JP2004203571A - 製本装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】製本時に異常等で排出された用紙受け台に積み重ねて保持した集積用紙のうちから所望の集積用紙を簡単に選び出すことのできる製本装置を提供すること。
【解決手段】給紙機1から搬出された用紙を折り機2を経て2つ折りし、これを一冊分集積して中綴じ機3で綴じ、折り綴じした集積用紙の端縁を断裁機5で切り揃えてなる製本装置であって、中綴じ機3と断裁機5との間に切替ゲート4を配置するとともに、折り、綴じおよび断裁機の異常停止を検出する検出器8,7,9を設け、該検出器により異常と判断したとき、逐次切替ゲート4を用紙受け台6側へ切替え、中綴じ機3から搬出した当該集積用紙を用紙受け台6へ排出し、同時に異常内容を制御装置10のメモリMに逐次シフトして記憶し、入力装置11の表示部11bに表示し、用紙受け台6に順次重ねて保持した各集積用紙の異常内容を知ることができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、給紙機、中折り綴じ機および断裁機とをそれぞれ搬送手段を介して並設した製本装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
折帖の複数を集積した集積折帖の中央部を針金で綴じる中綴じ機と、天地および小口を断裁する三方断裁機とをベルトコンベアで連結し、中綴じ機で綴じた集積折帖をベルトコンベアで三方断裁機へ搬送し、その集積折帖の天地および小口を断裁して本を仕上げる製本装置において、中綴じ機の前段に集積折帖のずれを検出する検出器や厚み測定器を配置するとともに、ベルトコンベアの前段に分岐レバーを設け、集積折帖の左右ずれや厚みの異常を検出したとき、分岐レバーを切換え、その集積折帖については綴じを行わずに中綴じ機から搬出して回収台へ回収することが知られている。例えば、特開昭59−95198号公報。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、給紙機、中折り綴じ機および断裁機とを搬送手段を介して並設した製本装置では、各機の動作は集積用紙の流れと同期するようにされている。そのため断裁機が何らかの異常の発生で停止した場合に中折り綴じ機から搬出された正常に中折り綴じされた集積用紙も断裁機へ送らず回収台と同様の用紙受け台へ排出するようにされている。この場合、用紙受け台に順次重ねて保持した集積用紙のうち、正常に中折り綴じされた集積用紙を選び出し、その集積用紙についてはそのまま復帰した断裁機あるいは別の断裁機で集積用紙の端縁、例えば天地および小口の三方を断裁して製本を完成させるようにしている。しかし、用紙受け台に順次重ねて保持した集積用紙のうちから、正常に中折り綴じされた集積用紙を選び出すには、用紙受け台に重ねて保持した集積用紙のすべてを調べる必要があり、その作業が面倒であるという問題があった。
【0004】
本発明はこの問題を解消すべくなされたもので、製本時に異常等で排出された用紙受け台に積み重ねて保持した集積用紙のうちから所望の集積用紙を簡単に選び出すことのできる製本装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る本発明は、給紙機、中折り綴じ機および断裁機のそれぞれを搬送手段を介して並設し、給紙機から搬出された一冊分の集積用紙の中央部を折り綴じし、折り綴じした集積用紙の端縁を適宜切り揃えてなる製本装置において、前記中折り綴じ機と断裁機との間に前記中折り綴じ機から搬出された集積用紙の断裁機への搬送から分岐して集積用紙を順次重ねて保持する用紙受け台へ排出する切替ゲートおよび適宜位置に用紙の折り、綴じおよび断裁機の停止を検出する検出器を設けるとともに、前記検出器の検出信号を入力し、折り異常、綴じ異常および断裁機の停止異常と判断したとき前記切替ゲートを前記用紙受け台へ切り替える制御手段および前記用紙受け台へ排出した各集積用紙の異常内容を排出順に記憶して表示する表示手段とを設けたことを特徴とし、請求項2に係る本発明は、請求項1に係る本発明において、中折り綴じ機は、折り機と綴じ機を有し、折り機と綴じ機の順又は綴じ機と折り機の順のいずれかの順に並設してなることを特徴とする。
【0006】
本発明では、製本時に折り異常、綴じ異常および断裁機の停止異常と判断して用紙受け台へ排出した集積用紙ついて、排出する都度その異常内容を記憶して表示するので、排出順に用紙受け台に重ねて保持した集積用紙ごとの異常内容を知ることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態に係る製本装置の構成を示すブロック図、図2は図1に示す製本装置おける表示部の画面図、図3は図1に示す製本装置における一例の機械部の構成を示す斜視図、図4は図1および図3に示す製本装置における制御部の動作を示すフローチャート、図5は機械部の他の例の構成を示す構成図である。
【0008】
図1において、1は丁合機などの給紙機、2は用紙を2つ折りする折り機、3は一冊分の集積用紙の中央部を針金で綴じる中綴じ機、4は切換ゲート、5は断裁機、6は用紙受け台、7は綴じた針金などを検出する綴じ検出器、8は集積用紙の長さなどの検出による折り検出器、9は断裁機の停止を検出する停止検出器、10は制御装置、11は入力装置である。給紙機1、折り機2、中綴じ機3および断裁機5の各間には用紙搬送手段が配置され、給紙機1から搬出した用紙は折り機2を通過し、2つ折りした後、一冊分の集積用紙にされて中綴じ機3でその集積用紙の中央部(折り機2で形成された折筋)の複数箇所、例えば2箇所が針金で綴じられる。綴じ後の集積用紙は切換ゲート4を経て通常は断裁機5に送られ、集積用紙の端縁(小口部・天部・地部)を適宜(小口または小口部・天部・地部の三方)切り揃えて製本を完成させる。この製本動作は次々と繰り返される。
【0009】
制御装置10は中央演算処理装置(CPU)、CPUを動作させるプログラムを格納するROM、演算処理に必要なデータなどを記憶するRAMおよび異常の種類や表示データを格納するメモリMを備え、給紙機1、折り機2、中綴じ機3、切換ゲート4、断裁機5および各間の用紙搬送手段に同期動作を行う制御信号を出力する。入力装置11は制御装置10へ設定値などを入力する操作部11aと設定値や運転状態などを表示する表示部11bを備えている。綴じ検出器7および折り検出器8は適宜の位置、たとえば中綴じ機3を経過した直後の位置に設置され、綴じ検出器7および折り検出器8の検出信号は制御装置10に送られる。停止検出器9は断裁機5に設置され、停止検出器9の検出信号は制御装置10に送られる。
【0010】
制御装置10には、製本装置の運転開始前に入力装置11から予め正常な場合の綴じ数や綴じ間隔、用紙の長さなどの基準値が入力されており、綴じ数や綴じ間隔の基準値と綴じ検出器7の検出信号と、用紙の長さなどの基準値と折り検出器8の検出信号とをそれぞれ比較し(図4のS1,S2)、綴じ検出器7の検出信号がこの基準値から外れる場合、制御装置10は綴じ異常と判断し、また折り検出器8の検出信号がこの基準値に外れる場合、制御装置10は折り異常と判断し、異常と判断した集積用紙が中綴じ機3から搬出されたとき切換ゲート4に切換信号を送り、切換ゲート4を用紙受け台6側に切り換え(図4のS6)、綴じ異常、あるいは折り異常と判断した集積用紙を用紙受け台6へ排出する。また、綴じ異常、あるいは折り異常と判断したときには、メモリMに綴じ異常あるいは折り異常で排出したことを記憶させる(図4のS7)。
【0011】
また、断裁機5の停止検出器9の検出信号を入力し、断裁機停止と判断する(図4のS3)と切換ゲート4に切換信号を送り、切換ゲート4を用紙受け台6側に切り換え(図4のS6),中綴じ機3から搬出された集積用紙を用紙受け台6へ排出する。また、断裁機5の停止で排出したことを排出した集積用紙ごとに順次記憶させる(図4のS7)。すなはち、中綴じ機3から順次搬出される集積用紙について、綴じ異常、折り異常および断裁機5の停止がない場合には、切換ゲート4を経て断裁機5へ送られる(図4のS1からS4)が、綴じ異常、折り異常および断裁機5の停止のいずれかが発生した場合には、綴じ異常、折り異常のある集積用紙および断裁機5の停止時の集積用紙は切換ゲート4を介して用紙受け台6へ排出し、用紙受け台6は排出順に集積用紙を重ねて保持する。同時にメモリMは排出した順に綴じ異常、折り異常および断裁機5の停止であることを排出順に記憶する(図4のS7)。
【0012】
メモリMに記憶した内容は、図2に示すように表示部11bの運転画面の片隅(図示例は右隅)に複数に区分(図示例は8区分)した表示領域h1からhnのそれぞれに記憶した順に表示する(図4のS7)。図2に示す例では、1番目、2番目に用紙受け台6に排出された集積用紙は断裁機5の停止によるもの、3番目に用紙受け台6に排出された集積用紙は折り不良によるもの、4番目に用紙受け台6に排出された集積用紙は綴じ不良によるもの、5番目に用紙受け台6に排出された集積用紙は折り不良によるものと理解しやすい図形で表示している。この表示によって用紙受け台6に排出されて複数排出順に重ねられた集積用紙の中から、例えば断裁機5の停止により排出され、断裁すれば完成する集積用紙を簡単に選び出すことができる。なお、表示領域に表示する内容は文字、文字と図形の組み合わせなど任意である。また、表示領域が充分に取れない場合には表示領域をスクロールするようにしてもよい。この場合表示領域に番号を表示すればよい。
【0013】
図3は、図1に示す製本装置における折り機2、中綴じ機3、切換ゲート4および断裁機5からなる機械部の具体例を示すもので、折り機2は、用紙Pの搬入側に、搬送経路の中心線上に上下一対の筋入れローラ2aおよび2bと、その両側に搬送プーリ2cが配置され、搬出側に横方向に圧接する1対のプレスローラ2dが配置され、搬送プーリ2cとプレスローラ2dに丸ベルト2eが掛けわたされ、筋入れローラ2aおよび2bとプレスローラ2dとの間にガイドローラ2fが配列されている。
【0014】
図示しない丁合機から搬出された用紙P、この例では折りのない平用紙Pは折り機2に搬入し、その中央部が筋入れローラ2aと2bに挟まれ、搬送に伴って折筋が入れられる。折筋が入れられた用紙Pはその折筋にガイドローラ2fが当接し、上部方向に少し突き上げられる。このとき折筋の両側に位置する用紙部は丸ベルト2eの内側に位置し、その状態でプレスローラ2d間に挿入されて用紙Pは2つ折りにされ、2つ折りされた用紙Pは、中綴じ機3の用紙集積部3aに送られ、図示しない鞍に掛けられ、ここでつぎつぎと送られてくる2つ折りされた用紙Pを積み重ねて一冊分の集積用紙Pが作成される。
【0015】
中綴じ機3は、用紙集積部3a、綴じ部3bおよび搬出部3cを有し、用紙集積部3aから搬出部3cまで一冊分の集積用紙Pを搬送する搬送爪3eを所定の間隔を隔てて複数個固定した搬送チェーン3fと図示しない鞍が配置されている。用紙集積部3aの鞍上で1冊分の用紙Pを集積すると搬送チェーン3fは移動を開始し、搬送チェーン3fに固定した搬送爪3eが集積用紙Pに当接してその用紙Pを鞍に沿って押し進めて綴じ部3bに送り、搬送チェーン3fは移動を停止し、集積用紙Pも停止する。綴じ部3bには針金綴じするこの例では2つのステッチャーヘッド3gが所定の間隔を隔てて配置されており、搬送チェーン3fで搬送された集積用紙Pを綴じる。
【0016】
綴じ後、搬送チェーン3fは再び移動し、綴じ後の集積用紙Pはステッチャーヘッド3gの隣に設置された綴じ検出器7を通過し、搬出部3cに送られたとき、搬送チェーン3fは移動を停止し、集積用紙Pも停止する。搬出部3cには折り上げナイフ3hが設置されており、折り上げナイフ3hの駆動により、搬出部3cに位置する集積用紙Pは長さ検出器8aおよびエンコーダ8bからなる折り検出器8を通過して断裁機5へ搬送するコンベア12上に搬出する。
【0017】
このように搬送チェーン3fの間歇移動は入力軸が連続回転モータM1の回転軸に連結され、出力軸が入力軸のある回転角度期間回転を停止するインデックス15に搬送チェーン3fを駆動するスプロケット16が連結されていることによる。図3に示す例では、搬送爪3eの一つが用紙集積部3a(原点とする)で停止しているとき、搬送爪3eの一つは綴じ部3bで停止し、また搬送爪3eの一つは搬出部3cで停止し、この停止時に原点にある搬送爪3eの前で用紙集積を行い、綴じ部3bにある搬送爪3eの前の用紙集積Pを綴じを行い、搬出部3cにある搬送爪3eの前の用紙集積Pを搬出する。用紙集積、綴じおよび搬出終了後、原点にある搬送爪3eは綴じ部3bに、綴じ部3bにある搬送爪3eは搬出部3cに移動し、原点には新たな搬送爪3eが移動して来る。搬出部3cにあった搬送爪3eは何回かの間歇移動を経て新たな搬送爪3eとして原点に移動して来る。この1回の停止と間歇移動期間を1サイクルとする。
【0018】
インデックス15の入力軸には搬送爪3eの原点に合わせた原点検出盤17およびエンコーダ18が設けられており、エンコーダ18の原点からのカウントによって集積用紙Pの位置を知ることができる。制御装置10(図1参照)は1サイクルごとに綴じ異常、折り異常および断裁機5の停止を判断し(図4のS5)、当該サイクルで綴じ異常または折り異常を発生した集積用紙Pが中綴じ機3から搬出されたとき切換ゲート4を用紙受け台6(図1参照)側に切り換える(図4のS6)。図3に示す例では、綴じ検出器7がステッチャーヘッド3gの隣に設置されているため次のサイクルで綴じ異常を判断し、異常と判断した場合切換ゲート4を用紙受け台6側に切り換える。また、折り検出器8は中綴じ機3の搬出部3cに設置されているので、そのサイクルで折り異常を判断し、異常と判断した場合切換ゲート4を用紙受け台6側に切り換える。
【0019】
コンベア12上に搬出された集積用紙Pは切換ゲート4を経て断裁5へ搬入するコンベア13へ送られ、断裁機5に搬入される。断裁機5は、この実施の形態では小口断裁刃5aを有する断裁機と天地断裁刃5bを有する断裁機、すなわち三方断裁機からなり、断裁機5へ送られた集積用紙Pはまず集積用紙Pの小口が小口断裁刃5aで断裁され、その後、天地断裁刃7bで集積用紙Pの天地が断裁され、これにより1冊の冊子が完成される。小口断裁刃5aを有する断裁機は、モータM2の回転軸に連結された回転駆動軸19、この回転駆動軸19の端部に固定されたクランク板20に連結して上下の断裁動作を行なう小口断裁刃5aと、回転駆動軸19の回転をチェーン21で伝達されて回転駆動軸19の回転と同期して回転駆動する回転駆動軸22、この回転駆動軸22の端部に固定されたクランク板23に連結して上下の断裁動作を行なう天地断裁刃5b、5bを備えている。なお、中綴じ機から搬出された集積用紙Pが小口断裁刃5aの下部位置に到達する時間は適宜であってよいが、この実施の形態では中綴じ機の動作サイクルの数サイクル分に設定されている。
【0020】
回転駆動軸19には、この回転軸とともに回転する一つの凸片24を有する回転板と所定の回転角ごとにパルスを発生させるパルス板25が固定されている。小口断裁刃5aの上死点位置に対応する位置で凸片24を検出して出力する原点センサ26が、また、パルス板25の回転により発生するパルスをその原点で検出して出力するエンコーダセンサ27が配置されている。すなわちエンコーダセンサ27は断裁機の断裁刃5aの原点からの移動位置を検出する断裁刃位置検出器である。なお、天地断裁刃5b、5bは小口を断裁した集積用紙Pの搬入したとき上死点位置となるように設定されている。
【0021】
制御装置10(図1参照)は中綴じ機のエンコーダセンサ18と断裁機のエンコーダセンサ27のパルスを入力し、エンコーダセンサ18が示す作動開始からの経過時間と、その時間に対応する断裁刃5aの位置とエンコーダセンサ27が示す断裁刃5aの位置とのずれ量を計算し、ずれ量分モータM2を加速又は減速して、断裁機5の小口断裁刃5aがたとえば上死点に位置するとき中綴じ機の搬出部6から搬出された集積用紙Pの小口の断裁位置が位置するように断裁動作のタイミングを制御する。この例の断裁機5は連続運転しており、エンコーダセンサ27から一定時間パルスが入力されないことで断裁機5の停止を検出する。すなわちエンコーダセンサ27は断裁機の停止検出器として機能する。断裁機の停止の検出は中綴じ機3から集積用紙Pを搬出するとき行い、停止と判断した場合切換ゲート4を用紙受け台6側に切り換える(図4のS3、S6)。
【0022】
なお、以上の実施の形態に係る製本装置では、図4に示すように綴じ異常および折り異常が3回連続した場合(図4のS8、S9)および断裁機が停止した場合(図4のS10)には直ちに丁合機を停止する(図4のS11)ようにしている。また、中綴じ機の前段に折り機を配置しているが、図5に示すように折り機を中綴じ機の後段に配置するようにしてもよい。
【0023】
図5において、1は丁合機、31は中綴じ機、32は折り機、33は押圧ローラである。丁合機1は縦方向に複数の給紙段1a,1b・・・1nを有し、各給紙段1a,1b・・・1nから所定の順序で給紙する。給紙された用紙または集積用紙は中綴じ機31に搬送され、中綴じ機31は一冊分集積した集積用紙の中央部をステッチャ31aで綴じる。綴じ後集積用紙を折り機32へ搬送する。折り機32は搬送された集積用紙の綴じた中央部を折りナイフ32aで挟圧ローラ32b間に挿入し、その集積用紙を2つ折りし、折り癖付けローラ33で折り癖を付けて搬出する。以降図3に示す中綴じ機からの搬出と同様に、切換ゲート4を経て断裁機5へ搬送し、集積用紙の端縁を切り揃えて製本を完成させる。このように構成した製本装置においても、本発明を適用することができる。なお、図3に示す断裁機は小口・天・地の三方を断裁する三方断裁機であるが、断裁機自体は小口を断裁する断裁機のみで構成してもよく、その構成は適宜である。
【0024】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明によれば、製本時に折り異常、綴じ異常および断裁機の停止異常と判断して用紙受け台へ排出した集積用紙ついて、排出する都度その異常内容を記憶して表示するので、排出順に用紙受け台に重ねて保持した集積用紙ごとの異常内容を知ることができ、用紙受け台に積み重ねて保持した集積用紙のうちから所望の集積用紙を選び出す作業が簡単化され、製本に要するコストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る製本装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す製本装置おける表示部の画面図である。
【図3】図1に示す製本装置における一例の機械部の構成を示す斜視図である。
【図4】図1および図3に示す製本装置における制御部の動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明の実施の形態に係る製本装置の機械部の他の例の構成を示す構成図である。
【符号の説明】
1 給紙機
2 折り機
3 中綴じ機
4 切換ゲート
5 断裁機
6 用紙受け台
7 綴じ検出器
8 折り検出器
9 停止検出器
10 制御装置
11 入力装置
11a 操作部
11b 表示部
31 中綴じ機
32 折り機
P 用紙

Claims (2)

  1. 給紙機、中折り綴じ機および断裁機とをそれぞれ搬送手段を介して並設し、給紙機から搬出された一冊分の集積用紙の中央部を折り綴じし、折り綴じした集積用紙の端縁を適宜切り揃えてなる製本装置において、前記中折り綴じ機と断裁機との間に前記中折り綴じ機から搬出された集積用紙の断裁機への搬送から分岐して集積用紙を順次重ねて保持する用紙受け台へ排出する切替ゲートおよび適宜位置に用紙の折り、綴じおよび断裁機の停止を検出して出力する検出器を設けるとともに、前記検出器の検出信号を入力し、折り異常、綴じ異常および断裁機の停止異常と判断したとき前記切替ゲートを前記用紙受け台へ切り替える制御手段および前記用紙受け台へ排出した各集積用紙の異常内容を排出順に記憶して表示する表示手段とを設けたことを特徴とする製本装置。
  2. 前記中折り綴じ機は、折り機と綴じ機を有し、折り機と綴じ機の順又は綴じ機と折り機の順のいずれかの順に並設してなることを特徴とする請求項1記載の製本装置。
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