JP2010102453A - Webページ閲覧方法、情報処理装置およびWebページ閲覧プログラム - Google Patents

Webページ閲覧方法、情報処理装置およびWebページ閲覧プログラム Download PDF

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Abstract


【課題】 Webサイトをオフライン状態であるときにリンク情報により指定されるWebリソースを適宜選択してWebブラウザにて利用できるWebページ閲覧方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 Webリソース取得部303は、取得したWebリソースをWebリソース記憶部117に記憶させる。そして、Webブラウザ120が、Webリソースの取得要求(宛先URLが付与されている)を行うと、エイリアス付きWebリソース選択部113は、宛先URLに基づいて、複数のWebリソースから一のWebリソースを選択し、Webリソース読出部112は、選択されたWebリソースを取得し、Webブラウザ120は、取得されたWebリソースを表示するための処理を行う。
【選択図】 図4

Description

本発明は、オフライン状態でWebページを閲覧するためのWebページ閲覧方法、情報処理装置およびWebページ閲覧プログラムに関する。
情報処理端末(ここでは主にデスクトップPCを想定)とWebサーバとの間のネットワーク接続が定常的に確立され、情報処理端末は、ネットワークを介してWebサーバから所望のWebページを取得し、ユーザはそれを閲覧することができる。例えば、情報処理端末にインストールされているWebブラウザが図3に示されるように、Webサーバとの通信を行うことにより、Webページを取得することができる。
すなわち、Webブラウザは、ユーザにより指定されたURL(例えば、HTTP://www.example.com/)を用いてHTTPリクエストを送信する。ここで、該当Webサーバにおけるディレクトリ構成を図2に示す。図2に示すように、Webサーバのルートディレクトリにはindex.htmlが記憶されており、そのディレクトリである/images/には、ad_1.gif、ad_2.gif、ad_3.gifが記憶されている。
このWebサーバは、HTTPリクエストに対するレスポンスとして、記憶されているindex.htmlを返信する。この時のindex.htmlの内容を図1に示す。図1に示されているindex.html(HTMLファイル)を受信したWebブラウザは、その内容を解析する。このindex.htmlには、/images/advertise.gifへのリンク情報が含まれており、Webブラウザはこれを発見し、advertise.gifを取得するためのHTTPリクエストをWebサーバに送信する。なお、図1の例では、/images/advertise.gifへのリンク情報がHTML内に静的に記述されているが、このsrc属性の値はJavaScript等によって動的に生成されるように構成されても良い。
advertise.gifに対するHTTPリクエストを受信したWebサーバは、ad_1.gif、ad_2.gif、ad_3.gifの中から、advertise.gifとして返信すべきものを1つ選択(ここで、WebサーバはCGI(Common Gateway Interface)またはそれに類似の技術を利用して、ad_1.gifを選択したとする)し、それをHTTPレスポンスとしてWebブラウザへ返信する。そして、情報処理端末内のWebブラウザ上では、ad_1.gifの内容が表示されることになる。
その後、暫く経って、ユーザがWebブラウザの更新操作(更新ボタンの押下などによる)を行ったとする。更新操作に応じて、Webブラウザは、改めて前回URL(例えば、HTTP://www.example.com/)へのHTTPリクエストを実施し、index.htmlを取得し、その内容を解析して、/images/advertise.gifを取得するためのHTTPリクエストを送信する。advertise.gifに対する再度のHTTPリクエストを受信したWebサーバは、ad_1.gif、ad_2.gif、ad_3.gifの中から、advertise.gifとして返信すべきものを1つ再選択(今度はad_3.gifが選択されたとする)し、それをHTTPレスポンスとしてWebブラウザへ返信する。そして、情報処理端末内のWebブラウザ上では、ad_3.gifの内容が表示されることになる。
このようにして、WebブラウザとWebサーバとがネットワークで接続されている状況においては、HTTPレスポンスとして返信するWebリソースを選択する処理をWebサーバ側にて実施することにより、端末内のWebブラウザ上に表示される広告画像を適宜変化させることが出来る。
上述技術においては、オフライン状態ではWebページ閲覧することはできない。例えば、ノートPCを電車は飛行機の中で使用している場合、ノートPCなどの情報処理端末はWebサーバとアクセスすることができない。
このようなオフライン状態において、情報処理端末のWebブラウザ上でWebページを閲覧する、いわゆるオフライン化するための技術として、例えば、Google Gearsが知られている。
Gears improving your Web Browser, [online], [平成20年10月20日検索]、インターネット<http://gears.google.com/>
しかしながら、このGoogle Gearsは、オフライン化した状態でWebブラウザへ返信する画像ファイル等のWebリソースを動的に変更することができず、そのためにindex.htmlにJavaScript等によるスクリプトを記述し、Webブラウザ側でWebリソースを選択するようにする方法が考えられる。しかし、既存Webサイトの中には、いまだにスクリプトを用いてWebブラウザ側でWebリソースを選択する方法に対応していないものが存在し、そのようなWebサイトにおいては、情報処理端末では、オフライン化のもとWebリソースの切換を行うことができない。オフライン化のもとでWebリソースの切換を行うことを可能とさせようとすると、既存のWebサイトにおけるindex.htmlを修正する必要がある。例えば、広告画像の選択を行うロジックを実装したスクリプトをindex.htmlへ埋め込むようにする必要がある。しかしながら、既存Webサイトを大幅に作り直すことになるため、当該Webサイトの所有者に多大な労力を課すものである。
そこで、本発明は、上述の課題を解決するために、既存のWebサイトを改修することなく、Webサイトをオフライン化したうえで、端末がWebサーバとのネットワーク接続を確立できない状況における当該Webサイトの閲覧時に、リンク情報により指定されるWebリソース(広告画像ファイルなど)を適宜選択してWebブラウザにて利用できるWebページ閲覧方法、情報処理装置およびWebページ閲覧プログラムを提供することを目的とする。
上述の課題を解決するために、本発明のWebページ閲覧方法は、WebサーバからWebリソースを取得するWebプロキシと、取得したWebリソースを閲覧するためのWebブラウザとを備える情報処理装置のWebページ閲覧方法において、前記Webプロキシが、前記Webサーバから取得対象となるWebリソースを特定するリソース指定ファイルを受信するリソース指定ファイル受信ステップと、前記Webプロキシが、前記リソース指定ファイル受信ステップにおいて受信されたリソース指定ファイルで指定された複数のWebリソースを取得するWebリソース取得ステップと、前記Webプロキシが、前記Webリソース取得ステップにおいて取得された複数のWebリソースを記憶手段に記憶する記憶ステップと、前記Webブラウザにより前記宛先URLが付与されたWebリソースの取得要求が行われると、前記Webプロキシは、前記宛先URLに基づいて、複数のWebリソースから一のWebリソースを選択する選択ステップと、前記選択ステップにおいて選択された一のWebリソースを前記Webブラウザに返信する返信ステップと、を備えている。
を備えている。
この発明によれば、Webサーバから取得対象となるWebリソースを指定するリソース指定ファイルで指定された複数のWebリソースを取得し、これら複数のWebリソースを記憶する。その後、Webブラウザにより宛先URLが付与されたWebリソースの取得要求が行われると、Webプロキシは、宛先URLに基づいて、複数のWebリソースから一のWebリソースを選択し、選択された一のWebリソースを前記Webブラウザに返信することができる。
これにより、Webリソースを提供するWebサイトを特に改修せずに、ネットワークを介することなく、Webリソースを適宜変化させることができる。特に、ネットワーク接続を確立することができない、いわゆるオフライン状態においてもWebリソースを適切変化させることができ、快適なWebページの閲覧環境を提供することができる。
また、本発明のWebページ閲覧方法は、前記リソース指定ファイルは、一または複数の前記Webリソースのうち所定のWebリソースに関連付けられるとともに、当該所定のWebリソースを代表するエイリアス識別子を含み、前記記憶ステップにおいて、前記Webプロキシは、前記リソース指定ファイルにおいて前記エイリアス識別子と関連付けされているWebリソースについては、関連付けられているエイリアス識別子と対応付けて記憶手段に記憶し、前記選択ステップおいて、前記Webプロキシは、前記宛先URLが前記エイリアス識別子と一致している場合には、当該エイリアス識別子に関連付けされている一または複数のWebリソースから一のWebリソースを選択することが好適である。
この発明によれば、一または複数の前記Webリソースのうち所定のWebリソースを代表するエイリアス識別子を用いて、そのエイリアス識別子で指定されているWebリソースから一のWebリソースを選択することができ、Webリソースを提供するWebサイトを特に改修せずに、ネットワークを介することなく、Webリソースを適宜変化させることができる。
また、本発明のWebページ閲覧方法は、前記リソース指定ファイル受信ステップにおいて受信された前記リソース指定ファイルにおいて、複数のWebリソースから一のWebリソースを選択するための選択ロジックファイルが前記エイリアス識別子に対応付けられている場合には、前記記憶ステップにおいて、前記Webプロキシは、前記リソース指定ファイル受信ステップで受信されたリソース指定ファイルにおいて指定されたWebリソースのファイル名、当該複数のWebリソースから一のWebリソースを選択するための選択ロジックファイルのファイル名、および当該Webリソースに対応付けられたエイリアス識別子を対応付けて記憶するとともに、当該選択ロジックファイルを記憶し、前記選択ステップにおいて、前記Webプロキシが、Webブラウザからの取得要求に付与されている宛先URLがエイリアス識別子と一致する場合、当該エイリアス識別子に対応付けされている選択ロジックファイルの選択ロジックにしたがって一のWebリソースを選択することが好適である。
この発明によれば、選択ロジックファイルがリソース指定ファイルにおいてエイリアス識別子で対応付けられている場合には、当該選択ロジックファイルを用いたWebリソースの選択処理を行うことができ、Webリソースの提供側(Webサイト)でWebリソースの選択パターン提供することができ、そのWebリソースに即した選択処理を行うことができる。よって、使い勝手の良いWebページの閲覧環境を提供することができる。
また、本発明のWebページ閲覧方法は、前記選択ステップにおいては、取得要求に付与されている宛先URLにURLパラメータが付与されている場合には、前記選択ロジックは、前記URLパラメータを用いた選択処理を行うことが好適である。
これにより、URLパラメータに基づいて選択処理を行うことができ、より使い勝手の良い選択処理を実行することができる。
また、本発明のWebページ閲覧方法は、WebサーバからWebリソースを取得するWebプロキシと、取得したWebリソースを閲覧するためのWebブラウザとを備える情報処理装置のWebページ閲覧方法において、前記Webプロキシが、Webリソースを取得するための宛先URLが記述されているリソース指定ファイルを受信するリソース指定ファイル受信ステップと、前記Webプロキシが、前記リソース指定ファイル受信ステップにおいて受信されたリソース指定ファイルに記述されている宛先URLに従って、Webリソースを取得するWebリソース取得ステップと、前記Webプロキシが、前記Webリソース取得ステップにおいて取得されたWebリソースを記憶する記憶ステップと、前記Webプロキシが、前記リソース指定ファイル受信ステップにおいて受信されたリソース指定ファイルに記述されている宛先URLと、前記記憶ステップにおいて記憶されたWebリソースの記憶領域を示す記憶領域情報とを、所定のグループでグルーピングして対応付けて記憶する管理テーブルを作成する作成ステップと、前記Webブラウザが、ユーザ操作にしたがって、参照元となるWebページに記述されている宛先URLが付与された取得要求を前記Webプロキシに出力し、前記Webプロキシは、前記宛先URLが、前記管理テーブルにおいてグルーピングされたグループに該当するか否かを判断するアクセス先判断ステップと、前記アクセス先判断ステップにおいて、該当すると判断されると、前記宛先URLに対応付けられた記憶領域に記憶されているWebリソースを読み出す第1の読出ステップと、前記アクセス先判断ステップにおいて、該当しないと判断されると、前記参照元となるWebページの参照元URLが、前記管理テーブルにおいてグルーピングされたグループに該当するか否かを判断する参照元判断ステップと、前記参照元判断ステップにおいて、該当すると判断されると、前記宛先URLに対応付けられているWebリソースを読み出す第2の読出ステップと、前記参照元判断ステップにおいて、該当しないと判断されると、ネットワークを介して前記宛先URL宛にアクセスしてWebリソースを取得する取得ステップと、を備えている。
この発明によれば、Webブラウザが、参照元となるWebページに記述されている宛先URLが付与された取得要求をWebプロキシに出力し、Webプロキシは、宛先URLが、管理テーブルにおいてグルーピングされたグループに該当するか否かを判断し、該当すると判断されると、宛先URLに対応付けられた記憶領域に記憶されているWebリソースを読み出す。一方、該当しないと判断されると、参照元となるWebページの参照元URLが、管理テーブルにおいてグルーピングされたグループに該当するか否かを判断し、該当すると判断されると、宛先URLに対応付けられているWebリソースを読み出すし、該当しないと判断されると、ネットワークを介して宛先URL宛にアクセスしてWebリソースを取得する。
これにより、Same Origin Policyを順守しつつ、ライブラリファイルなどのプログラムファイルを自サーバに記憶させることなく、使い勝手の良いWebページ閲覧方法を実現することができる。
ところで、本発明は、上記のようにWebページ閲覧方法の発明として記述できる他に、以下のように、情報処理装置、Webページ閲覧プログラムの発明としても記述することができる。これらはカテゴリーが異なるだけで、実質的に同一の発明であり、同様の作用・効果を奏する。
すなわち、本発明の情報処理装置は、WebサーバからWebリソースを取得するWebプロキシと、取得したWebリソースを閲覧するためのWebブラウザとを備える情報処理装置において、前記Webプロキシが、前記Webサーバから取得対象となるWebリソースを特定するリソース指定ファイルを受信するリソース指定ファイル受信手段と、前記リソース指定ファイル受信手段により受信されたリソース指定ファイルで指定された複数のWebリソースを取得するWebリソース取得手段と、前記Webリソース取得手段において取得された複数のWebリソースを記憶する記憶手段と、前記Webブラウザにより前記宛先URLが付与されたWebリソースの取得要求が行われると、前記宛先URLに基づいて、複数のWebリソースから一のWebリソースを選択する選択手段と、
前記選択手段により選択された一のWebリソースを前記Webブラウザに返信する返信手段と、を備えている。
また、本発明の情報処理装置は、WebサーバからWebリソースを取得するWebプロキシと、取得したWebリソースを閲覧するためのWebブラウザとを備える情報処理装置において、前記Webプロキシが、Webリソースを取得するための宛先URLが記述されているリソース指定ファイルを受信するリソース指定ファイル受信手段と、前記リソース指定ファイル受信手段により受信されたリソース指定ファイルに記述されている宛先URLに従って、Webリソースを取得するWebリソース取得手段と、前記Webリソース取得手段において取得されたWebリソースを記憶する記憶手段と、前記リソース指定ファイル受信手段により受信されたリソース指定ファイルに記述されている宛先URLと、前記記憶手段に記憶されているWebリソースの記憶領域を示す記憶領域情報とを、所定のグループでグルーピングして対応付けて記憶する管理テーブルを作成する作成手段と、ユーザ操作にしたがって、参照元となるWebページに記述されている宛先URLが付与された取得要求が前記Webブラウザから出力されると、前記宛先URLが、前記管理テーブルにおいてグルーピングされたグループに該当するか否かを判断するアクセス先判断手段と、前記アクセス先判断手段により、該当すると判断されると、前記宛先URLに対応付けられた記憶領域に記憶されているWebリソースを読み出す第1の読出手段と、前記アクセス先判断手段において、該当しないと判断されると、前記参照元となるWebページの参照元URLが、前記管理テーブルにおいてグルーピングされたグループに該当するか否かを判断する参照元判断手段と、前記参照元判断手段において、該当すると判断されると、前記宛先URLに対応付けられているWebリソースを読み出す第2の読出手段と、前記参照元判断手段において、該当しないと判断されると、ネットワークを介して前記宛先URL宛にアクセスしてWebリソースを取得する取得手段と、を備えている。
また、本発明のWebページ閲覧プログラムは、Webブラウザからの要求に応じて、WebサーバからWebリソースを取得するWebプロキシを構成するWebページ閲覧プログラムにおいて、前記Webサーバから取得対象となるWebリソースを特定するリソース指定ファイルを受信するリソース指定ファイル受信モジュールと、前記リソース指定ファイル受信モジュールにより受信されたリソース指定ファイルで指定された複数のWebリソースを取得するWebリソース取得モジュールと、前記Webリソース取得モジュールにおいて取得された複数のWebリソースを記憶手段に記憶する記憶モジュールと、前記Webブラウザにより前記宛先URLが付与されたWebリソースの取得要求が行われると、前記宛先URLに基づいて、複数のWebリソースから一のWebリソースを選択する選択モジュールと、前記選択モジュールにより選択された一のWebリソースを前記Webブラウザに返信する返信モジュールと、を備えている。
また、本発明のWebページ閲覧プログラムは、WebサーバからWebリソースを取得するWebプロキシを構成するWebページ閲覧プログラムにおいて、Webリソースを取得するための宛先URLが記述されているリソース指定ファイルを受信するリソース指定ファイル受信モジュールと、前記リソース指定ファイル受信モジュールにより受信されたリソース指定ファイルに記述されている宛先URLに従って、Webリソースを取得するWebリソース取得モジュールと、前記Webリソース取得モジュールにおいて取得されたWebリソースを記憶する記憶モジュールと、前記リソース指定ファイル受信モジュールにより受信されたリソース指定ファイルに記述されている宛先URLと、前記記憶モジュールに記憶されているWebリソースの記憶領域を示す記憶領域情報とを、所定のグループでグルーピングして対応付けて記憶する管理テーブルを作成する作成モジュールと、参照元となるWebページに記述されている宛先URLが付与された取得要求が前記Webブラウザから出力されると、前記宛先URLが、前記管理テーブルにおいてグルーピングされたグループに該当するか否かを判断するアクセス先判断モジュールと、前記アクセス先判断モジュールにより、該当すると判断されると、前記宛先URLに対応付けられた記憶領域に記憶されているWebリソースを読み出す第1の読出モジュールと、前記アクセス先判断モジュールにおいて、該当しないと判断されると、前記参照元となるWebページの参照元URLが、前記管理テーブルにおいてグルーピングされたグループに該当するか否かを判断する参照元判断モジュールと、前記参照元判断モジュールにおいて、該当すると判断されると、前記宛先URLに対応付けられているWebリソースを読み出す第2の読出モジュールと、前記参照元判断モジュールにおいて、該当しないと判断されると、ネットワークを介して前記宛先URL宛にアクセスしてWebリソースを取得する取得モジュールと、を備えている。
本発明によれば、Webリソースを提供するWebサイトを特に改修せずに、ネットワークを介することなく、Webリソースを適宜変化させることができ、使い勝手の良いWebページ閲覧環境を提供することができる。
添付図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。可能な場合には、同一の部分には同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
<第1の実施形態>
図4は、本実施形態の情報処理装置100の機能構成を示すブロック図である。この情報処理装置100は、Webブラウザ120およびWebプロキシ110を含んで構成されている。このWebプロキシ110の内部には、いわゆる従来のHTTPプロキシ111が存在しており、オフライン化されないWebサイトに対するWebブラウザ120からのHTTPリクエスト、およびそれに対するWebサーバからのHTTPレスポンスは、HTTPプロキシ111を介して処理される。なお、オフライン化されていないWebサイトとは、HTTPリクエストした場合において、Webサーバ200からリソース指定ファイルが返信されて来ないサイトである。そして、この情報処理装置100は、Webプロキシ110を介してWebブラウザ120はWebサーバ200からWebページを取得し、ユーザはそのWebページを閲覧することができる。
図5は、情報処理装置100のハードウェア構成図である。図4に示される情報処理装置100は、物理的には、図5に示すように、CPU11、主記憶装置であるRAM12及びROM13、入力デバイスであるキーボード及びマウス等の入力装置14、ディスプレイ等の出力装置15、ネットワークカード等のデータ送受信デバイスである無線通信モジュール16、ハードディスク等の補助記憶装置17などを含むコンピュータシステムとして構成されている。図4において説明した各機能は、図5に示すCPU11、RAM12等のハードウェア上に所定のコンピュータソフトウェアを読み込ませることにより、CPU11の制御のもとで入力装置14、出力装置15、無線通信モジュール16を動作させるとともに、RAM12や補助記憶装置17におけるデータの読み出し及び書き込みを行うことで実現される。
なお、本実施形態の情報処理装置100は、Webページ閲覧プログラムとして構成することができ、図4に示されている機能ブロックにより示されている各機能を実現することができるモジュールで構成されるようにしてもよい。以下、図4に示す機能ブロックに基づいて、各機能ブロックを説明する。
Webブラウザ120は、Webサーバ200から取得されたWebページを閲覧するためのアプリケーションである。
Webプロキシ110は、Webブラウザ120からの指示に基づいてWebサーバ200からWebリソース(htmlファイル、画像ファイルなど)を取得する部分である。このWebプロキシ110は、HTTPプロキシ111(リソース指定ファイル受信手段、返信手段)、Webリソース読出部112、エイリアス付Webリソース選択部113(選択手段)、Webリソース取得部114(Webリソース取得手段)、Webリソース保存処理部115、エイリアス付きWebリソース保存処理部116、およびWebリソース記憶部117(記憶手段)を含んで構成されている。
HTTPプロキシ111は、Webブラウザ120からの指示によりWebサーバ200からWebリソースを取得する部分である。
Webリソース読出部112は、Webリソース記憶部117に記憶されているWebリソースを読み出す部分であり、Webブラウザ120により指定されたWebリソースを読み出す処理を行うとともに、エイリアス付きWebリソース選択部113により選択されたWebリソースを読み出す。
すなわち、Webリソース読出部112は、Webブラウザ120によりWebリソースの取得要求が行われると、HTTPプロキシ111において当該取得要求の対象となったWebリソースがWebリソース記憶部117に記憶されていると判断する場合には、Webリソース記憶部117からそのWebリソースの読出処理を行う。
エイリアス付きWebリソース選択部113は、エイリアス識別子と関連付けされているWebリソースのうちHTTPレスポンスとして返信すべきWebリソースを選択する部分であり、Webリソース読出部112により読み出された選択ロジックファイルイにしたがった選択処理を実行する。すなわち、このエイリアス付きWebリソース選択部113は、エイリアス識別子とWebリソースとを対応付けたデータベース117aに対してアクセス可能に構成されており、Webリソース読出部112により読み出された選択ロジックファイルの選択ロジックにしたがって、HTTPプロキシ111がWebブラウザ120から受け取った取得要求に付与された宛先URLに基づいてデータベースから一致するエイリアス識別子を検出することで、そのエイリアス識別子に対応するWebリソースを選択する。なお、選択ロジックファイルが読み出されることなく、予め定められた選択ロジックにより実行するようにしても良い。
Webリソース取得部114は、Webブラウザ120からの指示に基づいてWebサーバ200をオフライン化する際において、Webサーバ200からリソース指定ファイルを受信すると、当該リソース指定ファイルにて指定されたリソースファイルを、HTTPプロキシ111を用いて取得する部分である。すなわち、Webリソース取得部114は、Webサーバ200をオフライン化するために、Webサーバ200からWebリソースを取得し、取得したWebリソースをWebリソース保存処理部115またはエイリアス付きWebリソース保存処理部116に対して、Webリソース記憶部117に記憶させるよう出力する。
例えば、図6に示すようなディレクトリ構成でWebリソースはWebリソース記憶部117に記憶される。図6に示すとおり、キャッシュを保存するトップディレクトリ“/cache/”の直下に、まず当該WebサイトのURLに相当する名前のディレクトリが作成される。そして、その下にリソース指定ファイルによって取得された各Webリソースが保存されている。
ここでは、“/cache/”の直下に、www/example.comのフォルダが構築されている。そのフォルダには、manifest.xml(リソース指定ファイル)、index.html、select_ad.plの各リソースファイルが記憶されているとともに、”/images/”のフォルダが構築されている。このフォルダには、GIFファイルであるad_1.gif〜ad_3.gifが記憶されている。
Webリソース取得部114は、リソース指定ファイルを受信すると、上述の処理に加えて、リソース指定ファイルに含まれている情報に基づいて、エイリアス識別子とその宛先URLとを対応付けて、データベース117aに記憶させる。ここでリソース指定ファイルについて説明する。図7は、リソース指定ファイルの具体例を示す図である。なお、リソース指定ファイルの具体的書式としては、様々な書式が考えられるが、本実施形態においては、XML形式を用いている。
図7に示すように、リソース指定ファイルには、グループ名を特定する部分201、各リソースファイルを特定するための部分202〜206を含んでいる。このグループ名は、主にドメイン名から構成されることが好ましいがこれに限定するものではない。さらに詳細には、部分202には、インデックスファイル(index.html)、部分203〜部分205には、エイリアス識別子に対応付けられた画像ファイル(images/ad_1.gif〜images/ad_1.gif)が指定されている。さらに、部分206には、エイリアス識別子に対応付けて選択ロジックの稼動の要否、およびその選択ロジックファイル(select_ad.pl)が記述されている。なお、この選択ロジックが指定されていない場合があり、その場合には、Webプロキシ110においてデフォルトで定められている選択ロジック(例えば、ランダムに選択、ローテーションで順次切り換えて選択など)を用いることができる。また、ここでは、Webリソース選択ロジックの記述言語としてPerl言語(拡張子が“.pl”)を用いたが、Webリソースの選択を行うロジックを記述できるものであれば何でも良く、Perl言語に限定される必要は無い。
Webリソース取得部114は、Webリソース記憶部117に形成されているデータベース117aにこれら情報を対応付けて記憶するとともに、各ファイルをWebサーバ200から取得し、Webリソース記憶部117に記憶させる。なお、パスについては、Webリソース保存処理部115またはエイリアス付きWebリソース保存処理部116において記憶処理を行ったパスを抜き出し、それぞれ抜き出して得られた情報をデータベースに記憶する。
この記憶したデータベースの具体例について説明する。図8は、エイリアス識別子と宛先URLとを対応付けて記憶したデータベース117aを示す説明図である。図8に示すように、データベースは、インデックス、グループ名、URL、エイリアス識別子、ロジック、パスを対応付けて記憶している。インデックスは単なるシリアルナンバ、グループ名はリソース指定ファイルにて指定されたWebリソースが所属するWebサイトを識別する情報であり、その情報の取得元は、例えばリソース指定ファイル自体を取得する際に用いたURL情報を利用しても良いし、または、リソース指定ファイル中に明記されたURL情報を利用するようにしても良い。URLは各ファイルのリンク情報、エイリアス識別子はリソース指定ファイルにて指定され、一または複数のWebリソースを代表する識別子、ロジックは、選択ロジックをエイリアス識別子に対応付けて機能させるか否かを示す情報、パスはWebリソース記憶部117に記憶されているWebリソースのパスをそれぞれ示している。
このようにして、WebリソースをWebサイト毎にグルーピングしながら、保存領域内にキャッシュすることが可能となり、エイリアス識別子が関連付けされたWebリソースを含む、Webサイトを構成する全Webリソースを端末内にキャッシュ(保存)することができる。なお、各WebリソースをOSのファイルシステム上にファイルとして保存し、また、それらの構成管理情報をリレーショナルデータベース形式で構築するようにしたが、Webプロキシ110がWebリソースを、その内容を失うことなく保存し、かつ、矛盾無く管理することができる方法であれば何でも良く、上述のような形式に限定される必要はない。
Webリソース保存処理部115は、Webリソース取得部114により取得されたWebリソースをWebリソース記憶部117に記憶させる部分である。
エイリアス付きWebリソース保存処理部116は、Webリソース取得部114により取得されたWebリソースをWebリソース記憶部117に記憶させる部分である。
このように構成された情報処理装置100の動作について説明する。まず、リソース指定ファイルに基づいて、各Webリソースを構成するリソースファイルの取得処理について説明する。図9は、Webプロキシ110とWebサーバ200との間の処理を示すシーケンス図である。なお、この時点では、情報処理装置100とWebサーバ200とはネットワーク接続が確立されている状態である。
まず、ユーザ操作によりWebブラウザ120からWebサーバ200に対して、Webサーバ200をオフライン化するための処理がなされると、Webプロキシ110では、HTTPリクエスト(http:www.example.com/manifest.xml)が、Webサーバ200に出力される。Webサーバ200では、HTTPレスポンス(http:www.example.com/manifest.xml)が応答としてWebプロキシ110に返信される(S101)。
Webプロキシ110では、HTTPレスポンスの内容がリソース指定ファイルであると判断されると、このリソース指定ファイル(manifest.xml)を保存するとともに、XML解析し、リソース指定ファイルに記述されているWebリソースを取得する処理を開始する(S102)。なお、返信されたHTTPレスポンスの内容がリソース指定ファイルであるかどうかは、例えば従来の方法に従ってMIMEタイプにより判断することが可能である。
そして、index.html、images/ad_1.gif〜images/ad_3.gif、select_ad.plの各ファイルに対するHTTPリクエストおよびそのHTTPレスポンスの送受信が行われ(S104〜S107)、取得したWebリソースはWebリソース保存処理部115によりWebリソース記憶部117に記憶される(S108)。
このような処理が行われることにより、Webサーバ200のオフライン化処理が実現され、Webサーバ200との間のネットワークが切断状態であったとしても、情報処理装置100においてWebリソースを用いた処理を行うことができる。
つぎに、Webサーバ200がオフライン化処理され、Webサーバ200がオフライン状態であるときの、そのWebリソースを用いたWebリソースの閲覧処理の具体例について説明する。図10は、Webサーバ200がオフライン状態におけるWebリソースの閲覧処理を示すシーケンス図である。なお、ここでは、オフライン状態であることを前提にしているが、オフライン状態にあることに限定されるものではなく、オンライン状態であっても、Webプロキシ110において、すでにキャッシュしているWebリソースを読み出し、Webブラウザ120では、読み出されたWebリソースに対する処理をするようにしてもよい。
Webブラウザ120からHTTPリクエストを受信したWebプロキシ110は、そのHTTPリクエストに付与されている宛先URLが、データベース117aに記憶されている、URLまたはエイリアス識別子として記憶されているものと一致するか否かを判断し、Webリソース選択部113が、該当するものが存在すると判断した場合、Webリソース読出部112は該当するWebリソースをWebリソース記憶部117から読み出す。図10において示されている例では、まずindex.htmlを読み出して、それをWebブラウザ120へHTTPResとして返信する(S201)。なお、ここではWebプロキシ110が、当該Webページがオフライン化されたこと(例えば、Webリソース記憶部117に該当するURLが記憶されていること)を検出することで、Webリソース読出部112が読み出し処理を行うことになる。
ここで、index.htmlの内容は、図11で示されている通りである。すなわち、図11に示されているように、index.htmlには、
<IMGscr=”/images/advertise.gif?year=2008&month=01&day=01”/>
が記述されており、このindex.htmlを受信したWebブラウザ120は、その内容を解析し、advertise.gifへのURL(リンク情報)を発見し、それを取得するためのHTTPリクエストを送信する(S203)。なお、図11はURLを静的に記述しているが、このURLをJavaScript等によって動的に生成するようにしてあっても良い。
また、HTTPリクエストの宛先を示す宛先URLには、図11で示されている宛先URLに基づき、URLパラメータも付与される。本実施形態では日付情報(year=2008&month=01&day=01の部分)を示すパラメータが付与されている。そして、advertise.gifへのHTTPリクエスト(URLパラメータ付き)を受信したWebプロキシ110(Webリソース選択部113)は、受信したHTTPリクエストに付与されている宛先URLがデータベース117aにおけるキャッシュ済みのエイリアス識別子と一致すると判断した場合、当該エイリアス識別子と関連付けされているWebリソースのうち、HTTPレスポンスとして返信すべきWebリソースを、Webリソース読出部112により読み出された選択ロジックファイルイにしたがって選択する(S204)。
本実施形態では、advertise.gifというエイリアス識別子に対して、Webリソース選択ロジック(select_ad.pl)が関連付けされているため、まずは該当Webリソース選択ロジック(select_ad.pl)をWebリソース読出部112が、Webリソース記憶部117から読み出し、それをエイリアス付きWebリソース選択部113が実行することによって、Webブラウザ120へ返信すべきWebリソースの選択を行う(S204)。この際、HTTPリクエストの宛先URLに付与されているURLパラメータもエイリアス付きWebリソース選択部113へ引き渡した上で、エイリアス付きWebリソース選択部113にてWebリソースの選択処理を実施することになる。
図10の例では、エイリアス付きWebリソース選択部113によってad_1.gifが選択され、それがWebリソース読出部112によってWebリソース記憶部117から読み出される。そして、HTTPレスポンスとしてWebブラウザ120へ返信され、端末内Webブラウザ120上で表示されることになる。なお、今回の例では、Webリソース選択ロジックの記述言語としてPerl言語(拡張子が“.pl”)を用いたが、Webリソースの選択を行うロジックを記述できるものであれば何でも良く、Perl言語に限定される必要は無い。
その後、ユーザがWebブラウザ120の更新操作を行った場合(S207)、Webブラウザ120は、再びオフライン化済みのサイトであるWebサイト(URL:http://www.example.com/)へHTTPリクエストを送信し、Webプロキシ110からHTTPレスポンスとして図10の内容のindex.htmlを受信する(S208)。そして、Webブラウザ120は、index.htmlの内容を解析してadvertise.gifへの宛先URLを発見し、それを取得するためのHTTPリクエスト(URLパラメータ付き)を送信する。
advertise.gifへのHTTPリクエストを受信したWebプロキシ110(Webリソース選択部113)は、それがデータベース117aにおいてキャッシュ済みのエイリアス識別子に一致することを検出し、当該エイリアス識別子と関連付けされているWebリソースのうち、HTTPレスポンスとして返信すべきものを選択する。そして、まず関連付けされているWebリソース選択ロジック(select_ad.pl)をWebリソース読出部112はWebリソース記憶部117から読み出す。
HTTPリクエストに含まれる宛先URLに付与されたURLパラメータ情報を用いて、当該Webリソース選択ロジックをエイリアス付きWebリソース選択部113が実行することによって、Webブラウザ120へ返信すべきWebリソースの再選択を行う(S211)。ここではad_3.gifが選択され、それがWebリソース読出部112はWebリソース記憶部117から読み出し、HTTPレスポンスとしてWebブラウザ120へ返信され(S212)、Webブラウザ120上で表示されることになる(S213)。
以上のように、本実施形態によって、従来に従って作成されたWebサイトを、スクリプト言語を含ませるようにして改修することなく、当該Webサイトをオフライン化した上で、かつ、情報処理装置100がWebサーバとネットワーク接続を確立することができない状況においても、Webブラウザ上に表示される広告画像を適宜変化させることができる。
つぎに、本実施形態の情報処理装置100の作用効果について説明する。本実施形態の情報処理装置100によれば、HTTPプロキシ111が、リソース指定ファイルを受信し、そこで指定されたWebリソースを、Webリソース取得部114が取得し、Webリソース保存処理部115が、取得したWebリソースをWebリソース記憶部117に記憶させる。その後、Webブラウザ120が、Webリソースの取得要求を行うと、HTTPプロキシ111ではその要求対象となったWebリソースがWebリソース記憶部117にすでに記憶されているかを判断する。そして、HTTPプロキシ111が、すでにWebリソースが記憶されており、オフライン化したということ判断した場合には、Webリソース読出部112は、エイリアス付きWebリソース選択部113により複数のWebリソースから選択された一のWebリソースを読み出し、HTTPプロキシ111はWebブラウザ120に返信する。
例えば、リソース指定ファイルにおいては、エイリアス識別子を用いて、一または複数のWebリソースのうち所定のWebリソースを代表させ、Webプロキシ110内におけるWebリソース保存処理部115は、リソース指定ファイルにおいてエイリアス識別子と関連付けされているWebリソースについては、関連付けられているエイリアス識別子と対応付けてWebリソース記憶部117に記憶する。ここでは、データベース117aが、Webリソースのファイル名、エイリアス識別子、Webリソースを記憶している記憶領域のパスを対応付けて記憶することにより、エイリアス識別子に対応したWebリソースを記憶することができる。
そして、Webプロキシ110におけるエイリアス付きWebリソース選択部113は、Webリソースの取得要求に付与された宛先URLがエイリアス識別子と一致している場合には、当該エイリアス識別子に関連付けされている一または複数のWebリソースから一のWebリソースを、Webリソース読出部112により読み出された選択ロジックファイルにしたがって選択する。
これにより、ネットワーク接続を確立することができない、いわゆるオフライン状態においてもWebリソースを適切に切り換えることができ、使い勝手の良い情報処理装置を提供することができる。なお、オンライン状態においても当然にWebリソースをキャッシュしたものから読み出すことができ、ネットワークを経由することなくWebリソースを取得することができ、ネットワークの負荷を軽減するとともに、迅速なWebリソースの取得処理を行うことができる。
さらに具体的には、この情報処理装置100は、受信されたリソース指定ファイルにおいて、複数のWebリソースから一のWebリソースを選択するための選択ロジックファイルがエイリアス識別子に対応付けられている場合には、例えば、リソース指定ファイルにおいて指定されたWebリソースのファイル名、当該複数のWebリソースから一のWebリソースを選択するための選択ロジックファイルのファイル名、および複数のWebリソースを代表するエイリアス識別子を対応付けて記憶するデータベース117aを作成する。また、Webリソース記憶部117は、Webリソースなどに加えてさらに選択ロジックファイルを記憶しておく。そして、エイリアス付きWebリソース選択部113は、Webリソースの取得要求に付与されている宛先URLと一致するエイリアス識別子に対応付けられている選択ロジックファイルにしたがって一のWebリソースを選択し、選択した一のWebリソースを取得する。
これにより、エイリアス識別子を用いて選択ロジックファイルが特定され、この選択ロジックファイルにより一のWebリソースが選択されることになる。よって、オフライン状態においてもWebリソースを適切に切り換えることができ、使い勝手の良い情報処理装置を提供することができる。
<第2の実施形態>
つぎに、第2の実施形態について説明する。一般的にリソース指定ファイルに外部URLを記述することはできない。これはSame Origin Policyに則った仕様であるためである。すなわち、あるドメイン内にあるWebサイトではそのドメイン内にあるリソースのみ指定することができる。
しかしながら、リソース指定ファイルに外部URLを記述したい場合ある。例えば、Java Script用のライブラリが近年多数出現しており、これらライブラリを利用したい場合がある。その場合、直接その外部URLを参照するように、リソース指定ファイルに記述することができず、ライブラリファイルを自Webサーバにコピーし、そのコピーを参照するようにリソース指定ファイルを構成する必要がある。
しかしなら、そのように自Webサーバにファイルをコピーすることは手間の係るものである。
そこで、この第2の実施形態においては、上述のSame Origin Policyを順守するとともに、自Webサーバにライブラリファイルなどのプログラムファイルを記憶させること無く、リソース指定ファイルに記述することができる情報処理装置およびその方法を提供することを目的とする。
図12は、第2の実施形態における情報処理装置300の機能を示すブロック図である。図12に示すように、情報処理装置300は、Webブラウザ301、HTTPプロキシ302、Webリソース取得部303、Webリソース保存処理部304、Webリソース記憶部305、データベース305a、判断部306、Webリソース読出部307、およびWebリソース選択部308を含んで構成されている。そのうち、Webプロキシ309として、HTTPプロキシ302(リソース指定ファイル受信手段)、Webリソース取得部303(Webリソース取得手段、作成手段)、Webリソース保存処理部304、Webリソース記憶部305(記憶手段)、データベース305a(管理テーブル)、判断部306(アクセス先判断手段、参照元判断手段)、Webリソース読出部307(第1の読出手段、第2の読出手段)およびエイリアス付きWebリソース選択部308が構成されている。この情報処理装置300は、上述図5に示されたハードウェアと同様の構成をとるものであり、CPU、RAM等から構成され、CPUはプログラムにしたがって、上述各機能を実行するものである。なお、本実施形態の情報処理装置300は、Webページ閲覧プログラムとして構成することができ、図12に示されている機能ブロックにより示されている各機能を実現することができるモジュールで構成されるようにしてもよい。
Webブラウザ301は、Webサーバ400から取得されたWebリソースを閲覧するためのアプリケーションである。
HTTPプロキシ302は、Webブラウザ301からの指示により、また判断部306による判断結果にしたがって、Webサーバ400からWebリソースを取得する部分である。
Webリソース取得部303は、Webブラウザ301からの指示に基づいてWebサーバ400をオフライン化する際において、Webサーバ400からリソース指定ファイルを受信すると、当該リソース指定ファイルにて指定されたリソースファイルを、HTTPプロキシ302を用いて取得する部分である。すなわち、Webリソース取得部303は、Webサーバ400をオフライン化するために、Webサーバ400からWebリソースを取得し、取得したWebリソースをWebリソース保存処理部304に対して、Webリソース記憶部305に記憶させるよう出力する。上述したように、Webリソース記憶部305においては、ディレクトリ構成により階層的に各Webリソースに記述されているデータファイルが記憶される。
また、Webリソース取得部303は、リソース指定ファイルを受信すると、上述の処理に加えて、リソース指定ファイルに含まれている情報に基づいて、グループ名、各宛先URL、エイリアス識別子およびパスを対応付けて、データベース305aに記憶させる。
Webリソース記憶部305は、Webリソースを記憶する部分である。このWebリソース記憶部305には、データベース305aが含まれている。
判断部306は、Webブラウザ301からのHTTPリクエストに基づいて、外部ネットワークからWebリソースを取得するか、Webリソース記憶部305に記憶されているWebリソースを取得するかを判断する部分である。より具体的には、判断部306は、HTTPリクエストの宛先URLとデータベース305aに記憶されている管理テーブルに記憶されているグループ名とが最長一致するか否か、すなわち宛先URLにグループ名が含まれているかを判断する。一致すると判断した場合には、Webリソース読出部307は、Webリソース記憶部305から対応するWebリソースを読出、Webブラウザ301に出力する。
判断部306は、宛先URLが一致しないと判断した場合には、さらに参照元URLが管理テーブルのグループ名と最長一致するか否かを判断する。一致すると判断した場合には、Webリソース読出部307は、Webリソース記憶部305から対応するWebリソースを読出、Webブラウザ301に出力する。一致しないと判断した場合には、HTTPプロキシ302が、そのHTTPリクエストのあて先のサーバと通信接続することで要求のあったWebリソースの取得処理を行う。
Webリソース読出部307は、判断部306の指示に従って、Webリソース記憶部305からWebリソースを取得する部分である。
エイリアス付きWebリソース選択部308は、第1の実施形態におけるエイリアス付きWebリソース選択部113と同等の機能を有する部分であって、エイリアス識別子と関連付けされているWebリソースのうちHTTPレスポンスとして返信すべきものを選択する部分である。すなわち、HTTPプロキシ302がWebブラウザ301から受け取った宛先URLに基づいてエイリアス付きWebリソース選択部308はデータベース305aから一致するエイリアス識別子を検出することで、Webリソースを選択する。
このように構成された情報処理装置300は、宛先URL情報および参照元URL情報にしたがって、情報処理装置300においてWebリソース記憶部305において記憶(キャッシュ)されているWebリソースを使用するか、ネットワークを介してWebリソースを取得するかを判断し、それぞれに応じたWebリソースを使用することができる。
つぎに、この情報処理装置300の具体的な処理について説明する。図13は、情報処理装置300の動作を示すフローチャートである。なお、前提として、情報処理装置300は、リソース指定ファイルを受信することで、当該リソース指定ファイルで定められたWebリソースを記憶(キャッシュ)して、オフライン化されたものである(図9参照)。また、このオフライン化に対応した処理を示すシーケンスは、図10と同様の処理が行われる。以下に説明する処理は、図10におけるS204、S211における詳細処理となる。
ユーザ操作をもってWebブラウザ301およびHTTPプロキシ302によりWebリソースが取得され、ユーザにより閲覧可能に処理されている。ここで取得されユーザにより閲覧されているWebページのURLをここでは参照元URL情報と称する。
Webブラウザ301により、URLに対するHTTPリクエストがなされる。そして、判断部306により、HTTPリクエストの宛先URLと最長一致するグループがデータベース305aに登録されているか否かが判断される(S301)。
ここで、一致すると判断されると、宛先URLと最長一致したキャッシュグループ、すなわち宛先URLと一致したURLに対応付けられているパスに記憶されているWebリソースがWebリソース読出部307により読み出され、Webブラウザ301に出力される(S302)。
S301において、一致しないと判断されると、HTTPリクエストの参照元URL情報と最長一致するグループが登録済みであるか否かが判断される(S303)。
ここで、一致すると判断されると、参照元URL情報に一致するグループ名に対応付けられているパスで示されている記憶領域に記憶されているWebリソースがWebリソース読出部307により読み出される(S304)。なお、一のグループには通常複数のWebリソースが対応付けられて記憶されている。ここでは、第1の実施形態に記載されているように、エイリアス付きWebリソース選択部308により選択ロジックに基づいて一のWebリソースが読み出されるように構成されることが好ましい。
また、S303において、一致しないと判断されると、Webリソース記憶部305に記憶(キャッシュ)されているWebリソースを用いることなく、HTTPプロキシ302により外部にあるサイトにアクセスすることでWebリソースが取得され、Webブラウザ301において使用される。
つぎに、具体的な処理の例について説明する。Webブラウザ301が、http://www.example.comを宛先URLとするHTTPリクエストを送信したとする。このHTTPリクエストを受信したWebプロキシ302は、当該HTTPリクエストが既にオフライン化済みであることを検出して、該当するindex.htmlをレスポンスとして返信する。このindex.htmlの内容を図14に示す。図14に示されているindex.htmlを受信したWebブラウザ301は、http://www.instance.net/advertise.gifへの宛先URLを発見し、それを取得するためのHTTPリクエストを送信する。
ここでは図14に示されている通り、宛先URL情報、参照元URL情報として以下のものを用いる。
宛先URL情報 :http://www.instance.net/advertise.gif
参照元URL情報:http://www.example.com/
また、図15に、本具体例におけるリソース指定ファイルの具体例を示す。図15に示されているリソース指定ファイルは、上述第1の実施形態の図7に示したファイルと同様の構成をとるものであって、ここで指定されたWebリソースが取得され図16に示されるデータベースが構築される。図16に、データベース305aに記憶される情報の具体例を示す。図16に示されているようにデータベース305aには、図8におけるデータベースと同様のグループ、URL、エイリアス、ロジック、パスが対応付けて記憶されている。また、図17に、そのディレクトリ構成を示す。上述と同様にリソース指定ファイルにて指定されたWebリソースはWebリソース記憶部305に記憶されている。
このデータベース305aには、宛先URLと最長一致するグループは存在しないため、上述図13のS301の結果はNoとなるが、参照元URL情報と最長一致するグループ“www.example.com“が存在するため、S303の結果はYesとなり、S304に記載の処理が実行される。よって、図16における、グループが「www.example.com」に対応付けられているWebリソースが使用対象のWebリソース群ということになる。ここの例では、エイリアス付きWebリソース選択部308が、”http://www.instance.net/advertise.gif“というエイリアスに括り付けられているWebリソース(INDEXが3および4)から第1の実施形態に記載の方法に従ってWebリソースを選択し、それがHTTPレスポンスとしてWebブラウザ301へ返信されることになる。
つぎに、図18(a)および図18(b)に示す2つのリソース指定ファイルに従って、Webサイトをオフライン化した場合の例を説明する。図18(a)は、グループ名“www.example.com”とするリソース指定ファイルであり、図18(b)は、グループ名“www.instance.net”とするリソース指定ファイルである。上述と同様に、各リソース指定ファイルにて指定されているWebリソースが取得され、Webリソース記憶部305に記憶されている。ここでのWebリソース記憶部305に記憶されているディレクトリ構成の具体例を図19に示す。ここでは2つのリソース指定ファイルにより、2種類のWebリソースが取得されているため、そのディレクトリ構成も/cache/www.example.com/と/cache/www.instance.com/とから構成されている。
また、Webプロキシ302が管理するデータベース305aの内容の具体例を図20に示す。
このような各種情報が記憶されている状況において、端末内のWebブラウザ301が、http://www.example.comを宛先URLとするHTTPリクエストを送信したとする。このHTTPリクエストを受信したHTTPプロキシ302は、当該HTTPリクエストが既にオフライン化済みであることを検出して、該当するindex.htmlをレスポンスとして返信する。このindex.htmlの内容は、図14に示したものと同じである。図14の内容を受信したWebブラウザ301は、http://www.instance.net/advertise.gifへの宛先URLを発見し、それを取得するためのHTTPリクエストを送信する。このHTTPリクエストの内容は、
宛先URL情報 :http://www.instance.net/advertise.gif
参照元URL情報:http://www.example.com/
である。これを図13に示されているフローチャートおよび図20に示されているデータベースに照らし合わせると、宛先URLと最長一致するグループ“www.instance.net“が存在するため、図13のS301の結果がYesとなり、S302に示される処理が実行される。よって図20における、グループが「www.instance.net」であるWebリソースが使用対象のWebリソース群ということになり、ここの例ではWebリソース読出部307によって、INDEXが7であるWebリソースがそのまま読み出され、HTTPレスポンスとして端末内のWebブラウザ301へ返信されることになる。
以上のようにして、あるWebサイトがリソース指定ファイルにおいて外部サイトのURLをWebリソース/エイリアス識別子として指定し、かつ、外部サイトも自身のリソース指定ファイルにおいて当該URLを指定したとしても、つまり、当該URLが複数Webサイトのリソース指定ファイルにて重複して指定されても、本実施形態におけるWebプロキシは、混乱を起こすことなく、図14に示される判断ロジックに従って、Webブラウザ301へ返信するWebリソースを決定することができる。
つぎに、本実施形態の情報処理装置300の作用効果について説明する。この情報処理装置300においては、HTTPプロキシ110は、取得対象となるWebリソースの取得先である宛先URLと参照元WebページのURLであるグループ名とが記述されている指定ファイルを受信し、Webリソース取得部303は、受信された指定ファイルに記述されている宛先URLに従って、Webリソースを取得する。Webリソース保存処理部304は、取得されたWebリソースをWebリソース記憶部305に記憶させる。そして、Webリソース取得部303は、受信された指定ファイルに記述されているグループ名と、宛先URL報と、Webリソースの記憶領域であるパスとを対応付けて記憶するデータベース305aを作成する。なお、データベース305aとしては、リソース指定ファイル中に記述されたURL情報をグループ名として使用するように限定するものではなく、例えばリソース指定ファイル自体を取得する際に用いたURL情報をグループ名として使用しても良い。
その後、Webブラウザ301は、ユーザ操作に従って、宛先URLを記述したWebページを、HTTPプロキシ111を介して取得する。なお、HTTPプロキシ302は、すでにWebリソース記憶部305にWebページが記憶されている場合には、当該Webページを読み出し、Webブラウザ301に返信するようにしてもよい。
そして、Webブラウザ301は、このWebページに記述されている宛先URLをHTTPプロキシ302に出力し、当該宛先URLで指定されているWebリソースの取得処理を要求する。判断部306は、取得要求に付与されている宛先URLが、データベース305aにおいてグルーピングされたグループに該当するか否か、すなわち最長一致するか否かを判断する。ここで、判断部306により、該当すると判断されると、Webリソース読出部307は、宛先URLに対応付けられたパスで指定された記憶領域に記憶されているWebリソースを読み出す。
そして、判断部306は、該当しないと判断すると、参照元となるWebページのURLが、データベース305aにおいてグルーピングされたグループに該当するか否かを判断する。ここで判断部306により該当すると判断されると、Webリソース読出部307は、宛先URLに対応付けられているWebリソースを読み出す。また、該当しないと判断されると、HTTPプロキシ302は、ネットワークを介して宛先URLにアクセスしてWebリソースを取得する。
これにより、Same Origin Policyを順守しつつ、ライブラリファイルなどのプログラムファイルを自サーバに記憶させることなく、使い勝手の良いWebページ閲覧方法を実現することができる。
あるWebページにおけるインデックスファイルを示す図である。 Webサーバにおけるディレクトリ構成を示す図である。 従来技術におけるWebサーバとWebブラウザとの処理を示すシーケンス図である。 情報処理装置100の機能構成を示すブロック図である。 情報処理装置100のハードウェア構成図である。 Webリソース記憶部に記憶されるディレクトリ構成を示す説明図である。 リソース指定ファイルの具体例を示す図である。 データベース117aを示す説明図である。 Webプロキシ110とWebサーバ200との間の処理を示すシーケンス図である。 Webサーバ200がオフライン状態におけるWebリソースの閲覧処理を示すシーケンス図である。 インデックスファイルの具体例を示す説明図である。 第2の実施形態における情報処理装置300の機能を示すブロック図である。 情報処理装置300の動作を示すフローチャートである。 インデックスファイルの具体例を示す説明図である。 リソース指定ファイルの具体例を示す説明図である。 図15で示されたリソース指定ファイルに基づいて作成されたデータベースを示す説明図である。 ディレクトリ構成を示す説明図である。 2種類のリソース指定ファイルを示す説明図である。 図18で示されたリソース指定ファイルにて取得されたWebリソースのディレクトリ構成を示す説明図である。 図18で示されたリソース指定ファイルに基づいて作成されたデータベースを示す説明図である。
符号の説明
100…情報処理装置、110…Webプロキシ、111…HTTPプロキシ、112…Webリソース読出部、113…エイリアス付きWebリソース選択部、114…Webリソース取得部、115…Webリソース保存処理部、116…エイリアス付きWebリソース保存処理部、117…Webリソース記憶部、117a…データベース、120…Webブラウザ、200…Webサーバ、300…情報処理装置、301…Webブラウザ、302…HTTPプロキシ、303…Webリソース取得部、304…Webリソース保存処理部、305…Webリソース記憶部、305a…データベース、306…判断部、307…Webリソース読出部、308…エイリアス付きWebリソース選択部、309…Webプロキシ、400…Webサーバ。

Claims (9)

  1. WebサーバからWebリソースを取得するWebプロキシと、取得したWebリソースを閲覧するためのWebブラウザとを備える情報処理装置のWebページ閲覧方法において、
    前記Webプロキシが、前記Webサーバから取得対象となるWebリソースを特定するリソース指定ファイルを受信するリソース指定ファイル受信ステップと、
    前記Webプロキシが、前記リソース指定ファイル受信ステップにおいて受信されたリソース指定ファイルで指定された複数のWebリソースを取得するWebリソース取得ステップと、
    前記Webプロキシが、前記Webリソース取得ステップにおいて取得された複数のWebリソースを記憶手段に記憶する記憶ステップと、
    前記Webブラウザにより宛先URLが付与されたWebリソースの取得要求が行われると、前記Webプロキシは、前記宛先URLに基づいて、複数のWebリソースから一のWebリソースを選択する選択ステップと、
    前記選択ステップにおいて選択された一のWebリソースを前記Webブラウザに返信する返信ステップと、
    を備えるWebページ閲覧方法。
  2. 前記リソース指定ファイルは、一または複数の前記Webリソースのうち所定のWebリソースに関連付けられるとともに、当該所定のWebリソースを代表するエイリアス識別子を含み、
    前記記憶ステップにおいて、
    前記Webプロキシは、前記リソース指定ファイルにおいて前記エイリアス識別子と関連付けされているWebリソースについては、当該関連付けられているエイリアス識別子と対応付けて記憶手段に記憶し、
    前記選択ステップおいて、
    前記Webプロキシは、宛先URLが前記エイリアス識別子と一致している場合には、当該エイリアス識別子に関連付けされている一または複数のWebリソースから一のWebリソースを選択する
    ことを特徴とする請求項1に記載のWebページ閲覧方法。
  3. 前記リソース指定ファイル受信ステップにおいて受信された前記リソース指定ファイルにおいて、複数のWebリソースから一のWebリソースを選択するための選択ロジックファイルが前記エイリアス識別子に対応付けられている場合には、
    前記記憶ステップにおいて、
    前記Webプロキシは、前記リソース指定ファイル受信ステップで受信されたリソース指定ファイルにおいて指定されたWebリソースのファイル名、当該複数のWebリソースから一のWebリソースを選択するための選択ロジックファイルのファイル名、および当該Webリソースに対応付けられたエイリアス識別子を対応付けて記憶するとともに、当該選択ロジックファイルを記憶し、
    前記選択ステップにおいて、
    前記Webプロキシが、Webブラウザからの取得要求に付与されている宛先URLがエイリアス識別子と一致する場合、当該エイリアス識別子に対応付けされている選択ロジックファイルの選択ロジックにしたがって一のWebリソースを選択する
    ことを特徴とする請求項2に記載のWebページ閲覧方法。
  4. 前記選択ステップにおいては、
    取得要求に付与されている宛先URLにURLパラメータが付与されている場合には、前記選択ロジックは、前記URLパラメータを用いた選択処理を行うことを特徴とする請求項3に記載のWebページ閲覧方法。
  5. WebサーバからWebリソースを取得するWebプロキシと、取得したWebリソースを閲覧するためのWebブラウザとを備える情報処理装置のWebページ閲覧方法において、
    前記Webプロキシが、Webリソースを取得するための宛先URLが記述されているリソース指定ファイルを受信するリソース指定ファイル受信ステップと、
    前記Webプロキシが、前記リソース指定ファイル受信ステップにおいて受信されたリソース指定ファイルに記述されている宛先URLに従って、Webリソースを取得するWebリソース取得ステップと、
    前記Webプロキシが、前記Webリソース取得ステップにおいて取得されたWebリソースを記憶する記憶ステップと、
    前記Webプロキシが、前記リソース指定ファイル受信ステップにおいて受信されたリソース指定ファイルに記述されている宛先URLと、前記記憶ステップにおいて記憶されたWebリソースの記憶領域を示す記憶領域情報とを、所定のグループでグルーピングして対応付けて記憶する管理テーブルを作成する作成ステップと、
    前記Webブラウザが、ユーザ操作にしたがって、参照元となるWebページに記述されている宛先URLが付与された取得要求を前記Webプロキシに出力し、前記Webプロキシは、前記宛先URLが、前記管理テーブルにおいてグルーピングされたグループに該当するか否かを判断するアクセス先判断ステップと、
    前記アクセス先判断ステップにおいて、該当すると判断されると、前記宛先URLに対応付けられた記憶領域に記憶されているWebリソースを読み出す第1の読出ステップと、
    前記アクセス先判断ステップにおいて、該当しないと判断されると、前記参照元となるWebページの参照元URLが、前記管理テーブルにおいてグルーピングされたグループに該当するか否かを判断する参照元判断ステップと、
    前記参照元判断ステップにおいて、該当すると判断されると、前記宛先URLに対応付けられているWebリソースを読み出す第2の読出ステップと、
    前記参照元判断ステップにおいて、該当しないと判断されると、ネットワークを介して前記宛先URL宛にアクセスしてWebリソースを取得する取得ステップと、
    を備えるWebページ閲覧方法。
  6. WebサーバからWebリソースを取得するWebプロキシと、取得したWebリソースを閲覧するためのWebブラウザとを備える情報処理装置において、
    前記Webプロキシが、
    前記Webサーバから取得対象となるWebリソースを特定するリソース指定ファイルを受信するリソース指定ファイル受信手段と、
    前記リソース指定ファイル受信手段により受信されたリソース指定ファイルで指定された複数のWebリソースを取得するWebリソース取得手段と、
    前記Webリソース取得手段において取得された複数のWebリソースを記憶する記憶手段と、
    前記Webブラウザにより前記宛先URLが付与されたWebリソースの取得要求が行われると、前記宛先URLに基づいて、複数のWebリソースから一のWebリソースを選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択された一のWebリソースを前記Webブラウザに返信する返信手段と、
    を備える情報処理装置。
  7. WebサーバからWebリソースを取得するWebプロキシと、取得したWebリソースを閲覧するためのWebブラウザとを備える情報処理装置において、
    前記Webプロキシが、
    Webリソースを取得するための宛先URLが記述されているリソース指定ファイルを受信するリソース指定ファイル受信手段と、
    前記リソース指定ファイル受信手段により受信されたリソース指定ファイルに記述されている宛先URLに従って、Webリソースを取得するWebリソース取得手段と、
    前記Webリソース取得手段において取得されたWebリソースを記憶する記憶手段と、
    前記リソース指定ファイル受信手段により受信されたリソース指定ファイルに記述されている宛先URLと、前記記憶手段に記憶されているWebリソースの記憶領域を示す記憶領域情報とを、所定のグループでグルーピングして対応付けて記憶する管理テーブルを作成する作成手段と、
    ユーザ操作にしたがって、参照元となるWebページに記述されている宛先URLが付与された取得要求が前記Webブラウザから出力されると、前記宛先URLが、前記管理テーブルにおいてグルーピングされたグループに該当するか否かを判断するアクセス先判断手段と、
    前記アクセス先判断手段により、該当すると判断されると、前記宛先URLに対応付けられた記憶領域に記憶されているWebリソースを読み出す第1の読出手段と、
    前記アクセス先判断手段において、該当しないと判断されると、前記参照元となるWebページの参照元URLが、前記管理テーブルにおいてグルーピングされたグループに該当するか否かを判断する参照元判断手段と、
    前記参照元判断手段において、該当すると判断されると、前記宛先URLに対応付けられているWebリソースを読み出す第2の読出手段と、
    前記参照元判断手段において、該当しないと判断されると、ネットワークを介して前記宛先URL宛にアクセスしてWebリソースを取得する取得手段と、
    を備える情報処理装置。
  8. Webブラウザからの要求に応じて、WebサーバからWebリソースを取得するWebプロキシを構成するWebページ閲覧プログラムにおいて、
    前記Webサーバから取得対象となるWebリソースを特定するリソース指定ファイルを受信するリソース指定ファイル受信モジュールと、
    前記リソース指定ファイル受信モジュールにより受信されたリソース指定ファイルで指定された複数のWebリソースを取得するWebリソース取得モジュールと、
    前記Webリソース取得モジュールにおいて取得された複数のWebリソースを記憶手段に記憶する記憶モジュールと、
    前記Webブラウザにより前記宛先URLが付与されたWebリソースの取得要求が行われると、前記宛先URLに基づいて、複数のWebリソースから一のWebリソースを選択する選択モジュールと、
    前記選択モジュールにより選択された一のWebリソースを前記Webブラウザに返信する返信モジュールと、
    を備えるWebページ閲覧プログラム。
  9. WebサーバからWebリソースを取得するWebプロキシを構成するWebページ閲覧プログラムにおいて、
    Webリソースを取得するための宛先URLが記述されているリソース指定ファイルを受信するリソース指定ファイル受信モジュールと、
    前記リソース指定ファイル受信モジュールにより受信されたリソース指定ファイルに記述されている宛先URLに従って、Webリソースを取得するWebリソース取得モジュールと、
    前記Webリソース取得モジュールにおいて取得されたWebリソースを記憶する記憶モジュールと、
    前記リソース指定ファイル受信モジュールにより受信されたリソース指定ファイルに記述されている宛先URLと、前記記憶モジュールに記憶されているWebリソースの記憶領域を示す記憶領域情報とを、所定のグループでグルーピングして対応付けて記憶する管理テーブルを作成する作成モジュールと、
    参照元となるWebページに記述されている宛先URLが付与された取得要求が前記Webブラウザから出力されると、前記宛先URLが、前記管理テーブルにおいてグルーピングされたグループに該当するか否かを判断するアクセス先判断モジュールと、
    前記アクセス先判断モジュールにより、該当すると判断されると、前記宛先URLに対応付けられた記憶領域に記憶されているWebリソースを読み出す第1の読出モジュールと、
    前記アクセス先判断モジュールにおいて、該当しないと判断されると、前記参照元となるWebページの参照元URLが、前記管理テーブルにおいてグルーピングされたグループに該当するか否かを判断する参照元判断モジュールと、
    前記参照元判断モジュールにおいて、該当すると判断されると、前記宛先URLに対応付けられているWebリソースを読み出す第2の読出モジュールと、
    前記参照元判断モジュールにおいて、該当しないと判断されると、ネットワークを介して前記宛先URL宛にアクセスしてWebリソースを取得する取得モジュールと、
    を備えるWebページ閲覧プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014164583A (ja) * 2013-02-26 2014-09-08 Nec Corp データ配信システム、ルータ、ルータの制御方法及びルータの制御プログラム
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