JP4038102B2 - 非接触型の給電装置を用いた自走式自動開閉扉 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、建物や部屋の出入り口に設置された自動ドアや、敷地の出入り口に設置された自動開閉式の門扉などであって、非接触型の給電装置を用いて扉内に設けた駆動装置に駆動電力を供給する自走式の自動開閉扉に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の自走式の自動開閉扉に給電する方法としては、ワイヤハーネスで接続する方法や、固定側に設けられた給電バーと移動側に設けられた集電ブラシにより接続する方法があった。また、前述のハーネスや機械的な接続を廃するために、例えば、特開2002−89160号公報に記載されたように、電磁誘導を利用して給電する方法があった。
この電磁誘導を利用した給電方法を、もうすこし詳しく説明すると、柱などの固定側に誘導用の1次コイルを設置し、扉などの移動側に被誘導用の2次コイルを、扉の閉鎖時に前記1次コイルに対峙するように配置して設ける。柱に設置された1次コイルは送電制御装置を介して電源に接続され、扉に設けられた2次コイルは、受電制御装置を介して充電池に接続される。さらに前記充電池は、扉の開閉制御装置や駆動装置に接続されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の電磁誘導を利用した給電装置では、扉が閉鎖されているときだけしか1次コイルと2次コイルが対峙しないため、扉の閉鎖状態でしか充電(給電)ができないという問題があった。
また、扉が閉鎖されている状態でも、1次コイルが電源に接続されているので、給電していないときにも1次コイルに不要な発熱が発生するとともに、不要な磁束が発生して周囲に悪影響を与える恐れがあるという問題点を有していた。
【0004】
本発明は、扉が閉鎖されている状態でも、開放されている状態でも扉側へ給電することができる自走式開閉扉を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、以上のような問題点を解決するためになされたもので、柱や壁などの固定側に開閉扉側へ向かって設けられた1次コイルに電源の供給源を接続し、この電源供給源と1次コイルの間に、開閉扉の位置を検出して開閉扉の全閉状態および全開状態のときに電源供給源と1次コイルを接続する扉位置検出スイッチを固定側に設け、前記1次コイルと電磁結合する全閉時用2次コイルを開閉扉が全閉状態のときに前記1次コイルと対峙するように開閉扉に設けるとともに、同じく前記1次コイルと電磁結合する全開時用2次コイルを開閉扉が全開状態のときに前記1次コイルと対峙するように開閉扉に設け、開閉扉の全閉または全開状態により前記2次コイルのいずれかを定電圧装置に接続する切換回路を開閉扉内に設け、この定電圧回路を介して電源を供給される蓄電手段を開閉扉内に設け、この蓄電手段をドアコントローラに接続してなるものである。
【0006】
また、扉の数を複数段とした自動開閉扉のために、それぞれの開閉扉に定電圧装置と蓄電手段とドアコントローラを内蔵し、前記2次コイルに接続され、次段の開閉扉側に向けた1次コイルを開閉扉内に設け、後段の開閉扉に前段の開閉扉の1次コイルと電磁結合する2次コイルを、前後段の開閉扉が揃った状態のときに前段の1次コイルと対峙するように開閉扉に設けるとともに、同じく前段1次コイルと電磁結合する2次コイルを、前後段の開閉扉が完全に開いた状態のときに前段の1次コイルと対峙するように開閉扉に設け、前段の開閉扉との位置関係により後段の開閉扉の2次コイルのいずれかを定電圧装置に接続する切換回路を開閉扉内に設け、この定電圧回路を介して前記蓄電手段に電源を供給し、この蓄電手段をドアコントローラに接続してなるものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明による給電装置の第1実施例を図1ないし図6に基づいて説明する。
図1において、11、12は自動ドアの両側の柱、21は自動扉、22は嵌殺戸である。両側の柱11、12の間の上部には無目4が設けられ、無目4内にはレール5が設けられて、自動扉21が吊車6を介して吊り下げられている。また、略中間であって嵌殺戸22の端部には中間方立3が設けられている。
【0008】
次に、電気系統について、図1および図2に基づいて説明する。
この中間方立3の上部には、扉21側との電磁結合のための1次コイル13が設けられている。この前記1次コイル13には、入力された電源を電磁結合の伝達効率が最も良い周波数に変換する周波数変換回路15を介して商用電源と太陽電池などを切換える切換回路16が接続されている。周波数変換回路15は、入力された電源が交流のときも、太陽電池などからの直流のときも、電磁結合の伝達効率が最も良い周波数の交流電源に変換して出力する。前記周波数変換回路15は、自動扉21が全開状態および全閉状態のときにオンする扉位置検出スイッチ14に接続されて、自動扉21が全開および全閉のときにのみ、1次コイル13に電源を供給するようになっている。
【0009】
全閉状態の自動扉21の前記1次コイル13に対峙する位置には、図2に示すように、2次コイル81が設けられ、全開状態の自動扉21の前記1次コイル13に対峙する位置には、図4に示すように、2次コイル82が設けられている。これらの2次コイル81、82は、切換回路9を介して定電圧装置7に接続されている。前記切換回路9には、自動扉21の全閉検出スイッチ101および全開検出スイッチ102が接続され、これらの検出スイッチ101、102により、定電圧装置7への接続を、全閉状態のときに2次コイル81へ、全開状態のときに2次コイル82へ切換えるように構成されている。
【0010】
前記切換回路9、具体的には、例えば図5に示すように構成されている。すなわち、自動扉21が全閉状態のときは、図5に示すように、全閉検出スイッチ101の常閉接点がオン、全開検出スイッチ102の常開接点がオンして、2次コイル81が定電圧装置7に接続される。逆に、自動扉21が全開状態のときは、全開検出スイッチ102の常開接点がオンし、全閉検出スイッチ101の常閉接点がオンして、2次コイル82が定電圧装置7に接続される。また、自動扉21が、全閉状態でも全開状態でもない中間の位置にあるときは、全閉検出スイッチ101、全閉検出スイッチ102の常開接点がオフしているので、いずれの2次コイル81、82も、定電圧装置7に接続されない。
【0011】
前記定電圧装置7は、蓄電手段としての充電池11に接続され、充電池11はドアコントローラ12に接続されている。ドアコントローラは12、自動扉21の駆動モータ7、各種センサ18、電気錠19および表示回路21に接続されている。なお、センサ18は、特に図示はしないが、人や物体の接近センサ、キャッチリターンのためのドアへの負荷センサ、ドアの位置センサ、モータ3の回転位置センサ、モータ7の過電流などによる異常センサ、ドアの先端の接触センサ、前記物体等の接近センサの不感帯における人や物体の存在を検知する投光センサがなどが含まれている。
【0012】
次に、1次コイル13と2次コイル81、82の取り付けについて、図6に基づいてもう少し詳しく説明する。
1次コイル13は、中間方立3の上部に、取付金具27によって取付けられているが、調整ボルト28によって進退自在に取付けられ、2次コイル81との隙間を調整できるようになっている。また、2次コイル81は、1次コイル13と同様に、取付金具29と調整ボルト30により進退自在に設けられているが、さらに、2次コイル81はばね31によって、自動扉21の閉鎖時に、自動扉21の移動方向に進退自在に取付けられている。
図6に示すのは、自動扉21が閉鎖状態のときに作動する2次コイル81を示すものであるが、自動扉21の開放時に作動する2次コイル82の場合も、特に図示はしないが、図6と方向が反対(図面上、左右が反対)になるだけであって、ほぼ同じ機構によって取付けられている。
【0013】
次に、以上の構成による自走式自動開閉扉の作用について説明する。
切換器13が、日照条件や太陽電池側からの出力電圧などの条件により、太陽電池が使用可能な場合には太陽電池側に、太陽電池が使用不可能な場合には商用電源側に電源を切換えて、周波数変換回路15に電源を供給し、扉位置検出スイッチ14が、扉21の全閉または全開状態を検出した場合のみ、周波数変換回路15が、電磁結合に最も伝達効率が良い周波数の電源を1次コイル81に供給する。自動扉21が全閉または全開状態でない場合には、周波数変換回路15は、1次コイル81への電源の供給を停止する。
【0014】
自動扉21が全閉の場合、1次コイル13と2次コイル81が対峙するとともに、全閉検出スイッチ101が押下されて、この全閉検出スイッチ101の常開接点がオンし、全開検出スイッチ202の常閉接点がオンして2次コイル81が定電圧装置7に接続される。定電圧装置7は、2次コイル81から供給された電源を直流化、低電圧化して充電池11に充電を行う。
自動扉21が全開の場合、1次コイル13と2次コイル82が対峙するとともに、全開検出スイッチ102が押下されて、この全開検出スイッチ102の常開接点がオンし、全閉検出スイッチ201の常閉接点がオンして2次コイル82が定電圧装置7に接続され、前述と同様にして、定電圧装置7が充電池11に充電を行う。
ドアコントローラ12は、人や物体の接近センサ7の検出信号により、駆動モータ7に電源を供給して自動扉21の開閉を行う。
【0015】
次に、図6ないし図9に基づいて、本発明の第2実施例を説明する。
67に示すのは、敷地の出入り口などに設置された自動開閉式の門扉であって、1枚の固定扉(または塀や壁)33と3段の開閉扉341、342、343とからなる。この門扉の固定扉33と開閉扉341は、開閉扉341が下部に設けられた車輪で走行する点と2枚目以降の開閉扉342、343を有する点を除いて、基本的には同様の構成を有している。そして、2枚目以降の開閉扉342、343に電源を伝達するために、固定扉33に設置された1次コイル13から1枚目の開閉扉341に設置された2次コイル811または812へ伝達供給された電源を、さらに1枚目の開閉扉341内に設けられた1次コイル131に2枚目の開閉扉342に設けられた2次コイル821または822に対峙させて伝達供給するものである。さらに、2枚目の開閉扉342から3枚目開閉扉343への電源の伝達供給も、1枚目の開閉扉341から2枚目開閉扉342への電源の伝達供給と同様に構成によって行われる。
【0016】
以下、この第2実施例の電源を伝達するための構成について、もう少し具体的に説明する。なお、定電圧装置7、蓄電手段11およびドアコントローラ12は図示を省略し、これらをまとめて駆動ユニット351として説明する。
開閉扉341には、図6ないし図8に示すように、2次コイル811が、開閉扉341の全閉状態で固定扉33に設置された1次コイル13に対峙するように固定扉33側の面に設けられ、2次コイル812が、開閉扉341の全開状態で固定扉33に設置された1次コイル13に対峙するように設けられている。前記2次コイル812の2枚目の開閉扉342側の面には、1次コイル131が設けられている。これらの2次コイル811、812および1次コイル1は、切換回路321を介して駆動ユニット351に接続されている。
【0017】
前記2次コイル811の位置には、2次コイル811が固定扉33の1次コイル13に対峙したときにオンする位置検出スイッチ3611が設けられ、2次コイル812の位置には、2次コイル812が固定扉33の1次コイル13に対峙したときにオンする位置検出スイッチ3612が設けられている。さらに、1次コイル131の位置には、この1次コイル131が2枚目の開閉扉342の2次コイル821または822が対峙したときにオンする位置検出スイッチ371が設けられている。
【0018】
前記2次コイル81、812、位置検出スイッチ3611、3612は、図9に示すようにクロスリンクに接続されている。すなわち、2次コイル81が固定扉33の1次コイル13に対峙し、位置検出スイッチ361がオンしたときに、2次コイル81を接続し、2次コイル82を切断するように接続され、2次コイル82が固定扉33の1次コイル13に対峙し、位置検出スイッチ362がオンしたときに、2次コイル81を切断し、2次コイル82を接続するように構成されている。
また、前記1次コイル131と位置検出スイッチ371は、1次コイル131と2枚目の開閉扉342のいずれかの2次コイル821または822が対峙したときに1次コイル131が接続されるように構成されている。
2枚目の開閉扉342は前記1枚目の回動扉341とまったく同一に構成されているので、説明を省略する。また、3枚目の回動扉343は、1次コイルおよびこれの位置検出スイッチがないが、他は、回動扉341と同一に構成されているので、説明を省略する。
【0019】
次に、以上の第2実施例の作用を説明する。
図8(a)に示す全閉状態の場合、固定扉33の1次コイル13と1枚目の開閉扉341の2次コイル811が対峙して電磁結合し、位置検出スイッチ3611がオンしているので電源が駆動ユニット351に供給されて、蓄電手段に充電される。さらに、位置検出スイッチ371がオンしているので、2次コイル811と1次コイル131が接続されて電源が1次コイル131に供給される。そして、1枚目の開閉扉341の1次コイル131と2枚目の開閉扉342の2次コイル821が対峙して電磁結合し、以下同様にして、2枚目、3枚目の扉342、343に電源が供給される。
【0020】
図8(b)に示す全開状態の場合、固定扉33の1次コイル13と1枚目の開閉扉341の2次コイル812が対峙して電磁結合し、位置検出スイッチ3612がオンしているので電源が駆動ユニット351に供給されて、蓄電手段に充電される。さらに、位置検出スイッチ371がオンしているので、2次コイル812と1次コイル131が接続されて電源が1次コイル131に供給される。そして、1枚目の開閉扉341の1次コイル131と2枚目の開閉扉342の2次コイル822が対峙して電磁結合し、以下同様にして、2枚目、3枚目の扉342、343に電源が供給される。
【0021】
開閉扉341、342、343が、全閉でも全開でもない中間の状態では、位置検出スイッチ3611がオフして2次コイル811が切断されるとともに、位置検出スイッチ3612もオフして2次コイル812も切断されているので、駆動ユニット351に電源が供給されることはない。さらに、位置検出スイッチ371もオフして1次コイル131も切断されているので、2枚目の開閉扉342への電源を供給することはなく、1次コイル131が不要な発熱などを起こすことがない。
【0022】
以上の第2実施例では、開閉扉341、342には、それぞれ一方の端部に1個の1次コイル131、132と位置検出スイッチ371、372を設けるようにしたが、本発明はこれに限られるものではなく、開閉扉341、342の両方の端部に1次コイルと位置検出スイッチを設けるようにしてもよい。一方の端部にのみ1次コイルと位置検出スイッチを設けた場合、開閉扉の勝手方向によって1次コイルと位置検出スイッチの取付位置を変更しなければならないか、または、勝手方向によって位置検出スイッチの設置位置が違う開閉扉を用意しなければならないが、両方の端部に設けた場合、右勝手でも左勝手でも開閉扉を共通とすることができる。
【0023】
以上の実施例では、蓄電手段として充電池を用いた場合の例を説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、充分な電流容量が確保できればキャパシタ(蓄電器)でもよい。
【0024】
【発明の効果】
本願の発明は、以上のように、1次コイルと2次コイルを用いて電磁結合により非接触で電源を供給するようにした開閉扉において、固定側と開閉扉の位置関係により、または、前後段の開閉扉の位置関係により、1次コイルと電磁結合する2次コイルを選択的に定電圧装置と切り離し、あるいは接続するようにしたので、扉の全閉位置でも全開位置でも、常に充電池に充電あるいは給電することができる。また、開閉扉の位置関係により、1次コイルへの電源供給を行ったり停止するようにしたので、給電を行っていないときの不要な発熱や周囲への不要な悪影響を排除することができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動開閉扉の第1実施例の一部ブロック図を含む正面図である。
【図2】図1の自動開閉扉の電気系統を示すブロック図である。
【図3】図2の自動開閉扉の全開状態の1次コイルおよび2次コイルの位置関係を示すブロック図である。
【図4】図1の自動開閉扉の切換回路9を示す回路図である。
【図5】図1の自動開閉扉の1次コイルおよび2次コイルの取付け方法を示す断面図である。
【図6】本発明による自動開閉扉の第2実施例を示すもので、複数段の開閉扉を有する自動開閉扉の正面図である。
【図7】図6の平面図であり、(a)は開閉扉の全閉状態を示す平面図、(b)は全開状態を示す平面図である。
【図8】図6の1枚の開閉扉を示す一部ブロック図化した平面図である。
【図9】図8の1枚の開閉扉の電気系統を示す回路図である。
【符号の説明】
1、12…柱、21…開閉扉、22…嵌殺扉、3…中間方立、4…無目、5…レール、6…吊車、7…モータ、81、82…2次コイル、9…切換回路、101…全閉検出スイッチ、102…全開検出スイッチ、11…充電池、12…ドアコントローラ、13…1次コイル、14…扉位置検出スイッチ、15…周波数変換回路、16…切換回路、18…センサー、19…錠駆動回路、20…警報回路。

Claims (6)

  1. 柱や壁などの固定側に開閉扉側へ向かって設けられた1次コイルに電源の供給源を接続し、前記1次コイルと電磁結合する全閉時用2次コイルを開閉扉が全閉状態のときに前記1次コイルと対峙するように開閉扉に設けるとともに、同じく前記1次コイルと電磁結合する全開時用2次コイルを開閉扉が全開状態のときに前記1次コイルと対峙するように開閉扉に設け、開閉扉の全閉または全開状態により前記2次コイルのいずれかを定電圧装置に接続する切換回路を開閉扉内に設け、この定電圧回路を介して電源を供給される蓄電手段を開閉扉内に設け、この蓄電手段をドアコントローラに接続してなることを特徴とする非接触型の給電装置を用いた自走式自動開閉扉。
  2. 複数段の開閉扉を設け、それぞれの開閉扉に定電圧装置と蓄電手段とドアコントローラを内蔵し、前記2次コイルに接続され、次段の開閉扉側に向けた1次コイルを開閉扉内に設け、後段の開閉扉に前段の開閉扉の1次コイルと電磁結合する2次コイルを、前後段の開閉扉が揃った状態のときに前段の1次コイルと対峙するように開閉扉に設けるとともに、同じく前段1次コイルと電磁結合する2次コイルを、前後段の開閉扉が完全に開いた状態のときに前段の1次コイルと対峙するように開閉扉に設け、前段の開閉扉との位置関係により後段の開閉扉の2次コイルのいずれかを定電圧装置に接続する切換回路を開閉扉内に設け、この定電圧回路を介して前記蓄電手段に電源を供給し、この蓄電手段をドアコントローラに接続してなることを特徴とする請求項1記載の非接触型の給電装置を用いた自走式自動開閉扉。
  3. 固定側と開閉扉の位置関係、または開閉扉と後段の開閉扉の位置関係を検出する扉位置検出スイッチを設け、固定側の1次コイルまたは開閉扉の1次コイルが後段の扉の2次コイルと対峙したときのみ、前記1次コイルに電源を接続することを特徴とする請求項1または2記載の非接触型の給電装置を用いた自走式自動開閉扉。
  4. 切換回路は、扉位置検出スイッチを2次コイルに対してクロスリンクに接続し、一方側の扉位置検出スイッチは、オンのときに一方側の2次コイルを接続するとともに他方側の2次コイルを切断し、オフのときに一方側の2次コイルを切断するとともに他方側の2次コイルを接続し、他方側の扉位置検出スイッチは、オンのときに他方側の2次コイルを接続するとともに一方側の2次コイルを切断し、オフのときに他方側の2次コイルを切断するとともに一方側の2次コイルを接続することを特徴とする請求項1または2記載の非接触型の給電装置を用いた自走式自動開閉扉。
  5. 後段の開閉扉へ電源を供給する1次コイルを開閉扉の両側に設け、右勝手および左勝手の開閉扉を共通化したことを特徴とする請求項2記載の非接触型の給電装置を用いた自走式自動開閉扉。
  6. 電源供給源と1次コイルとの間に、周波数変換回路を挿入してなることを特徴とする請求項1または2記載の非接触型の給電装置を用いた自走式自動開閉扉。
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