JP4391216B2 - 非接触icタグを利用した乱丁検知機、増落丁検知機、製本機、乱丁検知方法、増落丁検知方法 - Google Patents
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特に、本発明は折丁に非接触ICタグを付して行う乱丁検知機と増落丁検知機、製本機、乱丁検知方法、等であって、製本工程で生じる乱丁と増落丁を非接触ICタグを用いて検知しようとするものである。したがって、本発明は製本装置や製本工程の技術分野に関する。
そこで、この非接触ICタグを製本前の折丁に付して、検知機で検知することにより製本工程における乱丁や増落丁を防止しようとする考えがある。
製本の丁合工程は、折丁をその二つ折りの中心部で分けて、ギャザリングチェーン上に順次鞍掛けして乗せ、最後に折り目の中心で背側から針金綴じする中綴じ製本と、折丁を平面状態に順次重ねて丁合し、当該丁合した丁合本の背部分を糊付けして固める無線綴じ製本と、同様にして重ねた丁合本の背表紙に近い側面部分を表紙側から裏表紙側に向けて針金綴じする平綴じ製本と、の工程がある。無線綴じと平綴じは、丁合の工程としては同一であるため、一緒に説明することができる。以下、順次説明することとする。
まず、中綴じ製本から説明する。図5は中綴製本工程の概要を示す斜視図である。
同図において、(1)は丁合工程、(2)は針金綴工程、(3)は断裁工程、(4)は集積工程をそれぞれ示している。本来、中綴製本工程は、・丁合工程(1)・針金綴工程(2)・断裁工程(3)から構成されており、さらにある程度の厚みを有するカタログ等の雑誌類の大量生産の場合には図示する仕様の、・集積工程(4)(後述する駒返し集積仕様)を設ける。なお、各工程においては、後に詳述する検査装置が設けられており、各工程における不良発生の有無をチェックし、必要に応じて不良品を除去している。
図6は、中綴製本機の概略構成を示す斜視図である。この製本機は、前述した駒G1を一定間隔毎に有し、無端状に回転するギャザリングチェーンGに沿って、4つの丁合装置F1〜F4(いずれも実質同一であるので単にFとも記す)と、オブリークシートモニタ(丁合ずれ検知装置)M1、キャリパ(増落丁検知機)M2、ステッチャ(針金綴機)HA、針金検知機M3が配置されており、さらにギャザリングチェーンGとは直交する向きにリジェクト装置R1、トリマ(三方断裁機)T、トリムモニタ(断裁不良検出装置)M4およびリジェクト装置R2が配されており、さらに、スタッカWが最下流に配置された構成を採っている。なお、後述する検査・制御のところで説明するが、丁合装置Fには供給不良検知装置および乱丁検知装置を具備しており、また、折丁の常態をチェックするコピーコントローラ(折丁監視制御装置)MCを制御系構成として有している。
図7は、丁合工程(1)を構成するギャザリングチェーンGと丁合装置の関係を示す断面図であって、折丁S3 をギャザリングチェーンG上に供給している3番目の丁合装置F3 (以下、丁合装置Fとも記載する)を示すものである。ここで、丁合装置Fは、上部構造FUと下部構造FBとから構成されており、下部構造FBは駆動・電力・エアー等を上部構造FUに伝達するものであり、上部構造FUは、ギャザリングチェーンGの上に位置してギャザリングチェーンGに折丁S3 (通常は正ラップ状態といって、折丁S3の小口側S3Fの長い方を下側にして積載している)を一部ずつ供給する供給機構である。
後方板10eは前後に移動可能であり、2個のガイド板10c、10dは左右に中心対称に移動可能である。こうして折丁S3のサイズが品目切替えで変わる毎に、2個のガイド板10c、10dと後方板10eを移動させるだけで最適サイズの収納空間を設定することができるようになっている。
そのため、サッカー12には、図示しないがバキュームホースを介して真空発生機器に接続されており、配管類の途中に設けられた電磁弁あるいはカム式の弁により、真空配管経路を適宜開閉制御することができるようになっている。
主駆動源である直流仕様のモータDMは、トリマTの下部に設置されており、Vベルト、チェーン、タイミングベルト、カム等の伝達手段(図示せず)を介して、断裁刃T1〜T3を矢印方向に駆動させると共に、図示しないベルトコンベア、ストッパを駆動させており、さらに下流の前記トリムモニタM4の駆動部も駆動(主に、ベルトコンベア)させている。
ここで、丁合装置Fの下部構造FBはギャザリングチェーンGに沿って床面に据え付けられており、かかる下部構造FBに上部構造FUが取り外し可能に載置されている。
前述したように、丁合装置Fの上部構造FUは一対のフレーム30、32(図8参照)間にフィーダドラム14、ラップドラム20、オープニングドラム22のそれぞれの回転軸40、42、44には、フレーム30の外側(図8では、カバー34の中)において、図11と図12に示すように、それぞれチェーンホイール40a、42a、44aが設けられている。また、フレーム30の外側には駆動伝達軸46が回転可能に設けられ、この駆動伝達軸46はチェーンホイール46aとギア46bを保持している。なお、上記チェーンホイール46aはチェーンFCによりチェーンホイール40a、42a、44a(なお、図中符号48はガイド用のチェーンホイール、45はテンショナー用のチェーンホイールである)に駆動連結されている。
なお、ギア49の切替えは、丁合装置Fの下部構造FBから延びるレバー38(図8参照)にて操作するようになっている。
なお、スタッカWは、これを製本機のラインから取り出す場合があるので、別にモータを有する仕様になっている。
第一に、乱丁不良がある。これは、作業員が折丁(刷本)Sを所定の丁合装置Fに載せなかった場合に発生するものであって、図6を用いて説明すれば、1番目の丁合装置F1 に折丁S2 を載せ、2番目の丁合装置F2に折丁S1を載せる等の作業ミスにより発生するものである。かかる不良の中綴本SCは、途中から頁数が逆転したりする等の不良製品となる。
(1)乱丁不良の検知
図8は、乱丁検知機の一例を示すものでもあるので、同図を参照して再度説明する。
図8に示すように、乱丁検知機の検出ヘッドMH5は、各丁合装置F毎に装備しており、丁合装置Fの集積空間10を構成するうち、折丁Sの最下層と接触し固定板である底板10aの前方に2箇所丸穴を穿孔して埋め込んでいる。この乱丁検知機M5の仕様には種々のものがあるが、この例では、(1)フォトセンサの集合体であって、検出ヘッドMH5の面内に配置されている。この検出ヘッドが、最下層の折丁Sの印刷面の濃淡を検知して基準値と比較し、許容量を超えた時は乱丁と判定している。この場合、検出ヘッドの複数のフォトセンサ素子のいくつまでが基準値内にあれば、乱丁として検出しないか、を作業内容によって設定できるようにされている。
また、他の例では、(2)小型CCDカメラをフィーダドラムの周囲に設けて、折丁を監視するようにされている。これらの場合、正常であればOK信号を、異常(乱丁発生)であればNG信号を、コピーコントローラ(折丁監視制御装置)MCに出力する。
前記図12に、ギャザリングチェーンGのガイド28に接近して示した符号MH6が、フィードミス検知機が有する検出ヘッドの一例を示すものである。同図に示すように、この検出ヘッドMH6は、各丁合装置F毎に装備しており、ガイド28に対して光を照射する投受光センサであって、該ガイド28の先端近傍には反射面が形成されている。本検知機は、所定のタイミングで折丁Sがガイド28に供給されたかを折丁Sが遮光することにより判定している。この時、正常であればOK信号を、異常(フィードミス発生)であればNG信号を、コピーコントローラ(折丁監視制御装置)MCに出力する。
前記図6に示したM1がオブリークシートモニタの一例を示すものである。同図に示すように、検出ヘッドMH1は、全丁合装置F1 〜F4 のない位置にてギャザリングチェーンGの下方に設けられたガイド板MC1に対して、光を照射する投受光センサであって、ガイド板MC1の照射面には反射面が形成されている。
本検知機は、ギャザリングチェーンGで搬送される折丁集積体SAが通過した際の遮光時間と、ギャザリングチェーンGの速度から折丁集積体SAの天地方向の長さを測定するものであって、基準値と比較して許容量を超えた時は丁合ズレと判定している。また、検出ヘッドMH2のように、裏側にも設けて両側から検査することもある。この時、正常であればOK信号を、異常(丁合ズレ発生)であればNG信号を、コピーコントローラ(折丁監視制御装置)MCに出力する。
前記図6に示した符号M2がキャリパ(増落丁検知機)の一例を示すものである。同図に示すように、検出部はボトムローラM21と感度ローラM22にて構成されており、両ローラ間で折丁集積体SAを挟み、この際に感度ローラM22の変位量を測定するものである。本検知機は、ギャザリングチェーンGで搬送される折丁集積体SAが通過した際の感度ローラ22の変位量から折丁集積体SAの背側の厚みを測定するものであって、基準値と比較して許容量を超えた時は増落丁と判定している。この時、正常であればOK信号を、異常(増落丁発生)であればNG信号を、コピーコントローラ(折丁監視制御装置)MCに出力する。
前記図6に示した符号M3が針金検知機の一例を示すものである。同図に示すように、検出ヘッドMH3は、針金綴じ直後の位置に設けられた磁気センサである。本検知機は、ギャザリングチェーンGで搬送される折丁綴集合体SBが通過した際の磁場の変化にて、針金の有無を判定するものであって、針金の個数の基準値と比較して足りない時は針金綴不良と判定している。この時、異常(針金綴不良)であれば、警報を発して機械停止する。この不良発生は、針金補充ミス等が原因で発生するものであり、かかる不良が発生した場合には針金補充等の措置を採らない限り、不良は続けて発生するからである。
前記図6に示した符号M4がトリムモニタの一例を示すものである。同図に示すように、検出ヘッドMH4a〜4cは、トリマTの下流でスタッカWの上流にて化粧裁ちを終え、搬送されてくる中綴本SCの上側から光を照射する投受光センサであって、搬送部の照射面には反射面が形成されている。ここで、検出ヘッドMH4aとMH4bは、中綴本SCの天地の端部を照射する位置に配置されており、中綴本SCの天地断裁位置の異常を、検出ヘッドMH4cは検出ヘッドMH4aとMH4bから中綴本SCの背側から小口側までの長さだけ距離をおいて設置されており、中綴本SCの小口断裁位置の異常を検出している。この時、正常であればOK信号を、異常(断裁不良発生)であればNG信号を、コピーコントローラ(折丁監視制御装置)MCに出力する。
コピーコントローラMCは、各丁合装置F毎に設けられた前記乱丁検知機M5とフィードミス検知機MH6、さらに、オブリークシートモニタM1、キャリパM2のいずれかからNG信号を受け取ったときは、そのNG信号出力の原因を有する折丁集積体SAがステッチャHAに搬送されたときは、該折丁集積体SAの背側を綴じないでリジェクト装置R1に到達した時点で、該リジェクト装置R1を起動させ、搬送ランから不良の折丁集積体SAを排出する。なお、当然のことではあるが、上記全ての検知機からOK信号を受け取った場合は、通常通り、ステッチャHAで針金綴じを行いリジェクト装置R1も起動させずに正常な折丁綴集合体SBをトリマTに送る。
次に、無線綴じ・平綴じ製本工程について説明する。
無線綴じ製本の工程は、(1)丁合工程、(2)ミーリング工程、(3)ラフニング工程、(4)ホットメルト接着工程、(5)表紙貼り工程、(6)断裁工程、等から構成されている。上製本等の針金を用いないでする厚みのある本の製本用途のものである。
また、平綴じ製本の工程は、(1)丁合工程、(2)針金綴工程、(3)ラフニング工程、(4)ホットメルト接着工程、(5)表紙貼り工程、(6)断裁工程、等から構成されている。
平綴じ製本の場合は、(3)のラフニング工程の前に、(2)針金綴工程を行う。この場合は、背部に近いのど部分を表紙側から背表紙側に向けて針金綴じする工程を行う。その後、(3)ラフニング工程以降を行うのは無線綴じの場合と同様である。
無線綴じまたは平綴じのための丁合装置には、各種装置があるが、後述する特許文献4記載の記載に準拠して説明する。なお、装置の各部の名称は、上記中綴じ用丁合装置において説明したものと同一の働きをする部分は、できるかぎり同一の用語、符号を用いて統一するようにしている。
図13は、一つのステーションの丁合装置を示している。この丁合装置は、供給台50と、この供給台50を昇降させてその高さを調整する供給台昇降機構51と、フィーダドラム14と、このフィーダドラム14を回転駆動するドラム回転機構53とをフレーム54に装着している。側面図は図示していないが、フィーダドラム14は軸56により左右のフレーム54に支承されているものである。
無線綴じの場合は、厚みのある本を製本するので、中綴じよりも丁合装置FMを多数連結して丁合する場合が多い。
ただし、無線綴じ・平綴じの場合の丁合装置には異なる構造の装置もある。例えば、ミューラー・マルチニ社の丁合装置(パイルフィーダー)は、フィーダドラムを備えるが、折丁Sを回転する2本のベルト間に挟持して、トレイに搬送する構造を採用している。
ただし、折丁に付した非接触ICタグを読み取りして乱丁や増落丁を検知する本願関連の先行文献は検出されない。
折丁には、特別な検知マークが設けられるものではなく、絵柄が伴うものばかりでもなく、活字文字のみからなる頁も多いので、そのような場合は特に検知精度が低下し誤動作が多くなるという問題があった。
(2)本発明の増落丁検知機によれば、丁合終了後の折丁集積体から各折丁に付した非接触ICタグから当該折丁の品名と号数の一致と、折番号の全セットの有無を、最終丁合装置の後段の折丁集積体搬送部周囲に設けた非接触ICタグリーダによって読み取りし確認するので、不足や間違いの折丁、あるいは余分の折丁を直ちに検出することができ、増落丁を見逃すことがない。
(4)本発明の乱丁検知方法や増落丁検知方法は、上記(1)、(2)に記載と同様の効果を奏する。
図1は、本発明の乱丁検知機(中綴じ機用)の概略構成を示す断面図、図2は、本発明の乱丁検知機(無線綴じまたは平綴じ機用)の概略構成を示す図、図3は、本発明の製本機の概略構成を示す図、図4は、非接触ICタグ付き折丁を示す斜視図、である。
なお、各装置の概略の構成、動作は上記した従前のものと共通する部分が多いので、随時前記図面、説明を参照し、重複した説明を省略する部分もあるものとする。
丁合装置Fは、集積部10に折丁Sを棒積み状態に従来と同様にスタックする。サッカー12が吸引により折丁Sの先端SHを引き出して、次にフィーダドラム14のグリッパ14aまたは14bが、その折丁Sの先端SHを把持し、フィーダドラム14の矢印方向の回転によってその折丁Sを引き出し、ガイド16a、16bによってフィーダドラム14の周面に接触した状態でストッパ18に当たるまで搬送する。
丁合装置の機械速度は、15,000〜18,000折丁/時(5折丁/秒程度)であり、非接触ICタグRWの読み取りのためには、十分な時間が得られる。
非接触ICタグリーダRWは、各種のものが市販されている。通信周波数には、13.56MHzが通常使用される。
なお、従来のフィードミス検知機MH6は、従来どおり丁合装置Fに備えておいてもよい(図12参照)。
読み取りした情報(データ)をコピーコントローラ(折丁監視制御装置)MCに送信し、不良の折丁集合体を排出するするのも、中綴じの場合と同様である。
非接触ICタグリーダRSは、丁合ズレ不良検知の検出ヘッドMH1とMH2の前段に設置しても後段に設置しても構わない。このオブリークシートモニタM1の構成は、前述した従来例と同様にする。
非接触ICタグリーダRSは、折丁集積体SAの各折丁が有している全ての非接触ICタグの情報を読み取りし、品名、号数が全て一致することと、折番号の全てが揃っていることの確認を行う。不良の折丁集積体SAは針金綴じしないで排出する。
非接触ICタグリーダRSによる検知は、あらかじめ設定した品名、号数と折番号のセットと比較して、品名、号数の不一致の時は増落丁と判定し、正常であればOK信号を、異常(増落丁発生)であればNG信号を、コピーコントローラ(折丁監視制御装置)MCに出力する。
コピーコントローラMCは、各丁合装置F毎に設けられた前記非接触ICタグリーダRW1〜RW4とフィードミス検知機MH6、さらに、オブリークシートモニタM1、セクションM2の非接触ICタグリーダRS(およびキャリパM21,M22)のNG信号を受け取ったときは、そのNG信号出力の原因を有する折丁集積体SAがステッチャHAに搬送された際、該折丁集積体SAの背側を針金綴じしないでリジェクト装置R1に到達した時点で、該リジェクト装置R1を起動させ、搬送ランから不良の折丁集積体SAを排出する。
なお、当然のことではあるが、上記全ての検知機からOK信号を受け取った場合は、通常通り、ステッチャHAで針金綴じを行いリジェクト装置R1も起動させずに正常な折丁綴集合体SBをトリマTに送る。
以上の製本装置3は、中綴じ製本の工程図を参照して説明しているが、無線綴じ・平綴じ製本の製造工程にも同様に適用できるのは明らかである。無線綴じ・平綴じ製本では、ギャザリングチェーンGを使用しないで、折丁集積体SAを同様にエンドレスで回転する送り棒によりトレイ上に載せて搬送するが、検知方法に大差を生じないからである。
従って、例えば、196ページの無線綴じ本の場合は、13個程度の非接触ICタグ4が含まれることになるが、増落丁検知機の場合は、品名、号数の一致と折番号が全部揃っていることを瞬時に読み取りし確認することができる。
非接触ICタグ4は、人目に付かない部分に付するのが好ましいので、製本した場合にのど部となる部分や表紙用の場合は、裏表紙内面等に付することになる。
大きさは、10mm×10mm程度のものが、現状では最小サイズであるが、将来的にはより縮小された形体になると考えられる。通信距離が数mm程度のものは、より小型化の実現が可能である。
アンテナ自体は、折丁に直接、導電性インキで印刷してICチップのみを実装する形体のものであってもよい。将来的には、有機半導体を用いて直接、非接触ICタグを紙面等に印刷することも研究されている。本発明で、「非接触ICタグを付する」とは、このような形態の非接触ICタグを付することも含む趣旨であり、印刷機で折丁の印刷、折加工後に機械的に貼着したり、あるいは人為的に貼着するものであってもよい。
2 乱丁検知機(無線綴じまたは平綴じ機用)
3 製本機
4 非接触ICタグ
10 集積部
12 サッカー
12a 吸盤
14 フィーダドラム
14a,14b グリッパ
16a,16b ガイド
20 ラップドラム
22 オープニングドラム
24 羽根
26 コロ
28 ガイド
30,32 フレーム
40,42,44 回転軸
50 供給台
50a 底板
50b 前板
71、71a、71b トレイ
72 送り棒
B1 ステッチャ部材
G ギャザリングチェーン
G1 駒
H 針金
M1 オブリークシートモニタ(丁合ずれ検知装置)
M2 キャリパ(増落丁検知機)
M3 針金検知機
MH5 検出ヘッド
MH6 フィードミス検知機
DC1、DC2 原動軸
F、F1、F2、F3、F4 丁合装置
RW、RW1、RW2、RW3、RW4、RS 非接触ICタグリーダ
S、S1、S2、S3、S4 折丁
HA ステッチャ(針金綴機)
SA 折丁集積体
SB 刷本綴集合体
SC 中綴本(製品本)
HA ステッチャ
MC コピーコントローラ(折丁監視制御装置)
Claims (5)
- 丁合終了後の折丁集積体の増落丁検知機であって、各折丁に付した非接触ICタグの情報を読み取る非接触ICタグリーダを最終丁合装置後段の折丁集積体搬送部に備え、該非接触ICタグリーダで読み取った非接触ICタグ書き込み情報に基づいて増落丁の有無を検知することを特徴とする非接触ICタグを利用した増落丁検知機。
- 中綴じ本の製本機であって、丁合装置のフィーダドラム周囲に備える非接触ICタグリーダにより折丁に付した非接触ICタグ書き込み情報を読み取って乱丁を検知する複数の乱丁検知機と、最終丁合装置の後段の折丁集積体搬送部に備える非接触ICタグリーダにより情報を読み取って増落丁を検知する増落丁検知機と、を構成部として含むことを特徴とする非接触ICタグを利用した製本機。
- 無線綴じまたは平綴じ本の製本機であって、丁合装置のフィーダドラム周囲に備える非接触ICタグリーダにより折丁に付した非接触ICタグ書き込み情報を読み取って乱丁を検知する複数の乱丁検知機と、最終丁合装置の後段の折丁集積体搬送部に備える非接触ICタグリーダにより情報を読み取って増落丁を検知する増落丁検知機と、を構成部として含むことを特徴とする非接触ICタグを利用した製本機。
- 丁合装置から非接触ICタグ付き折丁を供給し、乱丁を検知しながら丁合する乱丁検知方法において、折丁に付した非接触ICタグから当該折丁の品名と号数、折番号を、丁合装置のフィーダドラム周囲に設けた非接触ICタグリーダによって読み取り、品名と号数、折番号の一致を確認して、乱丁の有無を検知することを特徴とする非接触ICタグを利用した乱丁検知方法。
- 丁合終了後の折丁集積体から増落丁を検知する検知方法において、各折丁に付した非接触ICタグから当該折丁の品名と号数、折番号を、最終丁合装置の後段の折丁集積体搬送部周囲に設けた非接触ICタグリーダによって読み取り、全ての折丁の品名と号数の一致と全折番号の揃っていることを確認して、増落丁の有無を検知することを特徴とする非接触ICタグを利用した増落丁検知方法。
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