JP3124056U - 中綴じ折り装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 前工程の処理速度に制限を加えない直結可能な中綴じ折り装置。
【解決手段】 直結した折り機からの排出紙の進行方向を変えずに、その進行方向に平行する線上を針金で綴じるようにし、また前記線上をナイフ折りするように各要部を配置して、紙を中綴じ部、ナイフ折り部と順に送るようにした。中綴じ部では紙を搬送するチェンの送り突起と、紙の先端を矯正する装置と、紙の左右を揃えるガイドレールを同時に作動するようにして、紙の4辺を揃えて綴じるようしている。ナイフ折り部も中綴じ作動と同時に作動して折り丁を排出するようにしている。従来機で必用であった90度方向転換送出部を除くと共に搬送路の短縮で処理速度を向上した。またステッチャユニットの綴じ線とナイフによる折り線が同一線上にしてあるために、位置ずれの心配が無く使用前の調整が簡単にできるようになった。
【選択図】 図2

Description

本考案は一般的な製本の一形態である針金綴じ部分より二つ折りした冊子を、製作する装置に関する。
折丁またページ組した印刷物を針金で綴じ二つ折する装置は従来から知られているが、針金綴じユニットと折り部のナイフが門形構成で、冊子製作前の調整はそれぞれ要部の横
から行うかたちであり、また中綴じ位置とナイフ折り位置のそれぞれのストッパの調整が必要になり多少の不便と、また印刷物の長辺を送るためその送路が長くなり、処理の高速化の隘路になっていたし、また装置も比較的長くなり全体の装置のレイアウトで無駄なスペースを生みやすいと言った課題も抱えていた。
本考案は冊子製作の前工程である紙折り機、また丁合機の処理能力を制限しない直結可能な中綴じ折り機で、前工程を含む装置全体のレイアウトと作業性のよい中綴じ折り機の提供を目的とする。
従来型の構成と本考案の手段を図1を交えて説明する。図1は紙折り機と接続した中綴じ折り機の加工紙と、その挙動を示したもので1は紙折り機、2は従来型の中綴じ折り機を示し、3は本考案の中綴じ折り機を示している。
16ページ折りの冊子を例に説明する。3は紙折り機でバックル折りされる紙を現し、4は同じく紙折り機のナイフで折られることを示している。5は紙受け取り部に排出した紙であり8ページである。
従来型の中綴じ折り機2の挙動を説明する。5は紙受け取り部の8ページであり、紙の長辺方向に90度進路を変えられ送る部分で、6の中綴じ部で針金綴じされる。次の7はナイフ折り部の紙で、7の破線は折りナイフの位置を示し16ページに仕上げられ8に排出される。
次に本考案の中綴じ折り機3で説明する。5は紙受け取り部の8ページであり、そのまま紙の短辺方向に送り9の中綴じ部で針金綴じする。次の10はナイフ折り部の紙で、破線は折りナイフの位置を示し16ページに仕上げられ11に排出する。
本考案は前述の課題を解決するための手段でその差異を説明したように、前工程である紙折り機等からの排出紙の搬送方向の90度転換部を除き、方向を変えることなく搬送しているので、90度転換送出部の不要にとどまらず、処理及び送路の最短化による処理能力の向上の他、ガイドレールと平行的に針金綴じ部の針及び、ナイフ折り部の折ナイフを設けているのでガイドレールを紙サイズに合せるだけで、針金綴じとナイフ折り部のずれの心配なく簡単に調整できると言った効果を奏する。
本考案の実施例を図2によって説明する。15は紙受け取り部、16は中綴じ部、17はナイフ折り部を示している。側板18は図示していない対面する他方と共に、紙受け取り部からナイフ折り部まで図示しない台板に取り付けてある。板19と板20は逆L字状であり側板18に取り付けてある。板21は側板18の間を連結する形で取り付けてありフレームを構成している。
軸22には凸部23を備え、スプロケット24とスプロケット25は凸部23にかん合する凸穴にしてあり、軸22の回転をスプロケット24とスプロケット25に伝達するようにしてある。軸22は一対の側板18間に回転自在に取り付けてある。軸26は一対の側板18間に固着してありスプロケット27と図示しないスプロケット28は回転自在に軸26に取り付けてある。
スプロケット24とスプロケット25またスプロケット27とスプロケット28のそれぞれの側面には、図示しない挟み板がスプロケットを回転自在に取り付けてある。図示していない調整軸は側板18間に取り付けてあり、調整軸には略中央から左右に逆ねじを備えていて、それぞれのめねじ金具に前記の挟み板を固着し調整軸を回転することで、スプロケット24とスプロケット25、スプロケット27とスプロケット28の間隔を広くまた狭く調節可能にしてある。
チエン29はスプロケット24とスプロケット27の間に張設してある。チエン30はスプロケット25と図示しないスプロケット28の間に張設してある。ストッパSはチエンに取り付けた金具で、紙受け取り部15に飛び込む紙の先端を止めるものである。(なお紙受け取り部に飛び込む紙が小さい等の理由からストッパSに達しないようなときは後記する矯正装置を紙受け取り部に備えてもよい)送り突起Fは、チエンに取り付けた金具で紙の後端を押して送るものであり、チエン29及び30に複数取り付けてあることは言うまでもない。
軸31及び軸32は側板18間に回転自在に取り付けてあり、両軸共に図示しないスプロケットが取り付けてあってチエンが張設してある。軸31及び軸32は略中央から左右に逆ねじを備えていて、めねじ金具33が取り付けてある。エアシリンダ34は、めねじ金具33のそれぞれに取り付けてあり、ガイドレール35はエアシリンダ34の可動部に取り付けてある。軸31を回転することによってガイドレール35の間隔を広くまた狭く調整できるようになる。図示していないエアコンプレッサの空圧によって、両ガイドレール35が同時にその間隔を狭める、また広げる方向に作動するようにしてある。
板36はステッチャユニットの取り付け板で、板19と板20の間に固着してあり、ステッチャユニット37の位置が選べるようにしてある。ステッチャユニットの針金リール及び針金導入部等は図示していない。板38はステッチャユニットの綴じ動作板で板39は作動板、図示しない板40で略コの字状を構成している。軸41は板19と板20の間に固着してあり、板39と板40を回転自在に取り付けてある。板42は動作板で軸41で回転自在にしてあり、板39と板42は共に図示しない貫通する穴を備え、貫通する穴にエアシリンダ43の作動軸が出入り可能なように板42にエアシリンダ43を取り付けてある。
板44は板19および板20に取り付け、軸45で連結してありばね46を板39に架けてあり絶えず板38を吊り上げるように作用している。板47は板42に回転自在に取り付けてあって後述するカムによって上下動するようになり、ステッチャユニット37の作動板として作用する。
クリンチャ48は針金綴じ部のつぶし金具でステッチャユニットの位置に合せて取り付けるようにしてあり、後述するカムによってステッチャユニットの作動に合せて上昇下降するようにしてある。
エアシリンダ49は板50に取り付けてあり、板50は左右への位置調節自在に板51に取り付けてあって板51は板20に固着してある。矯正板52はヒンジ部で回転自在に板50に取り付けてあり、エアシリンダ49の作動軸とリンクで回転自在に取り付けてある。エアシリンダ49の作動で矯正板52は、垂直状態から紙進行方向へ略90度作動するようにしてあり矯正装置を構成している。
折りローラ53は一対をなしギヤ54で互いに反対方向へ回転自在に板20及び板21に取り付けてある。折りローラ間を折り丁が通過するための厚み吸収軸受けにしてあることは言うまでもない。板55は板56と図示しない板57でコの字状を構成し、軸58は板21に取り付け、図示しない板57は図示しない軸59によって板20にそれぞれ回転自在に取り付けてある。折ナイフ60は板55に取り付けてあり後述のカムによって折ナイフが上昇下降するようにしてある。
モータMはクラッチブレーキを備えたモータで、減速機61の入力軸にベルト等で動力伝達している。減速機61の出力軸62は分割機63の入力軸に動力伝達され、分割機の出力軸のスプロケット64からスプロケット65へチエンで結ばれている。分割機63は入力軸の連続回転が、出力軸では回転停止と続く一定回転を繰り返すもので、従ってチエン29とチエン30は一定区間進むと停止を繰り返すようになる。
軸66は図示しない軸受けで回転自在に取り付けてあり、自在継ぎ手等で出力軸62に連結されている。確動カム67はクリンチャの上下動に作用するようにしてある。確動カム68は板47の下端にアーム69で回転自在に取り付けてあって、軸70は図示しない板に固着してあり、ステッチャユニットを作動する板38を上下動するようにしてある。
確動カム71は板55を上下動するように作用し、ナイフ折動作で上昇するようにしてある。スプロケット72はスプロケット73にチエンで伝達してあり、折りローラ53を回転させる。ガイド板74は作用の概念を示し、ナイフ折りした冊子を上方より手前側に排出する案内板である。
軸76は側板18間を連結するように取り付けてあり、軸76の中央部にセンサ75を取り付け、紙受け取り部15での紙の有無を検出している。
本考案のセット及び一連の動作を説明する。セットボタンで両ガイドレール35が、紙揃え位置になると共に、矯正板52が垂直位置になる。加工するサンプル紙の左右幅に合せてガイドレールの幅をセットし、再度セットボタンを押すと搬送チェン29と30が、サンプル紙を中綴じ部に進める、送り突起Fと矯正板52でサンプル紙の前後を揃える位置に矯正装置を合せて各部のセットを終わる。なお搬送チェンの幅位置、ステッチャユニットとクリンチャの位置等を調節することは言うまでもない。
紙折り機から排出された紙は、紙受け取り部に入り、その先端はストッパSで止められる。紙折り機の排出信号でガイドレール35が紙の左右位置を矯正すると共に、直ちにガイドレール35が開き搬送チェンが作動し、紙はチェンの送り突起Fで中綴じ部に送られ停止する。と共にガイドレール35とチェンの送り突起Fと矯正板52で前後左右の位置決めと共にステッチャユニットとクリンチャが作動して針金綴じが終わる。と共に中綴じされた物は、次の折り部に前述にように送られて、紙の左右を矯正されながら上昇する折りナイフで突き上げられ折りローラ53で二つに折られて上方に排出され一連の動作を終わる。
前述した一連の動作は、紙折り機から次々に入る紙によって連続的に繰り返すことと、入る紙の速度に合せて作動することは言うまでもない。またセンサ75の紙有信号と紙折り機の排出信号がAND回路に揃ったときは次回のステッチャユニットが作動し、信号が欠けたときは次回のエアシリンダ43の作動軸が板39より抜けて、板39が可動することは無くステッチャユニットが空打ちすることはない。
従来機と本考案の概念図 本考案の実施例を示す斜視図である。
符号の説明
15 紙受け取り部
16 中綴じ部
17 ナイフ折り部
29 チェン
S ストッパ
F 送り突起
34 エアシリンダ
35 ガイドレール
37 ステッチャユニット
43 エアシリンダ
49 エアシリンダ
52 矯正板
60 折ナイフ
75 センサ

Claims (3)

  1. 中綴じ後ナイフで折る中綴じ折り装置において、紙の進行方向に平行する線上に綴じの針金の線分と折り部が形成するようにした中綴じ部とナイフ折り部を備えて、中綴じ部では紙を順次間歇送りする搬送装置の停止位置の送り突起と、紙進行方向の前方を揃える矯正装置と共に、紙受け部からナイフ折り部に亘って紙揃え動作をするガイドレールが、同時に作動し紙の4辺を揃えて中綴じするようにしてあり、ナイフ折り部は前記中綴じ作動と同時に折りナイフが作動するようにした中綴じ折り装置。
  2. 紙受取り部は紙の有無判定センサを備え、中綴じ部は中綴じ動作アームと作動アームの二重構造とし、前記二重構造のそれぞれのアームを共に貫通する穴を備え、前記貫通する穴にピンの入で作動、ピンの抜きで非作動に構成し,前記紙受取り部に紙無しのときは次回の中綴じを非作動にする請求項1の中綴じ折り装置。
  3. 請求項1及び2に示した中綴じ折り装置より,ナイフ折り部を除いた中綴じ装置。

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