JPH08165055A - 折り機 - Google Patents
折り機Info
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- JPH08165055A JPH08165055A JP33679494A JP33679494A JPH08165055A JP H08165055 A JPH08165055 A JP H08165055A JP 33679494 A JP33679494 A JP 33679494A JP 33679494 A JP33679494 A JP 33679494A JP H08165055 A JPH08165055 A JP H08165055A
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- JP
- Japan
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- folding
- sheet
- stepping motor
- computer
- conveyor belt
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は枚葉紙等にたるみを生じさせ、該たる
みを折り込みローラーでとらえて折りたたむ構成の折り
機において、ステッピングモーターとこれを制御するコ
ンピューターを用いた機構を設けることにより折り寸法
を無段階に、自動的に設定することを可能とした折り機
に関する。 【構成】コンピューターに制御されるステッピングモー
ターにより駆動する搬送ベルトが設けられた搬送テーブ
ルと、搬送ベルト上に接するように設けられた少なくと
も2本以上の折り込みローラーと、枚葉紙等を2本の折
り込みローラーの間を通過させて搬送ベルト上に送るた
めの送り装置と、搬送テーブル上等での枚葉紙等の通過
を検知するセンサーとからなる折り機において、ステッ
ピングモーターの回転数および正逆回転をコンピュータ
ーで制御することにより折り寸法を無段階に自動的に設
定して枚葉紙等を折りたたむことのできるよう構成した
ことを特徴とする。
みを折り込みローラーでとらえて折りたたむ構成の折り
機において、ステッピングモーターとこれを制御するコ
ンピューターを用いた機構を設けることにより折り寸法
を無段階に、自動的に設定することを可能とした折り機
に関する。 【構成】コンピューターに制御されるステッピングモー
ターにより駆動する搬送ベルトが設けられた搬送テーブ
ルと、搬送ベルト上に接するように設けられた少なくと
も2本以上の折り込みローラーと、枚葉紙等を2本の折
り込みローラーの間を通過させて搬送ベルト上に送るた
めの送り装置と、搬送テーブル上等での枚葉紙等の通過
を検知するセンサーとからなる折り機において、ステッ
ピングモーターの回転数および正逆回転をコンピュータ
ーで制御することにより折り寸法を無段階に自動的に設
定して枚葉紙等を折りたたむことのできるよう構成した
ことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は枚葉紙等にたるみを生じ
させ、該たるみを折り込みローラーでとらえて折りたた
む構成の折り機において、ステッピングモーターとこれ
を制御するコンピューターを用いた機構を設けることに
より折り寸法を無段階に自動的に設定することを可能と
した折り機に関する。
させ、該たるみを折り込みローラーでとらえて折りたた
む構成の折り機において、ステッピングモーターとこれ
を制御するコンピューターを用いた機構を設けることに
より折り寸法を無段階に自動的に設定することを可能と
した折り機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、枚葉紙等を自動的に折る手段の1
つとして、
つとして、
【図1】に示すような構成がとられていた。その作用
は、
は、
【図2】、
【図3】、
【図4】に示すように送り装置により枚葉紙等を搬送ベ
ルト上に送り、駆動モーターを正逆回転させて搬送ベル
トの回転方向を変えることにより枚葉紙等にたるみを生
じさせ、これを折り込みローラーでとらえ所定の寸法に
て折りたたむものである。そして従来の折り機では、枚
葉紙等の折り寸法を設定する手段としてセンサースイッ
チが用いられていた。即ち複数のセンサースイッチが列
設された搬送テーブル上に枚葉紙等が送られ、予め設定
された折り寸法に適合するセンサースイッチ上まで枚葉
紙等が搬送されてくるとセンサースイッチがこれを検知
して作動し、駆動モーターを逆回転させ、上記作用にて
枚葉紙等を折りたたむものである。また、別の折り機と
して
ルト上に送り、駆動モーターを正逆回転させて搬送ベル
トの回転方向を変えることにより枚葉紙等にたるみを生
じさせ、これを折り込みローラーでとらえ所定の寸法に
て折りたたむものである。そして従来の折り機では、枚
葉紙等の折り寸法を設定する手段としてセンサースイッ
チが用いられていた。即ち複数のセンサースイッチが列
設された搬送テーブル上に枚葉紙等が送られ、予め設定
された折り寸法に適合するセンサースイッチ上まで枚葉
紙等が搬送されてくるとセンサースイッチがこれを検知
して作動し、駆動モーターを逆回転させ、上記作用にて
枚葉紙等を折りたたむものである。また、別の折り機と
して
【図13】に示すような構成がとられていた。その作用
は
は
【図14】、
【図15】、
【図16】に示すように枚葉紙等を搬送ローラーにより
搬送してバックル内へ進入させてストッパーへ突き当て
ると、枚葉紙等にたるみが生じるのでこれを折り込みロ
ーラーでとらえて所定の寸法にて折りたたむものであ
る。そしてこの方式の従来の折り機では、枚葉紙等の折
り寸法の設定を手動で行っていた。即ちバックル内のス
トッパーの位置を枚葉紙等の搬送方向に対して手動で前
後に調整することにより枚葉紙等の折り寸法を設定して
いた。
搬送してバックル内へ進入させてストッパーへ突き当て
ると、枚葉紙等にたるみが生じるのでこれを折り込みロ
ーラーでとらえて所定の寸法にて折りたたむものであ
る。そしてこの方式の従来の折り機では、枚葉紙等の折
り寸法の設定を手動で行っていた。即ちバックル内のス
トッパーの位置を枚葉紙等の搬送方向に対して手動で前
後に調整することにより枚葉紙等の折り寸法を設定して
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これには次の問題があ
った。 (イ)従来の折り機では枚葉紙等の折り寸法を無段階に
設定することができなかった。即ち上記の前者の折り機
では、搬送テーブル上に設けられるセンサースイッチの
数および間隔により、折り寸法が段階的に制限されてし
まっていた。したがってミリ単位の様々な折り寸法の印
刷物、図面、写真等の供給が求められる現代市場におい
て、その要求に応えられる折り機の実現が求められてい
た。 (ロ)また、従来の折り機で異なる寸法の枚葉紙等を折
る場合、例えばXという寸法とYという寸法の枚葉紙等
を交互に連続して折る場合には、寸法が変わるごとにい
ちいち人為的にセンサースイッチの設定をし直したり、
バックル内のストッパーの位置を手動で調整し直す必要
があった。したがって複数の異なる折り寸法の枚葉紙等
を自動的に連続して供給することが不可能であり、印刷
市場における多様な需要に対応することができなかっ
た。 本発明は従来技術の上記課題を解決し、枚葉紙等の折り
寸法を無段階に設定可能であり、しかも異なる折り寸法
の枚葉紙等を自動的に連続して供給することのできる折
り機を実現したものである。
った。 (イ)従来の折り機では枚葉紙等の折り寸法を無段階に
設定することができなかった。即ち上記の前者の折り機
では、搬送テーブル上に設けられるセンサースイッチの
数および間隔により、折り寸法が段階的に制限されてし
まっていた。したがってミリ単位の様々な折り寸法の印
刷物、図面、写真等の供給が求められる現代市場におい
て、その要求に応えられる折り機の実現が求められてい
た。 (ロ)また、従来の折り機で異なる寸法の枚葉紙等を折
る場合、例えばXという寸法とYという寸法の枚葉紙等
を交互に連続して折る場合には、寸法が変わるごとにい
ちいち人為的にセンサースイッチの設定をし直したり、
バックル内のストッパーの位置を手動で調整し直す必要
があった。したがって複数の異なる折り寸法の枚葉紙等
を自動的に連続して供給することが不可能であり、印刷
市場における多様な需要に対応することができなかっ
た。 本発明は従来技術の上記課題を解決し、枚葉紙等の折り
寸法を無段階に設定可能であり、しかも異なる折り寸法
の枚葉紙等を自動的に連続して供給することのできる折
り機を実現したものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、第1の発明は以下の手段を講じた。搬送テーブル
に、コンピューターに制御されるステッピングモーター
により駆動する搬送ベルトを設ける。少なくとも2本以
上の折り込みローラーを搬送ベルト上に接するように設
ける。枚葉紙等を2本の折り込みローラーの間を通過さ
せて搬送ベルト上に送るための送り装置を設ける。搬送
テーブル上等での枚葉紙等の通過を検知してコンピュー
ターに知らせるセンサーを設ける。以上の構成からなる
折り機において、ステッピングモーターの回転数および
正逆回転をコンピューターで制御することより予め任意
に設定された折り寸法にて枚葉紙等を折りたたむことが
できるよう構成する。第2の発明は以下の手段を講じ
た。基台に枚葉紙等を搬送するための互いに接する2本
の搬送ローラーと、搬送ローラーへ枚葉紙等を供給する
ための送り装置を設ける。枚葉紙等の搬送方向前方に位
置するようバックルを設ける。搬送ローラーとバックル
の中間に位置し、枚葉紙等に生じるたるみをとらえて折
りたたむための、互いに接する2本の折り込みローラー
を設ける。枚葉紙等の搬送経路に枚葉紙等の通過を検知
するセンサーを設ける。以上の構成からなるバックル式
折り機において、コンピューターにより回転数および正
逆回転を制御されるステッピングモーターを用いてバッ
クル内のストッパーを駆動しその前後位置を調整するた
めのスライド機構を設けることにより予め任意に設定さ
れた折り寸法にて枚葉紙等を折りたたむことのできるよ
う構成する。本発明は以上の構成よりなる折り機であ
る。
め、第1の発明は以下の手段を講じた。搬送テーブル
に、コンピューターに制御されるステッピングモーター
により駆動する搬送ベルトを設ける。少なくとも2本以
上の折り込みローラーを搬送ベルト上に接するように設
ける。枚葉紙等を2本の折り込みローラーの間を通過さ
せて搬送ベルト上に送るための送り装置を設ける。搬送
テーブル上等での枚葉紙等の通過を検知してコンピュー
ターに知らせるセンサーを設ける。以上の構成からなる
折り機において、ステッピングモーターの回転数および
正逆回転をコンピューターで制御することより予め任意
に設定された折り寸法にて枚葉紙等を折りたたむことが
できるよう構成する。第2の発明は以下の手段を講じ
た。基台に枚葉紙等を搬送するための互いに接する2本
の搬送ローラーと、搬送ローラーへ枚葉紙等を供給する
ための送り装置を設ける。枚葉紙等の搬送方向前方に位
置するようバックルを設ける。搬送ローラーとバックル
の中間に位置し、枚葉紙等に生じるたるみをとらえて折
りたたむための、互いに接する2本の折り込みローラー
を設ける。枚葉紙等の搬送経路に枚葉紙等の通過を検知
するセンサーを設ける。以上の構成からなるバックル式
折り機において、コンピューターにより回転数および正
逆回転を制御されるステッピングモーターを用いてバッ
クル内のストッパーを駆動しその前後位置を調整するた
めのスライド機構を設けることにより予め任意に設定さ
れた折り寸法にて枚葉紙等を折りたたむことのできるよ
う構成する。本発明は以上の構成よりなる折り機であ
る。
【0005】
【作用】次に本発明の作用について述べる。第一の発明
ではまず所望する折り寸法をコンピューターへ入力、設
定する。そして印刷物や図面等の枚葉紙等を送り装置へ
挿入し、2本の折り込みローラーの間を通過させて搬送
ベルト上に送る。搬送ベルトはステッピングモーターに
より一定方向へ回転しているので枚葉紙等はこれにそっ
て搬送テーブル上を搬送され、互いに接する折り込みロ
ーラーと搬送ベルトとの間を進行する。搬送テーブル上
等に設けられたセンサーが枚葉紙等の通過を検知する
と、コンピューターが予め設定された折り寸法に適合す
るようステッピングモーターの回転数を指示する。これ
により枚葉紙等が搬送テーブル上を所定の距離まで搬送
されると、コンピューターがステッピングモーターの逆
回転を指示する。先端部を搬送ベルトと折り込みローラ
ーにより、後端部を送り装置により保持された状態の枚
葉紙等は、逆回転する搬送ベルトにより進行方向とは逆
方向へ搬送されつつ、たるみを生じさせる。このたるみ
が別の折り込みローラーにとらえられて搬送ベルトとの
間に圧入され、所定の位置に折り目が形成されて予め設
定された折り寸法にて枚葉紙等が折りたたまれる。次に
第2の発明の作用を述べる。予めコンピューターへ所望
する折り寸法を入力、設定する。設定された折り寸法に
適合するようコンピューターがステッピングモーターへ
回転数、正逆回転を指示する。これを受けてステッピン
グモーターが駆動レスライド機構によりバックル内のス
トッパーの前後位置が調整される。そして枚葉紙等を搬
送ローラーへ挿入して給紙する。枚葉紙等は搬送ローラ
ーにより搬送され、やがて搬送方向前方に設けられてい
るバックルに進入してストッパーへ突き当たる。搬送ロ
ーラーによりさらに送り込むことにより枚葉紙等にたる
みが生じ、このたるみが回転する2本の折り込みローラ
ーにとらえられてその間に圧入され、所定の位置に折り
目が形成されて予め設定された折り寸法にて枚葉紙等が
折りたたまれる。
ではまず所望する折り寸法をコンピューターへ入力、設
定する。そして印刷物や図面等の枚葉紙等を送り装置へ
挿入し、2本の折り込みローラーの間を通過させて搬送
ベルト上に送る。搬送ベルトはステッピングモーターに
より一定方向へ回転しているので枚葉紙等はこれにそっ
て搬送テーブル上を搬送され、互いに接する折り込みロ
ーラーと搬送ベルトとの間を進行する。搬送テーブル上
等に設けられたセンサーが枚葉紙等の通過を検知する
と、コンピューターが予め設定された折り寸法に適合す
るようステッピングモーターの回転数を指示する。これ
により枚葉紙等が搬送テーブル上を所定の距離まで搬送
されると、コンピューターがステッピングモーターの逆
回転を指示する。先端部を搬送ベルトと折り込みローラ
ーにより、後端部を送り装置により保持された状態の枚
葉紙等は、逆回転する搬送ベルトにより進行方向とは逆
方向へ搬送されつつ、たるみを生じさせる。このたるみ
が別の折り込みローラーにとらえられて搬送ベルトとの
間に圧入され、所定の位置に折り目が形成されて予め設
定された折り寸法にて枚葉紙等が折りたたまれる。次に
第2の発明の作用を述べる。予めコンピューターへ所望
する折り寸法を入力、設定する。設定された折り寸法に
適合するようコンピューターがステッピングモーターへ
回転数、正逆回転を指示する。これを受けてステッピン
グモーターが駆動レスライド機構によりバックル内のス
トッパーの前後位置が調整される。そして枚葉紙等を搬
送ローラーへ挿入して給紙する。枚葉紙等は搬送ローラ
ーにより搬送され、やがて搬送方向前方に設けられてい
るバックルに進入してストッパーへ突き当たる。搬送ロ
ーラーによりさらに送り込むことにより枚葉紙等にたる
みが生じ、このたるみが回転する2本の折り込みローラ
ーにとらえられてその間に圧入され、所定の位置に折り
目が形成されて予め設定された折り寸法にて枚葉紙等が
折りたたまれる。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を図面に従い説明する。
【図5】は請求項1記載の本発明の一実施例の構成を示
す要部側面図である。
す要部側面図である。
【0007】搬送テーブル(1)に、コンピューター
(7)に制御されるステッピングモーター(5)により
駆動する搬送ベルト(2)を設ける。搬送ベルト(2)
は搬送ローラー(2a)を介してステッピングモーター
(5)により駆動、回転し搬送テーブル(1)上で枚葉
紙等(P)を搬送するものである。
(7)に制御されるステッピングモーター(5)により
駆動する搬送ベルト(2)を設ける。搬送ベルト(2)
は搬送ローラー(2a)を介してステッピングモーター
(5)により駆動、回転し搬送テーブル(1)上で枚葉
紙等(P)を搬送するものである。
【0008】搬送ローラー(2a)と平行となる少なく
とも2本以上の折り込みローラー(3)を搬送ベルト
(2)上に接するように設ける。したがってステッピン
グモーター(5)により駆動される搬送ベルト(2)が
回転することにより、これに接する折り込みローラー
(3)も回転する。
とも2本以上の折り込みローラー(3)を搬送ベルト
(2)上に接するように設ける。したがってステッピン
グモーター(5)により駆動される搬送ベルト(2)が
回転することにより、これに接する折り込みローラー
(3)も回転する。
【図5】に示すように、搬送ベルト(2)上に接するよ
うに設けられる2本以上の折り込みローラー(3)の各
々につき別の折り込みローラー(3)を搬送ベルト
(2)を挟んで対向するよう設けるとよい。これにより
枚葉紙等(P)の折り込み、折りたたみがより確実に行
われる。なお、折り込みローラー(3)をステッピング
モーター(5)により駆動、回転させ、これに接する搬
送ベルト(2)も回転するよう構成することによっても
同じ発明の効果が得られるので、本発明の概念に含まれ
るものである。
うに設けられる2本以上の折り込みローラー(3)の各
々につき別の折り込みローラー(3)を搬送ベルト
(2)を挟んで対向するよう設けるとよい。これにより
枚葉紙等(P)の折り込み、折りたたみがより確実に行
われる。なお、折り込みローラー(3)をステッピング
モーター(5)により駆動、回転させ、これに接する搬
送ベルト(2)も回転するよう構成することによっても
同じ発明の効果が得られるので、本発明の概念に含まれ
るものである。
【0009】枚葉紙等(P)を2本の折り込みローラー
(3)の間を通過させて搬送ベルト(2)上に送るため
の送り装置(4)を、搬送テーブル(1)上方に設け
る。送り装置(4)はモーター等により一定方向に回転
する複数の送りローラー(4a)から成る。
(3)の間を通過させて搬送ベルト(2)上に送るため
の送り装置(4)を、搬送テーブル(1)上方に設け
る。送り装置(4)はモーター等により一定方向に回転
する複数の送りローラー(4a)から成る。
【0010】搬送テーブル(1)上等に枚葉紙等(P)
の通過を検知してコンピューター(7)に知らせるため
のセンサー(6)を設ける。
の通過を検知してコンピューター(7)に知らせるため
のセンサー(6)を設ける。
【0011】コンピューター(7)は、予め設定された
折り寸法にて枚葉紙等(P)を折るためには本折り機に
用いられているステッピングモーター(5)を何回転さ
せればよいかを計算しその数値を、枚葉紙等(P)がセ
ンサー(6)上を通過した後にステッピングモーター
(5)に指示するようプログラムされているものであ
る。また、コンピューター(7)は枚葉紙等(P)の折
り回数に対応するようステッピングモーター(5)の正
逆回転も指示する。これにより、搬送ベルト(2)を駆
動するステッピングモーター(5)の回転数および正逆
回転がコンピューター(7)に制御されて、予め設定さ
れた折り寸法、折り回数に適合するよう搬送テーブル
(1)上を枚葉紙等(P)が搬送される。
折り寸法にて枚葉紙等(P)を折るためには本折り機に
用いられているステッピングモーター(5)を何回転さ
せればよいかを計算しその数値を、枚葉紙等(P)がセ
ンサー(6)上を通過した後にステッピングモーター
(5)に指示するようプログラムされているものであ
る。また、コンピューター(7)は枚葉紙等(P)の折
り回数に対応するようステッピングモーター(5)の正
逆回転も指示する。これにより、搬送ベルト(2)を駆
動するステッピングモーター(5)の回転数および正逆
回転がコンピューター(7)に制御されて、予め設定さ
れた折り寸法、折り回数に適合するよう搬送テーブル
(1)上を枚葉紙等(P)が搬送される。
【0012】他の実施例を
【図6】に基づき説明する。
【図5】に示される実施例では、搬送ベルト(2)によ
る枚葉紙等(P)の搬送距離と送り装置(4)による枚
葉紙等(P)の送り量とにズレが生じ得るため、枚葉紙
等(P)に生じるたるみ量がばらばらとなり折り寸法が
不正確で不揃いとなるおそれがある。そこで本実施例で
は折り精度をさらに高めるために送り装置(4)にもス
テッピングモーター(4b)を用いている。即ち送り装
置(4)の送りローラー(4a)をコンピューター
(7)に制御されるステッピングモーター(4b)によ
り駆動する。コンピューター(7)は、搬送ベルト
(2)による枚葉紙等(P)の搬送距離と送り装置
(4)による枚葉紙等(P)の送り量とが常に等しくな
るようステッピングモーター(4b)に回転数を指示す
るようプログラムされる。
る枚葉紙等(P)の搬送距離と送り装置(4)による枚
葉紙等(P)の送り量とにズレが生じ得るため、枚葉紙
等(P)に生じるたるみ量がばらばらとなり折り寸法が
不正確で不揃いとなるおそれがある。そこで本実施例で
は折り精度をさらに高めるために送り装置(4)にもス
テッピングモーター(4b)を用いている。即ち送り装
置(4)の送りローラー(4a)をコンピューター
(7)に制御されるステッピングモーター(4b)によ
り駆動する。コンピューター(7)は、搬送ベルト
(2)による枚葉紙等(P)の搬送距離と送り装置
(4)による枚葉紙等(P)の送り量とが常に等しくな
るようステッピングモーター(4b)に回転数を指示す
るようプログラムされる。
【0013】請求項1記載の本発明の実施態様は以上の
とおりであり、以下その作用について詳述する。所望す
る枚葉紙等(P)の折り寸法を予めコンピューター
(7)へ入力・設定する。
とおりであり、以下その作用について詳述する。所望す
る枚葉紙等(P)の折り寸法を予めコンピューター
(7)へ入力・設定する。
【図7】に示すように印刷物や図面等の枚葉紙等(P)
を送り装置(4)へ挿入する。これにより枚葉紙等
(P)は2本の折り込みローラー(3A,3B)のの間
を通過して搬送ベルト(2)上に送られる。搬送ベルト
(2)はステッピングモーター(5)により一定方向
(進行方向)へ回転しているので枚葉紙等(P)はこれ
にそって搬送テーブル(1)上を搬送され、互いに接す
る折り込みローラー(3A)と搬送ベルト(2)との間
を進行する。搬送テーブル(1)上等に設けられたセン
サー(6A)が枚葉紙等(P)の通過を検知すると、コ
ンピューター(7)が予め設定された折り寸法に適合す
るようステッピングモーター(5)の回転数を指示す
る。ステッピングモーター(5)が指示された回数回転
することにより枚葉紙等(P)が搬送テーブル(1)上
を所定の距離即ち、予め設定された折り寸法に適合する
距離まで搬送されると、コンピューター(7)がステッ
ピングモーター(5)の逆回転を命令する。これにより
を送り装置(4)へ挿入する。これにより枚葉紙等
(P)は2本の折り込みローラー(3A,3B)のの間
を通過して搬送ベルト(2)上に送られる。搬送ベルト
(2)はステッピングモーター(5)により一定方向
(進行方向)へ回転しているので枚葉紙等(P)はこれ
にそって搬送テーブル(1)上を搬送され、互いに接す
る折り込みローラー(3A)と搬送ベルト(2)との間
を進行する。搬送テーブル(1)上等に設けられたセン
サー(6A)が枚葉紙等(P)の通過を検知すると、コ
ンピューター(7)が予め設定された折り寸法に適合す
るようステッピングモーター(5)の回転数を指示す
る。ステッピングモーター(5)が指示された回数回転
することにより枚葉紙等(P)が搬送テーブル(1)上
を所定の距離即ち、予め設定された折り寸法に適合する
距離まで搬送されると、コンピューター(7)がステッ
ピングモーター(5)の逆回転を命令する。これにより
【図8】に示すように先端部を搬送ベルト(2)と折り
込みローラー(3A)により、後端部を送り装置(4)
により保持された状態の枚葉紙等(P)は、逆回転する
搬送ベルト(2)により進行方向とは逆方向へ搬送され
つつ、たるみを生じさせる。
込みローラー(3A)により、後端部を送り装置(4)
により保持された状態の枚葉紙等(P)は、逆回転する
搬送ベルト(2)により進行方向とは逆方向へ搬送され
つつ、たるみを生じさせる。
【図9】に示すように、このたるみが別の折り込みロー
ラー(3B)にとらえられて搬送ベルト(2)との間に
圧入され、所定の位置に折り目が形成されて予め設定さ
れた折り寸法にて枚葉紙等(P)が折りたたまれる。枚
葉紙等(P)が逆方向に一定の距離搬送されて折りたた
みが終了すると、コンピューター(7)が再びステッピ
ングモーター(5)の逆回転を命令する。これにより
ラー(3B)にとらえられて搬送ベルト(2)との間に
圧入され、所定の位置に折り目が形成されて予め設定さ
れた折り寸法にて枚葉紙等(P)が折りたたまれる。枚
葉紙等(P)が逆方向に一定の距離搬送されて折りたた
みが終了すると、コンピューター(7)が再びステッピ
ングモーター(5)の逆回転を命令する。これにより
【図10】に示すように所定の寸法で折りたたまれた枚
葉紙等(P)が搬送ベルト(2)により搬送テーブル
(1)上を進行方向へ向かって搬送され、次の処理過程
へ送られる。
葉紙等(P)が搬送ベルト(2)により搬送テーブル
(1)上を進行方向へ向かって搬送され、次の処理過程
へ送られる。
【0014】
【図6】に示す実施例では、枚葉紙等(P)の搬送テー
ブル(1)上での搬送距離および搬送方向がステッピン
グモーター(5)により正確に制御されるとともに、枚
葉紙等(P)の搬送テーブル(1)上への送り量が搬送
ベルト(2)による搬送距離と等しくなるようステッピ
ングモーター(4b)により制御される。これにより枚
葉紙等(P)に生じるたるみ量が常に一定となり折り精
度がさらに高まる。
ブル(1)上での搬送距離および搬送方向がステッピン
グモーター(5)により正確に制御されるとともに、枚
葉紙等(P)の搬送テーブル(1)上への送り量が搬送
ベルト(2)による搬送距離と等しくなるようステッピ
ングモーター(4b)により制御される。これにより枚
葉紙等(P)に生じるたるみ量が常に一定となり折り精
度がさらに高まる。
【0015】枚葉紙等(P)を任意の寸法にて複数回折
りたたんで3つ折り、4つ折り等としたい場合には、折
り寸法および折り回数をコンピューター(7)へ入力・
設定する。これによりステッピングモーター(5)の回
転数および正逆回転がコンピューター(7)により制御
され、
りたたんで3つ折り、4つ折り等としたい場合には、折
り寸法および折り回数をコンピューター(7)へ入力・
設定する。これによりステッピングモーター(5)の回
転数および正逆回転がコンピューター(7)により制御
され、
【図11】に示すように枚葉紙等(P)にたるみを生じ
させこれを折り込みローラー(3)でとらえられて折り
たたむ、という上記作用が複数回繰り返されて任意寸法
による3つ折り、4つ折り等の枚葉紙等(P)が折りあ
がる。
させこれを折り込みローラー(3)でとらえられて折り
たたむ、という上記作用が複数回繰り返されて任意寸法
による3つ折り、4つ折り等の枚葉紙等(P)が折りあ
がる。
【0016】枚葉紙等(P)の折り寸法および折り回数
の設定を変更したい場合にはコンピューター(7)へ入
力・設定し直せばよい。また、本発明ではステッピング
モーター(5)の正逆回転および回転数を制御すること
により枚葉紙等(P)を折りたたむので、折り寸法や折
り回数の設定は無段階に行うことができる。
の設定を変更したい場合にはコンピューター(7)へ入
力・設定し直せばよい。また、本発明ではステッピング
モーター(5)の正逆回転および回転数を制御すること
により枚葉紙等(P)を折りたたむので、折り寸法や折
り回数の設定は無段階に行うことができる。
【0017】異なる折り寸法の枚葉紙等(P)を自動的
に連続して供給したい場合例えば、1枚目の枚葉紙等
(P)をXという寸法で折り、2枚目はYという寸法で
折る、という動作を繰り返したい場合には、その指示を
コンピューター(7)へ入力・設定する。
に連続して供給したい場合例えば、1枚目の枚葉紙等
(P)をXという寸法で折り、2枚目はYという寸法で
折る、という動作を繰り返したい場合には、その指示を
コンピューター(7)へ入力・設定する。
【0018】搬送ベルト(2)および折り込みローラー
(3)を駆動するステッピングモーター(5)の回転数
はコンピューター(7)により制御、管理されている。
したがって大量の枚葉紙等(P)を連続して折る場合で
あっても、一枚一枚が正確な寸法で折り続けられる。ま
た、枚葉紙等(P)が前後にずれて搬送テーブル(1)
上に送られてきた場合でも、コンピューター(8)がこ
のずれを検知して補正し、正しい寸法で折りたたまれ
る。
(3)を駆動するステッピングモーター(5)の回転数
はコンピューター(7)により制御、管理されている。
したがって大量の枚葉紙等(P)を連続して折る場合で
あっても、一枚一枚が正確な寸法で折り続けられる。ま
た、枚葉紙等(P)が前後にずれて搬送テーブル(1)
上に送られてきた場合でも、コンピューター(8)がこ
のずれを検知して補正し、正しい寸法で折りたたまれ
る。
【0019】次に請求項2記載の本発明の実施例を図面
に従い説明する。
に従い説明する。
【図17】は本発明の一実施例の構成を示す要部側面図
である。基台(10)に枚葉紙等(P)を給紙するため
の互いに接する2本の搬送ローラー(20)を設ける。
である。基台(10)に枚葉紙等(P)を給紙するため
の互いに接する2本の搬送ローラー(20)を設ける。
【0020】枚葉紙等(P)に生じるたるみをとらえて
折りたたむための互いに接する複数の折り込みローラー
(30)を搬送ローラー(20)と平行となるよう設け
る。
折りたたむための互いに接する複数の折り込みローラー
(30)を搬送ローラー(20)と平行となるよう設け
る。
【0021】枚葉紙等(P)の搬送方向前方に位置する
ようバックル(90)を設ける。バックル(90)内に
はストッパー(95)を設けるとともに、枚葉紙等
(P)の搬送方向に対して前後に移動可能に構成する。
ようバックル(90)を設ける。バックル(90)内に
はストッパー(95)を設けるとともに、枚葉紙等
(P)の搬送方向に対して前後に移動可能に構成する。
【0022】図示しないが、搬送ローラー(20)およ
び折り込みローラー(30)はモーター等により一定方
向へ回転するよう構成されている。
び折り込みローラー(30)はモーター等により一定方
向へ回転するよう構成されている。
【0023】枚葉紙等(P)の搬送経路に枚葉紙等
(P)の通過を検知するセンサー(60)を設ける。セ
ンサー(60)は枚葉紙等(P)がバックル(90)内
より排送されたことあるいは枚葉紙等(P)の折りたた
みが終了したことを検知してコンピューター(70)に
知らせるためのものである。
(P)の通過を検知するセンサー(60)を設ける。セ
ンサー(60)は枚葉紙等(P)がバックル(90)内
より排送されたことあるいは枚葉紙等(P)の折りたた
みが終了したことを検知してコンピューター(70)に
知らせるためのものである。
【0024】以上の構成からなるバックル式折り機にお
いて、コンピューター(70)により回転数および正逆
回転を制御されるステッピングモーター(51)を用い
てバックル(90)内のストッパー(95)を駆動しそ
の前後位置を調整するためのスライド機構(50)を設
ける。コンピューター(70)は、予め設定された折り
寸法にて枚葉紙等(P)を折るためには本折り機のバッ
クル(90)内に設けられているストッパー(95)を
どの位置に移動させればよいかを計算する。そしてその
ためにはスライド機構(50)に用いられているステッ
ピングモーター(51)をどちらの回転方向へ何回転さ
せればよいかを計算しその数値をステッピングモーター
(51)に指示するようプログラムされているものであ
る。これにより、ストッパー(95)を駆動するスライ
ド機構(50)に用いられているステッピングモーター
(51)の回転数および正逆回転がコンピューター(7
0)に制御されて、予め設定された折り寸法、折り回数
に適合するようストッパー(95)の前後位置が調整さ
れる。
いて、コンピューター(70)により回転数および正逆
回転を制御されるステッピングモーター(51)を用い
てバックル(90)内のストッパー(95)を駆動しそ
の前後位置を調整するためのスライド機構(50)を設
ける。コンピューター(70)は、予め設定された折り
寸法にて枚葉紙等(P)を折るためには本折り機のバッ
クル(90)内に設けられているストッパー(95)を
どの位置に移動させればよいかを計算する。そしてその
ためにはスライド機構(50)に用いられているステッ
ピングモーター(51)をどちらの回転方向へ何回転さ
せればよいかを計算しその数値をステッピングモーター
(51)に指示するようプログラムされているものであ
る。これにより、ストッパー(95)を駆動するスライ
ド機構(50)に用いられているステッピングモーター
(51)の回転数および正逆回転がコンピューター(7
0)に制御されて、予め設定された折り寸法、折り回数
に適合するようストッパー(95)の前後位置が調整さ
れる。
【0025】請求項2記載の本発明の実施態様は以上の
とおりであり、以下その作用について詳述する。予めコ
ンピューター(70)へ所望する折り寸法を入力、設定
する。設定された折り寸法に適合するようコンピュータ
ー(70)がステッピングモーター(51a,51b,
51c,51d)へ回転数、正逆回転を指示する。これ
を受けて
とおりであり、以下その作用について詳述する。予めコ
ンピューター(70)へ所望する折り寸法を入力、設定
する。設定された折り寸法に適合するようコンピュータ
ー(70)がステッピングモーター(51a,51b,
51c,51d)へ回転数、正逆回転を指示する。これ
を受けて
【図18】に示すようにステッピングモーター(51
a,51b,51c,51d))が駆動しスライド機構
(50a,50b,50c,50d)によりバックル
(90a,90b,90c,90d)内のストッパー
(95a,95b,95c,95d)の前後位置が調整
される。そして枚葉紙等(P)を搬送ローラー(20)
へ挿入して給紙する。
a,51b,51c,51d))が駆動しスライド機構
(50a,50b,50c,50d)によりバックル
(90a,90b,90c,90d)内のストッパー
(95a,95b,95c,95d)の前後位置が調整
される。そして枚葉紙等(P)を搬送ローラー(20)
へ挿入して給紙する。
【図19】に示すように枚葉紙等(P)は回転する搬送
ローラー(20)により搬送され、折り込みローラー
(30a,30b)の間を通過してやがて搬送方向前方
に設けられているバックル(90a)に進入してストッ
パー(95a)へ突き当たる。搬送ローラー(20)に
よりさらに送り込むことにより
ローラー(20)により搬送され、折り込みローラー
(30a,30b)の間を通過してやがて搬送方向前方
に設けられているバックル(90a)に進入してストッ
パー(95a)へ突き当たる。搬送ローラー(20)に
よりさらに送り込むことにより
【図20】、
【図21】に示すように枚葉紙等(P)にたるみが生
じ、このたるみが回転する2本の折り込みローラー(3
0b,30c)にとらえられてその間に圧入され、所定
の位置に折り目が形成される。枚葉紙等(P)は折り込
みローラー(30b,30c)によりさらに搬送され、
搬送方向前方に設けられているバックル(90b)に進
入してストッパー(95b)へ突き当たる。さらに送り
込むことにより枚葉紙等(P)にたるみが生じ、このた
るみが回転する2本の折り込みローラー(30c,30
d)にとらえられてその間に圧入され、所定の位置に2
本目の折り目が形成される。同様の作用がバックル(9
0c,90d)内のストッパー(95c,95d)およ
び折り込みローラー(30d,30e,30f)により
繰り返されて3本目、4本目の折り目が形成され、任意
の折り寸法、折り回数による枚葉紙等(P)が折りあが
る。
じ、このたるみが回転する2本の折り込みローラー(3
0b,30c)にとらえられてその間に圧入され、所定
の位置に折り目が形成される。枚葉紙等(P)は折り込
みローラー(30b,30c)によりさらに搬送され、
搬送方向前方に設けられているバックル(90b)に進
入してストッパー(95b)へ突き当たる。さらに送り
込むことにより枚葉紙等(P)にたるみが生じ、このた
るみが回転する2本の折り込みローラー(30c,30
d)にとらえられてその間に圧入され、所定の位置に2
本目の折り目が形成される。同様の作用がバックル(9
0c,90d)内のストッパー(95c,95d)およ
び折り込みローラー(30d,30e,30f)により
繰り返されて3本目、4本目の折り目が形成され、任意
の折り寸法、折り回数による枚葉紙等(P)が折りあが
る。
【0026】枚葉紙等(P)の折り寸法の設定を変更し
たい場合にはコンピューター(70)へ入力・設定し直
せばよい。これによりスライド機構(50a,50b,
50c,50d)が作動して自動的にストッパー(95
a,95b,95c,95d)の前後位置が調整され
る。
たい場合にはコンピューター(70)へ入力・設定し直
せばよい。これによりスライド機構(50a,50b,
50c,50d)が作動して自動的にストッパー(95
a,95b,95c,95d)の前後位置が調整され
る。
【0027】異なる折り寸法の枚葉紙等(P)を自動的
に連続して供給したい場合例えば、1枚目の枚葉紙等
(P)をXという寸法で折り、2枚目はYという寸法で
折る、という動作を繰り返したい場合には、その旨をコ
ンピューター(70)へ入力・設定する。これによりま
ずコンピューター(70)の指示でXという折り寸法に
適合するようストッパー(95a,95b,95c,9
5d)の前後位置が調整される。搬送される枚葉紙等
(P)がバックル(90a,90b,90c,90d)
内より排送されるとあるいは枚葉紙等(P)の折りたた
みが終了すると、センサー(60)がこれを検知してコ
ンピューター(70)に知らせる。次にコンピューター
(70)はYという折り寸法に適合するようストッパー
(95a,95b,95c,95d)の前後位置の調整
の指示を行う。これにより2枚目の枚葉紙等(P)がY
という寸法で折りたたまれる。こうして、手動によりい
ちいちストッパー(95)の前後位置を調整しなくと
も、異なる折り寸法の枚葉紙等(P)が自動的に連続し
て供給される。
に連続して供給したい場合例えば、1枚目の枚葉紙等
(P)をXという寸法で折り、2枚目はYという寸法で
折る、という動作を繰り返したい場合には、その旨をコ
ンピューター(70)へ入力・設定する。これによりま
ずコンピューター(70)の指示でXという折り寸法に
適合するようストッパー(95a,95b,95c,9
5d)の前後位置が調整される。搬送される枚葉紙等
(P)がバックル(90a,90b,90c,90d)
内より排送されるとあるいは枚葉紙等(P)の折りたた
みが終了すると、センサー(60)がこれを検知してコ
ンピューター(70)に知らせる。次にコンピューター
(70)はYという折り寸法に適合するようストッパー
(95a,95b,95c,95d)の前後位置の調整
の指示を行う。これにより2枚目の枚葉紙等(P)がY
という寸法で折りたたまれる。こうして、手動によりい
ちいちストッパー(95)の前後位置を調整しなくと
も、異なる折り寸法の枚葉紙等(P)が自動的に連続し
て供給される。
【発明の効果】請求項1記載の本発明の構成は、コンピ
ューターに制御されるステッピングモーターにより駆動
する搬送ベルトが設けられた搬送テーブルと、搬送ベル
ト上に接するように設けられた少なくとも2本以上の折
り込みローラーと、枚葉紙等を2本の折り込みローラー
の間を通過させて搬送ベルト上に送るための送り装置
と、搬送テーブル上等での枚葉紙等の通過を検知してコ
ンピューターに知らせるセンサーとからなる折り機にお
いて、ステッピングモーターの回転数および正逆回転を
コンピューターで制御することにより予め任意に設定さ
れた折り寸法にて枚葉紙等を折りたたむことのできるよ
う構成したことを特徴とする。したがって以下の特有の
効果を奏するものである。 (イ)搬送ベルトおよび折り込みローラーを駆動するス
テッピングモーターの回転数および正逆回転をコンピュ
ーターにより制御することにより枚葉紙等を折るので、
枚葉紙等折り寸法や折り回数の設定は無段階に行うこと
ができる。したがってミリ単位の様々な折り寸法、折り
回数の印刷物、図面、写真等の供給が求められる現代市
場において、そのニーズに幅広く対応可能な折り機とし
て実現されるものである。 (口)予め入力・設定された折り寸法、折り回数に応じ
てコンピューターが自動的にステッピングモーターを制
御して枚葉紙等を折るので、異なる折り寸法、折り回数
の枚葉紙等を自動的に連続して供給することが可能とな
った。例えばXという寸法とYという寸法の枚葉紙等を
交互に連続して折る場合、異なる寸法ごとにいちいち人
為的に設定し直さなくとも自動的に連続して折ることが
可能である。したがって印刷市場における多様な需要に
迅速に対応することができる折り機として実現されるも
のである。 (ハ)枚葉紙等の折り寸法を制御、管理する手段として
コンピューターを用いているので、一枚一枚を正確な寸
法で折り続けることが可能である。また、枚葉紙等が前
後にずれて搬送テーブル上に送られてきた場合でも、コ
ンピューターがこのずれを検知して補正するので正しい
寸法で折ることができる。したがって折り精度が高く、
信頼性の高い折り機を実現できるものである。 請求項2記載の本発明の構成は、枚葉紙等を給紙するた
めの搬送ローラーと、枚葉紙等に生じるたるみをとらえ
て折りたたむための互いに接する複数本の折り込みロー
ラーと、枚葉紙等の搬送方向前方に設けられるバックル
と、枚葉紙等の通過を検知するセンサーとからなるバッ
クル式折り機において、コンピューターにより回転数お
よび正逆回転を制御されるステッピングモーターを用い
てバックル内に設けられているストッパーを駆動しその
前後位置を調整するためのスライド機構を設けることに
より折り寸法を無段階に自動的に設定して枚葉紙等を折
りたたむことのできるよう構成したことを特徴とする。
したがって以下の特有の効果を奏するものである。予め
入力・設定された折り寸法に応じてコンピューターが自
動的にステッピングモーターを制御してバックル内のス
トッパーの前後位置を調整して枚葉紙等を折るので、異
なる折り寸法の枚葉紙等を自動的に連続して供給するこ
とが可能となった。例えばXという寸法とYという寸法
の枚葉紙等を交互に連続して折る場合、異なる寸法ごと
にいちいち手動によりストッパーの前後位置を調整し直
さなくとも自動的に連続して折ることが可能である。し
たがって印刷市場における多様な需要に迅速に対応する
ことができる折り機として実現されるものである。
ューターに制御されるステッピングモーターにより駆動
する搬送ベルトが設けられた搬送テーブルと、搬送ベル
ト上に接するように設けられた少なくとも2本以上の折
り込みローラーと、枚葉紙等を2本の折り込みローラー
の間を通過させて搬送ベルト上に送るための送り装置
と、搬送テーブル上等での枚葉紙等の通過を検知してコ
ンピューターに知らせるセンサーとからなる折り機にお
いて、ステッピングモーターの回転数および正逆回転を
コンピューターで制御することにより予め任意に設定さ
れた折り寸法にて枚葉紙等を折りたたむことのできるよ
う構成したことを特徴とする。したがって以下の特有の
効果を奏するものである。 (イ)搬送ベルトおよび折り込みローラーを駆動するス
テッピングモーターの回転数および正逆回転をコンピュ
ーターにより制御することにより枚葉紙等を折るので、
枚葉紙等折り寸法や折り回数の設定は無段階に行うこと
ができる。したがってミリ単位の様々な折り寸法、折り
回数の印刷物、図面、写真等の供給が求められる現代市
場において、そのニーズに幅広く対応可能な折り機とし
て実現されるものである。 (口)予め入力・設定された折り寸法、折り回数に応じ
てコンピューターが自動的にステッピングモーターを制
御して枚葉紙等を折るので、異なる折り寸法、折り回数
の枚葉紙等を自動的に連続して供給することが可能とな
った。例えばXという寸法とYという寸法の枚葉紙等を
交互に連続して折る場合、異なる寸法ごとにいちいち人
為的に設定し直さなくとも自動的に連続して折ることが
可能である。したがって印刷市場における多様な需要に
迅速に対応することができる折り機として実現されるも
のである。 (ハ)枚葉紙等の折り寸法を制御、管理する手段として
コンピューターを用いているので、一枚一枚を正確な寸
法で折り続けることが可能である。また、枚葉紙等が前
後にずれて搬送テーブル上に送られてきた場合でも、コ
ンピューターがこのずれを検知して補正するので正しい
寸法で折ることができる。したがって折り精度が高く、
信頼性の高い折り機を実現できるものである。 請求項2記載の本発明の構成は、枚葉紙等を給紙するた
めの搬送ローラーと、枚葉紙等に生じるたるみをとらえ
て折りたたむための互いに接する複数本の折り込みロー
ラーと、枚葉紙等の搬送方向前方に設けられるバックル
と、枚葉紙等の通過を検知するセンサーとからなるバッ
クル式折り機において、コンピューターにより回転数お
よび正逆回転を制御されるステッピングモーターを用い
てバックル内に設けられているストッパーを駆動しその
前後位置を調整するためのスライド機構を設けることに
より折り寸法を無段階に自動的に設定して枚葉紙等を折
りたたむことのできるよう構成したことを特徴とする。
したがって以下の特有の効果を奏するものである。予め
入力・設定された折り寸法に応じてコンピューターが自
動的にステッピングモーターを制御してバックル内のス
トッパーの前後位置を調整して枚葉紙等を折るので、異
なる折り寸法の枚葉紙等を自動的に連続して供給するこ
とが可能となった。例えばXという寸法とYという寸法
の枚葉紙等を交互に連続して折る場合、異なる寸法ごと
にいちいち手動によりストッパーの前後位置を調整し直
さなくとも自動的に連続して折ることが可能である。し
たがって印刷市場における多様な需要に迅速に対応する
ことができる折り機として実現されるものである。
【図1】 従来の折り機の構成を示す要部側面図であ
る。
る。
【図2】 従来の折り機の作用を示す要部側面図であ
る。
る。
【図3】 従来の折り機の作用を示す要部側面図であ
る。
る。
【図4】 従来の折り機の作用を示す要部側面図であ
る。
る。
【図5】 請求項1記載の本発明の一実施例の構成を示
す要部側面図である。
す要部側面図である。
【図6】 請求項1記載の本発明の一実施例の構成を示
す要部側面図である。
す要部側面図である。
【図7】 請求項1記載の本発明の一実施例の作用を示
す要部側面図である。
す要部側面図である。
【図8】 請求項1記載の本発明の一実施例の作用を示
す要部側面図である。
す要部側面図である。
【図9】 請求項1記載の本発明の一実施例の作用を示
す要部側面図である。
す要部側面図である。
【図10】請求項1記載の本発明の一実施例の作用を示
す要部側面図である。
す要部側面図である。
【図11】請求項1記載の本発明の一実施例の作用を示
す要部側面図である。
す要部側面図である。
【図12】請求項1記載の本発明による枚葉紙等の折り
たたみ過程を示すフローチャートである。
たたみ過程を示すフローチャートである。
【図13】従来の折り機の構成を示す要部側面図であ
る。
る。
【図14】従来の折り機の作用を示す要部側面図であ
る。
る。
【図15】従来の折り機の作用を示す要部側面図であ
る。
る。
【図16】従来の折り機の作用を示す要部側面図であ
る。
る。
【図17】請求項2記載の本発明の一実施例の構成を示
す要部側面図である。
す要部側面図である。
【図18】請求項2記載の本発明の一実施例の作用を示
す要部側面図である。
す要部側面図である。
【図19】請求項2記載の本発明の一実施例の作用を示
す要部側面図である。
す要部側面図である。
【図20】請求項2記載の本発明の一実施例の作用を示
す要部側面図である。
す要部側面図である。
【図21】請求項2記載の本発明の一実施例の作用を示
す要部側面図である。
す要部側面図である。
【図22】請求項2記載の本発明による枚葉紙等の折り
たたみ過程を示すフローチャートである。
たたみ過程を示すフローチャートである。
P 枚葉紙等 1 搬送テーブル 2 搬送ベルト 2a搬送ローラー 3 折り込みローラー 3A折り込みローラー 3B折り込みローラー 4 送り装置 4a送りローラー 4bステッピングモーター 5 ステッピングモーター 6 センサー 6Aセンサー 6Bセンサー 7 コンピューター 8 電源 10 基台 20 搬送ローラー 30 折り込みローラー 30a折り込みローラー 30b折り込みローラー 30c折り込みローラー 30d折り込みローラー 30e折り込みローラー 30f折り込みローラー 50 スライド機構 50aスライド機構 50bスライド機構 50cスライド機構 50dスライド機構 51 ステッピングモーター 51aステッピングモーター 51bステッピングモーター 51cステッピングモーター 51dステッピングモーター 60 センサー 70 コンピューター 80 電源 90 バックル 90aバックル 90bバックル 90cバックル 90dバックル 95 ストッパー 95aストッパー 95bストッパー 95cストッパー 95dストッパー
Claims (2)
- 【請求項1】コンピューターに制御されるステッピング
モーターにより駆動する搬送ベルトが設けられた搬送テ
ーブルと、搬送ベルト上に接するように設けられた少な
くとも2本以上の折り込みローラーと、枚葉紙等を2本
の折り込みローラーの間を通過させて搬送ベルト上に送
るための送り装置と、搬送テーブル上等での枚葉紙等の
通過を検知してコンピューターに知らせるセンサーとか
らなる折り機において、ステッピングモーターの回転数
および正逆回転をコンピューターで制御することにより
折り寸法を無段階に自動的に設定して枚葉紙等を折りた
たむことのできるよう構成したことを特徴とする折り
機。 - 【請求項2】枚葉紙等を給紙するための搬送ローラー
と、枚葉紙等に生じるたるみをとらえて折りたたむため
の互いに接する複数本の折り込みローラーと、枚葉紙等
の搬送方向前方に設けられるバックルと、枚葉紙等の通
過を検知するセンサーとからなるバックル式折り機にお
いて、コンピューターにより回転数および正逆回転を制
御されるステッピングモーターを用いてバックル内に設
けられているストッパーを駆動しその前後位置を調整す
るためのスライド機構を設けることにより折り寸法を無
段階に自動的に設定して枚葉紙等を折りたたむことので
きるよう構成したことを特徴とする折り機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33679494A JPH08165055A (ja) | 1994-12-12 | 1994-12-12 | 折り機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33679494A JPH08165055A (ja) | 1994-12-12 | 1994-12-12 | 折り機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08165055A true JPH08165055A (ja) | 1996-06-25 |
Family
ID=18302752
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33679494A Pending JPH08165055A (ja) | 1994-12-12 | 1994-12-12 | 折り機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08165055A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008308336A (ja) * | 2007-06-15 | 2008-12-25 | Oce Technologies Bv | 折り畳み装置 |
-
1994
- 1994-12-12 JP JP33679494A patent/JPH08165055A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008308336A (ja) * | 2007-06-15 | 2008-12-25 | Oce Technologies Bv | 折り畳み装置 |
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