JP2014151638A - 中綴じ製本機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】折り機2と中綴じ機3を連結ユニット4によって接続する。運転開始前に、給紙機1による給紙動作の開始から所定位置に配置されたセンサー6による折り丁P3の検出までの経過時間を測定し、測定値に基づいて、中綴じ機の動作と、給紙機による給紙から連結ユニットによる折り丁の供給に至る一連の動作とを同期させるためのタイミングを計算し、そのタイミング値をメモリに記憶し、運転開始後は、中綴じ機に設けたロータリーエンコーダ7のカウント値がメモリに記憶したタイミング値に一致するたびに、給紙機に対し給紙動作開始命令を送出することで、給紙機、折り機および中綴じ機を連続運転させる。
【選択図】図1
Description
本発明の別の好ましい実施例によれば、前記センサーは、前記折り機の折り丁出口または前記中綴じ機の折り丁入口に設けられている。
なお、この発明によれば、単一の折り丁から冊子を製造するので、製造可能な冊子のページ数は、当該折り丁を形成する用紙(印刷物)の面付けの数に限られる。
図1に示すように、本発明による中綴じ製本機は、用紙スタックSから用紙P1を1枚ずつ供給する給紙機1と、給紙機1から供給された用紙P1を折り畳み、折り丁P3を形成する折り機2と、折り丁P3を中綴じ折りする中綴じ機3と、折り機2の折り丁出口2aおよび中綴じ機3の折り丁入口3a間に配置され、折り丁出口2aから折り丁入口3aに折り丁P3を搬送する連結ユニット4を備えている。
中綴じ機3は、また、折り部3bの下流側に綴じ部3cを有している。綴じ部3cは、折り部3bで2つ折りにされた折り丁P3を鞍掛け状態で搬送する搬送機構8と、搬送機構8の折り丁搬送路の綴じ位置9に設けられ、2つ折りにされた折り丁P3の折り線の所定位置を針金綴じするスティッチャー(図示はしない)を有している。
また、これらのプーリー8a〜8d間には、エンドレスベルト8eが張設され、プーリー8a〜8dのうちの1のプーリー8dの軸には、モータ8gの駆動軸が直結されている。さらに、エンドレスベルト8eには、一定の間隔をあけて送り爪8fが設けられている。
針金綴じされた折り丁P3は、中綴じ機3の後段に配置された三方断裁機10に搬送され、三方断裁機10によって所定のサイズに裁断され、冊子P4に仕上げられる。
また、図示はしないが、一対の下側ローラ4aは、例えばモータ、プーリーおよびタイミングベルトから構成される公知の伝動機構によって互いに連結されている。
なお、連結ユニット4の構成はこの実施例のものに限定されるものではなく、折り機2の折り丁出口2aから排出される折り丁P3を、中綴じ機3の折り丁入口3aに一定速度で搬送可能なものであれば、どのような構成であってもよい。
この制御部5による制御は、給紙機1、折り機2および中綴じ機3を連続運転させるようになされるが、この場合、次の点に留意されなければならない。
すなわち、まず、折り機2は、用紙Pを連続的に折り畳むのに対し、中綴じ機3は、折り丁P3を所定の折り線に沿って2つ折りにした後、当該折り線の所定位置を針金綴じするので、折り機2と中綴じ機3の処理速度の差がかなりある(中綴じ機3の方が折り機2よりも処理時間がかかる)。
また、中綴じ機3は、処理すべき折り丁P3(用紙P1)のサイズ、紙質および厚さ等が異なっても、その処理速度はほぼ一定であるのに対し、折り機2は、用紙Pのサイズ、紙質および厚さ等が異なると、処理速度がかなり変動する。
中綴じ機3の処理速度をV(books/時)とし、給紙機1による給紙動作の開始からセンサー6による折り丁P3の通過の検出までの時間をT(秒)としたとき、タイミング値Xを、
X=(T×f)/(3600/V)[小数点以下は切り捨て]
によって求める。ここで、fは時間調整因子であり、同期許容範囲等を考慮して経験的に求められた数値である。
1.X>Nのとき、タイミング値=X−N
2.X≦Nのとき、タイミング値=N−X
3.X=0のとき、タイミング値=X
X=(5×10)/(3600/6000)=83
となり、
タイミング値=100−83=17
と決定される。
そして、中綴じ製本機の運転が開始されると、ロータリーエンコーダ7のパルスカウント値が、メモリに記憶されたタイミング値に一致するたびに、その都度、制御部5から給紙機1に対して給紙開始命令が送出され(図2参照)、それによって、給紙機1、折り機2および中綴じ機3の連続運転が可能となる。
なお、この中綴じ製本機においては単一の折り丁から冊子を製造するので、中綴じ折り機が製造可能な冊子のページ数は、当該折り丁を形成する用紙(印刷物)の面付けの数に限られる。
2 折り機
2a 折り丁出口
3 中綴じ機
3a 折り丁入口
3b 折り部
3c 綴じ部
4 連結ユニット
5 制御部
6 センサー
7 ロータリーエンコーダ
8 折り丁搬送機構
8a、8c 上側プーリー
8b、8d 下側プーリー
8e エンドレスベルト
8f 送り爪
8g モータ
9 綴じ位置
10 三方断裁機
P1、P2 用紙
P3 折り丁
P4 冊子
S 用紙スタック
Claims (3)
- 用紙スタックから用紙を1枚ずつ供給する給紙機と、
前記給紙機から供給された用紙を折り畳み、折り丁を形成する折り機と、
折り丁を中綴じ折りする中綴じ機と、
前記折り機の折り丁出口および前記中綴じ機の折り丁入口間に配置され、前記折り丁出口から前記折り丁入口に折り丁を搬送する連結ユニットと、
前記中綴じ機の折り丁搬送機構を構成する1の回転軸に設けられたロータリーエンコーダと、
前記折り機の折り丁出口、または前記連結ユニット、または前記中綴じ機に設けられ、折り丁の通過を検出するセンサーと、
前記給紙機、前記折り機、前記連結ユニットおよび前記中綴じ機の動作を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、運転開始前に、前記給紙機による給紙動作の開始から前記センサーによる折り丁の検出までの経過時間と、前記中綴じ機の処理速度とに基づき、前記中綴じ機の動作を、前記給紙機による給紙から前記連結ユニットによる折り丁の供給に至る一連の動作に同期させるタイミングを計算し、計算したタイミング値をメモリに記憶し、運転開始後は、前記ロータリーエンコーダのカウント値が前記メモリに記憶した前記タイミング値に一致するたびに、前記給紙機に対し給紙動作開始命令を送出することにより、前記給紙機、前記折り機および前記中綴じ機を連続運転させるものであることを特徴とする中綴じ製本機。 - 前記連結ユニットは、
前記折り機の折り丁出口および前記中綴じ機の折り丁入口間にのびる直線状の搬送路を有するフレームと、
前記搬送路を直角に横切ってのび、前記フレームに回転可能に取り付けられた少なくとも1つの下側ローラと、
前記下側ローラに平行にのび、前記下側ローラに接触した状態で前記フレームに回転可能に取り付けられた上側ローラと、
前記上側および下側ローラのうちの一方を回転駆動させる駆動機構と、を備え、
前記折り機の折り丁出口から排出された折り丁が前記上側および下側ローラ間を通過しつつ前記中綴じ機の折り丁入口まで搬送されることを特徴とする請求項1に記載の中綴じ製本機。 - 前記センサーは、前記折り機の折り丁出口または前記中綴じ機の折り丁入口に設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の中綴じ製本機。
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- 2013-02-14 JP JP2013026258A patent/JP6196782B2/ja active Active
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