JP4036554B2 - 半導体装置およびその試験方法、および半導体集積回路 - Google Patents

半導体装置およびその試験方法、および半導体集積回路 Download PDF

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    • H01L22/00Testing or measuring during manufacture or treatment; Reliability measurements, i.e. testing of parts without further processing to modify the parts as such; Structural arrangements therefor

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ボード等に実装された半導体装置の端子のコンタクトを確認するためのコンタクト試験等を安価に行う機能を備えた半導体装置およびその試験方法、および半導体集積回路に関する。
DRAM(dynamic random access memory:ダイナミックランダムアクセスメモリ)等のメモリデバイスからなる半導体装置をボード等に実装する工程では、メモリデバイスの端子とボードの端子とが半田付け等により確実に接続されていることを確認すること、すなわち、実装後のメモリデバイスの端子のコンタクトチェックを行うことが重要である。
【0002】
一般に、DRAM等のメモリデバイスは、TSOP(thin small out-line package )等の薄型の表面実装タイプのパッケージに搭載されている。これらのパッケージでは、ボードに実装した状態で端子の半田付けの状態を目視で確認することができるため、実装後のメモリデバイスの端子のコンタクトチェックを目視で行っていた。
【0003】
しかしながら、パーソナルコンピュータが年々小型化されるに伴って、メモリデバイスの実装面積も年々縮小される傾向にある。このようなメモリデバイスの実装面積の縮小化の傾向に対応するために、近年は、チップ(例えば、1cm角)とほぼ同じ外径寸法を有するCSP(chip size package :チップサイズパッケージ)等のさらに実装面積が少ないパッケージが登場してきた。この種のパッケージでは、多数の電極がパッケージの底面にマトリクス状に配置されており、上記パッケージをボードに実装してしまうと、メモリデバイスの端子の接続状況を目視でチェックすることはもはや困難である。
【0004】
【従来の技術】
上記のように、DRAM等のメモリデバイスをCSP等のパッケージに搭載し、このパッケージをボードに実装してから同メモリデバイスの端子のコンタクトチェックを行う場合、同メモリデバイスの端子のコンタクトチェックを目視でチェックすることは困難なので、実際にDRAM等を動作させてコンタクトチェックを行う必要がある。このために、従来は、高精度でタイミング設定をすることによりコンタクトチェックを行えるような試験回路を用意していたが、どうしても試験コストが高くなってしまうという不都合が生じてきた。
【0005】
ゲートアレイ等のロジックデバイスについては、このような不都合な事態に対処するために、業界標準となっているバウンダリスキャン(boundary scan )等によりロジックデバイスの端子のコンタクトチェックを行うための簡単な試験回路を搭載するようにしている。このタイプの試験回路は、複雑なタイミング設定を必要としないので、ロジックデバイスの端子のコンタクトチェックを容易に遂行することができる。
【0006】
ただし、上記のバウンダリスキャン等によりコンタクトチェックを行う場合、通常は、コンタクトチェック用の試験回路を起動させるための余分な端子を必要とする。ロジックデバイスでは端子数が多く(例えば、200〜256ピン)、かつ、ユーザ特定の仕様によるカスタム品が多いので、コンタクトチェック用の試験回路を起動させるための端子を専用に設けることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のようなロジックデバイスに使用されているコンタクトチェック用の試験回路をDRAM等のメモリデバイスに適用する場合、この試験回路を起動する方法に関して次のような問題が生じてくる。
メモリデバイスは汎用品として製造される場合が多く、このような汎用品は、通常、端子数が最小になるように設計されている。したがって、DRAM等のメモリデバイスでは、試験回路専用の余分な外部端子を設けることが難しい。
【0008】
さらに、メモリデバイスをボードに実装した状態で試験することが必要なために、ある特定の端子に特殊な電圧を印加して試験回路を起動させることも難しい。
よって、DRAM等のメモリデバイスからなる半導体装置において端子のコンタクトチェックを行う場合、既存の端子を利用して、通常印加される電圧の範囲内で、簡単なタイミング設定により起動することができる試験回路が必要となる。また一方で、このような試験回路は、メモリデバイスの通常の動作に影響を及ぼさないようにするために、端子のコンタクトチェック以外の通常の使用状態では容易に起動しないようにすることも必要となる。
【0009】
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、専用の端子を必要とせずに簡単な起動シーケンスで起動し、なおかつ、通常の使用状態においては容易に起動しないような試験回路を有する半導体装置、および同試験回路等を利用した端子試験方法、および上記試験回路を有する半導体集積回路を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために、本発明の半導体装置は、外部端子のコンタクト状態を試験するための端子試験回路と、電源を印加すると第1の動作モードを示す信号を出力し、該第1の動作モードにおいて、特定の端子に入力される制御信号に応答して前記端子試験回路に試験モード信号を出力し、前記特定の端子に入力される信号のレベル変化の回数に応答して第2の動作モードを示す信号を出力する試験モード制御回路部とを有する。
【0011】
また一方で、本発明の半導体装置の端子試験方法は、前記半導体装置の電源端子に電源を印加し、前記半導体装置内のチップ選択用端子に活性化レベルのチップ選択用信号を供給して前記チップ選択用端子、および、前記電源端子のコンタクトを確認するための第1の試験を行い、前記チップ選択用信号を一旦非活性レベルに戻したあと再度活性化レベルにし、前記チップ選択用端子以外の入力端子のコンタクト良否を確認するための試験回路を活性化して、前記入力端子のコンタクトを確認するための第2の試験を行い、さらに、前記チップ選択用信号を一旦非活性レベルに戻したあと再度活性化レベルにし、データ入出力端子のコンタクト良否を確認するための試験回路を活性化して、前記データ入出力端子のコンタクトを確認するための第3の試験を行う。
【0012】
また一方で、本発明の半導体集積回路は、内部回路に接続された第1の外部端子および第2の外部端子と、電源の印加に応答して活性化され、前記第1の外部端子に印加された制御信号に応答して試験モード信号を出力し、前記制御信号の論理レベル変化の回数が設定値になると非活性状態となる試験モード制御回路部と、前記第2の外部端子に接続され、前記試験モード信号に応答して、該第2の外部端子のコンタクト状態を判定する端子試験回路部とを有する。
【0013】
さらに詳しく説明すると、本発明の半導体装置およびその試験方法においては、電源投入、および、チップ選択用端子等の特定の端子にチップ選択用信号を供給することによって、クロック非同期で試験回路を起動し、上記チップ選択用信号を所定の回数供給したときに自動的に試験回路が停止するようにしている。
ここで、チップ選択用端子からのチップ選択用信号により試験回路を制御する理由として、次の点が挙げられる。
【0014】
すなわち、複数のメモリデバイスが実装されたボード上でデータバス線を共有している複数のメモリデバイスから1個のメモリデバイスを選択するのがチップ選択用信号であり、したがって、チップ選択用信号により1個のメモリデバイスを選択し、選択したメモリデバイスのデータ出力端子からデータバス線へ試験結果を出力するようにすれば、個々のメモリデバイスについて別々に試験を行うことができるからである。
【0015】
より具体的には、次のようなシーケンス(1) 〜(4) に従って、ボードに実装されたメモリデバイスの試験を行う。
(1) 電源を印加するとメモリデバイス内でスタータ信号等が発生し、これでメモリデバイスは試験モードに入る。
(2) メモリデバイス内のチップ選択用端子を第1のレベル(例えば、“H(high)”レベル)にし、メモリデバイスを非選択状態にする。
【0016】
(3) チップ選択用端子にチップ選択用信号を供給して同チップ選択用端子を第2のレベル(例えば、“L(low )”レベル)にすると、メモリデバイス内の試験回路が起動して試験を行う。
(4) チップ選択用端子を再び第1のレベルにすると、試験回路が停止して通常動作モードになり、これ以降は試験モードには入らない。
【0017】
すなわち、この場合は、電源印加で試験モードに入り、チップ選択用端子が第1のレベルになったことを2度検出すると、通常動作モードになるような試験回路をメモリデバイスに搭載しておく。
また一方で、メモリデバイスの端子を複数のグループに分けて試験する場合は、次のようなシーケンス▲1▼〜▲8▼に従って試験を行う。ここでは、例えば、第1のグループの端子(チップ選択用端子、および、電源端子)、第2のグループの端子(チップ選択用端子以外の入力端子)、および第3のグループの端子(データ入出力端子)からなる3つのグループに分けて試験を行う場合を想定する。
【0018】
▲1▼ 電源を印加するとスタータ信号等が発生し、これでメモリデバイスは試験モードに入る。
▲2▼ チップ選択用端子を第1のレベル(例えば、“H”レベル)にし、メモリデバイスを非選択状態にする。
▲3▼ チップ選択用端子にチップ選択用信号を供給して同チップ選択用端子を第2のレベル(例えば、“L”レベル)にすると、試験回路が起動して第1のグループの端子の試験を行う。
【0019】
▲4▼ チップ選択用端子を第1のレベル(例えば、“H”レベル)にすると、試験回路が停止する。
▲5▼ 再度、チップ選択用端子を第2のレベル(例えば、“L”レベル)にすると、試験回路が起動して第2のグループの端子の試験を行う。
▲6▼ チップ選択用端子を第1のレベル(例えば、“H”レベル)にすると、試験回路が停止する。
【0020】
▲7▼ 再度、チップ選択用端子を第2のレベル(例えば、“L”レベル)にすると、試験回路が起動して第3のグループの端子の試験を行う。
▲8▼ チップ選択用端子を第1のレベル(例えば、“H”レベル)にすると、試験回路が停止して通常動作モードになり、これ以降は試験モードには入らない。すなわち、この場合は、電源印加で試験モードに入り、チップ選択用端子が第1のレベルになったことを4度検出すると、通常動作モードになるような試験回路をメモリデバイスに搭載しておく。
【0021】
パーソナルコンピュータ等において端子のコンタクトチェックを行いたい場合は、上記のシーケンスに従って複数のグループの端子のコンタクトを確認するための試験を順次行えばよい。
また一方で、通常の使用時においては、パーソナルコンピュータ等を起動した後に、所定のレベルの信号を所定の回数だけチップ選択用端子に入力して通常動作モードにしてしまえば、その後、誤って試験モードに入ることはない。
【0022】
かくして、本発明によれば、チップ選択用端子等の既存の端子を利用して、通常印加される電圧の範囲内で、簡単な起動シーケンスで試験回路を起動させ、し、なおかつ、通常の使用状態では容易に試験回路を起動させないようにしているので、通常の使用状態に影響を及ぼすことなく、従来よりも簡易な方法で端子のコンタクトチェック等の試験を遂行することが可能になる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面(図1〜図11)を参照しながら、本発明の好ましい実施の形態を説明する。
図1は、本発明の一実施例の構成を示すブロック図である。ここでは、メモリデバイスにおいて端子のコンタクトチェックの試験を行うための試験回路の主要部を示すこととする。
【0024】
図1に示す試験回路の実施例は、メモリデバイスの複数の端子を3つのグループに分けて試験を行う構成になっている。
第1のグループは、試験回路を動作させるための必須の端子であり、チップ選択用信号/CS(ここで、記号CSの前の/はアクティブローの信号を表す)を入力するためのチップ選択用端子や、メモリデバイス内の各種の回路に電源電圧を供給するための電源端子が含まれる。この電源端子は、データ出力回路部(図9および図11にて後述する)専用の高電圧側の電源電圧VCCQおよび低電圧側の電源電圧VSSQと、その他の内部回路用の高電圧側の電源電圧VCCおよび低電圧側の電源電圧VSSとを供給するために使用される。
【0025】
第2のグループは入力端子であり、クロックCLKおよびクロックイネーブル信号CKEを入力するための端子や、チップ選択用信号/CS以外の各種のコマンド信号(メモリデバイスの動作モードを選択するためのローアドレスストローブ信号/RAS、コラムアドレスストローブ信号/CAS、およびライトイネーブル信号/WE)を入力するための端子や、一部のデータをマスクして書き換えないようにするデータマスク信号DQMを入力するためのDQM端子や、アドレスA0〜Am(mは任意の正の整数)を入力するためのアドレス入力端子が含まれる。ここで、記号RAS、CASおよびWEの前の/はアクティブローの信号を表している。
【0026】
第3のグループはデータ入出力端子(I/O端子と略記することもある)であり、データDQ0〜DQn(nは任意の正の整数)を入力するための端子が含まれる。
図1に示す実施例は、第1および第2のグループの端子のコンタクトを確認するための試験を行う入力端子試験回路部1が設けられている。試験モード制御回路部2は、上記の3つのグループに分類された端子のコンタクトを確認するための試験のシーケンスを制御する機能を有する。
【0027】
図1において、クロックCLKおよびクロックイネーブル信号CKEは、入力端子試験回路部1に供給されると共に、クロック入力バッファ11を経由してメモリデバイス内部に供給される。ローアドレスストローブ信号/RAS、コラムアドレスストローブ信号/CAS、およびライトイネーブル信号/WEは、入力端子試験回路部1に供給されると共に、コマンド入力バッファ13を経由してメモリデバイス内部に供給される。アドレスA0〜Amは、入力端子試験回路部1に供給されると共にアドレス入力バッファ12を経由してメモリデバイスに供給される。
【0028】
さらに、図1に示す実施例は、電源端子を介して電源が印加されたことを検出してスタータ信号を生成するスタータ3と、このスタータ信号およびチップ選択用信号/CSによってメモリデバイスをどの種類の試験モードにするかまたは通常動作モードにするかを決定し、さらに試験モードの場合、どのグループの端子の試験を行うのかを決定する試験モード制御回路部2とを設けている。なお、スタータ3の電源は、データ出力回路部(図9および図11にて後述する)専用の電源電圧VCCQ、VSSQを供給するための電源端子に接続するのが好ましい。その理由としては、後述するように、本実施例では試験結果を、電源電圧VCCQ、VSSQが供給されるデータ出力回路部から出力するため、端子接続試験時に、電源電圧VCCQ、VSSQがデータ出力回路部に確実に供給されていることが必須条件になっていることが挙げられる。
【0029】
上記の電源端子を介してスタータ3に電源が印加されると、スタータ3は、スタータ信号を生成し、このスタータ信号が試験モード制御回路部2に入力されると、試験モード制御回路部2は活性化される。ついで、チップ選択用信号/CSが“L”レベルになることによって、試験モード制御回路部2は試験モード信号Smを出力する。この試験モード制御回路部2から出力される試験モード信号Smによってメモリデバイスを試験モードにする。さらに、試験モード制御回路部2は、チップ選択用信号/CSに従って端子接続試験用の回路を制御し、“H”レベルのチップ選択用信号/CSを所定の回数だけ検出したときに試験を終了してメモリデバイスを通常動作モードにする。
【0030】
チップ選択用信号/CSを入力するためのチップ選択用端子と、高電圧側の電源電圧VCCを供給するための電源線との間に挿入されている抵抗は、チップ選択用端子が接続不良であった場合でも“H”レベルのチップ選択用信号/CSを試験モード制御回路部2に供給できるようにすると共に(/CS=“H”)、これによってデータ入出力端子DQ0〜DQn(一つのデータ入出力端子を代表してDQと表すこともある)をハイインピーダンスの状態に保持し(DQ=“High−Z”)、他のメモリデバイスの試験に影響を与えないようにする機能を有する。
【0031】
さらに、図1に示す実施例は、データ(DQ0〜DQn)を入力する試験データ切り替え回路部5を設けている。この試験データ切り替え回路部5は、第1のグループ〜第3グループの端子の試験結果を試験モード信号Smにより切り替えてデータ入出力バッファ6に送信する回路である。
データ入出力バッファ6は、データバスとの間でデータ(DQ0〜DQn)のやり取りを行う機能を有し、データ切り替え部16を備えている。メモリデバイスが端子接続試験モードになっているときは、端子の試験結果を示す信号が、クロックCLKとは非同期で出力される。これに対し、メモリデバイスが通常動作モードになっているときは、データバスからの信号が、クロックCLKに同期して出力される。
【0032】
図2および図3は、本発明の半導体装置の試験方法を説明するためのフローチャートのその1およびその2であり、図4は、入力端子試験用テーブルの一例を示す図であり、図5は、I/O端子(データ入出力端子)試験用テーブルの一例を示す図である。ただし、ここでは、図1の実施例にて説明したように、3つのグループの端子のコンタクトを確認するための試験を行う方法を説明する。なお、これ以降、前述した構成要素と同様のものについては、同一の参照番号を付して表すこととする。
【0033】
図2のフローチャートにおいて、電源を印加すると、スタータにてスタータ信号が生成され、メモリデバイスが試験モードに入る。このときに、ステップS1に示すように、チップ選択用端子に“H”レベルのチップ選択用信号/CSを入力し、メモリデバイスを非選択状態にする。これによって、ステップS2に示すように、データ入出力端子DQ0〜DQnをハイインピーダンスの状態に保持する(DQ=“High−Z”)。
【0034】
つぎに、ステップS3に示すように、チップ選択用端子に“L”レベルのチップ選択用信号/CSを入力する(1回目の/CS=“L”)。この“L”レベルのチップ選択用信号/CSによって端子接続試験用の回路が起動し、第1のグループの端子の試験を行う。もし、第1のグループの端子のコンタクトが全て良好であれば(ステップS4)、特定のデータ入出力端子DQから出力されるデータは全て“L”レベルになる(DQ=“L”)。
【0035】
第1のグループの端子の試験は、1回目の“L”レベルのチップ選択用信号/CSが入力されたときに、DQ=“L”になると合格である。換言すれば、次のような試験結果が得られたときに、第1のグループの端子の試験に合格したことになる。すなわち、
▲1▼ スタータ信号が生成されたということは、電源電圧VCCQ、VSSQを供給するための電源端子の接続は良好であることを意味する。または、
▲2▼ 端子接続試験を行う回路が動作したということは、電源電圧VCC、VSSを供給するための電源端子の接続は良好であることを意味する。さらに、
▲3▼ データ(DQ)が全て“L”レベルとなったということは、チップ選択用信号/CSを入力するためのチップ選択用端子の接続は良好であることを意味する。
【0036】
また一方で、上記の試験の結果として(ステップS4)、出力されるデータ(DQ)が“H”レベルになっていることが確認されたときは、第1のグループのいずれかの端子のコンタクトが不良になっていると判定される(ステップS5)。
つぎに、ステップS6に示すように、チップ選択用端子に“H”レベルのチップ選択用信号/CSを入力すると(/CS=“H”)、ステップS7に示すように、データ入出力端子DQ0〜DQnはハイインピーダンスの状態になる(DQ=“High−Z”)。
【0037】
さらに、ステップS8に示すように、チップ選択用端子に“L”レベルのチップ選択用信号/CSを再び入力する(2回目の/CS=“L”)。この“L”レベルのチップ選択用信号/CSによって第2のグループの端子の試験が開始される。第2のグループの端子の試験は、2回目の/CS=“L”のときに、図4のテーブルNo.1の入力端子試験用テーブルに従って遂行される。
【0038】
図4の入力端子試験用テーブルは、アドレスA0〜A6、データマスク信号DQM、ライトイネーブル信号/WE、コラムアドレスストローブ信号/CAS、ローアドレスストローブ信号/RAS、クロックイネーブル信号CKE、およびクロックCLKを入力するための複数の入力端子のいずれか一つに“H”レベル(“1”のレベル)の信号が入力されたときに、試験結果を出力するデータ入出力端子DQ(DQ0〜DQ7のいずれか一つ。ただし、同一の試験結果を複数のデータ入出力端子DQから同時出力可能な構成にしてもよい)が“H”レベル(“1”のレベル)になるか否かを試験するようになっている(図2のステップS9)。
【0039】
さらに、図2のフローチャートのステップS10において、複数の入力端子のいずれか一つに“H”レベル(“1”のレベル)の信号を入力したときにデータDQが“H”レベルになっている場合は、上記の入力端子のコンタクトが良好であると判定する。さらに、入力端子試験用テーブルに従って、“H”レベル(“1”のレベル)の信号を入力する入力端子の位置を順次変化させることにより、全ての入力端子のコンタクトが良好であるか否かを試験する。いずれの入力端子を試験してもデータDQが“H”レベルになっていることが確認された場合、第2のグループの端子の試験に合格したことになる(ステップS12)。
【0040】
また一方で、0本または2本以上の入力端子が“H”レベルであることを入力端子試験回路部が検出した場合、“L”レベル(“0”のレベル)のデータが出力され、入力端子のコンタクトが不良と判定される(ステップS11)。
つぎに、ステップS13に示すように、チップ選択用端子に“H”レベルのチップ選択用信号/CSを入力し(/CS=“H”)、ステップS14に示すように、データ入出力端子DQ0〜DQnをハイインピーダンスの状態にする(DQ=“High−Z”)。
【0041】
さらに、図3のフローチャートにおいて、ステップS15に示すように、チップ選択用端子に“L”レベルのチップ選択用信号/CSを再び入力する(3回目の/CS=“L”)。この“L”レベルのチップ選択用信号/CSに応答してステップS16からステップS21までの第3のグループの端子の試験を行う。第3のグループの端子の試験は、3回目の/CS=“L”のときに、図5のテーブルNo.2のI/O端子試験用テーブルに従って遂行される。
【0042】
図5のI/O端子試験用テーブルは、8ビットのデータ(DQ0〜DQ7)をそれぞれ入力するための8つのI/O端子のうち、特定のI/O端子に“H”レベル(“1”のレベル)のデータをその他のI/O端子に“L”レベル(“0”のレベル)のデータを同時に入力するようにしたものである。ここでは、特定のI/O端子の位置を変えることにより、入力されるデータ(DQ0〜DQ7)について、5通りの“H”レベル(“1”のレベル)およびL”レベル(“0”のレベル)の組み合わせを作成している。このような組み合わせにより、各々のI/O端子のコンタクトの試験だけでなく、隣り同士のI/O端子間のショート等も試験することができる。この場合、I/O端子に不良がないときは、I/O端子に入力された信号(データ)は、そのままI/O端子から出力される。
【0043】
このステップS16からS21までの工程を具体的に説明すると、図3のフローチャートのS16において、ライトイネーブル信号/WEを入力するための端子を利用して、データ(DQ0〜DQ7)の入力と出力との切り替えを行う。すなわち、ライトイネーブル信号/WEを“H”レベルにしデータ入力状態とした上で、I/O端子試験用テーブルに従って各I/O端子にデータDQ0〜DQ7を同時に入力し(ステップS17)、ついでライトイネーブル信号/WEを“L”レベルに変えデータ出力状態に切り替えて(ステップS18)、入力したデータ(DQ0〜DQ7)を再び各I/O端子より出力する。
【0044】
図3のステップS19において、入力したデータDQ0〜DQ7がそのまま出力された場合、I/O端子のコンタクトに不良がないと判定される。さらに、I/O端子試験用テーブルに従ってデータ(DQ0〜DQ7)の“1”および“0”の組み合わせを変えることにより、全ての組み合わせに対しI/O端子のコンタクトが良好であるか否かを試験する(ステップS21)。この結果、どの組み合わせに対してもデータ(DQ0〜DQ7)がそのまま出力されることが確認された場合、第3のグループの端子の試験にも合格したことになる。このときに、全ての端子のコンタクトの試験結果が良好である、すなわち、試験対象のメモリデバイスが良品であると判定される(ステップS22)。
【0045】
つぎに、ステップS23に示すように、チップ選択用端子に“H”レベルのチップ選択用信号/CSを入力すると(/CS=“H”)、ステップS24に示すように、データ入出力端子DQ0〜DQnがハイインピーダンスの状態になる(DQ=“High−Z”)。このときに、メモリデバイスが通常動作モードになり、これ以降は試験モードには入らない。すなわち、図2および図3のフローチャートによる試験方法では、チップ選択用端子が“H”レベルになったことを4度検出すると、通常動作モードになる。
【0046】
以上、一つのメモリデバイスの端子接続良否判定試験を行うためのフローを説明したが、このメモリデバイスとデータパスを共有する他のメモリデバイスの端子接続良否を判定する場合は、他のメモリデバイスに対し活性化レベルのチップ選択用信号/CSを繰り返し投入し、図2および図3で示したフローと同様の試験を行えばよい。
【0047】
図6は、図1の試験モード制御回路部の具体的な構成例を示す回路図であり、図7は、図1の試験モード制御回路部の動作を説明するためのタイミングチャートである。
図6に示す試験モード制御回路部2は、pチャネル型MOSトランジスタ(以下、pMOSトランジスタと略記する)およびnチャネル型MOSトランジスタ(以下、nMOSトランジスタと略記する)からなるトランスファスイッチ(例えば、トランスファスイッチ26)と、一対のインバータ(例えば、インバータ27、28)とを組み合わせたラッチ回路で構成される回路要素を複数段(図6では、7段)縦続形式で接続することにより構成される。
【0048】
より詳しくいえば、1段目の回路要素は、チップ選択用信号/CSに応答して開閉動作するトランスファスイッチ26と、一対のインバータ27、28からなるラッチ回路部とを有する。ここで、トランスファスイッチ26を構成するpMOSトランジスタとnMOSトランジスタとは、互いに並列に接続されている。pMOSトランジスタのゲートには、NORゲート24の出力がインバータ25を介して接続されるが、nMOSトランジスタのゲートには、NORゲート24の出力がそのまま入力される。さらに、pMOSトランジスタのソースおよびnMOSトランジスタのドレインは、データ出力回路部(図9および図11にて後述する)専用の電源電圧VCCQを供給するための電源端子(ノードA)に接続される。また一方で、pMOSトランジスタのドレインおよびnMOSトランジスタのソースは、1段目の回路要素内のラッチ回路部の入力端に接続される。
【0049】
1段目のラッチ回路部の入力端は、nMOSトランジスタ20aのドレインに接続される。このnMOSトランジスタ20aのゲートには、スタータ3からのスタータ信号(STARTQ)が入力される。nMOSトランジスタ20aは、スタータからのスタータ信号に応じてオン・オフ(ON/OFF)動作を行うことにより、1段目のラッチ回路部の状態を制御する。すなわち、“H”レベルのパルスのスタータ信号に応答して、nMOSトランジスタ20aはオンし、ラッチ回路部の入力端は“L”レベルにリセットされる。
【0050】
さらに、2段目の回路要素は、1段目の回路要素と同じように、チップ選択用信号/CSに応答して開閉動作するトランスファスイッチ29と、一対のインバータ30、31からなるラッチ回路部とを有する。ここで、1段目のラッチ回路部の出力端(ノードB)は、2段目のトランスファスイッチ29のpMOSトランジスタのソースおよびnMOSトランジスタのドレインに接続される。
【0051】
さらに、3段目の回路要素は、前段部の回路要素と同じように、チップ選択用信号/CSに応答して開閉動作するトランスファスイッチ32と、一対のインバータ33、34からなるラッチ回路部とを有する。ここで、2段目のラッチ回路部の出力端(ノードC)は、3段目のトランスファスイッチ32のpMOSトランジスタのソースおよびnMOSトランジスタのドレインに接続される。3段目のラッチ回路部の入力端は、nMOSトランジスタ20bのドレインに接続される。このnMOSトランジスタ20bのゲートには、スタータ3からのスタータ信号(STARTQ)が入力される。nMOSトランジスタ20bは、スタータからのスタータ信号に応じてオン・オフ動作を行うことにより、3段目のラッチ回路部の状態を制御する。
【0052】
さらに、4段目の回路要素は、前段部の回路要素と同じように、チップ選択用信号/CSに応答して開閉動作するトランスファスイッチ35と、一対のインバータ36、37からなるラッチ回路部とを有する。ここで、3段目のラッチ回路部の出力端(ノードD)は、4段目のトランスファスイッチ35のpMOSトランジスタのソースおよびnMOSトランジスタのドレインに接続される。
【0053】
さらに、5段目の回路要素は、前段部の回路要素と同じように、チップ選択用信号/CSに応答して開閉動作するトランスファスイッチ38と、一対のインバータ39、40からなるラッチ回路部とを有する。ここで、4段目のラッチ回路部の出力端(ノードE)は、5段目のトランスファスイッチ38のpMOSトランジスタのソースおよびnMOSトランジスタのドレインに接続される。5段目のラッチ回路部の入力端は、nMOSトランジスタ20cのドレインに接続される。このnMOSトランジスタ20cのゲートには、スタータ3からのスタータ信号(STARTQ)が入力される。nMOSトランジスタ20cは、スタータからのスタータ信号に応じてオン・オフ動作を行うことにより、5段目のラッチ回路部の状態を制御する。
【0054】
さらに、6段目の回路要素は、前段部の回路要素と同じように、チップ選択用信号/CSに応答して開閉動作するトランスファスイッチ41と、一対のインバータ42、43からなるラッチ回路部とを有する。ここで、5段目のラッチ回路部の出力端(ノードF)は、6段目のトランスファスイッチ41のpMOSトランジスタのソースおよびnMOSトランジスタのドレインに接続される。
【0055】
さらに、7段目(最終段)の回路要素は、前段部の回路要素と同じように、チップ選択用信号に応答して開閉動作するトランスファスイッチ44と、一対のインバータ45、46からなるラッチ回路部とを有する。ここで、6段目のラッチ回路部の出力端(ノードG)は、7段目のトランスファスイッチ44のpMOSトランジスタのソースおよびnMOSトランジスタのドレインに接続される。7段目のラッチ回路部の出力端(ノードH)は、NANDゲート49aの入力端に接続される。
【0056】
さらに、図6に示す試験モード制御回路部2は、1段目の回路要素の入力側に、チップ選択用信号/CSおよびスタータ信号(STARTQ)を処理して上記7段の回路要素に供給するためのNORゲート24と、NANDゲート22とを設けている。
さらに、図6に示す試験モード制御回路部2は、ノードCからの信号とノードDからの信号とを受信するNANDゲート47aと、このNANDゲート47aの出力端に接続されるインバータ47bと、ノードEからの信号とノードFからの信号とを受信するNANDゲート48aと、このNANDゲート48aの出力端に接続されるインバータ48bと、ノードGからの信号とノードHからの信号とを受信するNANDゲート49aと、このNANDゲート49aの出力端に接続されるインバータ49bとを設けている。試験モードと通常動作モードとを切り替える場合に、試験モード切り替え信号TEST4が、ノードHから出力される。また一方で、試験モードになっている場合に、第1のグループの端子を試験するための第1の試験モード信号TEST1が、インバータ47bから出力され、第2のグループの端子を試験するための第2の試験モード信号TEST2が、インバータ48bから出力され、第3のグループの端子を試験するための第3の試験モード信号TEST3が、インバータ49bから出力される。
【0057】
ついで、図7のタイミングチャートに基づいて、図6の試験モード制御回路部の各部の動作を説明する。
メモリデバイスの端子の試験を行う場合、まず、データ出力回路部専用の電源電圧VCCQを供給するための電源端子に電源を印加する(図7の(a)部)。つぎに、上記電源端子に電源が印加されたことをスタータにより検出して、“H”レベルのスタータ信号(STARTQ)を生成する(図7の(b)部)。この“H”レベルのスタータ信号がnMOSトランジスタ20a〜20dのゲートに入力され、対応するラッチ回路部の出力端が“H”レベルになる。したがって、7段目のラッチ回路の出力端のノードHも“H”レベルになり、“H”レベルの試験モード切り替え信号TEST4がノードHから出力されので、通常動作モードから試験モードに切り替わる(図7の(d)部)。なお、このとき、“H”レベルのスタータ信号によりNORゲート24の出力は“L”レベルであるので、トランスファスイッチ26、32、38および44はオフ状態、トランスファスイッチ29、35および41はオン状態となる。したがって、ノードC、D、E、F、GおよびHのレベルは、それぞれ“L”、“H”、“L”、“H”、“L”および“H”となり、試験モード信号TEST1、TEST2、TEST4はいずれも“L”レベルとなる。
【0058】
ついで、チップ選択用端子からNANDゲート22へ“H”レベルのチップ選択用信号/CSを供給する(図7の(c)部)。このために、NORゲート22の出力レベルが“L”レベルになる。また一方で、スタータ信号は“L”レベルになるので、NORゲート24の出力レベルが“H”レベルになり、トランスファスイッチの状態が反転する。すなわち、トランスファスイッチ29、35および41がオフ状態、トランスファスイッチ36、32および44がオン状態になる。さらに、“L”レベルのスタータ信号がnMOSトランジスタ20a〜20dのゲートに入力されているので、対応するラッチ回路部の出力端が“L”レベルになって(例えば、ノードBが“H”レベルから“L”レベルになる)、試験モード制御回路部内のリセット動作は終了する。また一方で、ノードAには、電源電圧VCCQの“H”レベルが印加されるので、1段目のラッチ回路の出力端(ノードB)のレベルは“H”レベルから“L”レベルへ反転する。
【0059】
つぎに、1回目の“L”レベルのチップ選択用信号/CSがNANDゲート22に供給されると、NORゲート24の出力レベルが“L”レベルになり、トランスファスイッチ29が動作状態になる。それゆえに、1段目のラッチ回路部の出力端のノードBの“L”レベルがトランスファスイッチ29を介して2段目のラッチ回路部に入力し、2段目のラッチ回路部の出力端(ノードC)は“L”レベルから“H”レベルに変化する。一方、このとき、ノードD、E、FおよびGのレベルは変化しない。したがって、ノードCおよびノードDのレベルが“H”レベルとなるので、NANDゲート47aの2つの入力端のいずれにも“H”レベルの信号が供給される。この結果、NANDゲート47aの出力レベルが“L”レベルになり、インバータ47bを通して“H”レベルの第1の試験モード信号TEST1が出力される。このときに、第1のグループの端子を試験するための第1の試験モードになる。この第1の試験モードは、対応するラッチ回路部によって、“H”レベルのチップ選択用信号/CSが供給されるまで保持される(図7の(e)部)。
【0060】
その後、“H”レベルのチップ選択用信号/CSがNANDゲート22に供給されると、NORゲート24の出力レベルが“H”レベルになり、トランスファスイッチ32が動作状態になる。それゆえに、2段目のラッチ回路部の出力端のノードCの“H”レベルによりノードDが“H”レベルから“L”レベルに変化し、NANDゲート47aの一方の入力端には“H”レベル、他方の入力端には“L”レベルの信号が供給される。この結果、NANDゲート47aの出力レベルが“H”レベルになり、インバータ47bを通して“L”レベルの第1の試験モード信号TEST1が出力される。このときに、試験回路が停止し、第1の試験モードが終了する。
【0061】
その後、スタータ信号が“L”レベルになっている状態で、2回目の“L”レベルのチップ選択用信号/CSがNANDゲート22に供給されると、NORゲート24の出力レベルが“L”レベルになり、トランスファスイッチ35が動作状態になる。それゆえに、4段目および5段目のラッチ回路部の出力端のノードEおよびノードFがいずれも“H”レベルになる。この結果、NANDゲート48aの出力レベルが“L”レベルになり、インバータ48bを通して“H”レベルの第2の試験モード信号TEST2が出力される。このときに、第2のグループの端子を試験するための第2の試験モードになる。この第2の試験モードは、対応するラッチ回路部によって、“H”レベルのチップ選択用信号/CSが供給されるまで保持される(図7の(f)部)。
【0062】
その後、“H”レベルのチップ選択用信号/CSがNANDゲート22に再度供給されると、NORゲート24の出力レベルが再度“H”レベルになり、トランスファスイッチ38が動作状態になる。それゆえに、5段目のラッチ回路部の出力端のノードFが“H”レベルから“L”レベルに変化し、NANDゲート48aの出力レベルが“H”レベルになり、インバータ48bを通して“L”レベルの第2の試験モード信号TEST2が出力される。このときに、試験回路が停止し、第2の試験モードが終了する。
【0063】
その後、スタータ信号が“L”レベルになっている状態で、3回目の“L”レベルのチップ選択用信号/CSがNANDゲート22に供給されると、NORゲート24の出力レベルが“L”レベルになり、トランスファスイッチ41が動作状態になる。それゆえに、6段目および7段目のラッチ回路部の出力端のノードGおよびノードHが共に“H”レベルとなり、NANDゲート49aの2つの入力端のいずれにも“H”レベルの信号が供給される。この結果、NANDゲート49aの出力レベルが“L”レベルになり、インバータ49bを通して“H”レベルの第3の試験モード信号TEST3が出力される。このときに、第3のグループの端子を試験するための第3の試験モードになる。この第3の試験モードは、対応するラッチ回路部によって、“H”レベルのチップ選択用信号/CSが供給されるまで保持される(図7の(g)部)。
【0064】
その後、“H”レベルのチップ選択用信号/CSがNANDゲート22に再度供給されると、NORゲート24の出力レベルが再度“H”レベルになり、トランスファスイッチ44が動作状態になる。それゆえに、6段目および7段目のラッチ回路部の出力端のノードHが“H”レベルから“L”レベルに変化し、NANDゲート49aの2つの入力端には、それぞれ“H”レベルと“L”レベルの信号が供給される。この結果、NANDゲート49aの出力レベルが“H”レベルになり、インバータ49bを通して“L”レベルの第3の試験モード信号TEST3が出力される。このときに、試験回路が停止し、第3の試験モードが終了する。
【0065】
同時に、7段目のラッチ回路の出力端のノードHが“H”レベルから“L”レベルに変化することにより、このノードHから出力される試験モード切り替え信号TEST4も“L”レベルになる。これによって、試験モードが終了して通常動作モードに入る。また、この状態では、NANDゲート22の一方の入力端が常に“L”レベルになるので、それ以後のチップ選択用信号/CSを受け付けなくなる。すなわち、“L”レベルのチップ選択用信号/CSが所定の回数だけ(ここでは、4回)入力されると、試験モードから通常動作モードに自動的に切り替わることになると共に、これ以後、誤って試験モードに入ることはない。
【0066】
図8は、図1の入力端子試験回路部の具体的な構成例を示す回路図である。入力端子試験回路部1は、前述したように、第2のグループの端子のコンタクトを確認するための試験を行う。
図8に示す入力端子試験回路部は、第2のグループの端子(すなわち、入力端子)のコンタクトを確認するための第2の試験モード信号TEST2が入力されるインバータ1−1と、抵抗を介して直列に接続されるpMOSトランジスタ1−2およびnMOSトランジスタ1−3と、nMOSトランジスタ1−3のドレインからの信号を受け取る2つのインバータ1−4、1−5とを設けている。ここで、pMOSトランジスタ1−2およびnMOSトランジスタ1−3はインバータ回路を構成し、インバータ1−1からの信号を反転出力する機能を有する。
【0067】
さらに、図8に示す入力端子試験回路部は、アドレスA0〜Am(ここでは、アドレスA0〜A4を処理するNORゲートを代表して示す)およびクロックCLKや、(/CS以外の)各種のコマンド信号を受ける端子のコンタクト状態を判定するための複数のNORゲート1−7、1−10、1−16、1−22、1−28、…と、これらのNORゲートにそれぞれ接続される複数のインバータ1−8、1−11、1−17、1−23、1−29、…とを設けている(ただし、最終段のNORゲート1−34の出力にはインバータは設けられていない)。アドレスA0、A1、…、Am、クロックCLKおよびデータマスク信号DQMは、入力ラッチ回路にも伝達される。
【0068】
さらに、上記の入力端子試験回路部は、アドレスA1〜Am(ここでは、アドレスA1〜A4を処理するNORゲートを代表して示す)およびクロックCLKや(/CS以外の)各種のコマンド信号を受ける端子のコンタクト状態を判定するための複数のNANDゲート1−12、1−18、1−24、1−30、…、1−35と、これらのNANDゲートにそれぞれ接続される複数のインバータ1−13、1−19、1−25、1−31、…、1−36と、これらのインバータにそれぞれ接続される複数のnMOSトランジスタ1−14、1−20、1−26、1−32、…、1−37とを設けている。これらのnMOSトランジスタ1−14、1−20、1−26、1−32、…、1−37の各々のドレインは、前述のnMOSトランジスタ1−3のドレインに共通に接続されている。
【0069】
アドレス入力端子からのアドレスA0〜A4およびクロック端子や、各種コマンド端子や、DQM端子は、コンパレータ1−6、1−9、1−15、1−21、1−27、…、1−33を介して増幅された後に、それぞれ対応するNORゲートおよびNANDゲートに入力するのが好ましい。この理由として、これら入力端子に印加される信号の信号振幅は一般に小さいので、アドレス入力端子のパッドから入力信号を直接取り出しても充分なSN比を確保しにくいことが挙げられる。ただし、充分なSN比が保証される場合は、アドレス入力端子のパッドから信号を直接入力してもよい。
【0070】
さらに、図8に示す入力端子試験回路部は、最終段のNORゲート1−34を設けている。
つぎに、図8の回路の動作を説明する。“H”レベルの第2の試験モード信号TEST2がインバータ1−1に供給されると、上記の入力端子試験回路部が起動して第2の試験モードに入る。ここで、例えば、2段目のNORゲート(NOR1)1−10の2つの入力端のノードn1およびノードn2が、いずれも“L”レベルにある場合、インバータ(INV1)1−11を通して、“L”レベルの信号が次段のNORゲート1−16に伝達される。このときに、NANDゲート(NAND1)1−12およびインバータ(INV2)1−13を通して、“L”レベルの信号がnMOSトランジスタ(TR1)1−14のゲートに伝達され、nMOSトランジスタ1−14はオフになる。
【0071】
一方、ノードn1およびノードn2のうち一方が“H”レベルで、他方が“L”レベルの場合、インバータ(INV1)の出力ノードn3は“L”レベルから“H”レベルに変化するが、トランジスタ(TR1)はオフのままで、ノードn4は“H”レベルを維持する。
また一方で、ノードn1およびノードn2が、いずれも“H”レベルにある場合、インバータ1−11を通して、“H”レベルの信号が次段のNORゲート1−16に伝達される。このときに、nMOSトランジスタ1−14はオンになり、ノードn4を“L”レベルに引き下げる。
【0072】
ここで、アドレスA0〜A4〜Am、クロックCLK、コマンド信号およびデータマスク信号DQM等を含む全ての入力信号用の入力端子が“L”レベルにある場合、ノードn5が“H”レベルになってnMOSトランジスタ1−38がオンになり、ノードn4を“L”に引き下げる。
一方、これら入力端子の一つのみが“H”レベルで、他の端子が全て“H”レベルの場合は、トランジスタ1−14、1−20、…、1−37、1−38は全てオフ状態を維持するので、ノードn4は“H”レベルのままである。さらに、これら入力端子の2つ以上が“H”レベルで他の端子が“L”レベルの場合は、例えばアドレス入力端子(A0)およびアドレス入力端子(A1)が“H”レベルの場合、トランジスタ1−14がオンすることにより、ノードn4のレベルは“L”に引き下げられる。
【0073】
以上のことから、第2のグループにおける複数の入力端子の1本のみが“H”レベルであって、残りの入力端子が“L”レベルである場合は、ノードn4が“H”レベルになり、試験結果出力信号TSD−ADD(TSD1)が“H”レベルになる。すなわち、第2のグループの端子の試験に合格したことを意味する。これに対し、入力端子のレベルが全て“L”レベルであるか、または入力端子の2本以上が“H”レベルである場合は、ノードn4が“L”レベルになり、試験結果出力信号TSD−ADDが“L”レベルになる。すなわち、第2のグループの端子の試験に不合格になったことを意味する。なお、トランジスタ1−14、1−20、…、1−37、1−38のいずれかがオンしてノードn4のレベルを引き下げる際、インバータのPMOSトランジスタ1−2はオンしていて、このトランジスタはノードn4のレベルを引き上げようとするが、nMOSトランジスタ1−2のチャネル長/チャネル幅の比を大きくして、トランジスタ1−2のオン抵抗を大きくするか、あるいは、図8のごとく、トランジスタ1−2のドレイン側に抵抗を設けて高電圧側の電源からノードn4への電流の流れ込みを抑制することにより、ノードn4のレベルをインバータ1−4の入力しきい値より低い値に引き下げることができる。
【0074】
図9は、図1の試験データ切り替え回路部5、データ切り替え部15およびデータ入出力バッファ6の具体的な構成例を示す回路図であり、図10は、図9の試験データ切り替え回路部およびデータ入出力バッファの動作を説明するためのタイミングチャートである。
データ入出力バッファ6内のデータ切り替え部16は、試験モード切り替え信号TEST4によって、試験信号と通常出力データ信号とを切り替えてデータ出力回路部8に出力するように構成される。より具体的には、データ切り替え部16は、試験モード切り替え信号TEST4に応じて動作状態(オン状態)または非動作状態(オフ状態)になる2つのトランスファスイッチ17、19(SW1およびSW2)と、試験モード切り替え信号TEST4の極性を反転するインバータ18とを設けている。
【0075】
試験モードになっている場合(TEST4=“H”)、トランスファスイッチ19が動作状態になり、データD1として、試験データ切り替え回路部5からのデータD2をデータ出力回路部8に伝達する。また一方で、通常動作モードになっている場合(TEST4=“L”)、トランスファスイッチ17が動作状態になり、データD1として、データバスからのデータDATAをデータ出力回路部8に伝達する。このデータ出力回路部8は、試験回路からのデータ、またはデータバスからのデータをデータ入出力端子DQ0〜DQn(DQ)から外部に送出する機能を有する。このデータ出力回路部8から送出されるデータ入出力端子DQは、データ入力回路部9の入力端に接続されており、このデータ入力回路部は、第3の試験モードになっているとき(TEST3=“H”のとき)、インバータ69の出力(“H”)によりイネーブルされ、データ入出力端子DQに印加された試験入力データを試験データ切り替え回路部5へ出力する。
【0076】
第1、第2および第3の試験モード信号TEST1、TEST2およびTEST3とライトイネーブル信号/WEにより、インバータ60、63およびNORゲート61、62は、信号TESTZを生成する。この信号TESTZは、第1および第2の試験モード時と、第3の試験モードであって試験データ出力時に試験回路からのデータを、クロックCLKとは非同期でデータ出力回路部8から出力させる信号である。上記の信号TESTZは、NORゲート64および66の一方の入力端に接続され、NORゲート64、66の出力信号はインバータ65、67をそれぞれ経由してデータ出力回路部8に入力される。
【0077】
図9に示す試験データ切り替え回路部5は、第1、第2および第3の試験モード信号TEST1、TEST2およびTEST3に応じて、どの試験結果をデータD2として出力するかを選択する回路である。
より具体的には、試験データ切り替え回路部5は、第1の試験モード信号TEST1を入力するnMOSトランジスタ50と、第1の試験モードにおける試験結果を保持するための一対のインバータ51、52からなるラッチ回路部と、このラッチ回路部の出力側に接続されるインバータ53と、第2の試験モード信号TEST2を入力するインバータ54と、トランスファスイッチ55(SW3)とを設けている。さらに、上記の試験データ切り替え回路部5は、第3の試験モード信号TEST3およびライトイネーブル信号/WE(WE−TES)を入力するNANDゲート56と、このNANDゲート56の出力に接続されるインバータ57と、トランスファスイッチ58(SW4)とを設けている。このトランスファスイッチ58には、データ入力回路部9のコンパレータ90から送出された信号が入力される。さらに、第3の試験モード信号TEST3は、データ入力イネーブル信号DIEと共にNORゲート68に入力される。このNORゲート68から出力される信号は、インバータ69を経由して、データ入力回路部9内のコンパレータ90に供給される。
【0078】
ついで、図10のタイミングチャートに基づいて、図9の試験データ切り替え回路部5およびデータ入出力バッファ6の動作を説明する。
図10の(a)部、(e)部、(h)部および(i)部に示すように、まず電源が印加されてスタータ信号(STARTQ)が“H”レベルになると、試験モード切り替え信号TEST4が“H”レベルになる。これにより、データ切り替え部16内のトランスファスイッチ17(SW1)がオフ状態になると共に、トランスファスイッチ19(SW2)がオン状態になり、通常出力データ信号に代えて、試験信号がデータ出力回路部の入力端に接続される。ここで、“H”レベルのチップ選択用信号/CSが全てのチップに供給され、メモリデバイスのリセットが行われる。
【0079】
つぎに、図10の(b)部に示すように、“L”レベルのチップ選択用信号/CSが供給されると第1の試験モードに入り、電源端子(VCCQ、VSSQ)とチップ選択用端子(/CS)のコンタクトが良好であれば第1の試験モード信号TEST1が“H”レベルになる。この場合、nMOSトランジスタ50がオンになり、一対のインバータ51、52からなるラッチ回路部の出力レベルが“H”レベルになる。このとき、TEST2=“L”でトランスファスイッチ55(SW3)がオフ状態なので、試験結果出力信号TSD−ADD(TSD1)のレベルに関係なく、試験データ切り替え回路部5のインバータ53から“L”レベルのデータD2が出力され、データ出力回路部8から“L”レベルの試験データが出力される。なお、この第1の試験モードのとき、TESTZ信号は“H”レベルであるので、NORゲート64、66は、クロックCLKおよび出力イネーブル信号DOEのレベルに関係なく、共に“L”レベルの信号を出力し、結局、データ出力回路部はクロック信号CLKとは無関係にイネーブル状態になる(図10の(1)部)。
【0080】
つぎに、“H”レベルのチップ選択用信号/CSが再度供給されて第1の試験が終了する(TEST1=“L”)。このときに、TESTZ=“L”となり、クロックCLKおよび出力イネーブル信号DOEがデータ出力回路部に供給されるようになる。そして、出力イネーブル信号DOEを非活性レベルにすることにより、データ出力回路部8の出力レベル(データ(DQ)のレベル)は“High−Z”(ハイインピーダンス状態)になる(図10の(l)部)。
【0081】
つぎに、図10の(c)部および(j)部に示すように、2回目の“L”レベルのチップ選択用信号/CSが供給されると共に、第2の試験モード信号TEST2が“H”レベルになり、第2の試験モードに入る。この第2の試験モードでは、チップ選択用端子以外の入力端子のコンタクトの試験が行われる。この場合、試験モード切り替え信号TESTZが“H”レベルとなり、データ出力回路部8がクロックCLKに関係なく活性状態となる。また、第2の試験モード信号TEST2によりトランスファスイッチ55(SW3)がオン状態になっており、図8の入力端子試験回路部からの試験結果出力信号TSD−ADDが、一対のインバータ51、52からなるラッチ回路部、トランスファスイッチ(SW2)、およびデータ出力回路部8を介して、データ入出力端子DQに出力される。
【0082】
つぎに、“H”レベルのチップ選択用信号/CSが再度供給されて第2の試験が終了する(TEST2=“L”)。このときに、データ出力回路部8の出力レベル(データDQのレベル)は“High−Z”になる(図10の(l)部)。つぎに、図10の(d)部、(f)部および(k)部に示すように、3回目の“L”レベルのチップ選択用信号/CSが供給されると共に、第3の試験モード信号TEST3が“H”レベルになり、第3の試験モードに入る。この第3の試験モードでは、I/O端子のコンタクトの試験が行われる。この第3の試験モード信号TEST3により、インバータ69の出力が“H”レベルになり、データ出力回路部8が活性状態となり、データ入出力端子DQに印加される試験データを試験データ切り替え回路部5へ出力する。ライトイネーブル信号/WE(WE−TES)が“H”レベルになっているので、トランスファスイッチ58(SW4)がオン状態になっており、データ入力回路部9の出力を、トランスファスイッチ(SW4)を介してインバータ51、52からなるラッチ回路部にラッチする。このときに、NORゲート61の出力は“L”レベルでTESTZ=“L”レベルであり、不活性状態をなす出力イネーブル信号DOEがデータ出力回路部9へ入力されるので、データ出力回路部の出力は、“High−Z”になっているままである。このようにして書き込まれたデータは、一対のインバータ51、52からなるラッチ回路部に保持される。
【0083】
その後、ライトイネーブル信号/WEを“L”レベルにする。“H”レベルの信号TESTZが生成され、データ出力回路8がクロックCLKとは非同期に活性化され、インバータ51、52からなるラッチ回路部に保持された試験データが、トランスファスイッチ(SW2)およびデータ出力回路部8を介して、データ入出力端子DQへ出力される(図10の(g)部)。なお、このとき、トランスファスイッチ58(SW4)がオフ状態である。
【0084】
つぎに、“H”レベルのチップ選択用信号/CSが再度供給されて第3の試験が終了する。このときに、図10の(e)部に示すように、試験モード切り替え信号TEST4が“L”レベルになってトランスファスイッチ17(SW1)がオン状態になり、試験結果出力に代えて、通常の出力データが、データ出力回路部に供給できる状態となる。
【0085】
図11は、本発明の実施例に適用されるデータ出力回路部の構成例を示す回路図である。ここでは、図10の本発明の実施例に最適なデータ出力回路部と、このデータ出力回路部に関連する回路とを図示することとする。
図11に示すデータ出力回路部8は、データ出力回路部専用の高電圧側の電源電圧VCCQおよび低電圧側の電源電圧VSSQを供給するための電源端子のコンタクトが良好であって、その他の内部回路用の高電圧側の電源電圧VCCおよび低電圧側の電源電圧VSSとを供給するための電源端子のコンタクトが不良の場合でも、ハイインピーダンスの状態を示す“High−Z”の出力レベルを確保することができる回路である。このようなデータ出力回路を本発明の試験回路に適用すれば、上記のような電源端子(VCC、VSS)のコンタクト不良が発生した場合でも、他のメモリデバイスの試験に影響を与えない。
【0086】
図11においては、データ出力回路部以外の内部回路用の高電圧側の電源電圧VCCの立ち上がりを監視するVCC立ち上がり検出回路102が設けられている。このVCC立ち上がり検出回路102は、内部回路用の電源電圧VCCの立ち上がりを検出したときには、パルス状のVCC立ち上がり検出信号STTを出力する。
【0087】
さらに、図11においては、データ出力回路部の活性/非活性を制御する出力イネーブル信号DOEを生成する出力イネーブル信号発生回路103が設けられている。ここで、出力イネーブル信号DOEは、VCC立ち上がり検出回路102からVCC立ち上がり検出信号STTが出力された場合に“H”レベルになる(これにより、データ入出力端子DQは“High−Z”の状態になる)。その後、リードコマンド信号が取り込まれて、CASレイテンシにより決定されるデータ出力サイクルになった場合に“L”レベルになる(これにより、データ出力回路部の読み出しデータ(DATA)をデータ入出力端子DQに出力可能な状態となる)。
【0088】
さらに、図11においては、データ出力回路部専用の電源電圧VCCQを監視するVCCQ立ち上がり検出回路104が設けられている。このVCCQ立ち上がり検出回路104は、データ出力回路部専用の電源電圧VCCQの立ち上がりを検出したときには、パルス状のVCCQ立ち上がり検出信号、すなわち、スタータ信号STARTQを出力する(その間、データ入出力端子DQを“High−Z”の状態にする)。これにより、VCCおよびVCCQのいずれか一方が他方よりも先に立ち上がった場合でも、データ入出力端子DQを“High−Z”の状態に維持できる。
【0089】
図11の出力制御回路部7は、VCC立ち上がり検出信号STARTQを反転するインバータ70と、クロックバッファ101から出力される負論理のクロック/CLKとインバータ70の出力信号とを受けるNANDゲート71とを設けている。
さらに、図11の出力制御回路部7において、72は、読み出したデータDATA(リードデータRD)を反転するインバータであり、73は、インバータ72の出力信号と出力イネーブル信号DOEとを受けるNORゲートであり、74は、NOR回路73の出力信号を反転するインバータである。
【0090】
さらに、図11の出力制御回路部7において、75は、リードデータRDと出力イネーブル信号DOEとを受けるNORゲートであり、76は、NORゲート75の出力信号を反転するインバータである。さらに、77は、NANDゲート71の出力信号とNORゲート73の出力信号とを受けるNANDゲートであり、78は、NANDゲート77の出力信号を反転するインバータである。さらに、79は、NANDゲート71の出力信号とインバータ74の出力信号とを受けるNANDゲートであり、80はNANDゲート79の出力信号を反転するインバータである。
【0091】
さらに、図11の出力制御回路部7において、81は、NANDゲート71の出力信号とインバータ56の出力信号とを受けるNANDゲートであり、82は、NANDゲート81の出力信号を反転するインバータである。さらに、83は、NANDゲート71の出力信号とNORゲート75の出力信号とを受けるNANDゲートであり、84はNANDゲート83の出力信号を反転するインバータである。
【0092】
なお、インバータ70、72、74、76、78、80、82および84と、NANDゲート71、77、79、81および83と、NORゲート73、75には、電源電圧として、データ出力回路部以外の内部回路用の電源電圧VCCが供給される。
ついで、本発明の実施例に最適なデータ出力回路部8の構成を詳しく説明する。図11のデータ出力回路部8においては、ソースが接地線に接続され、ゲートがインバータ78の出力端に接続され、インバータ78の出力信号によりオン/オフ動作が制御されるスイッチ素子をなすnMOSトランジスタ85が設けられている。また一方で、ソースが接地線に接続され、ゲートがインバータ80の出力端に接続され、インバータ80の出力信号によりオン/オフ動作が制御されるようなスイッチ素子をなすnMOSトランジスタ86が設けられている。さらに、ソースが接地線に接続され、VCCQ立ち上がり検出信号(STARTQ)によりオンになるスイッチ素子をなすnMOSトランジスタ87が設けられている。
【0093】
さらに、図11のデータ出力回路部8においては、一対のインバータ89、90からなるラッチ回路部88が設けられている。このラッチ回路88では、インバータ90の出力端とインバータ89の入力端との接続点がnMOSトランジスタ85のドレインに接続され、インバータ89の出力端とインバータ90の入力端との接続点がnMOSトランジスタ86、87のドレインに接続されている。さらに、インバータ89の出力信号を反転するインバータ91と、ソースが電源電圧VCCQ供給用の電源線に接続され、ドレインがデータ入出力端子DQに接続され、ゲートがインバータ91の出力端に接続され、インバータ91の出力信号によりオン/オフ動作が制御されるpMOSトランジスタ92とが設けられている。
【0094】
さらに、図11のデータ出力回路部8においては、ソースが接地線に接続され、ゲートがインバータ82の出力端に接続され、インバータ82の出力信号によりオン/オフ動作が制御されるようなスイッチ素子をなすnMOSトランジスタ93が設けられている。さらに、ソースが接地線に接続され、VCCQ立ち上がり検出信号(STARTQ)によりオンになるようなスイッチ素子をなすnMOSトランジスタ94が設けられている。さらに、ソースが接地線に接続され、ゲートがインバータ84の出力端に接続され、インバータ84の出力信号によりオン,オフが制御されるようなスイッチ素子をなすnMOSトランジスタ95が設けられている。
【0095】
さらに、図11のデータ出力回路部8においては、一対のインバータ97、98からなるラッチ回路部96が設けられている。このラッチ回路部96では、インバータ98の出力端とインバータ97の入力端との接続点がnMOSトランジスタ93、94のドレインに接続され、インバータ97の出力端とインバータ98の入力端との接続点がnMOSトランジスタ95のドレインに接続されている。さらに、インバータ97の出力信号を反転するインバータ99と、ドレインがデータ入出力端子DQに接続され、ソースが接地線に接続され、ゲートがインバータ99の出力端に接続され、インバータ99の出力信号によりオン/オフ動作が制御されるnMOSトランジスタ100が設けられている。
【0096】
つぎに、このデータ出力回路部の動作を説明する。
なお、インバータ89、90、91、97、98および99には、電源電圧として、データ出力回路部専用の電源電圧VCCQが供給される。
上記のような回路構成においては、電源起動時、電源電圧VCCが立ち上がった場合には、VCC立ち上がり検出回路102からVCC立ち上がり検出信号STTが出力される。
【0097】
この結果、インバータ70の出力レベルが“L”レベル、NANDゲート71の出力レベルが“H”レベルとなり、NANDゲート77は、NORゲート73の出力信号に対してインバータとして機能し、NANDゲート79は、インバータ74の出力信号に対してインバータとして機能し、NANDゲート81は、インバータ76の出力信号に対してインバータとして機能し、NANDゲート83は、NORゲート75の出力信号に対してインバータとして機能することになる。
【0098】
さらに、この場合には、出力イネーブル信号DOEが“H”レベルになり、読み出しデータ(DATA)の伝送が、NORゲート73および75において阻止される。そして、NORゲート73の出力レベルが“L”レベル、NANDゲート77の出力レベルが“H”レベル、インバータ78の出力レベルが“L”レベル、nMOSトランジスタ85がオフになると共に、インバータ74の出力レベルが“H”レベル、NANDゲート79の出力レベルが“L”レベル、インバータ80の出力レベルが“H”レベル、nMOSトランジスタ86がオンになる。
【0099】
この結果、インバータ91の入力レベルが“L”レベル、インバータ91の出力レベルが“H”レベル、pMOSトランジスタ92がオフになる。
また一方で、NORゲート75の出力レベルが“L”レベル、インバータ76の出力レベルが“H”レベル、NANDゲート81の出力レベルが“L”レベル、インバータ82の出力レベルが“H”レベル、nMOSトランジスタ93がオンとなると共に、NANDゲート83の出力レベルが“H”レベル、インバータ84の出力レベルが“L”レベル、nMOSトランジスタ95がオフになる。
【0100】
この結果、インバータ97の入力レベルが“L”レベル、インバータ97の出力レベルが“H”レベル、インバータ99の出力レベルが“L”レベル、nMOSトランジスタ100がオフになる。
このように、電源起動時、データ出力回路部以外の内部回路用の電源電圧VCCが立ち上がった場合には、出力制御回路部7は、VCC立ち上がり検出信号STTおよび出力イネーブル信号DOEにより制御され、pMOSトランジスタ92がオフ、nMOSトランジスタ100がオフとなるようにデータ出力回路部8を制御する。
【0101】
したがって、データ出力回路部以外の内部回路用の電源電圧VCCが、データ出力回路部専用の電源電圧VCCQよりも先に立ち上がってしまうような場合であっても、データDQが出力されるデータ入出力端子をハイインピーダンスの状態にすることができる。
これに対して、電源起動時に、データ出力回路部専用の電源電圧VCCQが立ち上がった場合には、VCCQ立ち上がり検出回路104からVCCQ立ち上がり検出信号(STARTQ)が出力される。
【0102】
この結果、nMOSトランジスタ87がオンとなり、インバータ91の入力レベルが“L”レベル、インバータ91の出力レベルが“H”レベル、pMOSトランジスタ92がオフになる。
また、nMOSトランジスタ94がオンになり、インバータ97の入力レべルが“L”レベル、インバータ97の出力レベルが“H”レベル、インバータ99の出力レベルが“L”レベル、nMOSトランジスタ100がオフになる。
【0103】
このように、電源起動時、データ出力回路部専用の電源電圧VCCQが立ち上がった場合には、出力制御回路部7は、VCCQ立ち上がり検出信号(STARTQ)により制御され、pMOSトランジスタ92がオフ、nMOSトランジスタ100がオフになる。
したがって、データ出力回路部専用の電源電圧VCCQが、データ出力回路部以外の内部回路用の電源電圧VCCよりも先に立ち上がってしまうような場合であっても、データ入出力端子をハイインピーダンスの状態にすることができる。
【0104】
そして、データ出力回路部専用の内部回路用の電源電圧VCCが立ち上がった後は、VCC立ち上がり検出信号STTは立ち下がり、インバータ70の出力レベルが“H”レベルとなり、NANDゲート71は、クロック信号(ここでは、アクティブローの信号/CLK)に対してインバータとして機能する。
また、データ出力回路部専用の電源電圧VCCQが立ち上がった後は、VCCQ立ち上がり検出信号(STARTQ)は立ち下がり、nMOSトランジスタ87、94がオフになる。
【0105】
図11のような回路構成によれば、電源起動時、データ出力回路部専用の電源電圧VCCQ、およびデータ出力回路部以外の内部回路用の電源電圧VCCのいずれかが先に立ち上がってしまうような場合であっても、データ入出力端子をハイインピーダンスの状態にすることができるので、同一の外部データバスに接続されている他のSDRAM(シンクロナスDRAM)との間に貫通電流が流れることを回避し、消費電力の低減化を図ることができる。
【0106】
また一方で、図11に示したようなデータ出力回路部では、ラッチ回路部88、96を設けているので、データ出力回路部専用の電源電圧VCCQの立ち上がりと、データ出力回路部以外の内部回路用の電源電圧VCCの立ち上がりとの間の時間差が大きい場合においても、同一の外部データバスに接続されている他のSDRAMとの間に貫通電流が流れることを回避することができる。
【0107】
電源電圧VCC、VQQの立ち上がり後、VCC立ち上がり検出信号STTは“L”レベルとなるが、内部回路からの読み出しデータが出力制御回路部に到達し、所定のCASレイテンシが経過するまでの間は、出力イネーブル信号DOEは“H”レベルのままである。したがって、読み出しデータDATAはNORゲート73および75において阻止される。一方、インバータ70の出力が“H”レベルになるので、NAND71はクロック信号(/CLK)を反転して出力する。この状態において、トランジスタ85および95はオフ状態を保つ。一方、トランジスタ86および93は、クロック信号(/CLK)によりオン・オフするが、インバータ91および97の入力は、そのオン・オフ動作にかかわらず“L”レベルのままである。したがって、PMOSトランジスタ92のゲートは“H”レベル、nMOSトランジスタ100のゲートは“L”レベルであり、データ入出力端子DQは“High−Z”の状態を保つ。
【0108】
つぎに、読み出しデータ出力期間になると、出力イネーブル信号DOEが“L”レベルに変化し、読み出しデータ(DATA)が出力制御回路部およびデータ出力回路部を介してデータ入出力端子DQへ出力される。クロック信号(/CLK)に同期して、すなわち、出力イネーブル信号が“L”の期間においてクロック信号(/CLK)が“L”レベルになると、NANDゲート77、79、81および83がイネーブル状態となり、読み出しデータDATAをデータ出力回路部へ出力する。読み出しデータDATAが“H”レベルのとき、データ入出力端子は“H”レベルに、読み出しデータDATAが“L”レベルのとき、データ入出力端子は“L”レベルになる。ついで、クロック信号(/CLK)が“H”レベルになると、NANDゲート77、79、81および83の出力が“H”レベルに固定され、トランジスタ85、86、93および95はオフし、ラッチ回路部88および96が保持しているデータによりデータ入出力端子の出力状態を維持する。
【0109】
なお、これまで述べた実施例においては、メモリデバイスの端子を3つのグループに分けて端子のコンタクトを確認するための試験を行っているが、本発明では、このような3つのグループに限定されるものではなく、任意のグループに分けて試験を行うことが可能である。例えば、メモリデバイスの端子を、2つのグループまたは4つ以上のグループに分けて試験を行うこともできる。
【0110】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、第1に、電源を印加してチップ選択用信号(/CS)に特定レベルの信号を印加するだけで第1の端子接続試験用の動作モードに入り、この第1の動作モードでは、特定の端子(VCCQ、VSSQ、/CS)のコンタクト良否を判定できるので、端子接続良否試験回路専用の端子をわざわざ設けることなく、従来よりも簡単な起動シーケンスで端子接続良否試験を行うことが可能になる。
【0111】
さらに、本発明によれば、第2に、電源を印加し、チップ選択用信号(/CS)に特定レベルの信号を印加すると端子接続試験モードに入り、特定の端子(/CS)に印加する信号を所定回数分上げ下げすると通常動作モードになり、以後試験モードに戻ることはないので、通常の使用状態に影響を及ぼすことなく、従来よりも簡易な方法で端子のコンタクトチェック等の試験を遂行することが可能になる。
【0112】
さらに、本発明によれば、第3に、上記特定の端子としてチップ選択用端子を使用しているので、既存の端子を旨く利用して、従来よりも簡易な方法で試験を遂行することが可能になる。
さらに、本発明によれば、第4に、複数の種類の端子接続良否試験を行う場合に、試験モードに入った時点からチップ選択用信号の活性化レベルがチップ選択用端子に何回供給されたかに応じて、試験の種類を切り替えることが可能であるので、既存の端子を旨く利用して、従来よりも簡単なシーケンスで複数の種類の試験を行うことが可能になる。
【0113】
さらに、本発明によれば、第5に、チップ選択用信号をチップ選択用端子に供給して試験回路を所定の回数だけ選択状態にした後、この試験回路を非選択状態にするようにしているので、通常の使用状態に影響を及ぼすことなく、従来よりも簡易な方法で試験を遂行することが可能になる。
さらに、本発明によれば、第6に、チップに搭載した端子接続良否試験用の回路を使用して電気的に端子のコンタクト試験を行うので、従来の目視による検査に比べ簡易な方法で確実に端子のコンタクトチェックを行うことが可能になる。
【0114】
さらに、本発明によれば、第7に、チップ選択用端子および電源端子のコンタクトを確認するための第1の試験と、チップ選択用端子以外の入力端子のコンタクトを確認するための第2の試験と、データ入出力端子のコンタクトを確認するための第3の試験とに分けて複数の種類の試験を行っているので、従来よりも簡単なシーケンスで複数の種類の試験を効率良く行うことが可能になる。
【0115】
さらに、本発明によれば、第8に、チップ選択用端子が、抵抗等の負荷を介して電源線に接続されているので、チップ選択用端子が接続不良であった場合でも、所定のレベルのチップ選択用信号を確保して他のメモリデバイスの試験に影響を与えないようにすることが可能になる。
さらに、本発明によれば、第9に、試験結果を出力するためのデータ出力回路部に対し専用に用いられる電源端子に電源が印加されたことを検出して試験モードに入るようにしているので、データ出力回路部以外の電源電圧供給用の電源端子がコンタクト不良であった場合でも、他のメモリデバイスの試験に影響を与えないようにすることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の半導体装置の試験方法を説明するためのフローチャート(その1)である。
【図3】本発明の半導体装置の試験方法を説明するためのフローチャート(その2)である。
【図4】入力端子試験用テーブルの一例を示す図である。
【図5】I/O端子試験用テーブルの一例を示す図である。
【図6】図1の試験モード制御回路部の具体的な構成例を示す回路図である。
【図7】図6の試験モード制御回路部の動作を説明するためのタイミングチャートである。
【図8】図1の入力端子試験回路部の具体的な構成例を示す回路図である。
【図9】図1の試験データ切り替え回路部およびデータ入出力バッファの具体的な構成例を示す回路図である。
【図10】図9の試験データ切り替え回路部およびデータ入出力バッファの動作を説明するためのタイミングチャートである。
【図11】本発明の実施例に適用されるデータ出力回路部の構成例を示す回路図である。
【符号の説明】
1…入力端子試験回路部
1−2…pMOSトランジスタ
1−3…nMOSトランジスタ
1−6、1−9、1−15、1−21および1−27…コンパレータ
1−7、1−10、1−16、1−22および1−28…NORゲート
1−12、1−18、1−24および1−30…NANDゲート
1−14、1−20、1−26および1−32…nMOSトランジスタ
1−33…コンパレータ
1−34…NORゲート
1−35…NANDゲート
1−37、1−38…nMOSトランジスタ
2…試験モード制御回路部
3…スタータ
5…試験データ切り替え回路部
6…データ入出力バッファ
7…出力制御回路部
8…データ出力回路部
9…データ入力回路部
11…クロック入力バッファ
12…アドレス入力バッファ
13…コマンド入力バッファ
16…データ切り替え部
17、19…トランスファスイッチ
20a、20b、20cおよび20d…nMOSトランジスタ
22、24…NORゲート
26、29、32、35、38、41および44…トランスファスイッチ
47a、48aおよび49a…NANDゲート
50…nMOSトランジスタ
55、58…トランスファスイッチ
56…NANDゲート
61、62…NORゲート
64、66および68…NORゲート
71…NANDゲート
73、75…NORゲート
77、79、81および83…NANDゲート
85、86および87…nMOSトランジスタ
88…ラッチ回路部
90…コンパレータ
92…pMOSトランジスタ
93、94および95…nMOSトランジスタ
96…ラッチ回路部
100…nMOSトランジスタ
101…クロックバッファ
102…VCC立ち上がり検出回路
103…出力イネーブル信号発生回路
104…VCCQ立ち上がり検出回路

Claims (20)

  1. 外部端子のコンタクト状態を試験するための端子試験回路と、
    電源端子を介して電源が印加されたことを検出してスタータ信号を生成するスタータと、
    前記スタータ信号が入力されたことを検出し、かつ、チップ選択用端子に活性化レベルのチップ選択用信号が入力されたことを検出したときに、端子試験モードを示す信号を生成して前記端子試験回路に供給し、これによって、前記端子試験回路を前記端子試験モードに設定するように制御し、
    前記チップ選択用端子に入力されるチップ選択用信号が活性化レベルから非活性化レベルに変化したことを所定の回数だけ検出したときに、通常動作モードを示す信号を生成して前記端子試験回路に供給し、これによって、前記端子試験回路を前記端子試験モードから前記通常動作モードに切り替え、これ以降は前記端子試験モードに入らないように制御する試験モード制御回路部とを有することを特徴とする半導体装置。
  2. 前記端子試験回路が、複数の種類の試験を行う回路からなり、前記試験モード制御回路部は、前記端子試験モードに入った時点から前記チップ選択用信号が何回活性化レベルになったかに応じて、前記複数の種類の試験を行う回路のうちのいずれかを選択的に動作させる請求項1記載の半導体装置。
  3. 前記試験モード制御回路部は、前記端子試験モードにおいて、活性化レベルの前記チップ選択用信号が所定の回数だけ入力されると、該端子試験回路を非選択状態にして前記通常動作モードにする請求項1または2記載の半導体装置。
  4. 請求項1記載の半導体装置が複数、基板上に実装され、これらの複数の半導体装置のうち、一つの半導体装置の前記特定の端子に選択的に活性化レベルの前記制御信号を印加し、選択した一つの半導体装置の端子接続試験を行うことを特徴とする半導体装置の試験方法。
  5. 前記複数の種類の試験を行う回路が、
    該チップ選択用端子以外の入力端子のコンタクトを確認するための第1の試験回路と、
    データ入出力端子のコンタクトを確認するための第2の試験回路とを少なくとも含む請求項2記載の半導体装置。
  6. 前記チップ選択用端子が、所定の負荷を介して電源線に接続されている請求項1記載の半導体装置。
  7. 前記端子試験モードにおいて試験結果を出力するためのデータ出力回路部に対し専用に用いられる電源端子と、
    前記データ出力回路部専用の前記電源端子に電源が印加されたことを検出してスタータ信号を生成するスタータとをさらに備え、前記試験モード制御回路部は、該スタータ信号によって前記端子試験モードに入る請求項1記載の半導体装置。
  8. 第1のグループおよび第2のグループの端子を有する半導体装置の端子試験方法であって、
    電源端子を介して前記半導体装置に電源が印加されたことを検出してスタータ信号を生成するステップと、
    前記スタータ信号が入力されたことを検出し、かつ、チップ選択用端子に活性化レベルのチップ選択用信号が入力されたことを検出したときに、前記半導体装置に活性化レベルのチップ選択用信号を供給して前記第1のグループの端子のコンタクト良否を確認するための試験回路を活性化して端子試験モードに設定し、前記第1のグループの端子のコンタクトを確認するための第1の試験を実行させるステップと、
    引き続き、前記チップ選択用端子に入力されるチップ選択用信号が活性化レベルから一旦非活性化レベルに変化した後で再度活性化レベルに変化したことを検出したときに、前記第2のグループの端子のコンタクト良否を確認するための試験回路を活性化して端子試験モードに設定し、前記第2のグループの端子のコンタクトを確認するための第2の試験を実行させるステップと、
    さらに、前記チップ選択用信号に入力されるチップ選択用信号が活性化レベルから非活性化レベルに変化したことを所定の回数だけ検出したときに、通常動作モードを示す信号を生成して前記試験回路に供給し、これによって、前記試験回路を前記端子試験モードから前記通常動作モードに切り替え、これ以降は前記端子試験モードに入らないようにするステップとを有することを特徴とする、半導体装置の端子試験方法。
  9. 前記電源投入後、前記半導体装置の端子のグループの数だけ、前記チップ選択用信号を活性化レベルにする動作を繰り返す請求項8記載の試験方法。
  10. 半導体装置の端子試験方法であって、
    電源端子を介して前記半導体装置に電源が印加されたことを検出してスタータ信号を生成するステップと、
    前記スタータ信号が入力されたことを検出し、かつ、チップ選択用端子に活性化レベルのチップ選択用信号が入力されたことを検出したときに、前記半導体装置内のチップ選択用端子に活性化レベルのチップ選択用信号を供給して前記チップ選択用端子、および、前記電源端子のコンタクトを確認するための第1の試験を実行させるステップと、
    前記チップ選択用端子に入力されるチップ選択用信号が活性化レベルから一旦非活性化レベルに変化した後で再度活性化レベルに変化したことを検出したときに、前記チップ選択用端子以外の入力端子のコンタクト良否を確認するための試験回路を活性化して端子試験モードに設定し、前記入力端子のコンタクトを確認するための第2の試験を実行させるステップと、
    さらに、前記チップ選択用端子に入力されるチップ選択用信号が活性化レベルから一旦非活性化レベルに変化した後で再度活性化レベルに変化したことを検出したときに、データ入出力端子のコンタクト良否を確認するための試験回路を活性化して端子試験モードに設定し、前記データ入出力端子のコンタクトを確認するための第3の試験を実行させるステップと、
    さらに、前記チップ選択用信号に入力されるチップ選択用信号が活性化レベルから非活性化レベルに変化したことを所定の回数だけ検出したときに、通常動作モードを示す信号を生成して前記試験回路に供給し、これによって、前記試験回路を前記端子試験モードから前記通常動作モードに切り替え、これ以降は前記端子試験モードに入らないようにするステップとを有することを特徴とする、半導体装置の端子試験方法。
  11. 内部回路に接続された第1の外部端子および第2の外部端子と、
    前記第2の外部端子に接続され、端子試験モードを示す信号に応答して、前記第2の外部端子のコンタクト状態を判定する端子試験回路部と、
    電源端子を介して電源が印加されたことを検出してスタータ信号を生成するスタータと、
    前記スタータ信号が入力されたことを検出し、かつ、前記第1の外部端子に活性化レベルの制御信号が入力されたことを検出したときに、前記端子試験モードを示す信号を生成して前記端子試験回路に供給し、これによって、前記端子試験回路を前記端子試験モードに設定するように制御し、
    前記第1の外部端子に入力される制御信号が活性化レベルから非活性化レベルに変化したことを所定の回数だけ検出したときに、通常動作モードを示す信号を生成して前記端子試験回路に供給し、これによって、前記端子試験回路を前記端子試験モードから前記通常動作モードに切り替え、これ以降は前記端子試験モードに入らないように制御する試験モード制御回路部とを有することを特徴とする半導体集積回路。
  12. 前記第1の外部端子は、チップ選択用信号の入力端子である請求項11記載の半導体集積回路。
  13. 前記制御信号を前記電源のレベルにプルアップするためのプルアップ抵抗をさらに有する請求項11記載の半導体集積回路。
  14. 外部データ端子と、
    読み出しデータを前記外部データ端子に出力するためのデータ出力回路部をさらに有し、
    前記電源は、前記データ出力回路部に供給されている請求項11記載の半導体集積回路。
  15. 外部データ端子と、
    読み出しデータを前記外部データ端子に出力するためのデータ出力回路部をさらに有し、
    前記試験モード制御回路部は、前記制御信号の第1の活性化エッジに応答して、第1の試験モード信号を出力し、前記制御信号の第2の活性化エッジに応答して第2の試験モード信号を出力し、
    前記端子試験回路部は、前記第2の試験モード信号に応答して動作し、
    前記データ出力回路部は、前記第1の試験モード信号に応答して、該第1の試験モード信号のレベルに対応した信号を前記外部データ端子から出力し、前記第2の試験モード信号に応答して、前記端子試験回路部からの試験信号を前記外部データ端子へ出力する請求項11記載の半導体集積回路。
  16. 外部データ端子に印加された入力データを受けるデータ入力回路部をさらに有し、
    前記試験モード制御回路部は、前記制御信号の第3の活性化エッジに応答して、第3の試験モード信号を出力し、
    前記データ入力回路部は、前記第3の試験モード信号に応答して、前記入力データを前記データ出力回路部へ出力し、
    前記データ出力回路部は、前記第3の試験モード信号に応答して、前記入力データを前記外部データ端子へ出力する請求項15記載の半導体集積回路。
  17. 前記データ出力回路部は、前記第1、第2および第3の試験モード信号に応答して、クロック非同期で入力信号を前記外部データ端子へ出力する請求項16記載の半導体集積回路。
  18. 前記試験モード制御回路部は、その活性化期間に応答して、第4の試験モード信号を出力し、前記出力データ回路部は、前記第4の試験モード信号に応答して、通常の入力信号と試験用の入力信号を選択的に受ける請求項15または16記載の半導体集積回路。
  19. 前記第2の外部端子は複数の外部端子からなり、
    前記端子試験回路部は、前記複数の外部端子のうち、一つの外部端子に一方の論理レベルの信号が入力され、他の外部端子に他方の論理レベルの信号が入力されているかどうかを判定する請求項11記載の半導体集積回路。
  20. 前記試験モード制御回路部は、
    前記電源の印加に応答してリセットされるラッチ回路と、
    第1のノードと前記ラッチ回路の入力端との間に設けられ、前記制御信号に応答してオン・オフ動作を行うスイッチと、
    前記ラッチ回路の出力端に接続された第2のノードと、
    前記第1および第2のノードの論理レベルが一致する期間中、前記端子試験モードを示す信号を出力するゲート回路とを有する請求項11記載の半導体集積回路。
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