JP4049374B2 - フォーミングマシン - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、材料が送られてくる加工位置の周りに配置された成形工具を加工位置に進退移動させて、材料に順次各種の成形加工を行うフォーミングマシンに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のフォーミングマシンとして、材料が送られてくる加工位置の周りに放射状に複数のリニアモータを配置し、各リニアモータの出力部に取り付けた成形工具を前記加工位置に進退させて材料を成形するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−102899号公報(段落[0021]〜[0029]、第1図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来のフォーミングマシンでは、リニアモータの出力を減速せずに成形工具に付与する構成であったので、例えば、線材成形の場合、線径が大きくなると大出力のリニアモータを要し、コストがかかっていた。また、従来のフォーミングマシンでは、加工位置の周りにリニアモータが配置されていたので、加工位置で発生した金属粉がリニアモータに付着する虞があった。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、従来のものより出力が小さいモータを用いることができ、かつ加工位置で発生した粉塵によるモータへの影響を抑えることができるフォーミングマシンの提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するためになされた請求項1の発明に係るフォーミングマシンは、材料が送られてくる加工位置に向かって対峙して配置された複数のスライドガイドを基板の表側に固定すると共に、各スライドガイドに案内される工具ホルダに成形工具を固定し、工具ホルダ毎に設けられて基板の裏側に配置され、スライドガイドによる案内方向と交差する方向に直動するリニアモータを動力源として各工具ホルダを関連的にスライドさせることで、各成形工具を加工位置に進退移動させて、材料に順次各種の成形加工を行うフォーミングマシンであって、スライドガイドのうち加工位置と反対側の端部に固定部材を固定し、その固定部材を工具ホルダにおける加工位置と反対側の端部に対向させ、固定部材と工具ホルダとの間を、トグル機構を構成する1対のトグルリンクで連結すると共に、それらトグルリンク同士の連結部分又はその近傍から基板の裏側まで延ばした延長部材を、リニアモータの出力部に連結したフォーミングマシンにおいて、スライドガイドのうち固定部材側の端部を、基板の外縁部から外側に張り出し、その張り出し部分から基板の裏側に延設したモータ固定壁にリニアモータを固定することで、スライドガイドと工具ホルダとトグル機構とリニアモータとを一体化してユニットにしたところに特徴を有する。
【0008】
請求項2の発明は、請求項1に記載のフォーミングマシンにおいて、延長部材は、一端がトグルリンク同士の連結部分又はその近傍に回動可能に連結されかつ、他端が各リニアモータの出力部に回動可能に連結されたところに特徴を有する。
【0010】
【発明の作用及び効果】
<請求項1の発明>
本発明のフォーミングマシンでは、トグル機構によりリニアモータの動力が増幅されて成形工具に伝達されるので、従来より出力が小さいリニアモータを用いることができ、コスト低減を図ることが可能になる。しかも、リニアモータは、基板の裏側に配置されているので、加工位置で発生した粉塵によるリニアモータへの影響を抑えることができる。
【0011】
また、本発明のフォーミングマシンでは、リニアモータは、各工具ホルダのスライド方向と交差する方向に延びて基板の裏側で互いに平行になるのでフォーミングマシン全体をコンパクトな構成にすることができる。さらには、本発明のフォーミングマシンでは、スライドガイドと工具ホルダとトグル機構とリニアモータとを一体化してユニットにしたので、このユニットを基板に固定するか否か又は、移動することによって仕様の変更を容易に行うことができる。
【0012】
<請求項2の発明>
請求項2のフォーミングマシンでは、延長部材がリニアモータの出力部と、トグルリンク同士の連結部分又はその近傍とにそれぞれ回動可能に連結されているので、リニアモータの出力部の移動方向とトグルリンク同士の連結部分の移動方向とのずれを延長部材の回動によって吸収することができる。ここで、延長部材には断面円形の孔又は軸の何れかを設ければよいので、ずれ吸収用の長孔を設ける場合に比べて、加工が容易でありかつ耐久性にも優れる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図1〜図9に基づいて説明する。
本実施形態のフォーミングマシン10は、図1に示すように複数の成形ユニット30を設置ベース11に固定して備える。設置ベース11は、機台12の上面から起立した支柱13,13の側面に基板14を固定してなる。
【0015】
基板14は、表側から見ると図1に示すように略「D」字形状になっている。具体的には、基板14は、全体が十六角形をなす板材の約1/3程度を縦割りにして切除した形状になっている。そして、十六角形の中心を本発明に係る加工位置P1とし、ここに被成形材料が送給される。
【0016】
本実施形態の被成形材料は、例えば断面丸形の線材(図1における符合90。以下「線材90」という)であり、図示しないリールに巻回されている。リールはリールスタンドに回転可能に支持され、設置ベース11の側方(図1における左側)に配置されている。リールスタンドと設置ベース11との間には、回転ドラム17が設けられている。回転ドラム17は、設置ベース11から側方に延びたブラケット18に回転可能に軸支されており、リールスタンドから延びた線材90が、一旦、この回転ドラム17に巻回されてから、加工位置P1の近傍に設けた1対の送給ローラ16,16の間に引き込まれている。
【0017】
1対の送給ローラ16,16は上下に並べて設けられ、例えば、基板14の裏側に備えたサーボモータによって対称的に回転することで線材90を引き込んで加工位置P1に送給する。なお、線材90の送給路のうち送給ローラ16,16の前後には、線材90を案内するためのガイド19が設けられている。
【0018】
さて、成形ユニット30は、図2に示すように基板14の表側(図2の符合14A)に敷設されたトグル出力部31と、トグル出力部31の裏面から直立したトグル駆動部32とからなる。各成形ユニット30のトグル出力部31は、図1に示すように加工位置P1を通過する線に沿って延び、トグル出力部31の一端が加工位置P1に対峙して、加工位置P1の周りに放射状に配置されている。
【0019】
より具体的には、成形ユニット30は、図2に示すようにユニットベース33に種々の部品を組み付けて構成されている。ユニットベース33は、トグル出力部31の底面を構成する敷設板34と、敷設板34の長手方向の中間部分から直立して、トグル駆動部32の底面を構成する突片板35とからなる。敷設板34のうち長手方向の一端から中間部までは基板14に敷設して固定され、中間部から他端までは基板14の外側に張り出している。敷設板34の一端側には、長手方向にガイド溝34Aが形成されていて、このガイド溝34Aの両サイドを覆うように1対のガイドレール36A,36Aが取り付けられている。このガイド溝34Aとガイドレール36A,36Aに案内されて敷設板34の長手方向に移動可能にスライド36Bが取り付けられている。そして、本実施形態ではこれら敷設板34とガイドレール36Aとから、本発明に係る「スライドガイド」が構成されている。
【0020】
スライド36Bには、工具ホルダ37が固定され、工具ホルダ37のうち加工位置P1に対峙した一端には、成形工具38がボルトにて固定されている。なお、成形工具38は、角柱体の一端から着脱可能に成形刃38Aを突出させた構造になっている。工具ホルダ37の他端には、第1ヒンジブロック40が固定されている。図4に示すように、第1ヒンジブロック40には敷設板34の幅方向で対向した1対の対向壁40A,40Aが備えられ、これら対向壁40A,40Aの間に第1トグルリンク42の一端を配してヒンジピン40Pを貫通させてある。これにより、第1トグルリンク42が工具ホルダ37に対して回動する。
【0021】
敷設板34のうち加工位置P1と離れた側の端部には、本発明の「固定部材」に相当する第2ヒンジブロック41が起立している。図4に示すように、第2ヒンジブロック41は、敷設板34の幅方向で対向した1対の対向壁41A,41Aを備えてなり、これら両対向壁41A,41Aの間に第2トグルリンク43の一端を配してヒンジピン41Pを貫通させてある。これにより、第2トグルリンク43が第2ヒンジブロック41に対して回動する。
【0022】
また、第2トグルリンク43の他端には、幅方向の中央に縦溝43Aが形成されている。そして、その縦溝43A内に第1トグルリンク42の端部を配してヒンジピン43Pを貫通させてある。これらにより、第1及び第2のトグルリンク42,43(以下、単に「両トグルリンク42,43」という)の連結部分の屈曲動作に連動して工具ホルダ37が直動する機構が構成されている。
【0023】
図2に示すように、両トグルリンク42,43の連結部分は、敷設板34のうち第2ヒンジブロック41とスライド36Bとの間に形成された矩形窓44を通して敷設板34の裏側のトグル駆動部32に臨んでいる。トグル駆動部32は、敷設板34から直立した突片板35のうち矩形窓44に臨んだ面に、リニアモータ50を組み付けてなる。リニアモータ50は、突片板35に固定されたモータ基部50Aと、モータ基部50Aに対してスライドして敷設板34に接離する出力部50Bと、出力部50Bのスライド位置を検出する位置センサ(図示せず)とを備えてなる。
【0024】
リニアモータ50の出力部50Bには、スライドブロック51が固定されている。そして、両トグルリンク42,43の連結部分とスライドブロック51との間が、本発明の「延長部材」に相当する延長リンク45にて連結されている。延長リンク45は対をなして設けられ(図4参照)、それら延長リンク45,45の一端側は、両トグルリンク42,43の連結部分を貫通したヒンジピン43Pの両端部に回動可能に軸支され、他端側はスライドブロック51を貫通したヒンジピン51Pの両端部に回動可能に軸支されている。これにより両トグルリンク42,43の連結部分にリニアモータ50の出力部50Bが連結され、本発明に係るトグル機構52が構成されている。
【0025】
機台12(図1参照)には、前記送給ローラ16を駆動するサーボモータ(図示せず)のサーボアンプと、リニアモータ50のサーボアンプとが収容され、これらサーボアンプが機台12内に備えたメイン制御部12Aに接続されている。また、機台12の上面には、設置ベース11から離れた位置に操作盤20が設けられ、操作盤20に備えたディスプレイ21を見ながら操作を行うことができる。そして、所定の成形用プログラムをランすると、メイン制御部12Aが送給ローラ16及び各リニアモータ50をNC制御し、次述するように複数の成形工具38を協働させて所定の形状のワークが成形される。
【0026】
次に、上記構成からなる本実施形態の動作を説明する。
フォーミングマシン10が停止しているときには、例えば、図2に示すように、各成形ユニット30の成形工具38は、加工位置P1から離れた待機位置に退避している。このとき、両トグルリンク42,43の連結部分は、矩形窓44に突入する位置まで屈曲し、延長リンク45は、リニアモータ50のスライド方向に対して若干傾いた状態になっている。
【0027】
フォーミングマシン10を起動すると、送給ローラ16により所定量の線材90が送給され、このとき複数の成形ユニット30のうち何れかの1つの成形ユニット30の成形工具38或いは、必要に応じて一度に複数の成形ユニット30の成形工具38が、前記待機位置から加工位置P1に突入する。詳細には、所定の成形ユニット30におけるリニアモータ50の出力部50Bが、延長リンク45を介して両トグルリンク42,43の連結部分を押圧して、両トグルリンク42,43の連結部分を真っ直ぐになる側に傾動させる。これにより成形工具38が加工位置P1側に移動する。このとき、両トグルリンク42,43の連結部分は、屈曲が深い状態から浅い状態に移行するので、リニアモータ50の出力部50Bが一定の速度でスライドした場合には、成形工具38は、待機位置側にあるときには比較的高速で加工位置P1に移動し、加工位置P1に近づくに従って移動速度が低減される。
【0028】
そして、成形工具38の成形刃38Aが加工位置P1に突入したときには、図3に示すように、両トグルリンク42,43が略一直線上に並んだ状態、即ち、両トグルリンク42,43に関連した3つのヒンジピン40P,41P,43Pが一直線上に並んだ状態になる。この状態で線材90が成形工具38の成形刃38Aに押し付けられて所定の形状に成形される。また、このとき必要に応じて成形工具38を僅かに進退させることにより、成形形状を徐々に変化させることも可能である。
【0029】
ここで、成形工具38の成形刃38Aが加工位置P1に突入したときには、両トグルリンク42,43が略一直線上に並んでいるので、リニアモータ50のスライド量に対する成形工具38の移動量の減速比が大きくなる。即ち、リニアモータ50に備えた位置センサの精度が、成形工具38においてはトグル機構52により減速比倍されることになるので、従来のものより正確に成形工具38の位置制御を行うことができる。また、加工反力によるリニアモータ50に対する負担も低減される。換言すれば、リニアモータ50の出力が、トグル機構52により増幅されて成形工具38に伝達されるので、従来より出力が小さいリニアモータを用いることができる。さらに、図3に示すように、成形工具38の成形刃38Aが加工位置P1に突入したときには、延長リンク45がリニアモータ50のスライド方向と略平行になる(即ち、2つのヒンジピン43P,51Pがリニアモータ50のスライド方向と略平行に並ぶ)ので、リニアモータ50のスライド力を効率良く両トグルリンク42,43の連結部分に伝達させることができる。
【0030】
成形工具38の成形刃38Aを加工位置P1から退避させるためには、リニアモータ50の出力部50Bを敷設板34から離れる側にスライド駆動する。すると、延長リンク45を介して両トグルリンク42,43の連結部分が矩形窓44側に引っ張られ、両トグルリンク42,43の連結部分が屈曲した状態になる(図2参照)。そして、その屈曲が深まる程、リニアモータ50のスライド量に対する成形工具38の移動量の減速比が小さくなり、迅速に成形工具38の成形刃38Aを加工位置P1から退避させることができる。
【0031】
このようにして、各成形ユニット30の成形工具38の成形刃38Aが線材90に所定の順序で当接されて、線材90が所定の方向に屈曲されたり或いは湾曲される。そして、最後に線材90が切断されて、例えば、図5(A)に示したワークAが完成する。
【0032】
フォーミングマシン10にて成形されるワーク形状を変更するには、各成形ユニット30における成形工具38の進退タイミングを変更したり、成形工具38を別の成形工具38に取り替えればよい。また、必要に応じて、成形工具38の配置や数を変更することで、更にワーク形状の変更の自由度が高まる。ここで、本実施形態のフォーミングマシン10では、成形工具38、リニアモータ50及びトグル機構52が一体化されて成形ユニット30になっているので、成形ユニット30毎に、容易に配置や数を変更することができる。
【0033】
上述した本実施形態の変形例のとして、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
【0034】
(1)被成形材料は、例えば平板であってもよく、従って図5(B)に示したワークBや、図5(C)に示したワークCのように、平板を屈曲変形させた構造のワークを成形するフォーミングマシンも本発明の範囲に含まれる。
【0035】
(2)図6に示した変形例1のように、第2トグルリンク43から本発明の「延長部材」に相当する延長部43Eをリニアモータ50側に延設すると共に、スライドブロック51の一端に備えた突部51Aに、成形工具38のスライド方向と同方向を向いた長孔51Bを形成し、延長部43Eの先端を貫通したピン51Pを、前記長孔51B内に挿通させた構成にしてもよい。このように構成しても、リニアモータ50によってトグル機構52を作動させることができる。
【0037】
(3)図7に示した変形例2のように、フォーミングマシン10に備えた基板80に貫通孔81を形成し、各成形ユニット30のリニアモータ50を、基板80の表面側から貫通孔81を通して基板80の裏側に配置するように構成してもよい。
【0038】
<実施形態に適用された発明の効果>
本実施形態のフォーミングマシン10では、トグル機構52によりリニアモータ50の動力が増幅されて成形工具38に伝達されるので、従来のものより出力が小さいリニアモータを用いることができ、コスト低減を図ることが可能になる。しかも、各リニアモータ50は、基板14の裏側に配置されているので、加工位置P1で発生した粉塵によるリニアモータ50への影響を抑えることができる。
【0039】
また、各リニアモータ50は、各工具ホルダ37のスライド方向と交差する方向に延びて基板14の裏側で互いに平行になっているので、フォーミングマシン10全体をコンパクトな構成にすることができる。
【0040】
さらに、本実施形態のフォーミングマシン10では、延長リンク45がリニアモータ50の出力部50Bと、両トグルリンク42,43の連結部分にそれぞれ回動可能に連結されているので、リニアモータ50の出力部50Bの移動方向とトグルリンク42,43同士の連結部分の移動方向とのずれを延長リンク45の回動によって吸収することができる。即ち、ずれ吸収用の長孔を設ける場合に比べて、加工が容易でありかつ耐久性にも優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係るフォーミングマシンの正面図
【図2】 成形ユニットの側面図
【図3】 成形ユニットの側面図
【図4】 成形ユニットの正面図
【図5】(A)ワークの側面図
(B)ワークの斜視図
(C)ワークの斜視図
【図6】 変形例1の成形ユニットの側面図
【図7】 変形例2のフォーミングマシンの正面図
Claims (2)
- 材料が送られてくる加工位置に向かって対峙して配置された複数のスライドガイドを基板の表側に固定すると共に、前記各スライドガイドに案内される工具ホルダに成形工具を固定し、
前記工具ホルダ毎に設けられて前記基板の裏側に配置され、前記スライドガイドによる案内方向と交差する方向に直動するリニアモータを動力源として前記各工具ホルダを関連的にスライドさせることで、前記各成形工具を前記加工位置に進退移動させて、前記材料に順次各種の成形加工を行うフォーミングマシンであって、
前記スライドガイドのうち前記加工位置と反対側の端部に固定部材を固定し、その固定部材を前記工具ホルダにおける前記加工位置と反対側の端部に対向させ、前記固定部材と前記工具ホルダとの間を、トグル機構を構成する1対のトグルリンクで連結すると共に、それらトグルリンク同士の連結部分又はその近傍から前記基板の裏側まで延ばした延長部材を、前記リニアモータの出力部に連結したフォーミングマシンにおいて、
前記スライドガイドのうち前記固定部材側の端部を、前記基板の外縁部から外側に張り出し、その張り出し部分から前記基板の裏側に延設したモータ固定壁に前記リニアモータを固定することで、前記スライドガイドと前記工具ホルダと前記トグル機構と前記リニアモータとを一体化してユニットにしたことを特徴とするフォーミングマシン。 - 前記延長部材は、一端が前記トグルリンク同士の連結部分又はその近傍に回動可能に連結されかつ、他端が前記各リニアモータの出力部に回動可能に連結されたことを特徴とする請求項1に記載のフォーミングマシン。
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