JP2006260426A - 手書き情報共有システム - Google Patents

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Abstract

【課題】
より汎用性の高い手書き情報共有システムを提供すること。
【解決手段】
本発明における情報共有システムは、ペンと、ペンと通信可能に接続された端末と、端末と通信可能に接続されたサーバとを備えた手書き情報共有システムであって、ペンは、用紙に筆記した手書き情報を取得し、手書き情報を端末に対して送信する手段を備え、端末は、ペンから送信された手書き情報を受信する手段と、受信した手書き情報をサーバに対して送信する手段を備え、サーバは、端末より送信された手書き情報を受信する手段と、受信した手書き情報をウェブデータに変換する手段と、ウェブデータをネットワークを介して接続された端末に配信する手段とを備えた情報共有システムである。このような構成により、手書き入力された情報を配信可能なデータ形式としてサーバに格納し、サーバから情報を配信することが可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、手書き情報共有システムに関するものであり、より詳細には、ネットワークを利用した手書き情報共有システムに関する。
多人数で情報を共有する方法は、従来から多くの方法が考えられ、実行されてきた。古くは、掲示板や回覧板などであり、これらの方法は電子機器が使われる前から行われていた。
電子機器を利用する技術が発達すると、情報の共有がより容易になるようになった。例えば、複写機を利用することにより、紙に書かれている情報を誤りなく多くの人に開示することが可能になった。
さらには、情報自体が紙ではなく電子データで扱われるようになり、文章も紙に印刷されたものだけでなく、キーボードにより入力されたものをコンピュータに接続されたディスプレイ上で閲覧することが可能となった。このような文章は電子データで記録されているため、複製や公開が容易であり、情報の共有が更に容易に行われるようになった。
このように、キーボードを利用して文章を入力するようになり、筆記用具を利用して手書きで文章を書くよりも利用者が慣れれば効率よく文章を入力できるようになり、より多くの情報を提供することができるようになった。
しかしながら、キーボード入力に慣れることのできない利用者も少なからず存在する。また、キーボードによる文章の入力は、入力者に関係なく入力された文章は文字情報のみで構成されており、文字の形状など入力者の個性が手書き入力のように反映されることはない。そのため、近年、手書き入力が再度注目されるようになった。
手書き入力による情報の電子化には、紙に書いた手書き情報をスキャナーやデジタルカメラなどを用いて電子データに変換するという方法がある。しかし、この方法では、一度書いた手書き情報を再度スキャナーやデジタルカメラなどの電子機器を用いて電子データに変換しなければならず、多くの電子機器が必要となり、操作も煩雑になってしまうという問題点があった。
そこで、手書き入力した情報がそのまま電子データとして格納されるデジタルペンが提案されるようになった。デジタルペンは、手書きにより入力された情報をデジタルデータとして格納し、格納した手書き情報を接続されたコンピュータに転送する機能を備える。このようにすることにより、手書きにより入力された情報を変換する手間をかけることなくそのまま電子データとして利用することが可能となる。
このようなデジタルペンを用いた情報共有の方法が提案されるようになった。例えば、特許文献1ではデジタルペンで入力したカルテを管理装置の備えるデータベースに登録し、管理装置とネットワークで接続された各端末から閲覧することによりデジタルペンで手書き入力したカルテの情報を共有する方法が提案されている。
しかしながら、特許文献1に示す方法は、病院でのカルテの情報の共有に特化されており、それ以外の情報の共有はできないものであった。
特開2004−54375号公報
このように従来の情報共有システムは、カルテの情報の共有など特定の情報の共有しか行えないという問題点があった。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、より汎用性の高い手書き情報共有システムを提供することを目的とする。
本発明における情報共有システムは、ペンと、前記ペンと通信可能に接続された端末と、前記端末と通信可能に接続されたサーバとを備えた手書き情報共有システムであって、前記ペンは、用紙に筆記した手書き情報を取得し、手書き情報を前記端末に対して送信する手段を備え、前記端末は、前記ペンから送信された手書き情報を受信する手段と、受信した前記手書き情報を前記サーバに対して送信する手段を備え、前記サーバは、前記端末より送信された手書き情報を受信する手段と、受信した手書き情報をウェブデータに変換する手段と、前記ウェブデータをネットワークを介して接続された端末に配信する手段とを備えた情報共有システムである。このような構成により、手書き入力された情報を配信可能なデータ形式としてサーバに格納し、サーバから情報を配信することが可能となる。
前記ペンは当該ペン固有の識別情報を有し、手書き情報を前記識別情報と関連付けて送信する手段を備え、前記端末は、前記ペンから前記識別情報と関連付けられた前記手書き情報を受信する手段と、受信した前記手書き情報を前記識別情報と関連付けて前記サーバに対して送信する手段を備え、前記サーバは、前記識別情報と関連付けられた前記手書き情報を受信する手段と、ペンの識別情報を予め登録し格納する記憶手段と、受信した前記手書き情報と関連付けられた前記識別情報が前記記憶手段に格納されたペンの識別情報が一致するかを判定する手段と、判定の結果、両者が一致した場合のみ受信した前記手書き情報をウェブデータに変換する手段を備えることを特徴としてもよい。このようにすることにより、悪意ある第三者が手書き情報を不正に取得することを防止することが可能となる。
前記サーバは、受信した手書き情報を画像情報に変換する手段と、変換した画像情報を含むウェブデータを生成する手段と、生成したウェブデータをインターネット経由で接続された端末に配信する手段を備えることを特徴としてもよい。このようにすることにより、通常PCが備えているウェブブラウザをそのまま利用して手書き情報を共有することが可能となる。
前記サーバは、手書き情報分析サーバとアプリケーションサーバとウェブサーバを備え、前記手書き情報分析サーバは、受信した手書き情報に基づいて手書き情報の処理を行うアプリケーションを決定する手段を有し、前記アプリケーションサーバは、前記手書き情報分析サーバの決定したアプリケーションにより手書き情報をウェブデータに変換する手段を有し、前記ウェブサーバは、前記アプリケーションサーバの変換したウェブデータを、ネットワークを介して接続された端末に配信する手段を有することを特徴としてもよい。このようにすることにより、各サーバに処理の負担が分散され、効率よく手書き情報を共有することが可能となる。
前記アプリケーションサーバは、ウェブデータへの変換の完了に応じて、前記ペンに対して登録完了を通知する信号を送信する手段を有し、前記ペンは、前記アプリケーションサーバから前記信号を受信する手段と、前記信号の受信に応じて当該ペンの使用者に登録完了を通知する通知手段を有することを特徴としてもよい。このようにすることにより、手書き入力を行った者に確実に登録完了を伝えることが可能となる。
前記通知手段は、前記ペンを振動させる通知手段であることを特徴としてもよい。
前記アプリケーションサーバは、予めメールアドレスを登録し格納するアドレス記憶手段と、ウェブデータへの変換の完了に応じて、前記アドレス記憶手段に格納されたメールアドレスに対してメールを送信する手段を有することを特徴としてもよい。
前記メールを送信する手段は、更に、予め定められた時刻に前記アドレス記憶手段に格納されたメールアドレスに対してメールを送信する手段を有することを特徴としてもよい。このようにすることにより、定期的に通知が行われ情報が確認されない状態を回避することが可能となる。
前記アプリケーションサーバは、手書き情報を予め定められた領域毎に分割してウェブデータに変換し、前記ウェブサーバは、前記アプリケーションサーバの変換したウェブデータを、分割された領域のうち任意の領域についてのウェブデータのみを配信可能であることを特徴としてもよい。このようにすることにより、部分的に情報が必要な場合に効率よく情報を取得することが可能となる。
前記手書き情報は、入力者のスケジュールに関する情報であり、前記領域は日付毎に分割されることを特徴としてもよい。
本発明によれば、より汎用性の高い手書き情報共有システムを提供することが可能となる。
発明の実施の形態1.
まず、図1に示す模式図を用いて本発明の実施の形態1における手書き情報共有システムの全体構成について説明する。本発明における手書き情報共有システムは、デジタルペン11、携帯電話機13、アノト用紙15、PC(Personal Computer)17、PLS(Paper Lookup Service)サーバ20、ASH(Application Service Handler)サーバ22、ウェブサーバ24を備える。携帯電話機13、PC17、PLSサーバ20、ASHサーバ22、ウェブサーバ24はそれぞれインターネット10を介して接続されている。
デジタルペン11は、ユーザーが手書き入力により情報を入力するための入力手段である。デジタルペン11は、携帯電話機13と無線通信などにより通信可能であり、入力された手書き情報を携帯電話機13に送信する。また、デジタルペン11は、個別の識別情報を格納しており、格納した個別の識別情報を手書き情報と互いに関連付けて携帯電話機13に送信する。
携帯電話機13は、デジタルペン11から手書き情報を受信し、インターネット10を介してPLSサーバ20、ASHサーバ22、ウェブサーバ24に対して受信した手書き情報を送信する。ここでは携帯電話機としたが、通信機能を備えたPDA(Personal Digital Assistant)などの携帯端末でもよいし、PCでもよい。
アノト用紙15は、デジタルペン11により手書き情報を入力するための専用の用紙である。ここでの実施例ではアノト方式により手書き情報を記録するため、専用の用紙が必要である。アノト方式については後に説明する。
PC17は、デジタルペン11により入力された手書き情報を閲覧するためのコンピュータであり、市販のPCをそのまま利用することが可能である。PC17はインターネット10を介してPLSサーバ20、ASHサーバ22、ウェブサーバ24と接続可能である。
PLSサーバ20は、携帯電話機13から入力した手書き情報に基づいて手書き情報の処理を行うアプリケーションの選択を行う手書き情報分析サーバである。選択されたアプリケーションはASHサーバ22に格納されている。
ASHサーバ22は、携帯電話機13から入力した手書き情報の処理を行うアプリケーションサーバである。手書き情報の処理はASHサーバ22に格納されているアプリケーションにより行う。ここで行われる手書き情報の処理は、画像データの変換、閲覧用データの生成などである。
ウェブサーバ24は、インターネット10を介して接続されたPCなどに閲覧用データの配信を行う。ここでの閲覧用データはHTML(Hyper Text Markup Language)等のウェブデータを用いて、PCにより表示が可能なデータ形式で配信が行われる。ここでのウェブデータは、HTMLに限らず、XML(eXtensible Mark-up Language)等のウェブサーバのアクセスに応じてアクセスしたPCから閲覧可能なファイル形式であればよい。
続いて、手書き入力の方法についてより詳細に説明する。本実施例では、アノト方式により手書き入力が行われる。図2は、本発明におけるデジタルペン11の構造の概略を示す概略図である。デジタルペン11は、インクリフィル111、圧力センサ113、光学モジュール115、カメラ117、光照射装置119、バッテリ121、CPU123、メモリ125、情報処理モジュール127、クロック129、USB(Universal Serial Bus)131、無線通信システム133、振動子135、LED(Light Emitting Diode)137を備える。
インクリフィル111は、通常の筆記用ペンと同様に、紙にインクを転写することにより筆記結果を記録するインクを保存するものである。圧力センサ113は、ユーザーがデジタルペン11により手書き入力を行っていることを検知する手段であり、手書き入力中は圧力センサが圧力を検知する。
光学モジュール115は、光照射装置119からの光をカメラ117により受光した光学的手段により検出する。カメラ117は、光照射装置119から照射され、アノト用紙15により反射した光を受光するための受光装置である。光照射装置119は、カメラ117により受光するための光を照射する装置である。ここでの光は赤外線を利用するが、カメラ117により受光し、光学モジュール115により検出可能であれば、赤外線に限らず別の波長の光でもよい。
バッテリ121は、デジタルペン11の各部に電力を供給するための電力供給手段である。CPU123は、デジタルペン11を制御するための制御手段である。メモリ125は、デジタルペン11内のデータを記憶するための記憶手段である。情報処理モジュール127は、CPU123とメモリ125を合わせたものであり、データの変換や格納を行う。
クロック129は、手書き入力が行われる時間を計測するための時間計測手段である。USB131は、デジタルペン11により入力された手書き情報を接続した電子機器に転送するためのデータ送信手段である。無線通信システム133は、無線通信手段を備えた他の電子機器に対して手書き情報を送信するためのデータ送信手段である。無線通信手段は、ブルートゥース(登録商標)による方式などが用いられるが特に限定されない。USB131と無線通信システム133は、どちらか一方を備えていればもう一方が備えられていなくても本発明による手書き情報共有システムは動作可能である。
振動子135は、振動により情報をユーザーに伝える手段である。LED137は、点灯、点滅などにより情報をユーザーに伝える手段である。振動子135とLED137は、どちらか一方を備えていればもう一方が備えられてなくてもユーザーに情報を伝えることが可能である。
デジタルペン11が手書き情報を記録するためには、アノト用紙15に手書き入力を行う必要がある。図3は、アノト用紙15の構成例を示す図である。アノト用紙15には、一定の間隔の格子203の各交点205に外周が接するように同一の直径の点201が印刷されている。点201は、光学モジュール115により検出可能であれば、人間の眼により識別不可能な色で印刷されていてもよい。例えば、カメラ117が赤外線カメラである場合、用紙15全体が赤外線を反射し、点201が赤外線を吸収するインクで印刷されていることにより点201を光学モジュール115により検出可能である。
また、格子203は実際に見える必要はなく、架空の格子でもよい。格子203の間隔は、短いほど解像度の高い画像を得ることができる。本実施例では、光学モジュール115の読み取り精度を考えると0.3mm程度が好ましい。また、この場合、点201の直径は80ミクロンから120ミクロンが好ましい。ただし、これらの値は特に限定されない。
点201は、格子203の交点205から上下左右のいずれかの方向にずれた位置に印刷されている。この上下左右の4方向の情報は2ビットの情報とすることができる。つまり点201は1つにつき2ビットの情報を持つことになり、6×6の36個の交点205とその上下左右に位置する点201は6×6×2=72ビットの情報を持つことになる。アノト用紙15は、6×6の36個の交点の領域毎に点201の上下左右の並びを変え、位置情報として記録している。
デジタルペン11は毎秒50回から100回カメラ117によりアノト用紙15を撮影し、光学モジュール115により点201の並びを検出し、検出した並びからアノト用紙15の位置情報を取得する。このようにしてデジタルペン11は、ユーザーが手書き入力を行った際にアノト用紙15のどの位置に記入したかを記録することが可能となる。
アノト用紙15の左上位置にピジェット211と呼ばれる領域が設けられている。ユーザーがデジタルペン11によりピジェット211をチェックすると、光学モジュール115は、ピジェット211の位置情報を取得する。デジタルペン11は、ピジェット211の位置情報を取得するとページの更新を行うようにプログラムされており、手書き情報を画像データに変換する際にピジェット211のチェック前の手書き情報と、チェック後の手書き情報は重なることなく別のページの画像データとして扱われる。
また、アノト用紙15の右下位置にピジェット213と呼ばれる領域が設けられている。ユーザーがデジタルペン11によりピジェット213をチェックすると、光学モジュール115は、ピジェット213の位置情報を取得する。デジタルペン11は、ピジェット213の位置情報を取得するとデータの送信を行うようにプログラムされており、USB131または無線通信システム133により接続された携帯電話機13に手書き情報の送信を行う。このようにして、ユーザーはデジタルペン11によりピジェット213の領域をチェックすることによりデジタルペン11に格納された手書き情報を接続された携帯電話機13に送信することが可能となる。
この他にもアノト用紙15は、点201の配置により特殊なコードを配列することにより、様々な情報を入れることが可能となる。例えば、色を指定するピジェットを用意し、その領域に色を指定する情報を入れておけば、そのピジェットをチェックした後の手書き情報を指定した色の画像データに変換することも可能である。
続いて、デジタルペン11とアノト用紙15を用いて入力された手書き情報を共有する方法について説明する。図4は、本発明の実施の形態1における手書き情報共有システムの具体的構成を示す模式図である。図4に示すインターネット10、デジタルペン11、携帯電話機13、アノト用紙15、PC17、PLSサーバ20、ASHサーバ22、ウェブサーバ24は図1に示す内容と同じであり、ここでは説明を省略する。図4に示すようにPLSサーバ20はデータベース21を、ASHサーバ22は、データベース23及びペンアプリケーション30を、ウェブサーバ24はウェブアプリケーション32を備える。
図5は、本発明における手書き情報共有システムの処理の流れを示すシーケンス図である。まず、ユーザーはデジタルペン11を用いてアノト用紙15に手書き情報を入力する(S101)。入力した手書き情報は、デジタルペン11の有するメモリ125に格納される。デジタルペン11はUSB131または無線通信システム133により接続された携帯電話機13に手書き情報の送信を行う。携帯電話機13は、デジタルペン11からの手書き情報を受信すると、インターネット10を介してPLSサーバ20へ受信した手書き情報を送信する(S102)。以後デジタルペン11とPLSサーバ20、ASHサーバ22間のデータの送受信は携帯電話13を通じて行う。
PLSサーバ20は、データベース21を備えている。PLSサーバ20は、デジタルペン11から手書き情報を受信すると、手書き情報に含まれる位置情報をデータベース21と照合する(S103)。PLSサーバ20は、照合したデータベースに基づいて、手書き情報の処理を行うペンアプリケーション30を決定する。
PLSサーバ20が手書き情報の処理を行うペンアプリケーション30を決定すると、PLSサーバ20は、そのペンアプリケーション30が稼動するASHサーバ22及びペンアプリケーション30の位置情報をデジタルペン11に対して送信する(S104)。この時の位置情報は例えば、URLなどが用いられる。
デジタルペン11は、PLSサーバ20からASHサーバ22及びペンアプリケーション30の位置情報を受信すると、受信した位置情報に基づいてASHサーバ22に接続を行う。デジタルペン11は、ASHサーバ22との接続を完了すると、受信した位置情報をASHサーバ22に対して受信した位置情報を送信する(S105)。ASHサーバ22は、デジタルペン11から受信した位置情報に基づいて格納しているペンアプリケーション30の起動を行う(S106)。以後、ASHサーバ22の動作はペンアプリケーション30からの命令により行われる。
ASHサーバ22は、デジタルペン11に対してデジタルペン11が備える識別情報の送信を要求する(S107)。このときの識別情報は、例えば「AJX−AAA−AM4−X6」など数字や記号の列で個々のデジタルペン11を識別できるものであればよい。デジタルペン11は、ASHサーバ22からの送信要求を受信すると、メモリ125に格納されたデジタルペン11固有の識別情報を送信する(S108)。ASHサーバ22は、デジタルペン11から識別情報を受信すると、受信した識別情報をASHサーバ22の備える記憶手段に格納する。以後、ASHサーバ22は、デジタルペン11から受信したデータを識別情報と関連付けて格納する(S109)。こうすることにより、複数のデジタルペンからデータを受信しても識別することが可能となる。
ASHサーバ22は、デジタルペン11から識別情報を受信すると、デジタルペン11に対して手書き情報の送信を要求する(S110)。デジタルペン11は、ASHサーバ22から送信要求を受信すると、ASHサーバ22に対してメモリ125に格納された手書き情報を送信する(S111)。ASHサーバ22は、デジタルペン11から手書き情報を受信すると、先ほど受信したデジタルペン11の識別情報と関連付けて記憶手段に格納する(S112)。このときの格納形式は何でもよいが、ASHサーバ22の備えるデータベース23に格納するのが好ましい。
ASHサーバ22が手書き情報を格納するファイルの形式は、後にウェブサーバ24により公開することを考えると、JPEGやGIFなどの画像形式にしておくことが望ましい。また、必要に応じて画像データの拡大縮小を行ってもよいし、また、筆順や方向が重要である場合は、ベクトルデータを時系列に記録したデータ形式にするようにしてもよい。また、画像データに変換後、一般的なウェブブラウザでそのまま閲覧可能なようにHTMLなどのウェブデータ形式にして格納するようにしてもよい。このようにして、ASHサーバ22は、デジタルペン11により入力された手書き情報を受信し格納する。
次にASHサーバ22により格納された手書き情報を閲覧する方法について説明する。図6は、手書き情報閲覧時の手書き情報共有システムの構成を示す模式図である。図4に示すインターネット10、デジタルペン11、携帯電話機13、アノト用紙15、PC17、ASHサーバ22、ウェブサーバ24は図1に示す内容と同じであり、ここでは説明を省略する。手書き情報閲覧時にはPLSサーバ20は利用されない。まず、ユーザーはPC17を操作し、手書き情報を取得する指示を入力する。このときの指示は、PC17に予めインストールされている閲覧用アプリケーションを起動し、閲覧用アプリケーションに手書き情報を取得する位置情報を入力することにより行われる。このときの閲覧用アプリケーションはウェブブラウザで、入力する位置情報はURLであることが望ましい。
PC17は、手書き情報を取得する指示が入力されると、入力した位置情報に基づいて、インターネット10を介してウェブサーバ24にリクエストを送信する。ウェブサーバ24は、PC17からのリクエストを受信すると、ASHサーバ22に接続し、ASHサーバ22に格納されている手書き情報を取得する。ウェブサーバ24は、手書き情報を取得すると、ウェブアプリケーション32により、取得した手書き情報をPC17から閲覧可能な形式に変換し、PC17に対して変換した手書き情報を送信する。このときのファイル形式はHTML等のPC17が通常備えているウェブブラウザでそのまま閲覧可能なウェブデータ形式であることが望ましい。ただし、手書き情報が既にウェブデータ形式になっている場合はそのままPC17に送信することが可能である。
PC17は、ウェブサーバ24から手書き情報を受信すると、閲覧用アプリケーションにより受信した手書き情報をPC17の備える表示手段により表示を行う。このようにしてユーザーはPC17によりデジタルペン11が入力した手書き情報を閲覧することが可能となる。
また、ASHサーバ22にはタスクアプリケーション33が備えられており、予め定められた時間にメール送信等の手段でユーザーに手書き情報の閲覧を促す旨の通知を行うようにすることも可能である。
同様の方法により、インターネット10に接続可能でウェブサーバ24から送信される情報を閲覧可能なアプリケーションを備えた端末であれば、PC17に限らず手書き情報を閲覧することが可能である。このようにして、デジタルペン11が入力した手書き情報を、インターネット10を介して複数の端末で共有することが可能となる。
発明の実施の形態2.
発明の実施の形態1における手書き情報の共有をスケジュール情報の共有に利用した例である。発明の実施の形態2における手書き情報共有システムの構成及び手書き情報共有の処理の流れは発明の実施の形態1と同様である。
発明の実施の形態2における手書き入力の方法も発明の実施の形態1と同様にデジタルペン及びアノト用紙を用いるが、スケジュール情報の共有に特化するため、アノト用紙は、図7に示すアノト用紙301を用いる。デジタルペンは発明の実施の形態1で使用したデジタルペン11をそのまま利用可能である。
アノト用紙301は、スケジュール記入枠310、開始ピジェット303、送信ピジェット305を有する。アノト用紙301にはデジタルペン11の備える光学モジュールにより識別可能な点が並べられており、デジタルペン11により位置情報を取得可能であるという点ではアノト用紙15と同様である。
開始ピジェット303及び送信ピジェット305の位置情報は、デジタルペン11により予め記録されている。ユーザーはスケジュール記入開始時にはまず、開始ピジェット303をチェックする。デジタルペン11は、光学モジュール115により、開始ピジェット303の位置を認識し、認識に応じて手書き情報の記録を開始する。
ユーザーは開始ピジェット303をチェック後、スケジュール記入枠310にデジタルペン11を用いて手書きによりスケジュールを記入する。スケジュール記入枠310に記入された手書き情報は、デジタルペン11により記録される。記録の方法については発明の実施の形態1と同様である。
スケジュール記入枠310は、図7に示すようにカレンダー形式になっており、ユーザーは日付ごとにスケジュールを手書き入力することが可能である。ユーザーが手書き入力を完了すると、送信ピジェット305をチェックする。デジタルペン11は、送信ピジェット305の位置を認識し、認識に応じて手書き情報の記録を終了し、記録した手書き情報を携帯電話機13に対して送信する。
携帯電話機13は、デジタルペン11から手書き情報を受信すると、受信した手書き情報を、インターネット10を介してPLSサーバ20に対して送信する。PLSサーバ20は、デジタルペン11から手書き情報を受信すると、手書き情報に含まれる位置情報をデータベース21と照合する。PLSサーバ20は、照合したデータベースに基づいて、手書き情報の処理を行うペンアプリケーション30を決定する。
PLSサーバ20が手書き情報の処理を行うペンアプリケーション30を決定すると、PLSサーバ20は、そのペンアプリケーション30が稼動するASHサーバ22及びペンアプリケーション30の位置情報をデジタルペン11に対して送信する。
デジタルペン11は、PLSサーバ20からASHサーバ22及びペンアプリケーション30の位置情報を受信すると、受信した位置情報に基づいてASHサーバ22に接続を行う。デジタルペン11は、ASHサーバ22との接続を完了すると、受信した位置情報をASHサーバ22に対して受信した位置情報を送信する。ASHサーバ22は、デジタルペン11から受信した位置情報に基づいて格納しているペンアプリケーション30の起動を行う。以後、ASHサーバ22の動作はペンアプリケーション30からの命令により行われる。
ASHサーバ22は、デジタルペン11に対してデジタルペン11が備える識別情報の送信を要求する。デジタルペン11は、ASHサーバ22からの送信要求を受信すると、メモリ125に格納されたデジタルペン11固有の識別情報を送信する。ASHサーバ22は、デジタルペン11から識別情報を受信すると、受信した識別情報をASHサーバ22の備える記憶手段に格納する。以後、ASHサーバ22は、デジタルペン11から受信したデータを識別情報と関連付けて格納する。こうすることにより、複数のデジタルペンからデータを受信しても識別することが可能となる。
ASHサーバ22は、デジタルペン11から識別情報を受信すると、デジタルペン11に対して手書き情報の送信を要求する。デジタルペン11は、ASHサーバ22から送信要求を受信すると、ASHサーバ22に対してメモリ125に格納された手書き情報を送信する。ASHサーバ22は、デジタルペン11から手書き情報を受信すると、先ほど受信したデジタルペン11の識別情報と関連付けて記憶手段に格納する。このときの格納形式は何でもよいが、ASHサーバ22の備えるデータベース23に格納するのが好ましい。
ASHサーバ22が受信する手書き情報は、スケジュール記入枠310に記入されたスケジュールデータである。ASHサーバ22によるスケジュールデータの格納方法について具体的に説明する。まず、ASHサーバ22は、スケジュール記入枠310内に手書き入力が行われたか否かの判定を行う。何も入力が行われていなかった場合は、格納する情報はないということなので、そこでASHサーバ22による格納の処理は終了となる。
手書き入力が行われていた場合、ASHサーバ22は、手書き情報から手書き情報が何月のスケジュールとして入力されたかを識別する。識別の方法は次のようにして行われる。
アノト用紙301は、月毎に用意され、スケジュール記入枠310に印刷されている点のパターンは月毎に異なるため、デジタルペン11により入力された手書き情報は、ASHサーバ22に送信された後、アノト用紙301に印刷されている点のパターンにより何月のスケジュールが入力されたかを識別することが可能となる。
ASHサーバ22は、手書き情報が何月のスケジュールとして入力されたかを識別すると、該当した月の手書き情報がすでに格納されているか否かの判定を行う。格納されていないと判定した場合、ASHサーバ22は、手書き情報を新しいファイルとして記憶手段に格納する。
すでに格納されていると判定した場合、ASHサーバ22は格納されている手書き情報のファイルを読み出し、入力された手書き情報を上書きして格納する。このとき、すでに格納されている手書き情報を削除して、新たに入力された手書き情報のみを格納するようにしてもよいし、すでに格納されている手書き情報と新たに入力された手書き情報を合成して格納するようにしてもよい。
手書き情報の格納方法について具体的に説明する。アノト用紙301は、月毎に用意されており、それぞれのスケジュール記入枠310に印刷されている点のパターンも月毎に異なっている。また、スケジュール記入枠310には、日毎の記入枠がそれぞれ用意されている。この日毎の記入枠に印刷されている点のパターンもそれぞれ異なっており、それぞれがエリア情報としてまとめてファイルに格納されている。このファイルをPAD(Paper Application Definition)ファイルと呼ぶ。デジタルペン11により入力された手書き情報は当該手書き情報に備えられた点のパターンをPADファイルと比較することにより何月何日のスケジュールとして入力された手書き情報であるかを識別することが可能となる。
PADファイルには月毎のエリア情報と日毎のエリア情報が格納されている。日毎のエリア情報は、当該エリアに印刷されている点のパターンの集合である。この日毎のエリア情報は、例えば「day_1」「day_2」などの名前で格納される。また、月毎のエリア情報は、日毎のエリア情報の集合である。必要に応じて、それ以外のエリア情報を追加してもよい。この月毎のエリア情報は、例えば「month_1」「month_2」などの名前で格納される。PADファイルはこれらのエリア情報を格納する。ファイルは月毎に格納してもよいし、日毎に格納してもよい。PADファイルはPLSサーバ20またはASHサーバ22の記憶手段に格納される。
ASHサーバ22は、手書き情報を入力すると、PADファイルを利用して、当該手書き情報を日付毎のエリアに分割し、日付毎に各日付のエリアに手書き入力が行われたか否かを判定する。手書き入力が行われたと判定された場合、ASHサーバ22は、手書き情報を日付のエリア毎に画像データに変換する。変換した画像データは、当該日付のスケジュール情報として記憶手段に格納される。
ASHサーバ22は、全ての日付の手書き情報を画像データに変換すると、スケジュール登録完了の旨をメールにて送信する。この時のメールの送信先は予めユーザーがASHサーバ22に登録しておく。メールには、登録したスケジュール情報を閲覧可能なURLを記入しておく。こうすることにより、メール受信者は、メールに記入されたURLにアクセスして登録したスケジュール情報を閲覧することが可能となる。
また、ASHサーバ22は、スケジュール登録完了後だけでなく、予め定められた時間にURLを記入したメールを送信するリマインダ機能を備えるようにしてもよい。こうすることにより、定期的にスケジュールの連絡を行うことが可能となる。
図8は、メールの内容の一例を示す図である。図8に示す受信メール401は、受信者のメールアドレス、送信者のメールアドレス、メールのサブジェクト、メール本文が記録されている。受信メール401は、例えば携帯電話機で受信したメールが画面上表示された場合の表示内容の一例であり、メールを受信する端末やメール受信アプリケーションによってはこれと異なる画面が表示される場合がある。
受信メール401のメール本文には、URLが表示されている。受信メール401の例では、「http://www.ashsystem.com/Schedule/web/index.asp」がURLである。このURLはウェブサーバ24にアクセスするための位置情報が記述されている。ユーザーはメールを受信すると受信メール401に記載されているURLにブラウザアプリケーションなどを起動してアクセスすることにより、ウェブサーバ24に接続し、ASHサーバ22が格納したスケジュール情報を閲覧することが可能となる。
また、メールの内容を図8に示す受信メール402のようにしてもよい。受信メール402が受信メール401と異なる点は、URLにデジタルペン11の識別情報が入っている点である。受信メール402の例では、「?id=AJX-AAA-AM4-X6」をURLに加えることにより、ウェブサーバ24にペンの識別情報を送信している。このようにメールで通知するURLにデジタルペン11の識別情報を加えることにより、ユーザーは別途デジタルペン11の識別情報を入力することなく、他のデジタルペンで入力した手書き情報と識別することが可能となる。ただし、このとき、パスワードを設定し入力させることにより、悪意ある第三者が不正に手書き情報を閲覧することを防止することも可能である。
また、ASHサーバ22は、デジタルペン11に対してスケジュール登録完了の旨をデジタルペン11に対して通知するようにしてもよい。この場合、ASHサーバ22は、完了通知信号を、インターネット10を介して携帯電話機13に対して送信する。携帯電話機13は完了通知信号を受信すると、デジタルペン11に対して受信した完了通知信号を送信する。デジタルペン11は、完了通知信号を受信すると、振動子135あるいはLED137によりユーザーに完了の通知を行う。
スケジュール情報の閲覧は、受信メールを利用しなくても、ユーザーの必要に応じて行うことも可能である。図9は、PC17からウェブブラウザを利用してウェブサーバ24にアクセスしたときに表示される画面の一例を示す図である。この画面では、ペン識別情報入力欄501、ユーザー名入力欄502、日付入力欄503、月別表示ボタン504、日別表示ボタン505が画面に表示されている。ユーザーはPC17に備えられたキーボード等の入力手段により、各種情報の入力を行う。
まず、ユーザーはスケジュール情報を閲覧するために、ペン識別情報入力欄501にペンの識別情報を、ユーザー名入力欄502にユーザー名を入力する。その後、日付入力欄503に閲覧したいスケジュール情報の日付を入力する。このとき、月別情報を表示したい場合は、年及び月のみの入力でもよく、日別情報を表示したい場合は、年、月、日全てを入力する必要がある。
ペン識別情報入力欄501、ユーザー名入力欄502、日付入力欄503の全ての入力が完了すると、ユーザーは月別表示ボタン504か日別表示ボタン505のいずれか一方のボタンをPC17に備えられたマウス等の入力手段により選択する。選択が完了すると、PC17は、ウェブサーバ24に対して、入力されたペンの識別情報、ユーザー名情報、日付情報、月別情報か日別情報のどちらを表示するかの情報を送信する。
ウェブサーバ24は、PC17から入力されたペンの識別情報、ユーザー名情報、日付情報、月別情報か日別情報のどちらを表示するかの情報を受信すると、ペンの識別情報及びユーザー名情報が予め登録されたものであるか否かの認証を行う。スケジュール情報の内容によっては、認証の結果登録されていないユーザー名やペンであると判定した場合スケジュール情報の表示を行わないようにすることも可能である。
認証が完了すると、ウェブサーバ24は、ASHサーバ22から日付情報に該当する日付のスケジュール情報を受信し、PC17に対してウェブブラウザ表示用のデータを送信する。このときの表示内容は、月別情報か日別情報により異なるものとなる。
図10は、月別情報を表示した場合のPC17に表示される画面の一例である。このときの表示内容は、アノト用紙301のスケジュール記入枠310に入力したものと同じ内容が画面上のスケジュール枠601表示される。このとき、ASHサーバ22には、手書き入力により生成されたスケジュール情報が日付毎に格納されており、ウェブサーバ24は、スケジュール枠の画像情報に生成された日付毎のスケジュール情報を上書きすることにより、図10のような画面情報を生成し、PC17に対して送信している。
さらに画面には先月表示ボタン602及び次月表示ボタン603が表示されており、ユーザーはそれぞれのボタンを選択することにより、先月あるいは次月のスケジュール表示に切り替えることが可能である。
また、PC17がPCではなく携帯電話機などの表示領域の小さな端末である場合や、特定の日のみを拡大して表示したい場合などに、日別表示ボタン505を選択することにより日付のスケジュール情報のみを表示するようにすることも可能である。図11は、携帯電話機に日付のスケジュール情報のみを表示した場合の画面の一例である。この例では、当該日のスケジュール情報のみが表示領域703に表示されている。このとき、ASHサーバ22には、手書き入力により生成されたスケジュール情報が日付毎に格納されており、ウェブサーバ24は、当該日のスケジュール情報を、PC17または携帯電話機13に対して送信する。
また、画面には前日表示ボタン701及び翌日表示ボタン702が表示されており、ユーザーはそれぞれのボタンを選択することにより、前日あるいは翌日のスケジュール表示に切り替えることが可能である。
また、ユーザー情報とスケジュール情報を関連付けて格納している場合、ユーザー毎のスケジュール情報を一覧できるような形式でPC17の画面上に表示することによりスケジュール管理を行うことも可能である。図12は、スケジュール管理を行う場合に、PC17からウェブブラウザを利用してウェブサーバ24にアクセスしたときに表示される画面の一例を示す図である。このときの画面にはグループ入力欄801、日付入力欄802、週間予定表示ボタン803が表示されている。
グループ入力欄801は、図12に示す「全員」「グループ1」「グループ2」・・・などの定義されたグループから選択するようにしてもよい。それぞれのグループに対してどの人物のスケジュールを表示するかは予めウェブサーバ24に登録されている。ユーザーはグループ入力欄801に表示したいグループを入力する。また、日付入力欄802に表示したい日付を入力する。それぞれの入力が完了すると、ユーザーは週間予定表示ボタン803を選択する。
選択が完了するとPC17は、ウェブサーバ24に対して、入力したグループ情報及び日付情報を送信する。ウェブサーバ24は、グループ情報及び日付情報を受信すると、受信したグループ情報に該当するグループの人物の、受信した日付情報に該当する週のスケジュール情報をASHサーバ22から受信し、PC17に対してウェブブラウザ表示用のデータを送信する。
図13は、PC17に表示されたスケジュール情報の例を示す図である。図13では、グループ入力欄801に入力したグループに所属する人物の週間スケジュールが表示されている。この画面では、先週表示ボタン901及び次週表示ボタン902が表示されており、ユーザーはこれらのボタンを選択することにより週を切り替えてスケジュール情報の表示を行うことが可能となる。
このようにして、本発明における情報共有システムは、デジタルペン11により入力した手書き情報をASHサーバ22に保存し、PC17からインターネット10を介してウェブサーバ24に接続することにより、ASHサーバ22に保存された手書き情報をスケジュール情報として共有することが可能となる。
その他の発明の実施の形態.
上述の例では、サーバを3台としたが、それぞれの機能を備えてさえいれば、これを1台か2台にまとめてもよいし、また4台以上のサーバに分割して行うようにしてもよい。
本発明にかかる手書き情報共有システムの全体構成を示す模式図である。 本発明にかかる手書き情報共有システムのデジタルペンの構成を示す図である。 本発明にかかる手書き情報共有システムの用紙の一例を示す図である。 本発明にかかる手書き情報共有システムの具体的構成を示す模式図である。 本発明にかかる手書き情報共有システムの処理の流れを示すシーケンス図である。 本発明にかかる手書き情報共有システムの具体的構成を示す模式図である。 本発明にかかる手書き情報共有システムの用紙の一例を示す図である。 本発明にかかる手書き情報共有システムの受信メールの表示画面の一例を示す図である。 本発明にかかる手書き情報共有システムにアクセスした端末の表示画面の一例を示す図である。 本発明にかかる手書き情報共有システムにアクセスした端末の表示画面の一例を示す図である。 本発明にかかる手書き情報共有システムにアクセスした端末の表示画面の一例を示す図である。 本発明にかかる手書き情報共有システムにアクセスした端末の表示画面の一例を示す図である。 本発明にかかる手書き情報共有システムにアクセスした端末の表示画面の一例を示す図である。
符号の説明
10 インターネット
11 デジタルペン
13 携帯電話機
15 アノト用紙
20 PLSサーバ
21 データベース
22 ASHサーバ
23 データベース
24 ウェブサーバ
30 ペンアプリケーション
32 ウェブアプリケーション
33 タスクアプリケーション
111 インクリフィル
113 圧力センサ
115 光学モジュール
117 カメラ
119 光照射装置
121 バッテリ
123 CPU
125 メモリ
127 情報処理モジュール
129 クロック
131 USB
133 無線通信システム
135 振動子
137 LED
201 点
203 格子
205 交点
211 ピジェット
213 ピジェット
301 アノト用紙
303 開始ピジェット
305 送信ピジェット
310 スケジュール記入枠
401 受信メール
402 受信メール
501 ペン識別情報入力欄
502 ユーザー名入力欄
503 日付入力欄
504 月別表示ボタン
505 日別表示ボタン
601 スケジュール枠
602 先月表示ボタン
603 次月表示ボタン
701 前日表示ボタン
702 翌日表示ボタン
703 表示領域
801 グループ入力欄
802 日付入力欄
803 週間予定表示ボタン
901 先週表示ボタン
902 次週表示ボタン

Claims (10)

  1. ペンと、前記ペンと通信可能に接続された端末と、前記端末と通信可能に接続されたサーバとを備えた手書き情報共有システムであって、
    前記ペンは、用紙に筆記した手書き情報を取得し、手書き情報を前記端末に対して送信する手段を備え、
    前記端末は、前記ペンから送信された手書き情報を受信する手段と、受信した前記手書き情報を前記サーバに対して送信する手段を備え、
    前記サーバは、前記端末より送信された手書き情報を受信する手段と、受信した手書き情報をウェブデータに変換する手段と、前記ウェブデータをネットワークを介して接続された端末に配信する手段とを備えた情報共有システム。
  2. 前記ペンは当該ペン固有の識別情報を有し、手書き情報を前記識別情報と関連付けて送信する手段を備え、
    前記端末は、前記ペンから前記識別情報と関連付けられた前記手書き情報を受信する手段と、受信した前記手書き情報を前記識別情報と関連付けて前記サーバに対して送信する手段を備え、
    前記サーバは、前記識別情報と関連付けられた前記手書き情報を受信する手段と、ペンの識別情報を予め登録し格納する記憶手段と、受信した前記手書き情報と関連付けられた前記識別情報が前記記憶手段に格納されたペンの識別情報が一致するかを判定する手段と、判定の結果、両者が一致した場合のみ受信した前記手書き情報をウェブデータに変換する手段を備えることを特徴とする請求項1記載の情報共有システム。
  3. 前記サーバは、
    受信した手書き情報を画像情報に変換する手段と、
    変換した画像情報を含むウェブデータを生成する手段と、
    生成したウェブデータをインターネット経由で接続された端末に配信する手段を備えることを特徴とする請求項1または2記載の情報共有システム。
  4. 前記サーバは、手書き情報分析サーバとアプリケーションサーバとウェブサーバを備え、
    前記手書き情報分析サーバは、受信した手書き情報に基づいて手書き情報の処理を行うアプリケーションを決定する手段を有し、
    前記アプリケーションサーバは、前記手書き情報分析サーバの決定したアプリケーションにより手書き情報をウェブデータに変換する手段を有し、
    前記ウェブサーバは、前記アプリケーションサーバの変換したウェブデータを、ネットワークを介して接続された端末に配信する手段を有することを特徴とする請求項1、2または3記載の情報共有システム。
  5. 前記アプリケーションサーバは、ウェブデータへの変換の完了に応じて、前記ペンに対して登録完了を通知する信号を送信する手段を有し、
    前記ペンは、前記アプリケーションサーバから前記信号を受信する手段と、前記信号の受信に応じて当該ペンの使用者に登録完了を通知する通知手段を有することを特徴とする請求項4記載の情報共有システム。
  6. 前記通知手段は、前記ペンを振動させることによる通知手段であることを特徴とする請求項5記載の情報共有システム。
  7. 前記アプリケーションサーバは、予めメールアドレスを登録し格納するアドレス記憶手段と、ウェブデータへの変換の完了に応じて、前記アドレス記憶手段に格納されたメールアドレスに対してメールを送信する手段を有することを特徴とする請求項4、5または6記載の情報共有システム。
  8. 前記メールを送信する手段は、更に、予め定められた時刻に前記アドレス記憶手段に格納されたメールアドレスに対してメールを送信する手段を有することを特徴とする請求項7記載の情報共有システム。
  9. 前記アプリケーションサーバは、手書き情報を予め定められた領域毎に分割してウェブデータに変換し、
    前記ウェブサーバは、前記アプリケーションサーバの変換したウェブデータを、分割された領域のうち任意の領域についてのウェブデータのみを配信可能であることを特徴とする請求項4乃至8いずれかに記載の情報共有システム。
  10. 前記手書き情報は、入力者のスケジュールに関する情報であり、
    前記領域は日付毎に分割されることを特徴とする請求項9記載の情報共有システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008226213A (ja) * 2007-02-13 2008-09-25 Wao Corporation 情報処理システム、情報処理装置、サーバ装置、および情報処理方法
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US9513800B2 (en) 2013-04-18 2016-12-06 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Information processing apparatus and medium for correcting the start and end time data based on handwriting user input

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