JP2001101330A - 情報端末を用いたアウトソーシングシステム及び方法並びに訪問介護看護システム - Google Patents

情報端末を用いたアウトソーシングシステム及び方法並びに訪問介護看護システム

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JP2001101330A
JP2001101330A JP36897999A JP36897999A JP2001101330A JP 2001101330 A JP2001101330 A JP 2001101330A JP 36897999 A JP36897999 A JP 36897999A JP 36897999 A JP36897999 A JP 36897999A JP 2001101330 A JP2001101330 A JP 2001101330A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】看護者などが訪問先において患者などについて
の十分な情報を入手することができ、患者情報などの入
力を容易に行うことができ、システムのメンテナンスな
どに手間を要さないこと。 【解決手段】ユーザに設置されたクライアント端末、ク
ライアント端末に対して情報を送信するサービス部門に
設置されたサーバ、サーバにアクセス可能な情報端末と
を有し、情報端末はサーバに対して当該情報端末がいず
れのユーザに対応したものであるかを示す識別情報を送
信可能であり、サーバには、情報端末からのアクセスに
対して、情報端末から送信される識別情報に応じた情報
を送信するための第1の処理手段、情報端末から送信さ
れる情報を処理して識別情報に対応したユーザのクライ
アント端末に送信する第2の処理手段、及び記憶手段が
設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報端末を用いた
アウトソーシングシステム及びアウトソーシング方法並
びに訪問介護看護システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、病院又は福祉施設など(以下
「施設」という)において、病人又は老人(以下「患
者」という)の看護又は介護(以下「看護」という)が
行われ、又はその管理が行われている。患者の看護は、
施設において行われることが多いが、患者の状態又は環
境によっては患者の自宅又は居所(以下「自宅」とい
う)を訪問することによって行われる。
【0003】従来において、訪問看護を実施するに当た
って、看護者(訪問者)は自分の担当する患者のカルテ
を持ち歩く。訪問先において、該当する患者のカルテを
見て前回までの患者の状態を確認し、今回における患者
の状態の変化を観察し、必要な介護を行った後、看護の
結果をカルテに記録する。
【0004】看護者は、訪問を終えて施設に帰ってきた
後で、カルテに記録した内容をコンピュータに入力し、
データベースとして貯える作業を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上のように、従来にお
いては、看護者はカルテを持ち歩き、前回までの患者の
情報をカルテから取得し、今回の患者の情報をカルテに
記録し、カルテの内容を改めて入力してデータベースに
格納していた。
【0006】そのため、それらの作業に多くの時間と労
力を要するとともに、訪問先において患者についての十
分な情報を入手することができないという問題があっ
た。また、訪問看護を実施するそれぞれの施設におい
て、患者情報の管理のためのコンピュータシステムを設
置する必要があり、アプリケーションの開発、メンテナ
ンスの実施などそれぞれ個別に行う必要があった。
【0007】本発明は、上述の問題に鑑みてなされたも
ので、看護者などが訪問先において患者などについての
十分な情報を入手することができ、患者情報などの入力
を容易に行うことができ、システムのメンテナンスなど
に手間を要さないアウトソーシングシステム及び方法並
びに訪問介護看護システムを提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るシ
ステムは、情報を必要とする1つ又は複数のユーザにそ
れぞれ設置されたクライアント端末と、通信回線を介し
前記クライアント端末に対して情報を送信するサービス
部門に設置されたサーバと、通信回線を介して前記サー
バにアクセス可能な1つ又は複数の情報端末とを有し、
前記情報端末は、前記サーバに対して、当該情報端末が
いずれのユーザに対応したものであるかを示す第1の識
別情報を送信することが可能であり、前記サーバには、
前記情報端末からのアクセスに対して、それぞれの情報
端末から送信される第1の識別情報に応じた入力画面情
報及び表示出力情報を送信するための第1の処理手段
と、前記情報端末から送信される情報を第1の識別情報
に応じて処理し、処理された情報を第1の識別情報に対
応したユーザのクライアント端末に送信するための第2
の処理手段と、第1の処理手段又は第2の処理手段によ
って処理すべき又は処理された情報を格納するための記
憶手段と、が設けられ、それぞれの前記クライアント端
末には、前記サーバから受信した情報を出力する出力手
段が設けられ、てなる。
【0009】請求項2の発明に係るシステムでは、前記
情報端末は、無線によって公衆電話網に接続される携帯
電話機である。請求項3の発明に係る装置は、患者の介
護若しくは看護又はその管理を行うユーザにそれぞれ設
置されたクライアント端末と、通信回線を介し前記クラ
イアント端末に対して情報を送信するサービス部門に設
置されたサーバと、通信回線を介して前記サーバにアク
セス可能であって訪問者がそれぞれ携帯する情報端末と
を有し、前記情報端末は、前記サーバに対して、当該情
報端末がいずれのユーザに対応したものであるかを示す
第1の識別情報及び当該情報端末の携帯者を識別するた
めの第2の識別情報を送信することが可能であり、前記
サーバには、前記情報端末からのアクセスに対して、そ
れぞれの情報端末から送信される第1の識別情報及び/
又は第2の識別情報に応じて入力画面情報及び表示出力
情報を送信するための第1の処理手段と、前記情報端末
から送信される情報を第1の識別情報に応じて処理し、
処理された情報を第1の識別情報に対応したユーザのク
ライアント端末に送信するための第2の処理手段と、患
者情報を格納する記憶手段と、が設けられ、それぞれの
前記クライアント端末には、前記サーバから受信した情
報を出力する出力手段が設けられてなる。
【0010】請求項4の発明に係る装置は、患者の介護
若しくは看護又はその管理を行うユーザにそれぞれ設置
されたクライアント端末と、通信回線を介し前記クライ
アント端末に対して情報を送信するサービス部門に設置
されたサーバと、通信回線を介して前記サーバにアクセ
ス可能であって患者宅に設置される情報端末とを有し、
前記情報端末は、前記サーバに対して、当該情報端末が
いずれのユーザに対応したものであるかを示す第1の識
別情報及び患者を訪問した訪問者を識別するための第2
の識別情報を送信することが可能であり、前記サーバに
は、前記情報端末からのアクセスに対して、それぞれの
情報端末から送信される第1の識別情報及び/又は第2
の識別情報に応じて入力画面情報及び表示出力情報を送
信するための第1の処理手段と、前記情報端末から送信
される情報を第1の識別情報に応じて処理し、処理され
た情報を第1の識別情報に対応したユーザのクライアン
ト端末に送信するための第2の処理手段と、患者情報を
格納する記憶手段と、が設けられ、それぞれの前記クラ
イアント端末には、前記サーバから受信した情報を出力
する出力手段が設けられてなる。
【0011】請求項5の発明に係る装置では、前記第1
の処理手段は、前記情報端末から送信される第2の識別
情報及び患者識別情報に応じて、前記患者識別情報で識
別される患者の患者情報を、前記記憶手段から読み出し
て前記情報端末に送信する。
【0012】請求項6の発明に係る装置では、前記情報
端末は、前記サーバから送信される入力画面情報に基づ
いて人体模型図を表示することが可能であり、当該情報
端末の操作により前記人体模型図における特定の部分を
指定することによって、人体の特定の部位を入力するこ
とが可能である。
【0013】請求項7の発明に係るサーバでは、患者の
介護若しくは看護又はその管理を行うユーザにそれぞれ
設置されるクライアント端末と、通信回線を介し前記ク
ライアント端末に対して情報を送信するサービス部門に
設置されるサーバと、通信回線を介して前記サーバにア
クセス可能であって訪問者がそれぞれ携帯する情報端末
とを有して構成される訪問介護看護システムに用いられ
るサーバであって、前記情報端末からのアクセスに対し
て、それぞれの情報端末から送信される識別情報に応じ
て入力画面情報及び表示出力情報を送信するための第1
の処理手段と、前記情報端末から送信される情報を前記
識別情報に応じて処理し、処理された情報を前記識別情
報に対応したユーザのクライアント端末に送信するため
の第2の処理手段と、患者情報を格納する記憶手段と、
が設けられてなる。
【0014】請求項8の発明に係る方法は、情報を必要
とする1つ又は複数のユーザにそれぞれクライアント端
末を設置し、通信回線を介し前記クライアント端末に対
して情報を送信するサーバをサービス部門に設置し、通
信回線を介して前記サーバにアクセス可能な1つ又は複
数の情報端末を、前記ユーザによる実務サービスを受け
るべき者又は場所若しくは当該者又は場所を訪問する者
が保有し、前記情報端末は、前記サーバに対して、当該
情報端末がいずれのユーザに対応したものであるかを示
す第1の識別情報を送信することが可能であり、前記サ
ーバは、前記情報端末からのアクセスに対して、それぞ
れの情報端末から送信される第1の識別情報に応じた入
力画面情報及び表示出力情報を送信し、前記情報端末か
ら送信される情報を第1の識別情報に応じて処理し、処
理された情報を第1の識別情報に対応したユーザのクラ
イアント端末に送信し、それぞれの前記クライアント端
末は、前記サーバから受信した情報を可視的に出力す
る。
【0015】なお、本明細書においては、病人、老人、
又は幼児などの看護又は介護を要する者を「患者」とい
い、看護又は介護、若しくはそれらの全体を「看護」と
いい、看護又は介護などを受けることを「実務サービス
を受ける」ということがある。
【0016】
【発明の実施の形態】〔第1の実施形態〕図1は本発明
に係る第1の実施形態の訪問介護看護システム1の構成
の例を示すブロック図である。
【0017】図1において、訪問介護看護システム1
は、サーバ11、クライアント端末12a,12b,1
2c…、携帯電話13a,13b,13c…、及び携帯
電話システム14からなる。なお、携帯電話13a,1
3b,13c…の全体又は1つを示す場合に、「携帯電
話13」と記載することがある。クライアント端末12
a,12b,12c…についても同様に「クライアント
端末12」と記載することがある。
【0018】サーバ11は、通信回線NWを介してクラ
イアント端末12に対して情報を送信する情報サービス
会社に設置されている。サーバ11には、第1の処理部
21、第2の処理部22、種々のデータ又はプログラム
を格納するメモリ23、看護者の情報を格納する看護者
ファイル24、患者の情報を格納する患者情報ファイル
25、患者の診療情報を格納する診療情報ファイル2
6、及び図示しない種々のファイル及びデータベースが
設けられている。
【0019】第1の処理部21は、携帯電話13又はク
ライアント端末12からのアクセスに対して、それぞれ
の携帯電話13又はクライアント端末12から送信され
る識別情報CDに応じて、入力画面情報及び表示出力情
報を送信する。
【0020】つまり、例えば、携帯電話13からの要求
に応じて、携帯電話13からデータを入力するための入
力画面、携帯電話13の表示面HGに表示するためのデ
ータ及びその表示制御情報などを送信する。第1の処理
部21は、これらのデータ及び情報を、例えばHTML
(Hyper text markup language) で記述し、ホームペー
ジなどとして格納しておく。携帯電話13は、サーバ1
1にアクセスすることによって、ホームページのうちの
識別情報CDに応じて許可された部分にアクセスするこ
とができ、携帯電話13に格納したブラウザによってそ
れらの情報を閲覧し、及び入力した情報を送信すること
ができるのである。これと同様に、クライアント端末1
2からサーバ11に対しても、識別情報CDを入力する
ことによってアクセスすることができる。
【0021】第2の処理部22は、携帯電話13から送
信される情報を識別情報CDに応じて処理し、処理した
情報を識別情報CDに対応したユーザのクライアント端
末12に送信する。つまり、例えば、携帯電話13aが
クライアント端末12aを設置したユーザに所属するも
のである場合には、携帯電話13aから送信される識別
情報CDによってそれが判別され、クライアント端末1
2aに対応して予め設定されたプログラムにしたがって
情報が処理される。処理された情報は、そのユーザに対
応して設けられたファイルに格納され、また一部がクラ
イアント端末12aに送信される。クライアント端末1
2aは、後述するように、受信した情報を表示し又は印
刷する。
【0022】なお、後で説明する図6及び図7の画面H
G1〜8、図13〜図16の画面HG11〜14など
は、サーバ11から送信された入力画面情報又は表示出
力情報に基づいて表示された画面の例である。
【0023】クライアント端末12は、患者の看護又は
その管理を行う各施設、つまりそれぞれのユーザに設置
されている。それぞれのクライアント端末12には、サ
ーバ11から受信した情報を出力する出力手段が設けら
れている。例えば、クライアント端末12がパーソナル
コンピュータである場合には、ディスプレイ装置、プリ
ンタ装置、フロッピィディスクなどの記録媒体が出力手
段に相当する。また、クライアント端末12がファクシ
ミリ装置である場合には、用紙への印刷部が出力手段に
相当する。
【0024】それぞれのクライアント端末12には、通
信回線NWを介してサーバ11から情報が送信される。
クライアント端末12は、その情報を受信すると、その
内容を出力手段によって出力する。各ユーザの担当者
は、出力手段からの出力によって、訪問看護に関連する
種々の情報を入手することができる。また、入手した情
報に基づいて、訪問看護についての管理を行う。
【0025】また、クライアント端末12が、例えばパ
ーソナルコンピュータ又はそれに類する情報処理装置で
ある場合には、クライアント端末12からサーバ11に
アクセスすることが可能である。ユーザは、適時、クラ
イアント端末12を操作し、入力した識別情報CDのレ
ベルに応じて、サーバ11の各ファイルを閲覧し、デー
タを検索し、修正し、又は更新することができる。例え
ば、ユーザは、当該ユーザの担当する患者に対して検索
を行い、症状毎の件数、患者数、その他の管理情報を取
得することができる。
【0026】携帯電話13は、看護を必要とする患者の
自宅を訪問する訪問者(看護者)が、例えば一人一台所
持するものであり、通信回線NWを介してサーバ11に
アクセス可能である。携帯電話13は、携帯電話システ
ム14との連携によって通信回線NWに接続される。携
帯電話13は、サーバ11に対して、当該携帯電話13
がいずれのユーザに対応したものであるかを示し、また
当該携帯電話13の携帯者(訪問者)が誰であるかを識
別するための識別情報CDを送信することが可能であ
る。
【0027】携帯電話システム14は、移動通信サービ
ス又はセルラー電話などとも呼称され、無線基地局、電
話制御局、及び電話交換局などからなっている。日本に
おいては、NTTドコモ、ツーカーホンなどがそのよう
なサービスを行っている。
【0028】また、NTTドコモにおいて、「iモー
ド」と呼称されるサービスが行われている。「iモー
ド」では、「iモード」対応の携帯電話13を用いるこ
とにより、NTTドコモと契約した情報サービス提供者
の提供するサイト(番組)にアクセスし、情報の送受を
行うことが可能である。この場合に、情報サービス提供
者が、本実施形態における情報サービス会社に相当す
る。そして、各携帯電話13に割り当てられた電話番号
を、識別情報CDとして利用することができる。
【0029】なお、情報サービス会社が、独自の携帯電
話13又は情報端末を持ち、他の携帯電話システム14
を介することなく、直接に情報の送受を行うように構成
することも可能である。
【0030】図2は看護者ファイル24を構成する項目
の例を示す図、図3は患者情報ファイル25を構成する
項目の例を示す図、図4は診療情報ファイル26を構成
する項目の例を示す図である。
【0031】図2に示すように、看護者ファイル24に
は、各看護者(担当者)について、担当者コード、パス
ワード、担当者名、性別、年齢、及び住所などのデータ
が記録されている。
【0032】図3に示すように、患者情報ファイル25
には、各患者について、患者ID、患者名、住所、性
別、電話番号、生年月日、及び特記事項などのデータが
記録されている。
【0033】図4に示すように、診療情報ファイル26
には、各患者についての診療情報が記録されている。特
に、患者の症状、状態などを示すために、その部位を特
定するための情報、つまり、前頭右、前頭左、前腕右、
前腕左…などの情報も記録されている。これら部位を特
定する情報は、携帯電話13の表示面HGに表示される
人体模型図において、看護者がその特定の部分を指定す
ることによって取得される。
【0034】図5は携帯電話13の外観の一例を示す正
面図である。図5において、携帯電話13には、操作パ
ネル31及び表示パネル32が設けられている。操作パ
ネル31には、左ソフトキー41、右ソフトキー42、
コマンドナビゲーションボタン43、開始ボタン44、
電源/終了/応答保留ボタン45、ダイヤルボタン46
などが設けられている。表示パネル32には、データを
表示する表示面HGが設けられている。コマンドナビゲ
ーションボタン43は、上下左右に倒すことにより、カ
ーソルをその方向に移動させることができ、また、中央
部を押すことによって、画面HG上で表示され又は選択
されている事項を確定し又はコマンドを実行する。
【0035】操作パネル31を操作することにより、電
話の発呼又は受信、「iモード」の種々の機能、インタ
ーネットへのアクセスなどの一般的な操作の他、訪問介
護看護システム1に備わる機能を実現するためのデータ
の入力及び表示を行うことができる。
【0036】なお、画面HGに表示される画面構成によ
って、テンキーなどを用いることなく、コマンドナビゲ
ーションボタン43のみを用いてすべての入力及び操作
を行うように構成することが可能である。このようにす
ることによって、データの表示及び入力が片手の操作で
行うことができ、実務サービスを行いながら携帯電話1
3の操作を行うことができる。
【0037】次に、表示面HGに表示される画面及びフ
ローチャートを参照して訪問介護看護システム1の動作
を説明する。図6及び図7は表示面HGに表示される種
々の画面HG1〜9の例を示す図、図8は人体模型図J
Mを拡大して示す図、図9は携帯電話13における動作
又は操作を示すフローチャート、図10はサーバ11に
おける動作又は処理を示すフローチャート、図11はク
ライアント端末12における動作を示すフローチャート
である。
【0038】なお、画面HG1〜9は、機能の説明に必
要な部分を示したものであり、実行させるためのボタン
のように実際の操作に必要であっても公知の部分につい
ては省略されていることがある。
【0039】上にも述べたように、携帯電話13は、そ
れぞれユーザ(施設)に所属し又はユーザと契約した訪
問者(看護者)が例えば一人一台携帯する。訪問者は、
各ユーザから訪問看護を受けることとなっている患者の
自宅を訪問し、そこで携帯電話13を使用して種々の情
報の取得及び入力を行う。
【0040】訪問者は、訪問先において、携帯電話13
を操作し、サーバ11のホームページを呼び出す(#1
1)。そのための操作の一例として、まず、表示面HG
に「iモードメニュー」を出し、そのメニューから「イ
ンターネット」及び「URL入力」を選択する。これに
よって「URL入力」画面が表示されるので、そこでイ
ンターネットアドレスに所定のURLを入力し、開始ボ
タン44を押す。
【0041】これによって、サーバ11から情報が送ら
れ、携帯電話13には図6(a)に示す画面HG1が表
示される(#12)。画面HG1において、訪問の目的
に応じたメニューを選択する。ここでは、「訪問看護」
を選択したとする。
【0042】図6(b)に示すように、訪問者の識別情
報CDとして、電話番号及びパスワードを入力する画面
HG2が表示される(#13)。訪問者は、セキュリィ
の保護及び情報取得のために、これらのデータを入力
し、「送信」を選択する。これによって、サーバ11に
対して利用開始を宣言する。なお、入力ミスがあった場
合には再度入力を繰り返す。
【0043】ここで、訪問者の入力する電話番号及びパ
スワードが識別情報CDである。これらの識別情報CD
は、本発明における第1の識別情報及び第2の識別情報
に対応するものである。つまり、電話番号が第1の識別
情報に、パスワードが第2の識別情報に、それぞれ対応
するものと一応言える。しかし、電話番号によって当該
携帯電話13に対応するユーザを識別可能であるととも
に、携帯電話13を特定の訪問者に割り当てておくこと
によって、電話番号によって訪問者(携帯者)を識別す
ることも可能である。そのような場合には、電話番号が
第1及び第2の識別情報に対応すると言える。
【0044】次に、図6(c)に示すように、訪問者の
氏名が表示され、患者コード、患者氏名、患者電話番号
を入力する画面HG3が表示される(#14)。訪問者
は、これらのデータを入力し、「検索」を選択する。こ
れにより、携帯電話13からサーバ11に対し、指定さ
れた患者の情報を要求する(#15)。
【0045】そうすると、指定された患者について、前
回の訪問時に入力されたデータが、サーバ11において
検索され、検索結果が携帯電話13に送信される。これ
によって、携帯電話13には、図6(d)に示されるよ
うに、前回訪問記録として、訪問日、患者の氏名、訪問
者、注意事項などを示す画面HG4が、スクロール可能
に表示される(#16)。画面HG4に表示される事項
は、他に、血圧の高低、体温、脈拍、顔色、食欲、水分
摂取、睡眠などのデータである。また、患部に対する注
意事項がある場合には、図6(e)の人体模型図を示す
画面HG5において、該当部位が黒色などで強調表示さ
れて示され、その下方に「右肩不自由」などと具体的に
表示される。特別な患部がなければ、「問題なし」と表
示される。
【0046】そして、「次へ」を選択することにより、
携帯電話13でデータを入力するための情報をサーバ1
1に要求し(#17)、これに対応してサーバ11から
送信される情報に基づいて画面HG6が表示される(#
18)。ここで、今回の訪問時における患者の症状及び
状態を入力する(#19)。
【0047】例えば、画面HG6において、血圧、体
温、脈拍などの測定値を入力する。また、「顔色」を入
力する際に、コマンドナビゲーションボタン43を操作
することによって、図7(g)に示す画面HG7が表示
される。画面HG7において、該当する症状を選択す
る。
【0048】また、図7(h)に示す画面HG8におい
て、チェックボックスを利用して該当する症状を入力す
る。また、患者について特定の部位を、図7(i)に示
す画面HG9において指定することができる。
【0049】すなわち、図8に拡大して示すように、画
面HG9には、人体模型図JMが表示される。画面HG
9において、コマンドナビゲーションボタン43を操作
し、ブロックBUを移動させる。コマンドナビゲーショ
ンボタン43を上下左右に傾ける毎に、例えばブロック
BUがそれと同じ方向に1つ移動する。これによって部
位を指定し入力することができる。各ブロックBU1〜
10の位置とその部位の名称との対応関係は図8のとお
りである。
【0050】なお、人体模型図JMにおいて、各ブロッ
クBU1〜10について、患者を正面から見た場合と背
面から見た場合とがあり、図8には正面から見た状態が
示されている。背面から見た状態では、各名称の「右」
と「左」とが入れ替わる。
【0051】ブロックBUによって部位を選択した後、
その部位についての詳細な症状を入力する。入力した後
で、「送信」を選択する。これによって、データがサー
バ11に送信される(#20)。
【0052】訪問者が入力するデータとして、訪問先に
おける滞在時間などがある。これらの入力されたデータ
の全部又は一部は、次回の訪問時において表示される。
サーバ11においては、図10に示すように、携帯電話
13から患者情報の要求があると(#31でイエス)、
指定された患者についての前回の患者情報を診療情報フ
ァイル26から検索し(#32)、検索結果を携帯電話
13に送信する(#33)。なお、ここでの検索は、指
定された患者の情報に基づいて行われるのであるが、携
帯電話13から送信された識別情報CDによって患者情
報を要求することが可能となるのであるから、患者情報
と識別情報CDとに基づいて検索が実行されているとい
うことになる。
【0053】また、携帯電話13から患者情報を受信す
ると(#34でイエス)、必要なデータ処理が行われ
(#35)、処理後のデータが診療情報ファイル26な
どの所定のファイルに格納され(#36)、必要なデー
タが送信した携帯電話13の識別情報CDに対応するク
ライアント端末12に送信される(#37)。
【0054】サーバ11からデータの送信を受けたクラ
イアント端末12では、図11に示すように、受信した
データをディスプレイ装置の表示面に表示し、又は用紙
に印刷することによって出力する(#51,52)。
【0055】ユーザの担当者は、出力されたデータを見
ることによって、訪問者が患者を訪問したこと、その日
時、患者の症状、状態などの種々の情報を入手すること
ができる。また、クライアント端末12を適時操作して
サーバ11にアクセスし、必要な情報を入手することが
できる。入手した情報に基づいて、訪問看護についての
管理、その他の管理を行うことができる。
【0056】なお、サーバ11からクライアント端末1
2への情報の送信のタイミングとして、例えば、訪問看
護があった度毎に、訪問看護が所定の件数に達したとき
に、又は一日の一定の時刻になったときなど、種々のタ
イミングを設けることができる。
【0057】このように、ユーザは、クライアント端末
12を設置することによって訪問看護に関する種々の情
報を容易に入手することができる。携帯電話13から送
られる種々の情報を処理し格納すること、及び携帯電話
13に対して必要な情報を送信することなど、訪問介護
看護システム1に必要な種々のプログラム、データベー
ス、その他のシステムの開発、運営、及び保守につい
て、全てサーバ11を管理する情報サービス会社におい
て一括して総合的に行うことができるので、使い勝手の
よい実用的なシステムを低コストでタイムリーに提供す
ることができる。ユーザにおいては、クライアント端末
12を設置するのみでよいので、ハードウエア及びソフ
トウエアの両面において、コストダウンを図ることがで
きる。また、携帯電話システム14の提供する携帯電話
13を利用することにより、極めて容易に訪問介護看護
システム1を構築することが可能である。 〔第2の実施形態〕上の実施形態においては、訪問者が
情報端末である携帯電話13を所持して持ち歩き、患者
の自宅を訪問して携帯電話13を操作したが、次に、訪
問者が情報端末を持ち歩く必要のない在宅端末16をも
用いた第2の実施形態の訪問介護看護システム1Bにつ
いて説明する。
【0058】図12は本発明に係る第2の実施形態の訪
問介護看護システム1Bの構成の例を示すブロック図で
ある。図12において、訪問介護看護システム1Bで
は、上に述べた訪問介護看護システム1の構成に加え、
パケット通信システム15、及び在宅端末16が設けら
れている。
【0059】パケット通信システム15は、例えば、N
TTドコモがサービスを行っている「DoPa」、その
他のパケット通信システムを利用することができる。在
宅端末16は、それぞれの患者(要介護者)の自宅に設
置された情報端末である。つまり、患者は介護という実
務サービスを受けるべき者であり、在宅端末16はその
患者の自宅に設置される。在宅端末16を操作すること
により、通信回線NW1を介してサーバ11にアクセス
可能である。在宅端末16は、パケット通信システム1
5との連携によって通信回線NW1に接続される。
【0060】在宅端末16は、サーバ11に対して、当
該在宅端末16がいずれのユーザに対応したものである
かを示し、また当該在宅端末16の所持者(患者)が誰
であるかを識別するための識別情報CDを送信すること
が可能である。
【0061】在宅端末16は、パケット通信により種々
のデータの送受信を行い、また、それらのデータを画面
に表示可能である。各在宅端末16に割り当てられた電
話番号を、識別情報CDとして利用することができる。
在宅端末16として、例えばNTTドコモが提供するモ
バイルマルチメディア「エクシーレ」を用いることがで
きる。「エクシーレ」は、上の「DoPa」に対応した
小型のパケット通信端末であり、比較的広い表示画面及
び操作性のよいキーボードを備え、電話番号による通信
相手への発呼、メッセージの交換、インターネットへの
アクセス、メールの送受信などが行える。
【0062】また、在宅端末16として、ISDN回線
などに接続されるデジタルの情報端末、またはアナログ
の公衆回線に接続される情報端末を用いることも可能で
ある。
【0063】いずれにしても、在宅端末16が患者の自
宅に設置されるので、訪問者が情報端末を持ち歩く必要
がない。すなわち、訪問看護の場合には、訪問者は看護
婦またはそれに準ずる者が多く、人数が限られるのであ
るが、訪問介護の場合には、訪問者(介護者)はヘルパ
ーであり、一般のパートタイマーであることもあり、人
数が多くなる。したがって、訪問者が情報端末を持ち歩
く必要がなくなることにより、情報端末の必要個数が低
減し、設備費が軽減される。なお、ユーザと訪問者との
間の連絡などのために、ポケットベル又は一般の電話機
などを利用することが可能である。
【0064】また、訪問者が患者の自宅を訪問すること
によって在宅端末16の操作が可能となるので、在宅端
末16の操作を開始した時刻をサーバ11で記録するこ
とによって、訪問者が患者の自宅を訪問したか否かの管
理、及び、訪問者が患者の自宅に到着した時刻または訪
問介護を開始した時刻の管理などを、容易に行うことが
できる。
【0065】さらに、在宅端末16が患者の自宅にある
ので、訪問者のみの操作でなく、患者自身またはその家
族などが任意の時刻に在宅端末16を操作し、サーバ1
1との間で種々の情報の送受信を行うことができる。
【0066】例えば、在宅端末16を操作して、患者の
介護のために必要な商品を発注することができる。在宅
端末16からサーバ11に送信された発注情報は、サー
バ11から該当するクライアント端末12に転送され
る。クライアント端末12で発注情報を受信すると、そ
れに基づいて、ユーザにおいて商品の手配が行われ、発
注伝票、納品伝票、請求書などの必要な伝票が電子的に
または紙により発行される。商品がユーザの手元に入荷
すると、ユーザから患者の自宅に配送する。納品書及び
請求書などを紙で送ってもよいし、又は通信回線NW
1,2を介して在宅端末16に電子的に送信することも
可能である。また、商品をその製造メーカから患者宅に
直接配送することも可能である。
【0067】また、訪問者が、在宅端末16を用いて患
者に対する助言などを入力しておいた場合に、患者は、
必要時に在宅端末16を操作し、その助言の内容を表示
させることが可能である。これによって、患者及びその
家族は、介護者などがいない間においても安心である。
通信回線NW1及び2は同じ1つのネットワークであっ
てもよいし異なるネットワークであってもよい。
【0068】次に、表示面HGに表示される画面及びフ
ローチャートを参照して訪問介護看護システム1Bの訪
問介護に関連する動作を説明する。図13乃至図16は
表示面HGに表示される種々の画面HG11〜14の例
を示す図、図17は在宅端末16における動作又は操作
を示すフローチャートである。
【0069】上にも述べたように、在宅端末16は、そ
れぞれユーザ(施設)と直接的に又は間接的に契約した
患者(要介護者)が例えば一人一台保有する。訪問者、
例えばヘルパーは、各ユーザから訪問介護を受けること
となっている患者の自宅を訪問し、そこで在宅端末16
を使用して種々の情報の取得及び入力を行う。
【0070】訪問者は、訪問先において、在宅端末16
を操作し、訪問者の識別情報CDを入力して送信する
(#111)。図13に示すように、在宅端末16の電
源をオンすると、又は電源をオンして訪問介護を選択す
ると、その表示面に識別情報CDを入力する画面HG1
1が表示される。画面HG11において「ご利用者」と
は患者のことである。画面HG11には、訪問者の到着
時刻がリアルタイムで表示される。識別情報CDとし
て、訪問者のコード及びパスワードを入力する。識別情
報CDを送信したときに、そのときの時刻がサーバ11
に送信され、サーバ11で記録される。
【0071】画面HG11において「本日予定へ」を押
すと、図14に示す画面HG12が表示される(#11
2)。画面HG12には、当該患者に対する本日予定の
サービス内容、時間超過の有無、交通手段、介護用品の
注文の有無などを確認する内容が表示される。これらの
情報は、必要に応じてサーバ11から送信される。訪問
者は、この内容を見て、本日の介護を実施し、実施内容
を入力する(#113)。
【0072】介護用品を発注する場合には、「注文す
る」を押す(#114)。これによって、図15に示す
商品入力のための画面HG13が表示される(#11
5)。この画面HG13において、発注したい商品の個
数を入力し(#116)、「確定する」を押すことによ
って画面HG12に戻る。画面HG12で「内容確認
へ」を押すと、図16に示す内容確認のための画面HG
14が表示される(#117)。この画面HG14にお
いて、患者又はその家族が内容を確認し、且つ患者のパ
スワードを入力する(#118)。そして、「入力」を
押すことでデータがサーバ11に送信される(#11
9)。
【0073】サーバ11においては、第1の実施形態の
場合と同様に、在宅端末16からの情報の要求に応じ
て、情報の検索及び送信を行う。また、在宅端末16か
ら送信された情報を受信し、必要なデータ処理を行い、
処理後のデータを所定のファイルに格納し、在宅端末1
6の識別情報CDに対応するクライアント端末12に送
信する。
【0074】サーバ11からデータの送信を受けたクラ
イアント端末12では、受信したデータをディスプレイ
装置の表示面に表示し又は用紙に印刷するなど、可視的
に出力する。
【0075】これによって、ユーザは、上の第1の実施
形態において説明したと同じメリットを得ることができ
る。なお、訪問介護看護システム1Bの動作、操作、処
理などに関して、上に述べた以外に、訪問介護看護シス
テム1における説明で述べたことを適用することができ
る。
【0076】上の実施形態において、URLの入力の際
に、例えばブックマークなどとして予め登録したデータ
を呼び出して入力してもよい。サーバ11における情報
処理の内容、サーバ11と携帯電話13又は在宅端末1
6との間で送受されるデータの内容又は順序、サーバ1
1、クライアント端末12、携帯電話13、在宅端末1
6の構成、構造、形状、回路、処理内容、処理順序、表
示内容などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更すること
が可能である。
【0077】上の実施形態においては、本発明のアウト
ソーシングシステムを訪問介護看護システム1,1Bに
適用した例について説明したが、これ以外に、酒類の訪
問販売、その他の商品の販売又は受注などに適用するこ
とができる。酒類の訪問販売においては、酒類販売店及
び酒類卸店などがユーザであり、一般家庭などが種類の
配達などの実務サービスを受けるべき者又は場所であ
る。
【0078】このようなアウトソーシングシステムによ
ると、各ユーザは高額なシステムを購入する必要がなく
なり、商品の受注又は配送などを容易に迅速に行うこと
が可能となる。
【0079】
【発明の効果】本発明によると、看護者などが訪問先に
おいて患者などについての十分な情報を入手することが
でき、患者情報などの入力を容易に行うことができ、シ
ステムのメンテナンスなどに手間を要さないという効果
がある。
【0080】特に、ユーザにおいては、プログラム及び
システムの開発、運営、及び保守を専門のサービス部門
に任せることができるので、高額なシステムを購入する
必要がなく、使い勝手のよい実用的なシステムを低コス
トで利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施形態の訪問介護看護シ
ステムの構成の例を示すブロック図である。
【図2】看護者ファイルを構成する項目の例を示す図で
ある。
【図3】患者情報ファイルを構成する項目の例を示す図
である。
【図4】診療情報ファイルを構成する項目の例を示す図
である。
【図5】携帯電話の一例を示す正面図である。
【図6】携帯電話の表示面に表示される種々の画面の例
を示す図である。
【図7】携帯電話の表示面に表示される種々の画面の例
を示す図である。
【図8】人体模型図を拡大して示す図である。
【図9】携帯電話における動作又は操作を示すフローチ
ャートである。
【図10】サーバにおける動作又は処理を示すフローチ
ャートである。
【図11】クライアント端末における動作を示すフロー
チャートである。
【図12】発明に係る第2の実施形態の訪問介護看護シ
ステムの構成の例を示すブロック図である。
【図13】在宅端末の表示面に表示される種々の画面の
例を示す図である。
【図14】在宅端末の表示面に表示される種々の画面の
例を示す図である。
【図15】在宅端末の表示面に表示される種々の画面の
例を示す図である。
【図16】在宅端末の表示面に表示される種々の画面の
例を示す図である。
【図17】在宅端末における動作又は操作を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
1,1B 訪問介護看護システム(アウトソーシングシ
ステム) 11 サーバ 12 クライアント端末 13 携帯電話(情報端末) 14 携帯電話システム 15 パケット通信システム 16 在宅端末(情報端末) 21 第1の処理部 22 第2の処理部 23 メモリ(記憶手段) 24 看護者ファイル 25 患者情報ファイル(記憶手段) 26 診療情報ファイル(記憶手段) NW,NW1,NW2 通信回線 CD 識別情報(第1の識別情報、第2の識別情報) JM 人体模型図 BU,BU1〜9 ブロック(特定の部位)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報を必要とする1つ又は複数のユーザに
    それぞれ設置されたクライアント端末と、通信回線を介
    し前記クライアント端末に対して情報を送信するサービ
    ス部門に設置されたサーバと、通信回線を介して前記サ
    ーバにアクセス可能な1つ又は複数の情報端末とを有
    し、 前記情報端末は、前記サーバに対して、当該情報端末が
    いずれのユーザに対応したものであるかを示す第1の識
    別情報を送信することが可能であり、 前記サーバには、 前記情報端末からのアクセスに対して、それぞれの情報
    端末から送信される第1の識別情報に応じた入力画面情
    報及び表示出力情報を送信するための第1の処理手段
    と、 前記情報端末から送信される情報を第1の識別情報に応
    じて処理し、処理された情報を第1の識別情報に対応し
    たユーザのクライアント端末に送信するための第2の処
    理手段と、 第1の処理手段又は第2の処理手段によって処理すべき
    又は処理された情報を格納するための記憶手段と、 が設けられ、 それぞれの前記クライアント端末には、前記サーバから
    受信した情報を出力する出力手段が設けられ、 てなることを特徴とする情報端末を用いたアウトソーシ
    ングシステム。
  2. 【請求項2】前記情報端末は、無線によって公衆電話網
    に接続される携帯電話機である、 請求項1記載の情報端末を用いたアウトソーシングシス
    テム。
  3. 【請求項3】患者の介護若しくは看護又はその管理を行
    うユーザにそれぞれ設置されたクライアント端末と、通
    信回線を介し前記クライアント端末に対して情報を送信
    するサービス部門に設置されたサーバと、通信回線を介
    して前記サーバにアクセス可能であって訪問者がそれぞ
    れ携帯する情報端末とを有し、 前記情報端末は、前記サーバに対して、当該情報端末が
    いずれのユーザに対応したものであるかを示す第1の識
    別情報及び当該情報端末の携帯者を識別するための第2
    の識別情報を送信することが可能であり、 前記サーバには、 前記情報端末からのアクセスに対して、それぞれの情報
    端末から送信される第1の識別情報及び/又は第2の識
    別情報に応じて入力画面情報及び表示出力情報を送信す
    るための第1の処理手段と、 前記情報端末から送信される情報を第1の識別情報に応
    じて処理し、処理された情報を第1の識別情報に対応し
    たユーザのクライアント端末に送信するための第2の処
    理手段と、 患者情報を格納する記憶手段と、 が設けられ、 それぞれの前記クライアント端末には、前記サーバから
    受信した情報を出力する出力手段が設けられ、 てなる情報端末を用いた訪問介護看護システム。
  4. 【請求項4】患者の介護若しくは看護又はその管理を行
    うユーザにそれぞれ設置されたクライアント端末と、通
    信回線を介し前記クライアント端末に対して情報を送信
    するサービス部門に設置されたサーバと、通信回線を介
    して前記サーバにアクセス可能であって患者宅に設置さ
    れる情報端末とを有し、 前記情報端末は、前記サーバに対して、当該情報端末が
    いずれのユーザに対応したものであるかを示す第1の識
    別情報及び患者を訪問した訪問者を識別するための第2
    の識別情報を送信することが可能であり、 前記サーバには、 前記情報端末からのアクセスに対して、それぞれの情報
    端末から送信される第1の識別情報及び/又は第2の識
    別情報に応じて入力画面情報及び表示出力情報を送信す
    るための第1の処理手段と、 前記情報端末から送信される情報を第1の識別情報に応
    じて処理し、処理された情報を第1の識別情報に対応し
    たユーザのクライアント端末に送信するための第2の処
    理手段と、 患者情報を格納する記憶手段と、 が設けられ、 それぞれの前記クライアント端末には、前記サーバから
    受信した情報を出力する出力手段が設けられ、 てなる情報端末を用いた訪問介護看護システム。
  5. 【請求項5】前記第1の処理手段は、 前記情報端末から送信される第2の識別情報及び患者識
    別情報に応じて、前記患者識別情報で識別される患者の
    患者情報を、前記記憶手段から読み出して前記情報端末
    に送信する、 請求項3又は請求項4記載の情報端末を用いた訪問介護
    看護システム。
  6. 【請求項6】前記情報端末は、前記サーバから送信され
    る入力画面情報に基づいて人体模型図を表示することが
    可能であり、当該情報端末の操作により前記人体模型図
    における特定の部分を指定することによって、人体の特
    定の部位を入力することが可能である、 請求項3乃至5のいずれかに記載の情報端末を用いた訪
    問介護看護システム。
  7. 【請求項7】患者の介護若しくは看護又はその管理を行
    うユーザにそれぞれ設置されるクライアント端末と、通
    信回線を介し前記クライアント端末に対して情報を送信
    するサービス部門に設置されるサーバと、通信回線を介
    して前記サーバにアクセス可能な情報端末とを有して構
    成される訪問介護看護システムに用いられるサーバであ
    って、 前記情報端末からのアクセスに対して、それぞれの情報
    端末から送信される識別情報に応じて入力画面情報及び
    表示出力情報を送信するための第1の処理手段と、 前記情報端末から送信される情報を前記識別情報に応じ
    て処理し、処理された情報を前記識別情報に対応したユ
    ーザのクライアント端末に送信するための第2の処理手
    段と、 患者情報を格納する記憶手段と、 が設けられ、 てなる訪問介護看護システムに用いられるサーバ。
  8. 【請求項8】情報を必要とする1つ又は複数のユーザに
    それぞれクライアント端末を設置し、 通信回線を介し前記クライアント端末に対して情報を送
    信するサーバをサービス部門に設置し、 通信回線を介して前記サーバにアクセス可能な1つ又は
    複数の情報端末を、前記ユーザによる実務サービスを受
    けるべき者又は場所若しくは当該者又は場所を訪問する
    者が保有し、 前記情報端末は、前記サーバに対して、当該情報端末が
    いずれのユーザに対応したものであるかを示す第1の識
    別情報を送信することが可能であり、 前記サーバは、 前記情報端末からのアクセスに対して、それぞれの情報
    端末から送信される第1の識別情報に応じた入力画面情
    報及び表示出力情報を送信し、 前記情報端末から送信される情報を第1の識別情報に応
    じて処理し、処理された情報を第1の識別情報に対応し
    たユーザのクライアント端末に送信し、 それぞれの前記クライアント端末は、前記サーバから受
    信した情報を可視的に出力する、 ことを特徴とする情報端末を用いたアウトソーシング方
    法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003180637A (ja) * 2001-12-19 2003-07-02 Kazuo Tate 血糖値データに基づく健康管理システム
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JP2008242980A (ja) * 2007-03-28 2008-10-09 Kenwood Corp 訪問介護システム及び緊急出動システム
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