JP2008097272A - デジタルペンのデータ処理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザアプリケーションの構築が容易なデジタルペンのデータ処理システムを提供すること。
【解決手段】本発明に係るデータ処理システムは、端末2は、用紙20における特定エリアの位置情報と、当該特定エリアに記入されたデータの処理種別を示す処理種別情報とを関連付けて格納するエリア定義格納部240と、デジタルペン100より取得したアドレスデータを解析して手書き情報を生成し、エリア定義格納部240に格納された特定エリアの位置情報に基づいて特定エリア内の手書き情報を抽出する第1のデータ処理部220と、抽出された手書き情報に対して、エリア定義格納部240において当該特定エリアの位置情報に関連付けられた処理種別情報に基づいてデータ処理を実行し、処理後のデータをユーザアプリケーションがアクセス可能なデータベース730に格納する第2のデータ処理部700とを備えている。
【選択図】 図5

Description

本発明は、デジタルペンのデータ処理システムに関するものである。
近年、手書き情報をデジタル化する方法として、デジタルペンを利用する方法が提案されている。アナログデータである手書き情報をデジタル化することにより、情報の共有や蓄積の容易化、情報伝達スピードの高速化などを図ることが可能になる。
デジタルペンを利用するデジタル化の方法としては種々の方法が存在する。例えば、専用のデジタルペンと表面上に特殊なパターンが印刷された専用用紙を用いて、ユーザがデジタルペンにより用紙に記入を行う際に、デジタルペンが当該パターンを認識することで手書き情報をデジタル化するという方法がある。
デジタルペンが認識するパターンは、手書き情報の座標情報などとして取得され、ユーザアプリケーションはデジタルペンにより取得された手書き情報を専用用紙の特定エリアごとに独自に処理し、所望の結果を表示する。
このとき、ユーザアプリケーションは、予め定義されたエリア定義情報に基づいて、手書き情報を特定の目的に沿った形式のデータとして取得する。
エリア定義情報には、専用用紙に設けられた特定エリアの位置情報が定義されている。
ユーザアプリケーションは、このような予め定義されたエリア定義情報に基づいて、特定エリアごとに手書き情報データを取得する。そして、取得された手書き情報データを、例えば、ある特定のエリアに手書き情報が存在するか否かを二値化データとして処理したり、ある特定のエリアの手書き情報を描いたままの画像情報として処理したり、ある特定のエリアの手書き情報を文字または図形認識するよう処理したり、ある特定のエリアの手書き情報を座標情報などとして処理したりする。
例えば図1は、このようなエリア定義情報を用いたデジタルペンのデータ処理システムの構成図である。
エリア定義格納部240には、専用用紙20に設けられた特定エリアごとの位置情報を定義したエリア定義情報が予め格納されている。
デジタルペン100は、ペン接続ドライバ210によりPC2のデジタルペン基盤システム200へとアクセスし、デジタルペン100により取得された手書き情報のアドレスデータを送信する。データ処理部220のアドレスデータ解析部222は、デジタルペン100からアドレスデータを受信すると、受信したアドレスデータがどの専用用紙20に記入されたものかを解析する。データ処理部220の手書きデータ解析部221は、エリア定義格納部240に格納された特定エリアの位置情報に基づいて、特定エリア内のアドレスデータを手書き情報データとして抽出する。
アドレスデータ解析部222による解析の結果、受信したアドレスデータがユーザアプリケーションA500に対応する専用用紙20のアドレスデータであることが判明した場合には、ユーザアプリケーションA500に対して、ユーザアプリケーションA500が処理を行うデータが存在することが通知される。
ユーザアプリケーションA500のデータ処理部520は、データアクセスAPI(Application Program Interface)250にアクセスし、手書きデータ解析部221により抽出された手書き情報データを取得する。
このとき、ユーザアプリケーションA500のデータ処理部520は、エリア定義格納部240に格納してあるエリア定義情報を参照することにより、専用用紙20に設けられた特定エリアごとに、デジタルペン100により記入された手書き情報データを取得することができる。
データ処理部520は、手書きデータ解析部221により抽出された手書き情報データを、エリアごとに特定の形式で処理する。例えば、二値化データとして処理したり、描いたままの画像情報として処理したり、文字または図形認識するように処理したり、座標情報などとして処理したりする。
その後、ユーザアプリケーションA500は、データ処理部520により処理が行われた手書き情報データをデータ格納部530に格納し、必要に応じてデータ表示部510を利用して処理結果を表示する。
このように、図1に示した従来のデジタルペンのデータ処理システムでは、それぞれの専用用紙に設けられた特定エリアに対して予めエリア定義を行った上で、それぞれのユーザアプリケーションごとに、当該エリア定義情報に基づいて手書き情報データを所望の形式で取得するための処理を行うデータ処理部と、当該データ処理部により処理された手書き情報データを格納するデータ格納部とを設ける必要があった。即ち、従来のデータ処理システムでは、ユーザアプリケーションごとに、手書き情報データを特定の処理方法で取得し格納する方法を定めたプログラムを、独自に設計、実装する必要があり、ユーザアプリケーションごとに煩雑な工程が発生するという問題点がある。
他方、専用用紙における特定エリアの位置情報と当該エリア内に記入された手書き情報データの処理方法とを関連付けて処理する技術が種々提案されており、例えば特許文献1に開示されている。しかしながら、この公報に開示された電子ペンを用いた編集システムは、事後的に特定エリアと当該エリア内に記入された手書き情報データの処理方法とを対応付けるものであり、本発明が前提とする特定エリアの位置情報と当該エリア内に記入された手書き情報の処理方法とを予め関連付けておくものとは異なるものである。
また、本発明はユーザアプリケーションの構築が容易なデジタルペンのデータ処理システムの提供を目的とする点においても異なるものである。
特開2005−346415号公報
上述のように、従来のデジタルペンのデータ処理システムでは、ユーザアプリケーションごとに、デジタルペンにより記入された手書き情報データを特定の方法で処理し格納するため、当該処理方法及び格納方法を定めたプログラムを独自に設計、実装する必要があった。
このため、ユーザアプリケーションごとに煩雑な工程を経る必要が生じ、このような状況が、デジタルペンによる手書き情報を利用するユーザアプリケーションの構築の障害となっているという問題点があった。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたもので、デジタルペンによる手書き情報を利用するユーザアプリケーションの構築が容易なデジタルペンのデータ処理システムを提供することを目的とする。
本発明に係るデジタルペンのデータ処理システムは、アドレスデータが印刷された用紙と、当該用紙に印刷されたアドレスデータを取得するデジタルペンと、前記デジタルペンと通信可能に接続され、当該デジタルペンよりアドレスデータを取得する端末とを備えたデータ処理システムであって、前記端末は、前記用紙における特定エリアの位置情報と、当該特定エリアに記入されたデータの処理種別を示す処理種別情報とを関連付けて格納するエリア定義格納部と、前記デジタルペンより取得したアドレスデータを解析して手書き情報を生成し、前記エリア定義格納部に格納された特定エリアの位置情報に基づいて前記特定エリア内の手書き情報を抽出する第1のデータ処理部(例えば、本発明の実施の形態におけるデータ処理部220)と、抽出された手書き情報に対して、前記エリア定義格納部において当該特定エリアの位置情報に関連付けられた処理種別情報に基づいてデータ処理を実行し、処理後のデータをユーザアプリケーションがアクセス可能なデータベースに格納する第2のデータ処理部(例えば、本発明の実施の形態におけるデータプロセスコンポーネント700)とを備えるものである。
これにより、ユーザアプリケーションごとに、デジタルペンにより記入された手書き情報データを特定の方法で処理し格納するための方法を定めたプログラムを独自に設計、実装する必要がなくなり、デジタルペンによる手書き情報を利用するユーザアプリケーションを容易に構築することができる。
上述のエリア定義格納部は、前記特定エリアの位置情報と前記処理種別情報に加えて、さらにこれらの情報と関連付けて、当該特定エリアの識別情報を格納するようにしてもよい。
これにより、デジタルペンにより記入された手書き情報データがどのエリアに対応しているのかをより容易に特定することができる。
上述の第2のデータ処理部は、前記特定エリアの識別情報を処理後のデータと関連付けて前記データベースに格納するようにしてもよい。
これにより、データベースにアクセスしたユーザアプリケーションが、デジタルペンにより記入された手書き情報データがどのエリアに対応しているのかをより容易に特定することができる。
上述のエリア定義格納部に格納された処理種別情報は、予め定められた複数の処理種別情報からユーザによって選択された情報であるようにしてもよい。
上述のエリア定義格納部に格納された処理種別情報は、前記手書き情報を画像情報に変換する処理、前記手書き情報をストローク情報に変換する処理、前記手書き情報を文字認識情報に変換する処理、前記手書き情報を前記特定エリアにおける手書き情報の存在の有無を示す情報に変換する処理のいずれか一つを含むようにしてもよい。
他方、本発明に係るデジタルペンのデータ処理端末は、用紙に印刷されたアドレスデータを取得するデジタルペンと通信可能に接続され、当該デジタルペンよりアドレスデータを取得するデータ処理端末であって、前記用紙における特定エリアの位置情報と、当該特定エリアに記入されたデータの処理種別を示す処理種別情報とを関連付けて格納するエリア定義格納部と、前記デジタルペンより取得したアドレスデータを解析して手書き情報を生成し、前記エリア定義格納部に格納された特定エリアの位置情報に基づいて前記特定エリア内の手書き情報を抽出する第1のデータ処理部(例えば、本発明の実施の形態におけるデータ処理部220)と、抽出された手書き情報に対して、前記エリア定義格納部において当該特定エリアの位置情報に関連付けられた処理種別情報に基づいてデータ処理を実行し、処理後のデータをユーザアプリケーションがアクセス可能なデータベースに格納する第2のデータ処理部(例えば、本発明の実施の形態におけるデータプロセスコンポーネント700)とを備えるものである。
これにより、ユーザアプリケーションごとに、デジタルペンにより記入された手書き情報データを特定の方法で処理し格納するための方法を定めたプログラムを独自に設計、実装する必要がなくなり、デジタルペンによる手書き情報を利用するユーザアプリケーションを容易に構築することができる。
他方、本発明に係るデジタルペンのデータ処理プログラムは、デジタルペンが取得した、用紙に印刷されたアドレスデータの処理を、コンピュータに対して実行させるデータ処理プログラムであって、前記用紙における特定エリアの位置情報と、当該特定エリアに記入されたデータの処理種別を示す処理種別情報とを関連付けるステップと、前記デジタルペンより取得したアドレスデータを解析して手書き情報を生成し、特定エリアの位置情報に基づいて前記特定エリア内の手書き情報を抽出するステップと、抽出された手書き情報に対して、当該特定エリアの位置情報に関連付けられた処理種別情報に基づいてデータ処理を実行するステップと、処理後のデータをユーザアプリケーションがアクセス可能なデータベースに格納するステップとを、コンピュータに実行させるものである。
これにより、ユーザアプリケーションごとに、デジタルペンにより記入された手書き情報データを特定の方法で処理し格納するための方法を定めたプログラムを独自に設計、実装する必要がなくなり、デジタルペンによる手書き情報を利用するユーザアプリケーションを容易に構築することができる。
本発明によれば、デジタルペンによる手書き情報を利用するユーザアプリケーションの構築が容易なデジタルペンのデータ処理システムを提供することができる。
本発明の実施の形態.
図2は、本発明の実施の形態に係るデジタルペンのデータ処理システムの全体構成を示す概略図である。当該デジタルペンのデータ処理システムでは、アノト社が開発したアノト方式を用いている。
図2に示されるように、本発明の実施の形態に係るデジタルペンのデータ処理システムは、デジタルペン100と、専用用紙20と、サーバ(端末)としてのパーソナルコンピュータ(Personal Computer:以下、PCと称する)2とを備えている。ここで、デジタルペン100とPC2の間は、互いに通信できるように接続されている。
尚、デジタルペン100とPC2の間に、更に携帯電話機などの携帯端末(不図示)を設けてもよい。この場合は、デジタルペン100とPC2の間は、携帯端末を介して、互いに通信できるように接続される。この場合、専用のユーザアプリケーションが携帯端末にインストールされていてもよい。
更に、デジタルペンのデータ処理システムは、PC2で行われる処理がデジタルペン100側で行われるように構成されていてもよい。
デジタルペン100は、ユーザが専用用紙20に記入を行うときに利用し、専用用紙20上に印刷された特殊なパターンを読み込むことで手書き情報のアドレスデータを取得する。
PC2は、デジタルペン100により取得された手書き情報のアドレスデータなどを処理するコンポーネントの導入先として利用され、デジタルペン基盤システム200、データプロセスコンポーネント700、ユーザアプリケーション500、ユーザアプリケーション600などを稼動させる。
デジタルペン基盤システム200は、デジタルペン100を利用するために基盤となるコンポーネントであり、デジタルペン100とPC2の間の接続に利用するドライバソフトウェアや、デジタルペン100により取得されたアドレスデータを解析するデータ処理部などのコンポーネントを含む。
データプロセスコンポーネント700は、ユーザアプリケーション500またはユーザアプリケーション600が手書き情報データを取得するために利用するコンポーネントであり、後述する本発明の特徴部分である。
ユーザアプリケーション500とユーザアプリケーション600はデジタルペン100により取得される手書き情報を、ユーザの所望の用途に沿って処理するユーザアプリケーションであり、専用用紙20と対応付けて利用される。
図3は、デジタルペン100の具体的な構成を示す図である。
図3に示されるように、デジタルペン100は、インクリフィル111、圧力センサ113、光学モジュール115、カメラ117、光照射装置119、バッテリ121、CPU123、メモリ125、情報処理モジュール127、クロック129、USB(Universal Serial Bus)131、無線通信処理部133、振動子135、LED(Light Emitting Diode)137を備える。
CPU123、メモリ125は、情報処理モジュール127に含まれている。
尚、デジタルペン100は、専用用紙20に文字または記号を記入できるものであればよく、ペン形状は任意の形状であっていい。
インクリフィル111は、通常の筆記用ペンと同様に、紙にインクを転写することにより筆記結果を記録するインクを保存するものである。圧力センサ113は、ユーザーがデジタルペン100により手書き入力を行っていることを検知したり、筆圧を検出する手段であり、手書き入力中は圧力センサが圧力を検知する。
光学モジュール115は、光照射装置119からの光をカメラ117により受光した光学的手段により検出する。カメラ117は、光照射装置119から照射され、専用用紙20により反射した光を受光するための受光装置である。光照射装置119は、カメラ117により受光するための光を照射する装置である。ここでの光は赤外線を利用するが、カメラ117により受光し、光学モジュール115により検出可能であれば、赤外線に限らず別の波長の光でもよい。
バッテリ121は、デジタルペン100の各部に電力を供給するための電力供給手段である。CPU123は、デジタルペン100を制御するための制御手段である。メモリ125は、デジタルペン100内のデータを記憶するための記憶手段である。
クロック129は、手書き入力が行われる時間を計測するための時間計測手段である。USB131は、デジタルペン100により取得されたアドレスデータなどを接続した電子機器に転送するためのデータ送信手段である。
無線通信処理部133は、無線通信手段を備えた他の電子機器に対してアドレスデータなどを送信するためのデータ送信手段である。無線通信手段は、Bluetooth(登録商標)による方式などが用いられるが、これに制限されるものではない。USB131と無線通信処理部133は、どちらか一方を備えていればもう一方が備えられていなくても本発明に係るデジタルペンのデータ処理システムは動作可能である。
振動子135は、振動により情報をユーザに伝える手段である。LED137は、点灯、点滅などにより情報をユーザに伝える通知手段である。振動子135とLED137は、どちらか一方を備えていればもう一方が備えられてなくてもユーザに情報を伝えることが可能である。あるいは、ブザー等の音声により通知を行ってもよい。
次に、図4に基づいて、専用用紙20の構成について説明する。この専用用紙20は、アノト社から認定を取得した用紙である。
デジタルペン100により専用用紙20に手書き入力を行うことで、記入が行われた手書き情報の座標情報などを取得することができる。
図4に示されるように、専用用紙20には、一定の間隔の格子23の各交点25に外周が接するように同一の直径の点24が印刷されている。点24は、光学モジュール115により検出可能であれば、人間の眼により識別不可能な色で印刷されていてもよい。例えば、カメラ117が赤外線カメラである場合、用紙20全体が赤外線を反射し、点24が赤外線を吸収するインクで印刷されていることにより点24を光学モジュール115により検出可能である。
また、格子23は実際に見える必要はなく、架空の格子でもよい。格子23の間隔は、短いほど解像度の高い画像を得ることができる。本実施例では、光学モジュール115の読み取り精度を考えると0.3mm程度が好ましい。また、この場合、点24の直径は80μmから120μmが好ましい。ただし、これらの値は特に制限されるものではない。
点24は、格子23の交点25から上下左右のいずれかの方向にずれた位置に印刷されている。この上下左右の4方向の情報は2ビットの情報とすることができる。つまり点24は1つにつき2ビットの情報を持つことになり、6×6の36個の交点25とその上下左右に位置する点24は6×6×2=72ビットの情報を持つことになる。専用用紙20は、6×6の36個の交点の領域毎に点24の上下左右の並びを変え、手書き情報のアドレスデータとして記録している。
デジタルペン100は毎秒50回から100回、カメラ117により専用用紙20を撮影し、光学モジュール115により点24の並びを検出し、検出した並びから専用用紙20の手書き情報のアドレスデータを取得する。このようにしてデジタルペン100は、ユーザが手書き入力を行った際に専用用紙20のどの位置に記入したかを記録することが可能となる。
全ての専用用紙20には固有のアドレスデータが割り当てられており、専用用紙20ごとに異なるアプリケーションを対応させることができる。さらに、専用用紙20のページごとに異なるページアドレスを割り当てることで、ページごとに異なる処理を行わせることもできる。
専用用紙20の左上位置にはピジェット21と呼ばれる領域が設けられている。ユーザがデジタルペン100によりピジェット21をチェックすると、光学モジュール115は、ピジェット21の位置情報を取得する。デジタルペン100は、ピジェット21のアドレスデータを取得するとページの更新を行うようにプログラムされており、手書き情報を画像データに変換する際にピジェット21のチェック前の手書き情報と、チェック後の手書き情報は重なることなく別のページの画像データとして扱われる。
また、専用用紙20の右下位置にはピジェット22と呼ばれる領域が設けられている。ユーザがデジタルペン100によりピジェット22をチェックすると、光学モジュール115は、ピジェット22の位置情報を取得する。デジタルペン100は、ピジェット22の位置情報を取得するとデータの送信を行うようにプログラムされており、USB131または無線通信処理部133により接続されたPC2に手書き情報のアドレスデータの送信を行う。このようにして、ユーザはデジタルペン100によりピジェット22の領域をチェックすることによりデジタルペン100に格納された手書き情報のアドレスデータなどを接続されたPC2に送信することが可能となる。
この他にも専用用紙20は、点24の配置により特殊なコードを配列することにより、様々な情報を入れることが可能となる。例えば、色を指定するピジェットを用意し、当該領域に色を指定する情報を入れておけば、ピジェットをチェックした後の手書き情報を指定した色の画像データに変換することも可能である。また、同様に太さを指定するピジェットを用意し、当該領域に太さを指定する情報を入れておけば、ピジェットをチェックした後の手書き情報を指定した太さの画像データに変換することも可能である。
図5は、図2の各コンポーネントについてより細分化して示した図である。
デジタルペン100は、専用用紙20に記入された手書き情報のアドレスデータなどを、PC2のペン接続ドライバ210を介してデジタルペン基盤システム200のデータ処理部220に送信する。
データ処理部220は、デジタルペン100より取得したアドレスデータを解析して手書き情報を生成し、エリア定義格納部240に格納された特定エリアの位置情報に基づいて特定エリア内の手書き情報を抽出する第1のデータ処理部として機能する。
ここで、データ処理部220は手書きデータ解析部221とアドレスデータ解析部222を含む。
データ処理部220のアドレスデータ解析部222は、デジタルペン100からアドレスデータを受信すると、受信したアドレスデータがどの専用用紙20に記入されたものかを解析する。
データ処理部220の手書きデータ解析部221は、エリア定義格納部240に格納されたエリア定義情報に基づいて、特定エリア内のアドレスデータを手書き情報データとして抽出する。
エリア定義情報は、PAD(Paper Application Definition)ファイルとしてエリア定義格納部240に格納されている。
PADファイルは、ユーザアプリケーションと対応付けられた専用用紙20の各ページアドレスと、各ページに設けられた特定のエリアの位置情報と、当該エリアに記入された手書き情報データの処理種別情報、当該エリアの識別情報などを含む。
エリアに記入された手書き情報データの処理種別情報、エリアの識別情報などは後述する規則に則って命名されており、専用用紙20の各ページの各エリアに対応する手書き情報の処理方法などを指定することができる。
図6は、PADファイルの一部を抜き出した例であり、この例ではPADファイルをXML(Extensible Markup Language)形式のファイルとして示している。
尚、PADファイルの形式は専用用紙20の各ページのエリアについての情報を正しく指示することができる形式であれば、これに制限されるものではない。
尚、PADファイルは、通常、グラフィカルなインターフェイスを備えた専用のエリア定義ツールを使用することにより作成されるが、PADファイルを作成する方法はこれに制限されるものではない。
図6の"page address"には専用用紙20の各ページに固有のアドレスであるページアドレスが定義されており、一例として"12.34.56.78"が示されている。
ユーザアプリケーションごとに専用用紙20は対応付けられており、デジタルペン100により記入が行われたアドレスデータに含まれるページアドレスに基づいて、専用用紙20に対応付けられたユーザアプリケーションを特定することができる。
図6の"area name"にはエリア名とページ内における当該エリアの位置情報が定義されている。
ここで、ページ内におけるエリアの位置情報とは、ページ内に設けられた各エリアの位置と大きさを定義するものであり、一例として"top"及び"left"によりエリアの位置が定義され、"width"及び"height"により各エリアの大きさが定義されている。
エリア名は特定エリアの位置情報に関連付けられた処理種別情報と特定エリアの識別情報を含み、一例として"処理種別情報::識別情報"のような形式で命名される。
処理種別情報は、特定エリアの手書き情報データをどのような形式で処理して取得するかという処理方法が定義され、識別情報は各エリアの固有の名称が定義されている。
また、処理種別情報に加えて、一例として"info name"、"value"などで定義される後述する属性情報を備えることも可能である。
これにより、処理種別情報を用いて指定する処理方法に対して、より高度な条件を指定して手書き情報データを扱うことが可能となる。
処理種別情報として例えば以下に述べる命名方法を用いることができるが、これらの命名方法は一例であり、エリアの名称または属性から手書き情報データの取得方法を一意に判別可能であれば、ここに記述した以外の命名方法でもよいし、これに制限されるわけではない。
データプロセスコンポーネント700のデータプロセスモジュール710により、エリア内の手書き情報のストロークデータを取得させたい場合には"STROKE::AREA_ID"と命名する。"STROKE"は手書き情報のストロークデータを出力することを意味し、"AREA_ID"は特定のエリアにつけた固有の名称、即ち識別情報である。
ここで、ストロークデータとは、デジタルペン100により記入された筆跡の座標値の連続データを意味し、例えばX軸座標及びY軸座標上の座標データとして示される。
尚、筆跡の座標値に限らず、各座標における筆圧や、ストロークの色、太さなどの情報も取得することができ、これに制限されるものではない。
図6では、例えば、"STROKE::NAME"は、エリア"NAME"に記入された座標、ストロークの色、太さなどの手書き情報が、データプロセスコンポーネント700のデータプロセスモジュール710により、テキストファイルとしてデータベース730に出力されることを意味する。
また、データプロセスコンポーネント700のデータプロセスモジュール710により、エリアの手書き情報を、文字認識または図形認識させて、その結果の文字列などを取得させたい場合には"RECOG::AREA_ID"と命名する。"RECOG"は手書き情報を文字認識または図形認識した文字列などを出力することを意味し、"AERA_ID"は特定のエリアにつけた固有の名称である。
さらに、処理種別情報について、属性情報を用いることで、より高度な条件を指定した処理行わせることが可能である。
例えば、"info name"に"ENGINE"とし、"value"に"ENGINE1"と指定することで、複数ある認識エンジンの中から、今回は"ENGINE1"で指定される認識エンジンを用いて認識させることができる。尚、これらの認識属性は認識エンジンの種類によりさまざまに指定でき、これに制限されるものではない。
例えばまた、"info name"に"TYPE"とし、"value"に"NUMBER"と指定することで、特定のエリアに書かれた手書き情報を数字として認識させることができる。尚、これらの認識属性は数字や図形など特定の形式に制限されるものではない。
図6では例えば、"RECOG::ZIPCODE"は、エリア"ZIPCODE"に記入された手書き情報が文字認識または図形認識されることを意味し、"TYPE"属性にて"NUMBER"と指定されているため、手書き情報はデータプロセスモジュール710により数字として認識され、その認識された文字列がデータベース730に出力されることを意味する。
また、データプロセスコンポーネント700のデータプロセスモジュール710により、関連する複数のエリアについて、電子ペン100により最後にチェックされたエリアを特定させたい場合、例えば、3つのエリアの中で最後にチェックされたエリアを特定させたい場合には、3つのエリアをエリア群としてまとめ、3つのエリアそれぞれの名称を"CHECK::AREA_ID::ITEM_1"、"CHECK::AREA_ID::ITEM_2"、"CHECK::AREA_ID::ITEM_3"と命名する。
すると、例えば、最後にチェックされたエリアが"CHECK::AREA_ID::ITEM_2"であった場合には、データプロセスモジュール710により"ITEM_2"という文字列がデータベース730に出力される。
図6では例えば、2つのエリア"CHECK::GENDER::MAN"及び"CHECK::GENDER::WOMAN"について、デジタルペン100により最後に記入されたエリアの名称、"MAN"または"WOMAN"がデータプロセスモジュール710によってデータベース730に出力されることを意味する。
これにより、関連する複数のエリアについて、最後にチェックされたエリアを特定させることができる。
また、データプロセスコンポーネント700のデータプロセスモジュール710により、関連する複数のエリアについて、電子ペン100によりチェックされたエリアに対して、当該チェックを無効にさせたい場合には、例えば、"CHECK::AREA_ID::CANCEL"と命名する。
すると、例えば、電子ペン100によりエリア"CHECK::AREA_ID::CANCEL"がチェックされた場合には、データプロセスモジュール710は"CHECK::AREA_ID::CANCEL"のチェックを行う前にチェックされた"CHECK::AREA_ID"で始まる全てのエリアのチェックを無効にさせる。
これにより、関連する複数のエリアについて、チェックを無効にさせることができる。
また、データプロセスコンポーネント700のデータプロセスモジュール710により、関連する複数エリアの中から、デジタルペン100によりチェックされたエリアを全て特定させたい場合、例えば、3つのエリアの中でチェックされたエリアを特定したい場合には、3つのエリアをエリア群としてまとめ、3つのエリアそれぞれの名称を"MCHECK::AREA_ID::ITEM_1"、"MCHECK::AREA_ID::ITEM_2"、"MCHECK::AREA_ID::ITEM_3"と命名する。
すると、例えば、電子ペン100により"MCHECK::AREA_ID::ITEM_2"と"MCHECK::AREA_ID::ITEM_3"と命名されたエリアがチェックされた場合には、データプロセスモジュール710により"ITEM_2、ITEM_3"という文字列がデータベース730に出力される。
これにより、関連する複数のエリアについて、チェックされた全てのエリアを特定させることができる。
そしてまた、電子ペン100によりエリア"MCHECK::AREA_ID::CANCEL"がチェックされることによって、"CHECK::AREA_ID::CANCEL"の場合と同様にして、"MCHECK::AREA_ID::CANCEL"のチェックを行う前にチェックされた"MCHECK::AREA_ID"で始まる全てのエリアのチェックを無効にさせることができる。
また、データプロセスコンポーネント700のデータプロセスモジュール710により、電子ペン100により記入されたエリアの手書き情報を画像ファイルとして取得させたい場合には、取得させる画像ファイルの形式を指定することが可能である。
例えば、エリアの手書き情報をBMP(Bitmap)形式の画像ファイルとして取得させたい場合には、エリア名を"BMP::AREA_ID"と命名する。ここで、最初の"BMP"がBMP形式で取得することを意味し、"AERA_ID"は特定のエリアにつけた固有の名称である。
同様にして、JPEG(Joint Photographic Coding Experts Group)形式で画像を取得させたい場合には"JPEG::AREA_ID"と命名する。
尚、画像ファイルの形式は、他の形式、例えばPNG(Portable Network Graphics)形式やTIFF(Tagged Image File Format)形式などでもよいし、これに制限されるものではない。
図6では例えば、"BMP::MESSAGE"は、エリア"MESSAGE"に電子ペン100により記入された手書き情報が、データプロセスモジュール710によってBMP形式の画像ファイルとしてデータベース730に出力される。
また、データプロセスコンポーネント700のデータプロセスモジュール710により、電子ペン100により記入されたエリアの手書き情報を予め指定した背景画像上に重ね合わせた画像として取得させたい場合には、例えば"BMPBG::AREA_ID"と命名する。
これにより、電子ペン100により記入されたエリアの手書き画像を、予め指定した背景画像と重ね合わせた画像として取得させることができる。
続いて、図5のデータプロセスコンポーネント700について具体的に説明する。
データプロセスコンポーネント700は、抽出された手書き情報に対して、前記エリア定義格納部において当該特定エリアの位置情報に関連付けられた処理種別情報に基づいてデータ処理を実行し、処理後のデータをユーザアプリケーションがアクセス可能なデータベースに格納する第2のデータ処理部として機能する。
ここで、データプロセスコンポーネント700は、データプロセスモジュール710、データアクセスモジュール720、データベース730で構成される。
データ処理部220にアドレスデータが送信されると、データプロセスコンポーネント700のデータプロセスモジュール710が呼び出され、データプロセスモジュール710はデジタルペン基盤システム200のデータアクセスAPI250にアクセスし、手書き情報データを取得する。
データプロセスモジュール710は、取得した手書き情報データを、エリア定義格納部240に格納されているエリア定義情報に基づいてデータベース730に出力する。
ユーザアプリケーションは、データアクセスモジュール720を介してデータベース730にアクセスし、所望の形式で格納された各エリアの手書き情報データを取得し、データ表示部510を介して、ユーザに結果を表示する。
ここで、データプロセスコンポーネント700のデータプロセスモジュール710の動作について詳細に説明する。
データプロセスモジュール710は、デジタルペン100により記入されたアドレスデータがデータ処理部220へと送信されると呼び出されて、データアクセスAPI250を通じて手書きデータ解析部221により処理された手書き情報データにアクセスする。
このとき、データプロセスモジュール710は、データ処理部220のアドレスデータ解析部222により解析されたアドレスデータのページアドレスに基づいて、対応するエリア定義情報が定義されたPADファイルをエリア定義格納部240から抽出する。
抽出されたPADファイルは、前述のように、専用用紙20のページごとの特定エリアの位置情報と、当該エリアに記入された手書き情報データの処理方法を指定する処理種別情報などを含んでおり、データプロセスモジュール710は、当該処理方法に従って各エリアに記入された手書き情報データを処理した上で、データベース730に出力する。
即ち、データプロセスモジュール710は、専用用紙20に記入された手書き情報を、各ページに設けられたエリアごとに順番に調査してゆき、当該エリアごとに、エリアの位置情報に対応付けられた処理種別情報などに基づいて、手書き情報データを所望の形式で処理してゆく。
処理種別情報が例えば、" STROKE"である場合には、データプロセスモジュール710は、対応するエリアに記入された手書き情報データのストローク情報をテキストファイルとしてデータベース730に出力する。
このとき、データプロセスモジュール710は、当該ストローク情報のテキストファイルに加えて、デジタルペン100により記入が行われた日時、記入に用いたデジタルペン100の固有情報、記入が行われた専用用紙20のページアドレスなどの情報も共にデータベース730に格納する。
処理種別情報が例えば、"RECOG"である場合には、データプロセスモジュール710は、対応するエリアに記入された手書き情報データを文字認識または図形認識し、認識結果の文字列などをデータベース730に出力する。
このとき、例えば、属性情報を示す"info name"に"ENGINE"と定義され、その属性の値を示す"value"に"ENGINE2"が指定されていた場合には、"ENGINE2"に対応する認識エンジンを使用して手書き情報を認識する。
尚、"ENGINE"属性が定義されていない場合には、本発明に係るデータ処理システムに予め組み込まれた認識エンジンを利用させるようにしてもよい。
また、例えば、"info name"に"TYPE"と定義され、"value"に"NUMBER"が指定されていた場合には、対応するエリアに記入された手書き情報データは数字として認識される。
このとき、認識結果の文字列などに加えて、デジタルペン100により記入が行われた日時、記入に用いたデジタルペン100の固有情報、記入が行われた専用用紙20のページアドレスなどの情報も共にデータベース730に格納される。
処理種別情報が例えば、"CHECK"である場合には、データプロセスモジュール710は、関連する複数のエリアについて、電子ペン100により最後にチェックされたエリアを特定し、当該エリアの固有の名称をデータベース730に出力する。
例えば"CHECK::AREA_ID::ITEM_ID"と指定した場合には、エリア名に" CHECK::AREA_ID"を含む全てのエリアについて、当該エリアに記入された手書き情報データのストローク情報に含まれる記述時間情報に基づいて、デジタルペン100により最後にチェックが行われたエリアを特定する。そして、当該エリアの固有の名称である"ITEM_ID"をデータベース730に出力する。
このとき、最後にチェックが行われたエリアの固有の名称に加えて、デジタルペン100により記入が行われた日時、記入に用いたデジタルペン100の固有情報、記入が行われた専用用紙20のページアドレスなどの情報も共にデータベース730に格納される。
処理種別情報が例えば、"MCHECK"である場合には、データプロセスモジュール710は、関連する複数のエリアについて、電子ペン100によりチェックされたエリアを特定し、当該エリアの固有の名称をデータベース730に出力する。
例えば"MCHECK::AREA_ID::ITEM_ID"と指定した場合には、エリア名に" MCHECK::AREA_ID"を含む全てのエリアについて、当該エリアに記入された手書き情報データに基づいて、デジタルペン100によりチェックが行われたエリアを特定する。そして、当該チェックされた全てのエリアの固有の名称である"ITEM_ID"の部分をカンマで区切った文字列、例えば"ITEM_ID1,ITEM_ID2,ITEM_ID4"という文字列をデータベース730に出力する。
このとき、チェックが行われた各エリアの固有の名称に加えて、デジタルペン100により記入が行われた日時、記入に用いたデジタルペン100の固有情報、記入が行われた専用用紙20のページアドレスなどの情報も共にデータベース730に格納される。
処理種別情報が例えば、"BMP"である場合には、データプロセスモジュール710は、エリアに記入された手書き情報データのストローク画像をBMP形式のファイルとしてデータベース730に出力する。
このとき、データプロセスモジュール710は、当該ストローク画像ファイルに加えて、デジタルペン100により記入が行われた日時、記入に用いたデジタルペン100の固有情報、記入が行われた専用用紙20のページアドレスなどの情報も共にデータベース730に格納する。
続いて、データプロセスコンポーネント700のデータベース730について具体的に説明する。
図7はデータベース730を構成するテーブルを示している。データベース730は、Application table、Record table、Stroke tableを含む。
尚、ここで示すテーブル定義は一例であり、必要とされるデータを正しく取り出すことができるのであれば、そのシステム及び、アプリケーションに応じてテーブル定義を適宜変更してもよいし、これに制限されるものではない。
Application tableはユーザアプリケーションについての情報が格納される。
全てのユーザアプリケーションには対応する一意な識別子"APPLICATION_ID"が定義され、当該ユーザアプリケーションの実行ファイルの格納場所が"PATH"に示され、当該ユーザアプリケーションが処理を行う専用用紙20の各ページアドレスが"PAGE_ADDRESS"に示され、当該ユーザアプリケーションが処理する専用用紙20の背景画像がある場合にはその格納場所が"BGIMAGE_PATH"に示される。
Record tableは専用用紙20のデジタルペン100により記入が行われたページごとの手書き情報データが格納される。
デジタルペン100から送信された手書き情報データはページごとに管理されており、各ページには対応する一意な識別子"RECORD_ID"が割り振られている。当該ページをデジタルペン100により記入した日時が"DATE"に示され、記入に使用したデジタルペン100の識別子が"PEN_ID"に示される。
Stroke tableはエリアごとの手書き情報データが格納される。
デジタルペン100から送信された手書き情報データはエリアごとに管理され、各エリアには対応する一意な識別子"AREA_ID"が割り振られている。当該エリアに記入された手書き情報データの出力形式などが"TYPE"に示され、データプロセスモジュール710により処理された手書き情報データの最終結果が"DATA"に格納される。"DATA"に格納される手書き情報データは、指定された"TYPE"により、その形式が異なる。
ここからはより具体的な例を用いて、本発明に係るデータ処理システムの動作について説明する。
図8に、専用用紙20の一例であるメッセージ記入用紙900を示している。
メッセージ記入用紙900は、名前欄910、郵便番号記入欄920、男チェック欄930、女チェック欄940、メッセージ欄950の各エリアから構成される。
このとき、PADファイルには、メッセージ記入用紙900に対応するページアドレスと、名前欄910、郵便番号記入欄920、男チェック欄930、女チェック欄940、メッセージ欄950に対応する各エリアの位置情報や処理種別情報などが定義されている。
名前記入欄910に対応するエリア定義情報は、名前記入欄910に記入された筆跡のストローク情報を取得するため、"STROKE::NAME"などと命名される。
郵便番号記入欄920に対応するエリア定義情報は、郵便番号記入欄920に記入された筆記情報を数字データとして取得するため、"RECOG::ZIPCODE"などと命名される。
男チェック欄930及び女チェック欄940に対応するエリア定義情報は、男チェック欄930及び女チェック欄940のいずれにチェックが記入されたかを判断するため、それぞれ"CHECK::GENDER::MAN"及び"CHECK::GENDER::WOMAN"などと命名される。
メッセージ欄950に対応するエリア定義情報は、メッセージ欄950に記入された手書き情報を画像形式のファイルとして取得するため、"BMP::MESSAGE"などと命名される。
尚、これらのエリア定義情報は、図6に示したPADファイルと同じものである。
データベース730のApplication tableには、メッセージ記入用紙900に対応したユーザアプリケーションに関する情報が定義されている。
例えば、アプリケーションの識別子を示す"APPLICATION_ID"には、メッセージ記入用紙900の処理を行うユーザアプリケーションを示す"MESSAGE_PAPER"を記入する。
例えば、アプリケーションの実行ファイルへのパスを示す"PATH"には、実行ファイルが存在する場所を示す"C:¥messagepaper.exe"を記入する。
例えば、アプリケーションが処理するべきページアドレスを示す"PAGE_ADDRESS"には、メッセージ記入用紙900のページアドレス"12.34.56.78" を記入する。
例えば、ページの背景画像を示す"BGIMAGE_PATH"には、背景が存在する場合には背景画像ファイルが存在する場所を示す"C:¥bg_image.bmp"を記入する。
Application tableに対してこのような登録を行うことにより、予め登録してあるユーザアプリケーションのうち、ページアドレスに基づいて対応するユーザアプリケーションを特定することができ、当該ユーザアプリケーションを起動させ利用可能な状態とすることができる。
また、このように登録してある項目をApplication tableから削除することにより、専用用紙20とユーザアプリケーションとの関連情報が削除され、当該ユーザアプリケーションが削除または利用停止された状態であるものとして扱うことができる。
デジタルペン100によりメッセージ記入用紙900に記入された手書き情報のアドレスデータは、USBまたはBluetoothなどの通信手段を介してデジタルペン100からPC2へと送信され、PC2のペン接続ドライバ210を通じて、デジタルペン基盤システム200のデータ処理部220へと送信される。
デジタルペン100より送信されたアドレスデータは、アドレスデータ解析部222によりアドレスデータのページアドレスが特定され、手書きデータ解析部221により手書き情報データとして変換される。
そして、データプロセスコンポーネント700のデータプロセスモジュール710が呼び出され、データアクセスAPIを介し、エリア定義格納部240に格納されているPADファイルのエリア定義情報に基づき、手書き情報データを所望の形式で処理を行った上で、当該処理後の手書き情報データをデータベース730へと出力する。
その後、ユーザアプリケーション500はデータアクセスモジュール720を介してデータベース730へとアクセスし、所望の形式で取得された各エリアの手書き情報データを取得し、データ表示部510を介して、ユーザに結果を表示する。
以上の例において、本発明に係るデータ処理システムはPC2に限らず、ネットワーク上のサーバで稼動させてもよい。
ネットワーク上のサーバで稼動させる場合には、デジタルペン100から例えば携帯電話機などの携帯端末を介してネットワーク上のサーバに対してデータを送信してもよいし、デジタルペン100により取得されたアドレスデータを送信する元の場所は限定されず、本発明に係るデータ処理システムはデジタルペン100により取得されたアドレスデータをどこからでも受信し、データを一箇所において一括して収集及び管理することができる。
以上の説明は、本発明の実施の形態を説明するものであり、本発明が以上の実施の形態
に制限されるものではない。また、当業者であれば、以上の実施の形態の各要素を、本発
明の範囲において、容易に変更、追加、変換することが可能である。
従来のデジタルペンシステムの全体構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係るデジタルペンシステムの全体構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係るデジタルペンの各構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係る専用用紙を示す図である。 本発明の実施の形態に係るデジタルペンシステムの詳細な構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係るPADファイルの一例を示した図である。 本発明の実施の形態に係るデータベースの構成の一例を示した図である。 本発明の実施の形態に係る専用用紙の一例を示した図である。
符号の説明
2 PC
20 専用用紙
21 ピジェット
22 ピジェット
23 格子
24 点
25 交点
100 デジタルペン
111 インクリフィル
113 圧力センサ
115 光学モジュール
117 カメラ
119 光照射装置
121 バッテリ
123 CPU
125 メモリ
129 クロック
131 USB
133 無線通信処理部
135 振動子
137 LED
200 デジタルペン基盤システム
220 データ制御部
221 手書きデータ解析部
222 アドレスデータ解析部
240 エリア定義格納部
250 データアクセスAPI
500 ユーザアプリケーション
510 データ表示部
520 データ処理部
530 データ格納部
600 ユーザアプリケーション
700 データプロセスコンポーネント
710 データプロセスモジュール
720 データアクセスモジュール
730 データベース
900 メッセージ記入用紙
910 名前記入欄
920 郵便番号記入欄
930 男チェック欄
940 女チェック欄
950 メッセージ欄

Claims (7)

  1. アドレスデータが印刷された用紙と、当該用紙に印刷されたアドレスデータを取得するデジタルペンと、前記デジタルペンと通信可能に接続され、当該デジタルペンよりアドレスデータを取得する端末とを備えたデータ処理システムであって、
    前記端末は、
    前記用紙における特定エリアの位置情報と、当該特定エリアに記入されたデータの処理種別を示す処理種別情報とを関連付けて格納するエリア定義格納部と、
    前記デジタルペンより取得したアドレスデータを解析して手書き情報を生成し、前記エリア定義格納部に格納された特定エリアの位置情報に基づいて前記特定エリア内の手書き情報を抽出する第1のデータ処理部と、
    抽出された手書き情報に対して、前記エリア定義格納部において当該特定エリアの位置情報に関連付けられた処理種別情報に基づいてデータ処理を実行し、処理後のデータをユーザアプリケーションがアクセス可能なデータベースに格納する第2のデータ処理部とを備えた、デジタルペンのデータ処理システム。
  2. 前記エリア定義格納部は、前記特定エリアの位置情報と前記処理種別情報に加えて、さらにこれらの情報と関連付けて、当該特定エリアの識別情報を格納することを特徴とする請求項1記載のデータ処理システム。
  3. 前記第2のデータ処理部は、前記特定エリアの識別情報を処理後のデータと関連付けて前記データベースに格納することを特徴とする請求項2記載のデータ処理システム。
  4. 前記エリア定義格納部に格納された処理種別情報は、予め定められた複数の処理種別情報からユーザによって選択された情報であることを特徴とする請求項1〜3いずれかに記載のデータ処理システム。
  5. 前記エリア定義格納部に格納された処理種別情報は、前記手書き情報を画像情報に変換する処理、前記手書き情報をストローク情報に変換する処理、前記手書き情報を文字認識情報に変換する処理、前記手書き情報を前記特定エリアにおける手書き情報の存在の有無を示す情報に変換する処理のいずれか一つを含むことを特徴とする請求項1〜4いずれかに記載のデータ処理システム。
  6. 用紙に印刷されたアドレスデータを取得するデジタルペンと通信可能に接続され、当該デジタルペンよりアドレスデータを取得するデータ処理端末であって、
    前記用紙における特定エリアの位置情報と、当該特定エリアに記入されたデータの処理種別を示す処理種別情報とを関連付けて格納するエリア定義格納部と、
    前記デジタルペンより取得したアドレスデータを解析して手書き情報を生成し、前記エリア定義格納部に格納された特定エリアの位置情報に基づいて前記特定エリア内の手書き情報を抽出する第1のデータ処理部と、
    抽出された手書き情報に対して、前記エリア定義格納部において当該特定エリアの位置情報に関連付けられた処理種別情報に基づいてデータ処理を実行し、処理後のデータをユーザアプリケーションがアクセス可能なデータベースに格納する第2のデータ処理部とを備えた、デジタルペンのデータ処理端末。
  7. デジタルペンが取得した、用紙に印刷されたアドレスデータの処理を、コンピュータに対して実行させるデータ処理プログラムであって、
    前記用紙における特定エリアの位置情報と、当該特定エリアに記入されたデータの処理種別を示す処理種別情報とを関連付けるステップと、
    前記デジタルペンより取得したアドレスデータを解析して手書き情報を生成し、特定エリアの位置情報に基づいて前記特定エリア内の手書き情報を抽出するステップと、
    抽出された手書き情報に対して、当該特定エリアの位置情報に関連付けられた処理種別情報に基づいてデータ処理を実行するステップと、
    処理後のデータをユーザアプリケーションがアクセス可能なデータベースに格納するステップとを、コンピュータに実行させる、デジタルペンのデータ処理プログラム。
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