JP2001047947A - ドリップウェザーストリップの端末構造 - Google Patents

ドリップウェザーストリップの端末構造

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JP2001047947A
JP2001047947A JP11220622A JP22062299A JP2001047947A JP 2001047947 A JP2001047947 A JP 2001047947A JP 11220622 A JP11220622 A JP 11220622A JP 22062299 A JP22062299 A JP 22062299A JP 2001047947 A JP2001047947 A JP 2001047947A
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Noriaki Eto
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドリップウェザーストリップのドリップ溝2
8内で水分が凍結するのを防止する。 【解決手段】 自動車のフロントピラー下端に配設さ
れ、端部がフロントフェンダ14の内側へと延長された
ドリップウェザーストリップの端末は、ドア8外周縁に
密接するシールリップ22を有し、シールリップ22の
ドア開口部外周側に、フロントフェンダ14の内側へと
延長するドリップ溝28が形成されていると共に、ドア
8とフロントフェンダ14との間に生じる隙間が、ドリ
ップ溝28を横切っている。ドア8とフロントフェンダ
14との間に位置するドリップ溝28は、ドリップウェ
ザーストリップに付帯成形された被覆部34によって覆
われている。これによって、ドリップ溝28内の水分に
外気が直接当たるのを防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のドア開口部
に配設されたドリップウェザーストリップの端末構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のドア開口部には、ドア閉時に、
ドアと車体との間に侵入した雨水等の水分を外部に排出
する機能を有したドリップウェザーストリップ50が配
設されたものが従来から知られている。
【0003】このようなドリップウェザーストリップ5
0は、図10に示すように、車体前方側の端末がドア5
4前方に位置するフロントフェンダ52の内側に延長さ
れていると共に、ドア54外周縁に密接する中空リップ
56及びシールリップ58を有し、これら両リップ5
6,58の間に、上記フロントフェンダ52の内側へと
連続するドリップ溝60が形成されている。このドリッ
プ溝60は、雨水等の水分をフロントフェンダ52の内
側から車体下方へ排出するものであり、上記ドリップウ
ェザーストリップ50の車体前方側の端末部において
は、このドリップ溝60が上記ドア54と上記フロント
フェンダ52との間に生じる隙間62を横切っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように構
成されたドリップウェザーストリップの端末構造におい
ては、上記隙間62の部分で上記ドリップ溝60が外部
に露出してしまうので、この部分を流れる水分が外気に
直接さらされてしまう。そのため、寒冷地等では、この
部分で水分が凍結しやすくなり、発生した氷によってド
ア54の開閉が阻害され、場合によってはドア54を破
損してしまう虞がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、請求項1に記載
の発明は、自動車のフロントピラー下端に配設され、端
部がフロントフェンダの内側へと延長されたドリップウ
ェザーストリップの端末構造であって、上記ドリップウ
ェザーストリップはドア外周縁に密接するシールリップ
を有し、該シールリップのドア開口部外周側に、上記フ
ロントフェンダの内側へと延長するドリップ溝が形成さ
れていると共に、上記ドアと上記フロントフェンダとの
間に生じる隙間が、上記ドリップ溝を横切っているドリ
ップウェザーストリップの端末構造において、上記ドア
と上記フロントフェンダとの間に位置する上記ドリップ
溝が、上記ドリップウェザーストリップに付帯成形され
た被覆部によって覆われていることを特徴としている。
これによって、ドリップ溝の、フロントフェンダとドリ
ップウェザーストリップとの間に生じる隙間を横切る部
分に外気が侵入しにくくなる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を図面に基づい
て詳細に説明する。
【0007】図1は自動車を斜め前方から見た斜視図で
ある。リアピラー2からルーフサイド部4を介してフロ
ントピラー6へと連続する車体のドア開口部の上縁に
は、ドア8閉時に車体とドア8外周縁との間をシールす
るゴム製のドリップウェザーストリップ10が配設され
ている。
【0008】このドリップウェザーストリップ10は、
図1のA部において、押出成形された押出成形部の車体
前方側の端末に後述する型成形部12が接続された構造
となっている。
【0009】図2に示すように、上記ドリップウェザー
ストリップ10の型成形部12は、フロントフェンダ1
4の内側へと連続し、かつ上記押出成形部と略同一形状
に形成された上辺部16と、上記上辺部16に接続さ
れ、上記フロントピラー6の下端より下方のドア開口部
に沿って配設された前辺部18と、からなっている。
【0010】この上辺部16は、ドア閉時にドア8外周
縁が密接する中空リップ20と、この中空リップ20よ
りもドア開口部内周側に位置し、ドア閉時には該中空リ
ップ20と共にドア8外周縁に密接するシールリップ2
2と、上記中空リップ20と上記シールリップ22とを
接続する底壁24と、からなっている。上記底壁24に
は、車体のドア開口部に設けられたフランジ部に嵌合す
るフランジ嵌合溝26が設けられている。
【0011】また、上記シールリップ22によって、該
シールリップ22のドア開口部外周側には、上記フロン
トフェンダ14の内側へと連続するドリップ溝28が形
成されている。このドリップ溝28は上記シールリップ
22と上記中空リップ20との間に位置し、ドリップウ
ェザーストリップ10内に侵入した雨水等の水分を上記
フロントフェンダ14の内側から車体下方へと排出す
る。
【0012】上記前辺部18は、車体の側面に沿った略
板状の基底部30と、上記基底部30に略直交するよう
に該基底部30から延出したパーティング部32とから
なり、全体として断面略L字形状に形成されている。
【0013】ここで、上記パーティング部32は、上記
フロントフェンダ14と上記ドア8との間に位置し、上
記上辺部16のシールリップ22に接続されている。そ
してドア閉時においては、上記フロントフェンダ14と
上記ドアとの間の隙間が、このパーティング部32によ
って埋められている。
【0014】一方、上記上辺部16においては、上記フ
ロントフェンダ14及び上記ドア8との間に生じた隙間
が上記ドリップ溝28を横切った状態となっている。
【0015】図3に示すように、上記フロントフェンダ
14と上記ドア8との間の隙間の部分、すなわち上記パ
ーティング部32が接続された部分のシールリップ22
の先端には、被覆部34がこのパーティング部32から
連続するように付帯成形されている。この被覆部34
は、先端が上記中空リップ20に近接しており、上記ド
リップ溝28は、この被覆部34によって外部に露出し
ないように覆われている。尚、上記被覆部34の先端と
上記中空リップ20との距離は、型成形可能な最小寸法
に設定されている。
【0016】また、この被覆部34は、図4に示すよう
に、矩形断面の一部が切欠かれた略階段状の断面形状を
有し、ドア閉時においては、この切欠きによって生じた
段差部36にドア8外周縁が収容されている。詳述する
と、上記被覆部34の車外側は、上記パーティング部3
2と略同幅に形成されているが、上記被覆部34の車内
側は、上記パーティング部32よりも広幅となってドア
8外周縁の内側に張り出しており、ドア閉時には、上記
段差部36で、上記被覆部34と上記ドア8外周縁とが
ラップした状態となる。
【0017】このように構成されたドリップウェザース
トリップ10の端末構造においては、ドリップ溝28
の、フロントフェンダ14とドア8との間に生じた隙間
を横切る部分が被覆部34によって覆われるので、この
部分を流れる雨水等の水分が外気によって冷却され、凍
結してしまうことを防止することができる。従って、ド
リップ溝28内に発生した氷が、ドア開閉時に、ドア8
外周縁に当たってしまう、いわゆるかじり現象が発生す
るのを防止することができ、ドア8が凍結した水分によ
って破損してしまうことを防止することができるまた、
上記被覆部34と上記ドア8外周縁とは、段差部36で
ラップしているので、上記ドリップ溝28が外部に露出
することを確実に防止することがで、ドリップ溝28内
の水分が外気によって冷却されるのを効果的に抑制する
ことができる。
【0018】以下、本発明の異なる実施例について説明
する。尚、上述した第1実施例と同一構成の部分につい
ては、同一の符号を付し説明を省略する。
【0019】図5〜図7に、本発明の第2実施例を示
す。
【0020】この第2実施例においては、ドリップ溝2
8の、フロントフェンダ14とドア8との間に生じた隙
間を横切る部分が、シールリップ22先端と中空リップ
20とに接続された被覆部40によって覆われている。
すなわち、上記ドリップ溝28の、上記ドア8と上記フ
ロントフェンダ14との間に位置する部分が、上記被覆
部40によって、中空状に形成されている。尚、上記被
覆部40はパーティング部32の幅に対してその全長が
長くなるよう設定されており、この被覆部40の両端部
は、上記フロントフェンダ14及び上記ドア8の内側に
それぞれ延長している。
【0021】このように構成された第2実施例において
も、フロントフェンダ14とドア8との隙間からドリッ
プ溝28が外部に露出することがないので、ドリップ溝
28内で水分が凍結するのを防止することができる。
【0022】次に、図8及び図9に、本発明の第3実施
例を示す。
【0023】この第3実施例においては、パーティング
部32よりも広幅で板状の被覆部42が、シールリップ
22の、フロントフェンダ14とドア8との間に位置す
る部分に付帯成形されている。この被覆部42は、ドリ
ップ溝28の開口幅と略同じ長さを有し、型成形部12
が型成形された後に接着剤によって中空リップ20に接
着される。
【0024】このように構成された第3実施例において
も、フロントフェンダ14とドア8との間からドリップ
溝28が外部に露出することがないので、ドリップ溝2
8内で水分が凍結するのを防止することができる。
【0025】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、ドリッ
プ溝の、フロントフェンダとドアとの間に位置する部分
が、被覆部によって覆われているので、この部分を流れ
る雨水等の水分が、外気によって冷却され凍結してしま
うことを防止することができ、ひいては、ドリップ溝内
に発生した氷が、ドアの開閉を阻害してドアを破損して
しまうことを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車を斜め前方から見た斜視図。
【図2】本発明に係るドリップウェザーストリップの端
末の斜視図。
【図3】図2のB−B線に沿った断面図。
【図4】図2のC−C線に沿った断面図。
【図5】本発明の第2実施例に係るドリップウェザース
トリップの端末の斜視図。
【図6】図5のD−D線に沿った断面図。
【図7】図5のE−E線に沿った断面図。
【図8】本発明の第3実施例に係るドリップウェザース
トリップの端末の斜視図。
【図9】図8のF−F線に沿った断面図。
【図10】従来のドリップウェザーストリップの端末の
斜視図。
【符号の説明】
8…ドア 14…フロントフェンダ 20…中空リップ 22…シールリップ 28…ドリップ溝 34…被覆部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のフロントピラー下端に配設さ
    れ、端部がフロントフェンダの内側へと延長されたドリ
    ップウェザーストリップの端末構造であって、上記ドリ
    ップウェザーストリップはドア外周縁に密接するシール
    リップを有し、該シールリップのドア開口部外周側に、
    上記フロントフェンダの内側へと延長するドリップ溝が
    形成されていると共に、上記ドアと上記フロントフェン
    ダとの間に生じる隙間が、上記ドリップ溝を横切ってい
    るドリップウェザーストリップの端末構造において、 上記ドアと上記フロントフェンダとの間に位置する上記
    ドリップ溝が、上記ドリップウェザーストリップに付帯
    成形された被覆部によって覆われていることを特徴とす
    るドリップウェザーストリップの端末構造。
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