JP4037517B2 - 間欠ワークからの画像入力装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、間欠的に搬送されるワークから、ラインセンサにより繰り返し画像入力を行う検査装置等に適用して好適な、間欠ワークからの画像入力方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
印刷物等のワークを任意速度で搬送すると共に、該ワークからラインセンサにより絵柄等を画像入力することにより、その入力画像に基づいて絵柄等を検査することが行われている。
【0003】
このように、任意速度、即ち速度可変のワークからラインセンサにより画像を入力する場合、ワークの速度によらず一定の画像が得られるようにするために、ワークの動きに同期した水平同期信号(例えば、1パルス/mm)により、該センサを走査することが一般に行われている。
【0004】
このようなワークの動きに同期した水平同期信号としては、通常ロータリーエンコーダのA相のパルス信号や、近接センサ、光電センサ等により生成される連続的なON/OFF信号が使用され、その出力タイミングでランイセンサの走査を行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ワークが間欠的に搬送される場合には、画像を入力する先頭位置を指定する必要があるために、前記水平同期信号に加えて、ワークの先頭がラインセンサにかかるタイミングを設定するための絵柄先頭信号として、水平同期信号生成とは別系統のセンサ、例えばロータリーエンコーダのZ相や、他の光電センサ、近接センサ等からの信号を、画像制御装置に入力する必要がある。
【0006】
即ち、従来は、間欠的に搬送されるワークから常に一定の絵柄画像を入力するためには、水平同期信号及び絵柄先頭信号の2種類が必要であるという問題があった。
【0007】
又、このように2種類の信号を生成するには、ロータリーエンコーダは1台で済むものの高価であり、又、タイミング生成用センサを2系統(2台)持つことは同じく価格上昇につながるため、ラインセンサによる入力系を安価に構成することができないという問題もあった。
【0008】
本発明は、前記従来の問題点を解決するべくなされたもので、任意の画像入力手段に対して、間欠的に搬送されるワークから画像を入力する開始タイミングを確実に設定できると共に、画像入力手段がラインセンサである場合には、1系統のタイミング生成用センサにより、水平同期信号及び絵柄先頭信号を共に生成して、該ラインセンサにより常に一定の画像を入力することができるラインセンサによる画像入力装置を提供することを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、回転駆動手段により回転される原動軸を介して回転される搬送手段により間欠的に搬送されるワークから、該ワークの動きに同期して出力される絵柄先頭信号に基づいて、前記搬送手段により搬送されるワークの近接位置に配設されている画像入力手段により画像の入力を開始する間欠ワークからの画像入力装置において、前記回転駆動手段により回転される原動軸又は該原動軸を介して回転される回転体の外周部に付設されている、前記ワークの動きに同期するON/OFF又はOFF/ONの繰り返し部と、OFF又はONの一定部とがそれぞれ形成された繰り返しパターン部材と、該繰り返しパターン部材に近接配置され、前記繰り返し部と一定部とを検知して対応する繰り返し信号と一定信号をそれぞれ出力するタイミング生成用センサとを設置すると共に、該センサから出力される前記一定信号後の最初のON又はOFF信号を前記絵柄先頭信号とすることにより、同様に前記課題を解決したものである。
【0012】
本発明は、又、前記画像入力装置において、前記画像入力手段が、前記ワークの動きに同期して出力される水平同期信号により走査して画像を入力するラインセンサであり、前記タイミング生成用センサから出力される前記絵柄先頭信号を起点とする繰り返し信号を前記水平同期信号とするようにしたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
【0014】
図1は、本発明に係る一実施形態の間欠ワークからの画像入力装置が備えている回転体と、その外周部に貼付されている読取チャートとを模式的に示した概略斜視図である。
【0015】
本実施形態の画像入力装置は、間欠的に搬送されるワークから、該ワークの動きに同期して出力される絵柄先頭信号に基づいてラインセンサによる画像入力を開始し、同ワークの動きに同期して出力される水平同期信号により同ラインセンサを走査して画像入力するもので、具体的には製本機が有する丁合機に適用される乱丁検知装置である。便宜上これら製本機等については後に詳述する。
【0016】
本実施形態においては、ワーク(後述する刷本)の動きに同期する回転体1の外周端部にON/OFFにあたる白/黒(孔)の縞模様からなる繰り返し部が形成された周方向に有限の読取チャート(繰り返しパターン部材)2が貼付されている。そして、この回転体1が回転すると、その回転に伴って上記読取チャート2の繰り返し部(ON/OFF)と、読取チャート2がない状態(OFFの連続)とが繰り返されるようになっている。
【0017】
又、上記読取チャート2には、前記ON/OFFの繰り返し部とOFFの一定部を検知して、対応する繰り返し信号と一定信号をそれぞれ生成して出力する光電センサ3が近接配置されている。
【0018】
従って、この光電センサ3からは、上記回転体1の回転に伴って、図2に示すように、ON/OFFの繰り返し信号の後、読取チャート2がないOFFの一定信号が出力され、その後再びON/OFFの繰り返し信号が出力されるように、該回転体1の1回転につき繰り返し信号と一定信号とからなる繰り返しパターン信号が1回出力されることになる。
【0019】
そこで、本実施形態では、前記一定信号の後に出力される最初のON信号を前記絵柄先頭信号とし、これを起点として続くON/OFFの繰り返し信号を前記水平同期信号として利用するようにしている。
【0020】
ここで、一定信号の後の最初のON信号であることの判定は、以下のようにして行う。即ち、前回の繰り返し信号について信号の立ち下がり(立ち上がりでも可)毎に、その都度前のカウントをキャンセルしながら新たにカウントを開始することにより、最後の信号の立ち下がりから、予め設定してある基準時間T(任意の設定可能)以上が経過した場合に一定信号であると判定し、その後に出現する最初の立上りを最初のON信号と判定する。
【0021】
従って、本実施形態によれば、間欠的に搬送されるワークの画像入力をラインセンサを用いて行う場合、1系統のタイミング生成用センサである光電センサ3のみで画像入力が可能となるため、機器構成が単純で安価になると共に、該センサの導入時に行う調整もセンサが1系統のみであるので容易となる。
【0022】
図3は、本実施形態の変形例を示した概略側面図であり、ここでは、前記読取チャート2に相当する繰り返しパターン部材が、前記ワークの動きに同期する回転軸4に固定された、周方向に有限の歯車状部材5であり、前記タイミング生成用センサが該部材6の凸部を検出する近接スイッチである構成となっている。この場合も、前記読取チャート2と光電センサ3の組合せの場合と同様に、前記図2に示したパターン信号を出力させることができる。
【0023】
次に、本実施形態の乱丁検出機(画像入力装置)を具体的に説明するが、その前に、製本技術を理解するために、一般的な製本工程とその工程に適用される製本機等について詳細に説明する。
【0024】
図4は中綴製本工程の概要を示す斜視図である。
【0025】
同図において▲1▼は丁合工程、▲2▼は針金綴工程、▲3▼は断裁工程、▲4▼は集積工程をそれぞれ示しており、本来、中綴製本工程は、丁合工程▲1▼・針金綴工程▲2▼・断裁工程▲3▼から構成されており、更にある程度の厚みを有するカタログ等の雑誌類の大量生産の場合には図示する仕様の集積工程▲4▼(後述する駒返し集積仕様)を設ける。なお、各工程においては、後に詳述する検査装置が設けられており、各工程における不良発生の有無をチェックし、必要に応じて不良品を除去している。
【0026】
各工程の詳細については後述するが、図4中の工程▲1▼でGはギャザリングチェーン、G1は駒、工程▲2▼でHは針金である。S1 はセンター頁の折丁(刷本)、S2 は2鞍目の折丁、S3 は3鞍目の折丁、S4 は表紙の折丁であって、これらを折丁S1 〜S4 の小口側S1F〜S4Fを開いた状態で落下させ、背側S1H〜S4H側と駒G1との接触側を基準にして丁合をしていく。更に、針金Hで折丁S1 〜S4 の重なった状態のもの(以下、刷本集合体SAとする)をその背側から綴じて刷本綴集合体SBとなし、この刷本綴集合体SBの天地・小口を化粧断ちして中綴本(製品本)SCとなす。更に、これを一定冊数集積して製品束SDとし、作業者がこの製品束SDをキャラメル包装して出荷する。
【0027】
次に、中綴製本工程を行う加工機械である製本機の構成を説明する。
【0028】
図5は、中綴製本機の概略構成を示す斜視図である。この製本機は、前述した駒G1を一定間隔毎に有し、無端状に回転するギャザリングチェーンGに沿って、4つのフィーダF1 〜F4 (いずれも実質同一であるので単にFとも記す)と、オブリークシートモニタ(丁合ずれ検知装置)M1、キャリパ(増落丁検知器)M2、ステッチャ(針金綴機)HA、針金検知器M3が配置されており、更にギャザリングチェーンGとは直交する向きにリジェクト装置R1、トリマ(三方断裁機)T、トリムモニタ(断裁不良検出装置)M4及びリジェクト装置R2が配されており、更に、スタッカWが最下流に配置された構成を採っている。なお、後述する検査・制御のところで説明するが、フィーダFには供給不良検知装置及び乱丁検知装置を具備しており、又、折丁の常態をチェックするコピーコントローラ(折丁監視制御装置)MCを制御系構成として有している。
【0029】
次に、各部構成を説明する。
【0030】
図6は、丁合工程▲1▼を構成するギャザリングチェーンGとフィーダ(丁合機)の関係を示す断面図であって、折丁S3 をギャザリングチェーンG上に供給している3番目のフィーダF3 (以下、フィーダFとも記載する)を示すものである。ここで、フィーダFは、上部構造FUと下部構造FBとから構成されており、下部構造FBは駆動・電力・エアー等を上部構造FUに伝達するものであり、上部構造FUは、ギャザリングチェーンGの上に位置してギャザリングチェーンGに折丁S3 (通常は正ラップ状態といって、折丁S3 の小口側S3Fの長い方を下側にして積載している)を一部ずつ供給する供給機構である。
【0031】
かかるフィーダFは、集積部10に棒積み状態にスタックされた折丁S3 に対して、まずサッカー12が吸引により折丁S3 の先端(背部S3H側)を引き出して、次にフィーダドラム14のグリッパ14a又は14bが、その折丁S3 の先端(背部S3H側)を把持し、フィーダドラム14の矢印方向の回転によってその折丁S3 を引き出し、ガイド16a、16bによってフィーダドラム14の周面に接触した状態でストッパ18に当たるまで搬送される。そして、ストッパ18に当たった位置で、ラップドラム20のグリッパ20aがその折丁S3 の下側(小口S3F側)の長い方を把持し、次いで、オープニングドラム22のグリッパ22aがその折丁S3 の下側(小口S3F側)の短い方を把持する。なお、折丁S3 の下側の長い方のラップドラム20への誘導と、折丁S3 の下側の短い方のオープニングドラム22への誘導は、両ドラム20と22間に設けてある羽根24が図中の矢印の方向にスイングして振り分ける。
【0032】
又、この時点では、フィーダドラム14のグリッパ14a又は14bは折丁S3 の把持を解除して、折丁S3 はフィーダドラム14に対して押さえコロ26のみで保持されており、ラップドラム20とオープニングドラム22の回転によって、折丁S3 は逆V字型に開きながら下方に引き下ろされることになる。そこで、折丁S3 は下方に落下していくが、まず一旦、真下にあるガイド28上に乗り、次にその状態で待機していると、手前のフィーダF1及びF2から供給された折丁S1 及びS2 を、駒G1で押しつつ搬送してくるギャザリングチェーンGによって、折丁S3 は駒G1で押されて折丁S1 及びS2 と同じ方向にガイド28上を滑っていき、ガイド28の端部からギャザリングチェーンG上の折丁S1 及びS2 の上に更に重なるように落下する。こうして、折丁S3 は、その下を走行中のギャザリングチェーンG上の駒G1直前の位置に鞍掛けされる、即ち折丁S1 、S2 及びS3 が丁合される。
【0033】
なお、折丁S3 の小口S3F側がグリッパ20aあるいは22aでくわえる方式では把持できない仕様(例えば、小口S3F側の一方が長くなっておらず、羽根24で振り分けることができないような形態)の場合に適用するフィーダとしては、羽根24を取り外し、更にグリッパ20a、22aに代えてサッカーを装着して、吸着する方式で折丁S3 の表裏の小口S3F側を把持して逆V字型に開くようにするものもある。
【0034】
図7は、図6のフィーダF3 の上部構造FU及びギャザリングチェーンGを斜め前方から俯瞰した斜視図である。ギャザリングチェーンGは、無端状に掛け渡されたチェーン(図示せず)に黒羽G2と駒に当たる赤羽G1を取り付けたものであり、赤羽G1(駒)は集積中の折丁S1 、S2 更に折丁S3 を押していく役割を果たしており、黒羽G2は折丁S1 〜S3 のうちの最内側の折丁S1 がギャザリングチェーンGと接触した状態で、駆動チェーンと接触して汚れないように油汚れのない接触面を形成すると共に、搬送中の折丁S1 〜S3 の集積体を逆V字型に開いた状態に保持する役割も果たしている。
【0035】
又、フィーダFの最上部には、前述した集積部10が外部に露出して形成されており、これは3番目のフィーダなので、作業員が折丁S3 を手載せできるようになっている。更に、フィーダドラム14、ラップドラム20及びオープニングドラム22は、一対のフレーム30、32間に回転自在に支持され、しかも後述するようにこれら3本のドラム14、20、22は1本のチェーンで駆動されており、それぞれの位相の関係は常に一定の状態を保つようになっている。
【0036】
図8は、図7のフィーダF3 の最上部構造である集積部10及びサッカー12の構成を抽出して示す概略斜視図である。
【0037】
フィーダFの最上部構造は、前述したように、集積部10とサッカー12の組み合わせにより形成された刷本の集積・分離機能を果たすものであって、集積部10は集積機能を果たす一方、サッカー12は分離機能を果たしている。
【0038】
ここで、集積部10は集積機能を果たすべく、図に示すように、底板10aの一部(主に前方)と前当て10bのL字面の一部とから、集積空間の底面を形成しており、更に、前当て10bより横方向外側に配置された2個のガイド板10c、10d、前当て10bと対向して配置された後方板10e、及び、前当て10bのL字面の一部とから集積空間の側面を形成している。
【0039】
ここで、底板10aと前当て10bで形成する集積空間の底面は、サッカー12が最下層の折丁S3 の一端(背部S3H側)を捲り出して該折丁S3 のみを分離することを可能にするよう、折丁S3 の束を保持する必要があるので、次の仕様からなる。
【0040】
まず、その集積空間の底面は完全なものではなく、図12に示すように、前当て10bの近辺にて底面の一部が欠落しており、その欠落部分からサッカー12の吸盤12aが、集積空間内に保持された折丁S3 の束の最下層の折丁S3 と接触可能になっている。
【0041】
又、その集積空間の底面の前側(前当て10bの形成する底面)は、常時固定されているのではなく、前当て10bが矢印の方向に往復回転動作を行うことにより、一時的に前側の底面を無い状態にすることが可能であり、サッカー12が最下層の折丁S3 の一端(背部S3H側)を捲り出して分離する際、即ち最下層の折丁S3 の一端である背部S3H側をサッカー12の吸盤12aで吸着した状態で、該サッカー12が反時計方向Yに回転して背部S3H側の部分で分離する際には、時計方向Xに回転して最下層の折丁S3 の一端(背部S3H側)を解放するといった回避動作を行うことができるようになっている。更に、その集積空間の底面の後側(底板10aの形成する底面)は、折丁S3 の束から最下層の折丁S3 を引き抜く際に、摩擦により折丁S3 に傷が着くものであってはならないために、その表面は平滑性を具備して形成されている。
【0042】
次に、2個のガイド板10c、10dと後方板10e、及び前当て10bで形成される集積空間の左右方向(ガイド板10c、10dを貫通する一点鎖線で描いたシャフトの方向)側面は、折丁S3 のサイズに応じて集積空間のサイズを調節する機能と、折丁S3 の左右方向の位置合わせをする機能を果たすものである。後方板10eは前後に移動可能であり、2個のガイド板10c、10dは左右に中心対象に移動可能であり、こうして折丁S3 のサイズが品目切替えで変わる毎に、2個のガイド板10c、10dと後方板10eを移動させるだけで最適サイズの収納空間を設定することができるようになっている。
【0043】
サッカー12は、分離機能を果たすべく、吸盤12aが集積保存された状態の最下層の折丁S3 の一端(背部S3H側)と接触する位置(集積空間の底面のレベル)とフィーダドラム14との受け渡しを行う位置との間を往復回転動作が可能になっている。又、一方で、その先端に具備された吸盤12aを介して折丁S3 の束の最下層の折丁S3 の一端(背部S3H側)を吸着保持した状態のまま、受け渡しを行う位置まで反時計方向Yに回転し、フィーダドラム14との受け渡しの際には吸着を停止し、その一端を解放するために、前記往復回転動作機能と連動して真空吸着を入切することが可能になっている。そのため、サッカー12には、図示しないがバキュームホースを介して真空発生機器に接続されており、配管類の途中に設けられた電磁弁あるいはカム式の弁により、真空配管経路を適宜開閉制御することができるようになっている。
【0044】
なお、前記オブリークシートモニタ(丁合ずれ検知装置)M1及びキャリパ(増落丁検知器)M2は、前記丁合工程▲1▼の途中に配置されているが、これらについては後述する。
【0045】
図9は、前記図4の針金綴工程▲2▼に適用する、前記図5におけるステッチャを示す概略斜視図である。
【0046】
ここでステッチャ(針金綴機)HAは、図示するように、ギャザリングチェーンGの上に位置するステッチャ部材B1によって、針金Hをコの字型に成形した上で、丁合集合体SAの背部SAH に対して表紙側からこの針金Hを突き刺し、更に、ギャザリングチェーンGの下に位置するクリンチャB2をコネクティングロッドB3を介して作動させ、センター頁側に突き出てきた針金Hの先端をクリンチャB2の周面を押し付けることにより、針金Hの先端を内側に折り曲げている。
【0047】
なお、前記図5に示した針金検知器M3とリジェクト装置R1は、針金綴工程▲2▼のステッチャ(針金綴機)HAの下流に設けられており、針金検知器M3は針金綴じ不良を検出する装置であり、リジェクト装置R1は上流(フィーダ側)にて検出された不良をまとめて除去する装置であるがこれらについては後述する。
【0048】
トリマ(三方断裁機)Tは、前記図5に概念的に示したように、刷本綴集合体SBの天地、次いで小口の化粧断ちを行う装置であって、同図に示すT1は天地断裁刃、T2は小口断裁刃である。なお、詳細の図示は省略するが、トリマ(三方断裁機)Tの基本構成は、断裁刃T1、T2と、断裁刃へ刷本綴集合体SBを送り込むコンベアと、断裁する位置に送り込まれた刷本綴集合体SBを適宜の位置で止めるストッパとから構成されている。
【0049】
又、前記図5に示したトリムモニタ(断裁不良検出装置)M4及びリジェクト装置R2は、前記断裁工程▲3▼に設けられており、トリマ(三方断裁機)Tの下流で不良品を検査・除去する装置であるがこれらについては後述する。
【0050】
更に下流にあるスタッカWは、前記図5に示したように、中綴本SCを梱包し易いような形に集積する装置であって、この工程では、中綴本SCがベルトコンベアでニップされて、約45度の傾斜を登って行き、所定高さにて水平方向に転じて、真っ直ぐ進んだ後に、突き当て板等の係止部材W1にて止まって、その真下にある上部ポケット空間W2に送り込まれる。
【0051】
この上部ポケット空間W2は、後述する駒返当たりの部数の中綴本SCを仮受けして、更に下の下部ポケット空間W3に送る装置であって、L字型の第1フォーク(爪)W4によって中綴本SCを所定部数まで受け取って集積し、所定部数(例えば、ここでは3部)集積される第1フォークW4を開いて、この上部ポケット空間W2の底面を抜いた状態にして、真下にある下部ポケット空間W3に落とし込むものである。但し、この時もスタッカWには中綴本SCが逐次送り込まれており、それらが下部ポケット空間W3に落ちないように、第2フォークW5を下矢印方向に回転させて差し込んだ後に第1フォークW4を開くことにより、第2フォークW5にて第1フォークW4が開閉する時間に送り込まれる数冊の中綴本SCを仮受けする。更に、第1フォークW4が閉まる(図5に示した受け取り可能な位置にあること)と第2フォークW5は開いて、仮受けした数冊の中綴本SCを第1フォークW4側に移して、以後は通常通りに第1フォークW4の上部ポケット空間W2にて中綴本SCを仮受けする。
【0052】
続く下部ポケット空間W3は、上部ポケット空間W2から一定時間毎に所定部数積載された状態で落とし込まれてくる中綴本SCの束を受け取って、梱包する冊数になるまで集積していくものであって、天地・左右方向を規制する枠部材W6、W7、W8、W9及び底面を形成するターンテーブルW10とから形成される上面を開いた空間であって、上部ポケット空間W2から落とし込まれてくる中綴本SCの束を散らばらないように受け止め、更に中綴本SCの厚みにより、常に同じ方向で積載すると荷姿が良くない(中綴本の束は、小口側が背側より膨らんでいるので、全ての中綴本の束を同じ方向で、つまり小口を全て同じ側に揃えて集積すると、片側だけ高くなり、崩れてしまう)ので、所定部数の中綴本SCを受け取る毎に、ターンテーブルを180度ターンさせて、中綴本SCを千鳥状態に集積する。かかる集積は駒返しと称されており、例えば、ここでは、3部ずつ受け取る毎に、駒返しを行い、5回繰り返して3部5駒で15部/梱包とすれば、かかる部数の中綴本の束SDが集積されれば、プッシャーW11がこの中綴本の束である製品束SDを外に押し出し(この時、上記天地・左右方向を規制する部材の一部が開放されて、ある方向(ここでは矢印の方向)に、押し出し可能となっている)、その後、この製品束SDは、クラフト紙等の梱包材で覆われ、紐掛け等されて、梱包された状態で出荷される。
【0053】
図10は、前記図9に示した製本装置における駆動系を示す概略図である。
【0054】
主駆動源である直流仕様のモータ(回転駆動手段)DMは、トリマTの下部に設置されており、Vベルト、チェーン、タイミングベルト、カム等の伝達手段(図示せず)を介して、断裁刃T1〜T3を矢印方向に駆動させると共に、図示しないベルトコンベア、ストッパを駆動させており、更に下流の前記トリムモニタM4の駆動部も駆動(主に、ベルトコンベア)させている。
【0055】
更に、前記モータDMからドライブシャフトDS1を介して駆動力をステッチャHA方向に伝達し、該ステッチャHAに設けられたギアボックスDGにて直交する2方向に分岐して、一方は軸DA1、チェーンホイールDC1を介してギャザリングチェーンGを回転させ、他方はドライブシャフトDS2を介してフィーダFの配列方向に変更した駆動力をフィーダ下部構造FBに伝達するようになっている。
【0056】
図11は、前記図6に示したフィーダFにおける駆動系を示す概略図である。
【0057】
ここで、フィーダFの下部構造FBはギャザリングチェーンGに沿って床面に据え付けられており、かかる下部構造FBに上部構造FUが取り外し可能に載置されている。前述したように、フィーダFの上部構造FUは、一対のフレーム30、32間に、搬送手段を構成するフィーダドラム14、ラップドラム20、オープニングドラム22のそれぞれの回転軸40、42、44には、フレーム30の外側(図7では、カバー34の中)において、図10と図11に示すように、それぞれチェーンホイール40a、42a、44aが設けられている。又、フレーム30の外側には駆動伝達軸46が回転可能に設けられ、この駆動伝達軸46はチェーンホイール46aとギア46bを保持している。なお、上記チェーンホイール46aはチェーンFCによりチェーンホイール40a、42a、44a(なお、図中符号48はガイド用のチェーンホイール、50はテンショナー用のチェーンホイールである)に駆動連結されている。
【0058】
一方、フィーダFの下部構造FBには、ギャザリングチェーンGと並行にドライブシャフトDS2(但し、このDS2は一方向に連結されたシャフトの集合である)が設けられており、このドライブシャフトDS2には、各フィーダF毎に、ギア52が取り付けられている。更に、このギア52上にはギア54が噛み合う位置に取り付けられており、フィーダFの上部構造FUを下部構造FBに載置した時、フィーダFの上部構造FUの前記ギア46Bとも噛み合う位置に設けられている。かくして、フィーダFの上部構造FUを下部構造FBに載置するのみで、フィーダFの上部構造FUは下部構造FBの駆動と連結し、前記フィーダドラム14、ラップドラム20、オープニングドラム22等は、ドライブシャフトDS2で駆動されることになる。
【0059】
従って、ギャザリングチェーンG及びフィーダドラム14、ラップドラム20、オープニングドラム22等は、ドライブシャフトDS2と機械的に同期しており、ギア54(変速ギアでもある)の切替えにより、フィーダドラム14が半回転し、ラップドラム20とオープニングドラム22が1回転して、折丁Sを一部供給する毎に、ギャザリングチェーンGが1ピッチ(駒G1の間隔)進む場合と、ラップドラム20とオープニングドラム22が1回転して折丁Sを一部供給する毎にギャザリングチェーンGが2ピッチ進む場合と、ギア54をニュートラルにしてギャザリングチェーンGが進んでも、これらドラム14、20、22が回転しない場合とを選択できるようになっている。なお、ギア54の切替えは、フィーダFの下部構造FBから延びるレバー38(図7参照)にて操作するようになっている。
【0060】
又、ステッチャHAやキャリパM2等についても、ドライブシャフトDS1とDS2から適宜分岐して駆動力が与えられている。
【0061】
なお、スタッカWは、これを製本機のラインから取り出す場合があるので、別にモータを有する仕様になっている。
【0062】
以上が、中綴製本機の主要なハード構成であるが、以上を前提として本実施形態の乱丁検出機を説明する。
【0063】
図12は、本実施形態の乱丁検知機が備えている画像入力手段である密着ラインセンサの設置状態を概念的に示した、前記図7に相当する概略斜視図である。なお、この図12には、便宜上省略してあるが、前記図1に示した読取チャート2が貼付されている回転体1は、フィーダドラム14に対応している。
【0064】
本実施形態の乱丁検知機では、ラインセンサが収容されている検出ヘッド(密着ラインセンサ)60が、前記集積部10のフェイスプレート(底板)10aに埋設されている。図13は、この検出ヘッド60が埋設されている様子を拡大して示した前記図8に相当する概略斜視図である。
【0065】
この検出ヘッド60、即ち密着ラインセンサは、図14(A)、(B)にそれぞれ平面図、横断面図を概念的に示したように、例えば長さが10cm程度の1次元CCD等からなるラインセンサ60aと、これに平行にライン状に配設されたLED(光源)60bとを備えており、ラインセンサ60aは、その光軸がフェイスプレート10aの上に位置する被検体(刷本)におけるLED60bによる照射位置に一致するようになっている。この乱丁検知機の検出ヘッド60は、各フィーダF毎に装備されており、各フィーダFの集積空間10を構成し、折丁(刷本)Sの最下層と接触する固定されたフェイスプレート10aの開口部に近い方に、図のような長方形に穿孔した穴に埋め込んである。
【0066】
この検出ヘッド60に内蔵されているラインセンサ60aは、前記図1に示した光電センサ3から出力される繰返しパターン信号に基づいてセンサ60a部分を通過する刷本の動きに同期して走査され、該刷本から所定範囲の絵柄が画像入力できるようになっている。なお、この同期信号の取得は、前記図10に示した原動軸(ドライブシャフト)DS1 あるいはDS2 に、前記図3に示した歯車状部材4を取付け、その凹凸を前記近接スイッチ6で読み取る方法としてもよい。
【0067】
このような同期信号を利用して、画像を入力する方法について前記図6を参照しながら説明する。今、フィーダFのフィーダドラム14の周長を1000mmとすると、このフィーダドラム14には2箇所にグリッパ14a、14bがあるので、この場合フィーダドラム14の1回転に対して原動軸は2回転する。つまり、原動軸の1回転はフィーダドラム14の周長500mmに相当する。このフィーダドラム14により引き抜かれる最下層に積載された刷本Sの搬送速度は、フィーダドラム14の周速と同じであるため、フェイスプレート10aに埋め込まれた前記検出ヘッド(密着ラインセンサ)60上を搬送される刷本Sの搬送速度は、フィーダドラム14の周速と同じであり、原動軸の回転に同期している。
【0068】
今、搬送される刷本を搬送方向の入力間隔1mmで画像入力する(刷本の1mm移動する毎に密着ラインセンサを1走査させる)ことを考えると、原動軸の1回転は500mmに相当するので、前記図1に示した光電センサ3や、前記図3に示した接近スイッチ6の場合は、立ち上がり、立ち下がりの両エッジを走査のトリガにするとすれば、全周で250の白黒の繰返しや歯車が形成されるピッチで所定範囲に亘ってこれらを配設すればよい。これにより、刷本の速さによらず、常に一定の位置から、搬送方向の入力間隔1mmでの画像入力が可能となる。
【0069】
前記図1に示した白黒の縞模様が等間隔に配列された読取チャート2は、前記回転体1に当るフィーダドラム14の外周部に貼付する場合に限らず、図12に光電センサを符号66、読取チャートを符号66aとして併せて示したように、該読取チャート66aは、フィーダドラム14と共に回転する円盤状金属68の外周に貼り付けるようにしてもよい。但し、この場合は、一定信号が金属表面からの反射となる。
【0070】
従って、本実施形態によれば、画像入力部が小型であるにも拘らず、高精細に、しかも広範囲に渡って絵柄画像を入力することができるので、高精度で乱丁を検知することができるという利点もある。
【0071】
次に、本発明に係る第2実施形態の乱丁検知機について説明する。
【0072】
本実施形態の乱丁検知機は、ラインセンサが内蔵された検出ヘッド(密着ラインセンサ)をフィーダドラムの周囲近傍に設置した以外は、実質的に前記第1実施形態と同一である。
【0073】
即ち、前記図12に相当する図15に示したように、フィーダFのフレーム30、32の間にセンサ設置治具70を延設し、該治具70で支持するようにフィーダドラム14の周囲近傍に検出ヘッド(密着ラインセンサ)72を設置する。この場合、検出ヘッド72の設置位置は、フィーダドラムの周囲近傍のうち、図15に示したように、オープニングドラム22に近い方が好ましい。刷本Sは、前記図10に示したストッパ18までしか達しないため、センサ72をオープニングドラム22から離してストッパに近付ければ近付けるほど、刷本Sがセンサを横切る距離が短くなるため、刷本の絵柄を画像入力する面積が狭くなるからである。
【0074】
次に、本発明に係る第3実施形態の乱丁検知機について説明する。
【0075】
本実施形態の乱丁検知機は、ラインセンサが内蔵された検出ヘッド(密着ラインセンサ)をギャザリングチェーン(搬送手段)近傍に設置したものである。
【0076】
フィーダとその近傍を拡大した図16に示したように、各フィーダF1〜F4に対応する直近のギャザリングチェーンGの近傍に検出ヘッド(密着ラインセンサ)74a〜74dがそれぞれ設置され、刷本集合体SAのうち一番外側の刷本絵柄が、各センサを通過する時点でその走行に応じて入力されるようになっている。つまり、いずれのラインセンサへもセンサ直近のフィーダFから供給された刷本の絵柄が入力されるようになっている。
【0077】
従って、供給ミスにより、いずれかのフィーダFから刷本がフィードされない(落丁の)場合は、その1つ上流でフィードされた刷本の絵柄が入力されることになるため、本実施形態の乱丁検知機によれば落丁も検知可能である。
【0078】
又、前記実施形態では、ラインセンサとしてライン状のLED(光源)と一体になっている密着ラインセンサを示したが、光源は別体の構造であってもよい。
【0079】
又、中綴製本工程に適用される乱丁検知機を示したが、これに限定されるものでなく、平綴製本工程においても同様に適用可能である。
【0080】
又、フィーダは、集積部が刷本を横にして下から上に積み重ねるようになっている前述した横型のものに限定されず、刷本を縦にして前方から後方に並べて重ねるようになっている縦型であってもよい。この縦型フィーダの場合、集積部では刷本が引き出される開口部側の前方壁面がフェイスプレートになる。
【0081】
以上、本発明について具体的に説明したが、本発明は、前記実施形態に示したものに限られるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
【0082】
例えば、前記実施形態では、間欠的に搬送されるワークとしては、実際に間欠的に搬送される所定長さの刷本の場合を示したが、これに限定されず、例えば輪転印刷機で印刷されて連続的に搬送されるウェブから、印刷されている絵柄をラインセンサで画像入力して検査する場合のように、ワーク自体は連続でも入力対象の絵柄が間欠的である場合を含む。
【0083】
又、読取チャート2は回転体の外周部の一部に貼付された周方向に有限なものに限らず、全周にわった貼付され、一定信号をON(反射)にしたものであってもよい。
【0084】
又、同様に、歯車状部材も、凸凹の繰り返し部と凹部の連続に限らず、凸部の連続としてもよい。
【0085】
又、前記実施形態では、ラインセンサとしてライン状のLED(光源)と一体になっている密着ラインセンサを示したが、光源は別体の構造であってもよい。
【0086】
又、中綴製本工程に適用される乱丁検知機を示したが、これに限定されるものでなく、平綴製本工程においても同様に適用可能である。
【0087】
又、フィーダは、集積部が刷本を横にして下から上に積み重ねるようになっている前述した横型のものに限定されず、刷本を縦にして前方から後方に並べて重ねるようになっている縦型であってもよい。この縦型フィーダの場合、集積部では刷本が引き出される開口部側の前方壁面がフェイスプレートになる。
【0088】
【発明の効果】
以上説明したとおり、本発明によれば、任意の画像入力手段に対して、間欠的に搬送されるワークから画像を入力する開始タイミングを確実に設定できると共に、画像入力手段がラインセンサである場合には、1系統のタイミング生成用センサにより、水平同期信号及び絵柄先頭信号を共に生成して、ラインセンサにより一定の画像を入力することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施形態の概略構成を示す斜視図
【図2】本実施形態により得られる出力信号の特徴を示すタイミングチャート
【図3】本実施形態の変形例を示す概略側面図
【図4】中綴製本工程の概要を示す斜視図
【図5】中綴製本機の概略構成を示す斜視図
【図6】丁合工程を構成するギャザリングチェーンとフィーダの関係を示す断面図
【図7】フィーダ上部構造とギャザリングチェーンを腑瞰した拡大斜視図
【図8】フィーダの集積部とサッカーの構成を抽出して示す概略斜視図
【図9】ステッチャを拡大して示す概略正面図
【図10】製本装置全体における駆動系の概略を示す説明図
【図11】フィーダにおける駆動系の概略を示す説明図
【図12】本実施形態における検出ヘッドの設置位置を示す斜視図
【図13】上記検出ヘッドの設置状態を拡大して示す斜視図
【図14】上記検出ヘッドの内部構造の概略を示す平面及び断面図
【図15】本発明に係る第2実施形態における検出ヘッドの設置位置を示す斜視図
【図16】本発明に係る第3実施形態における検出ヘッドの設置位置を示す斜視図
【符号の説明】
1…回転体
2…読取チャート
3…光電センサ
4…回転軸
5…歯車状部材
6…近接スイッチ
10…集積部
10a…フェイスプレート(底板)
12…サッカー
14…フィーダドラム
20…ラップドラム
22…オープニングドラム
60、72、74…検出ヘッド(密着ラインセンサ)
60a…ラインセンサ
60b…LED
62、64…ロータリエンコーダ
66…光電センサ
66a…読取チャート
DC1、DC2…原動軸
F…フィーダ(丁合機)
S…刷本

Claims (5)

  1. 回転駆動手段により回転される原動軸を介して回転される搬送手段により間欠的に搬送されるワークから、該ワークの動きに同期して出力される絵柄先頭信号に基づいて、前記搬送手段により搬送されるワークの近接位置に配設されている画像入力手段により画像の入力を開始する間欠ワークからの画像入力装置において、
    前記回転駆動手段により回転される原動軸又は該原動軸を介して回転される回転体の外周部に付設されている、前記ワークの動きに同期するON/OFF又はOFF/ONの繰り返し部と、OFF又はONの一定部とがそれぞれ形成された繰り返しパターン部材と、
    該繰り返しパターン部材に近接配置され、前記繰り返し部と一定部とを検知して対応する繰り返し信号と一定信号をそれぞれ出力するタイミング生成用センサとを設置すると共に、
    該センサから出力される前記一定信号後の最初のON又はOFF信号を前記絵柄先頭信号とすることを特徴とする間欠ワークからの画像入力装置。
  2. 請求項において、
    前記画像入力手段が、前記ワークの動きに同期して出力される水平同期信号により走査して画像を入力するラインセンサであり、
    前記タイミング生成用センサから出力される前記絵柄先頭信号を起点とする繰り返し信号を前記水平同期信号とすることを特徴とする間欠ワークからの画像入力装置。
  3. 請求項又はにおいて、
    前記繰り返しパターン部材が、前記ワークの動きに同期する回転体の外周部に貼着された読取チャートであり、前記タイミング生成用センサが、光電センサであることを特徴とする間欠ワークからの画像入力装置。
  4. 請求項において、
    前記回転体が、製本機が有する丁合機のフィーダドラムであることを特徴とする間欠ワークからの画像入力装置。
  5. 回転駆動手段により回転される原動軸を介して回転される搬送手段により間欠的に搬送されるワークから、該ワークの動きに同期して出力される絵柄先頭信号に基づいて、前記搬送手段により搬送されるワークの近接位置に配設されている画像入力手段により画像の入力を開始する間欠ワークからの画像入力装置において、
    前記回転駆動手段により回転される原動軸又は該原動軸を介して回転される回転軸に固定されている、前記ワークの動きに同期するON/OFF又はOFF/ONの繰り返し部と、OFF又はONの一定部とがそれぞれ形成された歯車状部材
    該歯車状部材に近接配置され、前記繰り返し部と一定部とを検知して対応する繰り返し信号と一定信号をそれぞれ出力する近接スイッチとを設置すると共に、
    該スイッチから出力される前記一定信号後の最初のON又はOFF信号を前記絵柄先頭信号とすることを特徴とする間欠ワークからの画像入力装置。
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