体を、前記樹脂モールド部の端子群の突出している一側面に隣接する他の側面であって、当該他の側面に対する前記第1の主回路端子からの直線距離よりも前記第2の主回路端子からの直線距離の方が短い側の側面が向い合うようにして互いに向い合わせ、当該2体の半導体モジュール間に素子冷却器を配置して両半導体モジュールの樹脂モールド部の内側側面を密着させて1相分の主回路構成部品を構成し、
前記主回路構成部品の複数組を、各組の半導体モジュールが背中合わせになるように配置し、
前記複数組の主回路構成部品の片側に列をなす一群の第1の主回路端子を負側共通端子に接続し、
前記複数組の主回路構成部品の他の片側に列をなす一群の第1の主回路端子を正側共通端子に接続し、
前記複数組の主回路構成部品それぞれにおいて、前記第2の主回路端子間を負荷側共通端子に接続して成る電力変換回路。 - 請求項1に記載の半導体モジュールの2体を、前記樹脂モールド部の端子群の突出している一側面に隣接する他の側面であって、当該他の側面に対する前記第1の主回路端子からの直線距離よりも前記第2の主回路端子からの直線距離の方が短い側の側面が向い合うようにして互いに間隔をあけて向い合わせて1相分の主回路構成部品を構成し、
前記主回路構成部品の複数組を間隔をあけて前記半導体モジュールそれぞれの並ぶ方向に配置し、
前記半導体モジュールの並びの両端に位置する半導体モジュールそれぞれの外側の側面に素子冷却器を密着して取付け、
隣り合う主回路構成部品間の間隙に素子冷却器を配置し、その両側面に当該隣り合う主回路構成部品それぞれの半導体モジュールの側面を共に密着させ、
前記複数組の主回路構成部品の片側に列をなす一群の第1の主回路端子を負側共通端子に接続し、
前記複数組の主回路構成部品の他の片側に列をなす一群の第1の主回路端子を正側共通端子に接続し、
前記複数組の主回路構成部品それぞれにおいて、前記第2の主回路端子間を負荷側共通端子に接続して成る電力変換回路。 - 前記複数組の主回路構成部品それぞれにおいて、前記負荷側共通端子とは干渉しない位置において、前記負側共通端子と正側共通端子との間に平滑コンデンサを配置したことを特徴とする請求項4又は5に記載の電力変換回路。
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