JP2004252828A - データベース検索システム - Google Patents
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Abstract
【課題】格納エリアを効率よく使うことができ、検索性能を向上することのできるデータベース検索システムを提供するようにする。
【解決手段】データベースと、カラム単位で前記データベースを管理するデータベースファイル管理手段と、前記データベースファイル管理手段を介して、前記データベースを検索し、カラム単位でデータをキャッシュする検索手段と、前記検索手段に対して必要なデータを要求する端末装置とを備える構成にする。
【選択図】 図1
【解決手段】データベースと、カラム単位で前記データベースを管理するデータベースファイル管理手段と、前記データベースファイル管理手段を介して、前記データベースを検索し、カラム単位でデータをキャッシュする検索手段と、前記検索手段に対して必要なデータを要求する端末装置とを備える構成にする。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、データの検索を行うデータベース検索システムにおいて、データをキャッシュするための技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のデータベース検索システムのキャッシュ方式では、特開平7−182220号公報に示されるように、データはテーブル全体またはファイル単位でキャッシュする。また、特開平10−289135号公報に示されるように、検索結果、すなわちテーブルやファイルの該当部分のみをキャッシュする方式がある。
【0003】
【特許文献1】
特開平7−182220号公報
【0004】
【特許文献2】
特開平10−289135号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来のテーブル全体またはファイル単位でキャッシュされる方式では、不必要なカラムも含めてすべてのカラムを同時にキャッシュする。しかし、実際の検索ではデータを動的に追加すること、およびすべてのカラムを検索対象にすることは少ない。つまり、不必要なカラムも同時にキャッシュされてしまうため、格納エリアが無駄になり、他の必要なデータキャッシュとして効率よく使えないという問題があった。
【0006】
また、検索結果をキャッシュする方式では、同じテーブルに対して同じ検索を行う場合は、格納エリアの効率的使用という面で有効である。しかし、実際に同じ検索を続けて何度も行うことは少ないため、実質的にはキャッシュを有効に使うことができないという問題があった。
【0007】
この発明は上記のような問題点を解決するためになされたもので、格納エリアを効率よく使うことができ、検索性能を向上することのできるデータベース検索システムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るデータベース検索システムは、データベースと、カラム単位で前記データベースを管理するデータベースファイル管理手段と、前記データベースファイル管理手段を介して、前記データベースを検索し、カラム単位でデータをキャッシュする検索手段と、前記検索手段に対して必要なデータを要求する端末装置
とを備えるものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は、本実施の形態1における構成図である。図1において、データベースファイル管理手段としてのデータベースファイル管理サーバ1と、検索手段としての検索サーバ2a、2bと、端末装置としてのクライアント3a、3b、3c、3dとが、ネットワーク4a、4b、4cで接続される。データベースファイル管理サーバ1は、データベースファイル管理サーバ1内のディスク装置であるデータベース11と、データベース11のデータを管理するデータ管理手段12と、検索サーバ2a、2bからの要求に応答するデータ応答手段13とを備える。
また、検索サーバ2aは、キャッシュ21a、データベースファイル管理サーバ1に要求するデータの管理を行う要求データ管理手段22a、データベースファイル管理サーバ1にデータを要求するデータ要求手段23aとを備える。検索サーバ2bも同様である。
【0010】
次に動作について説明する。
クライアント3aから検索サーバ2aに対して検索要求が来ると、要求データ管理手段22aは、検索に必要なデータがキャッシュ21a内に存在するかどうかを調べ、キャッシュ21a内に無ければ、データ要求手段23aを介してデータベースファイル管理サーバ1にデータを要求する。この時、データ要求手段23aは必要なカラムのみ要求する。
【0011】
データベースファイル管理サーバ1において、必要なカラムのデータの要求を受けたデータ応答手段13は、データ管理手段12を介して、データベース11から必要なカラムのデータを抽出し、検索サーバ2aに送り返す。
【0012】
検索サーバ2aにおいて、データベースファイル管理サーバ1より送られたカラムデータを受け取った要求データ管理手段22aは、そのデータをキャッシュ21aにキャッシュする。
【0013】
図2は、データベース11内に保存されているテーブルの例を示す説明図であり、例えば、この図2のようなテーブルに対して検索を行う場合について、以下に説明する。
【0014】
図2は、データベース11が持っている商品の売り上げデータに関するテーブルであり、No、日付、曜日、時間、商品名、価格、個数、店名、担当等のカラムで構成されている。クライアント3aからどの店舗でどの商品がいくつ売れたかというデータの要求を行うと、検索サーバ2aはこれらのデータの検索を行う。この場合、商品名と個数と店名のカラムのみが検索に必要であり、他のカラムは検索及び検索結果には使われないデータである。つまり、検索サーバ2aの要求データ管理手段22aは、クライアント3aから商品名と個数と店名のカラムデータの要求があること、キャッシュ21aにデータが何も無いことから、要求すべきデータが商品名と個数と店名のカラムのデータであることを認識する。そして、データ要求手段23aは、この要求データ管理手段22aからの情報に基づいて、データベースファイル管理サーバ1に対して必要なカラムのデータを要求する。
【0015】
データベースファイル管理サーバ1では、データ要求手段23aから商品名と個数と店名のカラムデータの要求を受けると、データ応答手段13が要求データを確認し、データ管理手段12経由でデータベース11から必要なカラムのデータを抽出し、検索サーバ2aに送信する。
図3は、データ応答手段13が検索サーバ2aに送信するカラムデータの例を示す説明図である。
【0016】
検索サーバ2aでは、データ応答手段13から図3に示すようなカラムデータを受信すると、これらの受信したカラムデータを要求データ管理手段22a経由でキャッシュ21aにキャッシュする。
【0017】
次に、クライアント3bから、商品名、個数、価格についてのデータの要求を行うと、検索サーバ2aはこれらのデータの検索を行う。この場合、検索サーバ2aの要求データ管理手段22aは、クライアント3bから商品名、個数、価格のカラムデータの要求があること、キャッシュ21a内に既に商品名、個数がキャッシュされていることから、要求すべきデータが価格のカラムのデータであることを認識する。そして、データ要求手段23aは、この要求データ管理手段22aからの情報に基づいて、データベースファイル管理サーバ1に対して必要なカラムのデータを要求する。
【0018】
データベースファイル管理サーバ1では、データ要求手段23aから価格のカラムデータの要求を受けると、データ応答手段13が要求データを確認し、データ管理手段12経由でデータベース11から必要なカラムのデータを抽出し、検索サーバ2aに送信する。
【0019】
検索サーバ2aでは、データ応答手段13から価格のカラムデータを受信すると、この受信したカラムデータを要求データ管理手段22a経由でキャッシュ21aにキャッシュする。
図4は、検索サーバ2aがデータベースファイル管理サーバ1に対して2度目のカラムデータの要求をした後のキャッシュ21aの状態例を示す説明図である。
【0020】
さらに次に、クライアント3aから、日付、時間、商品名、個数についてのデータの要求を行うと、検索サーバ2aはこれらのデータの検索を行う。この場合、検索サーバ2aの要求データ管理手段22aは、クライアント3aから日付、時間、商品名、個数のカラムデータの要求があること、キャッシュ21a内に既に商品名、価格、個数、店名がキャッシュされていることから要求すべきデータが日付、時間のカラムのデータであることを認識する。そして、データ要求手段23aは、この要求データ管理手段22aからの情報に基づいて、データベースファイル管理サーバ1に対して必要なカラムのデータを要求する。
【0021】
データベースファイル管理サーバ1では、データ要求手段23aから日付、時間のカラムデータの要求を受けると、データ応答手段13が要求データを確認し、データ管理手段12経由でデータベース11から必要なカラムのデータを抽出し、検索サーバ2aに送信する。
【0022】
検索サーバ2aでは、データ応答手段13から日付、時間のカラムデータを受信すると、この受信したカラムデータを要求データ管理手段22a経由でキャッシュ21aにキャッシュする。なお、このときもしキャッシュ21aの格納エリアに空きが無くなってしまった場合、必要なさそうなカラムデータを破棄して(例えばデータの古い順)、その空きエリアに新たなデータをキャッシュする。
図5は、検索サーバ2aがデータベースファイル管理サーバ1に対して3度目のカラムデータの要求をした後のキャッシュ21aの状態例を示す説明図である。図5では、店名のカラムデータを破棄して、そこに日付、時間のカラムデータをキャッシュしている。
【0023】
従来のデータベース検索システムでは、データベースファイル管理サーバ1において、データを行単位(図6参照)で管理していたため、カラムデータ単位でデータを扱うことができなかった。しかし、本実施の形態1におけるデータベース検索システムでは、データベースファイル管理サーバ1において、データをカラム単位(図6参照)で管理し、かつ、検索サーバ2aでカラム単位で必要なデータを要求することにより、テーブル全体やファイル単位でデータをキャッシュする場合と比べて格納エリアの使用量が少なくてすむため、別のテーブルデータを多くキャッシュして格納エリアを効率よく使うことができ、キャッシュミスによるペナルティが減少し、検索性能をあげることができる。また、行単位の検索結果をキャッシュする場合と比べてキャッシュミスによるペナルティが減少し、検索性能をあげることができる。
【0024】
実施の形態2.
上記実施の形態1では、データベースファイル管理サーバ1と検索サーバ2aとがネットワーク4aを介して接続される場合について説明したが、図7に示すように、データベースファイル管理サーバの機能と検索サーバの機能とを同一装置データベースファイル管理・検索サーバ5内に備えるようにしてもよい。この場合、データベースファイル管理サーバと検索サーバとの間のデータのやり取りが、データベースファイル管理・検索サーバ5内で直接行われる以外の動作は、実施の形態1と同様である。
【0025】
実施の形態3.
上記実施の形態1では、検索サーバ2a、2bとクライアント3a〜3dとがネットワーク4b、4cを介して接続される場合について説明したが、図8に示すように、検索サーバの機能とクライアントの機能とを同一装置検索機能付クライアント6a、6b内に備えるようにしてもよい。この場合、検索機能付クライアント6a、6b内で検索を実行する以外の動作は、実施の形態1と同様である。
【0026】
【発明の効果】
以上のように、データベースと、カラム単位で前記データベースを管理するデータベースファイル管理手段と、前記データベースファイル管理手段を介して、前記データベースを検索し、カラム単位でデータをキャッシュする検索手段と、前記検索手段に対して必要なデータを要求する端末装置とを備えることにより、格納エリアを効率よく使うことができ、検索性能を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1における構成図
【図2】データベース11内に保存されているテーブルの例を示す説明図
【図3】データ応答手段13が検索サーバ2aに送信するカラムデータの例を示す説明図
【図4】2度目のカラムデータの要求をした後のキャッシュ21aの状態例を示す説明図
【図5】3度目のカラムデータの要求をした後のキャッシュ21aの状態例を示す説明図
【図6】データベース11内に保存されているテーブルの例を示す説明図
【図7】実施の形態2における構成図
【図8】実施の形態3における構成図
【符号の説明】
1 データベースファイル管理サーバ
2a、2b 検索サーバ
3a、3b、3c、3d クライアント
4a、4b、4c ネットワーク
5 データベースファイル管理・検索サーバ
6a、6b 検索機能付クライアント
11 データベース
12 データ管理手段
13 データ応答手段
21、21a、21b キャッシュ
22、22a、22b 要求データ管理手段
23、23a、23b データ要求手段
【発明の属する技術分野】
この発明は、データの検索を行うデータベース検索システムにおいて、データをキャッシュするための技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のデータベース検索システムのキャッシュ方式では、特開平7−182220号公報に示されるように、データはテーブル全体またはファイル単位でキャッシュする。また、特開平10−289135号公報に示されるように、検索結果、すなわちテーブルやファイルの該当部分のみをキャッシュする方式がある。
【0003】
【特許文献1】
特開平7−182220号公報
【0004】
【特許文献2】
特開平10−289135号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来のテーブル全体またはファイル単位でキャッシュされる方式では、不必要なカラムも含めてすべてのカラムを同時にキャッシュする。しかし、実際の検索ではデータを動的に追加すること、およびすべてのカラムを検索対象にすることは少ない。つまり、不必要なカラムも同時にキャッシュされてしまうため、格納エリアが無駄になり、他の必要なデータキャッシュとして効率よく使えないという問題があった。
【0006】
また、検索結果をキャッシュする方式では、同じテーブルに対して同じ検索を行う場合は、格納エリアの効率的使用という面で有効である。しかし、実際に同じ検索を続けて何度も行うことは少ないため、実質的にはキャッシュを有効に使うことができないという問題があった。
【0007】
この発明は上記のような問題点を解決するためになされたもので、格納エリアを効率よく使うことができ、検索性能を向上することのできるデータベース検索システムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るデータベース検索システムは、データベースと、カラム単位で前記データベースを管理するデータベースファイル管理手段と、前記データベースファイル管理手段を介して、前記データベースを検索し、カラム単位でデータをキャッシュする検索手段と、前記検索手段に対して必要なデータを要求する端末装置
とを備えるものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は、本実施の形態1における構成図である。図1において、データベースファイル管理手段としてのデータベースファイル管理サーバ1と、検索手段としての検索サーバ2a、2bと、端末装置としてのクライアント3a、3b、3c、3dとが、ネットワーク4a、4b、4cで接続される。データベースファイル管理サーバ1は、データベースファイル管理サーバ1内のディスク装置であるデータベース11と、データベース11のデータを管理するデータ管理手段12と、検索サーバ2a、2bからの要求に応答するデータ応答手段13とを備える。
また、検索サーバ2aは、キャッシュ21a、データベースファイル管理サーバ1に要求するデータの管理を行う要求データ管理手段22a、データベースファイル管理サーバ1にデータを要求するデータ要求手段23aとを備える。検索サーバ2bも同様である。
【0010】
次に動作について説明する。
クライアント3aから検索サーバ2aに対して検索要求が来ると、要求データ管理手段22aは、検索に必要なデータがキャッシュ21a内に存在するかどうかを調べ、キャッシュ21a内に無ければ、データ要求手段23aを介してデータベースファイル管理サーバ1にデータを要求する。この時、データ要求手段23aは必要なカラムのみ要求する。
【0011】
データベースファイル管理サーバ1において、必要なカラムのデータの要求を受けたデータ応答手段13は、データ管理手段12を介して、データベース11から必要なカラムのデータを抽出し、検索サーバ2aに送り返す。
【0012】
検索サーバ2aにおいて、データベースファイル管理サーバ1より送られたカラムデータを受け取った要求データ管理手段22aは、そのデータをキャッシュ21aにキャッシュする。
【0013】
図2は、データベース11内に保存されているテーブルの例を示す説明図であり、例えば、この図2のようなテーブルに対して検索を行う場合について、以下に説明する。
【0014】
図2は、データベース11が持っている商品の売り上げデータに関するテーブルであり、No、日付、曜日、時間、商品名、価格、個数、店名、担当等のカラムで構成されている。クライアント3aからどの店舗でどの商品がいくつ売れたかというデータの要求を行うと、検索サーバ2aはこれらのデータの検索を行う。この場合、商品名と個数と店名のカラムのみが検索に必要であり、他のカラムは検索及び検索結果には使われないデータである。つまり、検索サーバ2aの要求データ管理手段22aは、クライアント3aから商品名と個数と店名のカラムデータの要求があること、キャッシュ21aにデータが何も無いことから、要求すべきデータが商品名と個数と店名のカラムのデータであることを認識する。そして、データ要求手段23aは、この要求データ管理手段22aからの情報に基づいて、データベースファイル管理サーバ1に対して必要なカラムのデータを要求する。
【0015】
データベースファイル管理サーバ1では、データ要求手段23aから商品名と個数と店名のカラムデータの要求を受けると、データ応答手段13が要求データを確認し、データ管理手段12経由でデータベース11から必要なカラムのデータを抽出し、検索サーバ2aに送信する。
図3は、データ応答手段13が検索サーバ2aに送信するカラムデータの例を示す説明図である。
【0016】
検索サーバ2aでは、データ応答手段13から図3に示すようなカラムデータを受信すると、これらの受信したカラムデータを要求データ管理手段22a経由でキャッシュ21aにキャッシュする。
【0017】
次に、クライアント3bから、商品名、個数、価格についてのデータの要求を行うと、検索サーバ2aはこれらのデータの検索を行う。この場合、検索サーバ2aの要求データ管理手段22aは、クライアント3bから商品名、個数、価格のカラムデータの要求があること、キャッシュ21a内に既に商品名、個数がキャッシュされていることから、要求すべきデータが価格のカラムのデータであることを認識する。そして、データ要求手段23aは、この要求データ管理手段22aからの情報に基づいて、データベースファイル管理サーバ1に対して必要なカラムのデータを要求する。
【0018】
データベースファイル管理サーバ1では、データ要求手段23aから価格のカラムデータの要求を受けると、データ応答手段13が要求データを確認し、データ管理手段12経由でデータベース11から必要なカラムのデータを抽出し、検索サーバ2aに送信する。
【0019】
検索サーバ2aでは、データ応答手段13から価格のカラムデータを受信すると、この受信したカラムデータを要求データ管理手段22a経由でキャッシュ21aにキャッシュする。
図4は、検索サーバ2aがデータベースファイル管理サーバ1に対して2度目のカラムデータの要求をした後のキャッシュ21aの状態例を示す説明図である。
【0020】
さらに次に、クライアント3aから、日付、時間、商品名、個数についてのデータの要求を行うと、検索サーバ2aはこれらのデータの検索を行う。この場合、検索サーバ2aの要求データ管理手段22aは、クライアント3aから日付、時間、商品名、個数のカラムデータの要求があること、キャッシュ21a内に既に商品名、価格、個数、店名がキャッシュされていることから要求すべきデータが日付、時間のカラムのデータであることを認識する。そして、データ要求手段23aは、この要求データ管理手段22aからの情報に基づいて、データベースファイル管理サーバ1に対して必要なカラムのデータを要求する。
【0021】
データベースファイル管理サーバ1では、データ要求手段23aから日付、時間のカラムデータの要求を受けると、データ応答手段13が要求データを確認し、データ管理手段12経由でデータベース11から必要なカラムのデータを抽出し、検索サーバ2aに送信する。
【0022】
検索サーバ2aでは、データ応答手段13から日付、時間のカラムデータを受信すると、この受信したカラムデータを要求データ管理手段22a経由でキャッシュ21aにキャッシュする。なお、このときもしキャッシュ21aの格納エリアに空きが無くなってしまった場合、必要なさそうなカラムデータを破棄して(例えばデータの古い順)、その空きエリアに新たなデータをキャッシュする。
図5は、検索サーバ2aがデータベースファイル管理サーバ1に対して3度目のカラムデータの要求をした後のキャッシュ21aの状態例を示す説明図である。図5では、店名のカラムデータを破棄して、そこに日付、時間のカラムデータをキャッシュしている。
【0023】
従来のデータベース検索システムでは、データベースファイル管理サーバ1において、データを行単位(図6参照)で管理していたため、カラムデータ単位でデータを扱うことができなかった。しかし、本実施の形態1におけるデータベース検索システムでは、データベースファイル管理サーバ1において、データをカラム単位(図6参照)で管理し、かつ、検索サーバ2aでカラム単位で必要なデータを要求することにより、テーブル全体やファイル単位でデータをキャッシュする場合と比べて格納エリアの使用量が少なくてすむため、別のテーブルデータを多くキャッシュして格納エリアを効率よく使うことができ、キャッシュミスによるペナルティが減少し、検索性能をあげることができる。また、行単位の検索結果をキャッシュする場合と比べてキャッシュミスによるペナルティが減少し、検索性能をあげることができる。
【0024】
実施の形態2.
上記実施の形態1では、データベースファイル管理サーバ1と検索サーバ2aとがネットワーク4aを介して接続される場合について説明したが、図7に示すように、データベースファイル管理サーバの機能と検索サーバの機能とを同一装置データベースファイル管理・検索サーバ5内に備えるようにしてもよい。この場合、データベースファイル管理サーバと検索サーバとの間のデータのやり取りが、データベースファイル管理・検索サーバ5内で直接行われる以外の動作は、実施の形態1と同様である。
【0025】
実施の形態3.
上記実施の形態1では、検索サーバ2a、2bとクライアント3a〜3dとがネットワーク4b、4cを介して接続される場合について説明したが、図8に示すように、検索サーバの機能とクライアントの機能とを同一装置検索機能付クライアント6a、6b内に備えるようにしてもよい。この場合、検索機能付クライアント6a、6b内で検索を実行する以外の動作は、実施の形態1と同様である。
【0026】
【発明の効果】
以上のように、データベースと、カラム単位で前記データベースを管理するデータベースファイル管理手段と、前記データベースファイル管理手段を介して、前記データベースを検索し、カラム単位でデータをキャッシュする検索手段と、前記検索手段に対して必要なデータを要求する端末装置とを備えることにより、格納エリアを効率よく使うことができ、検索性能を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1における構成図
【図2】データベース11内に保存されているテーブルの例を示す説明図
【図3】データ応答手段13が検索サーバ2aに送信するカラムデータの例を示す説明図
【図4】2度目のカラムデータの要求をした後のキャッシュ21aの状態例を示す説明図
【図5】3度目のカラムデータの要求をした後のキャッシュ21aの状態例を示す説明図
【図6】データベース11内に保存されているテーブルの例を示す説明図
【図7】実施の形態2における構成図
【図8】実施の形態3における構成図
【符号の説明】
1 データベースファイル管理サーバ
2a、2b 検索サーバ
3a、3b、3c、3d クライアント
4a、4b、4c ネットワーク
5 データベースファイル管理・検索サーバ
6a、6b 検索機能付クライアント
11 データベース
12 データ管理手段
13 データ応答手段
21、21a、21b キャッシュ
22、22a、22b 要求データ管理手段
23、23a、23b データ要求手段
Claims (5)
- データベースと、
カラム単位で前記データベースを管理するデータベースファイル管理手段と、
前記データベースファイル管理手段を介して、前記データベースを検索し、カラム単位でデータをキャッシュする検索手段と、
前記検索手段に対して必要なデータを要求する端末装置
とを備えることを特徴とするデータベース検索システム。 - 前記データベースファイル管理手段と、検索手段とを同一装置内に備えることを特徴とする請求項1記載のデータベース検索システム。
- 前記検索手段を前記端末装置内に備えることを特徴とする請求項1記載のデータベース検索システム。
- 前記データベースファイル管理手段は、
前記検索手段からのカラムデータの要求を受け、要求されたカラムデータを前記検索手段に返すデータ応答手段と、
前記データ応答手段からの指示に基づいて、前記データベースから必要なカラムデータを前記データ応答手段に返すデータ管理手段と
を備えることを特徴とする請求項1記載のデータベース検索システム。 - 前記検索手段は、
キャッシュと、
前記端末装置からの検索要求に基づいて、必要なデータが前記キャッシュ内に存在するかどうかを調べ、その情報を出力する要求データ管理手段と、
前記要求データ管理手段から出力された情報に基づいて、前記データベースファイル管理手段に必要なカラムデータを要求するデータ要求手段と
を備えることを特徴とする請求項1記載のデータベース検索システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003043947A JP2004252828A (ja) | 2003-02-21 | 2003-02-21 | データベース検索システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003043947A JP2004252828A (ja) | 2003-02-21 | 2003-02-21 | データベース検索システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004252828A true JP2004252828A (ja) | 2004-09-09 |
Family
ID=33026796
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003043947A Abandoned JP2004252828A (ja) | 2003-02-21 | 2003-02-21 | データベース検索システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004252828A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009187280A (ja) * | 2008-02-06 | 2009-08-20 | Nec Corp | 端末装置、データ検索システム、データ検索方法およびデータ検索プログラム |
JP2009216669A (ja) * | 2008-03-12 | 2009-09-24 | Aisin Aw Co Ltd | 目的地設定支援装置、及び目的地設定支援プログラム |
WO2013168222A1 (ja) * | 2012-05-08 | 2013-11-14 | 1stホールディングス株式会社 | データ処理システム、サーバ、クライアント、データ管理用プログラム |
JP2016053814A (ja) * | 2014-09-03 | 2016-04-14 | 富士通株式会社 | データ検索制御プログラム、コンピュータ、およびデータ検索制御方法 |
JP2019135637A (ja) * | 2018-02-05 | 2019-08-15 | 北京智明星通科技股▲ふん▼有限公司Beijing Elex Technology Co., Ltd. | 情報処理方法、情報処理装置、サーバ及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
-
2003
- 2003-02-21 JP JP2003043947A patent/JP2004252828A/ja not_active Abandoned
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JP4636391B2 (ja) * | 2008-03-12 | 2011-02-23 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | 目的地設定支援装置、及び目的地設定支援プログラム |
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