JPS5829270Y2 - アルミニウムサツシの引戸の召合せ框下方部の風止片 - Google Patents
アルミニウムサツシの引戸の召合せ框下方部の風止片Info
- Publication number
- JPS5829270Y2 JPS5829270Y2 JP3340278U JP3340278U JPS5829270Y2 JP S5829270 Y2 JPS5829270 Y2 JP S5829270Y2 JP 3340278 U JP3340278 U JP 3340278U JP 3340278 U JP3340278 U JP 3340278U JP S5829270 Y2 JPS5829270 Y2 JP S5829270Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stile
- piece
- sliding door
- outer rail
- aluminum sash
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、アルミニウムサツシにおいて引戸の召合せ下
方部から風雨が室内に吹込むのを防止する風化片に関す
る。
方部から風雨が室内に吹込むのを防止する風化片に関す
る。
アルミニウムサツシにおいては、従来から引戸の召合せ
框の下方部はシールを完全に行なうことが難しいため、
第１図のようにレール間に逆皿状の風化片１を入れてレ
ールの間を通って風が室内に吹込むのを阻止している。
框の下方部はシールを完全に行なうことが難しいため、
第１図のようにレール間に逆皿状の風化片１を入れてレ
ールの間を通って風が室内に吹込むのを阻止している。
第２図は従来の風化片の一例を示す。
この従来の風化片１は概略逆皿状に形成され、外方（第
２図左側面）に開設した孔１ａを開閉する逆止弁２を取
付け、左右側面に１１゜１１の下部通水用の孔１ｂを開
設したもので、召合せ框下方の外側レール３の下部に風
化片１を嵌合させる孔３ａを穿設し、内側レール４に風
化片の内方突起１Ｃを係止する孔４ａを穿設して風化片
１をレール３，４に嵌着し、この風化片により召合せ框
の下方の空隙を塞いだものである。
２図左側面）に開設した孔１ａを開閉する逆止弁２を取
付け、左右側面に１１゜１１の下部通水用の孔１ｂを開
設したもので、召合せ框下方の外側レール３の下部に風
化片１を嵌合させる孔３ａを穿設し、内側レール４に風
化片の内方突起１Ｃを係止する孔４ａを穿設して風化片
１をレール３，４に嵌着し、この風化片により召合せ框
の下方の空隙を塞いだものである。
サツシの引戸に風雨が吹付けたときにレール３．４の間
に溜る雨水は孔１ｂ、ｌａから逆止弁２を押開いてサツ
シの外方に流出し、孔１ａ、ｌｂを通って室内に吹込も
うとする風は逆止弁２のため阻止される。
に溜る雨水は孔１ｂ、ｌａから逆止弁２を押開いてサツ
シの外方に流出し、孔１ａ、ｌｂを通って室内に吹込も
うとする風は逆止弁２のため阻止される。
しかしながら、風化片にこのような逆止弁を設けること
は構造が複雑となり、またかかる可動部を有すことは故
障の原因となり易いため、より簡単で作用確実な構造の
風化片がのぞまれていた。
は構造が複雑となり、またかかる可動部を有すことは故
障の原因となり易いため、より簡単で作用確実な構造の
風化片がのぞまれていた。
本考案はこのような従来の風化片よりも構造を簡単にし
てしかも風雨の吹込みを良好に阻止することので゛きる
アルミニウムサツシの引戸の召合せ框下方部の風化片を
得ることを目的としたもので、吹付ける雨水を利用して
風止め作用を良好にしたものである。
てしかも風雨の吹込みを良好に阻止することので゛きる
アルミニウムサツシの引戸の召合せ框下方部の風化片を
得ることを目的としたもので、吹付ける雨水を利用して
風止め作用を良好にしたものである。
以下本考案の実施例を図面によって説明する。
この実施例において従来の風化片と同等部分は同符号を
付している。
付している。
第３図は本考案の風化片を装着したサツシ下枠の縦断側
面図、第４図は風化片の平面図であって、風化片１は概
略逆皿状に形成されるが、第２図の従来例のような逆止
弁２を有せず、その代り前部に側方に延びる立壁５，６
による溝７を形成している。
面図、第４図は風化片の平面図であって、風化片１は概
略逆皿状に形成されるが、第２図の従来例のような逆止
弁２を有せず、その代り前部に側方に延びる立壁５，６
による溝７を形成している。
立壁５は図に示すように内外の引戸８，８ａの下端より
もａだけ高く、溝７の長さは第４図に示すように風化片
の幅（４Ｑ ｍｍ程度）よりも長く（１５０ｍｍ程度）
している。
もａだけ高く、溝７の長さは第４図に示すように風化片
の幅（４Ｑ ｍｍ程度）よりも長く（１５０ｍｍ程度）
している。
レール３，４の間に溜つた雨水を導入する孔１ｂ、雨水
を溝７へ流出させる孔１ａ、突起１Ｃは従来通りに風止
片１に形成される。
を溝７へ流出させる孔１ａ、突起１Ｃは従来通りに風止
片１に形成される。
なお、内方突起１Ｃを省略し、風止片１を（Ｌ３ａに嵌
着して固定するようにしてもよい。
着して固定するようにしてもよい。
本考案の風止片は以上のように構成され、従来の風止片
と同様に引戸の召合せ框の下のレール３．４の間に取付
けられるから、風雨時にレール３，４の間に溜った雨水
は側壁１１の孔１ｂ、立壁６の孔１ａを通って溝７に導
かれ、溝７の両端からサツシ外に排出されるが流路が長
いためレール３，４の間に溜った水が排出されるまでに
多少時間かががる。
と同様に引戸の召合せ框の下のレール３．４の間に取付
けられるから、風雨時にレール３，４の間に溜った雨水
は側壁１１の孔１ｂ、立壁６の孔１ａを通って溝７に導
かれ、溝７の両端からサツシ外に排出されるが流路が長
いためレール３，４の間に溜った水が排出されるまでに
多少時間かががる。
このため立壁５，６により引戸の下端よりａだけ高い位
置で下枠上に形成される水面９は風雨の続く間は維持さ
れ、風止片１の上に引戸の下部を浸す水層が保持される
。
置で下枠上に形成される水面９は風雨の続く間は維持さ
れ、風止片１の上に引戸の下部を浸す水層が保持される
。
従って引戸の召合せ框の下方は、風止片で塞ぎ切れなか
った隙間も水で完全に塞がれることになり、召合せ框の
下方部から室内への風雨の吹込み阻止は良好に行なわれ
る。
った隙間も水で完全に塞がれることになり、召合せ框の
下方部から室内への風雨の吹込み阻止は良好に行なわれ
る。
風止片１は合成樹脂により耐久性あるものを安価に製作
できる。
できる。
なお、立壁６は省略してもよく、この場合は立壁５と外
側のレール３との間に形成される溝により水面９が形成
される。
側のレール３との間に形成される溝により水面９が形成
される。
このように本考案のアルミニウムサツシ引戸の召合せ框
下方部の風止片は、構造簡単で降り溜る雨水を逆に利用
して水封により風雨が召合せ框の下から室内に浸入する
のを遮断するものであり、早期に故障を起し易い可動部
がなく、耐久性があって実用上の効果は顕著である。
下方部の風止片は、構造簡単で降り溜る雨水を逆に利用
して水封により風雨が召合せ框の下から室内に浸入する
のを遮断するものであり、早期に故障を起し易い可動部
がなく、耐久性があって実用上の効果は顕著である。
第１図は引戸を持つアルミニウムサツシの正面図、第２
図は従来の風土片を示すサツシ下部の縦断側面図、第３
図は本考案の風止片を示すサツシ下部の縦断側面図、第
４図は風止片の平面図である。 １：風止片、ｌａ、ｌｂ：孔、３，４：レール、５，６
：立壁、７：溝、８．８ ａ ：引戸。
図は従来の風土片を示すサツシ下部の縦断側面図、第３
図は本考案の風止片を示すサツシ下部の縦断側面図、第
４図は風止片の平面図である。 １：風止片、ｌａ、ｌｂ：孔、３，４：レール、５，６
：立壁、７：溝、８．８ ａ ：引戸。
Claims (1)
- アルミニウムサツシの内外の引戸８，８ａの召合せ框の
下方において下枠に取付けられる逆皿状の風化片であっ
て、外レール３に設けた孔３ａに挿通され、内外のレー
ル３，４の間の召合せ框下方部分をその側方部分と仕切
る左右の側壁１１．１１を有し、各側壁１１に通水用の
孔１ｂを開設し、両側壁１１．１１を外レール３より外
方に延長してその端部に外レール３に沿った立壁５を形
成し、立壁５と外レール３とにより、または立壁５と外
レール３の外方に設けた別の立壁６とにより、風止片内
に通じる溝７を形成し、立壁５の高さは内外の引戸８．
８ａの下端より高くしたことを特徴とするアルミニウム
サツシの引戸の召合せ框下方部の風化片。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3340278U JPS5829270Y2 (ja) | 1978-03-17 | 1978-03-17 | アルミニウムサツシの引戸の召合せ框下方部の風止片 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3340278U JPS5829270Y2 (ja) | 1978-03-17 | 1978-03-17 | アルミニウムサツシの引戸の召合せ框下方部の風止片 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54137241U JPS54137241U (ja) | 1979-09-22 |
| JPS5829270Y2 true JPS5829270Y2 (ja) | 1983-06-27 |
Family
ID=28888801
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3340278U Expired JPS5829270Y2 (ja) | 1978-03-17 | 1978-03-17 | アルミニウムサツシの引戸の召合せ框下方部の風止片 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5829270Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20190133431A (ko) * | 2018-05-23 | 2019-12-03 | 김순석 | 창틀프레임의 배수를 원활하게 시키면서 외풍도 차단할 수 있는 방풍 및 배수구조 |
-
1978
- 1978-03-17 JP JP3340278U patent/JPS5829270Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20190133431A (ko) * | 2018-05-23 | 2019-12-03 | 김순석 | 창틀프레임의 배수를 원활하게 시키면서 외풍도 차단할 수 있는 방풍 및 배수구조 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54137241U (ja) | 1979-09-22 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5018307A (en) | Self-draining threshold for an out-swinging door | |
| US4691487A (en) | Drain tube for windows | |
| US8667749B2 (en) | Building closure with enhanced moisture barrier properties | |
| US4999950A (en) | Inwardly swinging hinged door assembly | |
| US7647735B2 (en) | Roofwindow having drainage system | |
| JPS5829270Y2 (ja) | アルミニウムサツシの引戸の召合せ框下方部の風止片 | |
| KR200375065Y1 (ko) | 시스템 창호의 조립식 창틀구조 | |
| JPH0729182Y2 (ja) | サツシ連窓方立部の排水装置 | |
| JPS5844792Y2 (ja) | 窓下枠の排水装置 | |
| JP2005097928A (ja) | 建具 | |
| JPH035678Y2 (ja) | ||
| KR20060040036A (ko) | 시스템 창호의 조립식 창틀구조 | |
| JP4204035B2 (ja) | 外部開口用下枠フラットサッシの防虫装置 | |
| JPH0116876Y2 (ja) | ||
| JPH0116877Y2 (ja) | ||
| JP3213877B2 (ja) | 窓用サッシの下枠の排水機構 | |
| JPS597998Y2 (ja) | 引違い窓の排水装置 | |
| KR970003399Y1 (ko) | 미서기 창호용 스톱퍼 | |
| JP2593387Y2 (ja) | 外倒しサッシ等の結露水排水構造 | |
| JPS6348787Y2 (ja) | ||
| JPS58784Y2 (ja) | 浴室用サッシ下枠 | |
| JPS6344532Y2 (ja) | ||
| JP3096439B2 (ja) | 複合サッシの排水構造 | |
| JP2002295141A (ja) | サッシ | |
| JPH0111910Y2 (ja) |