JP2004013345A - 情報提供システム及び情報提供プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】ウェブページの表示処理の高速化による応答時間の削減
【解決手段】ウェブサーバ10は、キャッシュデータ格納領域40内のコンテンツデータの取得,変換並びに格納処理を行うキャッシュデータ処理部22と、コンテンツDB30内のコンテンツデータの検索処理を行うコンテンツ検索処理部23と、提供するウェブページに第一動的コンテンツ表示領域並びに第二動的コンテンツ表示領域が存在するか否かを判断すると共に、その判断結果に基づいて、前記キャッシュデータ処理部22並びに前記コンテンツ検索処理部23により該当データを取得してウェブページの生成処理を行うウェブページ生成処理部21と、を具備している。
【選択図】 図1
【解決手段】ウェブサーバ10は、キャッシュデータ格納領域40内のコンテンツデータの取得,変換並びに格納処理を行うキャッシュデータ処理部22と、コンテンツDB30内のコンテンツデータの検索処理を行うコンテンツ検索処理部23と、提供するウェブページに第一動的コンテンツ表示領域並びに第二動的コンテンツ表示領域が存在するか否かを判断すると共に、その判断結果に基づいて、前記キャッシュデータ処理部22並びに前記コンテンツ検索処理部23により該当データを取得してウェブページの生成処理を行うウェブページ生成処理部21と、を具備している。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、大量のコンテンツを保有し、情報発信を主とするウェブサイトにおいて、ウェブページの表示を高速化し、ウェブページの提供に要する応答時間を削減することができる情報提供システム及び情報提供プログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、膨大な量のコンテンツをデータベースに保有し、インターネット等のネットワークを介して情報の発信を行うウェブサイトでは、クライアントのブラウザからのウェブページ要求に対して、ウェブサーバ側で取得するパラメータに従ってデータベースから必要な数だけコンテンツを抽出し、静的な文書と組み合わせてウェブページを生成し、当該ウェブページをクライアントに送信する方法が一般的なものとなっている。
【0003】
しかし上記技術では、クライアントからのページ要求に対し、常にウェブサーバ側でウェブページ生成処理を行わなければならないので、ウェブサーバ側ではページ要求の度にウェブページ生成処理に時間を要することとなり、その結果クライアントへの応答時間の増加を招くことになる。
【0004】
そこで一般的には、上記従来技術に加えてウェブページキャッシュを利用することで、クライアントへの応答時間の削減を実現させている。このウェブページキャッシュとは、ウェブサーバにて生成されたウェブページをウェブサーバのメモリ等に保存しておき、それ以降のアクセスに対しては、メモリ等に保存されたウェブページを使用することでウェブページ生成処理を行わないようにする技術である。従来はウェブサーバにおいてこのキャッシュ技術を用いることで、一度利用したデータを二度目以降は迅速に引き出すことができるようになり、その結果クライアントへの応答時間の削減を実現させていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、近年ではウェブページ要求を行ったクライアントの情報に応じてコンテンツを抽出し、そのコンテンツに基づいて生成されるパーソナライズドページを提供するウェブサイトが増加している。このパーソナライズドページは、ウェブページ要求を行ったクライアント毎に生成されたものであり、クライアント毎に内容の異なるウェブページである。このようなパーソナライズドページを提供するにあたって上記ウェブページキャッシュ技術を用いると、ページ要求を行ったクライアント数に比例してキャッシュ数が増加するため、ウェブサーバのメモリが大量に必要となるという不都合が生じていた。
【0006】
また、ページ内に複数の領域を持ち、各領域にコンテンツが表示されて成るウェブページで、一部の領域に表示されるコンテンツがページ要求の度に異なるウェブページについては、ウェブページキャッシュを使用できないという不都合が生じていた。
【0007】
そこで本発明の目的は、上記不都合を解消し、ウェブページに対して部分的にキャッシュを行うことにより、従来ではキャッシュ技術を適用できなかったウェブページに対しても適用可能であり、ウェブサーバにおけるメモリの消費量を削減すると共に、クライアントへの応答時間を削減することを可能とする情報提供システム及び情報提供プログラムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の情報提供システムは、クライアントに提供するコンテンツを有するウェブサーバと、当該ウェブサーバからコンテンツの提供を受けるクライアント端末とが通信ネットワークを介して接続されて成り、前記ウェブサーバが、クライアントからの要求の度に毎回動的に表示される第一動的コンテンツ表示領域のコンテンツデータを格納するコンテンツデータベースと、要求元のクライアントの情報に基づいて表示内容をパーソナライズしたウェブページについて、第二動的コンテンツ表示領域のコンテンツデータ並びに静的コンテンツ表示領域のコンテンツデータを部分キャッシュして格納するキャッシュデータ格納領域と、前記キャッシュデータ格納領域内のコンテンツデータの取得,変換並びに格納処理を行うキャッシュデータ処理部と、前記コンテンツデータベース内のコンテンツデータの検索処理を行うコンテンツ検索処理部と、提供するウェブページに前記第一動的コンテンツ表示領域並びに第二動的コンテンツ表示領域が存在するか否かを判断すると共に、その判断結果に基づいて、前記キャッシュデータ処理部並びに前記コンテンツ検索処理部から該当データを取得してウェブページの生成処理を行うウェブページ生成処理部と、を具備している。
【0009】
また本発明は、提供するウェブページに前記第一動的コンテンツ表示領域並びに第二動的コンテンツ表示領域が存在するか否かを判断する表示領域存在判断機能と、表示領域の存在判断の結果に基づき前記コンテンツデータベース並びに前記キャッシュデータ格納領域から該当データを検索し取得するコンテンツ検索処理機能と、取得したコンテンツデータに基づきウェブページを生成するウェブページ生成処理機能と、をウェブサーバに実現させる情報提供プログラムによっても、上記目的を達成することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態に係る情報提供システムについて図面を参照して説明する。図1は、本実施形態に係る情報提供システム1の構成を示すブロック図である。
【0011】
図1に示されるように、本実施形態に係る情報提供システム1は、コンテンツを有するウェブサーバ10と、当該ウェブサーバ10からコンテンツの提供を受けるクライアント端末60とが、インターネット等の通信ネットワーク50を介して接続されて構成される。尚、本実施形態のシステムは、一台のウェブサーバ10と二台のクライアント端末60a,60bとから構成されているが、これらの台数は必ずしも上記台数に限定されるものではない。
【0012】
前記ウェブサーバ10は、ウェブページの表示処理等の各種データ処理動作を制御するウェブページ処理装置20と、ウェブサイトが保有する大量のコンテンツを格納するコンテンツデータベース(以下、コンテンツDBという)30と、キャッシュしたデータを格納するキャッシュデータ格納領域40とを備えている。
【0013】
また、前記ウェブページ処理装置20は、ウェブページの生成処理を行うウェブページ生成処理部21と、ウェブページ内における後述のキャッシュ指定領域のデータ(以下、キャッシュデータという)の取得処理,変換処理,格納処理を行うキャッシュデータ処理部22と、前記コンテンツDB30からコンテンツの検索処理を行うコンテンツ検索処理部23とを備えている。
【0014】
また、前記クライアント端末60a,60bは、ユーザがデータを入力するために用いる入力部と、ウェブサーバから受信したデータを外部に表示する表示部と、データ表示処理動作を制御する制御装置とを備えている。
【0015】
次に、ウェブサーバ10より提供されるウェブページ70のレイアウト構成について説明する。本実施形態におけるウェブページ70は、例えば図2に示すように、クライアント端末60a,60b毎のページ要求に応じて動的にコンテンツを表示する動的コンテンツ表示領域80と、ウェブページ内に直接入力されたHTML文書が表示される静的コンテンツ表示領域90とを有している。尚、本実施形態のウェブページレイアウトは、二箇所の動的コンテンツ表示領域80a,80bと一箇所の静的コンテンツ表示領域90とから構成されているが、必ずしもこれに限定されるものではない。
【0016】
また本実施形態では、上記の二種類の動的コンテンツ表示領域80a,80bを、第一動的コンテンツ表示領域80aと第二動的コンテンツ表示領域80bとに区別している。第一動的コンテンツ表示領域80aは、例えば用語検索やページ内検索のコンテンツのように、ウェブページがクライアント端末60a,60bから要求される度に前記コンテンツDB30からランダムに検索された結果が動的に表示される領域である。つまり、第一動的コンテンツ表示領域80aには、用語検索のように、クライアント端末60a,60bから要求される度に表示するコンテンツが変わるため、要求の度にコンテンツDB30から該当データが取得され、表示される。また、第二動的コンテンツ表示領域80bは、ウェブページ要求元のクライアントの情報に基づいて表示内容をパーソナライズしたコンテンツを、後述のようにコンテンツDB30あるいはキャッシュデータ格納領域40から検索し、表示する領域である。つまり、第二動的コンテンツ表示領域80bには、過去にアクセスしたことのあるクライアントが再度アクセスしてきた時に、初回のアクセス時にパーソナライズしたコンテンツデータがキャッシュデータ格納領域40から取得され、表示される。
【0017】
また本実施形態では、ウェブページ70において、第二動的コンテンツ表示領域80bには、クライアント端末60a,60bの端末名をキャッシュ名としたキャッシュ指定領域100が指定されているものとする。例えば、クライアント端末60aからのページ要求の場合はキャッシュ名“60a”を指定したキャッシュ指定領域100が指定されているものとする。また、静的コンテンツ表示領域90には、キャッシュ名“static”を指定したキャッシュ指定領域110が指定されているものとする。尚、キャッシュ名は上記のようにクライアント端末名を用いて設定することに限定されず、任意にキャッシュ名の設定が可能である。
【0018】
以上のような構成を持つ情報提供システム1において、クライアント端末60a,60bからのウェブページ要求に対するウェブサーバ10のウェブページ提供処理動作手順について、図3から図5を用いて以下説明する。
【0019】
まず、クライアント端末60a(あるいはクライアント端末60b)からウェブページ70を要求されたときのウェブサーバ10におけるウェブページ生成処理手順について、図3を用いて説明する。尚、本実施形態では、クライアント端末60aからページ要求があった場合について以下説明する。
【0020】
まず、クライアント端末60aからウェブページ70の表示要求が送信されると、前記ウェブサーバ10は、クライアント端末60aからのページ要求を受信し(ステップ201)、ウェブページ処理装置20内のウェブページ生成処理部21がウェブページ70のページ生成処理を開始する(ステップ202)。
【0021】
まず、ウェブページ生成処理部21が、ウェブサーバ10の提供するウェブページ70内に第一動的コンテンツ表示領域80aがあると判断すると(ステップ203)、当該第一動的コンテンツ表示領域80aについて動的コンテンツ表示処理が行われる(ステップ204)。続いてウェブページ生成処理部21が、ウェブサーバ10の提供するウェブページ70内に第二動的コンテンツ表示領域80bがあると判断すると(ステップ205)、当該第二動的コンテンツ表示領域80bについてはキャッシュ指定領域100が既に指定されているので、キャッシュ名“60a”でキャッシュ変換処理が行われる(ステップ206)。さらにウェブページ70内の静的コンテンツ表示領域90では、キャッシュ指定領域110が指定されているので、キャッシュ名“static”でキャッシュ変換処理が行われる(ステップ207)。
【0022】
以上のようにして生成されたウェブページ70を、ウェブページ生成処理部21が、提供先のクライアント端末60aに送信する(ステップ208)。クライアント端末60aは、ウェブページ生成処理部21から受信したウェブページ70を表示部に表示する(ステップ209)。以上のようにして、ウェブサーバ10は、クライアント端末60aからのページ要求に応じて、クライアント端末60aにウェブページ70を表示する。
【0023】
このように、本実施形態では以上の手順でウェブページが生成処理されることとなるが、上記ステップ204における第一動的コンテンツ表示領域80aについて動的コンテンツ表示処理の処理手順と、上記ステップ206,207におけるキャッシュ変換処理の処理手順について、それぞれ図4,図5を用いて以下詳細に説明する。
【0024】
まず、ウェブページ内における第一動的コンテンツ表示領域80aのコンテンツ表示手順について、図4を用いて説明する。ウェブサーバ10が提供するウェブページ内に第一動的コンテンツ表示領域80aがある場合、ウェブサーバ10におけるウェブページ処理装置20内のウェブページ生成処理部21は、クライアント端末60a,60bからの要求に基づいてコンテンツ検索処理部23にコンテンツ取得要求を行う(ステップ301)。コンテンツ取得要求を受けたコンテンツ検索処理部23は、要求を満たすコンテンツデータをコンテンツDB30から取得し(ステップ302)、この取得したコンテンツデータをウェブページ生成処理部21に送信する(ステップ303)。ウェブページ処理部21は受信したコンテンツデータに基づき、第一動的コンテンツ表示領域80aにコンテンツを表示する(ステップ304)。以上のようにして、第一動的コンテンツ表示領域80aに、クライアント端末60a,60bからの要求に応じたコンテンツが表示される。
【0025】
次に、ウェブページ内のキャッシュ指定領域100,110におけるキャッシュデータ変換処理手順について、図5を用いて説明する。まず、ウェブサーバ10が提供するウェブページ内にキャッシュ指定領域100,110がある場合、ウェブページ処置装置20内のウェブページ生成処理部21は、キャッシュデータ処理部22にキャッシュデータ変換要求を行う(ステップ401)。ここでキャッシュデータ変換要求を受けたキャッシュデータ処理部22は、キャッシュ名に基づいてキャッシュデータ格納領域40に該当するキャッシュデータが存在するか否か検索する(ステップ402)。
【0026】
ステップ302における検索の結果、該当キャッシュデータがキャッシュデータ格納領域40に存在する場合(ステップ403)、キャッシュデータ処理部22は、キャッシュデータ格納領域40から該当キャッシュデータを取得し(ステップ404)、ウェブページ内のキャッシュ指定領域100,110にそのキャッシュデータを表示する(ステップ405)。一方、キャッシュデータが存在しない場合には(ステップ403)、キャッシュデータ処理部22は、キャッシュ指定領域100,110に指定されたページの表示処理を実行し(ステップ406)、コンテンツDB30からページデータを取得してキャッシュ指定領域100,110へ表示する処理と、当該ページデータにキャッシュ名を指定してキャッシュデータ格納領域40へ格納する処理とを実行する(ステップ407,408)。
【0027】
上記のステップ405あるいはステップ408の処理終了後、キャッシュデータ処理部22はウェブページ生成処理部21に処理完了の旨を通知する(ステップ409)。以上のようにして、ウェブページ内のキャッシュ指定領域100,110に、該当するキャッシュデータが変換,表示される。
【0028】
以上のように、本実施形態の情報提供システムは、例えば旅行会社のウェブページにおいて、旅行会社が期間ごとにお勧めの旅行プランを提示するコンテンツを第一動的コンテンツ表示領域80aに表示し、利用者が過去に利用したプランに関係したその人だけにお勧めする旅行プランを提示するコンテンツを第二動的コンテンツ表示領域80bに表示する場合等、第一動的コンテンツ表示領域80aと第二動的コンテンツ表示領域80bと静的コンテンツ表示領域90とから成るウェブページについて有効に利用することができる。尚、本実施形態の情報提供システムは、図3に示すようにウェブページ生成処理部21が第一動的および第二動的の存在有無を確認する機能を有することから、上記のような第一動的コンテンツ表示領域80aと第二動的コンテンツ表示領域80bと静的静的コンテンツ表示領域90とから成るウェブページについてのみならず、静的コンテンツ表示領域90のみから成るウェブページ,第一動的コンテンツ表示領域80aと静的静的コンテンツ表示領域90とから成るウェブページ,又は会員専用ページのような第二動的コンテンツ表示領域80bと静的静的コンテンツ表示領域90とから成るウェブページについても利用可能である。
【0029】
以上のように、本実施形態に係る情報提供システム1のウェブサーバ10において、ウェブページの複数の表示領域を部分的にキャッシュしておき、クライアント端末60a,60bからのページ要求に応じて図3から図5に示す処理を行うことで、ウェブページの表示を高速化することができ、その結果、ページ要求するクライアント端末60a,60bへの応答時間を削減することができる。
【0030】
尚、上記実施形態では、ウェブページの複数の表示領域を部分的にキャッシュすることによってウェブページの表示の高速化,応答時間の短縮化を実現する情報提供システム1について説明しているが、この情報提供システム1内のウェブサーバ10に、提供するウェブページに前記第一動的コンテンツ表示領域並びに第二動的コンテンツ表示領域が存在するか否かを判断する表示領域存在判断機能と、表示領域の存在判断の結果に基づき前記コンテンツデータベース並びに前記キャッシュデータ格納領域から該当データを検索し取得するコンテンツ検索処理機能と、取得したコンテンツデータに基づきウェブページを生成するウェブページ生成処理機能とを当該ウェブサーバ10に実現させる情報提供プログラムを格納し、この情報提供プログラムによってウェブサーバ10が情報提供システム1において上記機能を実現するようにしても、上記効果を達成することができる。
【0031】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、例えばページ内の複数の表示領域の内、一部の領域に表示されるコンテンツがページ要求の度に異なるウェブページのように、従来キャッシュを設定できなかったウェブページに対しても部分キャッシュを適用することができ、その結果、ウェブサーバにおけるメモリの消費量を削減すると共に、ウェブページの処理が高速化され、クライアントへの応答時間を削減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る情報提供システムの要部構成を示すブロック図である。
【図2】本実施形態に係る情報提供システムが対象とする部分キャッシュを用いたウェブページの構成の一例を示す図である。
【図3】本実施形態に係る情報提供システムによるウェブページの提供処理動作手順を示すフローチャートである。
【図4】本実施形態に係る情報提供システムによるウェブページの第一動的コンテンツ領域の表示処理動作手順を示すフローチャートである。
【図5】本実施形態に係る情報提供システムによるウェブページのキャッシュデータ変換処理動作手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…情報提供システム、10…ウェブサーバ、20…ウェブページ処理装置、21…ウェブページ生成処理部、22…キャッシュデータ処理部、23…コンテンツ検索処理部、30…コンテンツデータベース(コンテンツDB)、40…キャッシュデータ格納領域、50…通信ネットワーク、60a,60b…クライアント端末。
【発明の属する技術分野】
本発明は、大量のコンテンツを保有し、情報発信を主とするウェブサイトにおいて、ウェブページの表示を高速化し、ウェブページの提供に要する応答時間を削減することができる情報提供システム及び情報提供プログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、膨大な量のコンテンツをデータベースに保有し、インターネット等のネットワークを介して情報の発信を行うウェブサイトでは、クライアントのブラウザからのウェブページ要求に対して、ウェブサーバ側で取得するパラメータに従ってデータベースから必要な数だけコンテンツを抽出し、静的な文書と組み合わせてウェブページを生成し、当該ウェブページをクライアントに送信する方法が一般的なものとなっている。
【0003】
しかし上記技術では、クライアントからのページ要求に対し、常にウェブサーバ側でウェブページ生成処理を行わなければならないので、ウェブサーバ側ではページ要求の度にウェブページ生成処理に時間を要することとなり、その結果クライアントへの応答時間の増加を招くことになる。
【0004】
そこで一般的には、上記従来技術に加えてウェブページキャッシュを利用することで、クライアントへの応答時間の削減を実現させている。このウェブページキャッシュとは、ウェブサーバにて生成されたウェブページをウェブサーバのメモリ等に保存しておき、それ以降のアクセスに対しては、メモリ等に保存されたウェブページを使用することでウェブページ生成処理を行わないようにする技術である。従来はウェブサーバにおいてこのキャッシュ技術を用いることで、一度利用したデータを二度目以降は迅速に引き出すことができるようになり、その結果クライアントへの応答時間の削減を実現させていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、近年ではウェブページ要求を行ったクライアントの情報に応じてコンテンツを抽出し、そのコンテンツに基づいて生成されるパーソナライズドページを提供するウェブサイトが増加している。このパーソナライズドページは、ウェブページ要求を行ったクライアント毎に生成されたものであり、クライアント毎に内容の異なるウェブページである。このようなパーソナライズドページを提供するにあたって上記ウェブページキャッシュ技術を用いると、ページ要求を行ったクライアント数に比例してキャッシュ数が増加するため、ウェブサーバのメモリが大量に必要となるという不都合が生じていた。
【0006】
また、ページ内に複数の領域を持ち、各領域にコンテンツが表示されて成るウェブページで、一部の領域に表示されるコンテンツがページ要求の度に異なるウェブページについては、ウェブページキャッシュを使用できないという不都合が生じていた。
【0007】
そこで本発明の目的は、上記不都合を解消し、ウェブページに対して部分的にキャッシュを行うことにより、従来ではキャッシュ技術を適用できなかったウェブページに対しても適用可能であり、ウェブサーバにおけるメモリの消費量を削減すると共に、クライアントへの応答時間を削減することを可能とする情報提供システム及び情報提供プログラムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の情報提供システムは、クライアントに提供するコンテンツを有するウェブサーバと、当該ウェブサーバからコンテンツの提供を受けるクライアント端末とが通信ネットワークを介して接続されて成り、前記ウェブサーバが、クライアントからの要求の度に毎回動的に表示される第一動的コンテンツ表示領域のコンテンツデータを格納するコンテンツデータベースと、要求元のクライアントの情報に基づいて表示内容をパーソナライズしたウェブページについて、第二動的コンテンツ表示領域のコンテンツデータ並びに静的コンテンツ表示領域のコンテンツデータを部分キャッシュして格納するキャッシュデータ格納領域と、前記キャッシュデータ格納領域内のコンテンツデータの取得,変換並びに格納処理を行うキャッシュデータ処理部と、前記コンテンツデータベース内のコンテンツデータの検索処理を行うコンテンツ検索処理部と、提供するウェブページに前記第一動的コンテンツ表示領域並びに第二動的コンテンツ表示領域が存在するか否かを判断すると共に、その判断結果に基づいて、前記キャッシュデータ処理部並びに前記コンテンツ検索処理部から該当データを取得してウェブページの生成処理を行うウェブページ生成処理部と、を具備している。
【0009】
また本発明は、提供するウェブページに前記第一動的コンテンツ表示領域並びに第二動的コンテンツ表示領域が存在するか否かを判断する表示領域存在判断機能と、表示領域の存在判断の結果に基づき前記コンテンツデータベース並びに前記キャッシュデータ格納領域から該当データを検索し取得するコンテンツ検索処理機能と、取得したコンテンツデータに基づきウェブページを生成するウェブページ生成処理機能と、をウェブサーバに実現させる情報提供プログラムによっても、上記目的を達成することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態に係る情報提供システムについて図面を参照して説明する。図1は、本実施形態に係る情報提供システム1の構成を示すブロック図である。
【0011】
図1に示されるように、本実施形態に係る情報提供システム1は、コンテンツを有するウェブサーバ10と、当該ウェブサーバ10からコンテンツの提供を受けるクライアント端末60とが、インターネット等の通信ネットワーク50を介して接続されて構成される。尚、本実施形態のシステムは、一台のウェブサーバ10と二台のクライアント端末60a,60bとから構成されているが、これらの台数は必ずしも上記台数に限定されるものではない。
【0012】
前記ウェブサーバ10は、ウェブページの表示処理等の各種データ処理動作を制御するウェブページ処理装置20と、ウェブサイトが保有する大量のコンテンツを格納するコンテンツデータベース(以下、コンテンツDBという)30と、キャッシュしたデータを格納するキャッシュデータ格納領域40とを備えている。
【0013】
また、前記ウェブページ処理装置20は、ウェブページの生成処理を行うウェブページ生成処理部21と、ウェブページ内における後述のキャッシュ指定領域のデータ(以下、キャッシュデータという)の取得処理,変換処理,格納処理を行うキャッシュデータ処理部22と、前記コンテンツDB30からコンテンツの検索処理を行うコンテンツ検索処理部23とを備えている。
【0014】
また、前記クライアント端末60a,60bは、ユーザがデータを入力するために用いる入力部と、ウェブサーバから受信したデータを外部に表示する表示部と、データ表示処理動作を制御する制御装置とを備えている。
【0015】
次に、ウェブサーバ10より提供されるウェブページ70のレイアウト構成について説明する。本実施形態におけるウェブページ70は、例えば図2に示すように、クライアント端末60a,60b毎のページ要求に応じて動的にコンテンツを表示する動的コンテンツ表示領域80と、ウェブページ内に直接入力されたHTML文書が表示される静的コンテンツ表示領域90とを有している。尚、本実施形態のウェブページレイアウトは、二箇所の動的コンテンツ表示領域80a,80bと一箇所の静的コンテンツ表示領域90とから構成されているが、必ずしもこれに限定されるものではない。
【0016】
また本実施形態では、上記の二種類の動的コンテンツ表示領域80a,80bを、第一動的コンテンツ表示領域80aと第二動的コンテンツ表示領域80bとに区別している。第一動的コンテンツ表示領域80aは、例えば用語検索やページ内検索のコンテンツのように、ウェブページがクライアント端末60a,60bから要求される度に前記コンテンツDB30からランダムに検索された結果が動的に表示される領域である。つまり、第一動的コンテンツ表示領域80aには、用語検索のように、クライアント端末60a,60bから要求される度に表示するコンテンツが変わるため、要求の度にコンテンツDB30から該当データが取得され、表示される。また、第二動的コンテンツ表示領域80bは、ウェブページ要求元のクライアントの情報に基づいて表示内容をパーソナライズしたコンテンツを、後述のようにコンテンツDB30あるいはキャッシュデータ格納領域40から検索し、表示する領域である。つまり、第二動的コンテンツ表示領域80bには、過去にアクセスしたことのあるクライアントが再度アクセスしてきた時に、初回のアクセス時にパーソナライズしたコンテンツデータがキャッシュデータ格納領域40から取得され、表示される。
【0017】
また本実施形態では、ウェブページ70において、第二動的コンテンツ表示領域80bには、クライアント端末60a,60bの端末名をキャッシュ名としたキャッシュ指定領域100が指定されているものとする。例えば、クライアント端末60aからのページ要求の場合はキャッシュ名“60a”を指定したキャッシュ指定領域100が指定されているものとする。また、静的コンテンツ表示領域90には、キャッシュ名“static”を指定したキャッシュ指定領域110が指定されているものとする。尚、キャッシュ名は上記のようにクライアント端末名を用いて設定することに限定されず、任意にキャッシュ名の設定が可能である。
【0018】
以上のような構成を持つ情報提供システム1において、クライアント端末60a,60bからのウェブページ要求に対するウェブサーバ10のウェブページ提供処理動作手順について、図3から図5を用いて以下説明する。
【0019】
まず、クライアント端末60a(あるいはクライアント端末60b)からウェブページ70を要求されたときのウェブサーバ10におけるウェブページ生成処理手順について、図3を用いて説明する。尚、本実施形態では、クライアント端末60aからページ要求があった場合について以下説明する。
【0020】
まず、クライアント端末60aからウェブページ70の表示要求が送信されると、前記ウェブサーバ10は、クライアント端末60aからのページ要求を受信し(ステップ201)、ウェブページ処理装置20内のウェブページ生成処理部21がウェブページ70のページ生成処理を開始する(ステップ202)。
【0021】
まず、ウェブページ生成処理部21が、ウェブサーバ10の提供するウェブページ70内に第一動的コンテンツ表示領域80aがあると判断すると(ステップ203)、当該第一動的コンテンツ表示領域80aについて動的コンテンツ表示処理が行われる(ステップ204)。続いてウェブページ生成処理部21が、ウェブサーバ10の提供するウェブページ70内に第二動的コンテンツ表示領域80bがあると判断すると(ステップ205)、当該第二動的コンテンツ表示領域80bについてはキャッシュ指定領域100が既に指定されているので、キャッシュ名“60a”でキャッシュ変換処理が行われる(ステップ206)。さらにウェブページ70内の静的コンテンツ表示領域90では、キャッシュ指定領域110が指定されているので、キャッシュ名“static”でキャッシュ変換処理が行われる(ステップ207)。
【0022】
以上のようにして生成されたウェブページ70を、ウェブページ生成処理部21が、提供先のクライアント端末60aに送信する(ステップ208)。クライアント端末60aは、ウェブページ生成処理部21から受信したウェブページ70を表示部に表示する(ステップ209)。以上のようにして、ウェブサーバ10は、クライアント端末60aからのページ要求に応じて、クライアント端末60aにウェブページ70を表示する。
【0023】
このように、本実施形態では以上の手順でウェブページが生成処理されることとなるが、上記ステップ204における第一動的コンテンツ表示領域80aについて動的コンテンツ表示処理の処理手順と、上記ステップ206,207におけるキャッシュ変換処理の処理手順について、それぞれ図4,図5を用いて以下詳細に説明する。
【0024】
まず、ウェブページ内における第一動的コンテンツ表示領域80aのコンテンツ表示手順について、図4を用いて説明する。ウェブサーバ10が提供するウェブページ内に第一動的コンテンツ表示領域80aがある場合、ウェブサーバ10におけるウェブページ処理装置20内のウェブページ生成処理部21は、クライアント端末60a,60bからの要求に基づいてコンテンツ検索処理部23にコンテンツ取得要求を行う(ステップ301)。コンテンツ取得要求を受けたコンテンツ検索処理部23は、要求を満たすコンテンツデータをコンテンツDB30から取得し(ステップ302)、この取得したコンテンツデータをウェブページ生成処理部21に送信する(ステップ303)。ウェブページ処理部21は受信したコンテンツデータに基づき、第一動的コンテンツ表示領域80aにコンテンツを表示する(ステップ304)。以上のようにして、第一動的コンテンツ表示領域80aに、クライアント端末60a,60bからの要求に応じたコンテンツが表示される。
【0025】
次に、ウェブページ内のキャッシュ指定領域100,110におけるキャッシュデータ変換処理手順について、図5を用いて説明する。まず、ウェブサーバ10が提供するウェブページ内にキャッシュ指定領域100,110がある場合、ウェブページ処置装置20内のウェブページ生成処理部21は、キャッシュデータ処理部22にキャッシュデータ変換要求を行う(ステップ401)。ここでキャッシュデータ変換要求を受けたキャッシュデータ処理部22は、キャッシュ名に基づいてキャッシュデータ格納領域40に該当するキャッシュデータが存在するか否か検索する(ステップ402)。
【0026】
ステップ302における検索の結果、該当キャッシュデータがキャッシュデータ格納領域40に存在する場合(ステップ403)、キャッシュデータ処理部22は、キャッシュデータ格納領域40から該当キャッシュデータを取得し(ステップ404)、ウェブページ内のキャッシュ指定領域100,110にそのキャッシュデータを表示する(ステップ405)。一方、キャッシュデータが存在しない場合には(ステップ403)、キャッシュデータ処理部22は、キャッシュ指定領域100,110に指定されたページの表示処理を実行し(ステップ406)、コンテンツDB30からページデータを取得してキャッシュ指定領域100,110へ表示する処理と、当該ページデータにキャッシュ名を指定してキャッシュデータ格納領域40へ格納する処理とを実行する(ステップ407,408)。
【0027】
上記のステップ405あるいはステップ408の処理終了後、キャッシュデータ処理部22はウェブページ生成処理部21に処理完了の旨を通知する(ステップ409)。以上のようにして、ウェブページ内のキャッシュ指定領域100,110に、該当するキャッシュデータが変換,表示される。
【0028】
以上のように、本実施形態の情報提供システムは、例えば旅行会社のウェブページにおいて、旅行会社が期間ごとにお勧めの旅行プランを提示するコンテンツを第一動的コンテンツ表示領域80aに表示し、利用者が過去に利用したプランに関係したその人だけにお勧めする旅行プランを提示するコンテンツを第二動的コンテンツ表示領域80bに表示する場合等、第一動的コンテンツ表示領域80aと第二動的コンテンツ表示領域80bと静的コンテンツ表示領域90とから成るウェブページについて有効に利用することができる。尚、本実施形態の情報提供システムは、図3に示すようにウェブページ生成処理部21が第一動的および第二動的の存在有無を確認する機能を有することから、上記のような第一動的コンテンツ表示領域80aと第二動的コンテンツ表示領域80bと静的静的コンテンツ表示領域90とから成るウェブページについてのみならず、静的コンテンツ表示領域90のみから成るウェブページ,第一動的コンテンツ表示領域80aと静的静的コンテンツ表示領域90とから成るウェブページ,又は会員専用ページのような第二動的コンテンツ表示領域80bと静的静的コンテンツ表示領域90とから成るウェブページについても利用可能である。
【0029】
以上のように、本実施形態に係る情報提供システム1のウェブサーバ10において、ウェブページの複数の表示領域を部分的にキャッシュしておき、クライアント端末60a,60bからのページ要求に応じて図3から図5に示す処理を行うことで、ウェブページの表示を高速化することができ、その結果、ページ要求するクライアント端末60a,60bへの応答時間を削減することができる。
【0030】
尚、上記実施形態では、ウェブページの複数の表示領域を部分的にキャッシュすることによってウェブページの表示の高速化,応答時間の短縮化を実現する情報提供システム1について説明しているが、この情報提供システム1内のウェブサーバ10に、提供するウェブページに前記第一動的コンテンツ表示領域並びに第二動的コンテンツ表示領域が存在するか否かを判断する表示領域存在判断機能と、表示領域の存在判断の結果に基づき前記コンテンツデータベース並びに前記キャッシュデータ格納領域から該当データを検索し取得するコンテンツ検索処理機能と、取得したコンテンツデータに基づきウェブページを生成するウェブページ生成処理機能とを当該ウェブサーバ10に実現させる情報提供プログラムを格納し、この情報提供プログラムによってウェブサーバ10が情報提供システム1において上記機能を実現するようにしても、上記効果を達成することができる。
【0031】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、例えばページ内の複数の表示領域の内、一部の領域に表示されるコンテンツがページ要求の度に異なるウェブページのように、従来キャッシュを設定できなかったウェブページに対しても部分キャッシュを適用することができ、その結果、ウェブサーバにおけるメモリの消費量を削減すると共に、ウェブページの処理が高速化され、クライアントへの応答時間を削減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る情報提供システムの要部構成を示すブロック図である。
【図2】本実施形態に係る情報提供システムが対象とする部分キャッシュを用いたウェブページの構成の一例を示す図である。
【図3】本実施形態に係る情報提供システムによるウェブページの提供処理動作手順を示すフローチャートである。
【図4】本実施形態に係る情報提供システムによるウェブページの第一動的コンテンツ領域の表示処理動作手順を示すフローチャートである。
【図5】本実施形態に係る情報提供システムによるウェブページのキャッシュデータ変換処理動作手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…情報提供システム、10…ウェブサーバ、20…ウェブページ処理装置、21…ウェブページ生成処理部、22…キャッシュデータ処理部、23…コンテンツ検索処理部、30…コンテンツデータベース(コンテンツDB)、40…キャッシュデータ格納領域、50…通信ネットワーク、60a,60b…クライアント端末。
Claims (2)
- クライアントに提供するコンテンツを有するウェブサーバと、当該ウェブサーバからコンテンツの提供を受けるクライアント端末とが通信ネットワークを介して接続されて成り、
前記ウェブサーバは、
クライアントからの要求の度に毎回動的に表示される第一動的コンテンツ表示領域のコンテンツデータを格納するコンテンツデータベースと、
要求元のクライアントの情報に基づいて表示内容をパーソナライズしたウェブページについて、第二動的コンテンツ表示領域のコンテンツデータ並びに静的コンテンツ表示領域のコンテンツデータを部分キャッシュして格納するキャッシュデータ格納領域と、
前記キャッシュデータ格納領域内のコンテンツデータの取得,変換並びに格納処理を行うキャッシュデータ処理部と、
前記コンテンツデータベース内のコンテンツデータの検索処理を行うコンテンツ検索処理部と、
提供するウェブページに前記第一動的コンテンツ表示領域並びに第二動的コンテンツ表示領域が存在するか否かを判断すると共に、その判断結果に基づいて、前記キャッシュデータ処理部並びに前記コンテンツ検索処理部から該当データを取得してウェブページの生成処理を行うウェブページ生成処理部と、
を具備することを特徴とする情報提供システム。 - ウェブサーバに、提供するウェブページに前記第一動的コンテンツ表示領域並びに第二動的コンテンツ表示領域が存在するか否かを判断する表示領域存在判断機能と、表示領域の存在判断の結果に基づき前記コンテンツデータベース並びに前記キャッシュデータ格納領域から該当データを検索し取得するコンテンツ検索処理機能と、取得したコンテンツデータに基づきウェブページを生成するウェブページ生成処理機能と、を実現させる情報提供プログラム。
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