JP2003345505A - 固有のデバイスidを有する入力操作手段を用いるコンピュータシステム - Google Patents

固有のデバイスidを有する入力操作手段を用いるコンピュータシステム

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JP2003345505A
JP2003345505A JP2002149754A JP2002149754A JP2003345505A JP 2003345505 A JP2003345505 A JP 2003345505A JP 2002149754 A JP2002149754 A JP 2002149754A JP 2002149754 A JP2002149754 A JP 2002149754A JP 2003345505 A JP2003345505 A JP 2003345505A
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Application number
JP2002149754A
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English (en)
Inventor
Takeo Igarashi
健夫 五十嵐
Kazuo Nakazawa
一雄 中沢
Kiyoshi Moriya
潔 守屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NAT CARDIOVASCULAR CT
Japan National Cardiovascular Center
Wacom Co Ltd
Igarashi Takeo
Original Assignee
NAT CARDIOVASCULAR CT
Japan National Cardiovascular Center
Wacom Co Ltd
Igarashi Takeo
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Publication date
Application filed by NAT CARDIOVASCULAR CT, Japan National Cardiovascular Center, Wacom Co Ltd, Igarashi Takeo filed Critical NAT CARDIOVASCULAR CT
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データを記載したユーザーを識別できるコン
ピュータシステムや、複数のコンピュータにまたがるシ
ステムでコンピュータの違いを意識することなく作業を
継続できるコンピュータシステムを提供する。 【解決手段】 固有のデバイスIDを電子データとして
有する入力操作手段と、該デバイスIDを電子的に取得
し、該入力操作手段による入力を受け付ける入力受け付
け手段と、該デバイスIDと前記入力操作手段の所有者
の識別情報との関係を記憶している関係情報記憶手段
と、該入力受け付け手段が取得した該デバイスIDが該
関係情報記憶手段に記憶されているものであるかどうか
を判断するデバイスID確認手段と、前記入力受け付け
手段が受け付ける前記入力操作手段による入力結果をそ
の入力操作手段に固有のデバイスIDと関連付けて記録
する入力情報記憶手段と、該入力結果を表示する表示装
置とを備えてなる、コンピュータシステム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、コンピュータ上の
ファイルなどの電子データを固有のデバイスIDを有す
る入力操作手段を用いて管理するコンピュータシステ
ム、その稼動方法、及びこれらを実現するコンピュータ
プログラムに関する。さらに詳細には、異なる所有者に
別々のデバイスIDを有する入力操作手段を割り当て
て、その入力操作手段による操作ごとに、その操作によ
る入力情報を識別して記録することができるコンピュー
タシステムとその稼動方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータにおける電子情報の
セキュリティの確保のために、コンピュータの操作に際
しては、そのコンピュータ自体や、あるいはコンピュー
タネットワークに対して、適当なユーザー名やパスワー
ドを用いて、ユーザーにログインさせたりログアウトさ
せたりしてセッション毎にユーザーを識別することが行
われてきた。
【0003】また、アクセスを制限する電子ファイルに
ついて、その電子ファイルの秘匿性を確保するための読
取り可能パスワードや、改ざんを防止するための書き込
み可能パスワードを設定して、当該電子ファイルの内容
確認や更新を特定のユーザーに制限することが行われて
きた。
【0004】さらに、複数のユーザーがアクセスする電
子ファイルの記載内容について、特定の記載内容がどの
ユーザーが記載したものであるかを、上記のユーザー名
等によって識別可能にして、その電子ファイルの個々の
記載についての責任を明確にすることが行われてきた。
【0005】さらに加えて、複数のコンピュータ端末が
接続されたネットワークにおいて、あるコンピュータ端
末で特定の電子ファイルについてあるユーザーが作業し
ている際に(あるいは作業後に)、当該ファイルを他の
コンピュータ端末から同じユーザーがアクセスする場合
には、そのファイルを他のコンピュータ端末からファイ
ル名などをキーにしてユーザーが呼び出して作業するこ
とが行われてきた。
【0006】以上の従来のコンピュータシステムや方法
には以下の問題点がある。 (1)パスワードによってユーザーのコンピュータへの
アクセスを管理する方法は、全般に、パスワードの信頼
性を確保するために、一定期間ごとにパスワードを変更
するなどの方法が取られるが、ユーザーが適切にパスワ
ードを管理する必要があるという問題がある。また、し
ばしば覚えにくいパスワードを暗記し、それを入力する
のは面倒であることが多い。
【0007】(2)従来のセッション毎にログインやロ
グアウトなどによってユーザーを管理するシステムや方
法においては、セッションにログインする際のユーザー
と、そのセッション中の実際のユーザーが異なっていて
も、システムはそのユーザーの交代を検知できないとい
う問題がある。
【0008】(3)また、従来のパスワードによるアク
セスや更新の制限はファイル単位で行われている。この
場合、特定のファイルに複数のユーザーがアクセスする
場合には、複数のユーザーに読取り可能パスワードや書
き込み可能パスワードなどを知らせる必要があり、その
ファイル自体のセキュリティが確保できないという問題
がある。
【0009】(4)さらに、複数のユーザーがアクセス
して入力する電子ファイルの各記載内容をユーザー名で
識別する際に、そのユーザー名を当該電子ファイルにア
クセスしている際のログインしているユーザー名で行っ
た場合には、コンピュータのユーザーがログインのユー
ザー名のユーザーであるかどうかが検知できないという
上記の問題がそのまま反映されてしまうという課題があ
る。ユーザー名で識別する際に他の方法で実際にその電
子ファイルの記載についてユーザー名をパスワードも含
めて問い合わせることも可能であるが、パスワードの管
理の上記問題が残ってしまう。また、ログイン時のユー
ザーがそのままコンピュータを使用してパスワードも適
切に管理されているとしても、特定のコンピュータを複
数のユーザーが使ってある特定のファイルにアクセスす
る状況では、ユーザーの切換のたびにコンピュータへの
ログアウトとログインを繰り返す煩わしさがある。
【0010】(5)さらに加えて、あるコンピュータ端
末で特定の電子ファイルについてあるユーザーが作業
し、そして他のコンピュータからその特定の電子ファイ
ルを同じユーザーがアクセスするには、いずれのコンピ
ュータにおいても、上記した従来の電子ファイルの管理
システムや方法の問題が残ってしまう。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来技
術の持つ課題の少なくともいくつかを解決するためにな
されたものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明においては、固有
のデバイスIDを電子データとして有する入力操作手段
と、該デバイスIDを電子的に取得し、該入力操作手段
の操作による入力を受け付ける入力受け付け手段と、該
デバイスIDと、前記入力操作手段の所有者の識別情報
との関係を記憶している関係情報記憶手段と、該入力受
け付け手段が取得した該デバイスIDが該関係情報記憶
手段に記憶されているものであるかどうかを判断するデ
バイスID確認手段と、前記入力受け付け手段が受け付
ける前記入力操作手段による入力結果をその入力操作手
段に固有のデバイスIDと関連付けて記録する入力情報
記憶手段と、該入力結果を表示する表示装置とを備えて
なる固有のデバイスIDを有する入力操作手段を用いる
コンピュータシステムが提供される。
【0013】また、固有のデバイスIDを有する入力操
作手段のデバイスIDと、前記入力操作手段の所有者の
識別情報とを関係情報記憶手段が受け付けて記憶するス
テップと、該デバイスIDを入力受け付け手段が電子的
に取得するステップと、前記デバイスIDが該関係情報
記憶手段に記憶されているものであるかどうかを前記入
力受け付け手段と前期関係情報記憶装置とに接続してい
る演算装置により判断するデバイスID確認ステップ
と、該入力操作手段による入力操作を入力受け付け手段
が受け付ける入力受け付けステップと、前記入力受け付
け手段が受け付ける入力操作をその入力操作手段のデバ
イスIDと関連付けて入力情報記憶手段が記録する入力
情報記録ステップと、該入力操作による入力情報を該入
力情報記憶手段に接続された表示装置が表示する表示ス
テップとを備えてなる固有のデバイスIDを有する入力
操作手段を用いるコンピュータシステムの稼動方法が提
供される。
【0014】デバイスIDとは、異なる入力操作手段に
は異なる値が与えられて入力操作手段に固有のものとな
るように構成されている入力操作手段を識別するための
数値や文字列等であり、適当な電子データとして入力操
作手段に保持されている。
【0015】入力受け付け手段とは、入力操作手段のデ
バイスIDを電子データとして取得することができる。
これにより、入力受け付け手段は、入力操作手段が異な
れば、異なるデバイスIDを取得する。また、その入力
操作手段による操作を入力として受け付ける。
【0016】以上のような入力操作手段と入力受け付け
手段の例としては、例えば、電磁誘導式タブレット(デ
ィジタイザ)に用いるID付きの電子ペンと、そのタブ
レットがあるが、本発明が特にこれらに限定されるもの
ではない。
【0017】入力操作手段は、本発明のコンピュータシ
ステムやその稼動方法にかかわるユーザーが、典型的に
は一人当たり1つだけ所有しているものである。入力操
作手段のデバイスIDとその所有者は、所有者の氏名や
組織内での通称、組織内でのIDといった適当な所有者
を識別するための識別情報を用いて、関係付けされてい
る。この関係は、関係情報記憶手段に登録されている。
この関係情報記憶手段は、適当な記録装置であり、コン
ピュータのハードディスク装置やその中の適当なファイ
ル等、周知の装置とすることができる。
【0018】デバイスID確認手段は、例えばコンピュ
ータの適当な演算装置であり、デバイスIDが関係情報
記憶手段に登録されているものであるかどうかを判断す
る。入力情報記憶手段は、入力受け付け手段によって受
け付けられた入力操作手段の入力操作を記録する適当な
記録装置であり、コンピュータのハードディスク装置や
その中の適当なファイル等、周知の装置とすることがで
きる。例えば電磁誘導タブレットのペンの軌跡によって
あらわされる線画を記録する。この入力データには、使
用された入力操作手段のデバイスIDを関連付けて記録
されている。この関連付けは、入力情報記憶手段に、入
力データに対応させて共に記憶されていても良いし、ま
た、間接的に関係が保持されるような中間データを介し
て関連付けされていても良い。間接的な例として、操作
ごとにオペレーション番号を生成して入力情報記憶手段
に入力データと共に記憶しておき、当該オペレーション
番号について、その操作が行われた入力操作手段のデバ
イスIDを別の適当な記憶装置に保持する、といった方
法が用いられる。
【0019】また、入力情報は、入力操作による軌跡に
限らず、例えば適当な画面上のボタンを選択するアクシ
ョンであったり、適当な選択リストから選択するアクシ
ョンであったり、適当な判断を促すプロンプトへの応答
とすることができる。入力したデータは、適当な表示装
置によって、入力をしているユーザーや他のユーザーに
提供される。
【0020】このようなシステムや方法に拠れば、入力
操作手段によってその所有者の識別が容易になり、入力
されたデータが実際にどのユーザーが記載したものであ
るかが確実に、しかも容易に識別できる。
【0021】また本発明に拠れば、異なる入力操作手段
による入力操作に基づいて前記入力受け付け手段が受け
付けた入力情報について、記憶先と、付帯情報と、表示
状態との少なくともいずれかを、前記異なる入力操作手
段の各デバイスIDに対応して入力結果ごとに制御する
情報処理手段をさらに備えてなるコンピュータシステム
が提供される。
【0022】また、前記入力受け付けステップには、入
力操作ごとに、該入力操作に用いられた入力操作手段の
デバイスIDを情報処理手段が受け取るデバイスID受
け取りステップと、該入力操作を前記入力受け付け手段
が受け付けた入力情報を情報処理手段が受け取る入力情
報受け取りステップと、該入力情報について、記憶先
と、付帯情報と、表示状態との少なくともいずれかを、
前記異なる入力操作手段の各デバイスIDに応じて入力
操作ごとに情報処理手段が制御する情報処理ステップと
をさらに含んでなるコンピュータシステムの稼動方法が
提供される。
【0023】記憶先とは、例えば、記憶装置や、記憶装
置におけるファイルである。入力操作手段のデバイスI
Dによって入力情報の記憶先を変更することができる。
また、付帯情報とは、デバイスIDに基づいて定められ
る任意の情報である。例えば、デバイスIDそのもの、
そのデバイスIDに基づいて関係情報記憶手段から呼び
出される所有者の識別情報、さらにその所有者の識別情
報に何らかの関連がつけられている情報(例えばその所
有者の所属するグループや組織の情報)等である。
【0024】また、表示状態とは、入力情報を表示装置
に表示する色や線の種類、テクスチャ、背景の表示、表
示オブジェクトの動作等、任意の表示属性の状態であ
る。情報処理手段とは、適当な演算装置やロジック素子
一般であり、適当な命令の組み合わせからなるコンピュ
ータプログラムによって情報を制御したり加工したりす
る者などである。
【0025】記憶先を制御する場合には、情報処理手段
は、記憶先をデバイスIDに応じて割り振って、各宛先
の記憶装置が割り振られた入力情報を受け入れて記憶す
るようにさせる。また、付帯情報を制御する場合には、
例えばデバイスIDを入力情報に付加して、これらを入
力情報記憶手段に共に記録する。さらに、表示状態は、
表示装置に表示される色、適当なマークといった表示の
属性を、デバイスIDに応じて変更する。例えばあるデ
バイスIDからの入力情報は白地に黒の表示をし、別の
デバイスIDからの入力情報は白地に赤の表示をしたり
する。
【0026】この特徴によって、本発明では、デバイス
IDに応じて入力情報の記憶先がされたり、入力情報に
付帯情報が付加されたり、あるいは、表示が変更される
ため、デバイスIDごとに入力情報を分類して記憶でき
たり、デバイスIDごとに入力情報を付帯情報に従って
加工できたり、デバイスIDごとに表示を変更してその
入力情報が提供される観察者にその入力情報を入力した
者を明示することが可能になる。
【0027】また、本発明では、入力操作に使用される
入力操作手段のデバイスIDと、該デバイスIDに基づ
いて前記関係情報記憶手段から呼び出される前記所有者
の識別情報とのいずれかの情報と、操作イベントの種類
と、発生時刻とを、前記入力操作ごとに格納する入力操
作情報記憶手段をさらに備えるコンピュータシステムが
提供される。
【0028】また、用いられる入力操作手段のデバイス
IDと、該デバイスIDに基づいて関係情報記憶手段か
ら呼び出される前記所有者の識別情報とのいずれかの情
報と、操作イベントの種類と、発生時刻とを、入力操作
情報記憶手段が前記入力操作ごとに格納するステップを
さらに備えるコンピュータシステムの稼動方法が提供さ
れる。
【0029】操作イベントとは、個々の操作によるアク
ションやイベントであり、例えば入力を開始すること
や、画面上のオブジェクトに何らかの操作をすること、
特定のファイルそのものにアクセスすること等が挙げら
れる。ここでの操作とは、入力される個々の操作であっ
てもよいし、別の入力操作手段によって入力が開始され
るまでの特定の入力操作手段による一連の入力操作であ
っても良い。
【0030】入力操作情報記憶手段とは、操作イベント
とその時刻を記憶する適当な電子ファイルや記憶手段で
あり、どのデバイスIDによる操作イベントがいつ行な
われたかを記録する。また、このような特徴と併せて、
入力情報記憶手段に入力操作ごとに時刻等の操作を識別
する情報を付加しておくこともできる。
【0031】また、このような操作イベントが、デバイ
スIDが入力操作手段のデバイスIDか、関係情報記憶
手段に登録されているその入力操作手段のデバイスID
の所有者の識別情報(氏名等)かのいずれかと共に記録
されて、ログを記録することができる。入力情報記憶手
段に入力操作ごとに時刻等の操作を識別する情報を付加
しておくことによって、後に入力情報と対応付けること
が可能となる。
【0032】また、本発明により、少なくとも第1のコ
ンピュータと第2のコンピュータとを含み、該第1のコ
ンピュータは前記関係情報記憶手段を備え、該第2のコ
ンピュータは、前記入力受け付け手段と前記表示装置と
を備え、該第1のコンピュータと該第2のコンピュータ
とが相互参照可能なようにネットワークで接続されてお
り、該ネットワークに接続されたいずれかのコンピュー
タが前記デバイスID確認手段と、前記入力情報記憶手
段とを備えている請求項1に記載のコンピュータシステ
ムが提供される。
【0033】第1のコンピュータは、例えば、関係情報
記憶手段を備えるサーバーコンピュータである。また、
第2のコンピュータは、例えば入力受け付け手段と表示
手段を備えている端末となるコンピュータである。ネッ
トワークには、第1、第2のコンピュータやその他の任
意のコンピュータが有り、そのコンピュータにはデバイ
スID確認手段と、入力情報記憶手段が備えられてい
る。
【0034】なお、これらの構成は、必ずしも明確なサ
ーバーコンピュータのあるいわゆるクライアント・サー
バー型のシステムや、ホストと端末に別れているような
システム形態等に限られるものではなく、ピアー・トゥ
ー・ピアー型のネットワーク構成等であっても構わな
い。
【0035】第2のコンピュータは、その入力受け付け
手段を入力操作手段が検知してデバイスIDを取得する
と、そのデバイスIDが、第1のコンピュータに備えら
れた関係情報記憶手段に登録されているものか判断す
る。
【0036】このような形態では、関係情報記憶手段と
入力受け付け手段が分散されているために、例えば、第
3のコンピュータとして第2のコンピュータと同様のコ
ンピュータを用いても、共通した関係情報記憶手段を用
いることができる。入力操作手段が例えば複数のコンピ
ュータ間で用いられるとき(例えば、第2のコンピュー
タと第3のコンピュータとに備えられている各入力受け
付け手段で用いるとき)、関係情報記憶手段の一元管理
が可能となり、システムの拡張が容易となる。
【0037】本発明では、前記入力受け付け装置と表示
装置とをそれぞれ備えるネットワークによって接続され
た少なくとも2台のコンピュータを含み、前記入力情報
記憶手段は、該ネットワークを介して該コンピュータの
いずれかより参照可能であって、一のコンピュータの入
力受け付け装置によって受け付けられた入力結果を用い
られた入力操作手段のデバイスIDと関連付けて記憶
し、別のコンピュータは、該別のコンピュータの入力受
け付け装置が前記デバイスIDと同一のデバイスIDを
電子的に取得すると、前記一のコンピュータへの入力を
前記入力情報記憶手段から呼び出すためのネットワーク
透過型データ呼び出し手段を備えており、呼び出した入
力結果を前記別のコンピュータの表示装置に表示するこ
とができるコンピュータシステムが提供される。
【0038】また、ネットワークによって接続されてい
る少なくとも2台のコンピュータを含み、前記入力情報
記憶手段が、該ネットワークを介して該コンピュータの
いずれかより参照可能であるシステムにおいて、前記入
力情報記録ステップは、一のコンピュータの入力受け付
け装置によって受け付けられた入力結果を用いられた入
力操作手段のデバイスIDと関連付けて記憶するステッ
プであり、別のコンピュータが、該別のコンピュータの
入力受け付け装置がいずれかの入力操作手段からデバイ
スIDを電子的に取得すると、前記一のコンピュータへ
の入力を前記入力情報記憶手段から呼び出すステップ
と、呼び出した入力結果を前記別のコンピュータの表示
装置に表示するステップとをさらに含んでなるコンピュ
ータシステムの稼動方法が提供される。
【0039】通常は、ある所有者は同じデバイスIDを
常時使用するため、その所有者が一のコンピュータで何
らかの電子情報についての作業をその入力操作手段でお
こなって作業を中断等した後に、別のコンピュータの入
力受け付け手段で作業を再開しようとする際にも同じデ
バイスIDの入力操作手段が用いられる。ネットワーク
透過型データ呼び出し手段は、適当な演算装置に適当な
命令の組み合わせからなるプログラムが用いられて実現
され、このデバイスIDを別のコンピュータが取得する
と、一のコンピュータで中断等していた作業の電子デー
タを別のコンピュータが呼び出す作用をする。
【0040】この特徴によって、本発明のコンピュータ
システムやその稼動方法において、所有者がコンピュー
タの違いを意識することなく、また、新たにログイン・
ログアウト等の作業をすることなく、同一の作業内容を
再開することができ、ユーザーに感じさせるパスワード
等の管理の煩わしさが低減されつつ十分なセキュリティ
の確保が可能となり、ユビキタス・コンピューティング
環境や、パーベイシブ・コンピューティング環境が実現
する。
【0041】また、本発明では、前記入力操作手段が電
磁誘導タブレット用のID付きペンであり、前記入力受
け付け手段が電磁誘導タブレットであり、前記表示装置
としても機能するコンピュータシステムが提供される。
【0042】また、前記入力操作手段が電磁誘導タブレ
ット用のID付きペンであり、前記入力受け付け手段が
電磁誘導タブレットであり、表示装置としても機能する
コンピュータシステムの稼動方法が提供される。
【0043】入力受け付け手段としての電磁誘導タブレ
ットは、パッド状の形状で交流磁界を発生させ、入力操
作手段としての電子ペンはその交流磁界によって誘導電
流を発生させる回路を内蔵している。この回路では、共
振等の作用で電流が流れることによりされる誘導電流
が、さらに交流磁界を発生させて、電磁誘導タブレット
がその位置を検出する。
【0044】表示装置として機能する入力受け付け手段
とは、例えば、ディスプレイと一体化されていて入力が
可能な表示面が提供されるもの(例えば液晶ディスプレ
イ一体型タブレット)とすることができる。
【0045】この入力操作手段が電子ペンであることか
ら、入力操作手段である電子ペンで入力されたサインを
入力受け付け手段が受け付けて、そのサインを情報処理
手段がサイン記憶手段に登録されているサインの筆跡の
いずれかと同一のものであるかどうかを判定してもよ
い。また、入力受け付け手段が電子ペンのデバイスID
を取得して、そのデバイスIDが関係情報記憶手段に登
録されているID付きペンのデバイスIDであるかどう
かを判定して、さらに入力操作手段によるサインを入力
受け付け手段が受け付けて、情報処理手段が、そのサイ
ンの筆跡によるサインの登録者と、そのデバイスIDの
所有者との一致を判定して、デバイスIDとサインによ
ってより確実に所有者を判定しても良い。
【0046】電磁誘導タブレットのID付きペンは所有
者毎に割り当てて、各自が自分だけのID付きペンを身
に付けていることが可能であるため、そのID付きペン
のデバイスIDによって所有者を識別することが可能と
なる。また、ID付きペンのデバイスIDによる判定
と、ID付きペンによって書かれた署名とを署名認証ソ
フトウエアを利用した判定とを組みわせることが可能と
なり、より確実に所有者を判定できるようにすることが
できる。
【0047】表示装置として機能する入力受け付け手段
を用いると、表示装置と入力装置が分離したものに比べ
て、使用するのに習熟を要しないユーザーフレンドリー
なシステムや方法が実現する。
【0048】本発明では、前記入力情報記憶手段が医療
情報を格納するものであり、上記したいずれかのコンピ
ュータシステムを含んで構成される医療情報システムが
提供される。
【0049】また、前記入力情報記憶手段が医療情報を
格納する、上述したいずれかのコンピュータシステムの
稼動方法を含んで構成される医療情報システムの稼動方
法が提供される。
【0050】医療情報(例えば、電子カルテ、医療オー
ダリングシステム)では、一般にプライバシーを確保す
る必要があることや、医療判断等の専門的判断を伴うこ
となどのために、情報についての高いセキュリティとと
もに、その情報の記載責任を明確にする必要がある。ま
た、例えば電子カルテシステムにおいては、特定の患者
が複数の医師に診察を受ける場合があるために、患者ご
とのカルテに当たる電子ファイルには複数の医師の判断
が記載される。このように、記入者が複数あり、かつそ
の記載責任が明確になることにより、従来の紙面に記載
されていたカルテで筆跡やサインによって記載責任を明
示していたものと同様の管理が、電子化されたカルテに
ついて可能となる。処方箋などを電子化して扱う医療オ
ーダリングシステムについても同様である。
【0051】また、本発明では、上記したいずれかに記
載の稼動方法をコンピュータに実行させるためのコンピ
ュータプログラムが提供される。
【0052】
【発明の実施の形態】図を用いて本発明の実施の形態に
ついて説明する。図1は、本発明で提供されるコンピュ
ータシステム9の装置構成や本発明で提供される方法が
用いられる装置構成を示す。
【0053】入力受け付け手段として、電磁誘導式タブ
レット2を用い、これに組み合わせて使用される入力操
作手段としては、デバイスIDを電子データとして格納
するデバイスID格納体10を備えたID付きペン1を
用いることができる。ID付きペン1は、電磁誘導式タ
ブレット2(以下、タブレット2)に対する位置座標が
誘導によって検出されるものである。タブレット2は、
ペン1によるタブレット上の軌跡3におけるペン1の位
置を各時刻に受け付けて、その軌跡3をデジタルデータ
として出力する。軌跡3のデジタルデータは、演算装置
21によって実現される情報処理手段22が受け取る。
そしてそのデジタルデータに基づいて、適当なGUI等
の元に表示装置7に軌跡31として表示される。これら
のタブレット2や演算装置21等の装置は、バス8によ
り接続されている。
【0054】典型的には、このような固有のデバイスI
Dを有するID付きペン1は一人一本の割り当てとされ
ていて、異なるデバイスIDによって各ペン1が識別可
能である。ペンを複数使い分ける所有者がいる場合であ
っても、デバイスIDはペンに固有のものである。ID
付きペン1のデバイスIDとその所有者の関係は関係情
報記憶手段4に事前に登録されている。この登録内容
は、図2に示したように、デバイスIDのリスト41に
ついて所有者を識別する情報42(例えば、氏名や通
称、各個人を特定するID番号等)が対応するようにさ
れており、関係情報記憶手段に任意の形式でリストされ
て登録されている。これにより、デバイスIDから所有
者が特定できたり、その逆が可能になる。
【0055】デバイスID確認手段5は、演算装置21
が行なう機能であってよい。タブレット2は、ID付き
ペン1のデジタルIDを少なくとも一回受け付けて、デ
ジタルデータとして演算手段21に送信する。演算手段
21はそのID付きペン1のデジタルIDが関係情報記
憶手段4に登録されているデバイスIDであるかどうか
を判断することができる。
【0056】入力情報記憶手段6は、タブレット2が受
け付けたID付きペン1による入力操作をペン1のデバ
イスIDと関連付けて記録する。関連付けは、デバイス
IDに対するものの代わりに、入力情報記憶手段6のそ
の入力情報にその情報の所有者として関連付けて記憶さ
れても良い。また、入力情報の操作ごとに操作番号を発
行して記録しておき、その操作番号とデバイスIDとの
関連を別の図示しない記憶手段に記録しても関連付けは
可能となる。
【0057】図7にこの装置で実現される方法を示す。
デバイスIDと所有者の関係を示す図2に示したような
関係情報が、まず登録される(ステップS1)。これに
より、このコンピュータシステムにおいて使用可能なデ
バイスIDを登録しておく。タブレット2にペン1を接
触させる(ペンダウン)といった適当なタイミングに、
そのID付きペン1のデバイスIDをタブレット2が受
け付け、演算手段21が取得する(ステップS2)。演
算手段21は、デバイスID確認手段5として機能し
て、取得したデバイスIDが関係情報記憶手段4に登録
されているものかどうかを判断する(ステップS3)。
そして、そのデバイスIDが登録されているものである
場合には、さらに入力操作手段による入力操作を受け付
ける(ステップS4)。この入力操作手段の操作による
入力は、入力情報として入力情報記憶手段6に記録され
るが、その際、その情報がどのデバイスIDに関連する
ものであるかを関連付ける(ステップS6)。デバイス
IDが関連付けられていることに加えて、関係情報がす
でに登録されているために(ステップS1)ために、そ
の情報を利用して入力情報にそのID付きペンで記載を
行った所有者を関連づけることが可能となる。
【0058】なお、デバイスIDが関係情報記憶手段に
登録されていない場合には、例えば、入力を拒否したり
(図8、ステップ31)、関係情報の登録を促すことが
できる(ステップ32)。
【0059】図3にこのようなコンピュータシステムに
おいて得られる入力情報の表示例71を示す。入力情報
はID付きペン1で入力された線画32であり、その線
画32には、デバイスIDを通じてそのID付きペン1
の所有者が入力者72として明示される。
【0060】次に、デバイスIDによってデータの動作
を変更する形態について説明する。この形態は、図1の
装置構成がそのまま用いられる。
【0061】図9および図11はこの形態における動作
のうち、図7の動作と同様のものを示したものである。
図10に、この形態において図1の入力受け付けステッ
プ(ステップS4)が変更される部分を示している。デ
バイスIDが登録されているものであるかを演算装置2
1が判断(図9ステップS3)したのち、タブレット2
はデバイスIDを受け付ける(ステップS41)。この
デバイスIDは情報処理手段としての演算手段21へと
受け渡される(ステップS42)。ステップS41およ
びS42は、デバイスID取得のステップ(図9のステ
ップS2)のデバイスIDをそのまま利用するときは省
略も可能である。既に登録されたデバイスIDであるた
め、その後、タブレット2がペン1の入力を受け付け
(ステップS43)、さらに演算手段21がその入力情
報を受け取る(ステップS44)。
【0062】本実施の形態では、入力情報にデバイスI
Dを付帯情報として共に入力情報記憶装置に記憶する例
を示す。入力情報を入力情報記憶装置に記憶する際に、
その入力がされたデバイスIDを付加する(ステップS
45)。
【0063】その後、入力情報記憶装置に記憶する(図
11、ステップS5)。付帯情報としてデバイスIDが
記憶されているので、デバイスIDと入力情報には明示
的な関連がある。
【0064】ここに示した例では付帯情報を用いて入力
情報とデバイスIDとの関連づけた例であるが、記憶先
を変更(例えばデバイスIDごとにファイルを変更)し
てもよいし、表示を変更しても良い。表示を変更して、
異なるペンで異なる入力がされたことにより、そのペン
の所有者を記載内容に対応させた表示例73を、図4に
示す。入力者Doctor Aを示す文字列によるマーク72と
その入力者による線画による記載32に続き、入力者Do
ctor Bを示す文字列によるマーク74とその入力者によ
る線画による記載33が記載されており、どの記載が誰
によるものであるかが明示されている。入力者(あるい
はデバイスID)毎に表示の色を変更したり、表示の枠
を異なるものとすることができる。
【0065】なお、複数のデバイスIDのペンを使用可
能にするために、入力途中においてタブレット2の入力
に用いられるペンが変更された場合にデバイスIDを取
得したり受け付けるステップ(ステップS2、S41)
に戻るように、適当なループ処理を用いることができ
る。
【0066】次に、さらに別の態様として、操作イベン
トの発生時刻を付帯情報として格納する態様について説
明する。この態様は図1に記載の装置構成に、さらに、
入力操作情報記憶手段を加えた装置構成となる。
【0067】入力操作情報記憶手段には、タブレット2
によって受け付けられたペン1の入力操作が適当な単位
の操作イベント45として記録される。これにはその時
刻43とペンを識別するためのデバイスID44が記録
されており、厳密に管理される必要のある情報へのアク
セスのログが記録される。必要に応じて、その入力が行
われたコンピュータ端末の番号46、対象のファイル名
(不図示)等が記録されても良い。
【0068】次に、さらに別の態様として、ネットワー
クを用いて分散された環境のコンピュータシステムやそ
の稼動方法の態様について説明する。
【0069】図6にこの態様の装置構成を示す。第1の
コンピュータとしてのサーバーコンピュータ13には関
係情報記憶装置4が備えられ、第2のコンピュータとし
ての端末A(符号11)には入力受け付け手段であるタ
ブレット2と表示装置7が備えられている。これらはロ
ーカルエリアネットワークなどのネットワーク90で接
続されている。
【0070】入力情報記憶手段6とデバイスID確認手
段5とはネットワークに接続されたいずれかのコンピュ
ータにあればよい。また入力操作手段として同様にID
付きペン1を用いる。このシステムは全体としてコンピ
ュータシステム91を構成している。
【0071】このようなシステム構成であっても、上記
した何れの態様の動作も可能である。特に、さらに第3
のコンピュータである端末B(符号12)を用いる場合
には、関係情報がサーバーに一元管理されているために
保守が容易となる。
【0072】さらに、本発明のコンピュータシステムや
方法で電子ファイルに対する作業の中断と再開が容易に
なる別の態様について説明する。
【0073】システム構成を図6に記載している。ここ
では、あるID付きペン1の所有者が端末Aで作業して
いる際に、何らかの理由で作業を中止し、その作業を別
の端末(端末B)で再開する。
【0074】具体的な手順の例を図12に記載してい
る。図12の手順は、図7のS2からS5までのステッ
プが、端末Aにおいて、デバイスID(=a)のペンを
用いて行なわれたものとし、そのデバイスIDを特定デ
バイスIDとしている。また、図7のS5に相当するス
テップである図12のS51の後に、別の端末である端
末Bに同じペンを持ったシステムのユーザーが移動して
作業を再開する手順をステップS52〜S54に示して
いる。
【0075】端末Aで作業しているユーザーがその作業
を中断して端末Bで作業を再開しようとするときに、そ
のときまでの入力情報を特定デバイス関連入力情報と呼
ぶ。この入力情報は端末Bにおける作業の再開に必要で
あるために、端末Bに呼び出す必要がある(ステップS
54)。しかし、これを呼び出すためには、端末Bにお
いても、デバイスIDを取得するステップ(図7、ステ
ップS2)と、デバイスID確認ステップ(図7、ステ
ップS3)に相当する手順を踏む必要がある。したがっ
て、図12に端末Bにおけるこれらに相当するステップ
S52とS53が付加されている。端末Bにおいて、端
末Aにおいて用いていたものと同じID付きペンのデバ
イスIDが確認されると、端末Aにもける作業のための
ウインドウをとじて、同じウインドウを端末Bにおいて
開く。すると、このユーザーは別の端末Bにおいてもシ
ームレスに作業を続けることができる。
【0076】なお、同時に端末A、端末Bにおいて同じ
電子ファイルを開くことも可能であり、この場合には、
ステップS51においては、そのファイルのクローズせ
ずにオープンしたまま記憶する状態にある。
【0077】以上に述べた実施の形態を具体的に実施す
る実施例であって、電子カルテや病院情報システムのイ
ンタフェースにおいて、デバイスIDとしてID付きペ
ンのデバイスIDを用いて入力者の識別を行なう実施例
を示す。
【0078】[実施例1 セッション中の割り込みの禁
止を行なう例]電子カルテシステムを、電磁誘導式タブ
レットとペンの入力装置で作製した本実施例の動作を図
13に示す。入力者を常時正しく識別し、記録するため
に、ID付きペンのデバイスIDによる識別をもって入
力者を識別する。
【0079】入力はペン入力に限定し、個々人が専用の
ID付ペンを常に持ち歩いて利用することとしている。
これにより、あるユーザーの入力結果は、そのID付き
ペンのデバイスIDによる入力したユーザーが必ず特定
されている。本実施例では、明示的なログインとログア
ウトのステップを設け、そのログインとログアウトを行
なった入力者をID付きペンのデバイスIDとログイン
時にユーザーが記入する署名によりそのユーザーを認証
しておく。そして、ログインからログアウトまでのセッ
ション中は、最初に認証を行ったユーザーに対応したI
Dを持つペンでの操作のみを許し、他人のペンでの入力
を一切禁止することとすることができる。これにより、
作業途中での割り込み・改ざんを防ぐことが可能とな
る。
【0080】具体的には、図13に示すように、ログイ
ンを待ち受けるステップ(S101)でログインが選択
されたのちに、ログインした時のID付きペンのデバイ
スIDを記録する(ステップS102)。そして、この
ペンがタブレットに接触するイベントであるペンダウン
を待ち受ける。ペンダウンがされると(S103)、ロ
グイン時と同一のデバイスIDであるかどうかを判定し
(S104)、異なっている場合には入力を拒否する
(S107)。ログイン時と同一のデバイスIDである
場合に初めて入力受け付けと記録を行い(S105)ロ
グアウトの動作がされるまで、あるいは異なるデバイス
IDが検出されるまで継続してペンダウンによる入力操
作を受け付け続ける。いずれのタイミングであっても、
セッション中にログインされたペン以外のペンで入力す
る場合には、入力が拒否される。
【0081】また、ログインしたときのID付きペンの
デバイスIDとこのときの入力操作による入力情報を関
連させることにより、入力情報がどのユーザーによるも
のであるかの識別が容易につく。
【0082】[実施例2 複数利用者による連続(交
互)入力を行なう例]次に別の例として、明示的にログ
インとログアウトがある場合において、ログインユーザ
ーの了解の下、別のユーザーが操作をする必要がある場
合を適切に取り扱う実施例を説明する。
【0083】この場合において、ID付個人専用ペンで
の入力を利用することにより、どの部分を第2のユーザ
ーが付け加えたのかの記録を残すことが可能となる。各
ユーザーは自分のペンで必要な操作を行うだけであり、
通常のシステムログインで求められるユーザー名やパス
ワードの入力は不要であり、それぞれの入力結果に対し
ては入力者の名前や時間等の情報をシステム側が自動的
に付与する。
【0084】具体的には、図14に示すように、ログイ
ンを待ち受けるステップ(S101)でログインが選択
されたのちに、ログインした時のデバイスIDを記録す
る(ステップS102)。そして、ID付きペンがタブ
レットに接触するイベントであるペンダウンを待ち受け
る。ペンダウンがされると(S103)、この例では、
デバイスIDを取得する(S108)。そして、入力受
け付けを行い(S109)、デバイスIDと共に記録を
行う(S110)。このプロセスは、ログアウトの動作
がされるまで継続してペンダウンによる入力操作を受け
付けつづける。セッション中には使用されたID付きペ
ンのデバイスIDが入力情報に付帯されて記憶される。
【0085】この実施例によって、図4に記載のように
入力者が明示して記録された電子ファイルが作成され
る。
【0086】[実施例3 複数端末機環境での操作を行
なう例]複数の端末端末機から次の端末機に移動して操
作を行うときにID付専用ペンを用いる例を示す。
【0087】この例では、タブレットに触れてIDが取
得されると、それに応じてほぼ瞬時にそのペンの所有者
の環境が引き継がれ、前の端末機で行っていた作業を継
続して行うことが可能となり、ユーザーに端末のマシン
の違いや直前にログインしているユーザーの使用環境の
違いを意識させない。
【0088】具体的には、図15に示す様に、まず端末
Aで、あるユーザーが自分に割り当てられているID付
きペンで作業をしており、これを中断して、その端末A
を離れる。そのユーザーは別の端末である端末Bにおい
て、ログインを行い(S202)、さらにペンダウン
(S203)を行なう。このID付きペンのデバイスI
Dが取得されて認識されると(S204)、そのデバイ
スIDが端末Aで中断していたユーザーのものであるか
どうかを判定する(S205)。そして、そのID付き
ペンのデバイスIDが端末Aで中断していたユーザーの
ものである場合には、端末Aでの作業環境あるいは作業
していたウインドウが閉じられ、同じ作業環境あるいは
ウインドウが端末Bにおいて開く。その結果、このユー
ザーの作業を再開できる。また、異なるユーザーである
場合には、新たなログインを行なう(S207)。
【0089】なお、S202におけるログインは、必ず
しも端末Aでの作業を中断したユーザーによるログイン
である必要はない。すなわち、あるサーバには特定のデ
バイスIDによりどの端末において作業が行なわれてい
るかに関する情報が集められており、ある別の端末にお
いてと登録済みではあるがその端末においては作業をし
ていなかった新たなデバイスIDが検出されると、その
デバイスIDがサーバーに送られるそしてサーバーはそ
のデバイスIDにより作業が行なわれていた端末の状態
または作業環境を閉じて、その別の端末に移す操作を指
示するものである。
【0090】
【発明の効果】本発明のコンピュータシステムやその稼
動方法によれば、入力操作手段によってその所有者の識
別が容易になり、入力されたデータが実際にどのユーザ
ーが記載したものであるかが確実に、しかも容易に識別
できる。また、デバイスIDごとに入力情報を分類して
記憶できたり、デバイスIDごとに入力情報を付帯情報
に従って加工できたり、デバイスIDごとに表示を変更
してその入力情報が提供される観察者にその入力情報を
入力した者を明示することが可能となる。さらに、入力
情報記憶手段に入力操作ごとに時刻等の操作を識別する
情報を付加しておくことによって、後に入力情報と対応
付けることが可能となる。さらに加えて、入力操作手段
が例えば複数のコンピュータ間で用いられるとき、関係
情報記憶手段の一元管理が可能となる。また、所有者が
コンピュータの違いを意識することなく、また、新たに
ログイン・ログアウト等の作業をすることなく、同一の
作業内容を再開することができ、ユーザーの感じる煩わ
しさが低減されつつ十分なセキュリティの確保が可能と
なる。
【0091】また、本発明において電磁誘導タブレット
とそのID付きのペンを用いると、電磁誘導タブレット
のID付きペンは所有者毎に割り当てて、各自が自分の
ペンを身に付けていることが可能であるため、そのID
付きペンのデバイスIDによって所有者を識別すること
が可能となる。
【0092】さらに、本発明の医療情報システムやその
稼動方法においては、において電磁誘導タブレットとそ
のID付きペンを用いると、電磁誘導タブレットのID
つきペンは所有者毎に割り当てて、各自が自分のペンを
身に付けていることが可能であるため、そのペンのデバ
イスIDによって所有者を識別することが可能となる。
記入者が複数あり、かつその記載責任が明確になること
により、従来の紙面に記載されていたカルテで筆跡やサ
インによって記載責任を明示していたものと同様の管理
が、電子化されたカルテ等について可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るコンピュータシステ
ムの構成図である。
【図2】デバイスIDと所有者の関連付けを表わすリス
トである。
【図3】入力例を示す線図である。
【図4】2名の異なる者による入力例を示す線図であ
る。
【図5】本発明の実施の形態に係る操作イベントの記録
手段の内部を示すリストである。
【図6】本発明の実施の形態に係るコンピュータシステ
ムの構成図である。
【図7】本発明の実施の形態に係るコンピュータシステ
ムの稼動方法のフローチャートである。
【図8】本発明の実施の形態に係るコンピュータシステ
ムの稼動方法のフローチャートである。
【図9】本発明の実施の形態に係るコンピュータシステ
ムの稼動方法のフローチャートである。
【図10】本発明の実施の形態に係るコンピュータシス
テムの稼動方法のフローチャートである。
【図11】本発明の実施の形態に係るコンピュータシス
テムの稼動方法のフローチャートである。
【図12】本発明の実施の形態に係るコンピュータシス
テムの稼動方法のフローチャートである。
【図13】本発明の実施例に係るコンピュータシステム
の稼動方法のフローチャートである。
【図14】本発明の実施例に係るコンピュータシステム
の稼動方法のフローチャートである。
【図15】本発明の実施例に係るコンピュータシステム
の稼動方法のフローチャートである。
【符号の説明】
1 入力操作手段(ID付きペン) 2 入力受け付け手段(タブレット) 3 軌跡 4 関係情報記憶手段 5 デバイスID確認手段 6 入力情報記憶手段 7 表示装置 8 バス 9、91 コンピュータシステム 10 デバイスID格納体 11 端末A 12 端末B 13 サーバーコンピュータ 21 演算手段 22 情報処理手段 31 軌跡の表示 32、33 線画による記載 41 デバイスIDのリスト 42 所有者識別情報 43 時刻 44 デバイスID 45 操作イベント 46 コンピュータ端末の番号 71、73 表示例 72、74 入力者 90 ネットワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 502384738 中沢 一雄 大阪府吹田市青山台3−50−D10−104 (72)発明者 五十嵐 健夫 神奈川県茅ヶ崎市松が丘2−5−11 (72)発明者 中沢 一雄 大阪府吹田市藤白台5−7−1 国立循環 器病センター研究所内 (72)発明者 守屋 潔 埼玉県北埼玉郡大利根長豊野台2丁目510 番地1 株式会社ワコム内 Fターム(参考) 5B017 AA07 BA05 BA09 CA16 5B068 AA24 AA25 BD02 BE12 5B085 AA08 AE11 BA06 BG02 BG03

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固有のデバイスIDを電子データとして
    有する入力操作手段と、 該デバイスIDを電子的に取得し、該入力操作手段の操
    作による入力を受け付ける入力受け付け手段と、 該デバイスIDと、前記入力操作手段の所有者の識別情
    報との関係を記憶している関係情報記憶手段と、 該入力受け付け手段が取得した該デバイスIDが該関係
    情報記憶手段に記憶されているものであるかどうかを判
    断するデバイスID確認手段と、 前記入力受け付け手段が受け付ける前記入力操作手段に
    よる入力結果をその入力操作手段に固有のデバイスID
    と関連付けて記録する入力情報記憶手段と、 該入力結果を表示する表示装置とを備えてなる、固有の
    デバイスIDを有する入力操作手段を用いるコンピュー
    タシステム。
  2. 【請求項2】 異なる入力操作手段による入力操作に基
    づいて前記入力受け付け手段が受け付けた入力情報につ
    いて、記憶先と、付帯情報と、表示状態との少なくとも
    いずれかを、前記異なる入力操作手段の各デバイスID
    に対応して入力結果ごとに制御する情報処理手段をさら
    に備えてなる、請求項1に記載のコンピュータシステ
    ム。
  3. 【請求項3】 入力操作に使用される入力操作手段のデ
    バイスIDと、該デバイスIDに基づいて前記関係情報
    記憶手段から呼び出される前記所有者の識別情報とのい
    ずれかの情報と、操作イベントの種類と、発生時刻と
    を、前記入力操作ごとに格納する入力操作情報記憶手段
    をさらに備える請求項2に記載のコンピュータシステ
    ム。
  4. 【請求項4】 少なくとも第1のコンピュータと第2の
    コンピュータとを含み、 該第1のコンピュータは前記関係情報記憶手段を備え、 該第2のコンピュータは、前記入力受け付け手段と前記
    表示装置とを備え、 該第1のコンピュータと該第2のコンピュータとが相互
    参照可能なようにネットワークで接続されており、 該ネットワークに接続されたいずれかのコンピュータが
    前記デバイスID確認手段と、前記入力情報記憶手段と
    を備えている、請求項1に記載のコンピュータシステ
    ム。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のコンピュータシステム
    であって、 前記入力受け付け装置と表示装置とをそれぞれ備えるネ
    ットワークによって接続された少なくとも2台のコンピ
    ュータを含み、 前記入力情報記憶手段は、該ネットワークを介して該コ
    ンピュータのいずれかより参照可能であって、一のコン
    ピュータの入力受け付け装置によって受け付けられた入
    力結果を用いられた入力操作手段のデバイスIDと関連
    付けて記憶し、 別のコンピュータは、該別のコンピュータの入力受け付
    け装置が前記デバイスIDと同一のデバイスIDを電子
    的に取得すると、前記一のコンピュータへの入力を前記
    入力情報記憶手段から呼び出すためのネットワーク透過
    型データ呼び出し手段を備えており、 呼び出した入力結果を前記別のコンピュータの表示装置
    に表示することができる、コンピュータシステム。
  6. 【請求項6】 前記入力操作手段が電磁誘導タブレット
    用の入力ペンであり、前記入力受け付け手段が電磁誘導
    タブレットであり、前記表示装置としても機能する、請
    求項1から5のいずれかに記載のコンピュータシステ
    ム。
  7. 【請求項7】 前記入力情報記憶手段が医療情報を格納
    するものであり、請求項1から6のいずれかのコンピュ
    ータシステムを含んで構成される医療情報システム。
  8. 【請求項8】 固有のデバイスIDを有する入力操作手
    段のデバイスIDと、前記入力操作手段の所有者の識別
    情報とを関係情報記憶手段が受け付けて記憶するステッ
    プと、 該デバイスIDを入力受け付け手段が電子的に取得する
    ステップと、 前記デバイスIDが該関係情報記憶手段に記憶されてい
    るものであるかどうかを前記入力受け付け手段と前期関
    係情報記憶装置とに接続している演算装置により判断す
    るデバイスID確認ステップと、 該入力操作手段による入力操作を入力受け付け手段が受
    け付ける入力受け付けステップと、 前記入力受け付け手段が受け付ける入力操作をその入力
    操作手段のデバイスIDと関連付けて入力情報記憶手段
    が記録する入力情報記録ステップと、 該入力操作による入力情報を該入力情報記憶手段に接続
    された表示装置が表示する表示ステップとを備えてなる
    固有のデバイスIDを有する入力操作手段を用いるコン
    ピュータシステムの稼動方法。
  9. 【請求項9】 前記入力受け付けステップには、入力操
    作ごとに、該入力操作に用いられた入力操作手段のデバ
    イスIDを情報処理手段が受け取るデバイスID受け取
    りステップと、 該入力操作を前記入力受け付け手段が受け付けた入力情
    報を情報処理手段が受け取る入力情報受け取りステップ
    と、 該入力情報について、記憶先と、付帯情報と、表示状態
    との少なくともいずれかを、前記異なる入力操作手段の
    各デバイスIDに応じて入力操作ごとに情報処理手段が
    制御する情報処理ステップとをさらに含んでなる、請求
    項8に記載のコンピュータシステムの稼動方法。
  10. 【請求項10】 用いられる入力操作手段のデバイスI
    Dと、該デバイスIDに基づいて関係情報記憶手段から
    呼び出される前記所有者の識別情報とのいずれかの情報
    と、操作イベントの種類と、発生時刻とを、入力操作情
    報記憶手段が前記入力操作ごとに格納するステップをさ
    らに備える請求項9に記載のコンピュータシステムの稼
    動方法。
  11. 【請求項11】 ネットワークによって接続されている
    少なくとも2台のコンピュータを含み、前記入力情報記
    憶手段が、該ネットワークを介して該コンピュータのい
    ずれかより参照可能であるシステムにおいて、 前記入力情報記録ステップは、一のコンピュータの入力
    受け付け装置によって受け付けられた入力結果を用いら
    れた入力操作手段のデバイスIDと関連付けて記憶する
    ステップであり、 別のコンピュータが、該別のコンピュータの入力受け付
    け装置がいずれかの入力操作手段からデバイスIDを電
    子的に取得すると、前記一のコンピュータへの入力を前
    記入力情報記憶手段から呼び出すステップと、 呼び出した入力結果を前記別のコンピュータの表示装置
    に表示するステップとをさらに含んでなる請求項8に記
    載のコンピュータシステムの稼動方法。
  12. 【請求項12】 前記入力操作手段が電磁誘導タブレッ
    ト用の入力ペンであり、前記入力受け付け手段が電磁誘
    導タブレットであり、表示装置としても機能する、請求
    項8から11のいずれかに記載のコンピュータシステム
    の稼動方法。
  13. 【請求項13】 前記入力情報記憶手段が医療情報を格
    納する、請求項8から12のいずれかのコンピュータシ
    ステムの稼動方法を含んで構成される医療情報システム
    の稼動方法。
  14. 【請求項14】 請求項8から13のいずれかに記載の
    稼動方法をコンピュータに実行させるためのコンピュー
    タプログラム。
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