JP4025034B2 - インターネットにおける情報キャッシュ方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、インターネットシステム、特に、コンテンツ配信サーバとキャッシュサーバから構成されるインターネットシステムに関するものである。
ここで、コンテンツ配信サーバとは、HTMLや静止画、動画などを配信するサーバであり、多くはWEBサーバであるが、インターネット放送(動画の配信)のサーバなど、アプリケーションに依存しないコンテンツの配信サーバも含む。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のインターネットシステムにおいては、コンテンツ対応にアクセス頻度を収集して、例えば、1ケ月単位あるいは1週間単位のアクセス頻度の累計値に従って、アクセス頻度の多いコンテンツをコンテンツ配信サーバからキャッシュサーバに送信しており、キャッシュサーバでは当該コンテンツを格納して近隣のユーザからの要求によりコンテンツの提供を行っている。
【0003】
しかし、一般には、ユーザのコンテンツに対するアクセス頻度の多少は曜日や時間帯等の日時によって変化し、1ヶ月あるいは1週間当たりの全アクセス回数の多いコンテンツであっても特定の曜日あるいは時間帯ではアクセスがない場合もあるし、逆に全アクセス回数が少ないコンテンツであっても特定の曜日あるいは時間帯では全アクセス回数が多いコンテンツよりもアクセスされる場合があるので、1ケ月あるいは1週間のトータルのアクセス頻度が多いコンテンツをキャッシュサーバに格納しておく従来の技術では、日時に応じたコンテンツが必ずしもキャッシュサーバに格納されず、ユーザヘのコンテンツの提供が遅延することになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明の目的は、上記の問題点に鑑み、コンテンツ配信サーバとキャッシュサーバから構成されるインターネットシステムにおいて、コンテンツ対応に日時別のアクセス頻度を集計しておき、日時(月日、時間帯だけでなく、曜日、祭日や連休等の情報も含む)に応じたアクセス頻度の多いコンテンツを予めキャッシュサーバに格納するインターネットにおける情報キャッシュ方法を提供することにある。本発明は、更に、当該方法を実施するシステム、ソフトウエア(コンピュータプログラム)及びプログラム記録媒体も提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この目的のために、本発明の第1の情報キャッシュ方法は、集計サーバで多くのキャッシュサーバやコンテンツ配信サーバから日時別アクセス頻度情報を収集し、アクセスランキングを作成し、コンテンツ配信サーバがアクセスランキングの情報を取得し、前記アクセスランキングに記載のコンテンツのうち自分自身が保持するコンテンツについて、コンテンツの配布先キャッシュサーバの情報を保持するDB管理情報を基に前記自分自身が保持するコンテンツを保持しないキャッシュサーバを特定し、前記自分自身が保持するコンテンツを、そのランキング対象日時の一定時間前に、前記特定されたキャッシュサーバに配信するとともに、前記DB管理情報に配布先キャッシュサーバとして特定されたキャッシュサーバを登録し、キャッシュサーバが、前記配信されたコンテンツをキャッシュ領域に格納することを特徴とする。また、本発明のこの第1の方法を実施するシステム、この第1の方法を実行させるコンピュータプログラム、及びこのコンピュータプログラムを記録した記録媒体としても特徴付けられる。
【0006】
本発明の第2の情報キャッシュ方法は、この方法では集計サーバで多くのキャッシュサーバやコンテンツ配信サーバから日時別アクセス頻度情報を収集し、アクセスランキングを作成するが、キャッシュサーバがアクセスランキングの情報を取得し、この情報に基づいてキャッシュサーバからコンテンツ配信サーバにコンテンツをとりにいくように構成できる。また、本発明のこの第2の方法を実施するシステム、この第2の方法を実行させるプログラム、このプログラムを記録した記録媒体としても構成できる。
【0007】
本発明の第3の情報キャッシュ方法は、この方法では集計サーバを用いず、キャッシュサーバ自身で日時別アクセス頻度情報を収集し、アクセスランキングを作成し、そのアクセスランキングの結果に基づいて、キャッシュサーバからコンテンツ配信サーバにコンテンツをとりにいくように構成できる。また、本発明のこの第3の方法を実施するシステム、この第3の方法を実行させるプログラム、このプログラムを記録した記録媒体としても構成できる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面により詳細に説明する。
本発明を実現するためのネットワーク構成例を図1に示す。
本例インターネットシステムは、HTMLや静止画、動画などの種々のコンテンツを配信する多数のコンテンツ配信サーバM,Nと当該コンテンツを近隣のユーザに提供するキャッシュサーバa,b,..及びこれらのサーバに格納されるコンテンツの日時別のアクセス頻度を集計する集計サーバAから構成される。
ユーザが操作する端末であるクライアントC1,C2,..,Cnはインターネットを経由して最寄りのサーバ、例えばキャッシュサーバa,b,..にアクセスする。
【0009】
本発明を実現するためのキャッシュサーバ、コンテンツ配信サーバ及び集計サーバの構成例をそれぞれ図2、図3及び図4に示す。図2中、1はアクセス頻度管理部、2は回線制御部、3は通信管理部、4はデータベース(DB)管理部、5はデータベース(DB)部、6はオペレーティングシステム(OS)を表わし、図3中、7はランキング管理部、8はアクセス頻度管理部、9は回線制御部、10は通信管理部、11はDB管理部、12はDB部、13はOSを表わし、図4中、14はランキング管理部、15はアクセス頻度管理部、16は回線制御部、17は通信管理部、18はOSを表している。
【0010】
本発明の第1の方法は、コンテンツ配信サーバが、当該サーバが配信するコンテンツを各キャッシュサーバが保持するかどうかを管理し、集計サーバから送信された日時別のアクセスランキングに基づいて、前記ランキング内のコンテンツのうち自分自身が保持しているコンテンツを、そのランキング対象日時の一定時間前に、当該キャッシュサーバに送信するものであり、以下にこの方法を実施する第1の実施例を説明する。
【0011】
ユーザは、パソコン等を用いて所望のコンテンツを対応するインターネットアドレスを指定して最寄りのサーバ(以下、キャッシュサーバと言う)に対して要求する。
【0012】
キャッシュサーバでは、回線制御部2は当該要求を通信管理部3に通知する。通信管理部3は、当該要求から前記インターネットアドレスを抽出して当該インターネットアドレスをDB管理部4に通知する。DB管理部4は、DB管理情報を参照して当該インターネットアドレスが存在する場合にはDB内格納アドレス及びサイズを抽出し、当該格納アドレス及びサイズをDB部5に通知する。ここで、キャッシュサーバにおけるDB管理情報の構成例を図5に示す。DB部5は、当該格納アドレスからサイズで示されるまでのコンテンツ情報をDB管理部4に通知する。DB管理部4は、当該コンテンツ情報を通信管理部3に通知する。通信管理部3は、当該コンテンツ情報を回線制御部2に通知するとともにアクセス頻度管理部1に当該コンテンツの前記インターネットアドレスを通知する。アクセス頻度管理部1は、OS6から現在の日時を取得し、アクセス頻度管理情報を参照して、当該日時及び当該インターネットアドレスに対応するアクセス頻度を1加算する。ここで、アクセス頻度管理情報の構成例を図6に示す。回線制御部2は、当該コンテンツ情報をユーザに送信する。
【0013】
上記において、DB管理部4は、DB管理情報を参照して当該インターネットアドレスが存在しない場合には、当該インターネットアドレスで示されるコンテンツ配信サーバに対するコンテンツの要求を回線制御部2に通知する。回線制御部2は、当該要求を当該コンテンツ配信サーバに送信する。
当該コンテンツ配信サーバでは、回線制御部9は当該要求を通信管理部10に通知する。通信管理部10は、当該要求から前記インターネットアドレスを抽出して当該インターネットアドレス及び要求元キャッシュサーバをDB管理部11に通知する。DB管理部11は、当該インターネットアドレスでDB管理情報を参照して、DB内格納アドレス及びサイズを抽出し当該格納アドレス及びサイズをDB部12に通知するとともに、配布先キャッシュサーバとして前記キャッシュサーバを登録する。ここで、コンテンツ配信サーバにおけるDB管理情報の構成例を図7に示す。DB部12は、当該格納アドレスからサイズで示されるまでのコンテンツ情報をDB管理部11に通知する。DB管理部11は、当該コンテンツ情報を通信管理部10に通知する。通信管理部10は、当該コンテンツ情報を回線制御部9に通知する。回線制御部9は、当該コンテンツ情報をキャッシュサーバに送信する。
【0014】
キャッシュサーバでは、回線制御部2は当該コンテンツ情報を通信管理部3に通知する。通信管理部3は、当該コンテンツ情報を前記ユーザに送信してアクセス頻度管理部1に当該コンテンツの前記インターネットアドレスを通知するとともに、前記コンテンツ情報をDB管理部4に通知する。アクセス頻度管理部1は、OS6から現在の日時を取得し、アクセス頻度管理情報を参照して、当該日時及び当該インターネットアドレスに対応するアクセス頻度を1加算する。また、DB管理部4は、DB部5内の未使用領域が有る場合には、当該未使用領域から当該格納アドレス及びサイズを指定して当該コンテンツ情報をDB部5に通知する。DB部5は、当該コンテンツ情報を当該格納アドレスに格納する。DB管理部4は、DB管理情報の未使用フィールドに“使用”、インターネットアドレス及び前記DB内格納アドレス、サイズを設定する。上記において、DB管理部4は、DB部5内の未使用領域が無い場合には、OS6から現在の日時を取得して、現在の日時に関するアクセス頻度管理情報を取得して、現在格納しているコンテンツの中でアクセス頻度の少ないコンテンツを抽出して当該コンテンツを削除して、このコンテンツを格納していた格納アドレスを前記コンテンツ情報用にDB部5に通知する。DB部5は、前記コンテンツ情報を当該格納アドレスに格納する。DB管理部4は、DB管理情報の対応するフィールドに“使用’’、インターネットアドレス及び前記DB内格納アドレス、サイズを設定するとともに上記で削除したコンテンツのインターネットアドレスを通信管理部3に通知する。通信管理部3は、当該インターネットアドレスからコンテンツ配信サーバを特定して当該インターネットアドレスを指定してコンテンツ削除を回線制御部2に通知する。回線制御部2は、当該コンテンツ配信サーバに当該コンテンツ削除を通知する。
【0015】
コンテンツ配信サーバでは、回線制御部9は、当該コンテンツ削除を通信管理部10に通知する。通信管理部10は、当該コンテンツ削除をDB管理部11に通知する。DB管理部11は、当該インターネットアドレスでDB管理情報を参照して、配布先キャッシュサーバとして当該コンテンツ削除を送信したキャッシュサーバを削除する。
【0016】
キャッシュサーバでは、定期的にあるいは随時、通信管理部3はアクセス頻度をアクセス頻度管理部1に対して要求する。アクセス頻度管理部1は、当該アクセス頻度を通信管理部3に通知する。通信管理部3は、当該アクセス頻度を回線制御部2に通知する。回線制御部2は、当該アクセス頻度を対応するコンテンツ配信サーバに送信する。
【0017】
コンテンツ配信サーバでは、回線制御部9は各キャッシュサーバから送信される上記アクセス頻度を通信管理部10に通知する。通信管理部10は、アクセス頻度をアクセス頻度管理部8に対して要求する。アクセス頻度管理部8は、当該アクセス頻度を通信管理部10に通知する。通信管理部10は、前記各キャッシュサーバから通知されたアクセス頻度とアクセス頻度管理部8から通知されたアクセス頻度を合計し、合計したアクセス頻度を集計サーバに送信する。
【0018】
集計サーバでは、回線制御部16は各コンテンツ配信サーバから送信された前記コンテンツ対応のアクセス頻度を通信管理部17に通知する。通信管理部17は、当該コンテンツ対応アクセス頻度をアクセス頻度管理部15に通知する。アクセス頻度管理部15は、各コンテンツ配信サーバからのコンテンツ対応のアクセス頻度を集計し、一定期間におけるシステム全体のコンテンツ対応アクセス頻度を計算し、このアクセス頻度を基に、時間帯別、日付別、曜日別の分類のうちの少なくとも1つ以上の分類、例えば曜日時間帯別に、アクセスランキング、例えば、アクセスベスト10を作成し、当該コンテンツ対応アクセス頻度及び当該ベスト10をアクセスランキング管理部14に保持するとともに、当該ベスト10を通信管理部17に対して通知する。通信管理部17は、当該ベスト10に含まれるコンテンツを当該コンテンツを配信するコンテンツ配信サーバに対して回線制御部16を経由して通知する。
【0019】
コンテンツ配信サーバでは、回線制御部9は前記コンテンツを通信管理部10に通知する。通信管理部10は、当該コンテンツをランキング管理部7に通知する。ランキング管理部7は当該コンテンツをランキング管理情報に格納する。ここで、ランキング管理情報の構成例を図8に示す。
【0020】
そして、コンテンツ配信サーバでは、OS13からの現在日時に基づいて、前記アクセスランキングの各対象日時の一定時間前に、通信管理部10はランキング管理部7に通知する。ランキング管理部7は、上記で格納したランキング管理情報を通信管理部10に通知する。通信管理部10は、前記ランキング管理情報に格納されているコンテンツをDB管理部11に通知する。DB管理部11は、DB管理情報を参照して前記ランキング管理情報内のコンテンツのうち自分自身が保持しているコンテンツについて、当該コンテンツを保持しないキャッシュサーバを特定して、当該コンテンツ及び当該キャッシュサーバを通信管理部10に通知する。通信管理部10は、当該キャッシュサーバに対する当該コンテンツを回線制御部9に通知する。回線制御部9は、当該キャッシュサーバに対して当該コンテンツを送信する。
【0021】
キャッシュサーバでは、回線制御部2は当該コンテンツを受信すると通信管理部3に当該コンテンツを通知する。通信管理部3は、当該コンテンツをDB管理部4に通知する。DB管理部4は、前記と同様に、DB管理情報を参照して当該コンテンツを格納する。
【0022】
上述したキャッシュサーバにおけるキャッシュ処理に関するフローチャートの例を図9に示す。
上述したコンテンツ配信サーバにおけるキャッシュサーバからのコンテンツ要求処理に関するフローチャートの例を図10に示す。
上述したコンテンツ配信サーバにおけるアクセス頻度の収集処理に関するフローチャートの例を図11に示す。
上述した集計サーバにおける集計処理に関するフローチャートの例を図12に示す。
【0023】
上記実施例では、キャッシュサーバのDB部内に未使用領域がない場合には、当該キャッシュサーバが収集したアクセス頻度に基づいてコンテンツの削除を行うが、このコンテンツの削除は集計サーバが集計したアクセス頻度に基づいて行うこともできる。その場合には、集計サーバが集計したアクセス頻度をコンテンツ配信サーバを経由してあるいは直接キャッシュサーバが取得して、当該アクセス頻度に関して上記と同様の処理を行うことができる。
【0024】
本発明の第2の方法は、キャッシュサーバが、集計サーバから送信された日時別のアクセスランキングに基づいて、当該アクセスランキング内にあって当該キャッシュサーバにないコンテンツを、そのアクセスランキング対象日時の一定時間前に、当該コンテンツ配信サーバに要求してコンテンツ配信サーバから受信した当該コンテンツを保持するものであり、以下にこの方法を実施する第2の実施例を説明する。
【0025】
本例では、キャッシュサーバにランキング管理部を設け、キャッシュサーバが、集計サーバが日時別に集計したコンテンツ対応のアクセス頻度に基づいて作成したアクセスランキングをコンテンツ配信サーバを経由して、あるいは、集計サーバから直接取得し、ランキング管理部に格納し、アクセスランキングの対象日時に一定時間前に、アクセスランキング内にあって当該キャッシュサーバにないコンテンツを特定し、当該コンテンツを配信するコンテンツ配信サーバから取得することにより第1の実施例と同様のキャッシュ処理を実現できる。
【0026】
なお、キャッシュサーバにおいて、コンテンツ配信サーバから送信されたコンテンツ情報を格納するための記憶容量の未使用領域が無い場合には当該日時でのアクセス頻度の少ないコンテンツを削除するが、コンテンツ配信サーバに対しては当該コンテンツ削除を通知しない。
【0027】
本発明の第3の方法は、集計サーバを用いずに、キャッシュサーバ自身で日時別のアクセスランキングを作成し、アクセスランキング内にあって当該キャッシュサーバが保持しないコンテンツを、そのアクセスランキング対象日時の一定時間前に、当該コンテンツ配信サーバに要求してコンテンツ配信サーバから受信した当該コンテンツを保持するものであり、以下にこの方法を実施する第3の実施例を説明する。
【0028】
本例では、キャッシュサーバにラインキング管理部を設け、そのアクセス頻度管理部が各コンテンツ配信サーバから送信されたコンテンツ対応のアクセス頻度に基づいて日時別のアクセスランキングを作成し、このアクセスランキングをランキング管理部に格納し、アクセスランキングの対象日時の一定時間前に、アクセスランキング内にあって当該キャッシュサーバにないコンテンツを特定し、当該コンテンツを配信するコンテンツ配信サーバから取得することにより第1の実施例と同様のキャッシュ処理を実現できる。
【0029】
ここで、日時とは、月日、時間帯のみでなく、曜日、祭日、雨の日や晴れの日などの情報も含む。
また、アクセスランキングの対象日時の一定時間前とは当該日時の10分前などのことである。
更に、コンテンツの指定形式としては、サーバアドレス+当該コンテンツが格納されているファイル名で指定される。そして、必要に応じて、当該サーバにおける当該ファイルが属するディレクトリ名が追加され、その場合には、サーバアドレス+ディレクトリ名+当該コンテンツが格納されているファイル名、となる。
【0030】
尚、上述したキャッシュサーバ、コンテンツ配信サーバ及び集計サーバは実際にはマイクロプロセッサで実現され、上述した第1〜第3の方法の種々の処理はコンピュータプログラムで実行されること勿論である。このプログラムは記録媒体に記録して使用することができる。
【0031】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、コンテンツ配信サーバ及びキャッシュサーバから構成されるインターネットシステムにおいて、日時別にあるいは天候情報別にアクセス頻度の多いコンテンツが予めキャッシュサーバに格納されるので、ユーザからのコンテンツの要求に対して当該コンテンツを迅速に提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を実現するためのネットワーク構成例を示す図である。
【図2】 本発明を実現するためのキャッシュサーバの構成例を示す図である。
【図3】 本発明を実現するためのコンテンツ配信サーバの構成例を示す図である。
【図4】 本発明を実現するための集計サーバの構成例を示す図である。
【図5】 キャッシュサーバにおけるDB管理情報の構成例を示す図である。
【図6】 アクセス頻度管理情報の構成例を示す図である。
【図7】 コンテンツ配信サーバにおけるDB管理情報の構成例を示す図である。
【図8】 コンテンツ配信サーバにおけるランキング管理情報の構成例を示す図である。
【図9】 キャッシュサーバにおけるキャッシュ処理に関するフローチャートの例を示す図である。
【図10】 コンテンツ配信サーバにおけるキャッシュサーバからのコンテンツ要求処理に関するフローチャートを示す図である。
【図11】 コンテンツ配信サーバにおけるアクセス頻度の収集処理に関するフローチャートの例を示す図である。
【図12】 集計サーバにおける集計処理に関するフローチャートの例を示す図である。
【符号の説明】
C1,C2,..,Cn クライアント
M,N コンテンツ配信サーバ
a,b,.. キャッシュサーバ
A 集計サーバ
1 アクセス頻度管理部
2 回線制御部
3 通信管理部
4 DB管理部
5 DB部
6 OS(オペレーティングシステム)
7 ランキング管理部
8 アクセス頻度管理部
9 回線制御部
10 通信管理部
11 DB管理部
12 DB部
13 OS(オペレーティングシステム)
14 ランキング管理部
15 アクセス頻度管理部
16 回線制御部
17 通信管理部
18 OS(オペレーティングシステム)
Claims (4)
- コンテンツ配信サーバとキャッシュサーバと集計サーバから構成されるインターネットシステムにおいて、
集計サーバが、インターネットに接続されたキャッシュサーバおよびコンテンツ配信サーバから、ある期間における各コンテンツに対するアクセス回数を収集し、収集された各コンテンツに対するアクセス回数に基づいて、時間別、日付別、曜日別の分類のうち少なくとも1つ以上の分類によるアクセスランキングを作成し、
コンテンツ配信サーバが、前記アクセスランキングを取得し、前記アクセスランキングに記載のコンテンツのうち自分自身が保持するコンテンツについて、コンテンツの配布先キャッシュサーバの情報を保持するDB管理情報を基に前記自分自身が保持するコンテンツを保持しないキャッシュサーバを特定し、前記自分自身が保持するコンテンツを、そのランキング対象日時の一定時間前に、前記特定されたキャッシュサーバに配信するとともに、前記DB管理情報に配布先キャッシュサーバとして特定されたキャッシュサーバを登録し、
キャッシュサーバが、前記配信されたコンテンツをキャッシュ領域に格納することを特徴とするインターネットにおける情報キャッシュ方法。 - コンテンツ配信サーバとキャッシュサーバと集計サーバから構成されるインターネットシステムにおいて、
集計サーバが、インターネットに接続されたキャッシュサーバおよびコンテンツ配信サーバから、ある期間における各コンテンツに対するアクセス回数を収集する手段と、収集された各コンテンツに対するアクセス回数に基づいて、時間別、日付別、曜日別の分類のうち少なくとも1つ以上の分類によるアクセスランキングを作成する手段を具え、
コンテンツ配信サーバが、前記アクセスランキングを取得する手段と、前記アクセスランキングに記載のコンテンツのうち自分自身が保持するコンテンツについて、コンテンツの配布先キャッシュサーバの情報を保持するDB管理情報を基に前記自分自身が保持するコンテンツを保持しないキャッシュサーバを特定し、前記自分自身が保持するコンテンツを、そのランキング対象日時の一定時間前に、前記特定されたキャッシュサーバに配信するとともに、前記DB管理情報に配布先キャッシュサーバとして特定されたキャッシュサーバを登録する手段を具え、
キャッシュサーバが、前記配信されたコンテンツをキャッシュ領域に格納する手段を具えることを特徴とするインターネットシステム。 - コンテンツ配信サーバとキャッシュサーバと集計サーバから構成されるインターネットシステムにおいて情報キャッシュ処理を実行させるためのコンピュータプログラムであって、該プログラムは、
集計サーバに、インターネットに接続されたキャッシュサーバおよびコンテンツ配信サーバから、ある期間における各コンテンツに対するアクセス回数を収集するステップ、収集された各コンテンツに対するアクセス回数に基づいて、時間別、日付別、曜日別の分類のうち少なくとも1つ以上の分類によるアクセスランキングを作成するステップを実行させ、
コンテンツ配信サーバに、前記アクセスランキングを取得するステップ、前記アクセスランキングに記載のコンテンツのうち自分自身が保持するコンテンツについて、コンテンツの配布先キャッシュサーバの情報を保持するDB管理情報を基に前記自分自身が保持するコンテンツを保持しないキャッシュサーバを特定し、前記自分自身が保持するコンテンツを、そのランキング対象日時の一定時間前に、配信先のキャッシュサーバに配信するとともに、前記DB管理情報に配布先キャッシュサーバとして特定されたキャッシュサーバを登録するステップを実行させ、
キャッシュサーバに、前記配信されたコンテンツをキャッシュ領域に格納するステップを実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。 - 請求項3に記載されたプログラムを記録したプログラム記録媒体。
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