JP6471409B2 - 表示制御プログラム、表示制御方法および表示制御装置 - Google Patents

表示制御プログラム、表示制御方法および表示制御装置 Download PDF

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Description

本発明は、表示制御プログラム、表示制御方法および表示制御装置に関する。
従来、医師や看護師などが記録するカルテ(診療録)を、コンピュータを用いて電子的に記録、保存する電子カルテシステムがある。また、電子カルテシステムにおいて、医師や看護師などの利用者が、患者に対していつどの診療が行われるのかを把握するために、患者に対して行われる診療についてのタイムスケジュールを画面に表示する場合がある。
先行技術としては、例えば、デバイスにより指定されたセルと同列または同行のセルに既に入力されている語句を表計算データから抽出し、抽出した語句をポップアップメニューに表示する技術がある。また、セル指定情報で示された複数のセルの表における位置に基づく矩形の領域に含まれる全てのセルに関する情報を抽出し、抽出結果から軸部セルと対応する内部セルの組み合わせを判別した結果に応じて、該当する行または列を抽出して出力する技術がある。
特開2001−325053号公報 特開平9−62749号公報
しかしながら、従来技術によれば、患者に対して行われる複数の診療それぞれについての診療内容を確認するには、利用者が個別に診療内容を表示させることになり、利用者の利便性の低下を招くという問題がある。
一つの側面では、本発明は、患者に対して行われる複数の診療の診療内容を利用者が把握しやすい形式に並べて表示することができる表示制御プログラム、表示制御方法および表示制御装置を提供することを目的とする。
本発明の一側面によれば、複数の診療カテゴリのそれぞれについて、診療が行われる時間に対応する箇所にマーキングがなされた表示画面を表示し、表示した前記表示画面において、診療カテゴリ及び/又は時間の指定がなされた場合に、指定された箇所にマーキングが存在する診療カテゴリについて、診療内容を時系列順に表示する表示制御を行う表示制御プログラム、表示制御方法および表示制御装置が提案される。
本発明の一態様によれば、患者に対して行われる複数の診療の診療内容を利用者が把握しやすい形式に並べて表示することができるという効果を奏する。
図1は、実施の形態にかかる表示制御方法の一実施例を示す説明図である。 図2は、電子カルテシステム200のシステム構成例を示す説明図である。 図3は、表示制御装置100のハードウェア構成例を示すブロック図である。 図4は、クライアント装置201のハードウェア構成例を示すブロック図である。 図5は、患者DB220の記憶内容の一例を示す説明図である。 図6は、カルテインデックスDB230の記憶内容の一例を示す説明図である。 図7は、カルテ内容DB240の記憶内容の一例を示す説明図である。 図8は、カルテ画面の画面例を示す説明図である。 図9は、カルテ画面内のイベント情報の具体例を示す説明図である。 図10は、表示制御装置100の機能的構成例を示すブロック図である。 図11は、イベント画面の画面遷移例を示す説明図(その1)である。 図12は、イベント画面の画面遷移例を示す説明図(その2)である。 図13は、表示制御装置100の第1表示制御処理手順の一例を示すフローチャートである。 図14は、表示制御装置100の第2表示制御処理手順の一例を示すフローチャートである。
以下に図面を参照して、本発明にかかる表示制御プログラム、表示制御方法および表示制御装置の実施の形態を詳細に説明する。
(表示制御方法の一実施例)
図1は、実施の形態にかかる表示制御方法の一実施例を示す説明図である。図1において、表示制御装置100は、複数の診療カテゴリのそれぞれについて、診療が行われる時間に対応する箇所にマーキングがなされた表示画面を表示するコンピュータである。
ここで、診療とは、医療従事者が、患者の診察や治療などの医療業務を行うことである。医療従事者とは、医療業務に従事する者であり、例えば、医師、看護師、薬剤師、救急救命士、理学療法士、作業療法士などである。診療が行われる時間とは、ある日に患者に対して診療が行われる予定の時間帯や時刻である。
患者に対していつどの診療を行うのかは、医療従事者によって計画される。診療カテゴリとは、医療従事者が患者に対して行う様々な診療を診療内容により分類したカテゴリである。診療カテゴリとしては、例えば、手術、内服(患者に薬を飲ませること)、注射、輸血、処置、検査、リハビリテーション、透析、給食などがある。
図1の例では、診療カテゴリC1〜C3のそれぞれについて、診療が行われる時間に対応する箇所に「●」が示された表示画面110が表示されている。表示画面110は、縦方向に診療カテゴリを並べ、横方向に時間を並べて、2013年12月24日の各時間帯に各診療カテゴリC1〜C3の診療が行われるか否かを2次元マップ化して表示する画面である。
表示画面110によれば、医療従事者は、2013年12月24日のどの時間帯にどのような診療が患者Xに対して行われるのかを直感的に把握することができる。例えば、医療従事者は、患者Xに対して、2013年12月24日の11時台に、診療カテゴリC1の診療が行われることを把握することができる。
また、医療従事者は、患者に対して行われる診療について診療内容の詳細を確認したい場合がある。この場合、例えば、医療従事者の操作入力により、表示画面110上の診療が行われる時間に対応する箇所(例えば、図1中、「●」部分)を個別に指定して、指定した箇所に対応する診療についての診療内容を別画面に表示させることが考えられる。
ところが、診療内容の詳細を確認したい診療ごとに個別に指定操作を行って別画面に表示させるのは利用者(医療従事者)にとって手間であり不便である。また、複数の診療についての診療内容を見比べたい場合に、それぞれ別画面に診療内容が表示されると、診療内容同士を比較しにくく、また、画面を行き来することになり不便である。
そこで、本実施の形態では、患者に対して行われる複数の診療の診療内容を利用者が把握しやすい形式に並び替えて表示する表示制御方法について説明する。以下、表示制御装置100の表示制御処理例について説明する。
(1)表示制御装置100は、複数の診療カテゴリのそれぞれについて、診療が行われる時間に対応する箇所にマーキングがなされた表示画面を表示する。具体的には、例えば、表示制御装置100は、診療カテゴリC1〜C3のそれぞれについて、診療が行われる時間に対応する箇所に「●」が示された表示画面110の画面情報を生成する。
そして、表示制御装置100は、生成した表示画面110の画面情報に基づいて、表示画面110を表示する。この際、表示制御装置100は、表示制御装置100が有するディスプレイに表示画面110を表示することにしてもよく、また、表示制御装置100に接続された他のコンピュータのディスプレイに表示画面110を表示する制御を行うことにしてもよい。
なお、患者に対していつどのような診療を行うのかについての情報(例えば、後述する図2、図6に示すカルテインデックスDB230)は、表示制御装置100がアクセス可能な記憶装置に格納されている。
(2)表示制御装置100は、表示した表示画面において、診療カテゴリ及び/又は時間の指定がなされた場合に、指定された箇所にマーキングが存在する診療カテゴリについて、診療内容を時系列順に表示する表示制御を行う。具体的には、例えば、表示制御装置100は、表示した表示画面110において、利用者の操作入力により、診療カテゴリ及び/又は時間の指定を受け付ける。
ここで、利用者のドラッグ操作によって表示画面110上の範囲120が指定された場合を想定する。この場合、表示制御装置100は、表示画面110上の範囲120内にマーキングが存在する、すなわち、範囲120内で「●」が示されている診療カテゴリについて、診療内容を時系列順に表示する。
図1の例では、表示画面110において、診療カテゴリC2の診療内容情報121、診療カテゴリC1の診療内容情報122および診療カテゴリC3の診療内容情報123が時系列順にポップアップ表示されている。また、各診療内容情報121〜123には、各診療の実施予定日時とともに、各診療の診療内容が表示されている。
なお、患者に対して行われる診療の診療内容についての情報(例えば、後述する図2、図7に示すカルテ内容DB240)は、表示制御装置100がアクセス可能な記憶装置に格納されている。
このように、表示制御装置100によれば、複数の診療カテゴリのそれぞれについて、診療が行われる時間に対応する箇所にマーキングがなされた表示画面110を表示することができる。これにより、当日のどの時間帯にどのような診療を患者に対して行うのかを利用者に把握しやすくすることができる。
また、表示制御装置100によれば、表示した表示画面110において、診療カテゴリ及び/又は時間の指定がなされた場合に、指定された箇所にマーキングが存在する診療カテゴリについて、診療内容を時系列順に表示することができる。これにより、患者に対して行う複数の診療の診療内容を利用者が把握しやすい形式に並べて表示することができる。
具体的には、例えば、利用者のドラッグ操作などによって患者に対して行われる複数の診療を指定することで、指定した複数の診療の診療内容を実施予定日時が早いものから順に並べてポップアップ表示することができる。これにより、利用者は、患者に対して行われる異なる診療内容を比較しやすくなり、利用者の利便性を向上させることができる。
(電子カルテシステム200のシステム構成例)
つぎに、図1に示した表示制御装置100を電子カルテシステムに適用した場合について説明する。電子カルテシステムは、医師や看護師などの医療従事者が記録するカルテを、コンピュータを用いて電子的に記録、保存するシステムである。カルテは、患者の病状、処置、経過などを記録した診療録である。
図2は、電子カルテシステム200のシステム構成例を示す説明図である。図2において、電子カルテシステム200は、表示制御装置100と、複数のクライアント装置201と、を含む構成である。電子カルテシステム200において、表示制御装置100とクライアント装置201は、有線または無線のネットワーク210を介して接続される。ネットワーク210は、例えば、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネットなどである。
ここで、表示制御装置100は、患者DB(データベース)220、カルテインデックスDB230およびカルテ内容DB240を有し、クライアント装置201の表示制御を行うコンピュータである。表示制御装置100は、例えば、サーバである。各種DB220,230,240の記憶内容については、図5〜図7を用いて後述する。
クライアント装置201は、ディスプレイ(例えば、後述する図4に示すディスプレイ405)を有し、表示制御装置100の表示制御にしたがって、カルテ画面を表示可能なコンピュータである。クライアント装置201は、例えば、医療従事者が使用するPC(パーソナル・コンピュータ)、ノートPC、タブレット型PC、スマートフォンなどである。
カルテ画面は、患者の病状、処置、経過などを記録したカルテを表示する画面である。カルテ画面には、初診、再診、入院などの患者の状況に応じて様々な内容を表示することができる。カルテ画面の具体例については、図8を用いて後述する。
(表示制御装置100のハードウェア構成例)
図3は、表示制御装置100のハードウェア構成例を示すブロック図である。図3において、表示制御装置100は、CPU(Central Processing Unit)301と、メモリ302と、I/F(Interface)303と、ディスクドライブ304と、ディスク305と、を有する。また、各構成部は、バス300によってそれぞれ接続される。
ここで、CPU301は、表示制御装置100の全体の制御を司る。メモリ302は、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)およびフラッシュROMなどを有する。具体的には、例えば、フラッシュROMやROMが各種プログラムを記憶し、RAMがCPU301のワークエリアとして使用される。メモリ302に記憶されるプログラムは、CPU301にロードされることで、コーディングされている処理をCPU301に実行させる。
I/F303は、通信回線を通じてネットワーク210に接続され、ネットワーク210を介して他のコンピュータ(例えば、図2に示したクライアント装置201)に接続される。そして、I/F303は、ネットワーク210と内部のインターフェースを司り、他のコンピュータからのデータの入出力を制御する。I/F303には、例えば、モデムやLANアダプタなどを採用することができる。
ディスクドライブ304は、CPU301の制御にしたがってディスク305に対するデータのリード/ライトを制御する。ディスク305は、ディスクドライブ304の制御で書き込まれたデータを記憶する。ディスク305としては、例えば、磁気ディスク、光ディスクなどが挙げられる。なお、表示制御装置100は、上述した構成部のほか、例えば、SSD(Solid State Drive)、キーボード、マウス、ディスプレイなどを有することにしてもよい。
(クライアント装置201のハードウェア構成例)
図4は、クライアント装置201のハードウェア構成例を示すブロック図である。図4において、クライアント装置201は、CPU401と、メモリ402と、ディスクドライブ403と、ディスク404と、ディスプレイ405と、I/F406と、キーボード407と、マウス408と、スキャナ409と、プリンタ410と、を有する。また、各構成部はバス400によってそれぞれ接続される。
ここで、CPU401は、クライアント装置201の全体の制御を司る。メモリ402は、例えば、ROM、RAMおよびフラッシュROMなどを有する。具体的には、例えば、フラッシュROMやROMが各種プログラムを記憶し、RAMがCPU401のワークエリアとして使用される。メモリ402に記憶されるプログラムは、CPU401にロードされることで、コーディングされている処理をCPU401に実行させる。
ディスクドライブ403は、CPU401の制御にしたがってディスク404に対するデータのリード/ライトを制御する。ディスク404は、ディスクドライブ403の制御で書き込まれたデータを記憶する。ディスク404としては、例えば、磁気ディスク、光ディスクなどが挙げられる。
ディスプレイ405は、カーソル、アイコンあるいはツールボックスをはじめ、文書、画像、機能情報などのデータを表示する。ディスプレイ405は、例えば、CRT、TFT液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどを採用することができる。
I/F406は、通信回線を通じてネットワーク210に接続され、ネットワーク210を介して他のコンピュータ(例えば、表示制御装置100)に接続される。そして、I/F406は、ネットワーク210と内部のインターフェースを司り、他のコンピュータからのデータの入出力を制御する。I/F406には、例えば、モデムやLANアダプタなどを採用することができる。
キーボード407は、文字、数字、各種指示などの入力のためのキーを備え、データの入力を行う。キーボード407は、タッチパネル式の入力パッドやテンキーなどであってもよい。マウス408は、カーソルの移動や範囲選択、あるいはウィンドウの移動やサイズの変更などを行う。
スキャナ409は、画像を光学的に読み取り、クライアント装置201内に画像データを取り込む。スキャナ409は、OCR(Optical Character Reader)機能を有していてもよい。プリンタ410は、画像データや文書データを印刷する。プリンタ410には、例えば、レーザプリンタやインクジェットプリンタを採用することができる。
なお、クライアント装置201は、例えば、上述した構成部のうち、スキャナ409、プリンタ410などを有さないことにしてもよい。
(各種DB220,230,240の記憶内容)
つぎに、図5〜図7を用いて各種DB220,230,240の記憶内容について説明する。各種DB220,230,240は、例えば、図3に示した表示制御装置100のメモリ302、ディスク305により実現される。
図5は、患者DB220の記憶内容の一例を示す説明図である。図5において、患者DB220は、患者番号と患者情報とを対応付けて記憶する。ここで、患者番号は、患者を一意に識別する識別子である。患者情報は、患者の氏名、年齢、生年月日、性別、血液型、病状、処置、経過などの情報を含む。
図6は、カルテインデックスDB230の記憶内容の一例を示す説明図である。図6において、カルテインデックスDB230は、患者番号、カルテキー番号、版数、文書種別、実施予定日時、実施フラグおよびアクティブフラグのフィールドを有する。各フィールドに情報を設定することで、カルテインデックス情報(例えば、カルテインデックス情報600−1〜600−3)がレコードとして記憶される。
ここで、患者番号は、患者を一意に識別する識別子である。カルテキー番号は、カルテを一意に識別する識別子である。版数は、カルテの版数である。文書種別は、カルテの種別であり、上述した診療カテゴリに対応する。文書種別としては、例えば、手術、内服、注射、輸血、処置、検査、リハビリテーション、透析、給食などがある。
実施予定日時は、カルテに記載された診療が実施される予定日時である。実施予定日時は指定されていない場合がある。例えば、ある症状が出た場合に実施される診療の場合、実施予定日時は指定されない。実施フラグは、診療が実施されたか否かを示す情報である。実施フラグは、初期状態では「0」である。実施フラグが「0」の場合は診療が実施されていないことを示し、実施フラグが「1」の場合は診療が実施されたことを示す。
アクティブフラグは、カルテインデックス情報が有効であるか否かを示す情報である。アクティブフラグは、初期状態では「1」である。アクティブフラグが「0」の場合はカルテインデックス情報が有効ではないことを示し、アクティブフラグが「1」の場合はカルテインデックス情報が有効であることを示す。
例えば、カルテインデックス情報600−1は、患者番号「P1」、カルテキー番号「k1」、版数「1」、文書種別「手術」、実施予定日時「2013年6月18日15時15分」、実施フラグ「0」およびアクティブフラグ「1」を示す。
また、カルテk1が版数「1」から版数「2」に改版されると、カルテインデックス情報600−1のアクティブフラグに「0」が設定され、版数「2」のカルテk1のカルテインデックス情報が新規登録される。また、カルテk1が削除されると、カルテインデックス情報600−1のアクティブフラグに「0」が設定される。
図示は省略するが、カルテインデックス情報は、例えば、診療科、外来/入院区分、依頼者、カルテ記載日時、文書状態などの情報を含むことにしてもよい。診療科は、患者の診療を行う診療科である。外来/入院区分は、患者が外来患者であるか入院患者であるかを区別する情報である。依頼者は、患者に対する診療を依頼した医療従事者である。カルテ記載日時は、カルテを記載した日時である。
文書状態は、カルテの状態を示す情報である。上述した実施フラグは、文書状態の一例である。文書状態の他の例としては、受付フラグ、受付日時、受付者、実施日時、実施者、結果フラグ、結果日時、結果送信者、削除フラグ、削除日時、削除操作者などがある。受付フラグは、診療の依頼を受け付けたか否かを示す情報である。受付日時は、診療の依頼を受け付けた日時である。受付者は、診療の依頼を受け付けた医療従事者である。
実施日時は、診療を実施した日時である。実施者は、診療を実施した医療従事者である。結果フラグは、診療結果の有無を示す情報である。結果日時は、診療結果が出た日時である。結果送信者は、診療結果を送信した医療従事者である。削除フラグは、カルテを削除したか否かを示す情報である。削除日時は、カルテを削除した日時である。削除操作者は、カルテを削除した医療従事者である。
図7は、カルテ内容DB240の記憶内容の一例を示す説明図である。図7において、カルテ内容DB240は、患者番号、カルテキー番号、版数およびカルテ情報のフィールドを有する。各フィールドに情報を設定することで、カルテ内容情報(例えば、カルテ内容情報700−1〜700−3)がレコードとして記憶される。
ここで、患者番号は、患者を一意に識別する識別子である。カルテキー番号は、カルテを一意に識別する識別子である。版数は、カルテの版数である。カルテ情報は、患者に対して実施される、あるいは、患者に対して実施された診療の診療内容を含む情報である。例えば、カルテ内容情報700−1は、患者P1の版数「1」のカルテk1のカルテ情報KD1を示す。
(カルテ画面の画面例)
つぎに、表示制御装置100の表示制御にしたがって、クライアント装置201のディスプレイ405に表示されるカルテ画面の画面例について説明する。ここでは、入院患者のカルテ画面を例に挙げて説明する。
図8は、カルテ画面の画面例を示す説明図である。図8において、カルテ画面800は、患者バー810と、管理画面820と、ダッシュボード830と、を含む。ここで、患者バー810は、診療に必要な患者の識別情報、身体特記事項、環境特記事項などを表示する画面である。患者バー810によれば、利用者は、どの患者のカルテ画面を表示しているのかを把握することができる。
管理画面820は、利用者条件の設定や各種ツールの起動を行う画面である。また、管理画面820には、患者一覧が表示される。利用者は、患者一覧からいずれかの患者を指定することで、指定した患者のカルテ画面を表示することができる。ダッシュボード830は、各利用者が初診時、再診時、入院時等それぞれの診療に応じた情報を配置できる領域である。
図8の例では、ダッシュボード830には、バイタル画面831、レポート画面832、薬歴画面833およびイベント画面834が表示されている。バイタル画面831は、患者の心拍数(HR)、呼吸数(RR)、血圧(BP)などのバイタルサインを示す。レポート画面832は、患者の各部を撮影した際のレポートを示す。薬歴画面833は、患者の薬歴を時系列に示す。
イベント画面834は、当日に行われる患者に対する診療を時間帯ごとに示す。以下、図9を用いて、カルテ画面800内のイベント画面834について具体的に説明する。
図9は、カルテ画面内のイベント情報の具体例を示す説明図である。図9において、イベント画面834は、複数の診療カテゴリのそれぞれについて、当日「2013年6月18日」の診療が行われる時間に対応する箇所にアイコンn1〜n21がマッピングされた表示画面である。
イベント画面834では、診療カテゴリとして、手術、内服、注射・輸血、処置、検査、リハ・透析、指示簿、看護指示、移動・給食、その他が表示されている。なお、リハ・透析は、リハビリテーションまたは透析を示す。指示簿は、医師から看護師への指示を示す。看護指示は、看護師が組み立てた看護業務に必要な指示である。
イベント画面834によれば、利用者は、2013年6月18日のどの時間帯にどのような診療を患者に対して行うのかを直感的に把握することができる。例えば、利用者は、2013年6月18日の15時台に患者に対して手術を行う予定であることを把握することができる。
また、イベント画面834では、現在時刻よりも前の時間に対応する箇所の背景色(図9の例では、灰色)と、現在時刻以降の時間に対応する箇所の背景色(図9の例では、白色)とが異なる色で表示されている。さらに、イベント画面834では、現在時刻よりも前に実施予定であった診療のうちの未実施の診療に対応するアイコンが強調表示されている。
図9の例では、2013年6月18日の13時台に行われる予定の診療カテゴリ「内服」についての診療が未実施のため、イベント画面834内の対応するアイコンn3の枠線の色が、他のアイコン(例えば、アイコンn2)の枠線とは異なる色に変更されている。これにより、利用者は、現在時刻よりも前に実施予定であった診療のうちの未実施の診療を把握することができる。
なお、イベント画面834において、図4に示したクライアント装置201のキーボード407やマウス408を用いた利用者の操作入力により、ボックス901をクリックすることで、イベント画面834を表示する日付を選択することができる。
(表示制御装置100の機能的構成例)
図10は、表示制御装置100の機能的構成例を示すブロック図である。図10において、表示制御装置100は、取得部1001と、生成部1002と、表示制御部1003と、受付部1004と、を含む構成である。取得部1001〜受付部1004は制御部となる機能であり、具体的には、例えば、図3に示したメモリ302、ディスク305などの記憶装置に記憶されたプログラムをCPU301に実行させることにより、または、I/F303により、その機能を実現する。各機能部の処理結果は、例えば、メモリ302、ディスク305などの記憶装置に記憶される。
取得部1001は、対象患者のカルテインデックス情報を取得する機能を有する。ここで、対象患者は、カルテ画面(例えば、図8に示したカルテ画面800)を表示する患者である。対象患者は、例えば、カルテ画面800内の管理画面820に表示される患者一覧から指定することができる。
具体的には、例えば、取得部1001は、カルテインデックスDB230(図6参照)から、対象患者の患者番号が設定されたカルテインデックス情報のうち実施予定日時が当日のカルテインデックス情報を取得する。当日の日付は、初期設定として現在日が設定される。
また、例えば、クライアント装置201のキーボード407やマウス408を用いた利用者の操作入力により、図9に示したイベント画面834内のボックス901をクリックすることで、当日の日付を選択することができる。この場合、当日の日付は、選択された日付に設定される。
生成部1002は、取得された対象患者のカルテインデックス情報に基づいて、対象患者のイベント画面を生成する機能を有する。ここで、イベント画面は、複数の診療カテゴリのそれぞれについて、診療が行われる時間に対応する箇所にマーキングがなされた表示画面であり、例えば、図8および図9に示したイベント画面834である。
具体的には、例えば、まず、生成部1002は、イベント画面のテンプレートをメモリ302から読み出す。イベント画面のテンプレートは、縦方向(あるいは、横方向)に診療カテゴリを並べ、横方向(あるいは、縦方向)に時間を並べて、診療が行われる時間に対応する箇所にアイコンを表示可能な表示画面のテンプレートである。
すなわち、イベント画面のテンプレートは、例えば、イベント画面834におけるアイコンn1〜n21が表示されていないものである。また、イベント画面のテンプレートは、利用者の勤務時間帯や利用者が指定する診療科などに応じて複数種類用意されることにしてもよい。イベント画面834は、勤務時間帯が「全日」、診療科が「全科」の場合の例である。
つぎに、生成部1002は、取得された対象患者のカルテインデックス情報の文書種別、実施予定日時から、イベント画面において、診療が行われる時間に対応する箇所を特定する。例えば、カルテインデックス情報の文書種別を「手術」とし、実施予定日時を「15時30分」とする。
この場合、生成部1002は、イベント画面のうちの診療カテゴリ「手術」および時間「15」に対応する箇所を特定する。そして、生成部1002は、特定した箇所に、文書種別(診療カテゴリ)に対応するアイコンをマッピングする。これにより、対象患者のイベント画面を生成することができる。
なお、各文書種別(診療カテゴリ)に対応するアイコンは、例えば、予め設定されてメモリ302に記憶されている。診療カテゴリに対応するアイコンとしては、例えば、診療カテゴリを連想しやすい図形や記号が用いられる。具体的には、例えば、診療カテゴリ「手術」の場合、医療従事者が手術を連想しやすいメスやピンセットなどの医療器具を模したアイコンが用いられる。
また、生成部1002は、イベント画面において、現在時刻よりも前の時間に対応する箇所の背景色を、現在時刻以降の時間に対応する箇所の背景色と異なる色に変更することにしてもよい。具体的には、例えば、イベント画面において、現在時刻よりも前の時間帯を特定し、特定した時間帯に対応する箇所の背景色を、予め設定された異なる色に変更する。
また、生成部1002は、イベント画面において、現在時刻よりも前の時間に実施予定の診療のうち未実施の診療に対応するアイコンを、他のアイコンとは異なる色に変更することにしてもよい。具体的には、例えば、生成部1002は、現在時刻よりも前の時間に実施予定の診療のうち未実施の診療に対応するアイコンの枠線の色を、他のアイコンの枠線の色とは異なる色に変更することにしてもよい。
表示制御部1003は、生成された対象患者のイベント画面を表示する制御を行う機能を有する。具体的には、例えば、表示制御部1003は、イベント画面834を含むカルテ画面800を、クライアント装置201のディスプレイ405に表示する制御を行う。なお、カルテ画面800に含まれる患者バー810、バイタル画面831、レポート画面832および薬歴画面833については、例えば、表示制御装置100が、患者DB220に記憶された対象患者の患者情報に基づいて生成することができる。
受付部1004は、イベント画面において、診療カテゴリ及び/又は時間の指定を受け付ける機能を有する。具体的には、例えば、受付部1004は、キーボード407やマウス408を用いた利用者の操作入力を示す操作情報をクライアント装置201から受信することにより、診療カテゴリ及び/又は時間の指定を受け付ける。
診療カテゴリ及び/又は時間の指定は、例えば、ドラッグ操作によってなされる範囲指定により行われる。また、診療カテゴリ及び/又は時間の指定は、例えば、クリック操作により行われることにしてもよい。この際、受付部1004は、複数の診療カテゴリ及び/又は時間の指定を受け付けることにしてもよい。
例えば、イベント画面834において、クリック操作により診療カテゴリ「手術」が指定されると、診療カテゴリ「手術」に対応する横一列のセル群が範囲指定される。また、例えば、イベント画面834において、クリック操作により時間「8」が指定されると、時間「8」に対応する縦一列のセル群が範囲指定される。なお、ドラッグ操作によってなされる範囲指定については、図11を用いて後述する。
生成部1002は、イベント画面において、診療カテゴリ及び/又は時間の指定を受け付けた場合に、指定された箇所にマーキングが存在する診療カテゴリについて、診療内容を時系列順に表示する診療内容画面を生成する機能を有する。具体的には、例えば、まず、生成部1002は、指定された箇所にマッピングされたアイコンに対応するカルテインデックス情報を特定する。
つぎに、生成部1002は、カルテ内容DB240(図7参照)から、特定したカルテインデックス情報のカルテキー番号と版数の組み合わせに対応するカルテ内容情報を取得する。そして、生成部1002は、取得したカルテ内容情報のカルテ情報を、カルテインデックス情報の実施予定日時が早いものから順に並べた診療内容画面を生成する。
表示制御部1003は、生成された診療内容画面を表示する制御を行う機能を有する。具体的には、例えば、表示制御部1003は、クライアント装置201のディスプレイ405に表示されたイベント画面834において、後述の図12に示すような診療内容画面1200をポップアップ表示する制御を行う。
(イベント画面の画面遷移例)
つぎに、図9に示したイベント画面834を例に挙げて、イベント画面834の画面遷移例について説明する。
図11および図12は、イベント画面の画面遷移例を示す説明図である。図11に示すように、イベント画面834において、キーボード407やマウス408を用いた利用者のドラッグ操作によって範囲1100が指定されている。
この場合、生成部1002は、指定された範囲1100内にマッピングされたアイコンn3,n8,n9に対応するカルテインデックス情報を特定する。例えば、アイコンn3に対応するカルテインデックス情報は、文書種別が「内服」かつ実施予定日時が「13時台」のカルテインデックス情報600−3(図6参照)である。
つぎに、生成部1002は、カルテ内容DB240から、特定した各カルテインデックス情報のカルテキー番号と版数の組み合わせに対応するカルテ内容情報をそれぞれ取得する。例えば、カルテインデックス情報600−3のカルテキー番号「k3」と版数「1」の組み合わせに対応するカルテ内容情報は、カルテ内容情報700−3(図7参照)である。
そして、生成部1002は、それぞれ取得したカルテ内容情報のカルテ情報を、対応するカルテインデックス情報の実施予定日時が早いものから順に並べた診療内容画面1200(図12参照)を生成する。例えば、カルテ内容情報700−3のカルテ情報KD3に対応するカルテインデックス情報600−3の実施予定日時は「2013年6月18日13時30分」である。
この場合、図12に示すように、表示制御部1003は、イベント画面834において診療内容画面1200をポップアップ表示する制御を行う。ここで、診療内容画面1200は、診療内容情報1201〜1203を含む。診療内容情報1201〜1203には、カルテ内容情報のカルテ情報とともに実施予定日時が記載される。
例えば、診療内容情報1202には、カルテ内容情報700−3のカルテ情報KD3とともに実施予定日時「2013/06/18(火)13:30」が記載されている。また、各診療内容情報1201〜1203には、各診療が実施済みであるか否かを示すアイコン1204〜1206が表示される。アイコン1204は、診療内容情報1201に記載された診療が実施済みであることを示す。一方、アイコン1205,1206は、診療内容情報1202,1203に記載された診療が未実施であることを示す。
診療内容画面1200によれば、利用者は、ドラッグ操作によって指定した範囲1100内にマッピングされたアイコンn3,n8,n9に対応する診療カテゴリ「内服」、「処置」および「検査」についての診療内容を時系列順に確認することができる。この際、患者に対して行われる複数の診療の診療内容が一括して表示されるため、利用者は診療内容を比較しやすくなる。また、利用者は、アイコン1205,1206から未実施の診療を把握することができ、患者に対する対応漏れを防ぐことができる。
(表示制御装置100の表示制御処理手順)
つぎに、表示制御装置100の表示制御処理手順について説明する。まず、表示制御装置100の第1表示制御処理手順について説明する。第1表示制御処理は、クライアント装置201のディスプレイ405に対象患者のイベント画面を表示する制御を行う処理である。
図13は、表示制御装置100の第1表示制御処理手順の一例を示すフローチャートである。図13のフローチャートにおいて、まず、表示制御装置100は、カルテインデックスDB230から、対象患者の患者番号が設定されたカルテインデックス情報のうち実施予定日時が当日のカルテインデックス情報を取得する(ステップS1301)。
つぎに、表示制御装置100は、取得したカルテインデックス情報から未選択のカルテインデックス情報を選択する(ステップS1302)。そして、表示制御装置100は、選択したカルテインデックス情報の文書種別、実施予定日時から、イベント画面において、診療が行われる時間に対応する箇所を特定する(ステップS1303)。つぎに、表示制御装置100は、特定した箇所に、文書種別(診療カテゴリ)に対応するアイコンをマッピングする(ステップS1304)。
そして、表示制御装置100は、ステップS1301において取得したカルテインデックス情報から選択していない未選択のカルテインデックス情報があるか否かを判断する(ステップS1305)。ここで、未選択のカルテインデックス情報がある場合(ステップS1305:Yes)、表示制御装置100は、ステップS1302に戻る。
一方、未選択のカルテインデックス情報がない場合(ステップS1305:No)、表示制御装置100は、イベント画面において、現在時刻よりも前の時間帯を特定する(ステップS1306)。そして、表示制御装置100は、イベント画面の特定した時間帯に対応する箇所の背景色を、予め設定された異なる色に変更する(ステップS1307)。
つぎに、表示制御装置100は、ステップS1301において取得したカルテインデックス情報の実施フラグを参照して、現在時刻よりも前の時間に実施予定の診療のうち未実施の診療に対応するアイコンを特定する(ステップS1308)。そして、表示制御装置100は、特定したアイコンの枠線の色を、他のアイコンの枠線の色とは異なる色に変更する(ステップS1309)。
そして、表示制御装置100は、生成した対象患者のイベント画面を、クライアント装置201のディスプレイ405に表示する制御を行って(ステップS1310)、本フローチャートによる一連の処理を終了する。
これにより、クライアント装置201のディスプレイ405に、複数の診療カテゴリのそれぞれについて、診療が行われる時間に対応する箇所にアイコンがマッピングされたイベント画面を表示することができる。
つぎに、表示制御装置100の第2表示制御処理手順について説明する。第2表示制御処理は、クライアント装置201のディスプレイ405に診療内容画面をポップアップ表示する制御を行う処理である。
図14は、表示制御装置100の第2表示制御処理手順の一例を示すフローチャートである。図14のフローチャートにおいて、まず、表示制御装置100は、クライアント装置201のディスプレイ405に表示されたイベント画面において、利用者のドラッグ操作によって範囲指定がなされたか否かを判断する(ステップS1401)。
ここで、表示制御装置100は、範囲指定がなされるのを待つ(ステップS1401:No)。そして、表示制御装置100は、範囲指定がなされると(ステップS1401:Yes)、指定された範囲内にマッピングされた未選択のアイコンを選択する(ステップS1402)。
つぎに、表示制御装置100は、図13に示したステップS1301において取得したカルテインデックス情報から、選択したアイコンに対応するカルテインデックス情報を特定する(ステップS1403)。そして、表示制御装置100は、カルテ内容DB240から、特定したカルテインデックス情報のカルテキー番号と版数の組み合わせに対応するカルテ内容情報を取得する(ステップS1404)。
つぎに、表示制御装置100は、ステップS1403において特定したカルテインデックス情報と、ステップS1404において取得したカルテ内容情報とに基づいて、診療内容情報を生成する(ステップS1405)。そして、表示制御装置100は、指定された範囲内に選択されていない未選択のアイコンがあるか否かを判断する(ステップS1406)。
ここで、未選択のアイコンがある場合(ステップS1406:Yes)、表示制御装置100は、ステップS1402に戻る。一方、未選択のアイコンがない場合(ステップS1406:No)、表示制御装置100は、生成した診療内容情報を実施予定日時が早いものから順に並べた診療内容画面を生成する(ステップS1407)。
そして、表示制御装置100は、クライアント装置201のディスプレイ405に表示されたイベント画面において、生成した診療内容画面をポップアップ表示する制御を行って(ステップS1408)、本フローチャートによる一連の処理を終了する。
これにより、ディスプレイ405に表示されたイベント画面において、診療カテゴリ及び/又は時間の指定がなされた場合に、指定された箇所にアイコンがマッピングされた診療カテゴリについて、診療内容を時系列順にポップアップ表示することができる。
以上説明したように、実施の形態にかかる表示制御装置100によれば、複数の診療カテゴリのそれぞれについて、診療が行われる時間に対応する箇所にアイコンがマッピングされたイベント画面を表示することができる。これにより、当日のどの時間帯にどのような診療を患者に対して行うのかを利用者に把握しやすくすることができる。
また、表示制御装置100によれば、表示したイベント画面において、診療カテゴリ及び/又は時間の指定がなされた場合に、指定された箇所にアイコンが存在する診療カテゴリについて、診療内容を時系列順にポップアップ表示することができる。これにより、患者に対して行う複数の診療の診療内容を利用者が把握しやすい形式に並び替えて表示することができる。
また、表示制御装置100によれば、表示したイベント画面において、現在時刻よりも前の時間に対応する箇所の背景色を、現在時刻以降の時間に対応する箇所の背景色と異なる色に変更することができる。これにより、現在時刻よりも前の時間に実施予定の診療と、現在時刻以降の時間に実施予定の診療とを利用者に区別しやすくすることができる。
また、表示制御装置100によれば、表示したイベント画面において、現在時刻よりも前に実施予定の診療のうちの未実施の診療が行われる時間に対応する箇所にマッピングされたアイコンを強調表示することができる。これにより、利用者は、現在時刻よりも前に実施予定であった診療のうちの未実施の診療を把握することができる。
なお、本実施の形態で説明した表示制御方法は、予め用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーション等のコンピュータで実行することにより実現することができる。本表示制御プログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。また、本表示制御プログラムは、インターネット等のネットワークを介して配布してもよい。
上述した実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)コンピュータに、
複数の診療カテゴリのそれぞれについて、診療が行われる時間に対応する箇所にマーキングがなされた表示画面を表示し、
表示した前記表示画面において、診療カテゴリ及び/又は時間の指定がなされた場合に、指定された箇所にマーキングが存在する診療カテゴリについて、診療内容を時系列順に表示する表示制御を行う、
処理を実行させることを特徴とする表示制御プログラム。
(付記2)時系列順に表示される前記診療内容は、ポップアップ表示されることを特徴とする付記1に記載の表示制御プログラム。
(付記3)前記指定は、ドラッグ操作によってなされる範囲指定によって行われることを特徴とする付記1に記載の表示制御プログラム。
(付記4)前記表示画面を表示する処理は、
現在時刻よりも前に実施予定の診療のうちの未実施の診療が行われる時間に対応する箇所になされたマーキングを強調表示することを特徴とする付記1〜3のいずれか一つに記載の表示制御プログラム。
(付記5)コンピュータが、
複数の診療カテゴリのそれぞれについて、診療が行われる時間に対応する箇所にマーキングがなされた表示画面を表示し、
表示した前記表示画面において、診療カテゴリ及び/又は時間の指定がなされた場合に、指定された箇所にマーキングが存在する診療カテゴリについて、診療内容を時系列順に表示する表示制御を行う、
処理を実行することを特徴とする表示制御方法。
(付記6)複数の診療カテゴリのそれぞれについて、診療が行われる時間に対応する箇所にマーキングがなされた表示画面を表示し、表示した前記表示画面において、診療カテゴリ及び/又は時間の指定がなされた場合に、指定された箇所にマーキングが存在する診療カテゴリについて、診療内容を時系列順に表示する表示制御を行う制御部、
を有することを特徴とする表示制御装置。
(付記7)コンピュータに、
複数の診療カテゴリのそれぞれについて、診療が行われる時間に対応する箇所にマーキングがなされた表示画面を表示し、
表示した前記表示画面において、診療カテゴリ及び/又は時間の指定がなされた場合に、指定された箇所にマーキングが存在する診療カテゴリについて、診療内容を時系列順に表示する表示制御を行う、
処理を実行させる表示制御プログラムを記録したことを特徴とする前記コンピュータに読み取り可能な記録媒体。
100 表示制御装置
200 電子カルテシステム
201 クライアント装置
220 患者DB
230 カルテインデックスDB
240 カルテ内容DB
800 カルテ画面
810 患者バー
820 管理画面
830 ダッシュボード
831 バイタル画面
832 レポート画面
833 薬歴画面
834 イベント画面
1001 取得部
1002 生成部
1003 表示制御部
1004 受付部

Claims (5)

  1. コンピュータに、
    複数の診療カテゴリのそれぞれについて、診療が行われる時間に対応する箇所にマーキングがなされた表示画面を表示し、
    表示した前記表示画面において、ユーザによる操作によってなされる範囲指定によって診療カテゴリ及び時間の指定が行われた場合に、指定された診療カテゴリ、かつ、指定された時間に対応する箇所にマーキングが存在する診療カテゴリについて、診療内容を時系列順に表示する表示制御を行う、
    処理を実行させることを特徴とする表示制御プログラム。
  2. 時系列順に表示される前記診療内容は、ポップアップ表示されることを特徴とする請求項1に記載の表示制御プログラム。
  3. 前記ユーザによる操作は、ドラッグ操作またはクリック操作であることを特徴とする請求項1に記載の表示制御プログラム。
  4. コンピュータが、
    複数の診療カテゴリのそれぞれについて、診療が行われる時間に対応する箇所にマーキングがなされた表示画面を表示し、
    表示した前記表示画面において、ユーザによる操作によってなされる範囲指定によって診療カテゴリ及び時間の指定が行われた場合に、指定された診療カテゴリ、かつ、指定された時間に対応する箇所にマーキングが存在する診療カテゴリについて、診療内容を時系列順に表示する表示制御を行う、
    処理を実行することを特徴とする表示制御方法。
  5. 複数の診療カテゴリのそれぞれについて、診療が行われる時間に対応する箇所にマーキングがなされた表示画面を表示し、表示した前記表示画面において、ユーザによる操作によってなされる範囲指定によって診療カテゴリ及び時間の指定が行われた場合に、指定された診療カテゴリ、かつ、指定された時間に対応する箇所にマーキングが存在する診療カテゴリについて、診療内容を時系列順に表示する表示制御を行う制御部、
    を有することを特徴とする表示制御装置。
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