JP4044675B2 - 建物ユニットの製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は建物ユニットの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の建物ユニットの製造方法は、特開平5-9980号公報に記載の如く、相対する柱間に妻床梁と妻天井梁を接合する妻フレーム組立工程と、相対する桁床梁からなる床梁フレーム組立工程と、相対する床天井梁からなる天井梁フレーム組立工程と、相対する妻フレーム間に床梁フレームと天井梁フレームを接合する構造体組立工程と、床梁フレームの両端部で妻フレームとの接合部に端床板を取付ける端床板取付工程からなるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
然しながら、従来技術では、以下の問題点がる。
▲1▼床梁フレームは当初桁床梁だけからなり、妻床梁を含まない。また、天井梁フレームも当初桁天井梁だけからなり、妻天井梁を含まない。従って、床梁フレームと天井梁フレームのサブ組立工程で、床梁フレームと天井梁フレームの全ての構成梁を当初から接合するものでなく、床梁フレームと天井梁フレームの直角度等の寸法精度の向上、ひいては建物ユニットの寸法精度の向上に困難がある。
【0004】
▲2▼床梁フレームのサブ組立工程では、相対する桁梁を備えるものの、妻梁を備えず、この段階では端床板を取付けることができない。従って、床梁フレームをサブ組立工程で完成することができず、建物ユニットの生産性の向上に困難がある。
【0005】
本発明の課題は、建物ユニットの寸法精度の向上と生産性の向上を図ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の本発明は、柱と梁とを接合した骨組構造体からなる建物ユニットの製造方法において、
梁を接合する平坦面と梁を接合しない他の平坦面との複数の平坦面を備えかつ複数の梁を枠組してなる梁フレームの柱接合部に柱を挿入するための柱挿入孔を中央に備えた外ダイヤフラムを具備せしめる工程と、
梁フレームに具備せしめた外ダイヤフラムの柱挿入孔に柱を挿入して任意の高さ位置に固定する工程とを有してなり、
前記他の平坦面を建物の構築基準面として用いることを特徴とする建物ユニットの製造方法である。
【0010】
請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載の本発明において更に、前記梁フレームとして床梁フレームを用い、柱に床梁フレームを接合し、天井梁を有さない前記骨組構造体を構成してなるようにしたものである。
【0011】
【作用】
請求項1の本発明によれば下記(1)〜(8)の作用がある。
(1) 床梁フレームは当初から妻床梁と桁床梁の全ての床梁を枠組して構成され、天井梁フレームも当初から妻天井梁と桁天井梁の全ての天井梁を枠組して構成される。従って、床梁フレームと天井梁フレームの直角度等の寸法精度の向上、ひいては建物ユニットの寸法精度の向上を図ることができる。
【0012】
(2) 床梁フレームのサブ組立工程で、全ての床梁を枠組するものであるから、床板もこの段階で全て取付完了でき、建物ユニットの生産性を向上できる。
【0013】
(3) 柱は梁が接合される外ダイヤフラムに挿入されて固定されるものであり、分断した柱の溶接に基づく欠陥を伴う虞れがなく、柱の通し精度は良く、柱の曲がりを伴わない。
【0014】
(4) 柱と外ダイヤフラムとは、梁に作用する曲げ、剪断等の荷重を柱に伝えるに足る接合強度で接合されれば足り、この接合部の残留応力は小さい。加えて、外ダイヤフラムにある程度の厚み、幅(外径)をもたせてその剛性を確保することにより、柱梁接合仕口における柱の変形を抑止できる。これらにより、柱梁接合仕口の剛性、耐力を向上できる。
【0015】
(5) 外ダイヤフラムに一定の剛性を確保するに際し、その厚みを大きく取ることにより、幅(外径)を小さくでき、柱梁接合仕口の柱回りでの占有スペースを減縮できる。
【0016】
(6) 外ダイヤフラムは柱に挿入されて固定され、柱の外回りに付属するものであるから、柱の曲がりやねじれに起因して直ちに変形するものにならない。従って、外ダイヤフラムを外壁取付部材を設ける等の建物の構築基準面として用いるとき、曲がりやねじれのある柱面を基準としないため、柱の変形によらず、外壁の取付精度を向上する等ができる。
【0017】
(7) 外ダイヤフラムにおいて梁が接合される面を平坦面としたから、この外ダイヤフラムに接合される梁の接合端面は曲率がなく特殊加工を要しない平面で足りるものとなり、柱梁接合仕口を簡素化できる。
【0018】
(8) 外ダイヤフラムにおいて、梁を接合しない面も平坦面としたから、この平坦面を前述(6)の建物の構築基準面として好適に用いることができる。
【0019】
請求項2の本発明によれば下記(9)、(10)の作用がある。
(9) 寸法精度の高い床面、天井面を、柱に加工を施すことなく、1本の柱の任意の高さ位置に簡易に構築できる。
【0020】
(10)床梁フレームと天井梁フレームのそれぞれにおいて、柱回りで交差する 2本の梁の交差角を簡易に設定でき、直方体状の建物ユニットだけでなく、台形状等の敷地対応性の良い異形建物ユニットも簡易に構築できる。
【0021】
【発明の実施の形態】
図1は柱梁接合仕口を示す模式図、図2は建物ユニットの平面構成を示す平面図、図3は建物ユニットの平面構成の変形例を示す平面図、図4は建物ユニットの組立工程を示す模式図、図5は建物ユニットを示す側面図、図6は建物ユニットの変形例を示す側面図、図7はユニット建物を示す模式図、図8はユニット建物の変形例を示す模式図である。
【0022】
ユニット建物1Aは、図7に示す如く、工場生産された建物ユニット10を現地施工現場に輸送し、それら複数の建物ユニット10を基礎2の上で水平方向と上下方向に隣接設置し、最上階の建物ユニット10の上に屋根3を設けて構築したものである。
【0023】
以下、建物ユニット10とユニット建物1Aの構成について説明する。
(建物ユニット10)(図1、図2、図4、図5)
建物ユニット10は、図2、図5に示す如く、柱11と床梁12とを接合した骨組構造体からなるものであり、 4本の床梁12を矩形状に枠組してなる床梁フレーム13のコーナー部である柱接合部に外ダイヤフラム14を溶接し、各外ダイヤフラム14に円形断面の柱11を挿入し、柱11の任意の高さ位置に外ダイヤフラム14を溶接し、天井梁を有さずに構成したものである。
【0024】
柱11としては円形断面の鋼管等を採用し、床梁12としてはC形鋼等を採用できる。円形断面の鋼管等からなる柱11にあっては、その上下の端面にエンドプレート11Aが装着されて溶接される。
【0025】
外ダイヤフラム14は複数の平坦面21を備える、例えば 8面体の如くの多面体をなし、中央に柱挿入孔22を備える。そして、複数の平坦面21うちの 2つの平坦面21A、21Bを相交差する 2本の床梁12が接合される平坦面21とし、これらの平坦面21A、21Bの交差角を直角としている。また、他の平坦面21、例えば他の 2つの平坦面21C、21Dを床梁12を接合せずに、外壁取付部材を設ける等の建物の構築基準面として用いることとし、これらの平坦面21C、21Dの交差角を直角としている(図2)。外ダイヤフラム14が備える各平坦面21の交差角を外ダイヤフラム14の部品段階で高精度に加工し、上述の平坦面21Aと平坦面21Bの交差角、平坦面21Cと平坦面21Dの交差角がそれぞれ高精度に相直交せしめられるものであるとき、床梁フレーム13の各柱接合部で交差する床梁12の直角度、外壁の直角度をそれぞれ簡易に高精度化できる。
【0026】
ここで、床梁フレーム13にあっては、床梁12が前述した如くのC形鋼であって、上下のフランジ12A、12Bとウエブ12Cを有するとき、各柱接合部に上下の外ダイヤフラム14A、14Bを用いる。そして、床梁12の上フランジ12Aは上外ダイヤフラム14Aの平坦面21(21A、21B)に溶接され、下フランジ12Bは下外ダイヤフラム14Bの平坦面21(21A、21B)に溶接され、ウエブ12Cはそれらの外ダイヤフラム14にも柱11の側面にも接続されない(図1)。即ち、床梁12は曲げと剪断等の荷重を上下の外ダイヤフラム14A、14Bに伝えるのに必要な断面のみ、換言すれば上フランジ12Aと下フランジ12Bの断面だけをそれら上下の外ダイヤフラム14A、14Bに溶接すれば足りる。
【0027】
また、床梁フレーム13にあっては、外ダイヤフラム14の厚みtを大きくとることにより外ダイヤフラム14の剛性を確保でき、柱11と床梁12との柱梁接合仕口での柱11の変形を抑制できる。そして、床梁フレーム13の各柱接合部に上下の外ダイヤフラム14A、14Bを備えるとき、上下の外ダイヤフラム14A、14Bの少なくとも一方を柱11に溶接するものであれば良い。尚、外ダイヤフラム14Bは厚みtを大きくとることにより、半径方向の幅bを小とし、柱11回りでの外ダイヤフラム14の張り出しを減縮できる。
【0028】
以下、建物ユニット10の組立手順について説明する(図4)。
(1) 4本の床梁12と上下各 4個の外ダイヤフラム14(14A、14B)を用いて矩形状の床梁フレーム13を前述の如くに製造する(図4(A))。
【0029】
(2) 床梁フレーム13に具備せしめた各外ダイヤフラム14に柱11を挿入し、各柱11の任意の高さ位置に外ダイヤフラム14を溶接する(図4(B)、(C))。これにより、床梁フレーム13を有し、天井梁を有さない建物ユニット10が構築される。
【0030】
尚、建物ユニット10にあっては、図5に示す如く、床梁フレーム13の上に床面材31が取着され、柱11の上端部に天井面材32が取着されて用いられる。
【0031】
また、上記(1) で、床梁12と外ダイヤフラム14は、床梁12の梁端面(フランジ12A、12B)を前述した如く、外ダイヤフラム14の平坦面21(21A、21B)に突き合わせ溶接することにて接合される。但し、床梁12と外ダイヤフラム14は、外ダイヤフラム14から床梁12と同一断面の接続ピースを突設し、この接続ピースに床梁12の梁端面を突き合わせ溶接する等、他の接合構造にて接合されるものであっても良い。
【0032】
また、上記(2) で、柱11と外ダイヤフラム14は、柱11の側面と外ダイヤフラム14とを隅肉溶接することにて接合される。但し、柱11と外ダイヤフラム14は、接着、加締め、焼き嵌め、くさび挿入等の他の接合構造にて接合されるものであっても良い。
【0033】
(ユニット建物1A)(図7)
ユニット建物1Aは、図7に示す如く、複数の建物ユニット10を水平方向と上下方向に隣接設置するに際し、上階側の建物ユニット10Aの床梁フレーム13を柱11の中間部に固定し、この建物ユニット10Aの床梁フレーム13の下に下階のための天井面材32を取着し、下階側の建物ユニット10Bの柱11に天井面材を取着せず、下階に高天井空間4(天井高H1 )を形成したものである。また、上階側の建物ユニット10Aの柱11にも天井面材を取着せず、この上階側の建物ユニット10Aと屋根3とで小屋裏空間5を形成してある。
【0034】
従って、本実施形態によれば、以下の作用がある。
(1) 床梁フレーム13は当初から妻床梁と桁床梁の全ての床梁12を枠組して構成される。従って、床梁フレーム13の直角度等の寸法精度の向上、ひいては建物ユニット10の寸法精度の向上を図ることができる。
【0035】
(2) 床梁フレーム13のサブ組立工程で、全ての床梁12を枠組するものであるから、床板もこの段階で全て取付完了でき、建物ユニットの生産性を向上できる。
【0036】
(3) 柱11は床梁12が接合される外ダイヤフラム14に挿入されて固定されるものであり、分断した柱11の溶接に基づく欠陥を伴う虞れがなく、柱11の通し精度は良く、柱11の曲がりを伴わない。
【0037】
(4) 柱11と外ダイヤフラム14とは、床梁12に作用する曲げ、剪断等の荷重を柱11に伝えるに足る接合強度で接合されれば足り、この接合部の残留応力は小さい。加えて、外ダイヤフラム14にある程度の厚みt、幅b(外径)をもたせてその剛性を確保することにより、柱梁接合仕口における柱11の変形を抑止できる。これらにより、柱梁接合仕口の剛性、耐力を向上できる。
【0038】
(5) 外ダイヤフラム14に一定の剛性を確保するに際し、その厚み を大きく取ることにより、幅b(外径)を小さくでき、柱梁接合仕口の柱11回りでの占有スペースを減縮できる。
【0039】
(6) 外ダイヤフラム14は柱11に挿入されて固定され、柱11の外回りに付属するものであるから、柱11の曲がりやねじれに起因して直ちに変形するものにならない。従って、外ダイヤフラム14を外壁取付部材を設ける等の建物の構築基準面として用いるとき、曲がりやねじれのある柱面を基準としないため、柱11の変形によらず、外壁の取付精度を向上する等ができる。
【0040】
(7) 外ダイヤフラム14において床梁12が接合される面を平坦面21としたから、この外ダイヤフラム14に接合される床梁12の接合端面は曲率がなく特殊加工を要しない平面で足りるものとなり、柱梁接合仕口を簡素化できる。
【0041】
(8) 外ダイヤフラム14において、床梁12を接合しない面も平坦面21としたから、この平坦面21を前述(6) の建物の構築基準面として好適に用いることができる。
【0042】
(9) 寸法精度の高い床面、天井面を、柱11に加工を施すことなく、 1本の柱11の任意の高さ位置に簡易に構築できる。
【0043】
(10)床梁フレーム13において、柱11回りで交差する 2本の床梁12の交差角を簡易に設定でき、直方体状の建物ユニット10を簡易に構築できる。
【0044】
次に、建物ユニット10とユニット建物1Aの変形例について説明する。
(異形建物ユニット30)(図3)
図3の異形建物ユニット30は、前述の建物ユニット10に比して、床梁フレーム13を構成する 4本の床梁12のうちの 1本の床梁12を他の床梁12に対して斜め配置される斜め床梁31とし、床梁フレーム13の枠組を台形状としたものである。
【0045】
この異形建物ユニット30では、相交差する 2本の床梁12、31が接合され外ダイヤフラム14において、その梁接合平坦面21A、21Bの交差角を、部品段階で、それら床梁12、31の所望の交差角に適合するように高精度に設けておく。これにより、それら床梁12、31の梁端面を外ダイヤフラム14の上述の平坦面21A、21Bに突き合わせ溶接するだけで、それらの床梁12、31が所望の交差角で交差する台形状の床梁フレーム13を簡易且つ高精度に構築できる。この建物ユニット30は、斜め境界線をもつ敷地に良く対応できる。
【0046】
(天井梁をもつ建物ユニット40)(図6)
図6の建物ユニット40は、前述の建物ユニット10に比して、柱11の上部に天井梁41を備えたものである。即ち、建物ユニット40では、 4本の天井梁41を矩形状もしくは台形状等に枠組してなる天井梁フレーム42のコーナー部である柱接合部に外ダイヤフラム43を溶接し、各外ダイヤフラム43に円形断面の柱11を挿入し、柱11の任意の高さ位置に外ダイヤフラム43を溶接し、前述の床梁12に加え、天井梁41を有するようにしたものである。
【0047】
建物ユニット40にあっては、床梁フレーム13の上に床面材31が取着されることに加え、天井梁フレーム42の下に天井面材44が取着されて用いられる。
【0048】
(ユニット建物1B)(図8)
ユニット建物1Bは、図8に示す如く、複数の建物ユニット10を水平方向、上下方向に隣接設置するに際し、相隣る建物ユニット10A、10Bのうち、一方の建物ユニット10Aの床梁フレーム13を柱11の中間部に設け、両建物ユニット10A、10Bの床梁フレーム13の高さ位置を相互に異ならせたものである。これにより、相隣る建物ユニット10A、10B間で、天井高(天井高H1 、H2 )の異なる変化のある空間を形成できる。また、建物ユニット10Aの床下にて利用可能な床下空間6を形成できる。
【0049】
以上、本発明の実施の形態を図面により詳述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、本発明が適用される建物ユニットは、梁フレームの枠組形状が四角形のものに限らず、種々の多角形体でも、曲がり梁を用いた曲面体でも良い。
【0050】
また、本発明が用いられるユニット建物は、複数の建物ユニットのうちの一部で本発明の構造を採用するものであれば良く、他の一部に本発明によらない建物ユニットを含むものであっても良い。
【0051】
また、本発明の実施において、柱は円形断面に限らず、角形断面等、如何なる断面形状のものであっても良い。また、床梁、天井梁はC形鋼に限らず、如何なる断面形状のものであっても良い。
【0052】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、建物ユニットの寸法精度の向上と生産性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は柱梁接合仕口を示す模式図である。
【図2】図2は建物ユニットの平面構成を示す平面図である。
【図3】図3は建物ユニットの平面構成の変形例を示す平面図である。
【図4】図4は建物ユニットの組立工程を示す模式図である。
【図5】図5は建物ユニットを示す側面図である。
【図6】図6は建物ユニットの変形例を示す側面図である。
【図7】図7はユニット建物を示す模式図である。
【図8】図8はユニット建物の変形例を示す模式図である。
【符号の説明】
10、30、40 建物ユニット
11 柱
12、31 床梁
13 床梁フレーム
14、43 外ダイヤフラム
21(21A、21B、21C、21D) 平坦面
41 天井梁
42 天井梁フレーム
Claims (2)
- 柱と梁とを接合した骨組構造体からなる建物ユニットの製造方法において、
梁を接合する平坦面と梁を接合しない他の平坦面との複数の平坦面を備えかつ複数の梁を枠組してなる梁フレームの柱接合部に柱を挿入するための柱挿入孔を中央に備えた外ダイヤフラムを具備せしめる工程と、
梁フレームに具備せしめた外ダイヤフラムの柱挿入孔に柱を挿入して任意の高さ位置に固定する工程とを有してなり、
前記他の平坦面を建物の構築基準面として用いることを特徴とする建物ユニットの製造方法。 - 前記梁フレームとして床梁フレームを用い、柱に床梁フレームを接合し、天井梁を有さない前記骨組構造体を構成してなることを特徴とする請求項1に記載の建物ユニットの製造方法。
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