JP4418190B2 - メディア配信システム及び方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、メディア配信システム及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、インターネットの普及に伴い、広告主や広告配信業者は、各ユーザの性別や嗜好などの属性に適した嗜好性の高い広告を配信することにより広告効果を高める工夫をしている。例えば、特許文献1においては、ユーザ端末からコンテンツ配信要求を受け付け、該ユーザのユーザ情報に応じて付加すべき広告データをデータベースから読み出すことにより、コンテンツ配信に際して適切な広告情報を付加する技術が記載されている。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−203119号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来、配信すべき広告情報を決定するために使用されるユーザ情報(ユーザ属性)は、メディア(コンテンツ)を提供する各企業が用紙あるいはオンラインによるアンケートを行うなどして収集し、データベースに登録していた。これは、ユーザにとってあるいは企業にとって煩雑な作業であった。また、ユーザ情報には個人情報が含まれており、ユーザが登録を躊躇することも多く、企業にとっては、自身がユーザ情報を管理しているユーザにのみ属性に対応した広告を配信する方法では、より多くのユーザに効果的な公告を配信することは困難であった。
【0005】
この発明は、このような事情を考慮してなされたもので、その目的は、ユーザから個人的な情報の提供を受けることなく、ユーザの属性を推定することが可能なニッチな(専門的な)サイトにアクセスした履歴により、ユーザの属性に応じた広告等のメディアを配信することのできるメディア配信システム及び方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上記の課題を解決すべくなされたもので、請求項1に記載の発明は、ユーザの端末装置へメディアを提供する複数のサイト提供システムと、前記ユーザの属性に対応するバナー広告を出力するメディア配信装置とからなるメディア配信システムであって、前記複数のサイト提供システムのそれぞれは、ユーザの端末装置からメディアの要求を受け、前記メディアの識別情報を前記メディア配信装置へ送信し、該ユーザの属性に対応したバナー広告を要求する要求手段と、前記ユーザから要求されたメディアと前記メディア配信装置から受信した該ユーザの属性に対応したバナー広告とを前記端末装置へ配信する配信手段とを備え、前記メディア配信装置は、ユーザの端末装置がアクセスしたメディアの履歴を示すアクセス履歴情報をユーザIDと対応づけて記憶するとともに、ユーザの地域の属性を特定する専門性の高いメディアの識別情報を示すメディア属性情報と、ユーザの地域の属性を特定する専門性の高い前記メディアの識別情報で示される配信条件及びバナー広告からなるメディア配信情報とを記憶する記憶手段と、前記サイト提供システムからバナー広告の要求として前記メディアの識別情報を受け、前記端末装置からユーザIDを読み出して前記複数のサイト提供システムが提供するメディアいずれかへの初回のアクセスであるか否かを判断し、ユーザIDを読み出せず初回のアクセスであると判断した場合にユーザIDを生成して前記端末装置へ記憶させ、さらに、前記記憶手段内の前記メディア属性情報を参照し、前記バナー広告の要求元である前記サイト提供システムの提供するメディアが、ユーザの地域の属性を特定する専門性の高いメディアであることを前記メディア属性情報に受信した前記メディアの識別情報が含まれていることから判断した場合に、前記記憶手段内の前記ユーザIDに対応したアクセス履歴情報へ前記メディアの識別情報を書き込むユーザ情報管理手段と、前記ユーザIDにより特定される該ユーザのアクセス履歴情報内のメディアの識別情報に合致する配信条件に対応したバナー広告を前記記憶手段内のメディア配信情報から読み出し、該ユーザの属性に対応したバナー広告として前記サイト提供システムへ出力する出力手段とを備える、ことを特徴とするメディア配信システムである。
【0013】
請求項2に記載の発明は、ユーザの端末装置へメディアを提供する複数のサイト提供システムと、前記ユーザの属性に対応するバナー広告を出力するメディア配信装置とからなるメディア配信システムに用いられるメディア配信方法であって、前記サイト提供システムが、ユーザの端末装置からメディアの要求を受け、前記メディアの識別情報を前記メディア配信装置へ送信して、該ユーザの地域の属性に対応したメディアを要求し、前記メディア配信装置が、ユーザの端末装置がアクセスしたメディアの履歴を示すアクセス履歴情報をユーザIDと対応づけて記憶するとともに、ユーザの地域の属性を特定する専門性の高いメディアの識別情報を示すメディア属性情報と、ユーザの地域の属性を特定する専門性の高い前記メディアの識別情報で示される配信条件及びバナー広告からなるメディア配信情報とを記憶する記憶手段を備えており、前記サイト提供システムからバナー広告の要求として前記メディアの識別情報を受け、前記端末装置からユーザIDを読み出して前記複数のサイト提供システムが提供するメディアいずれかへの初回のアクセスであるか否かを判断し、ユーザIDを読み出せず初回のアクセスであると判断した場合にユーザIDを生成して前記端末装置へ記憶させ、さらに、前記記憶手段内の前記メディア属性情報を参照し、前記バナー広告の要求元である前記サイト提供システムの提供するメディアが、ユーザの地域の属性を特定する専門性の高いメディアであることを前記メディア属性情報に受信した前記メディアの識別情報が含まれていることから判断した場合に、前記記憶手段内の前記ユーザIDに対応したアクセス履歴情報へ前記メディアの識別情報を書き込み、前記ユーザIDにより特定される該ユーザのアクセス履歴情報内のメディアの識別情報に合致する配信条件に対応したバナー広告を前記記憶手段内のメディア配信情報から読み出し、該ユーザの属性に対応したバナー広告として前記サイト提供システムへ出力し、前記サイト提供システムが、前記ユーザから要求されたメディアと前記メディア配信装置から受信したバナー広告とを前記端末装置へ配信する、ことを特徴とするメディア配信方法である。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照し、この発明の実施の形態について説明する。
図1は、この発明の一実施の形態によるメディア配信システムの動作概要を示す図である。
ユーザ10は、自身の保有する端末装置11からアフィリエイトであるISP(インターネットサービスプロバイダ)や一般企業などが提供するメディアのサイトのうち、専門性の高いメディアにアクセスする。専門性の高いメディアとは、ユーザ10の特徴を示す属性を推定することのできるメディアである。例えば、ある地域の天気予報を表示するホームページは、ユーザ10の地域の属性を推定できるメディアである。また、あるジャンルの映画や音楽、書籍の情報を提供するホームページは趣味の属性を、食品や衣料品などの情報を提供するホームページは嗜好の属性を、Q&Aなどのホームページからは悩みや興味を示す属性を推定することができる。
【0017】
ここでは、ユーザ10の端末装置11からメディアAのサイト20aが提供する専門性の高いメディア、「Y県Z市の天気」の情報を提供するホームページへのアクセスがあったとする(ステップS1)。メディア配信サーバ30(メディア配信装置)は、自身の管理するアクセス履歴情報へメディアAのサイト20aへのアクセスがあった旨を登録する(ステップS2)。
次に、ユーザ10の端末装置11からメディアBのサイト20bが提供する専門性の低いメディア、「全国のニュース」を提供するホームページへのアクセスがあったとする(ステップS3)。メディアBのサイト20bは、メディア配信サーバ30から、過去にユーザ10がアクセスした専門性の高いメディアから推定される属性「地域:Y県Z市」に関するメディア、例えば、Y県Z市で開催されるイベントに関する公告の画像情報の配信を受ける(ステップS4)。そして、自身の提供するコンテンツ(メディア)「全国のニュース」にこの公告の画像情報を組み込んだ画面情報を端末装置11へ返送し、表示させる。
【0018】
図2は、同実施の形態によるメディア配信システムの構成を示すブロック図である。
端末装置11は、ユーザ10が保有する例えばパーソナルコンピュータやインターネット接続可能な携帯端末であり、公衆電話網、携帯電話網、インターネット網、私設網などから構成されるネットワーク40と接続される。そして、メディアA〜N(以下、単に「メディア」と記載)のサイト20a〜20n(以下、単に「サイト20」と記載)から提供される画面情報をディスプレイに表示したり、マウスやキーボードなどにより画面情報に入力されたデータをサイト20へ送信するためのブラウザ等を備える。
【0019】
ISP(インターネットサービスプロバイダ)や一般企業などのメディアのサイト20a〜20nは、それぞれウェブサーバ21a〜21n(以下、「ウェブサーバ21」と記載)で提供される。
ウェブサーバ21(サイト提供システム)は、ネットワーク40を介して端末装置11及びメディア配信サーバ30と接続される。そして、ネットワーク40を介してアクセスしてきた端末装置11へホームページなどの各種コンテンツ(メディア)を表示するための画面情報を提供する。この画面情報には、メディア配信サーバ30から提供される画像情報が含まれる。例えば、コンテンツを表示するための画面情報は、HTML(hypertext markup language)やXML(extensible markup language)などで記述される。また、メディア配信サーバ30から提供される画像情報は、バナー広告等を表示するためのフラッシュ画像、GIFアニメーション画像などである。
【0020】
アフィリエイトサービスプロバイダなどの広告業者が保有するメディア配信サーバ30は、制御手段31、通信手段32、データベース33、ユーザ情報管理手段34、及び、出力手段35を備える。
データベース33(記憶手段)は、メディア属性情報、ユーザ情報及びメディア配信情報を記憶する。
メディア属性情報は、専門性の高いメディアの識別情報と、このメディアから特定される属性の情報からなる。
ユーザ情報は、ユーザ10の識別情報(ユーザID)、アクセス履歴情報、及び、属性の情報からなる。アクセス履歴情報は、ユーザ10がアクセスした専門性の高いメディアの識別情報(URLなど)、及び、アクセスした日時の情報からなる。
メディア配信情報は、広告やお知らせ、プレゼントの応募などのコンテンツ(メディア)を表示するための画像情報と、この画像情報を配信する配信条件とからなる。配信条件は、ユーザ10が過去にアクセスした専門性の高いメディアの識別情報(あるいは属性の情報)で示される。なお、配信条件は、複数の専門性の高いメディアの識別情報(あるいは属性の情報)の組み合わせであってもよいし、さらに時刻やアクセス元のメディアなど他の情報、アクセス回数を条件として加えたものであってもよい。また、1つの配信条件と複数の画像情報とを対応させ、所定の割合や優先度に従い画像情報を選択することでもよい。
【0021】
制御手段31は、CPU(central processing unit)及び各種メモリから構成され、各部の制御や、データの一時的な格納や、データの転送等を行う。
通信手段32は、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)を備え、専用線やブロードバンド回線などによりネットワーク40と接続され、端末装置11、及び、ウェブサーバ21とのデータの送受信を行う。
ユーザ情報管理手段34は、ユーザ10のユーザ情報をデータベース33へ蓄積する機能を有する。
出力手段35は、ユーザ10のユーザ情報(アクセス履歴情報あるいは属性の情報)に応じた画像情報をデータベース33内のメディア配信情報から読出し、ウェブサーバ21へ返送する機能を有する。
【0022】
図3は、メディア配信サーバ30の動作フローを示す図である。
まず、ユーザ10が端末装置11から専門性の高いメディアAのホームページにアクセスしたとする。具体的には、ユーザ10が端末装置11の表示するブラウザでメディアAのホームページのURL(Universal Resource Locator)を指定することなどにより、ウェブサーバ21aへコンテンツが要求される。ここでは、これがユーザ10からメディアA〜Nのサイト20への初回のアクセスであるとする。
ウェブサーバ21aは、メディアAのホームページへのアクセスを受けると、要求されたコンテンツを表示する画面情報を生成するため、メディアの識別情報をメディア配信サーバ30へ通知し、画面情報に埋め込む公告などの画像情報(あるいは、ポップアップのように同時に表示させるべき画面情報)を要求する。
【0023】
メディア配信サーバ30のユーザ情報管理手段34は、ウェブサーバ21aからメディアAの識別情報を受信し、画像情報の要求があったことを認識する。すると、ユーザ情報管理手段34は、端末装置11内のクッキー(Cookie)を読み出し、この端末装置11からメディアA〜Nのサイト20が提供するメディアへの初回のアクセスであるか否かを判断する(ステップS110)。Cookieが存在しない場合は、初回のアクセスであると判断してユーザIDを生成し、端末装置11へこのユーザIDが設定されたCookieを記憶させる(ステップS120)。
なお、Cookieとは、サイトの提供者が、ブラウザを通じてユーザの端末装置に一時的にデータを書き込んで保存させる仕組みを提供する技術であり、ユーザに関する情報や最後にサイトを訪れた日時、そのサイトの訪問回数などを記録しておくことができる。
【0024】
次に、ユーザ情報管理手段34は、メディアAが専門性の高いメディアであるか否かを判断する(ステップS130)。すなわち、ウェブサーバ21aから受信したメディアAの識別情報でメディア属性情報を検索し、対応するメディア属性情報が存在した場合、専門性の高いメディアであると判断する。そして、メディアAの識別情報及びアクセスがあった日時の情報からなるアクセス履歴情報と、メディアAの識別情報に対応するメディア属性情報内の属性の情報とを、ステップS120において割り当てたユーザIDに対応させてデータベース33内のユーザ情報に書き込む(ステップS140)。
【0025】
続いて、出力手段35は、このユーザ10のユーザ情報をデータベース33から読出す。そして、ユーザ情報内のアクセス履歴情報で示されるメディアAの識別情報(あるいは属性の情報)に合致する配信条件に対応する公告の画像情報(メディア)をデータベース33内のメディア配信情報から読み出し、ウェブサーバ21aへ返送する(ステップS150)。
ウェブサーバ21aは、ユーザ10から要求されたコンテンツに、メディア配信サーバ30から受信した公告の画像情報を埋め込んだ画面情報を生成して、端末装置11へ返送する。端末装置11のブラウザは、メディアAのサイト20aから受信した画面情報に従いコンテンツ及び広告の画像を表示する。
【0026】
次に、ユーザ10が端末装置11から専門性の低いメディアBのホームページにアクセスしたとする。ウェブサーバ21bはコンテンツの要求を受けると、要求されたコンテンツを表示する画面情報を生成するため、この画面情報に埋め込む公告などの画像情報をメディア配信サーバ30に要求する。
【0027】
メディア配信サーバ30のユーザ情報管理手段34は、ウェブサーバ21bからメディアBの識別情報を受信し、端末装置11から画像情報の要求があったことを認識する。すると、ユーザ情報管理手段34は、端末装置11内のCookieを読み出して、ユーザIDを得ることにより、この端末装置11からメディアA〜Nのサイト20が提供するメディアへの初回のアクセスではないと判断する(ステップS110No)。
【0028】
次に、ユーザ情報管理手段34は、メディアBが専門性の高いメディアであるか否かを判断する(ステップS130)。すなわち、ウェブサーバ21bから受信したメディアBの識別情報でメディア属性情報を検索し、対応するメディア属性情報が存在しない場合、専門性の低いメディアからのアクセスであると判断する。続いて、出力手段35は、取得したユーザIDによりデータベース33内のユーザ情報を読み出す。そして、読み出したユーザ情報内のアクセス履歴情報で示されるメディアAの識別情報(あるいは属性の情報)に合致する配信条件に対応した公告の画像情報(メディア)をデータベース33内のメディア配信情報から読み出し、ウェブサーバ21bへ返送する(ステップS150)。
ウェブサーバ21bは、メディア配信サーバ30から受信した公告の画像情報を埋め込んだコンテンツを表示するための画面情報を生成して、端末装置11へ返送する。端末装置11のブラウザは、メディアBのサイト20bから受信した画面情報に従いコンテンツ及び広告の画像を表示する。
【0029】
なお、ユーザ10が複数の専門性の高いメディアにアクセスした後、メディア配信サーバ30がステップS150において画像情報を選択するときには、最もアクセス回数が多いメディアに対応した画像情報(メディア)を選択する。例えば、ユーザ10がこれまでに専門性の高いメディアとして釣りに関するメディア及び料理に関するメディアにアクセスしており、釣りに関するメディアへのアクセス回数の方が料理に関するメディアへのアクセス回数より多い場合、釣りに関する公告等の画像情報(メディア)を選択する。
【0030】
上述する実施の形態によれば、ユーザ10が端末装置11からどのメディアにアクセスしても、ユーザ10のアクセス履歴情報に記録されている過去にアクセスした専門性の高いメディアから特定される属性に対応した公告などのメディアが出力される。
【0031】
なお、上記の実施の形態において、ユーザIDを端末装置11内のCookieから取得しているが、ユーザ10が端末装置11から各メディアのサイト20にアクセスしたときに、端末装置11へユーザIDの入力を促すユーザID入力画面をブラウザに表示させることにより、ユーザ10が入力したユーザIDを取得することでもよい。
【0032】
なお、上述の端末装置11、ウェブサーバ21、及び、メディア配信サーバ30は、内部にコンピュータシステムを有している。そして、上述した動作の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータシステムが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでいうコンピュータシステムとは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものである。
【0033】
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、ROMの他に、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のシステムやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
【0034】
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
【0035】
【発明の効果】
この発明によれば、ユーザから個人情報の提供を受けることなく、また、ユーザのアクセス履歴などの情報を各メディアのサイトの運営者へは隠避しながら、ユーザが専門性の高いメディアへアクセスしたことにより特定される属性に従った広告を配信することができる。これにより、個人情報を保護しながらも、効果の高い広告を配信することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施の形態によるメディア配信システムの動作概要を示すブロック図である。
【図2】 同実施の形態によるメディア配信システムの構成を示すブロック図である。
【図3】 同実施の形態によるメディア配信サーバの動作フローを示す図である。
【符号の説明】
10…ユーザ
11…端末装置
20a、20b、20n…サイト
21a、21b、21n…ウェブサーバ(サイト提供システム)
30…メディア配信サーバ(メディア配信装置)
31…制御手段
32…通信手段
33…データベース
34…ユーザ情報管理手段
35…出力手段
Claims (2)
- ユーザの端末装置へメディアを提供する複数のサイト提供システムと、前記ユーザの属性に対応するバナー広告を出力するメディア配信装置とからなるメディア配信システムであって、
前記複数のサイト提供システムのそれぞれは、
ユーザの端末装置からメディアの要求を受け、前記メディアの識別情報を前記メディア配信装置へ送信し、該ユーザの属性に対応したバナー広告を要求する要求手段と、
前記ユーザから要求されたメディアと前記メディア配信装置から受信した該ユーザの属性に対応したバナー広告とを前記端末装置へ配信する配信手段とを備え、
前記メディア配信装置は、
ユーザの端末装置がアクセスしたメディアの履歴を示すアクセス履歴情報をユーザIDと対応づけて記憶するとともに、ユーザの地域の属性を特定する専門性の高いメディアの識別情報を示すメディア属性情報と、ユーザの地域の属性を特定する専門性の高い前記メディアの識別情報で示される配信条件及びバナー広告からなるメディア配信情報とを記憶する記憶手段と、
前記サイト提供システムからバナー広告の要求として前記メディアの識別情報を受け、前記端末装置からユーザIDを読み出して前記複数のサイト提供システムが提供するメディアいずれかへの初回のアクセスであるか否かを判断し、ユーザIDを読み出せず初回のアクセスであると判断した場合にユーザIDを生成して前記端末装置へ記憶させ、さらに、前記記憶手段内の前記メディア属性情報を参照し、前記バナー広告の要求元である前記サイト提供システムの提供するメディアが、ユーザの地域の属性を特定する専門性の高いメディアであることを前記メディア属性情報に受信した前記メディアの識別情報が含まれていることから判断した場合に、前記記憶手段内の前記ユーザIDに対応したアクセス履歴情報へ前記メディアの識別情報を書き込むユーザ情報管理手段と、
前記ユーザIDにより特定される該ユーザのアクセス履歴情報内のメディアの識別情報に合致する配信条件に対応したバナー広告を前記記憶手段内のメディア配信情報から読み出し、該ユーザの属性に対応したバナー広告として前記サイト提供システムへ出力する出力手段とを備える、
ことを特徴とするメディア配信システム。 - ユーザの端末装置へメディアを提供する複数のサイト提供システムと、前記ユーザの属性に対応するバナー広告を出力するメディア配信装置とからなるメディア配信システムに用いられるメディア配信方法であって、
前記サイト提供システムが、
ユーザの端末装置からメディアの要求を受け、前記メディアの識別情報を前記メディア配信装置へ送信して、該ユーザの地域の属性に対応したメディアを要求し、
前記メディア配信装置が、
ユーザの端末装置がアクセスしたメディアの履歴を示すアクセス履歴情報をユーザIDと対応づけて記憶するとともに、ユーザの地域の属性を特定する専門性の高いメディアの識別情報を示すメディア属性情報と、ユーザの地域の属性を特定する専門性の高い前記メディアの識別情報で示される配信条件及びバナー広告からなるメディア配信情報とを記憶する記憶手段を備えており、
前記サイト提供システムからバナー広告の要求として前記メディアの識別情報を受け、前記端末装置からユーザIDを読み出して前記複数のサイト提供システムが提供するメディアいずれかへの初回のアクセスであるか否かを判断し、ユーザIDを読み出せず初回のアクセスであると判断した場合にユーザIDを生成して前記端末装置へ記憶させ、さらに、前記記憶手段内の前記メディア属性情報を参照し、前記バナー広告の要求元である前記サイト提供システムの提供するメディアが、ユーザの地域の属性を特定する専門性の高いメディアであることを前記メディア属性情報に受信した前記メディアの識別情報が含まれていることから判断した場合に、前記記憶手段内の前記ユーザIDに対応したアクセス履歴情報へ前記メディアの識別情報を書き込み、
前記ユーザIDにより特定される該ユーザのアクセス履歴情報内のメディアの識別情報に合致する配信条件に対応したバナー広告を前記記憶手段内のメディア配信情報から読み出し、該ユーザの属性に対応したバナー広告として前記サイト提供システムへ出力し、
前記サイト提供システムが、
前記ユーザから要求されたメディアと前記メディア配信装置から受信したバナー広告とを前記端末装置へ配信する、
ことを特徴とするメディア配信方法。
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