JP2006178839A - 医療支援システム及び電子ペンによる数値の入力方法 - Google Patents

医療支援システム及び電子ペンによる数値の入力方法 Download PDF

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Abstract

【課題】
高価な専用機器を用いることなく、紙とペンによって電子入力可能な医療支援システム及び電子ペンによる数値の入力方法を提供すること
【解決手段】
本発明に係る医療支援システムは、医療に関するデータを入力可能な入力フォーマットが表記された専用用紙200に対して電子ペン100を用いて筆記することによって医療関連データを端末に入力する医療支援システムであって、入力フォーマットは、医療関連データの値を入力可能な数直線が表示され、変換情報記憶手段は、数直線上の筆記位置に関連付けられて医療関連データ値が記憶されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、医療支援電子ペンシステム及び電子ペンによる数値の入力方法に関する。
体温、血圧、脈拍及び血糖値等の生体データは、より適切な薬剤投与又は診療を行なう上で有用な情報である。例えば、薬剤の効果には個人差があるため、薬剤服用中の生体データを継続的に観測し、その情報を新たなる薬剤投与又は診療へフィードバックすることが出来れば、より適切な薬剤処方や診療を行なうことが可能となる。
上記の様な生体データを家庭内で手軽に計測可能な医療機器として一般に広く普及しているのは、例えば体温計である。従来の医療現場における生体データ収集方法として、患者が体温計や血圧計等を用いて自宅又は仕事先等で測定した生体データを、医師から配布された記録用ノートに記録する方法があった。この方法においては、一定期間の自身の生体データが記録された記録用ノートを患者が医師に提出することによって、医師が患者の生体データを得る。医師は、この様にして患者の生体データを得ることにより、より効果的に医療活動を行なうことができた。
また、多数の患者についての上記の様な生体データを蓄積し、データベース化することによって、医療活動を更に効果的に行うことができる。しかしながら、上記の様な方法では、患者から回収した生体データを夫々データベースに入力し、又は医師がカルテに書き写す必要があり、その都度手間となっていた。
上記の様な課題を解決するため、患者が自身で測定した生体データを電子化し、通信回線を通じて収集可能とすることによって生体データの収集及び蓄積を行う発明が提案されている。生体データを電子化することによって通信回線を介してのデータ収集が可能となる。また、電子化することにより、その後のデータ整理や検索が容易になり、医師や看護士が診療に活用することが容易になる。この様な発明は、例えば特許文献1に開示されている。
他方、特許文献2及び特許文献3には、計測した生体データの電子化に加え、患者が自ら手書きで書き込んだ情報を電子データ化する発明が提案されている。特許文献2に記載されている健康管理システムでは、患者が感圧型のタブレットに対して、手書きで患者の主観的な情報を入力する。入力された情報は画像情報として患者ごとに割り当てられたIDと関連付けて保存されるため、体温や血圧等の計測データだけでなく患者の主観的な情報も同時に保存することが可能となる。
特許文献3に記載されている医療情報入力システムでは、感圧型のタブレットに限らず、専用のペンと当該ペンの先端の位置を検出可能なディジタイザを用いることによって手書き情報を電子化する。更に、ディジタイザのある領域に手書きで入力された情報については、文字認識を行なうことによって文字情報として記憶することが可能である。
特開平10−014890 特開2004−133601 特開平09−171528
従来の医療支援システムにおいて、体温計等の家庭用医療機器が通信機能やデータ保存機能等の特別の機能を要する場合は、コストが高くなり一般家庭へ広く普及させることは難しかった。同様に、感圧式のタブレットやタッチパネルといった手書き情報の読取装置に関しても手軽に入手可能なものではなく、コストの面等で一般家庭へ広く普及させることは難しかった。
また、文字認識を用いる方法においては、文字認識のエラーが発生した場合に情報が正確に記憶されず信頼性に欠けるため、医療システムとして用いるのは好ましくない
他方、より好適な診療を行なうためには、患者がどのような体調であったか等の主観的な情報と、体温、血圧及び血糖値等の生体データとを関連付けて参照可能であることが好ましい。しかしながら、従来の医療支援システムにおいては患者の主観的な情報と生体データとを関連付けて活用することが不可能であった。
本発明はこの様な問題を解決し、患者の生体データ、患者への投薬状況を示す処方データ、患者の主観的な情報である体調データを、高価な専用機器を用いることなく、紙とペンによって電子入力可能な医療支援システム及び電子ペンによる数値の入力方法を提供することを目的とする。
本発明に係る医療支援システムは、医療に関するデータを入力可能な入力フォーマットが表記された専用用紙(例えば、本発明の実施の形態における用紙200)に対して電子ペン(例えば、本発明の実施の形態における手書き入力装置100)を用いて筆記することによって医療関連データを端末に入力する医療支援システムであって、前記電子ペンは、筆記面に対して筆記する筆記手段と、前記筆記手段によって書き込まれた、前記筆記面上の筆記位置情報を検出する位置検出手段(例えば、本発明の実施の形態における光学モジュール101)と、前記位置検出手段により検出した筆記位置情報を前記端末に対して送信する手段(例えば、本発明の実施の形態における通信制御部103)とを有し、前記端末は、前記電子ペンから送信された筆記位置情報を受信する手段と、前記筆記面上の筆記位置情報と前記入力フォーマットに関する情報とを関連付けて記憶する変換情報記憶手段(例えば、本発明の実施の形態における変換情報データベース506)と、受信した筆記位置情報を前記変換情報記憶手段に記憶された情報に基づいて医療関連データに変換する変換手段(例えば、本発明の実施の形態における手書き情報解析部505)と、前記変換手段により変換された医療関連データを記憶する医療情報記憶手段(例えば、本発明の実施の形態におけるデータベース400)とを有し、前記入力フォーマットは、前記医療関連データの値を入力可能な数直線が表示され、前記変換情報記憶手段は、前記数直線上の筆記位置に関連付けられて医療関連データ値が記憶されている。これにより、患者の生体データ、患者への投薬状況を示す処方データ、患者の主観的な情報である体調データを、高価な専用機器を用いることなく、紙とペンによって電子入力可能な医療支援システムを提供することができる。
好適には、前記入力フォーマットの数直線上には前記医療関連データの最大値及び最小値や目盛りが表示されている。
尚、前記数直線上の筆記位置情報から変換される医療関連データ値は連続的であることが好ましい。これにより、より詳細な医療関連データ値が入力可能である。
また、前記筆記面上には符号化パタン(例えば、本発明の実施の形態における位置コード210)が印刷されており、前記位置検出手段は当該符号化パタンを読み取ることによって筆記面上の位置を検出することができる。
更に、前記位置検出手段は固有の識別情報(例えば、本発明の実施の形態におけるペン識別子106)を有し、前記医療情報記憶手段は前記医療情報を記憶する際に、当該医療情報の元となった前記筆記位置情報を検出した前記位置検出手段が有する識別情報を同時に記憶することが好ましい。これにより、患者の個人情報等の毎回入力する情報の入力を省略することができる。
更にまた、前記位置検出手段は、前記筆記面上の筆記位置情報を検出する際に筆記した時刻を記憶する手段を更に有し、前記医療情報記憶手段は前記医療情報を記憶する際に、当該医療情報の元となった前記筆記位置を検出した時刻を同時に記憶することが好ましい。これにより、自動的に計測時刻を登録することができる。
また、前記位置検出手段は、前記筆記面上の所定範囲の位置情報と、前記位置情報に関連付けられた動作命令プログラムを有しても良い。これにより、筆記面の所定の範囲をチェックすることで、システムに所望の動作命令を与えることができる。
前記医療情報記憶手段に記憶された医療情報に対しては、並べ替え、絞込み、検索等の処理を加えて表示可能であることが好ましい。これにより、所望の情報をより効果的に活用可能である。
詳細には、前記入力フォーマットは、体温、血圧を含む生体データを記入する生体データ領域と、薬剤の服用、使用状況を記入する処方データ領域と、記入者の体調についての主観的な情報を記入する体調データ領域とを有し、前記変換情報記憶手段は、前記夫々のデータ領域の位置情報及び変換形式情報を有し、前記変換手段は、前記夫々のデータ領域の位置情報及び変換形式情報に応じて、前記検出した筆記位置情報を文字データ又は数字データ又は画像データに変換することが好ましい。これにより、医療支援システムとしてより好適な情報を提供することができる。
他方、本発明にかかる電子ペンによる数値入力方法は、医療に関するデータを入力可能な入力フォーマットが表記された用紙に対して電子ペンを用いて筆記することによって医療情報を取得する医療情報入力方法であって、医療関連データの値を入力可能な数直線が表示された入力フォーマットに対して前記電子ペンにより筆記されることによって得られた筆記面上の筆記位置情報を取得するステップと、前記数直線上の筆記位置に関連付けられて医療関連データ値が記憶された変換情報記憶手段に基づいて、前記筆記位置情報に対応した医療関連データ値を取得するステップとを備える。これにより、簡単な操作でより正確且つ詳細な数値入力が可能となる。
本発明により、患者の生体データ、患者への投薬状況を示す処方データ、患者の主観的な情報である体調データを、高価な専用機器を用いることなく、紙とペンによって電子入力可能な医療支援システム及び電子ペンによる数値の入力方法を提供することができる。
以下に本発明の実施の形態を図面を用いて詳細に説明する。図1は本実施形態に係る医療支援システムの全体構成を示す模式図である。図1に示されるように本実施形態に係る医療支援システムは手書き入力装置100、用紙200、端末300及びデータベース400を有する。但しデータベース400はデータベースサーバで構成されても良いが、端末300内の記憶媒体上に構成しても良い。当該システムにおいて、ユーザは手書き入力装置100を用いて用紙200に情報を書き込む。こうすることにより、手書き入力装置100内に用紙200の座標情報が記録される。その後、手書き入力装置100と端末300とを接続することによって端末300に情報を送信する。端末300は情報を受信すると端末300が有するプログラムによって受信した情報を変換しデータベース400に送信又は格納する。即ち、全ての情報は端末300又はデータベース400に蓄積される。従って、端末300及びデータベース400は医師や看護士が参照する場所、例えば病院等に設置される。
手書き入力装置100は、端末300とBluetooth(登録商標)を用いて無線接続されている。ここで、手書き入力装置100と端末300とはUWB(Ultra Wide Band)等の他の無線接続方式により接続されても良いし、USB(Universal Serial Bus)やIEEE1394(the Institute of Electrical and Electronics Engineers 1394)等を用いて有線により接続されていてもよい。また、手書き入力装置100と端末300とは直接接続に限定されず、例えば、図示しない他の情報端末に手書き入力装置100に記録された情報を入力し、当該他の情報端末からインターネット等の通信回線を介して端末300に情報を送信しても良い。
手書き入力装置100は、用紙200の書き込みパタン面201上に通常の方法で文字や絵、図等を手書きする機能と、手書きした情報を端末300、若しくは上記の他の情報端末へ送信する機能とを有する。書き込みパタン面201には、後述する特定の符号パタン及び入力フォーマットが設けられている。
手書き入力装置100は、図1に示されるように、光学モジュール101、メモリ102、通信制御部103及びペン先104を有する。また、手書き入力装置100は、書き込みパタン面201に文字や図等を書くことができればよく、ペンの形に限定されない。
光学モジュール101は、例えば、メモリ102と接続されている。光学モジュール101は、ペン先104の極近傍である検出範囲105の符号パタンを光学的手段により検出し、メモリ102へ出力する。この時、検出した符号化パタンをデコードしてから出力しても良い。また、光学モジュール101は、検出範囲105の符号パタンを検出できるものであればよく、例えば、CMOSカメラ、CCDカメラ、発光素子と受光素子等でもよい。光学モジュール101は、符号パタンのみならず、更にペン先104と書き込みパタン面201の距離や、手書き入力装置100の角度などを検出してもよい。尚、光学モジュール101は、ペン先104が書き込みパタン面201から約5mm離れていても符号パタンを検出できる性能を備えていることが好ましいが、これに限定されるものではない。
メモリ102は、例えば、光学モジュール101、通信制御部103と接続されている。メモリ102は、光学モジュール101から入力された情報を格納する機能及び格納した情報を通信制御部103へ出力する機能を有する。また付属的に、光学モジュール101から入力された符号化パタンをデコードする機能を有しても良い。メモリ102は、光学モジュール101から入力された情報を記憶できるものであればよく、RAMやEEPROM、メモリーカード等でもよい。
通信制御部103は、例えば、メモリ102と接続されている。通信制御部103は、メモリ102から入力された情報を、無線あるいは有線通信により端末300へ送信する。従って通信制御部103はPC等と通信接続できるものであればよく、本実施形態においてはBluetoothによる通信を可能とする通信制御回路や無線アンテナ等である。また、有線接続の場合、USBやIEEE1394等による通信を可能とする通信制御回路や通信ポート等でもよい。尚、上記の夫々の要素は、その具体的方式や実現手段は特定のものに限定しない。
ペン先104は、ボールペン、万年筆、鉛筆等の通常の筆記具であり、用紙200の書き込みパタン面201上に手書きで文字や図形を書き込めるものであれば特にその種類は限定されない。本実施形態においては、ペン先104はボールペンである。
また、メモリ102は図2に示されるようなペン識別子106を有しても良い。ペン識別子106は、図2に示されるように患者ID、氏名、生年月日、性別及び血液型等の当該手書き入力装置100を使用するユーザの個人情報である。本実施形態に係る医療支援システムにおいては、手書き入力装置100は主にユーザが自宅や勤務先等で使用するので、ユーザ1人に対して手書き入力装置100が1本用意されることが好ましい。その場合、同一の手書き入力装置100を使用するのは常に同一のユーザとなるので、手書き入力装置100内部に当該ユーザの情報を格納しておくことによって、情報の入力を簡略化することが可能となる。詳細な効果については後述する。
更に、手書き入力装置100はメモリ102に用紙200上の座標情報を有する。特に、後述する開始指示領域221、保存指示領域226及び送信指示領域227の座標情報とそれらに関連付けられた動作命令プログラムを有することにより、当該システムにおける動作を簡略化することが可能となる。詳細な効果については後述する。
次に、図3を用いて、手書き入力装置100とともに用いられる用紙200について説明する。用紙200は、筆記面である書き込みパタン面201に位置コード210及び入力フォーマットが印刷されている。また、用紙200は、紙に限らず、木やプラスチック板、ガラス等でもよい。
本実施形態では、位置コード210は、図3に示すように、格子状に配置された複数のドット211から構成されている。ドット211は、光学モジュール101で認識できればよく、人間の視覚により認識できなくてもよいし、例えば、カーボンインク等により印刷されていてもよい。例えば、ドット211の直径は0.1mmであり、格子の間隔は0.3mmであるが、その他の任意の値でもよい。図3に示すように、ドット211は、格子の位置から上下左右にずれて配置される。即ち、上下左右にそれぞれ、"0"、"1"、"2"、"3"の4つの符号を割り当てる場合、2進数における2ビットの符号と等価となる。位置コード210の符号語が、縦×横で6×6の符号とすると、6×6×2ビット、つまり符号語当たり72ビットの値を表すことができる。
そして、位置コード210によって示される唯一の符号パタンから横方向の座標及び縦方向の座標を表すことにより、用紙200上の絶対的な位置等を検出することができる。このような用紙200上の座標特定方式としてはANOTO(登録商標)方式の電子ペンシステムを用いることができる。また、位置コード210は、座標データに限らず、用紙200の情報を含んでいてもよい。尚、位置コード210は、手書き入力装置100のペン先104の位置座標を検出できるものであれば特定の符号方式・符号パタンおよびその記録方法やパタンの検出方法には制限されるものではない。
入力フォーマットは例えば開始指示領域221、患者データ領域222、生体データ領域223、処方データ領域224、体調データ領域225、保存指示領域226及び送信指示領域227を有する。更に、夫々の領域の中により細分化された情報の領域を含む場合もある。例えば、患者データ領域222であれば患者ID領域と患者氏名領域とを有する。生体データ領域223であれば、血圧領域と血糖値領域とを有する。処方データ領域224であれば薬剤領域と投与量領域とを有する。入力フォーマットの夫々の領域は書き込みパタン面201上の座標範囲として端末300に記憶されている。
次に図4を用いて端末300の内部構成を説明する。図4は端末300のハードウェア構成の概要を示している。端末300はその制御部として中央処理装置(メインCPU)301とメインメモリ302とを有する。メインCPU301とメインメモリ302とは、バスを介して補助記憶装置としてのハードディスク装置と接続される。
フレキシブルディスク装置(FDD)316、ハードディスク装置(HDD)319、324、CD−ROMドライブ320、323、MOドライブ322等の記憶媒体駆動装置は、フレキシブルディスク・コントローラ(FDC)316、IDEコントローラ318、SCSIコントローラ321などの各種コントローラを介してバスに接続される。
FDD317等の記憶媒体駆動装置には、フレキシブルディスク等の可搬型記憶媒体が挿入される。記憶媒体にはオペレーティングシステムと協働してメインCPU301等に命令を与え、本実施形態を実施するためのアプリケーションプログラム500(図示せず)を記憶することができ、メインメモリ302にロードされることによって実行される。アプリケーションプログラム500は圧縮し、又、複数に分割して記憶することができる。即ち、端末300は各種の記憶手段を備えており、その記憶手段には端末300が本実施形態にかかる医療支援システムの処理を実行するためのアプリケーションプログラム500(以下、単にプログラム500とする)や種々のデータが格納されている。
端末300は、更に、ユーザ・インターフェース・ハードウェアを備えたシステムとすることができる。ユーザ・インターフェース・ハードウェアとしては、例えば、入力手段として機能するポインティング・デバイス(マウス305、図示しないジョイスティック等)またはキーボード304や視覚データをユーザに提示するための表示装置309もしくはCRT310があり、キーボード304、マウス305はキーボードマウスコントローラ303を介してバスに接続され、表示装置309はDAC/LCDC308およびVGA306を介してバスに接続される。又、パラレルポート313を介してプリンタを接続することもできる。
端末300は、シリアルポート312を介してモデムを接続することが可能であり、シリアルポート312、モデムまたはトークンリングや通信用アダプタ315を介してネットワークに接続し、他のコンピュータシステムと通信を行っている。このように、本実施形態の端末300は、通常のパーソナルコンピュータ(PC)、ワークステーション、汎用機などによって実現可能である。なお、これらの構成は例示であり、そのすべての構成が本実施の形態に必須というものではない。
本実施形態においては、端末300はプログラム500を動作させると共に、上述した書き込みパタン面201上の入力フォーマットの各領域の情報を記憶している。また上述したように、データベース400が端末300内の記憶媒体に格納されていても良い。
図5は、端末300を本実施形態にかかる医療支援システムとして動作させるためのプログラム500の構成を示すブロック図である。図5を用いてプログラム500について説明する。図5に示すように、プログラム500は制御部501、データ表示部502、通信部503、登録部504、手書き情報解析部505、変換情報データベース506及び入力部507を有する。
制御部501はプログラム500全体の動作を制御する。データ表示部502は、当該プログラム500の動作状況や、データベース400及び変換情報データベース506の内容を表示する。即ち、当該プログラム500の情報を視覚情報に変換する機能を有する。通信部503は手書き入力装置100からの座標情報の受信やデータベース400への情報登録等、プログラム500と外部との情報のやり取りを行なう。
登録部504は、データベース400への情報の登録を制御する。手書き情報解析部505は、手書き入力装置100から受信した座標情報を、変換情報データベース506に格納されている情報を参照してデータベース登録用の情報へ変換する処理を行なう。変換情報データベース506は、用紙200上の入力フォーマットの夫々の領域の座標範囲や情報の種類及び情報を区別するための名称を記憶している。入力部507はユーザがプログラム500を操作するためのインターフェースである。
ここで、登録部504が有する機能は手書き情報解析部505又は制御部501が行なっても良く、登録部504を特別に設ける必要はない。また、データベース400が端末300に含まれる場合には、更にプログラム500内部に含まれても良い。その場合、データベース400への情報登録は通信部503を介さずとも良く、登録部504又は手書き情報解析部505からデータベース400へ直接情報が入力されても良い。
図6を用いて、変換情報データベース506に格納されている入力フォーマットの情報について説明する。図6に示されるように入力フォーマット情報は複数の情報群を有する。こうすることにより、図3に示される用紙200だけでなく、複数の入力フォーマットに対応可能となる。ここで、当該システムにおいて用いる用紙(本実施形態においては用紙200)が1種類である場合には、入力フォーマット情報は複数ではなく1つであっても良い。図6に示した入力フォーマット情報は図3に示した用紙200の書き込みパタン面201に表示されている入力フォーマットに係る情報である。
当該入力フォーマット情報が有する情報群は、異なる入力フォーマットを情報群毎に区別するための用紙種類情報と、書き込みパタン面201上の夫々の領域名を示す領域名情報と、書き込みパタン面201上における夫々の領域の座標範囲を示す座標範囲情報と、夫々の領域毎にデータの保存形式を示す保存タイプ情報とを有する。
領域名情報は"患者ID"、"患者氏名"、"血圧"等、該当する項目の名称である。領域名情報は文字情報であり、当該医療支援システムにおいて収集された各種の情報がデータベース400に格納される際には、領域名情報をフィールドとして格納される。ここで、フィールドとはデータベースにおいて夫々の情報の種類を表すものであり、各列に該当する。
座標範囲情報は4つの数字によって表される。左から、横方向の始点座標、縦方向の始点座標、横方向の座標範囲、縦方向の座標範囲、の順に並んでいる。従って、例えば患者IDは(横方向,縦方向)=(50,10)の座標を始点として、横に50、縦に20の範囲、即ち(横方向,縦方向)=(100,30)までの範囲が割り当てられている。
保存タイプ情報は例えば、数字、文字及び画像等があり、手書き入力装置100から受信した座標情報をデータベース400への格納用の情報に変換する際の変換形式を決定する。保存タイプが数字の場合は、更に数値範囲を表す情報が付加されていても良い。例えば血圧情報の場合、図6に示されるように横方向の座標10を始点として更に横方向に100の座標範囲が割り当てられており、数値範囲として50から200が定義されている。従って、10から110までの100の座標範囲を用いて、50から200まで、即ち150の範囲の数値を表すという意味である。
また、図3に示すように、血圧情報の入力領域には、50から200までの目盛りが描かれている。当該目盛り上にチェックを付けることによって、所望の数値を指定することができる。この様に、用紙200上に設けられた目盛りを、変換情報データベース506の有する座標範囲と関連付けて設定することにより、数値情報の入力を簡略化することができる。尚、血圧情報を入力する場合は、図3に示した血圧情報の目盛り上に、最高血圧と最低血圧を示す数値を夫々チェックしても良い。この様な場合は、2つ付けられたチェックのうち、数値の大きい方を最高血圧、数値の小さい方を最低血圧として認識することが可能である。
この様な数値入力方法を用いる場合、例えば数値を一定の範囲毎に区切り、該当する数値範囲にチェックを付けることによって、一定の範囲を指定する入力方法に比べて、数値を点として指定可能であるため、範囲を指定するよりも詳細な数値が入力可能である。他方、手書きで書いた数字を文字認識して数値情報に変換する場合は所望の数値を入力することが可能であるが、文字認識というステップが不可欠であるため、入力エラーの可能性は避けられない。従って、本実施形態にかかる数値入力方法を用いることによって、より正確且つ詳細な数値入力が可能となる。
保存タイプが文字の場合は、更に登録用の文字を表す文字情報が付加されていても良い。当該登録用の文字情報は、保存タイプにおいて付加されても良いし、図6に示すように領域名の後に付加されても良い。本実施形態においては、領域名が"薬剤1"、"薬剤2"、"薬剤3"の変換情報に、夫々"○"、"△"、"×"の文字が割り当てられている。
また、図3に示すように、薬剤情報の入力領域には、"○"、"△"、"×"の薬剤名が描かれている。当該文字上にチェックを付けることによって、所望の薬剤名を指定することができる。この様に、用紙200上に表示された文字を、変換情報データベース506の有する座標範囲と関連付けて設定することにより、文字情報の入力を簡略化することができる。
保存タイプが文字認識の場合は座標情報の集合によって描かれる線を文字として変換及び認識し、文字情報又は数字情報としてデータベース400に格納する。保存タイプが画像の場合は座標情報の集合によって描かれる線を画像として変換及び認識し、画像情報としてデータベース400に格納する。ここで説明した以外にも、Yes/Noタイプ等、必要に応じて適宜様々な保存タイプが定義される。
また、入力フォーマット情報に含まれる情報として図6に示す以外にも、例えば複数のフォーマットを使い分ける場合には、用紙種類を認識するための座標範囲情報を有しても良い。
次に、データベース400について説明する。データベース400は、患者の生体データ、患者への投薬状況を示す処方データ、患者の主観的な情報である体調データを、一つのレコードとして時間情報も含めて記憶している。ここで、レコードとはデータベースにおいて1件の情報のまとまりを表し、各行に該当する。図7にデータベース400に格納された情報の例を示す。図7に示されるように、データベース400には図3に示した用紙200を用いて入力可能な情報に加え、入力した時間が夫々の情報に関連付けられて記憶されている。尚、血圧は最高血圧と最低血圧とを分けて保存しても良い。
次に、本実施形態に係る医療支援システムの動作を説明する。本実施形態にかかる医療支援システムの動作は、大きくデータ入力動作とデータ表示動作とに分けられる。更にデータ入力動作はユーザによる情報入力動作とプログラム500による情報変換動作とに分けられる。まず、図8に示すフローチャートを用いて、ユーザによる情報入力動作を説明する。
前提として、ユーザはデータベース400に入力すべき自身の生体データを、体温計や血圧計等の通常の計測機器を用いて計測しておく。入力すべき生体データの計測が終了したら、情報入力の合図として、ユーザは手書き入力装置100を用いて、用紙200上の開始指示領域221をチェックする。手書き入力装置100では開始指示領域221の座標入力の有無を判断する(S101)。
上述したように、手書き入力装置100はメモリ102内に開始指示領域221の座標情報とそれに関連付けられた動作命令プログラムを有する。従って、光学モジュール101が読み取った座標が、メモリ102に記憶された座標範囲と一致する場合、当該座標範囲に関連付けられた当該動作命令によって所定の動作が実行される。開始指示領域221に関連付けられた動作命令は、現在時刻の記録、開始フラグの記録及び座標情報の記録の開始である(S102)。即ち、開始指示領域221をチェックすることにより、手書き入力装置100が用紙200上の座標を記録可能な状態になる。また、図6に示した入力フォーマット情報が複数ある場合には、当該ステップにおいて用紙種類を認識する。
ユーザは開始指示領域221をチェックしたあと、手書き入力装置100を用いて生体データ及び処方データを用紙200上に書き込む。これにより、光学モジュール101が検出範囲105の位置コード210を読み取り、メモリ102が位置コード210によって特定される座標情報を記録する(S103)。光学モジュール101による位置コード210の読み取りは例えば100Hz(100回/秒)である。光学モジュール101が読み取ったペン先104の座標情報は、読み取った時刻と共に座標情報毎に記録される。従って、メモリ102に保存される座標情報は時系列的な集合となる。即ち、この時系列的な集合がペン先104の通った経路である。生成されたペン先104の位置情報の時系列的集合によってペン先104の描いた軌跡を電子的に認識することができる。
ユーザは、入力すべき情報を全て入力し終えたら手書き入力装置100を用いて、用紙200上の保存指示領域226をチェックする。手書き入力装置100では保存指示領域226の座標の入力有無を判断する(S104)。開始指示領域221と同様に、保存指示領域226の座標もメモリ102に記録されているので、メモリ102が保存指示領域226の座標を認識すると、それに関連付けられた動作命令プログラムにより所定の動作が実行される。保存指示領域226に関連付けられた動作命令は、現在時刻の記録、終了フラグの記録及び座標情報の記録の終了である(S105)。即ち、保存指示領域226をチェックすることにより、1つのレコードとして保存される情報の入力を終了する。
次に、ユーザは手書き入力装置100に保存した情報を端末300に送信するため、送信指示領域227をチェックする。手書き入力装置100では送信指示領域227の座標の入力有無を判断する(S106)。送信指示領域227の座標もメモリ102に記録されているので、メモリ102が送信指示領域227の座標を認識すると、それに関連付けられた動作命令プログラムにより所定の動作が実行される。送信指示領域227に関連付けられた動作命令は、メモリ102に格納された情報の端末300への送信である(S107)。即ち、ペン先104の位置情報の時系列的な集合データが通信制御部103を通じて端末300へ送信される。尚、送信指示領域227のチェックによって送信される情報は、直前にメモリ102に保存された情報だけでなく、その時にメモリ102が有する情報全てであっても良い。これにより、いつでもメモリ102内の情報を端末300へ送信することが可能となる。
また、手書き入力装置100が図2に示したペン識別子106を有する場合は、例えば送信指示領域227をチェックした際にペン識別子106の有する情報を付加して送信しても良い。こうすることにより、例えば患者データ領域222に含まれる情報を手書きで入力する必要がなくなる。また、患者データ領域222に含まれる情報は患者ID及び患者氏名であるため、時系列的な座標の集合を文字認識することにより電子化する場合が多い。しかしながらペン識別子106を設けることにより文字認識が必要なくなるため、文字認識エラーの可能性がなくなり、より確実に情報入力を行なうことができる。
送信指示領域227の座標の入力有無及びそれに伴う動作が終了すると、手書き入力装置100は電源オフ命令の有無を判断する(S108)。電源オフの命令を受けると手書き入力装置100の動作が終了し、ユーザによる情報入力動作が終了する。上記の一連の動作によって、手書き入力装置100に開始フラグと終了フラグとに挟まれた時系列的な座標情報が記録され、端末300に当該情報が送信される。
次に、図3及び図6を用いて、プログラム500の通信部503に入力された座標情報(以下、入力情報とする)を、データベース400への登録用の情報(以下、登録情報とする)に変換する処理を説明する。当該処理はプログラム500内の手書き情報解析部505によって、変換情報データベース506の有する情報と入力された座標情報とを照合することで行なわれる。
上述したように、入力情報は、開始フラグと終了フラグとで挟まれた時系列的な座標の集合である。開始フラグと終了フラグとに挟まれた座標情報が1件のレコードに含まれる情報として認識される。即ち、手書き情報解析部505は、開始フラグと終了フラグとに挟まれた座標情報を1集合、即ち1件のレコードとして、入力情報から登録情報への変換処理を行なう。
入力情報から登録情報への変換処理は、図6に示した変換情報データベース506の有する情報の各領域名毎に、その座標範囲を検索キーとして入力情報を検索することによって行なわれる。座標範囲の参照は特に限定されないが、例えば図6に示される領域名の上から順番に行なわれる。即ち、まず始めは領域名が患者IDとして指定される座標範囲に含まれる座標が、入力情報に含まれるか否かを判断する。検索キーとなっている座標範囲に含まれる座標が、入力情報内に存在する場合、指定される保存タイプを参照し、夫々の保存タイプ毎の変換方法に従って入力情報から登録情報へ変換される。この様な処理を、図6に示した領域名の全てにおいて行なう。
例えば、入力情報中に領域名が患者氏名で指定される座標範囲の座標が含まれていた場合を説明する。当該座標範囲は保存タイプが"文字認識,文字"であるため、当該座標範囲に含まれる座標をすべて抽出し、抽出された座標によって描かれる線について文字認識を行ない、認識された文字を文字情報として保存する。
また、入力情報中に領域名が血圧で指定される座標範囲の座標が含まれていた場合は、図3に示した用紙200上の目盛りに該当する数値を認識する。例えば、血圧領域において入力情報の横方向の座標が10であれば50という数値に変換され、60であれば125という数値に変換され、110であれば200という数値に変換される。詳細な計算式の例としては血圧情報の場合、入力情報の横方向の座標をXとすると、50+(X−10)×3/2となる。
他方、入力情報中に領域名が薬剤1で指定される座標範囲の座標が含まれていた場合を説明する。当該座標範囲は保存タイプが"文字"である。従って、登録情報として保存されるのは文字情報となる。但し、当該座標範囲に含まれる入力情報を全て抽出し、抽出された座標によって描かれる線を文字認識するわけではない。当該座標範囲の座標が入力情報中に存在した場合は、薬剤1という項目がアクティブとなり、薬剤1の後に指定されている"○"という文字が文字情報として保存される。この様な手段を用いることによって、文字情報を登録する際に文字認識する必要がなくなり、より正確な情報の登録が可能となる。
ここで、上記の説明においては領域名において変換される文字情報を指定したが、数値情報における数値範囲と同様に、保存タイプにおいて当該文字情報を指定しても良い。他方、保存タイプが"画像"である座標範囲の座標が含まれていた場合は、当該座標範囲に含まれる座標をすべて抽出し、抽出された座標によって描かれる線を画像情報として保存する。
また、手書き入力装置100がペン識別子106を有しており、入力情報にペン識別子106に含まれる情報が付加されてプログラム500に入力された場合には、患者氏名及び患者IDはそのまま登録情報として登録される。更にまた、測定時間の登録は、開始フラグの記録された時間でも良いし、終了フラグの登録された時間でも良いし、その平均でも良い。また、入力情報に含まれる各座標情報の記録された時間のいずれかでもその平均でも良い。
次に、本実施形態にかかるシステムにおけるデータ表示動作について説明する。データ表示動作はユーザの指示に応じてデータベース400内の情報の抽出、並び替え、グラフ化等の操作を行い、データ表示部502を通じて、表示装置309やCRT310等、端末300の有する表示に表示する動作である。図9に、データベース400によって抽出され、変換された情報の例を示す。
図9は、データベース400に格納された情報を患者IDでグループ化し、該当する患者の情報を時系列に表示した例である。また、データベース400に格納された情報の中でも血圧、薬剤及び体調の情報を抽出し、血圧に関しては最高血圧と最低血圧を夫々時系列にグラフ化して表示している。この様な変換処理は、ユーザが入力部507から条件を指定し命令を与えることによって、データベース400又はプログラム500の制御部501が行なう。この様に生体データと患者の体調およびそのときに行なわれた処方データを一覧表示することによって、医師や看護士が診療をより効果的に行なうことができる。
以上説明したように、本発明の実施の形態に係る医療支援システムでは、患者の生体データ、患者への投薬状況を示す処方データ、患者の主観的な情報である体調データを、高価な専用機器を用いることなく、紙とペンによって電子入力可能な医療支援システム及び電子ペンによる数値の入力方法を提供することができる。
また、本発明の実施の形態に係る電子ペンによる数値入力方法では、簡単な操作でより正確且つ詳細な数値入力が可能となる。
本発明の実施の形態にかかる医療支援システムの全体構成例を示す模式図である。 本発明の実施の形態にかかる手書き入力装置が有するペン識別子情報の例である。 本発明の実施の形態にかかる用紙を示す模式図である。 本発明の実施の形態にかかる端末の構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態にかかるアプリケーションプログラムの構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態にかかる変換情報データベースが有する情報の例である。 本発明の実施の形態にかかるデータベースが有する情報の例である。 本発明の実施の形態にかかる医療支援システムにおける、情報入力動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態にかかる医療支援システムの表示情報の例である。
符号の説明
100 手書き入力装置、101 光学モジュール、102 メモリ、
103 通信制御部、104 ペン先、105 検出範囲、
106 ペン識別子、200 用紙、201 書き込みパタン面、
210 位置コード、211 ドット、221 開始指示領域、
222 患者データ領域、223 生体データ領域、224 処方データ領域、
225 体調データ領域、226 保存指示領域、227 送信指示領域、
300 端末、301 メインCPU、302 メインメモリ、
303 キーボードマウスコントローラ、304 キーボード、305 マウス
306 VGA、307 VRAM、308 DAC/LCDC、
309 表示装置、310 CRT、311 ROM、
312 シリアルポート、313 パラレルポート、314 タイマ、
315 通信用アダプタ、316 FCD、317 FDD、
318 IDEコントローラ、319 HDD、320 CDROMドライブ、
321 SCSIコントローラ、322 MOドライブ、323 CDROM、
324 HDD、400 データベース、
500 アプリケーションプログラム、501 制御部、
502 データ表示部、503 通信部、504 登録部、
505 手書き情報解析部、506 変換情報データベース、507 入力部

Claims (11)

  1. 医療に関するデータを入力可能な入力フォーマットが表記された専用用紙に対して電子ペンを用いて筆記することによって医療関連データを端末に入力する医療支援システムであって、
    前記電子ペンは、
    筆記面に対して筆記する筆記手段と、
    前記筆記手段によって書き込まれた、前記筆記面上の筆記位置情報を検出する位置検出手段と、
    前記位置検出手段により検出した筆記位置情報を前記端末に対して送信する手段とを有し、
    前記端末は、
    前記電子ペンから送信された筆記位置情報を受信する手段と、
    前記筆記面上の筆記位置情報と前記入力フォーマットに関する情報とを関連付けて記憶する変換情報記憶手段と、
    受信した筆記位置情報を前記変換情報記憶手段に記憶された情報に基づいて医療関連データに変換する変換手段と、
    前記変換手段により変換された医療関連データを記憶する医療情報記憶手段とを有し、
    前記入力フォーマットは、前記医療関連データの値を入力可能な数直線が表示され、
    前記変換情報記憶手段は、前記数直線上の筆記位置に関連付けられて医療関連データ値が記憶されている医療支援システム。
  2. 前記入力フォーマットの数直線上には前記医療関連データの最大値及び最小値が表示されていることを特徴とする請求項1に記載の医療支援システム。
  3. 前記入力フォーマットの数直線上には前記医療関連データの目盛りが付されていることを特徴とする請求項1又は2いずれかに記載の医療支援システム。
  4. 前記数直線上の筆記位置情報から変換される医療関連データ値は連続的であることを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載の医療支援システム。
  5. 前記筆記面上には符号化パタンが印刷されており、前記位置検出手段は当該符号化パタンを読み取ることによって筆記面上の位置を検出することを特徴とする請求項1乃至4いずれかに記載の医療支援システム。
  6. 前記位置検出手段は固有の識別情報を有し、前記医療情報記憶手段は前記医療情報を記憶する際に、当該医療情報の元となった前記筆記位置情報を検出した前記位置検出手段が有する識別情報を同時に記憶することを特徴とする請求項1乃至5いずれかに記載の医療支援システム。
  7. 前記位置検出手段は、前記筆記面上の筆記位置情報を検出する際に筆記した時刻を記憶する手段を更に有し、前記医療情報記憶手段は前記医療情報を記憶する際に、当該医療情報の元となった前記筆記位置を検出した時刻を同時に記憶することを特徴とする請求項1乃至6いずれかに記載の医療支援システム。
  8. 前記位置検出手段は、前記筆記面上の所定範囲の位置情報と、
    前記位置情報に関連付けられた動作命令プログラムを有することを特徴とする請求項1乃至7いずれかに記載の医療支援システム。
  9. 前記医療情報記憶手段に記憶された医療情報に対して、並べ替え、絞込み、検索等の処理を加えて表示可能であることを特徴とする請求項1乃至8いずれかに記載の医療支援システム。
  10. 前記入力フォーマットは、体温、血圧を含む生体データを記入する生体データ領域と、
    薬剤の服用、使用状況を記入する処方データ領域と、
    記入者の体調についての主観的な情報を記入する体調データ領域とを有し、
    前記変換情報記憶手段は、前記夫々のデータ領域の位置情報及び変換形式情報を有し、
    前記変換手段は、前記夫々のデータ領域の位置情報及び変換形式情報に応じて、前記検出した筆記位置情報を文字データ又は数字データ又は画像データに変換することを特徴とする請求項1乃至9いずれかに記載の医療支援システム。
  11. 医療に関するデータを入力可能な入力フォーマットが表記された用紙に対して電子ペンを用いて筆記することによって医療情報を取得する医療情報入力方法であって、
    医療関連データの値を入力可能な数直線が表示された入力フォーマットに対して前記電子ペンにより筆記されることによって得られた筆記面上の筆記位置情報を取得するステップと、
    前記数直線上の筆記位置に関連付けられて医療関連データ値が記憶された変換情報記憶手段に基づいて、前記筆記位置情報に対応した医療関連データ値を取得するステップとを備えた医療情報入力方法。
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