JP4028978B2 - 車両用空調装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両室内温度を調節する車両用空調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の車両用空調装置としては、車室内前方から乗員上半身に向けて空気を吹き出すベント吹出口や、乗員の足下に向けて空気を吹き出すフット吹出口、さらに、フロントガラス内面に向けて空気を吹き出すデフロスタ吹出口が設けられている。
【0003】
これら空気の吹出口を乗員の要求に応じて切替えるために車両用空調装置のユニットケース内部には、モード切替ドアが配設されている。
【0004】
このモード切替ドアは、各吹出口にそれぞれ1枚ずつ配設され、または1枚のドアが2つの吹出口を開閉するために配設されている。
【0005】
これらのモード切替ドアはリンク構造によってモード切替操作部と連結され、乗員がモード切替操作部を操作することで空気の吹出口が切替えられる構造になっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来のモード切替ドアは、1枚のドアで各吹出口を開閉していたため、大風量状態でモードを切替える際に大きな操作力が必要であった。特に1枚の回動式の片持ちドアの場合は、風量による風圧の変化によってモード切替時の操作力を低減することが困難であった。
【0007】
そこで、本発明はかかる従来の課題に鑑みてなされたもので、空気の風量に影響を受けることなく、モード切替時の操作力を安定させることができる車両用空調装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明にあっては、ユニットケース内部に、空気が加熱される加熱器と、この加熱器を通過した空気と加熱器を通過しなかった空気が混合される混合路とを備えた車両用空調装置において、前記ユニットケース内部に配設されたモード切替部に、ベント吹出口とフット吹出口に連通する乗員向け連通路の入口と、この乗員向け連通路の入口を開閉する複数の回動式片持ちドアと、デフロスタ吹出口に連通するデフ連通路と、閉止部と支承部と連結部とからなる切替ドアとが設けられ、前記閉止部には、前記ベント吹出口、または前記フット吹出口を閉止しつつ、上流側に面し、空気の向きを変える偏向面が形成され、前記支承部は、該閉止部よりも前記乗員向け連通路の上流側に配設され、前記連結部は、前記閉止部と前記支承部とを連結し、前記複数の回動式片持ちドアの内の1枚がデフ連通路の入口部の開閉を行い、空気の流路を乗員向け連通路、またはデフ連通路に切替えるとともに、前記切替ドアが空気の吹出口を前記ベント吹出口、または前記フット吹出口に切替え、且つバイレベルモードでは、前記複数の回動式片持ちドアの内の1枚が前記乗員向け連通路の入口から上流側に開くように回動しつつ、前記切替ドアはベント吹出口とフット吹出口を開くように支承されたことを特徴とする。
【0009】
これにより、回動式の片持ちドアのそれぞれが小型化され、各ドアが空気によって受ける風圧が小さくなるので、モード切替操作部の操作力を低減することができる。
【0010】
また、回動式片持ちドアの内の1枚が空気の流路を乗員向け連通路、またはデフ連通路に切替えることでモード切替部の構成が簡素化されユニットケースを小型化・軽量化することができる。
【0012】
さらに、切替ドアが空気の吹出口をベント吹出口、またはフット吹出口に切替えることでモード切替部の構成が簡素化されユニットケースを小型化・軽量化することができる。
【0014】
加えて、切替ドアが吹出口を切替える際に、空気の流れを横切るように閉止部が移動するので、空気の風量によるモード切替操作部の操作力への影響を小さくすることができる。
【0015】
請求項2に記載の発明にあっては、請求項1に記載の車両用空調装置において、切替ドアの支承部に支承され、乗員向け連通路の入口の一部を開閉するように前記回動式片持ちドアが一体に形成されたことを特徴とする。
【0016】
これにより、請求項1の効果に加えて、切替ドアと回動式の片持ちドアの内の1枚が一体に形成されることで、モード切替部の構成が簡素化されてユニットケースを小型化・軽量化することができる。
【0017】
【発明の効果】
請求項1に記載の本発明によれば、回動式の片持ちドアのそれぞれが小型化され、空気によって受ける風圧が小さくなるので、モード切替操作部の操作力を低減することができる。
【0018】
また、回動式片持ちドアの内の1枚が空気の流路を乗員向け連通路、またはデフ連通路に切替えることでモード切替部の構成が簡素化されユニットケースを小型化・軽量化することができる。
【0019】
さらに、切替ドアが空気の吹出口をベント吹出口、またはフット吹出口に切替えることでモード切替部の構成が簡素化されユニットケースを小型化・軽量化することができる。
【0020】
加えて、切替ドアが吹出口を切替える際に、空気の流れを横切るように閉止部が移動するので、空気の風量によるモード切替操作部の操作力への影響を小さくすることができる。
【0021】
請求項2に記載の発明によれば、請求項1の効果に加えて、切替ドアと回動式の片持ちドアの内の1枚が一体に形成されることで、モード切替部の構成が簡素化されてユニットケースを小型化・軽量化することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を添付図面を参照して詳細に説明する。図1から図6は本発明の車両用空調装置の第1実施形態を示している。
【0023】
図1は車両用空調装置10の空調ユニット11の全体図である。図2〜図6は図1中のモード切替部30を各モードについて示した図である。
【0024】
本実施形態の車両用空調装置10のユニットケース11内には空気を冷却する冷却器13と空気を加熱する加熱器15が収納されている。
【0025】
また、ユニットケース11には、ユニットケース11内に空気を導入する空気導入部16と、導入された空気を冷却器13に送風する送風空気導入路と、冷却器13を通過した空気を2つに分配するエアミックスドア14と、エアミックスドア14で分配されて加熱器15を通過する一方の空気が送風される加熱通路18と、この加熱された一方の空気とエアミックスドア14で加熱器15をバイパスした他方の空気とを混合する混合路19とが配設されている。
【0026】
なお、空気導入部からユニットケース11内に導入された空気は、フィルタ12でゴミが取除かれてから冷却器13に送風される。
【0027】
空気の流路は、混合路19の下流でデフ連通路20と乗員向け連通路21に分岐され、デフ連通路20はデフロスタ吹出口22に通じている。また、乗員向け連通路21はベント吹出口23と、フット吹出口24に通じている。
【0028】
モード切替部30は、混合路19に送風されて温度が均一になった空気を乗員の要求の応じて各吹出口に配風するドア構造で、混合路19の下流側に配設されている。
【0029】
また、モード切替部30は、回動式の第1片持ちドア31と、第2片持ちドア32、および切替ドア33からなり、第1、第2片持ちドア31、32は乗員向け連通路21の入口26を開閉するように配設されている。
【0030】
第1片持ちドア31は、入口26を全開にした状態で、デフ連通路20の入口26を全閉にするようになっている。
【0031】
さらに、切替ドア33は空気の吹出口をベント吹出口23、またはフット吹出口24とリヤ吹出口25に切替えるように第1、第2片持ちドア31、32の下流側で乗員向け連通路21内に配設されている。
【0032】
切替ドア33は回動自在に支承する支承部34と各吹出口23、24、25を閉止する閉止部36と、支承部34と閉止部36を連結する連結部35からなる。
【0033】
切替ドア33は、支承部34が閉止部36よりも乗員向け連通路21の上流側に位置するように乗員向け連通路21の両側壁内面で支承されるように配設されている。
【0034】
連結部35は、略扇形で形成され扇の要に相当する部分が支承部34と結合され、円弧部分が閉止部36と結合されている。
【0035】
閉止部36は、連結部35の円弧形状に沿って車体左右方向に延びる円筒曲面の一部で形成され、車体左右方向の両端部で連結部35に結合されている。
【0036】
また、閉止部36は、ベント吹出口23、またはフット吹出口24とリヤ吹出口25を閉止しつつ、閉止部36の上流側に面した内周面が空気の流れの向きを変える偏向面37を兼ねている。
【0037】
つまり、切替ドア33がベント吹出口23を閉じた状態では、第1片持ちドア31が開いている入口26上部から乗員向け連通路に導入された空気は、閉止部36の偏向面37で向きを変えられてフット吹出口24とリヤ吹出口25へ送風される。
【0038】
また、切替ドア33がフット吹出口24とリヤ吹出口25を閉じた状態では、第2片持ちドア32が開いている入口26下部から乗員向け連通路に導入された空気は、閉止部36の偏向面37で向きを変えられてベント吹出口23へ送風される。
【0039】
次に、各送風モードでの運転状態について説明する。
【0040】
図1には、最大冷房運転状態におけるベントモードでの各ドア位置が示され、ベント吹出口23を通じて車室内へ空気が送風される。
【0041】
ベントモードでは、第1片持ちドア31が乗員向け連通路21の入口26上部を全開にしつつ、デフ連通路20を全閉にする位置に支持され、第2片持ちドア32が乗員向け連通路21の入口26下部を全開にするように支持されている。また、切替ドア33はベント吹出口23を全開にし、フット吹出口24とリヤ吹出口25を閉止するように回動域の下端部で支持されている。
【0042】
空気導入部からユニットケース11内に導入された空気は、送風空気導入路を通じてフィルタ12に送風される。空気は、フィルタ12でゴミが取除かれて冷却器13に送風される。
【0043】
本実施形態は冷房運転状態なので、空気は加熱器15で熱の授受を行わずに通過する。
【0044】
なお、冷房運転状態では冷却器13内部に冷媒が循環されるので、空気と熱の授受が行われて、空気が冷却され、空気中の水蒸気が凝縮して結露し、空気の湿度が下がる。
【0045】
冷却器13を通過した空気は、エアミックスドア14によって加熱器15をバイパスし、ドア上方の冷風側出口を通じて、第1、第2片持ちドア31、32によって全開にされた乗員向け連通路21の入口26に送風される。
【0046】
入口26の上部から乗員向け連通路21に送られた空気はそのままベント吹出口23へ送風される。入口の下部から乗員向け連通路21に送られた空気は、切替ドア33の偏向面37に沿って流れる間に向きが変えられ、ベント吹出口23へ送風される。
【0047】
なお、図1では最大冷房運転状態でのエアミックスドア14の位置が示されているが、最大暖房運転状態ではエアミックスドア14がドア下方の温風側出口を開け、ドア上方の冷風側出口を閉じる位置に支持されるため、空気は加熱器15を通過し加熱された状態で混合路19に送風される。モード切替部30の各ドアは図1の状態のまま支持され、冷房運転時と同様の通風経路でベント吹出口23から車室内に送風される。
【0048】
図2には、最大暖房運転状態におけるフットモードでの各ドア位置が示され、フット吹出口24とリヤ吹出口25を通じて車室内へ空気が送風される。
【0049】
フットモードでは、第1片持ちドア31が乗員向け連通路21の入口26上部を全開にしつつ、デフ連通路20を全閉にする位置に支持され、第2片持ちドア32が乗員向け連通路21の入口26下部を全開にするように支持されている。また、切替ドア33はベント吹出口23を閉止し、フット吹出口24とリヤ吹出口25を全開にするように回動域の上端部で支持されている。
【0050】
暖房運転時のフットモードでは、空気導入部から導入された空気が、加熱通路18を通じて混合路に送風される。
【0051】
混合路19に送られた空気は、第1、第2片持ちドア31、32によって全開にされた乗員向け連通路21の入口26に送風される。
【0052】
入口26上部から乗員向け連通路21に送られた空気は、切替ドア33の偏向面37に沿って流れる間に向きが変えられ、フット吹出口24、リヤ吹出口25へ送風される。入口26下部から乗員向け連通路21に送られた空気はそのままフット吹出口24、リヤ吹出口25へ送風される。
【0053】
なお、図2では暖房運転状態でのエアミックスドア14の位置が示されているが、冷房運転状態ではエアミックスドア14がドア上方の冷風側出口を開け、ドア下方の温風側出口を閉じる位置に支持されるため、空気は加熱器15をバイパスし冷却された状態で混合路19に送風される。モード切替部30の各ドアは図2の状態のまま支持され、暖房運転時と同様の通風経路でフット吹出口24とリヤ吹出口25から車室内に送風される。
【0054】
図3には、暖房運転状態におけるデフロスタモードでの各ドア位置が示され、デフロスタ吹出口22を通じて車室内へ空気が送風される。
【0055】
デフロスタモードでは、第1、第2片持ちドア31、32がともに、乗員向け連通路21の入口26を閉止し、混合路19に送風された空気の全てがデフ連通路20を通じてデフロスタ吹出口22から車室内に送風される。なお、デフロスタモードでは、乗員向け連通路21に空気が送風されないので、切替ドア33は回動域のどの位置にあっても問題ない。
【0056】
また、デフロスタモードでは、最大暖房運転、最大冷房運転、および温度調節運転などの運転状態を問わず、第1、第2片持ちドア31、32がともに、乗員向け連通路21の入口26を閉止し、空気の全てがデフ連通路20を通じてデフロスタ吹出口22から車室内に送風される。
【0057】
図4には、温度調節運転状態におけるベントモードでの各ドア位置が示され、ベント吹出口23を通じて車室内へ空気が送風される。
【0058】
温度調節運転のベントモードでは、第1片持ちドア31が乗員向け連通路21の入口26上部を全開にしつつ、デフ連通路20を全閉にする位置に支持され、第2片持ちドア32が乗員向け連通路21の入口26下部を閉止にするように支持されている。また、切替ドア33はベント吹出口23を全開にし、フット吹出口24とリヤ吹出口25を閉止するように回動域の下端部で支持されている。
【0059】
空気導入部から導入された空気は、送風空気導入路を通じて冷却器13に送風される。
【0060】
本実施形態は温度調節運転状態なので、冷却器13を通過した空気は、エアミックスドア14によってドア上方の冷風側出口と、ドア下方の温風側出口とに送風される。
【0061】
ドア上方の冷風側出口に送風された空気は、混合路19に送風され、ドア下方の温風側出口に送風された空気は、加熱器15で加熱され、加熱通路18を通じて混合路19に送られる。
【0062】
混合路19に送風された両空気は、混合路19から入口26上部を通じて乗員向け連通路21を通過する間に均一温度になるよう十分に混合されて、ベント吹出口23から車室内に送風される。
【0063】
図5には、温度調節運転状態におけるフットモードでの各ドア位置が示され、フット吹出口24とリヤ吹出口25を通じて車室内へ空気が送風される。
【0064】
温度調節運転のフットモードでは、第1片持ちドア31が乗員向け連通路21の入口26の上部を全開にしつつ、デフ連通路20を全閉にする位置に支持され、第2片持ちドア32が乗員向け連通路21の入口26下部を閉止にするように支持されている。また、切替ドア33はベント吹出口23を閉止し、フット吹出口24とリヤ吹出口25を全開にするように回動域の上端部で支持されている。
【0065】
本実施形態は温度調節運転状態なので、冷却器13を通過した空気は、エアミックスドア14によってドア上方の冷風側出口と、ドア下方の温風側出口とに送風される。
【0066】
ドア上方の冷風側出口に送風された空気は、混合路19に送風され、ドア下方の温風側出口に送風された空気は、加熱器15で加熱され、加熱通路18を通じて混合路19に送られる。
【0067】
混合路19に送風された両空気は、混合路19から入口26上部を通じて切替ドア33の偏向面37に沿って向きが変えられながら乗員向け連通路21を通過する間に均一温度になるよう十分に混合されて、フット吹出口24から車室内に送風される。
【0068】
図6には、温度調節運転状態におけるバイレベルモードでの各ドア位置が示されている。
【0069】
温度調節運転のバイレベルモードでは、第1片持ちドア31が乗員向け連通路21の入口26上部を全開にしつつ、デフ連通路20を全閉にする位置に支持され、第2片持ちドア32が乗員向け連通路21の入口26下部を開くように支持されている。
【0070】
また、切替ドア33はベント吹出口23および、フット吹出口24とリヤ吹出口25を開くように回動域の略中央部で支持されている。
【0071】
本実施形態は温度調節運転状態なので、冷却器13を通過した空気は、エアミックスドア14によってドア上方の冷風側出口と、ドア下方の温風側出口とに送風される。
【0072】
ドア上方の冷風側出口に送風された空気は、混合路19に送風され、ドア下方の温風側出口に送風された空気は、加熱器15で加熱され、加熱通路18を通じて混合路19に送られる。
【0073】
ドア上方の冷風側出口から混合路19に送風された空気は、主に入口26上部から乗員向け連通路21に送風され、一部が入口26下部から乗員向け連通路21に送風される。
【0074】
加熱通路18を通じて混合路に送風された空気は、主に入口26下部から乗員向け連通路21に送風され、一部が入口26上部から乗員向け連通路21に送風される。
【0075】
入口26上部に送風された両空気は、乗員向け連通路21を通過する間に均一温度になるよう十分に混合されて、ベント吹出口23から車室内に送風されるとともに、一部が切替ドア33の偏向面に沿って向けを変えられて、フット吹出口とリヤ吹出口から車室内に送風される。
【0076】
また、入口26下部に送風された両空気は、乗員向け連通路21を通過する間に均一温度になるよう十分に混合されて、フット吹出口24とリヤ吹出口から車室内に送風されるとともに、一部が切替ドア33の偏向面に沿って向けを変えられて、ベント吹出口から車室内に送風される。
【0077】
これにより、ベント吹出口23からの空気温度は低めに、フット吹出口からの空気の温度は高めに温度差をつけることができるため、頭部を涼しく、脚部を暖かくすることで、快適な車室内温度環境を提供することができる。
【0078】
また、回動式の片持ちドアのそれぞれが小型化され、空気によって受ける風圧が小さくなるので、モード切替操作部の操作力を低減することができる。
【0079】
さらに、回動式片持ちドアの内の1枚が空気の流路を乗員向け連通路、またはデフ連通路に切替えることでモード切替部の構成が簡素化されユニットケースを小型化・軽量化することができる。
【0080】
切替ドアが空気の吹出口をベント吹出口、またはフット吹出口に切替えることでモード切替部の構成が簡素化されユニットケースを小型化・軽量化することができる。
【0081】
切替ドアが吹出口を切替える際に、空気の流れを横切るように閉止部が移動するので、空気の風量によるモード切替操作部の操作力への影響を小さくすることができる。
【0082】
図7から図10は、本発明の車両用空調装置の第2実施形態を示している。
【0083】
図7は車両用空調装置10aの空調ユニット11aの全体図である。図8〜図10は図7中のモード切替部30aを各モードについて示した図である。
【0084】
本実施形態の車両用空調装置10aのユニットケース11a内には空気を冷却する冷却器13と空気を加熱する加熱器15が収納されている。
【0085】
また、ユニットケース11aには、ユニットケース11a内に空気を導入する空気導入部と、導入された空気を冷却器13に送風する送風空気導入路と、冷却器13を通過した空気を2つに分配するエアミックスドア14と、エアミックスドア14で分配されて加熱器15を通過する一方の空気が送風される加熱通路18と、この加熱された一方の空気とエアミックスドア14で加熱器15をバイパスした他方の空気とを混合する混合路19とが配設されている。
【0086】
なお、空気導入部からユニットケース11a内に導入された空気は、フィルタ12でゴミが取除かれてから冷却器13に送風される。
【0087】
空気の流路は、混合路19の下流でデフ連通路20と乗員向け連通路21に分岐され、デフ連通路20はデフロスタ吹出口22に通じている。また、乗員向け連通路21はベント吹出口23と、フット吹出口24に通じている。
【0088】
モード切替部30は、混合路19に送風されて温度が均一になった空気を乗員の要求の応じて各吹出口に配風するドア構造で、混合路19の下流側に配設されている。
【0089】
また、モード切替部30は、回動式の片持ちドア31aと、切替ドア33aからなり、片持ちドア31aと切替ドア33aは乗員向け連通路21の入口26を開閉するように配設されている。
【0090】
片持ちドア31aは、入口26上部を全開にした状態で、デフ連通路20の入口26を全閉にするようになっている。
【0091】
切替ドア33aは空気の吹出口をベント吹出口23、またはフット吹出口24とリヤ吹出口25に切替えつつ、入口26下部の開閉を行うように配設されている。
【0092】
また、切替ドア33aは回動自在に支承する支承部34aと各吹出口23、24、25を閉止する閉止部36aと、支承部34aと閉止部36aを連結する連結部35a、および支承部34aに支持され入口26を開閉するように設けられた片持ちドア部32aからなる。
【0093】
切替ドア33aは、支承部34aが閉止部36aよりも乗員向け連通路21の上流側に位置するように乗員向け連通路21の両側壁内面で支承されるように配設されている。
【0094】
連結部35aは、略扇形で形成され扇の要に相当する部分が支承部34aと結合され、円弧部分が閉止部36aと結合されている。
【0095】
閉止部36aは、連結部35aの円弧形状に沿って車体左右方向に延びる円筒曲面の一部で形成され、車体左右方向の両端部で連結部35aに結合されている。
【0096】
また、閉止部36aは、ベント吹出口23、またはフット吹出口24とリヤ吹出口25を閉止しつつ、閉止部36aの上流側に面した内周面が空気の流れの向きを変える偏向面37aを兼ねている。
【0097】
さらに、閉止部36aが回動域上端でベント吹出口23を閉止した状態で切替ドア33aと一体に形成された片持ちドア部32aが入口26下部を閉止し、閉止部36aが回動域下端でフット吹出口24とリヤ吹出口25を閉止した状態で片持ちドア部32aが入口26下部を全開にするように切替ドア33aは配設されている。
【0098】
つまり、切替ドア33aがベント吹出口23を閉じた状態では、片持ちドア31aが開いている入口26上部から乗員向け連通路に導入された空気が、閉止部36aの偏向面37aで向きを変えられてフット吹出口24とリヤ吹出口25へ送風される。
【0099】
また、切替ドア33aがフット吹出口24とリヤ吹出口25を閉じた状態では、片持ちドア部32aが開いている入口26下部から乗員向け連通路に導入された空気が、閉止部36aの偏向面37aで向きを変えられてベント吹出口23へ送風される。
【0100】
次に、各送風モードでの運転状態について説明する。
【0101】
図7には、ベントモードでの各ドア位置が示され、ベント吹出口23を通じて車室内へ空気が送風される。
【0102】
ベントモードでは、片持ちドア31aが乗員向け連通路21の入口26上部を全開にしつつ、デフ連通路20を全閉にする位置に支持されている。また、切替ドア33aの片持ちドア部32aが乗員向け連通路21の入口26下部を全開にし、閉止部36aがフット吹出口24とリヤ吹出口25を閉止するように支持されている。
【0103】
空気導入部からユニットケース11a内に導入された空気は、送風空気導入路を通じてフィルタ12に送風される。空気は、フィルタ12でゴミが取除かれて冷却器13に送風される。
【0104】
本実施形態は冷房運転状態なので、空気は加熱器15で熱の授受は行われない。
【0105】
なお、冷房運転状態では冷却器13内部に冷媒が循環されるので、空気と熱の授受が行われて、空気が冷却され、空気中の水蒸気が凝縮して結露し、空気の湿度が下げられる。
【0106】
冷却器13を通過した空気は、エアミックスドア14によってドア上方の冷風側出口を通じて加熱器15をバイパスして送風され、片持ちドア31a、と片持ちドア部32aによって全開にされた乗員向け連通路21の入口26に送風される。
【0107】
入口26上部から乗員向け連通路21に送られた空気はそのままベント吹出口23へ送風される。入口26下部から乗員向け連通路21に送られた空気は、切替ドア33aの偏向面37aに沿って流れる間に向きが変えられ、ベント吹出口23へ送風される。
【0108】
なお、図7では冷房運転状態でのエアミックスドア14の位置が示されているが、暖房運転、冷房運転、および温度調節運転などの運転状態を問わず、混合路19に送風された空気の全てが上記通風経路を辿ってベント吹出口23から車室内に送風される。
【0109】
図8には、フットモードでの各ドア位置が示され、フット吹出口24とリヤ吹出口25を通じて車室内へ空気が送風される。
【0110】
フットモードでは、片持ちドア31aが乗員向け連通路21の入口26上部を全開にしつつ、デフ連通路20を全閉にする位置に支持されている。また、切替ドア33aの片持ちドア部32aが乗員向け連通路21の入口26下部を閉止するように支持され、閉止部36aはベント吹出口23を閉止し、フット吹出口24とリヤ吹出口25を全開にするように支持されている。
【0111】
また、フットモードでは、空気導入部から導入された空気が、加熱通路18を通じて混合路に送風されるまでの経路は、各運転状態において、第1実施形態と同様である。
【0112】
混合路19に送られた空気は、片持ちドア31aによって全開にされた乗員向け連通路21の入口26上部に送風される。
【0113】
入口26上部から乗員向け連通路21に送られた空気は、切替ドア33aの偏向面37aに沿って流れる間に向きが変えられ、フット吹出口24、リヤ吹出口25へ送風される。
【0114】
なお、暖房運転、冷房運転、および温度調節運転などの運転状態を問わず、混合路19に送風された空気は、上記通風経路を辿って、フット吹出口24、リヤ吹出口25から車室内に送風される。
【0115】
図9には、デフロスタモードでの各ドア位置が示され、デフロスタ吹出口22を通じて車室内へ空気が送風される。
【0116】
デフロスタモードでは、片持ちドア31aと片持ちドア部32aがともに、乗員向け連通路21の入口26を閉止し、混合路19に送風された空気の全てがデフ連通路20を通じてデフロスタ吹出口22から車室内に送風される。
【0117】
また、デフロスタモードでも、空気導入部から導入された空気が、加熱通路18を通じて混合路19に送風されるまでの経路は、各運転状態において、第1実施形態と同様である。
【0118】
なお、暖房運転、冷房運転、および温度調節運転などの運転状態を問わず、混合路19に送風された空気は、上記通風経路を辿って、デフロスタ吹出口22から車室内に送風される。
【0119】
図10には、バイレベルモードでの各ドア位置が示されている。
【0120】
バイレベルモードでは、片持ちドア31aが乗員向け連通路21の入口26上部を全開にしつつ、デフ連通路20を全閉にする位置に支持され、片持ちドア部32aが乗員向け連通路21の入口26下部を開きつつ、閉止部36aがベント吹出口23および、フット吹出口24とリヤ吹出口25を開くように回動域の略中央部で支持されている。
【0121】
混合路19に送られた空気は、乗員向け連通路21の入口26に送風される。
【0122】
入口26上部から乗員向け連通路21に送られた空気は、ベント吹出口23へ送風される風と、切替ドア33aの偏向面37aに沿って流れ、フット吹出口24、リヤ吹出口25へ送風される風に分けられる。
【0123】
また、バイレベルモードでも、空気導入部から導入された空気が、加熱通路18を通じて混合路に送風されるまでの経路は、各運転状態において、第1実施形態と同様である。
【0124】
たとえば、温度調節運転状態では、冷却器13を通過した空気は、エアミックスドア14によってドア上方の冷風側出口と、ドア下方の温風側出口とに送風される。
【0125】
ドア上方の冷風側出口に送風された空気は、混合路19に送風され、ドア下方の温風側出口に送風された空気は、加熱器15で加熱され、加熱通路18を通じて混合路19に送られる。
【0126】
ドア上方の冷風側出口から混合路19に送風された空気は、主に入口26上部から乗員向け連通路21に送風され、一部が入口26下部から乗員向け連通路21に送風される。
【0127】
加熱通路18を通じて混合路に送風された空気は、主に入口26下部から乗員向け連通路21に送風され、一部が入口26上部から乗員向け連通路21に送風される。
【0128】
入口26上部に送風された両空気は、乗員向け連通路21を通過する間に均一温度になるよう十分に混合されて、ベント吹出口23から車室内に送風されるとともに、一部が切替ドア33aの偏向面に沿って向けを変えられて、フット吹出口とリヤ吹出口から車室内に送風される。
【0129】
また、入口26下部に送風された両空気は、乗員向け連通路21を通過する間に均一温度になるよう十分に混合されて、フット吹出口24とリヤ吹出口から車室内に送風されるとともに、一部が切替ドア33aの偏向面に沿って向けを変えられて、ベント吹出口から車室内に送風される。
【0130】
これにより、温度調節運転時にベント吹出口23からの空気温度は低めに、フット吹出口からの空気の温度は高めに温度差をつけることができるため、頭部を涼しく、脚部を暖かくすることで、快適な車室内温度環境を提供することができる。
【0131】
なお、暖房運転、冷房運転、および温度調節運転などの運転状態を問わず、混合路19に送風された空気は、上記通風経路を辿って、ベント吹出口23、およびフット吹出口24とリヤ吹出口25から車室内に送風される。
【0132】
回動式の片持ちドアのそれぞれが小型化され、空気によって受ける風圧が小さくなるので、モード切替操作部の操作力を低減することができる。
【0133】
また、回動式片持ちドアの内の1枚が空気の流路を乗員向け連通路、またはデフ連通路に切替えることでモード切替部の構成が簡素化されユニットケースを小型化・軽量化することができる。
【0134】
切替ドアが空気の吹出口をベント吹出口、またはフット吹出口に切替えることでモード切替部の構成が簡素化されユニットケースを小型化・軽量化することができる。
【0135】
切替ドアが吹出口を切替える際に、空気の流れを横切るように閉止部が移動するので、空気の風量によるモード切替操作部の操作力への影響を小さくすることができる。
【0136】
切替ドアと回動式の片持ちドアの内の1枚が一体に形成されることで、モード切替部の構成が簡素化されてユニットケースを小型化・軽量化することができる。
【0137】
図11は、本発明の車両用空調装置の第3実施形態を示しており、車両用空調装置10bの空調ユニット11bの全体図である。
【0138】
第1実施形態と大きく異なる点は、第1実施形態では乗員向け連通路21の入口を開閉するドアは第1、第2片持ちドアの2枚であったが、本実施形態では第1〜第3片持ちドア31b、31c、31dの3枚であり、さらにこの3枚のドア31b、31c、31dが同時に同様の動きをするようにリンク構造によって連携されている点である。
【0139】
ベントモードでは、第1〜第3片持ちドア31b、31c、31dを全開にしつつ、デフ連通路20を閉止し、切替ドア33bを回動域の下端に支持して、混合路19に送風された空気を全てベント吹出口23を通じて車室内に送風する。
【0140】
フットモードでは、第1〜第3片持ちドア31b、31c、31dを全開にしつつ、デフ連通路20を閉止し、切替ドア33bを回動域の上端に支持して、混合路19に送風された空気を全てフット吹出口24とリヤ吹出口25を通じて車室内に送風する。
【0141】
デフロスタモードでは、第1〜第3片持ちドア31b、31c、31dを閉止しつつ、デフ連通路20を全開にし、混合路19に送風された空気を全てデフロスタ吹出口22を通じて車室内に送風する。
【0142】
バイレベルモードでは、第1〜第3片持ちドア31b、31c、31dを全開にしつつ、デフ連通路20を閉止し、切替ドア33bを回動域の略中央部に支持して、混合路19に送風された空気をベント吹出口23、およびフット吹出口24とリヤ吹出口25を通じて車室内に送風する。
【0143】
これにより、回動式の片持ちドアのそれぞれが小型化され、空気によって受ける風圧が小さくなるので、モード切替操作部の操作力を低減することができる。
【0144】
また、回動式片持ちドアの内の1枚が空気の流路を乗員向け連通路、またはデフ連通路に切替えることでモード切替部の構成が簡素化されユニットケースを小型化・軽量化することができる。
【0145】
切替ドアが空気の吹出口をベント吹出口、またはフット吹出口に切替えることでモード切替部の構成が簡素化されユニットケースを小型化・軽量化することができる。
【0146】
切替ドアが吹出口を切替える際に、空気の流れを横切るように閉止部が移動するので、空気の風量によるモード切替操作部の操作力への影響を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す車両用空調装置の最大冷房運転状態でのベントモードの空気流通経路を示す断面図である。
【図2】本発明の第1実施形態を示す車両用空調装置の最大暖房運転状態でのフットモードの空気流通経路を示す要部断面図である。
【図3】本発明の第1実施形態を示す車両用空調装置のデフロスタモードの空気流通経路を示す要部断面図である。
【図4】本発明の第1実施形態を示す車両用空調装置の温度調節運転状態でのベントモードの空気流通経路を示す断面図である。
【図5】本発明の第1実施形態を示す車両用空調装置の温度調節運転状態でのフットモードの空気流通経路を示す断面図である。
【図6】本発明の第1実施形態を示す車両用空調装置のバイレベルモードの空気流通経路を示す要部断面図である。
【図7】本発明の第2実施形態を示す車両用空調装置のベントモードの空気流通経路を示す断面図である。
【図8】本発明の第2実施形態を示す車両用空調装置のフットモードの空気流通経路を示す要部断面図である。
【図9】本発明の第2実施形態を示す車両用空調装置のデフロスタモードの空気流通経路を示す要部断面図である。
【図10】本発明の第2実施形態を示す車両用空調装置のバイレベルモードの空気流通経路を示す要部断面図である。
【図11】本発明の第3実施形態を示す車両用空調装置の空気流通経路を示す断面図である。
【符号の説明】
10 車両用空調装置
11 ユニットケース
15 加熱器
19 混合路
20 デフ連通路
21 乗員向け連通路
23 乗員向け吹出口(ベント吹出口)
24 乗員向け吹出口(フット吹出口)
25 乗員向け吹出口(リヤ吹出口)
26 乗員向け吹出口の入口
30 モード切替部
31 回動式片持ちドア(第1片持ちドア)
32 回動式片持ちドア(第2片持ちドア)

Claims (2)

  1. ユニットケース(11)内部に、空気が加熱される加熱器(15)と、この加熱器(15)を通過した空気と加熱器(15)を通過しなかった空気が混合される混合路(19)とを備えた車両用空調装置において、
    前記ユニットケース(11)内部に配設されたモード切替部(30)に、
    ベント吹出口(23)とフット吹出口(24)に連通する乗員向け連通路(21)の入口(26)と、
    この乗員向け連通路(21)の入口(26)を開閉する複数の回動式片持ちドア(31、32、31a、32a)と、
    デフロスタ吹出口(22)に連通するデフ連通路(20)と、
    閉止部(36)と支承部(34)と連結部(35)とからなる切替ドア(33)とが設けられ、
    前記閉止部(36)には、前記ベント吹出口(23)、または前記フット吹出口(24)を閉止しつつ、上流側に面し、空気の向きを変える偏向面が形成され、
    前記支承部(34)は、該閉止部(36)よりも前記乗員向け連通路(21)の上流側に配設され、
    前記連結部(35)は、前記閉止部(36)と前記支承部(34)とを連結し、
    前記複数の回動式片持ちドア(31、32、31a、32a)の内の1枚(31)がデフ連通路(20)の入口部の開閉を行い、空気の流路を乗員向け連通路(21)、またはデフ連通路(20)に切替えるとともに、
    前記切替ドア(33)が空気の吹出口を前記ベント吹出口(23)、または前記フット吹出口(24)に切替え、
    且つバイレベルモードでは、前記複数の回動式片持ちドア(31、32、31a、32a)の内の1枚(31)が前記乗員向け連通路(21)の入口(26)から上流側に開くように回動しつつ、前記切替ドア(33)はベント吹出口(23)とフット吹出口(24)を開くように支承されたことを特徴とする車両用空調装置。
  2. 請求項1記載の車両用空調装置において、
    前記切替ドア(33a)の支承部(34a)に支承され、乗員向け連通路(21)の入口の一部を開閉するように前記回動式片持ちドア(32a)が一体に形成されたことを特徴とする車両用空調装置。
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