JP3725372B2 - ドリップウェザーストリップの端末構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両のドア開口部に配設されたドリップウェザーストリップの端末構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車のドア開口部には、ドア閉時に、ドアと車体との間に侵入した雨水等の水分を外部に排出する機能を有したドリップウェザーストリップ50が配設されたものが従来から知られている。
【0003】
このようなドリップウェザーストリップ50は、図に示すように、車体前方側の端末がドア54前方に位置するフロントフェンダ52の内側に延長されていると共に、ドア54外周縁に密接する中空リップ56及びシールリップ58を有し、これら両リップ56,58の間に、上記フロントフェンダ52の内側へと連続するドリップ溝60が形成されている。このドリップ溝60は、雨水等の水分をフロントフェンダ52の内側から車体下方へ排出するものであり、上記ドリップウェザーストリップ50の車体前方側の端末部においては、このドリップ溝60が上記ドア54と上記フロントフェンダ52との間に生じる隙間62を横切っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このように構成されたドリップウェザーストリップの端末構造においては、上記隙間62の部分で上記ドリップ溝60が外部に露出してしまうので、この部分を流れる水分が外気に直接さらされてしまう。そのため、寒冷地等では、この部分で水分が凍結しやすくなり、発生した氷によってドア54の開閉が阻害され、場合によってはドア54を破損してしまう虞がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そこで、請求項1に記載の発明は、自動車のフロントピラー下端に配設され、端部がフロントフェンダの内側へと延長されたドリップウェザーストリップの端末構造であって、上記ドリップウェザーストリップはドア外周縁に密接するシールリップを有し、該シールリップのドア開口部外周側に、上記フロントフェンダの内側へと延長するドリップ溝が形成されていると共に、上記ドアと上記フロントフェンダとの間に生じる隙間が、上記ドリップ溝を横切っているドリップウェザーストリップの端末構造において、上記ドアと上記フロントフェンダとの間に位置する上記ドリップ溝が、上記ドリップウェザーストリップ端末に成形された上記ドアと上記フロントフェンダとの間の隙間を埋めるパーティング部の先端に連続するように付帯成形された被覆部によって覆われ、該被覆部は上記ドア外周縁とラップする段差部を有することを特徴している。これによって、ドリップ溝の、フロントフェンダとドリップウェザーストリップとの間に生じる隙間を横切る部分に外気が侵入しにくくなる。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0007】
図1は自動車を斜め前方から見た斜視図である。リアピラー2からルーフサイド部4を介してフロントピラー6へと連続する車体のドア開口部の上縁には、ドア8閉時に車体とドア8外周縁との間をシールするゴム製のドリップウェザーストリップ10が配設されている。
【0008】
このドリップウェザーストリップ10は、図1のA部において、押出成形された押出成形部の車体前方側の端末に後述する型成形部12が接続された構造となっている。
【0009】
図2に示すように、上記ドリップウェザーストリップ10の型成形部12は、フロントフェンダ14の内側へと連続し、かつ上記押出成形部と略同一形状に形成された上辺部16と、上記上辺部16に接続され、上記フロントピラー6の下端より下方のドア開口部に沿って配設された前辺部18と、からなっている。
【0010】
この上辺部16は、ドア閉時にドア8外周縁が密接する中空リップ20と、この中空リップ20よりもドア開口部内周側に位置し、ドア閉時には該中空リップ20と共にドア8外周縁に密接するシールリップ22と、上記中空リップ20と上記シールリップ22とを接続する底壁24と、からなっている。上記底壁24には、車体のドア開口部に設けられたフランジ部に嵌合するフランジ嵌合溝26が設けられている。
【0011】
また、上記シールリップ22によって、該シールリップ22のドア開口部外周側には、上記フロントフェンダ14の内側へと連続するドリップ溝28が形成されている。このドリップ溝28は上記シールリップ22と上記中空リップ20との間に位置し、ドリップウェザーストリップ10内に侵入した雨水等の水分を上記フロントフェンダ14の内側から車体下方へと排出する。
【0012】
上記前辺部18は、車体の側面に沿った略板状の基底部30と、上記基底部30に略直交するように該基底部30から延出したパーティング部32とからなり、全体として断面略L字形状に形成されている。
【0013】
ここで、上記パーティング部32は、上記フロントフェンダ14と上記ドア8との間に位置し、上記上辺部16のシールリップ22に接続されている。そしてドア閉時においては、上記フロントフェンダ14と上記ドアとの間の隙間が、このパーティング部32によって埋められている。
【0014】
一方、上記上辺部16においては、上記フロントフェンダ14及び上記ドア8との間に生じた隙間が上記ドリップ溝28を横切った状態となっている。
【0015】
図3に示すように、上記フロントフェンダ14と上記ドア8との間の隙間の部分、すなわち上記パーティング部32が接続された部分のシールリップ22の先端には、被覆部34がこのパーティング部32から連続するように付帯成形されている。この被覆部34は、先端が上記中空リップ20に近接しており、上記ドリップ溝28は、この被覆部34によって外部に露出しないように覆われている。尚、上記被覆部34の先端と上記中空リップ20との距離は、型成形可能な最小寸法に設定されている。
【0016】
また、この被覆部34は、図4に示すように、矩形断面の一部が切欠かれた略階段状の断面形状を有し、ドア閉時においては、この切欠きによって生じた段差部36にドア8外周縁が収容されている。詳述すると、上記被覆部34の車外側は、上記パーティング部32と略同幅に形成されているが、上記被覆部34の車内側は、上記パーティング部32よりも広幅となってドア8外周縁の内側に張り出しており、ドア閉時には、上記段差部36で、上記被覆部34と上記ドア8外周縁とがラップした状態となる。
【0017】
このように構成されたドリップウェザーストリップ10の端末構造においては、ドリップ溝28の、フロントフェンダ14とドア8との間に生じた隙間を横切る部分が被覆部34によって覆われるので、この部分を流れる雨水等の水分が外気によって冷却され、凍結してしまうことを防止することができる。従って、ドリップ溝28内に発生した氷が、ドア開閉時に、ドア8外周縁に当たってしまう、いわゆるかじり現象が発生するのを防止することができ、ドア8が凍結した水分によって破損してしまうことを防止することができる
また、上記被覆部34と上記ドア8外周縁とは、段差部36でラップしているので、上記ドリップ溝28が外部に露出することを確実に防止することがで、ドリップ溝28内の水分が外気によって冷却されるのを効果的に抑制することができる。
【0025】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、ドリップ溝の、フロントフェンダとドアとの間に位置する部分が、被覆部によって覆われているので、この部分を流れる雨水等の水分が、外気によって冷却され凍結してしまうことを防止することができ、ひいては、ドリップ溝内に発生した氷が、ドアの開閉を阻害してドアを破損してしまうことを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車を斜め前方から見た斜視図。
【図2】本発明に係るドリップウェザーストリップの端末の斜視図。
【図3】図2のB−B線に沿った断面図。
【図4】図2のC−C線に沿った断面図。
【図5】 従来のドリップウェザーストリップの端末の斜視図。
【符号の説明】
8…ドア
14…フロントフェンダ
20…中空リップ
22…シールリップ
28…ドリップ溝
34…被覆部

Claims (1)

  1. 自動車のフロントピラー下端に配設され、端部がフロントフェンダの内側へと延長されたドリップウェザーストリップの端末構造であって、上記ドリップウェザーストリップはドア外周縁に密接するシールリップを有し、該シールリップのドア開口部外周側に、上記フロントフェンダの内側へと延長するドリップ溝が形成されていると共に、上記ドアと上記フロントフェンダとの間に生じる隙間が、上記ドリップ溝を横切っているドリップウェザーストリップの端末構造において、
    上記ドアと上記フロントフェンダとの間に位置する上記ドリップ溝が、上記ドリップウェザーストリップ端末に成形された上記ドアと上記フロントフェンダとの間の隙間を埋めるパーティング部の先端に連続するように付帯成形された被覆部によって覆われ、該被覆部は上記ドア外周縁とラップする段差部を有することを特徴とするドリップウェザーストリップの端末構造。
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