JP4031134B2 - 観音開きドア用ウエザーストリップ - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、自動車のバックドア等の観音開きドア用ウエザーストリップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図2に示す如く、自動車のバックドアの観音開きにおける左右ドアD1、D2が向き合う端縁Eに取付けられたウエザーストリップのうち、ボディに中空シール部を当接するメインシール6は、図3に示す如く上下の端部は、各々型成形部7、8を形成しこの中間は押出し成形部9より成っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、梅雨等の長時間の雨ざらしで図4及び図5に示す如く観音開きドアの上端部の型成形部7の中芯取り出し用スリットsから水Wが矢印の如く進入し、中空シール部7a内を下り下端部の型成形部8の中空シール部8a内に溜まり、凍結してドア閉まりの悪化や錆の問題を生じる。その対策として、図6の如く中空シール部8aの下端に水抜き孔10を明けても、バンパー下部からの高圧水Wの直撃により、水が水抜き孔10よりやはり中空シール部8a内に進入するという不具合があった。
そこで、本発明はかかる従来の課題に鑑みて、観音開きドアのウエザーストリップの下端部の型成形部の中空シール部に明けた水抜き孔に、高圧水が直撃しても水が進入できないようにした観音開きドア用ウエザーストリップを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために本発明の構成は、図1〜図3に示すように、自動車の観音開きドアにおける左右のドアが向き合う縦方向の端縁に取付けられ中空シール部を備えたウエザーストリップであって、該ウエザーストリップの上下端部に各々設けられた型成形部のうち、下端部の先細り状の中空シール部2を備えた型成形部1において、上記中空シール部2の内部の先細り状の中空部3が、下端3aを該中空シール部2の端末2aに接近して形成されると共に該下端3aに水抜き孔4が明けられ、また該水抜き孔4に排水通路5が接続され、かつこれの出口5aが車の下方からの高圧水Wの直撃を避ける位置に配されて成ることを特徴としている。
【0005】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図に基づいて詳細に説明する。図2に示す自動車の観音開きドアD1、D2のうち、先締めの左側ドアD1の縦方向の端縁には、中空シール部を備えたウエザーストリップが組み付けられているが、図1に示す如く下端部の型成形部1は先細り状の中空シール部2を設けている。この中空シール部2内の先細り状の中空部3は、その下端3aを該中空シール部2の端末2aに接近した状態に形成されている。
【0006】
上記中空部3の下端3aには水抜き孔4が明けられ、この水抜き孔4には上記ドアD1のパネルの内側に張り付く如く形成された樋状の排水通路5が接続されている。この排水通路5は、その出口5aの位置がバンパー下部等の車の下方からの高圧水Wの直撃を避ける位置、例えば出口5aより水が進入できないように出口5aを下向きでなく横向きにするなどしている。従って、長雨等でウエザーストリップの上端部の型成形部の中芯取り出し用スリットから水が進入し、中空シール部内を下り下端部の型成形部1の中空シール部2内に浸水しても、水は排水通路5を経て確実に水抜きされ、また上記の如く高圧水Wの直撃を受けても逆流しないため、従来のように中空シール部内に水が溜まり凍結や錆の問題を生じない。
【0007】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の観音開きドア用ウエザーストリップは、ドアの縦方向の端縁に取付けられるウエザーストリップの下端部の型成形部において、その中空シール部の水抜き孔に排水通路を接続することにより、車の下方からの高圧水の直撃を受けても従来の如く中空シール部内に水が進入し、その凍結によるドア閉まりの悪化や錆の問題を生じないという特長がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の観音開きドア用ウエザーストリップの要部を示す斜視図である。
【図2】自動車のバックドアの観音開きドアを示す斜視図である。
【図3】同上ドアに取付けたウエザーストリップのを示す斜視図である。
【図4】同上ウエザーストリップのドア上部に取付けた状態を示す斜視図である。
【図5】従来のウエザーストリップを示す斜視図である。
【図6】同上ウエザーストリップの下端部の型成形部の中空シール部に高圧水の直撃を受ける状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 型成形部
2 中空シール部
2a 端末
3 中空部
3a 下端
4 水抜き孔
5 排水通路
5a 出口
W 高圧水
Claims (1)
- 自動車の観音開きドアにおける左右のドアが向き合う縦方向の端縁に取付けられ中空シール部を備えたウエザーストリップであって、該ウエザーストリップの上下端部に各々設けられた型成形部のうち、下端部の先細り状の中空シール部を備えた型成形部において、上記中空シール部の内部の先細り状の中空部が、下端を該中空シール部の端末に接近して形成されると共に該下端に水抜き孔が明けられ、また該水抜き孔に排水通路が接続され、かつこれの出口が車の下方からの高圧水の直撃を避ける位置に配されて成ることを特徴とする観音開きドア用ウエザーストリップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37690698A JP4031134B2 (ja) | 1998-12-24 | 1998-12-24 | 観音開きドア用ウエザーストリップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37690698A JP4031134B2 (ja) | 1998-12-24 | 1998-12-24 | 観音開きドア用ウエザーストリップ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000190730A JP2000190730A (ja) | 2000-07-11 |
JP4031134B2 true JP4031134B2 (ja) | 2008-01-09 |
Family
ID=18507928
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP37690698A Expired - Fee Related JP4031134B2 (ja) | 1998-12-24 | 1998-12-24 | 観音開きドア用ウエザーストリップ |
Country Status (1)
Country | Link |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Families Citing this family (2)
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-
1998
- 1998-12-24 JP JP37690698A patent/JP4031134B2/ja not_active Expired - Fee Related
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KR101242266B1 (ko) | 2012-08-10 | 2013-03-11 | 디알비동일 주식회사 | 배수 기능을 갖는 차량의 웨더 스트립 |
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