JP2007109025A - デジタルペンシステム - Google Patents

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直行 五十嵐
Hidefumi Goto
英文 後藤
Eriko Terada
絵里子 寺田
Ayako Kinoshita
綾子 木下
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Abstract

【課題】複数の端末が接続されたサーバからデータ配信を行いたい端末だけに配信可能なデジタルペンシステムを提供すること。
【解決手段】本発明におけるデジタルペンシステムは、アドレスデータが印刷された用紙からアドレスデータを取得するデジタルペンと、デジタルペンと通信可能に接続され複数の記憶手段を備えたサーバを備えたデジタルペンシステムであって、デジタルペンはアドレスデータとサーバの記憶手段を指定する指定情報を互いに関連付けてサーバに送信する手段を備え、サーバはアドレスデータ及び指定情報を受信し指定情報に基づいて複数の記憶手段のうち少なくとも一つにアドレスデータを格納させる手段と格納したアドレスデータを送信する手段を備えたデジタルペンシステムである。このような構成により、データ配信を行いたい端末だけに配信可能なデジタルペンシステムを提供することが可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明はデジタルペンシステムに関するものであり、より詳細には、デジタルペンで入力したアドレスデータをサーバにより処理するデジタルペンシステムに関する。
ペンなどの筆記用具は人間にとって扱いやすい入力手段の一つである。近年、筆記用具の入力方法の利点を活かしながら手書き入力情報のデータ処理の容易なデジタルペンが開発され、利用されるようになってきた。
デジタルペンは手書き入力情報をデジタルデータに変換することができるため、サーバにデータを送信し、ネットワーク接続された端末にデータを配信する等の方法が行うことが可能である。
このように、デジタルペンにより入力された手書き入力情報をサーバに格納し、サーバがこの手書き入力情報をネットワークを介して接続された端末に配信するというデジタルペンシステムがいくつか提案されている(例えば、特許文献1など)。
しかしながら、従来のデジタルペンシステムでは、サーバに接続した端末全てからサーバ上のデータが利用可能であり、セキュリティを考慮する場合は、サーバに接続する端末を制限するしか方法がないものであった。
特開2004−30592号公報
このように、従来のデジタルペンシステムは、サーバに接続した端末全てからサーバ上のデータが利用可能であり、セキュリティを考慮する場合は、サーバに接続する端末を制限するしか方法がないものであった。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、複数の端末が接続されたサーバからデータ配信を行いたい端末だけにデータの配信を行うことが可能なデジタルペンシステムを提供することを目的とする。
本発明におけるデジタルペンシステムは、アドレスデータが印刷された用紙から前記アドレスデータを取得するデジタルペンと、前記デジタルペンと直接または端末を介して通信可能に接続され、複数の記憶領域を有するサーバを備えたデジタルペンシステムであって、前記デジタルペンは、前記用紙から取得した前記アドレスデータと前記サーバの記憶領域を指定する指定情報を互いに関連付けて前記サーバに送信する手段を有し、前記サーバは、前記デジタルペンから前記アドレスデータ及び前記指定情報を受信する手段と、受信した前記指定情報に基づいて前記複数の記憶領域のうち少なくとも一つに前記アドレスデータを格納する手段と、前記記憶手段に格納した前記アドレスデータを送信する手段を有するデジタルペンシステムである。このような構成により、データ配信を行いたい端末だけにデータの配信を行うことが可能なデジタルペンシステムを提供することが可能となる。
前記指定情報は、前記デジタルペンに予め登録された情報であることを特徴としてもよい。このようにすることにより、指定情報の入力が不要となる。
前記指定情報は、前記デジタルペンにより入力されることを特徴としてもよい。このようにすることにより、指定情報を容易に変更することが可能となる。
前記指定情報は、前記デジタルペンに接続された前記端末が指定した情報であることを特徴としてもよい。このようにすることにより、指定情報の入力が不要となる。
前記サーバは、前記記憶手段と予め関連付けられた送信先全てに前記アドレスデータを送信する手段を有することを特徴としてもよい。このようにすることにより、特定の複数の送信先に送信することが可能と成る。
前記デジタルペンと前記端末間の通信は、ブルートゥース方式により行われることを特徴としてもよい。
前記デジタルペンと前記端末間の通信は、USB方式により行われることを特徴としてもよい。
発明の実施の形態1.
図1に示す模式図を用いて本発明におけるデジタルペンシステムの構成例について説明する。本発明におけるデジタルペンシステムは、デジタルペン11、サーバ22、携帯電話機13、パーソナルコンピュータ(PC)14、用紙15を備える。
デジタルペン11は、ユーザーが手書き入力によりアドレスデータを入力するための入力手段である。デジタルペン11は、携帯電話機13と無線通信などにより通信可能であり、入力されたアドレスデータを携帯電話機13に送信する。また、デジタルペン11は、個別の識別情報を格納しており、格納した個別の識別情報をアドレスデータと互いに関連付けて携帯電話機13に送信する。
サーバ22は、携帯電話機13から受信したアドレスデータの格納を行うサーバである。サーバ22の具体的構成については後に詳しく説明する。サーバ22は、市販のサーバやPCに専用のアプリケーションをインストールすることにより利用することが可能である。サーバ22に格納されたアドレスデータは、必要に応じてPC14に送信される。
携帯電話機13は、デジタルペン11からアドレスデータと識別情報を受信し、サーバ22に対して受信したアドレスデータ及び識別情報を送信する。ここでは携帯電話機としたが、サーバ22に対してアドレスデータを送信することが可能であれば、通信機能を備えたPDA(Personal Digital Assistant)などの携帯端末でもよいし、PCでもよい。
PC14は、サーバ22に格納されたアドレスデータをサーバ22から受信し、処理を行う。PC14は、市販のPCをそのまま利用することが可能である。
用紙15は、デジタルペン11によりアドレスデータを入力するための専用の用紙である。ここでの実施例ではアノト方式によりアドレスデータを記録するため、専用の用紙が必要である。アノト方式については後に詳しく説明する。
続いて、アドレスデータ入力の方法についてより詳細に説明する。アドレスデータは、デジタルペン11による手書き入力により入力される。本実施形態では、アノト方式により手書き入力が行われる。図2は、本発明におけるデジタルペン11の構造の概略を示す概略図である。デジタルペン11は、インクリフィル111、圧力センサ113、光学モジュール115、カメラ117、光照射装置119、バッテリ121、CPU123、メモリ125、情報処理モジュール127、クロック129、USB(Universal Serial Bus)131、無線通信システム133、振動子135、LED(Light Emitting Diode)137を備える。
インクリフィル111は、通常の筆記用ペンと同様に、紙にインクを転写することにより筆記結果を記録するインクを保持するものである。圧力センサ113は、ユーザーがデジタルペン11により手書き入力を行っていることを検知する手段であり、手書き入力中は圧力センサがインクリフィル111の先端に加わった圧力を検知する。
光学モジュール115は、カメラ117及び光照射装置119を備えている。カメラ117は、光照射装置119から照射され、用紙15を反射した光を受光するための受光装置である。光照射装置119は、用紙15に対して光を照射する装置である。ここでの光は赤外線を利用するが、カメラ117により受光し、光学モジュール115により検出可能であれば、赤外線に限らず別の波長の光でもよい。
バッテリ121は、デジタルペン11の各部に電力を供給するための電力供給手段である。CPU123は、デジタルペン11を制御するための制御手段である。メモリ125は、デジタルペン11内のデータを記憶するための記憶手段である。情報処理モジュール127は、CPU123とメモリ125を有し、データの変換や格納を行う。
クロック129は、手書き入力が行われる時間を計測するための時間計測手段である。USB131は、デジタルペン11により入力されたアドレスデータ等を接続した電子機器に転送するためのデータ送信手段である。無線通信システム133は、無線通信手段を備えた他の電子機器に対してアドレスデータ等を送信するためのデータ送信手段である。無線通信手段は、ブルートゥース(登録商標)による方式などが用いられるが特に限定されない。USB131と無線通信システム133は、どちらか一方を備えていればもう一方が備えられていなくても本発明によるデジタルペンシステムは動作可能である。
振動子135は、振動により情報をユーザーに伝える手段である。LED137は、点灯、点滅などにより情報をユーザーに伝える手段である。振動子135とLED137は、どちらか一方を備えていればもう一方が備えられてなくてもユーザーに情報を伝えることが可能である。
デジタルペン11がアドレスデータを記録するためには、用紙15に手書き入力を行う必要がある。図3は、用紙15の構成例を示す図である。用紙15には、一定の間隔の格子203の各交点205に外周が接するように同一の直径の点201が印刷されている。点201は、光学モジュール115により検出可能であれば、人間の眼により識別不可能な色で印刷されていてもよい。例えば、カメラ117が赤外線カメラである場合、用紙15全体が赤外線を反射し、点201が赤外線を吸収するインクで印刷されていることにより点201を光学モジュール115により検出可能である。
また、格子203は実際に見える必要はなく、データ処理上想定された格子でもよい。格子203の間隔は、短いほど解像度の高い画像を得ることができる。本実施形態では、光学モジュール115の読み取り精度を考えると0.3mm程度が好ましい。また、この場合、点201の直径は80μmから120μmが好ましい。ただし、これらの値は特に限定されない。
点201は、格子203の交点205から上下左右のいずれかの方向にずれた位置に印刷されている。この上下左右の4方向の情報は2ビットの情報とすることができる。つまり点201は1つにつき2ビットの情報を持つことになり、6×6の36個の交点205とその上下左右に位置する点201は6×6×2=72ビットの情報を持つことになる。用紙15は、6×6の36個の交点の領域毎に点201の上下左右の並びを変え、位置情報として記録している。この位置情報を72ビットのデータに変換したものがアドレスデータである。
デジタルペン11は毎秒50回から100回カメラ117により用紙15を撮影し、光学モジュール115により点201の並びを検出し、検出した並びから用紙15の位置情報を取得しアドレスデータを生成する。このようにしてデジタルペン11は、ユーザーが手書き入力を行った際に生成するアドレスデータにより、用紙15のどの位置に記入したかを記録することが可能となる。
用紙15の左上位置にピジェット211と呼ばれる領域が設けられている。ユーザーがデジタルペン11によりピジェット211をチェックすると、光学モジュール115は、ピジェット211の位置情報を取得しアドレスデータを生成する。デジタルペン11は、ピジェット211の位置情報を取得しアドレスデータを生成すると、ページの更新を行うようにプログラムされており、手書き情報を画像データに変換する際にピジェット211のチェック前のアドレスデータと、チェック後のアドレスデータは重なることなく異なるデータとして扱われる。
ユーザーがデジタルペン11により用紙15の右下位置に設けられたピジェット213をチェックすると、光学モジュール115は、ピジェット213の位置情報を取得しアドレスデータを生成する。デジタルペン11は、ピジェット213の位置情報を取得しアドレスデータを生成するとアドレスデータの送信を行うようにプログラムされており、USB131または無線通信システム133により接続された携帯電話機13にアドレスデータの送信を行う。このようにして、ユーザーはデジタルペン11によりピジェット213の領域をチェックすることによりデジタルペン11に格納されたアドレスデータを接続された携帯電話機13に送信することが可能となる。
デジタルペン11から携帯電話機13にアドレスデータを送信する方法について説明する。図4は、デジタルペン11と携帯電話機13間を、USBケーブルを介して送信する例である。デジタルペン11は、USB131に接続されたUSBケーブルにより携帯電話機13と接続され、USB131からUSBケーブルを介して携帯電話機13にアドレスデータが送信される。送信の方法はUSBの規格に準ずる。
図5は、無線通信システムを介して送信する例である。デジタルペン11は、無線通信システム133により無線でデータを携帯電話機13に対して送信する。無線通信の方法は、ブルートゥース等が考えられるが、他の無線通信を用いてもよい。送信の方法はブルートゥース方式に準ずる。
図6に示すブロック図を用いて、サーバ22の構成について説明する。サーバ22は、制御部220、受信部221、記憶部222、送信部223を備える。
制御部220は、CPU(Central Processing Unit)等により構成され、サーバ22の制御を行う。受信部221、記憶部222、送信部223の動作は制御部220からの指示によるものである。受信部221は、モデムやルータ等により構成され、携帯電話機13からアドレスデータを受信する。
記憶部222は、HDD(Hard Disk Drive)などにより構成され、受信部221の受信したアドレスデータを格納する。記憶部222は、複数の記憶領域を備え、受信したデータの内容に応じて予め定められた領域にアドレスデータを格納する。
送信部223は、モデムやルータ等により構成され、PC14に対してアドレスデータを送信する。受信部221と送信部223は同一のモデムやルータを利用してもよい。
続いて、図7に示すシーケンス図を用いて、本発明の実施の形態1における処理の流れについて説明する。
まず、利用者がデジタルペン11を用いて用紙15に書き込みを行うと、デジタルペン11は手書き情報の入力処理を実行する(S11)。デジタルペン11は、書き込みに応じて取得された、用紙15のアドレスデータをデジタルペン11の備える記憶部222に格納する。
入力が完了するとデジタルペン11は、サーバ22に対して格納したアドレスデータを送信する(S12)。このときのアドレスデータの送信は携帯電話機13を介して行われるが、直接デジタルペン11からサーバ22に対してアドレスデータの送信が可能であれば、直接送信するようにしてもよい。
このとき、デジタルペン11には予め個人情報が格納されており、アドレスデータの送信と共に格納されている個人情報をアドレスデータと関連付けて送信する。個人情報の代わりにデジタルペン11が備えている固有のIDを利用するようにしてもよい。これが格納する記憶領域を指定する指定情報となる。
サーバ22は、デジタルペン11から送信されたアドレスデータ及び個人情報を受信すると、受信したアドレスデータを記憶部222に格納する(S13)。このとき、制御部220は、アドレスデータと関連付けられた個人情報の内容により記憶部222の備える領域のうちどの領域に格納するかを判定し、記憶部222の判定した領域に格納する。
PC14は、サーバ22に格納されたアドレスデータを取得する場合、サーバ22に対して送信データ確認要求情報を送信する(S14)。サーバ22は、PC14から送信データ確認要求情報を受信すると、送信データがあるか否かを判定し(S15)、送信データがある場合はPC14に対して記憶部222に格納されているアドレスデータを送信する(S16)。
送信データがあるか否かの判定は次のようにして行う。PC14がサーバ22に対して送信する送信データ確認要求情報には、記憶部222の備える領域のうちどの領域を指定するかの情報が含まれている。サーバ22は、PC14から送信データ確認要求情報を受信すると、受信した送信データ確認要求情報から記憶部222の備える領域のうちどの領域を指定するかを示す情報を取得し、取得した当該情報に指定されている領域にアドレスデータが格納されているかを確認し、アドレスデータが格納されている場合、格納されているアドレスデータをPC14に対して送信する。
PC14は、サーバ22からアドレスデータを受信すると、内蔵しているアプリケーションソフトにより、受信したアドレスデータに対応した処理を行う。このようにして、デジタルペン11により入力した手書き入力情報をPC14により処理を行うことが可能となる。
発明の実施の形態2.
所望の相手に対して手書き入力情報を送信することを可能にした例である。図8に示す模式図を用いて本発明におけるデジタルペンシステムの構成例について説明する。本発明におけるデジタルペンシステムは、デジタルペン11、サーバ22、携帯電話機13、PC14、用紙15、PC16を備える。デジタルペン11、サーバ22、携帯電話機13、PC14、用紙15の具体的内容については発明の実施の形態1と同様であり、ここでは説明を省略する。また、PC16は宛先となるユーザーのPCであり、PC14と同じ構成のPCをそのまま利用可能である。
続いて、図9に示すシーケンス図を用いて、本発明の実施の形態2における処理の流れについて説明する。
まず、利用者がデジタルペン11を用いて用紙15に書き込みを行うと、デジタルペン11は手書き情報の入力処理を実行する(S21)。デジタルペン11は、書き込みに応じて取得された用紙15のアドレスデータをデジタルペン11の備える記憶部222に格納する。
入力が完了するとデジタルペン11は、サーバ22に対して格納したアドレスデータを送信する(S22)。このときのアドレスデータの送信は携帯電話機13を介して行われるが、直接デジタルペン11からサーバ22に対してアドレスデータの送信が可能であれば、直接送信するようにしてもよい。
ユーザーは、デジタルペン11を用いた手書き情報入力の完了時には用紙15に記載された宛先リストを用いて宛先を指定する。デジタルペン11は、アドレスデータの送信と指定された宛先に基づいた宛先情報をアドレスデータと関連付けて送信する。これが格納する記憶領域を指定する指定情報となる。
サーバ22は、デジタルペン11から送信されたアドレスデータ及び宛先情報を受信すると、受信したアドレスデータを記憶部222に格納する(S23)。このとき、制御部220は、アドレスデータと関連付けられた宛先情報の内容により記憶部222の備える領域のうちどの領域に格納するかを判定し、記憶部222の判定した領域に格納する。この例では、手書き入力情報の宛先となるユーザーがアクセス可能な領域及び手書き入力を行ったユーザーがアクセス可能な領域に当該アドレスデータが格納される。
PC14は、サーバ22に格納されたアドレスデータを取得する場合、サーバ22に対して送信データ確認要求情報を送信する(S24)。サーバ22は、PC14から送信データ確認要求情報を受信すると、送信データがあるか否かを判定し(S25)、送信データがある場合はPC14に対して記憶部222に格納されているアドレスデータを送信する(S26)。
送信データがあるか否かの判定は次のようにして行う。PC14がサーバ22に対して送信する送信データ確認要求情報には、記憶部222の備える領域のうちどの領域を指定するかの情報が含まれている。サーバ22は、PC14から送信データ確認要求情報を受信すると、受信した送信データ確認要求情報から記憶部222の備える領域のうちどの領域を指定するかの情報を取得し、取得した当該情報に指定されている領域にアドレスデータが格納されているかを確認し、アドレスデータが格納されている場合、格納されているアドレスデータをPC14に対して送信する。
PC14は、サーバ22からアドレスデータを受信すると、内蔵しているアプリケーションソフトにより、受信したアドレスデータに対応した処理を行う。また、PC16がサーバ22に格納されたアドレスデータを取得する場合もPC14と同様の処理を行うことによりアドレスデータを取得可能である。このとき、PC14とPC16では、記憶部222に対して指定する領域が異なるのでそれぞれのPCに対応したアドレスデータの取得が可能となる。
このようにして、デジタルペン11により入力した手書き入力情報をPC14、PC16により処理を行うことが可能となる。
発明の実施の形態3.
予め定められた複数のユーザーに対して別々の手書き入力情報を配信できるようにした例である。図10に示す模式図を用いて本発明におけるデジタルペンシステムの構成例について説明する。本発明におけるデジタルペンシステムは、デジタルペン11、サーバ22、PC14、用紙15、PC16、PC17を備える。デジタルペン11、サーバ22、携帯電話機13、PC14、用紙15、PC16の具体的内容については発明の実施の形態1、2と同様であり、ここでは説明を省略する。また、PC17は、PC14、PC16と同じ構成のPCをそのまま利用可能である。この例では、手書き入力情報の入力を行ったユーザーのPC14のみならず、その他のユーザーのPC16,17に対してもこの手書き入力情報を配信することができる。
続いて、図11に示すシーケンス図を用いて、本発明の実施の形態3における処理の流れについて説明する。
まず、利用者はデジタルペン11を用いて用紙15に書き込みを行うとデジタルペン11は手書き情報の入力処理を行う(S31)。デジタルペン11は、用紙15の書き込みに応じて取得されたアドレスデータをデジタルペン11の備える記憶部222に格納する。
入力が完了するとデジタルペン11は、サーバ22に対して格納したアドレスデータを送信する(S32)。このときのアドレスデータの送信は携帯電話機13を介して行われるが、直接デジタルペン11からサーバ22に対してアドレスデータの送信が可能であれば、直接送信するようにしてもよい。
ユーザーは、デジタルペン11を用いた手書き情報入力の完了時には用紙15に記載された宛先リストから領域番号を指定する。デジタルペン11は、アドレスデータと指定された領域番号に基づいた領域情報をアドレスデータと関連付けて送信する。これが格納する記憶領域を指定する指定情報となる。
サーバ22は、デジタルペン11から送信されたアドレスデータ及び領域情報を受信すると、受信したアドレスデータを記憶部222に格納する(S33)。このとき、制御部220は、アドレスデータと関連付けられた領域情報の内容により記憶部222の備える領域のうちどの領域に格納するかを判定し、記憶部222の判定した領域に格納する。
PC14は、サーバ22に格納されたアドレスデータを取得する場合、サーバ22に対して送信データ確認要求情報を送信する(S34)。サーバ22は、PC14から送信データ確認要求情報を受信すると、送信データがあるか否かを判定し(S35)、送信データがある場合はPC14に対して記憶部222に格納されているアドレスデータを送信する(S36)。
送信データがあるか否かの判定は次のようにして行う。PC14がサーバ22に対して送信する送信データ確認要求情報には、記憶部222の備える領域のうちどの領域を指定するかの情報が含まれている。サーバ22は、PC14から送信データ確認要求情報を受信すると、受信した送信データ確認要求情報から記憶部222の備える領域のうちどの領域を指定するかの情報を取得し、取得した当該情報に指定されている領域にアドレスデータが格納されているかを確認し、アドレスデータが格納されている場合、格納されているアドレスデータをPC14に対して送信する。
PC14は、サーバ22からアドレスデータを受信すると、内蔵しているアプリケーションソフトにより、受信したアドレスデータに対応した処理を行う。また、PC16、PC17がサーバ22に格納されたアドレスデータを取得する場合もPC14と同様の処理を行うことによりアドレスデータを取得可能である。このとき、PC14、PC16、PC17共に、記憶部222に対して指定する領域が同一であるのでそれぞれのPCから共通してアドレスデータの取得が可能となる。
このようにして、デジタルペン11により入力した手書き入力情報をPC14、PC16、PC17により同一データの処理を行うことが可能となる。
その他の発明の実施の形態.
上述の例では、サーバ1台の構成としたが、記憶部と制御部を別のサーバで行うようにしてもよい。また、記憶領域に応じて複数台のサーバで記憶部を構成するようにしてもよい。
本発明にかかるデジタルペンシステムの全体構成を示す模式図である。 本発明にかかるデジタルペンシステムのデジタルペンの構成を示す図である。 本発明にかかるデジタルペンシステムの用紙の一例を示す図である。 本発明にかかるデジタルペンシステムと携帯電話機の接続例を示す図である。 本発明にかかるデジタルペンシステムと携帯電話機の接続例を示す図である。 本発明にかかるサーバの構成を示すブロック図である。 本発明にかかるデジタルペンシステムの処理の流れを示すシーケンス図である。 本発明にかかるデジタルペンシステムの全体構成を示す模式図である。 本発明にかかるデジタルペンシステムの処理の流れを示すシーケンス図である。 本発明にかかるデジタルペンシステムの全体構成を示す模式図である。 本発明にかかるデジタルペンシステムの処理の流れを示すシーケンス図である。
符号の説明
11 デジタルペン
13 携帯電話機
14 PC
15 アノト用紙
16 PC
17 PC
22 サーバ
111 インクリフィル
113 圧力センサ
115 光学モジュール
117 カメラ
119 光照射装置
121 バッテリ
125 メモリ
127 情報処理モジュール
129 クロック
133 無線通信システム
135 振動子
201 点
203 格子
205 交点
211 ピジェット
213 ピジェット
220 制御部
221 受信部
222 記憶部
223 送信部

Claims (7)

  1. アドレスデータが印刷された用紙から前記アドレスデータを取得するデジタルペンと、前記デジタルペンと直接または端末を介して通信可能に接続され、複数の記憶領域を有するサーバを備えたデジタルペンシステムであって、
    前記デジタルペンは、前記用紙から取得した前記アドレスデータと前記サーバの記憶領域を指定する指定情報を互いに関連付けて前記サーバに送信する手段を有し、
    前記サーバは、前記デジタルペンから前記アドレスデータ及び前記指定情報を受信する手段と、受信した前記指定情報に基づいて前記複数の記憶領域のうち少なくとも一つに前記アドレスデータを格納する手段と、前記記憶手段に格納した前記アドレスデータを送信する手段を有するデジタルペンシステム。
  2. 前記指定情報は、前記デジタルペンに予め登録された情報であることを特徴とする請求項1記載のデジタルペンシステム。
  3. 前記指定情報は、前記デジタルペンにより入力されることを特徴とする請求項1記載のデジタルペンシステム。
  4. 前記指定情報は、前記デジタルペンに接続された前記端末が指定した情報であることを特徴とする請求項1記載のデジタルペンシステム。
  5. 前記サーバは、前記記憶手段と予め関連付けられた送信先全てに前記アドレスデータを送信する手段を有することを特徴とする請求項1乃至4いずれかに記載のデジタルペンシステム。
  6. 前記デジタルペンと前記端末間の通信は、ブルートゥース方式により行われることを特徴とする請求項1乃至5いずれかに記載のデジタルペンシステム。
  7. 前記デジタルペンと前記端末間の通信は、USB方式により行われることを特徴とする請求項1乃至5いずれかに記載のデジタルペンシステム。
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