JP4027001B2 - 情報端末を用いたアウトソーシングシステム及び方法並びに訪問介護看護システム - Google Patents

情報端末を用いたアウトソーシングシステム及び方法並びに訪問介護看護システム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報端末を用いたアウトソーシングシステム及びアウトソーシング方法並びに訪問介護看護システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、病院又は福祉施設など(以下「施設」という)において、病人又は老人(以下「患者」という)の看護又は介護(以下「看護」という)が行われ、又はその管理が行われている。患者の看護は、施設において行われることが多いが、患者の状態又は環境によっては患者の自宅又は居所(以下「自宅」という)を訪問することによって行われる。
【0003】
従来において、訪問看護を実施するに当たって、看護者(訪問者)は自分の担当する患者のカルテを持ち歩く。訪問先において、該当する患者のカルテを見て前回までの患者の状態を確認し、今回における患者の状態の変化を観察し、必要な介護を行った後、看護の結果をカルテに記録する。
【0004】
看護者は、訪問を終えて施設に帰ってきた後で、カルテに記録した内容をコンピュータに入力し、データベースとして貯える作業を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上のように、従来においては、看護者はカルテを持ち歩き、前回までの患者の情報をカルテから取得し、今回の患者の情報をカルテに記録し、カルテの内容を改めて入力してデータベースに格納していた。
【0006】
そのため、それらの作業に多くの時間と労力を要するとともに、訪問先において患者についての十分な情報を入手することができないという問題があった。
また、訪問看護を実施するそれぞれの施設において、患者情報の管理のためのコンピュータシステムを設置する必要があり、アプリケーションの開発、メンテナンスの実施などそれぞれ個別に行う必要があった。
【0007】
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたもので、看護者などが訪問先において患者などについての十分な情報を入手することができ、患者情報などの入力を容易に行うことができ、システムのメンテナンスなどに手間を要さないアウトソーシングシステム及び方法並びに訪問介護看護システムを提供することを目的とする。
【0009】
請求項1の発明に係るシステムは、患者の介護若しくは看護又はその管理を行う複数のユーザにそれぞれ設置されたクライアント端末と、通信回線を介し前記クライアント端末に対して情報を送信するサービス部門に設置されたサーバと、通信回線を介して前記サーバにアクセス可能であっていずれかのユーザに所属し又はユーザと契約した訪問者がそれぞれ携帯する情報端末とを有し、前記情報端末は、前記サーバに対して、当該情報端末に割り当てられた識別情報である第1の識別情報及び当該情報端末の携帯者を識別するための第2の識別情報を送信すること、前記サーバに対して介護又は看護の実施内容に関する情報及び当該患者の状態に関する情報を送信すること、当該介護又は看護を受けた患者が当該実施内容を確認し且つ当該患者のパスワードを入力するための画面を表示すること、及び入力された当該パスワードを前記サーバに対して送信することが可能であり、前記サーバには、前記情報端末からのアクセスに対して、それぞれの情報端末から送信される少なくとも第1の識別情報に応じ入力画面情報及び表示出力情報を送信するための第1の処理手段と、前記情報端末から前記第1の識別情報、前記介護又は看護の実施内容に関する情報及び前記患者の状態に関する情報が送信されてきたときに、当該情報端末の第1の識別情報及び前記第1の識別情報とユーザとの対応関係に基づいて当該情報端末がいずれのユーザに所属するのかを判別し、判別されたユーザに対応して予め設定されたプログラムにしたがって前介護又は看護の実施内容に関する情報及び前記患者の状態に関する情報を処理し、処理された情報を前記判別されたユーザに設置されたクライアント端末に送信するための第2の処理手段と、前記介護又は看護の実施内容に関する情報及び前記患者の状態に関する情報を少なくとも格納する記憶手段と、が設けられ、それぞれの前記クライアント端末には、前記サーバから受信した情報を出力する出力手段が設けられてなる。
【0010】
請求項2の発明に係るシステムは、患者の介護若しくは看護又はその管理を行う複数のユーザにそれぞれ設置されたクライアント端末と、通信回線を介し前記クライアント端末に対して情報を送信するサービス部門に設置されたサーバと、通信回線を介して前記サーバにアクセス可能であっていずれかのユーザと契約した患者宅に設置される情報端末とを有し、前記情報端末は、前記サーバに対して当該情報端末に割り当てられた識別情報である第1の識別情報及び患者を訪問した訪問者を識別するための第2の識別情報を送信すること、前記サーバに対して介護又は看護の実施内容に関する情報及び当該患者の状態に関する情報を送信すること、当該介護又は看護を受けた患者が当該実施内容を確認し且つ当該患者のパスワードを入力するための画面を表示すること、及び入力された当該パスワードを前記サーバに対して送信することが可能であり、前記サーバには、前記情報端末からのアクセスに対して、それぞれの情報端末から送信される少なくとも第1の識別情報に応じ入力画面情報及び表示出力情報を送信するための第1の処理手段と、前記情報端末から前記第1の識別情報、前記介護又は看護の実施内容に関する情報及び前記患者の状態に関する情報が送信されてきたときに、当該情報端末の第1の識別情報及び前記第1の識別情報とユーザとの対応関係に基づいて当該情報端末がいずれのユーザに所属するのかを判別し、判別されたユーザに対応して予め設定されたプログラムにしたがって前介護又は看護の実施内容に関する情報及び前記患者の状態に関する情報を処理し、処理された情報を前記判別されたユーザに設置されたクライアント端末に送信するための第2の処理手段と、前記介護又は看護の実施内容に関する情報及び前記患者の状態に関する情報を少なくとも格納する記憶手段と、が設けられ、それぞれの前記クライアント端末には、前記サーバから受信した情報を出力する出力手段が設けられてなる。
【0011】
請求項の発明に係るシステムでは、前記第1の処理手段は、前記情報端末から送信される第2の識別情報及び患者識別情報に応じて、前記患者識別情報で識別される患者の前記介護又は看護の実施内容に関する情報及び前記患者の状態に関する情報を、前記記憶手段から読み出して前記情報端末に送信する。
【0012】
請求項の発明に係るシステムでは、前記情報端末は、前記サーバから送信される入力画面情報に基づいて人体模型図を表示することが可能であり、当該情報端末の操作により前記人体模型図における特定の部分を指定することによって、人体の特定の部位を患者の状態に関する情報として入力することが可能である。
【0013】
請求項5の発明に係るサーバは、患者の介護若しくは看護又はその管理を行う複数のユーザにそれぞれ設置されるクライアント端末と、通信回線を介し前記クライアント端末に対して情報を送信するサービス部門に設置されるサーバと、通信回線を介して前記サーバにアクセス可能であっていずれかのユーザに関連付けられた情報端末とを有して構成される訪問介護看護システムに用いられるサーバであって、前記情報端末からのアクセスに対して、当該情報端末に割り当てられた識別情報である第1の識別情報及び当該情報端末の携帯者を識別するための第2の識別情報の入力及び表示を行うための入力画面情報及び表示出力情報を送信し、それぞれの情報端末から送信される少なくとも前記第1の識別情報に応じ介護又は看護の実施内容に関する情報の入力及び表示を行うための入力画面情報及び表示出力情報、患者の状態に関する情報の入力及び表示を行うための入力画面情報及び表示出力情報、及び患者が前記実施内容を確認し且つ当該患者のパスワードを入力するための入力画面情報及び表示出力情報を、送信するための第1の処理手段と、前記情報端末から前記第1の識別情報、前記介護又は看護の実施内容に関する情報及び前記患者の状態に関する情報が送信されてきたときに、当該情報端末の第1の識別情報及び前記第1の識別情報とユーザとの対応関係に基づいて当該情報端末がいずれのユーザに所属するのかを判別し、判別されたユーザに対応して予め設定されたプログラムにしたがって前介護又は看護の実施内容に関する情報及び前記患者の状態に関する情報を処理し、処理された情報を前記判別されたユーザに設置されたクライアント端末に送信するための第2の処理手段と、前記介護又は看護の実施内容に関する情報及び前記患者の状態に関する情報を少なくとも格納する記憶手段と、が設けられてなる。
【0015】
なお、本明細書においては、病人、老人、又は幼児などの看護又は介護を要する者を「患者」といい、看護又は介護、若しくはそれらの全体を「看護」といい、看護又は介護などを受けることを「実務サービスを受ける」ということがある。
【0016】
【発明の実施の形態】
〔第1の実施形態〕
図1は本発明に係る第1の実施形態の訪問介護看護システム1の構成の例を示すブロック図である。
【0017】
図1において、訪問介護看護システム1は、サーバ11、クライアント端末12a,12b,12c…、携帯電話13a,13b,13c…、及び携帯電話システム14からなる。なお、携帯電話13a,13b,13c…の全体又は1つを示す場合に、「携帯電話13」と記載することがある。クライアント端末12a,12b,12c…についても同様に「クライアント端末12」と記載することがある。
【0018】
サーバ11は、通信回線NWを介してクライアント端末12に対して情報を送信する情報サービス会社に設置されている。サーバ11には、第1の処理部21、第2の処理部22、種々のデータ又はプログラムを格納するメモリ23、看護者の情報を格納する看護者ファイル24、患者の情報を格納する患者情報ファイル25、患者の診療情報を格納する診療情報ファイル26、及び図示しない種々のファイル及びデータベースが設けられている。
【0019】
第1の処理部21は、携帯電話13又はクライアント端末12からのアクセスに対して、それぞれの携帯電話13又はクライアント端末12から送信される識別情報CDに応じて、入力画面情報及び表示出力情報を送信する。
【0020】
つまり、例えば、携帯電話13からの要求に応じて、携帯電話13からデータを入力するための入力画面、携帯電話13の表示面HGに表示するためのデータ及びその表示制御情報などを送信する。第1の処理部21は、これらのデータ及び情報を、例えばHTML(Hyper text markup language) で記述し、ホームページなどとして格納しておく。携帯電話13は、サーバ11にアクセスすることによって、ホームページのうちの識別情報CDに応じて許可された部分にアクセスすることができ、携帯電話13に格納したブラウザによってそれらの情報を閲覧し、及び入力した情報を送信することができるのである。これと同様に、クライアント端末12からサーバ11に対しても、識別情報CDを入力することによってアクセスすることができる。
【0021】
第2の処理部22は、携帯電話13から送信される情報を識別情報CDに応じて処理し、処理した情報を識別情報CDに対応したユーザのクライアント端末12に送信する。つまり、例えば、携帯電話13aがクライアント端末12aを設置したユーザに所属するものである場合には、携帯電話13aから送信される識別情報CDによってそれが判別され、クライアント端末12aに対応して予め設定されたプログラムにしたがって情報が処理される。処理された情報は、そのユーザに対応して設けられたファイルに格納され、また一部がクライアント端末12aに送信される。クライアント端末12aは、後述するように、受信した情報を表示し又は印刷する。
【0022】
なお、後で説明する図6及び図7の画面HG1〜8、図13〜図16の画面HG11〜14などは、サーバ11から送信された入力画面情報又は表示出力情報に基づいて表示された画面の例である。
【0023】
クライアント端末12は、患者の看護又はその管理を行う各施設、つまりそれぞれのユーザに設置されている。それぞれのクライアント端末12には、サーバ11から受信した情報を出力する出力手段が設けられている。例えば、クライアント端末12がパーソナルコンピュータである場合には、ディスプレイ装置、プリンタ装置、フロッピィディスクなどの記録媒体が出力手段に相当する。また、クライアント端末12がファクシミリ装置である場合には、用紙への印刷部が出力手段に相当する。
【0024】
それぞれのクライアント端末12には、通信回線NWを介してサーバ11から情報が送信される。クライアント端末12は、その情報を受信すると、その内容を出力手段によって出力する。各ユーザの担当者は、出力手段からの出力によって、訪問看護に関連する種々の情報を入手することができる。また、入手した情報に基づいて、訪問看護についての管理を行う。
【0025】
また、クライアント端末12が、例えばパーソナルコンピュータ又はそれに類する情報処理装置である場合には、クライアント端末12からサーバ11にアクセスすることが可能である。ユーザは、適時、クライアント端末12を操作し、入力した識別情報CDのレベルに応じて、サーバ11の各ファイルを閲覧し、データを検索し、修正し、又は更新することができる。例えば、ユーザは、当該ユーザの担当する患者に対して検索を行い、症状毎の件数、患者数、その他の管理情報を取得することができる。
【0026】
携帯電話13は、看護を必要とする患者の自宅を訪問する訪問者(看護者)が、例えば一人一台所持するものであり、通信回線NWを介してサーバ11にアクセス可能である。携帯電話13は、携帯電話システム14との連携によって通信回線NWに接続される。携帯電話13は、サーバ11に対して、当該携帯電話13がいずれのユーザに対応したものであるかを示し、また当該携帯電話13の携帯者(訪問者)が誰であるかを識別するための識別情報CDを送信することが可能である。
【0027】
携帯電話システム14は、移動通信サービス又はセルラー電話などとも呼称され、無線基地局、電話制御局、及び電話交換局などからなっている。日本においては、NTTドコモ、ツーカーホンなどがそのようなサービスを行っている。
【0028】
また、NTTドコモにおいて、「iモード」と呼称されるサービスが行われている。「iモード」では、「iモード」対応の携帯電話13を用いることにより、NTTドコモと契約した情報サービス提供者の提供するサイト(番組)にアクセスし、情報の送受を行うことが可能である。この場合に、情報サービス提供者が、本実施形態における情報サービス会社に相当する。そして、各携帯電話13に割り当てられた電話番号を、識別情報CDとして利用することができる。
【0029】
なお、情報サービス会社が、独自の携帯電話13又は情報端末を持ち、他の携帯電話システム14を介することなく、直接に情報の送受を行うように構成することも可能である。
【0030】
図2は看護者ファイル24を構成する項目の例を示す図、図3は患者情報ファイル25を構成する項目の例を示す図、図4は診療情報ファイル26を構成する項目の例を示す図である。
【0031】
図2に示すように、看護者ファイル24には、各看護者(担当者)について、担当者コード、パスワード、担当者名、性別、年齢、及び住所などのデータが記録されている。
【0032】
図3に示すように、患者情報ファイル25には、各患者について、患者ID、患者名、住所、性別、電話番号、生年月日、及び特記事項などのデータが記録されている。
【0033】
図4に示すように、診療情報ファイル26には、各患者についての診療情報が記録されている。特に、患者の症状、状態などを示すために、その部位を特定するための情報、つまり、前頭右、前頭左、前腕右、前腕左…などの情報も記録されている。これら部位を特定する情報は、携帯電話13の表示面HGに表示される人体模型図において、看護者がその特定の部分を指定することによって取得される。
【0034】
図5は携帯電話13の外観の一例を示す正面図である。
図5において、携帯電話13には、操作パネル31及び表示パネル32が設けられている。操作パネル31には、左ソフトキー41、右ソフトキー42、コマンドナビゲーションボタン43、開始ボタン44、電源/終了/応答保留ボタン45、ダイヤルボタン46などが設けられている。表示パネル32には、データを表示する表示面HGが設けられている。コマンドナビゲーションボタン43は、上下左右に倒すことにより、カーソルをその方向に移動させることができ、また、中央部を押すことによって、画面HG上で表示され又は選択されている事項を確定し又はコマンドを実行する。
【0035】
操作パネル31を操作することにより、電話の発呼又は受信、「iモード」の種々の機能、インターネットへのアクセスなどの一般的な操作の他、訪問介護看護システム1に備わる機能を実現するためのデータの入力及び表示を行うことができる。
【0036】
なお、画面HGに表示される画面構成によって、テンキーなどを用いることなく、コマンドナビゲーションボタン43のみを用いてすべての入力及び操作を行うように構成することが可能である。このようにすることによって、データの表示及び入力が片手の操作で行うことができ、実務サービスを行いながら携帯電話13の操作を行うことができる。
【0037】
次に、表示面HGに表示される画面及びフローチャートを参照して訪問介護看護システム1の動作を説明する。
図6及び図7は表示面HGに表示される種々の画面HG1〜9の例を示す図、図8は人体模型図JMを拡大して示す図、図9は携帯電話13における動作又は操作を示すフローチャート、図10はサーバ11における動作又は処理を示すフローチャート、図11はクライアント端末12における動作を示すフローチャートである。
【0038】
なお、画面HG1〜9は、機能の説明に必要な部分を示したものであり、実行させるためのボタンのように実際の操作に必要であっても公知の部分については省略されていることがある。
【0039】
上にも述べたように、携帯電話13は、それぞれユーザ(施設)に所属し又はユーザと契約した訪問者(看護者)が例えば一人一台携帯する。訪問者は、各ユーザから訪問看護を受けることとなっている患者の自宅を訪問し、そこで携帯電話13を使用して種々の情報の取得及び入力を行う。
【0040】
訪問者は、訪問先において、携帯電話13を操作し、サーバ11のホームページを呼び出す(#11)。そのための操作の一例として、まず、表示面HGに「iモードメニュー」を出し、そのメニューから「インターネット」及び「URL入力」を選択する。これによって「URL入力」画面が表示されるので、そこでインターネットアドレスに所定のURLを入力し、開始ボタン44を押す。
【0041】
これによって、サーバ11から情報が送られ、携帯電話13には図6(a)に示す画面HG1が表示される(#12)。画面HG1において、訪問の目的に応じたメニューを選択する。ここでは、「訪問看護」を選択したとする。
【0042】
図6(b)に示すように、訪問者の識別情報CDとして、電話番号及びパスワードを入力する画面HG2が表示される(#13)。訪問者は、セキュリィの保護及び情報取得のために、これらのデータを入力し、「送信」を選択する。これによって、サーバ11に対して利用開始を宣言する。なお、入力ミスがあった場合には再度入力を繰り返す。
【0043】
ここで、訪問者の入力する電話番号及びパスワードが識別情報CDである。これらの識別情報CDは、本発明における第1の識別情報及び第2の識別情報に対応するものである。つまり、電話番号が第1の識別情報に、パスワードが第2の識別情報に、それぞれ対応するものと一応言える。しかし、電話番号によって当該携帯電話13に対応するユーザを識別可能であるとともに、携帯電話13を特定の訪問者に割り当てておくことによって、電話番号によって訪問者(携帯者)を識別することも可能である。そのような場合には、電話番号が第1及び第2の識別情報に対応すると言える。
【0044】
次に、図6(c)に示すように、訪問者の氏名が表示され、患者コード、患者氏名、患者電話番号を入力する画面HG3が表示される(#14)。訪問者は、これらのデータを入力し、「検索」を選択する。これにより、携帯電話13からサーバ11に対し、指定された患者の情報を要求する(#15)。
【0045】
そうすると、指定された患者について、前回の訪問時に入力されたデータが、サーバ11において検索され、検索結果が携帯電話13に送信される。これによって、携帯電話13には、図6(d)に示されるように、前回訪問記録として、訪問日、患者の氏名、訪問者、注意事項などを示す画面HG4が、スクロール可能に表示される(#16)。画面HG4に表示される事項は、他に、血圧の高低、体温、脈拍、顔色、食欲、水分摂取、睡眠などのデータである。また、患部に対する注意事項がある場合には、図6(e)の人体模型図を示す画面HG5において、該当部位が黒色などで強調表示されて示され、その下方に「右肩不自由」などと具体的に表示される。特別な患部がなければ、「問題なし」と表示される。
【0046】
そして、「次へ」を選択することにより、携帯電話13でデータを入力するための情報をサーバ11に要求し(#17)、これに対応してサーバ11から送信される情報に基づいて画面HG6が表示される(#18)。ここで、今回の訪問時における患者の症状及び状態を入力する(#19)。
【0047】
例えば、画面HG6において、血圧、体温、脈拍などの測定値を入力する。また、「顔色」を入力する際に、コマンドナビゲーションボタン43を操作することによって、図7(g)に示す画面HG7が表示される。画面HG7において、該当する症状を選択する。
【0048】
また、図7(h)に示す画面HG8において、チェックボックスを利用して該当する症状を入力する。また、患者について特定の部位を、図7(i)に示す画面HG9において指定することができる。
【0049】
すなわち、図8に拡大して示すように、画面HG9には、人体模型図JMが表示される。画面HG9において、コマンドナビゲーションボタン43を操作し、ブロックBUを移動させる。コマンドナビゲーションボタン43を上下左右に傾ける毎に、例えばブロックBUがそれと同じ方向に1つ移動する。これによって部位を指定し入力することができる。各ブロックBU1〜10の位置とその部位の名称との対応関係は図8のとおりである。
【0050】
なお、人体模型図JMにおいて、各ブロックBU1〜10について、患者を正面から見た場合と背面から見た場合とがあり、図8には正面から見た状態が示されている。背面から見た状態では、各名称の「右」と「左」とが入れ替わる。
【0051】
ブロックBUによって部位を選択した後、その部位についての詳細な症状を入力する。入力した後で、「送信」を選択する。これによって、データがサーバ11に送信される(#20)。
【0052】
訪問者が入力するデータとして、訪問先における滞在時間などがある。これらの入力されたデータの全部又は一部は、次回の訪問時において表示される。
サーバ11においては、図10に示すように、携帯電話13から患者情報の要求があると(#31でイエス)、指定された患者についての前回の患者情報を診療情報ファイル26から検索し(#32)、検索結果を携帯電話13に送信する(#33)。なお、ここでの検索は、指定された患者の情報に基づいて行われるのであるが、携帯電話13から送信された識別情報CDによって患者情報を要求することが可能となるのであるから、患者情報と識別情報CDとに基づいて検索が実行されているということになる。
【0053】
また、携帯電話13から患者情報を受信すると(#34でイエス)、必要なデータ処理が行われ(#35)、処理後のデータが診療情報ファイル26などの所定のファイルに格納され(#36)、必要なデータが送信した携帯電話13の識別情報CDに対応するクライアント端末12に送信される(#37)。
【0054】
サーバ11からデータの送信を受けたクライアント端末12では、図11に示すように、受信したデータをディスプレイ装置の表示面に表示し、又は用紙に印刷することによって出力する(#51,52)。
【0055】
ユーザの担当者は、出力されたデータを見ることによって、訪問者が患者を訪問したこと、その日時、患者の症状、状態などの種々の情報を入手することができる。また、クライアント端末12を適時操作してサーバ11にアクセスし、必要な情報を入手することができる。入手した情報に基づいて、訪問看護についての管理、その他の管理を行うことができる。
【0056】
なお、サーバ11からクライアント端末12への情報の送信のタイミングとして、例えば、訪問看護があった度毎に、訪問看護が所定の件数に達したときに、又は一日の一定の時刻になったときなど、種々のタイミングを設けることができる。
【0057】
このように、ユーザは、クライアント端末12を設置することによって訪問看護に関する種々の情報を容易に入手することができる。携帯電話13から送られる種々の情報を処理し格納すること、及び携帯電話13に対して必要な情報を送信することなど、訪問介護看護システム1に必要な種々のプログラム、データベース、その他のシステムの開発、運営、及び保守について、全てサーバ11を管理する情報サービス会社において一括して総合的に行うことができるので、使い勝手のよい実用的なシステムを低コストでタイムリーに提供することができる。ユーザにおいては、クライアント端末12を設置するのみでよいので、ハードウエア及びソフトウエアの両面において、コストダウンを図ることができる。また、携帯電話システム14の提供する携帯電話13を利用することにより、極めて容易に訪問介護看護システム1を構築することが可能である。
〔第2の実施形態〕
上の実施形態においては、訪問者が情報端末である携帯電話13を所持して持ち歩き、患者の自宅を訪問して携帯電話13を操作したが、次に、訪問者が情報端末を持ち歩く必要のない在宅端末16をも用いた第2の実施形態の訪問介護看護システム1Bについて説明する。
【0058】
図12は本発明に係る第2の実施形態の訪問介護看護システム1Bの構成の例を示すブロック図である。
図12において、訪問介護看護システム1Bでは、上に述べた訪問介護看護システム1の構成に加え、パケット通信システム15、及び在宅端末16が設けられている。
【0059】
パケット通信システム15は、例えば、NTTドコモがサービスを行っている「DoPa」、その他のパケット通信システムを利用することができる。
在宅端末16は、それぞれの患者(要介護者)の自宅に設置された情報端末である。つまり、患者は介護という実務サービスを受けるべき者であり、在宅端末16はその患者の自宅に設置される。在宅端末16を操作することにより、通信回線NW1を介してサーバ11にアクセス可能である。在宅端末16は、パケット通信システム15との連携によって通信回線NW1に接続される。
【0060】
在宅端末16は、サーバ11に対して、当該在宅端末16がいずれのユーザに対応したものであるかを示し、また当該在宅端末16の所持者(患者)が誰であるかを識別するための識別情報CDを送信することが可能である。
【0061】
在宅端末16は、パケット通信により種々のデータの送受信を行い、また、それらのデータを画面に表示可能である。各在宅端末16に割り当てられた電話番号を、識別情報CDとして利用することができる。在宅端末16として、例えばNTTドコモが提供するモバイルマルチメディア「エクシーレ」を用いることができる。「エクシーレ」は、上の「DoPa」に対応した小型のパケット通信端末であり、比較的広い表示画面及び操作性のよいキーボードを備え、電話番号による通信相手への発呼、メッセージの交換、インターネットへのアクセス、メールの送受信などが行える。
【0062】
また、在宅端末16として、ISDN回線などに接続されるデジタルの情報端末、またはアナログの公衆回線に接続される情報端末を用いることも可能である。
【0063】
いずれにしても、在宅端末16が患者の自宅に設置されるので、訪問者が情報端末を持ち歩く必要がない。すなわち、訪問看護の場合には、訪問者は看護婦またはそれに準ずる者が多く、人数が限られるのであるが、訪問介護の場合には、訪問者(介護者)はヘルパーであり、一般のパートタイマーであることもあり、人数が多くなる。したがって、訪問者が情報端末を持ち歩く必要がなくなることにより、情報端末の必要個数が低減し、設備費が軽減される。なお、ユーザと訪問者との間の連絡などのために、ポケットベル又は一般の電話機などを利用することが可能である。
【0064】
また、訪問者が患者の自宅を訪問することによって在宅端末16の操作が可能となるので、在宅端末16の操作を開始した時刻をサーバ11で記録することによって、訪問者が患者の自宅を訪問したか否かの管理、及び、訪問者が患者の自宅に到着した時刻または訪問介護を開始した時刻の管理などを、容易に行うことができる。
【0065】
さらに、在宅端末16が患者の自宅にあるので、訪問者のみの操作でなく、患者自身またはその家族などが任意の時刻に在宅端末16を操作し、サーバ11との間で種々の情報の送受信を行うことができる。
【0066】
例えば、在宅端末16を操作して、患者の介護のために必要な商品を発注することができる。在宅端末16からサーバ11に送信された発注情報は、サーバ11から該当するクライアント端末12に転送される。クライアント端末12で発注情報を受信すると、それに基づいて、ユーザにおいて商品の手配が行われ、発注伝票、納品伝票、請求書などの必要な伝票が電子的にまたは紙により発行される。商品がユーザの手元に入荷すると、ユーザから患者の自宅に配送する。納品書及び請求書などを紙で送ってもよいし、又は通信回線NW1,2を介して在宅端末16に電子的に送信することも可能である。また、商品をその製造メーカから患者宅に直接配送することも可能である。
【0067】
また、訪問者が、在宅端末16を用いて患者に対する助言などを入力しておいた場合に、患者は、必要時に在宅端末16を操作し、その助言の内容を表示させることが可能である。これによって、患者及びその家族は、介護者などがいない間においても安心である。通信回線NW1及び2は同じ1つのネットワークであってもよいし異なるネットワークであってもよい。
【0068】
次に、表示面HGに表示される画面及びフローチャートを参照して訪問介護看護システム1Bの訪問介護に関連する動作を説明する。
図13乃至図16は表示面HGに表示される種々の画面HG11〜14の例を示す図、図17は在宅端末16における動作又は操作を示すフローチャートである。
【0069】
上にも述べたように、在宅端末16は、それぞれユーザ(施設)と直接的に又は間接的に契約した患者(要介護者)が例えば一人一台保有する。訪問者、例えばヘルパーは、各ユーザから訪問介護を受けることとなっている患者の自宅を訪問し、そこで在宅端末16を使用して種々の情報の取得及び入力を行う。
【0070】
訪問者は、訪問先において、在宅端末16を操作し、訪問者の識別情報CDを入力して送信する(#111)。
図13に示すように、在宅端末16の電源をオンすると、又は電源をオンして訪問介護を選択すると、その表示面に識別情報CDを入力する画面HG11が表示される。画面HG11において「ご利用者」とは患者のことである。画面HG11には、訪問者の到着時刻がリアルタイムで表示される。識別情報CDとして、訪問者のコード及びパスワードを入力する。識別情報CDを送信したときに、そのときの時刻がサーバ11に送信され、サーバ11で記録される。
【0071】
画面HG11において「本日予定へ」を押すと、図14に示す画面HG12が表示される(#112)。
画面HG12には、当該患者に対する本日予定のサービス内容、時間超過の有無、交通手段、介護用品の注文の有無などを確認する内容が表示される。これらの情報は、必要に応じてサーバ11から送信される。訪問者は、この内容を見て、本日の介護を実施し、実施内容を入力する(#113)。
【0072】
介護用品を発注する場合には、「注文する」を押す(#114)。これによって、図15に示す商品入力のための画面HG13が表示される(#115)。この画面HG13において、発注したい商品の個数を入力し(#116)、「確定する」を押すことによって画面HG12に戻る。画面HG12で「内容確認へ」を押すと、図16に示す内容確認のための画面HG14が表示される(#117)。この画面HG14において、患者又はその家族が内容を確認し、且つ患者のパスワードを入力する(#118)。そして、「入力」を押すことでデータがサーバ11に送信される(#119)。
【0073】
サーバ11においては、第1の実施形態の場合と同様に、在宅端末16からの情報の要求に応じて、情報の検索及び送信を行う。また、在宅端末16から送信された情報を受信し、必要なデータ処理を行い、処理後のデータを所定のファイルに格納し、在宅端末16の識別情報CDに対応するクライアント端末12に送信する。
【0074】
サーバ11からデータの送信を受けたクライアント端末12では、受信したデータをディスプレイ装置の表示面に表示し又は用紙に印刷するなど、可視的に出力する。
【0075】
これによって、ユーザは、上の第1の実施形態において説明したと同じメリットを得ることができる。なお、訪問介護看護システム1Bの動作、操作、処理などに関して、上に述べた以外に、訪問介護看護システム1における説明で述べたことを適用することができる。
【0076】
上の実施形態において、URLの入力の際に、例えばブックマークなどとして予め登録したデータを呼び出して入力してもよい。サーバ11における情報処理の内容、サーバ11と携帯電話13又は在宅端末16との間で送受されるデータの内容又は順序、サーバ11、クライアント端末12、携帯電話13、在宅端末16の構成、構造、形状、回路、処理内容、処理順序、表示内容などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することが可能である。
【0077】
上の実施形態においては、本発明のアウトソーシングシステムを訪問介護看護システム1,1Bに適用した例について説明したが、これ以外に、酒類の訪問販売、その他の商品の販売又は受注などに適用することができる。酒類の訪問販売においては、酒類販売店及び酒類卸店などがユーザであり、一般家庭などが種類の配達などの実務サービスを受けるべき者又は場所である。
【0078】
このようなアウトソーシングシステムによると、各ユーザは高額なシステムを購入する必要がなくなり、商品の受注又は配送などを容易に迅速に行うことが可能となる。
【0079】
【発明の効果】
本発明によると、看護者などが訪問先において患者などについての十分な情報を入手することができ、患者情報などの入力を容易に行うことができ、システムのメンテナンスなどに手間を要さないという効果がある。
【0080】
特に、ユーザにおいては、プログラム及びシステムの開発、運営、及び保守を専門のサービス部門に任せることができるので、高額なシステムを購入する必要がなく、使い勝手のよい実用的なシステムを低コストで利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施形態の訪問介護看護システムの構成の例を示すブロック図である。
【図2】看護者ファイルを構成する項目の例を示す図である。
【図3】患者情報ファイルを構成する項目の例を示す図である。
【図4】診療情報ファイルを構成する項目の例を示す図である。
【図5】携帯電話の一例を示す正面図である。
【図6】携帯電話の表示面に表示される種々の画面の例を示す図である。
【図7】携帯電話の表示面に表示される種々の画面の例を示す図である。
【図8】人体模型図を拡大して示す図である。
【図9】携帯電話における動作又は操作を示すフローチャートである。
【図10】サーバにおける動作又は処理を示すフローチャートである。
【図11】クライアント端末における動作を示すフローチャートである。
【図12】発明に係る第2の実施形態の訪問介護看護システムの構成の例を示すブロック図である。
【図13】在宅端末の表示面に表示される種々の画面の例を示す図である。
【図14】在宅端末の表示面に表示される種々の画面の例を示す図である。
【図15】在宅端末の表示面に表示される種々の画面の例を示す図である。
【図16】在宅端末の表示面に表示される種々の画面の例を示す図である。
【図17】在宅端末における動作又は操作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1,1B 訪問介護看護システム(アウトソーシングシステム)
11 サーバ
12 クライアント端末
13 携帯電話(情報端末)
14 携帯電話システム
15 パケット通信システム
16 在宅端末(情報端末)
21 第1の処理部
22 第2の処理部
23 メモリ(記憶手段)
24 看護者ファイル
25 患者情報ファイル(記憶手段)
26 診療情報ファイル(記憶手段)
NW,NW1,NW2 通信回線
CD 識別情報(第1の識別情報、第2の識別情報)
JM 人体模型図
BU,BU1〜9 ブロック(特定の部位)

Claims (5)

  1. 患者の介護若しくは看護又はその管理を行う複数のユーザにそれぞれ設置されたクライアント端末と、通信回線を介し前記クライアント端末に対して情報を送信するサービス部門に設置されたサーバと、通信回線を介して前記サーバにアクセス可能であっていずれかのユーザに所属し又はユーザと契約した訪問者がそれぞれ携帯する情報端末とを有し、
    前記情報端末は、前記サーバに対して、当該情報端末に割り当てられた識別情報である第1の識別情報及び当該情報端末の携帯者を識別するための第2の識別情報を送信すること、前記サーバに対して介護又は看護の実施内容に関する情報及び当該患者の状態に関する情報を送信すること、当該介護又は看護を受けた患者が当該実施内容を確認し且つ当該患者のパスワードを入力するための画面を表示すること、及び入力された当該パスワードを前記サーバに対して送信することが可能であり、
    前記サーバには、
    前記情報端末からのアクセスに対して、それぞれの情報端末から送信される少なくとも第1の識別情報に応じ入力画面情報及び表示出力情報を送信するための第1の処理手段と、
    前記情報端末から前記第1の識別情報、前記介護又は看護の実施内容に関する情報及び前記患者の状態に関する情報が送信されてきたときに、当該情報端末の第1の識別情報及び前記第1の識別情報とユーザとの対応関係に基づいて当該情報端末がいずれのユーザに所属するのかを判別し、判別されたユーザに対応して予め設定されたプログラムにしたがって前介護又は看護の実施内容に関する情報及び前記患者の状態に関する情報を処理し、処理された情報を前記判別されたユーザに設置されたクライアント端末に送信するための第2の処理手段と、
    前記介護又は看護の実施内容に関する情報及び前記患者の状態に関する情報を少なくとも格納する記憶手段と、
    が設けられ、
    それぞれの前記クライアント端末には、前記サーバから受信した情報を出力する出力手段が設けられ、
    てなる情報端末を用いた訪問介護看護システム。
  2. 患者の介護若しくは看護又はその管理を行う複数のユーザにそれぞれ設置されたクライアント端末と、通信回線を介し前記クライアント端末に対して情報を送信するサービス部門に設置されたサーバと、通信回線を介して前記サーバにアクセス可能であっていずれかのユーザと契約した患者宅に設置される情報端末とを有し、
    前記情報端末は、前記サーバに対して当該情報端末に割り当てられた識別情報である第1の識別情報及び患者を訪問した訪問者を識別するための第2の識別情報を送信すること、前記サーバに対して介護又は看護の実施内容に関する情報及び当該患者の状態に関する情報を送信すること、当該介護又は看護を受けた患者が当該実施内容を確認し且つ当該患者のパスワードを入力するための画面を表示すること、及び入力された当該パスワードを前記サーバに対して送信することが可能であり、
    前記サーバには、
    前記情報端末からのアクセスに対して、それぞれの情報端末から送信される少なくとも第1の識別情報に応じ入力画面情報及び表示出力情報を送信するための第1の処理手段と、
    前記情報端末から前記第1の識別情報、前記介護又は看護の実施内容に関する情報及び前記患者の状態に関する情報が送信されてきたときに、当該情報端末の第1の識別情報及び前記第1の識別情報とユーザとの対応関係に基づいて当該情報端末がいずれのユーザに所属するのかを判別し、判別されたユーザに対応して予め設定されたプログラムにしたがって前介護又は看護の実施内容に関する情報及び前記患者の状態に関する情報を処理し、処理された情報を前記判別されたユーザに設置されたクライアント端末に送信するための第2の処理手段と、
    前記介護又は看護の実施内容に関する情報及び前記患者の状態に関する情報を少なくとも格納する記憶手段と、
    が設けられ、
    それぞれの前記クライアント端末には、前記サーバから受信した情報を出力する出力手段が設けられ、
    てなる情報端末を用いた訪問介護看護システム。
  3. 前記第1の処理手段は、
    前記情報端末から送信される第2の識別情報及び患者識別情報に応じて、前記患者識別情報で識別される患者の前記介護又は看護の実施内容に関する情報及び前記患者の状態に関する情報を、前記記憶手段から読み出して前記情報端末に送信する、
    請求項1又は請求項2記載の情報端末を用いた訪問介護看護システム。
  4. 前記情報端末は、前記サーバから送信される入力画面情報に基づいて人体模型図を表示することが可能であり、当該情報端末の操作により前記人体模型図における特定の部分を指定することによって、人体の特定の部位を患者の状態に関する情報として入力することが可能である、
    請求項1乃至3のいずれかに記載の情報端末を用いた訪問介護看護システム。
  5. 患者の介護若しくは看護又はその管理を行う複数のユーザにそれぞれ設置されるクライアント端末と、通信回線を介し前記クライアント端末に対して情報を送信するサービス部門に設置されるサーバと、通信回線を介して前記サーバにアクセス可能であっていずれかのユーザに関連付けられた情報端末とを有して構成される訪問介護看護システムに用いられるサーバであって、
    前記情報端末からのアクセスに対して、当該情報端末に割り当てられた識別情報である第1の識別情報及び当該情報端末の携帯者を識別するための第2の識別情報の入力及び表示を行うための入力画面情報及び表示出力情報を送信し、それぞれの情報端末から送信される少なくとも前記第1の識別情報に応じ介護又は看護の実施内容に関する情報の入力及び表示を行うための入力画面情報及び表示出力情報、患者の状態に関する情報の入力及び表示を行うための入力画面情報及び表示出力情報、及び患者が前記実施内容を確認し且つ当該患者のパスワードを入力するための入力画面情報及び表示出力情報を、送信するための第1の処理手段と、
    前記情報端末から前記第1の識別情報、前記介護又は看護の実施内容に関する情報及び前記患者の状態に関する情報が送信されてきたときに、当該情報端末の第1の識別情報及び前記第1の識別情報とユーザとの対応関係に基づいて当該情報端末がいずれのユーザに所属するのかを判別し、判別されたユーザに対応して予め設定されたプログラムにしたがって前介護又は看護の実施内容に関する情報及び前記患者の状態に関する情報を処理し、処理された情報を前記判別されたユーザに設置されたクライアント端末に送信するための第2の処理手段と、
    前記介護又は看護の実施内容に関する情報及び前記患者の状態に関する情報を少なくとも格納する記憶手段と、
    が設けられ、
    てなる訪問介護看護システムに用いられるサーバ。
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