JP4289879B2 - 更新通知装置、更新通知方法、コンピュータプログラム及び記憶媒体 - Google Patents

更新通知装置、更新通知方法、コンピュータプログラム及び記憶媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワーク上に公開された電子文書の更新を検知して利用者に通知する電子文書の更新通知装置、更新通知方法、コンピュータプログラム及び記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、WWW(World Wide Web)を利用した情報の提供が急速な普及を見せている。WWWで提供される情報の種類には、新製品の発売やイベントの開催の告知等、WWW以外のメディアを通じても提供されるものから、Webオークションサイトの様に、WWWが唯一の情報提供メディアとなっているものも数多く存在するようになった。ユーザーは、そこで提供される様々な情報にアクセスし、必要な情報を選択して利用している。
【0003】
WWWでは、情報提供者が非同期に且つ不定期に情報を更新する。そのためユーザーは、常に最新の情報を手にするために幾つものWebサーバーに能動的にアクセスして、新たな情報が追加されていないか、以前提供された情報が変更されていないか等、自ら確認する必要がある。ここで、例えば、新種のウィルスやセキュリティーホールの発見に関する情報、或いはオークションサイトに登録される新商品の情報等、ユーザーにとって緊急性を要する情報を入手するためには、その緊急度に応じた頻度でWebサーバーにアクセスする必要があり、ユーザーにとって負担となっていた。
【0004】
この負担を軽減するために、従来、自動でWebサイトを巡回して情報の更新を検知し、ユーザーに通知するシステムが存在している。これらのシステムには、株式会社ビー・ユー・ジーの提供するPerManSurferのように、ユーザーが指定したアドレスに存在する電子文書を自動的に収集してローカルPC(パーソナルコンピュータ)に保存するものや、特開平10−143418号公報や特開2001−67283号公報において開示されているように、ユーザーの登録した電子文書が更新された場合に、電子メールで通知するもの等が存在する。
【0005】
これとは別の形態として、株式会社ヴェルスの提供するブックマーク(BookMark)チェックサービスが存在する。ブックマークは、ユーザーがWebブラウザで電子文書を閲覧した際に、関心のある情報が提供されている電子文書のアドレスを保存しておいて、当該電子文書への以後のアクセスを容易にするものであるが、WWWでは、情報提供者が電子文書の所在を移転させることが比較的頻繁に行われている。移転後しばらくの期間は、移転先のアドレスへの自動転送が行われることもあるが、移転から一定期間を過ぎたものについては移転先のアドレスが不明となり、ブックマークに保存しておいた電子文書に到達できなくなってしまう。ブックマークのチェックでは、そうしたサーバー上の電子文書が移動したことを直ちに検出してユーザーに通知する。ユーザーは、移転先のアドレスを新たにブックマークに登録することで、情報源の喪失を防ぐことが可能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
以上述べてきた従来のシステムは、単独の電子文書やWebサイト全体の更新を検出することにおいては有効に機能してきた。
【0007】
一方で、Web上には関連性の高い電子文書や良質な情報源へのリンクを纏めた所謂リンク集が存在し、多くのユーザーに利用されている。このリンク集は、それを利用するユーザーの関心がリンク集のページ自体にあるわけではなく、そこからリンクを張られている個々の電子文書やサーバーが提供する情報が本来の関心の対象である点に特徴がある。
【0008】
ところが、上述したような従来例では、こうしたリンク集に纏められている電子文書の更新を検知しようとした場合、全ての電子文書を一つずつ通知対象として登録するか、或いはリンク集のページを起点としてハイパーリンクで結ばれたページを纏めて通知対象に登録する必要があった。
【0009】
前者の方法は、電子文書の登録時にユーザーにかける負担が大きく、また、リンク集に新たなリンクが追加されたことを検知できないことに根本的な問題があった。
【0010】
また、後者の方法では、本来は通知する必要のないリンク集自体の更新情報も通知されてしまい、最終的にユーザーが通知の要/不要を判断する必要があった。そのため、不要な通知の中に重要な通知が埋没してしまう可能性がある点に問題があった。
【0011】
また、リンクリストは、類似した情報を一括して入手するのに有用な電子文書であるが、膨大な電子文書が存在するWWWでは、関連性の高い電子文書が必ずしもリンクリストのような形で纏められているとは限らない。従って、関連した情報を広くチェックしたい場合、ユーザーは、点在する複数の電子文書を通知対象として登録することになる。上述した従来例では、これら独立して登録された通知対象は、通知も独立に行われたり、或いは関連性の低い電子文書を複数登録した場合にも、それらが一つの通知に纏められてしまう等、類似した情報のみをユーザーが一括で入手することができず、ユーザーにとって利便性の高い通知が行われているとは言い難かった。
【0012】
本発明は上述した従来技術の有する問題点を解消するためになされたもので、その目的は、ユーザーに関心のある電子文書だけを通知対象に指定することが可能で、不要な電子文書の更新通知を排除して必要な情報を最小限の労力で入手することが可能な電子文書の更新通知装置、更新通知方法、コンピュータプログラム及び記憶媒体を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の更新通知装置は、ネットワーク上に公開されている電子文書の更新を検知して利用者に通知する更新通知装置であって、URLによって指し示される1つの電子文書を更新通知対象とする第1のタイプと、URLによって指し示される1つの電子文書からハイパーリンクが張られている電子文書を更新通知対象とし且つ当該URLによって指し示される1つの電子文書自体は更新通知対象としない第2のタイプと、URLによって特定されるディレクトリ下にある電子文書を更新対象とする第3のタイプとの中から、更新通知対象にするタイプとURLとをユーザに指定させる通知対象指定手段と、前記通知対象指定手段で第1のタイプが指定された場合は前記通知対象指定手段で指定されたURLによって指し示される1つの電子文書を取得し、前記通知対象指定手段で第2のタイプが指定された場合は前記通知対象指定手段で指定されたURLによって指し示される1つの電子文書内から1または複数のハイパーリンクのURLを抽出して、当該抽出した1または複数のハイパーリンクのURLで指し示される1または複数の電子文書を取得し、前記通知対象指定手段で第3のタイプが指定された場合は、前記通知対象指定手段で探索開始URLとして指定されたURLによって指し示される1つの電子文書内から1または複数のハイパーリンクのURLを抽出し、当該抽出した1または複数のハイパーリンクのURLのうち前記通知対象指定手段で指定されたURLによって特定されるディレクトリ下にあるURLを取得対象URLとして、当該取得対象URLによって指し示される電子文書を取得し、更に、当該取得した電子文書内から1または複数のハイパーリンクのURLのうち前記ディレクトリ下にあるURLを新たな取得対象URLとして電子文書を取得する処理を繰り返し行うことによって、複数の電子文書を取得する電子文書取得手段と、前記電子文書取得手段取得た電子文書を過去に取得した電子文書と比較することによって、当該取得した電子文書が更新されているか否かを判定する更新検知手段と、前記更新検知手段で更新されていると判定された電子文書に関する情報を利用者に通知する通知手段とを有することを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明の更新通知方法は、ネットワーク上に公開されている電子文書の更新を検知して利用者に通知する更新通知方法であって、通知対象指定手段が、URLによって指し示される1つの電子文書を更新通知対象とする第1のタイプと、URLによって指し示される1つの電子文書からハイパーリンクが張られている電子文書を更新通知対象とし且つ当該URLによって指し示される1つの電子文書自体は更新通知対象としない第2のタイプと、URLによって特定されるディレクトリ下にある電子文書を更新対象とする第3のタイプとの中から、更新通知対象にするタイプとURLとをユーザに指定させる通知対象指定工程と、電子文書取得手段が、前記通知対象指定工程で第1のタイプが指定された場合は前記通知対象指定工程で指定されたURLによって指し示される1つの電子文書を取得し、前記通知対象指定工程で第2のタイプが指定された場合は前記通知対象指定工程で指定されたURLによって指し示される1つの電子文書内から1または複数のハイパーリンクのURLを抽出して、当該抽出した1または複数のハイパーリンクのURLで指し示される1または複数の電子文書を取得し、前記通知対象指定工程で第3のタイプが指定された場合は、前記通知対象指定工程で探索開始URLとして指定されたURLによって指し示される1つの電子文書内から1または複数のハイパーリンクのURLを抽出し、当該抽出した1または複数のハイパーリンクのURLのうち前記通知対象指定工程で指定されたURLによって特定されるディレクトリ下にあるURLを取得対象URLとして、当該取得対象URLによって指し示される電子文書を取得し、更に、当該取得した電子文書内から1または複数のハイパーリンクのURLのうち前記ディレクトリ下にあるURLを新たな取得対象URLとして電子文書を取得する処理を繰り返し行うことによって、複数の電子文書を取得する電子文書取得工程と、更新検知手段が、前記電子文書取得工程で取得された電子文書を過去に取得した電子文書と比較することによって、当該取得した電子文書が更新されているか否かを判定する更新検知工程と、通知手段が、前記更新検知工程で更新されていると判定された電子文書に関する情報を利用者に通知する通知工程とを有することを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明のコンピュータプログラムは、コンピュータを、ネットワーク上に公開されている電子文書の更新を検知して利用者に通知する装置として機能させるためのコンピュータ実行可能なコンピュータプログラムであって、前記コンピュータを、URLによって指し示される1つの電子文書を更新通知対象とする第1のタイプと、URLによって指し示される1つの電子文書からハイパーリンクが張られている電子文書を更新通知対象とし且つ当該URLによって指し示される1つの電子文書自体は更新通知対象としない第2のタイプと、URLによって特定されるディレクトリ下にある電子文書を更新対象とする第3のタイプとの中から、更新通知対象にするタイプとURLとをユーザに指定させる通知対象指定手段、前記通知対象指定手段で第1のタイプが指定された場合は前記通知対象指定手段で指定されたURLによって指し示される1つの電子文書を取得し、前記通知対象指定手段で第2のタイプが指定された場合は前記通知対象指定手段で指定されたURLによって指し示される1つの電子文書内から1または複数のハイパーリンクのURLを抽出して、当該抽出した1または複数のハイパーリンクのURLで指し示される1または複数の電子文書を取得し、前記通知対象指定手段で第3のタイプが指定された場合は、前記通知対象指定手段で探索開始URLとして指定されたURLによって指し示される1つの電子文書内から1または複数のハイパーリンクのURLを抽出し、当該抽出した1または複数のハイパーリンクのURLのうち前記通知対象指定手段で指定されたURLによって特定されるディレクトリ下にあるURLを取得対象URLとして、当該取得対象URLによって指し示される電子文書を取得し、更に、当該取得した電子文書内から1または複数のハイパーリンクのURLのうち前記ディレクトリ下にあるURLを新たな取得対象URLとして電子文書を取得する処理を繰り返し行うことによって、複数の電子文書を取得する電子文書取得手段、前記電子文書取得手段で取得した電子文書を過去に取得した電子文書と比較することによって、当該取得した電子文書が更新されているか否かを判定する更新検知手段、前記更新検知手段で更新されていると判定された電子文書に関する情報を利用者に通知する通知手段、として機能させるためのプログラムコードを含むことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の各実施の形態を図面に基づき説明する。
【0015】
(第1の実施の形態)
まず、本発明の第1の実施の形態を、図1乃至図8に基づき説明する。
【0016】
図1は、本実施の形態に係る電子文書の更新通知装置を有するシステムの構成を示すブロック図である。
【0017】
図1において、101はユーザー、102は通知対象指定手段、103は文書取得手段、104は更新検知手段、105は通知手段、106は通知方法指定手段、107は記憶装置、108はサーバー、109はネットワークである。
【0018】
図1において、ユーザー101は、通知対象指定手段102を通じて通知対象となる電子文書を指定する。本実施の形態において、通知対象はHTML(HyperText Markup Language)であり、ユーザー101は、URL(Uniform Resource Locator)によって電子文書を指定する。文書取得手段103は、通知対象指定手段102によりユーザー101の指定した電子文書をネットワーク109上のサーバー108から取得し、記憶装置107に保存する。本実施の形態においては、HTTP(HyperText Transfer Protocol)によってサーバー108と通信を行って電子文書を取得するものとする。更新検知手段104は、文書取得手段103が取得した電子文書が更新されているか否かを検知する。通知手段105は、更新検知手段104から更新のあった電子文書の情報を取得し、通知方法指定手段106によって指定された通知方法に従って通知メッセージを生成してユーザー101に通知する。
【0019】
以上が本システムを利用する際の処理の流れである。
【0020】
次に、各処理動作について、図1及び図2を用いて説明する。
【0021】
図2は、リンクリストの定義を説明するための図であり、同図において、201はURL,202は一つのURL201で指し示される電子文書からハイパーリンクが張られている電子文書の集合である。
【0022】
まず、ユーザー101が通知対象を指定する処理動作について説明する。
【0023】
本システムでは、通知対象指定手段102により登録された各通知対象にユニークな管理番号を割り当てて管理する。
【0024】
ユーザー101は、まず、通知対象のタイプを指定する。この通知対象のタイプとしては、次の3通りがある。
(1)ページ型:一つのURLで指し示される一つの電子文書を更新検知の対象とする場合。
(2)リンクリスト型:一つのURL201で指し示される電子文書からハイパーリンクが張られている電子文書の集合202を更新検知の対象とし、且つURL201で指定した電子文書自体は、更新検知の対象に含ませない場合。
(3)サイト型:一つのWebサーバー上の特定のアドレス範囲に存在する電子文書を更新検知の対象とする場合。
【0025】
ユーザー101がページ型及びリンクリスト型を選択した場合、通知対象指定手段102は、ユーザー101に対して電子文書のURL201の入力を要求する。ここで、ユーザー101にURL201を指定させるインターフェイスとしては、直接URL201を入力させる方法や、ユーザー101の使用しているWebブラウザと連携してブックマークに登録されているURL201を取得し、その中から選択させる方法等、用途や目的に応じて適宜使い分けることが望まれる。また、指定されたURL201へ実際にネットワーク109を通じてアクセス可能であるかを否かを、登録に先立って検証する手段が備わっていても良い。
【0026】
次に、ユーザー101がサイト型を選択した場合の処理動作を、図3を参照して説明する。
【0027】
図3は、サイトの定義を説明するための図であり、同図において、301はWebサーバー“http://www.foo.com/”、302はWebサーバーhttp://www.foo.com/301上のディレクトリ“bar”、303はディレクトリ“bar/baz”、304は http://www.foo.com/bar/index.htmlである。
【0028】
通知対象指定手段102は、アドレス範囲を指定するために次の2つのURL201を要求する。
(1)1個以上の探索範囲URL
(2)0個以上の探索除外URL
探索範囲URLと探索排斥URLは、Webサーバー中のディレクトリをURL201を用いて指定するものである。
【0029】
本システムは、探索範囲URLで指定されたディレクトリ下の全ての電子文書から、探索除外URLで指定されたディレクトリ下の全ての電子文書を除いた電子文書の集合を通知対象とする。例えば、Webサーバーhttp://www.foo.com/301上のディレクトリ“bar”302以下の全ての電子文書から、ディレクトリ“bar/baz”303以下の全ての電子文書を除いた電子文書を通知対象として指定する場合は、
探索範囲URL = http://www.foo.com/bar/
探索排斥URL = http://www.foo.com/bar/baz/
となる。
【0030】
尚、探索範囲URLと探索排斥URLは、共に複数指定可能であるが、これらのURLは、同一サーバー上のアドレスでなければならない。また、探索範囲URLは、最低一つ指定する必要があるが、探索排斥URLは、必ずしも必要ではない。
【0031】
サイト型を選択した場合は、次の二つのパラメータを指定する。
(3)1個以上の探索開始URL
(4)0以上探索階層数
探索開始URLは、電子文書取得の起点となるURLで、文書取得手段103は、このURLが示すHTMLページからハイパーリンクを辿り電子文書を取得する。
【0032】
図3に示す例では、
探索開始URL = http://www.foo.com/bar/index.html304
となる。
【0033】
探索階層数は、探索開始URLから数えて何回までハイパーリンクを辿るかを指定するものであり、探索範囲URL、探索排斥URLと合わせて通知対象の範囲を制限する。ページ型やリンクリスト型と同様に、ここでも指定されたURLがアクセス可能なアドレスであるか否かを、登録に先立って検証する手段を備えるようにしても良い。
【0034】
ユーザー101の入力したURL201は、文書取得手段103に引き渡されて、同一のURL201が重複して登録されていないかをチェックする。
【0035】
この処理動作について、図4のフローチャートを参照して説明する。
【0036】
まず、ステップS401で、ページ型を選択したか否かを判断する。そして、ページ型を選択したと判断された場合は、ステップS402へ進んで、同一のURLを持つページ型通知対象が登録済みであるか否かを判断する。そして、同一のURLを持つページ型通知対象が登録済みであると判断された場合は、ステップS403へ進んで、利用者に登録済みであることを通告し、通知対象の新規登録は行わないで、本処理動作を終了する。また、前記ステップS402において、同一のURLを持つページ型通知対象が登録済みでないと判断された場合は、ステップS404へ進んで、当該URLを範囲に含むサイト型通知対象が登録済みであるか否かを判断する。そして、当該URLを範囲に含むサイト型通知対象が登録済みであると判断された場合は、ステップS405へ進んで、更新検知は行わずに登録済みサイト型通知対象での更新検知の結果を用いるように設定する。これは、ページ型通知対象において通知の必要な電子文書はURL201で指定した一つの電子文書のみであり、サイト型通知対象に含まれる他の電子文書の更新情報は通知されるべきではないこと、一方で同一の電子文書を通知対象毎に個別に更新検知するのは冗長であることを考慮したものである。前記ステップS405の処理を終了後は、ステップS406へ進む。また、前記ステップS404において、当該URLを範囲に含むサイト型通知対象が登録済みでないと判断された場合(例えば、登録済みサイト型通知対象において指定されている探索開始URLと同一のURLをページ型通知対象として登録しようとした場合)は、直接ステップS406へ進む。ステップS406では、管理番号を発行して通知対象として新規に登録を行った後、本処理動作を終了する。
【0037】
一方、前記ステップS401において、ページ型を選択しないと判断された場合は、ステップS407へ進んで、リンクリスト型を選択したか否かを判断する。そして、リンクリスト型を選択したと判断された場合は、ステップS408へ進んで、同一のURLを持つリンクリスト型通知対象が登録済みであるか否かを判断する。そして、同一のURLを持つリンクリスト型通知対象が登録済みであると判断された場合は、前記ステップS403へ進んで、利用者に登録済みであることを通告して、通知対象の新規登録は行わないで、本処理動作を終了する。また、前記ステップS408において、同一のURLを持つリンクリスト型通知対象が登録済みでないと判断された場合は、前記ステップS406へ進んで、管理番号を発行して通知対象として新規に登録を行った後、本処理動作を終了する。
【0038】
一方、前記ステップS407において、リンクリスト型を選択しないと判断された場合は、ステップS409へ進んで、サイト型を選択したか否かを判断する。そして、サイト型を選択したと判断された場合は、ステップS410へ進んで、同一設定のサイト型が登録済みであるか否かを判断する。そして、同一設定のサイト型が登録済みであると判断された場合、即ち、図5に示すように、上述した四つの設定項目が全て一致するサイト型通知対象が登録されている場合は、前記ステップS403へ進んで、利用者に登録済みであることを通告して、通知対象の新規登録は行わないで、本処理動作を終了する。また、前記ステップS410において、同一設定のサイト型が登録済みでないと判断された場合は、ステップS411へ進んで、一方が他方を完全に包含するようなサイト型通知対象が登録済みであるか否かを判断する。そして、一方が他方を完全に包含するようなサイト型通知対象が登録済みであると判断された場合(例えば、図6に示すように、探索範囲URLが http://www.foo.com/、探索階層数が20に指定されているサイト型通知対象が既に登録されていて、ここに同一の探索範囲URLを持ち探索階層数が10の通知対象を登録しようとした場合や、その逆を行う場合)は、ステップS412へ進んで、更新検知はより広い範囲指定を持つ通知対象での更新結果を共有するように設定した後、前記ステップS406へ進んで、管理番号を発行して通知対象として新規に登録を行った後、本処理動作を終了する。また、前記ステップS411において、一方が他方を完全に包含するようなサイト型通知対象が登録済みでないと判断された場合は、ステップS413へ進んで、部分的に共通する(重なり合う)範囲を持つサイト型通知対象が登録済みであるか否かを判断する。そして、部分的に共通する(重なり合う)範囲を持つサイト型通知対象が登録済みであると判断された場合(例えば、図7に示すように、探索範囲URLが“http://www.foo.com/bar/、http://www.foo.com/baz/”であるサイト型通知対象が既に登録されていて、ここに探索範囲URL“http://www.foo.com/bar/、http://www.foo.com/hoo/”を持つ通知対象を登録しようとした場合)は、ステップS414へ進んで、共通部分の更新検知は登録済みの通知対象での処理結果を共有するように設定した後、前記ステップS406へ進んで、管理番号を発行して通知対象として新規に登録を行った後、本処理動作を終了する。また、前記ステップS413において、部分的に共通する(重なり合う)範囲を持つサイト型通知対象が登録済みでないと判断された場合は、ステップS415へ進んで、新規に登録しようとしているサイト型通知対象が規定する範囲に包含されるURLを持つページ型通知対象が登録済みであるか否かを判断する。そして、新規に登録しようとしているサイト型通知対象が規定する範囲に包含されるURLを持つページ型通知対象が登録済みであると判断された場合は、ステップS416へ進んで、登録済みページ型通知対象の更新検知は、今回登録したサイト型通知対象での更新検知結果を用いるように設定した後、前記ステップS406へ進んで、管理番号を発行して通知対象として新規に登録を行った後、本処理動作を終了する。また、前記ステップS415において、新規に登録しようとしているサイト型通知対象が規定する範囲に包含されるURLを持つページ型通知対象が登録済みでないと判断された場合は、直接前記ステップS406へ進んで、管理番号を発行して通知対象として新規に登録を行った後、本処理動作を終了する。また、前記ステップS409において、サイト型を選択しないと判断された場合は、何も処理せずに、本処理動作を終了する。
【0039】
以上の処理により、同一の電子文書が重複して更新検知されるのを可能な限り回避しつつ、通知対象としての独立性を維持することが可能である。
【0040】
以上説明してきた通知対象登録処理を繰り返し行うことで、ユーザー101は、必要な数の通知対象を登録する。
【0041】
通知対象の指定に引き続いて、ユーザー101は、通知方法を指定する。
【0042】
通知対象指定ステップにおいて、互いに関連性の高い情報を提供する複数の電子文書をユーザー101が指定する可能性がある。例えば、中古車の購入を計画しているユーザー101が複数の中古車販売会社のWebサイトで販売価格をチェックしたい場合等がこれに相当する。こうしたニーズを持つユーザー101は、各社の価格を一覧できるような通知を望むものと考えられる。つまり、類似した通知対象の更新情報が纏められ通知されることで、共通した事象に関する情報を一括して入手できる利便性が得られる。
【0043】
本装置は、通知方法指定手段106を設け、更新情報を一括して通知したい通知対象を一つのグループに纏めることで、これを実施する。
【0044】
図8は、通知方法指定手段106の具体的なユーザーインターフェイスの一例を示す図であり、同図(a)の画面左側のボックス801には、登録されている通知対象の一覧が表示されている。既に述べたように、通知対象は、ユニークな管理番号により管理されるが、この例では、各通知対象には、その内容が類推され得るような名称が設定されているものとする。ユーザー101は、このボックス801から1グループに纏めたい通知対象を選択する。続いて、の図8(a)に示すグループ作成ボタン802を押下すると、図8(b)に示すグループ名を入力する画面804が表示される。ユーザー101は、ここで適当なグループ名を入力した後、OKボタン805を押下すると、新たな通知グループが新規に作成され、ユニークな通知グループ管理番号が割り振られる。また、グループ作成ボタン802の代わりに図8(a)に示す追加ボタン803を押下すると、図8(c)に示すような登録されている通知グループの一覧806が表示される。ユーザー101は、この一覧806の中から通知グループを選択し、図8(c)に示すOKボタン807を押下すると、当該通知グループに通知対象が追加される。
【0045】
尚、一つの通知対象は、一つの通知グループにのみ所属可能としても、または複数の通知グループに所属可能としても良い。
【0046】
次に、文書取得処理動作と更新検知処理動作について説明する。
【0047】
まず、更新検知処理を行うタイミングについては、
(1)一つの電子文書を取得した時点で行う。
(2)一つの通知対象の全ての電子文書を取得した時点で一括して行う。
(3)一つの通知グループの全ての電子文書を取得した時点で一括して行う。
等、幾つか考えられるが、これについては、本発明の規定するところではない。
【0048】
ここでは、一つの電子文書を取得したら、直ちに更新検知を行う場合について説明する。
【0049】
通知対象指定手段102において通知対象の指定が終了すると、文書取得手段103に対して電子文書の取得が指示される。文書取得手段103は、まず、登録されている通知対象の取得開始時刻をスケジューリングする。本装置を利用するユーザーにとって、できるだけ最新の更新情報を入手したいというのが一般的なニーズとして存在する。従って、電子文書の取得から、その電子文書の更新情報の通知が行われるまでの遅延は小さい方が良い。これを実現する最も単純な方法は、一つの電子文書を取得する度に更新検知を行って、直ちに通知を行うものであるが、本装置のように通知対象が複数の電子文書から構成されていたり、或いは複数の通知対象の更新情報を一つの通知で纏めて行う場合、電子文書相互間で上記の遅延にばらつきが生じることは避けられない。電子文書の取得開始時刻のスケジューリングは、こうした遅延と遅延のばらつきを極小化するものが望ましいが、その方法については、本発明の規定するところではない。本装置では、一つの通知グループに属する通知対象を、電子文書取得の単位として扱うこととする。
【0050】
ページ型通知対象の取得では、登録URLに対してHTTPのGETリクエストを送信してHTMLデータを取得する。その際、前回の更新検知時にサーバー108からのレスポンスヘッダにLast−Modifiedが記述されていた場合は、リクエストヘッダにIf−Modified−Sinceを付与する。GETリクエストへのHTTPレスポンスステータスが304であれば当該電子文書は未更新とし、更新検知手段104に未更新であったことを通告する。また、HTTPレスポンスステータスが200であった場合は、取得したHTMLデータを更新検知手段104に引き渡す。
【0051】
更新検知手段104は、今回取得したHTMLデータと、記憶装置107に保存されている過去に取得したHTMLデータとを比較して、当該電子文書が更新されているか否かを判定する。指定したURLからHTMLデータが取得できなかった場合は、ページデータが削除されたことを更新検知手段104に通告する。更新の検知が終了したら、当該通知対象が通知可能な状態になったことを示すために、管理番号を通知手段105に通達する。
【0052】
リンクリスト型では、初めに登録URLに対してHTTPのGETリクエストを送信してHTMLデータを取得する。登録URLのHTMLデータが取得できなかった場合は、過去に取得したデータで代用する。次に、取得した(または代用した)HTMLデータからリンクを抽出し、そのURLを取得対象リストに登録する。そして、全てのリンクを抽出し終えたら、取得対象リストに登録した全てのURLで指し示されるHTMLデータの取得と更新検知を行う。初めに取得対象リストのURLに対してHTTPのHEADリクエストを送信して、Content−typeを取得する。リンクリストに含まれるリンクの内、HTML以外のデータ(例えば、画像ファイル等)を更新検知の対象に含めない場合は、Content−typeの判定を行う。更新検知対象であると判定された各URLの以降の処理は、ページ型通知対象のそれと同様である。全てのHTMLデータの更新検知が終了したら、当該通知対象が通知可能な状態になったことを示すために、管理番号を通知手段105に通達する。
【0053】
サイト型では、初めに探索開始URLに対してHTTPのGETリクエストを送信して、HTMLデータを取得する。HTMLデータが取得できなかった場合は、ページデータ削除を更新検知手段104に通知する。次に、取得した(取得できなかった場合は過去に取得した同一URLの)HTMLデータからリンクを抽出する。リンクのURLがサイト型通知対象の規定する範囲内であれば、そのURLを取得対象リストに追加する。全てのリンクを抽出し終えたら、取得対象リストに登録した全てのURLで指し示されるHTMLデータの取得と更新検知を行う。初めに取得対象リストのURLに対してHTTPのHEADリクエストを送信して、Content−typeを取得する。リンクリストに含まれるリンクの内、HTML以外のデータ(例えば、画像ファイル等)を更新検知の対象に含めない場合は、Content−typeの判定を行う。更新検知対象であると判定された各URLに対して、HTTPのGETリクエストを送信して、HTMLデータを取得する。その際、前回の更新検知時にサーバー108からのレスポンスヘッダにLast−Modifiedが記述されていた場合は、リクエストヘッダにIf−Modified−Sinceを付与する。GETリクエストへのHTTPレスポンスステータスが304であれば、当該電子文書は未更新とし、更新検知手段104に未更新であったことを通告する。また、HTTPレスポンスステータスが200であった場合は、取得したHTMLデータを更新検知手段104に引き渡す。更新検知手段104は、今回取得したHTMLデータと、記憶装置107に保存されている過去に取得した同一URLのHTMLデータとを比較して、当該電子文書が更新されているか否かを判断する。HTMLデータが取得できなかった場合は、ページデータが削除されたことを更新検知手段104に通告する。続いて、取得したHTMLデータ(未更新及び削除であれば、過去に取得した同一URLのHTMLデータ)よりリンクを抽出する。リンクのURLがサイト型通知対象の規定する範囲内であれば、そのURLを取得対象リストに追加する。全てのリンクを抽出し終えたら、取得対象リストに登録した全てのURLで指し示されるHTMLデータの取得と更新検知を行う。
【0054】
以後、HTMLデータの取得処理とリンクの抽出処理とを繰り返し実行し、サイト型通知対象の規定する範囲内への新たなリンクが抽出されなくなったら、取得と更新検知の処理を終了する。更新の検知が終了したら、当該通知対象が通知可能な状態になったことを示すために、管理番号を通知手段105に通達する。
【0055】
次に、通知手段105の通知処理動作について説明する。
【0056】
通知手段105は、既に述べたように通知グループ単位で通知を行う。更新検知手段104より通告を受けた通知対象管理番号を監視し、一つの通知グループに属する通知対象の更新検知が全て終了した時点で通知を行う。通知方法としては、電子メールや、インスタントメッセンジャー、Web文書等が想定されるが、具体的な方法については、本発明の規定するところではない。また、通知する内容についても、更新のあった電子文書のURLだけを通知する方法から、HTML文書中の特定の個所について詳細な内容を通知する方法まで、目的や用途に応じて様々な利用形態が想定されるが、その規定は、本発明の範囲外である。
【0057】
(他の実施の形態)
本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置に適用しても良い。前述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム、或いは装置に供給し、そのシステム、或いは装置のコンピュータ(または、CPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
【0058】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを格納した記憶媒体は、本発明を構成することになる。
【0059】
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、CD−ROM、CD−R、DVD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
【0060】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部、または全部を行い、その処理によって、前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0061】
更に、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部、または全部を行い、その処理によって、前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0062】
以上では、本発明の様々な例と実施形態を説明したが、当業者であれば、本発明の趣旨と範囲は本明細書内の特定の説明と図に限定されるものではなく、本願特許請求の範囲に全て述べられた様々な修正と変更に及ぶことが可能であることは言うまでもない。
【0074】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、ユーザーの関心のある電子文書だけを通知対象に指定することが可能であり、それにより不要な電子文書の更新通知を排除して必要な情報を最小限の労力で入手することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る電子文書の更新通知装置を有するシステムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る電子文書の更新通知装置におけるリンクリストの定義を示す説明図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る電子文書の更新通知装置におけるサイトの定義を示す説明図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係る電子文書の更新通知装置における登録URLの判定処理動作の流れを示すフローチャートである
【図5】本発明の第1の実施の形態に係る電子文書の更新通知装置において、完全に一致するサイト型通知対象の設定例を示す図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態に係る電子文書の更新通知装置において、一方が他方を包含するサイト型通知対象の設定例を示す図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態に係る電子文書の更新通知装置において、部分的な重なり合いを持つサイト型通知対象の設定例を示す図である。
【図8】本発明の第1の実施の形態に係る電子文書の更新通知装置における通知方法指定手段のユーザーインターフェイスの一例を示す図である.
【符号の説明】
101 ユーザー
102 通知対象指定手段
103 文書取得手段
104 更新検知手段
105 通知手段
106 通知方法指定手段
107 記憶装置
108 サーバー
109 ネットワーク

Claims (10)

  1. ネットワーク上に公開されている電子文書の更新を検知して利用者に通知する更新通知装置であって、
    URLによって指し示される1つの電子文書を更新通知対象とする第1のタイプと、URLによって指し示される1つの電子文書からハイパーリンクが張られている電子文書を更新通知対象とし且つ当該URLによって指し示される1つの電子文書自体は更新通知対象としない第2のタイプと、URLによって特定されるディレクトリ下にある電子文書を更新対象とする第3のタイプとの中から、更新通知対象にするタイプとURLとをユーザに指定させる通知対象指定手段と、
    前記通知対象指定手段で第1のタイプが指定された場合は前記通知対象指定手段で指定されたURLによって指し示される1つの電子文書を取得し、
    前記通知対象指定手段で第2のタイプが指定された場合は前記通知対象指定手段で指定されたURLによって指し示される1つの電子文書内から1または複数のハイパーリンクのURLを抽出して、当該抽出した1または複数のハイパーリンクのURLで指し示される1または複数の電子文書を取得し、
    前記通知対象指定手段で第3のタイプが指定された場合は、前記通知対象指定手段で探索開始URLとして指定されたURLによって指し示される1つの電子文書内から1または複数のハイパーリンクのURLを抽出し、当該抽出した1または複数のハイパーリンクのURLのうち前記通知対象指定手段で指定されたURLによって特定されるディレクトリ下にあるURLを取得対象URLとして、当該取得対象URLによって指し示される電子文書を取得し、更に、当該取得した電子文書内から1または複数のハイパーリンクのURLのうち前記ディレクトリ下にあるURLを新たな取得対象URLとして電子文書を取得する処理を繰り返し行うことによって、複数の電子文書を取得する電子文書取得手段と、
    前記電子文書取得手段取得た電子文書を過去に取得した電子文書と比較することによって、当該取得した電子文書が更新されているか否かを判定する更新検知手段と、
    前記更新検知手段で更新されていると判定された電子文書に関する情報を利用者に通知する通知手段とを有することを特徴とする更新通知装置。
  2. 前記電子文書取得手段は、前記通知対象指定手段前記更新通知対象のタイプとして前記第3のタイプが指定された場合、前記通知対象指定手段で指定された1個以上の探索範囲のURLと0個以上の探索除外のURLとを組み合わせることにより、前記ディレクトリを特定することを特徴とする請求項に記載の更新通知装置。
  3. 前記通知対象指定手段では、前記第3のタイプが指定された場合、更に、探索階層数をユーザに指定させ、
    前記電子文書取得手段では、前記通知対象指定手段で前記第3のタイプが指定された場合に、前記取得した電子文書内から1または複数のハイパーリンクのURLのうち前記ディレクトリ下にあるURLを新たな取得対象URLとして電子文書を取得する処理を、前記指定させた探索階層数分、繰り返し行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の更新通知装置。
  4. 複数の更新通知対象を登録する更新通知対象登録手段を、更に有することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の更新通知装置。
  5. 前記通知対象指定手段で指定された更新通知対象のタイプとURLとに基づいて取得される電子文書が、前記通知対象指定手段によって既に登録済みであるか否か判断し、登録済みであると判断した場合は、登録済みであることを通知することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の更新通知装置。
  6. 前記電子文書取得手段は、
    前記更新通知対象の各電子文書の取得時刻のスケジュールを設定する電子文書取得スケジュール設定手段を更に有し、
    前記電子文書取得スケジュール設定手段により設定されたスケジュールに従って、ネットワークを介して当該更新通知対象の電子文書の情報を取得することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の電子文書の更新通知装置。
  7. 更に、複数の更新通知対象を一括して通知するグループを作成するグループ作成手段を有し、
    前記通知手段は、前記グループ作成手段で作成されたグループに含まれる複数の更新通知対象を一括して通知することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の電子文書更新通知装置。
  8. ネットワーク上に公開されている電子文書の更新を検知して利用者に通知する更新通知方法であって、
    通知対象指定手段が、URLによって指し示される1つの電子文書を更新通知対象とする第1のタイプと、URLによって指し示される1つの電子文書からハイパーリンクが張られている電子文書を更新通知対象とし且つ当該URLによって指し示される1つの電子文書自体は更新通知対象としない第2のタイプと、URLによって特定されるディレクトリ下にある電子文書を更新対象とする第3のタイプとの中から、更新通知対象にするタイプとURLとをユーザに指定させる通知対象指定工程と、
    電子文書取得手段が、
    前記通知対象指定工程で第1のタイプが指定された場合は前記通知対象指定工程で指定されたURLによって指し示される1つの電子文書を取得し、
    前記通知対象指定工程で第2のタイプが指定された場合は前記通知対象指定工程で指定されたURLによって指し示される1つの電子文書内から1または複数のハイパーリンクのURLを抽出して、当該抽出した1または複数のハイパーリンクのURLで指し示される1または複数の電子文書を取得し、
    前記通知対象指定工程で第3のタイプが指定された場合は、前記通知対象指定工程で探索開始URLとして指定されたURLによって指し示される1つの電子文書内から1または複数のハイパーリンクのURLを抽出し、当該抽出した1または複数のハイパーリンクのURLのうち前記通知対象指定工程で指定されたURLによって特定されるディレクトリ下にあるURLを取得対象URLとして、当該取得対象URLによって指し示される電子文書を取得し、更に、当該取得した電子文書内から1または複数のハイパーリンクのURLのうち前記ディレクトリ下にあるURLを新たな取得対象URLとして電子文書を取得する処理を繰り返し行うことによって、複数の電子文書を取得する電子文書取得工程と、
    更新検知手段が、前記電子文書取得工程で取得された電子文書を過去に取得した電子文書と比較することによって、当該取得した電子文書が更新されているか否かを判定する更新検知工程と、
    通知手段が、前記更新検知工程で更新されていると判定された電子文書に関する情報を利用者に通知する通知工程とを有することを特徴とする更新通知方法。
  9. コンピュータを、ネットワーク上に公開されている電子文書の更新を検知して利用者に通知する装置として機能させるためのコンピュータ実行可能なコンピュータプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    URLによって指し示される1つの電子文書を更新通知対象とする第1のタイプと、URLによって指し示される1つの電子文書からハイパーリンクが張られている電子文書を更新通知対象とし且つ当該URLによって指し示される1つの電子文書自体は更新通知対象としない第2のタイプと、URLによって特定されるディレクトリ下にある電子文書を更新対象とする第3のタイプとの中から、更新通知対象にするタイプとURLとをユーザに指定させる通知対象指定手段、
    前記通知対象指定手段で第1のタイプが指定された場合は前記通知対象指定手段で指定されたURLによって指し示される1つの電子文書を取得し、
    前記通知対象指定手段で第2のタイプが指定された場合は前記通知対象指定手段で指定されたURLによって指し示される1つの電子文書内から1または複数のハイパーリンクのURLを抽出して、当該抽出した1または複数のハイパーリンクのURLで指し示される1または複数の電子文書を取得し、
    前記通知対象指定手段で第3のタイプが指定された場合は、前記通知対象指定手段で探索開始URLとして指定されたURLによって指し示される1つの電子文書内から1または複数のハイパーリンクのURLを抽出し、当該抽出した1または複数のハイパーリンクのURLのうち前記通知対象指定手段で指定されたURLによって特定されるディレクトリ下にあるURLを取得対象URLとして、当該取得対象URLによって指し示される電子文書を取得し、更に、当該取得した電子文書内から1または複数のハイパーリンクのURLのうち前記ディレクトリ下にあるURLを新たな取得対象URLとして電子文書を取得する処理を繰り返し行うことによって、複数の電子文書を取得する電子文書取得手段、
    前記電子文書取得手段で取得した電子文書を過去に取得した電子文書と比較することによって、当該取得した電子文書が更新されているか否かを判定する更新検知手段、
    前記更新検知手段で更新されていると判定された電子文書に関する情報を利用者に通知する通知手段、
    として機能させるためのコンピュータプログラム。
  10. 請求項12に記載のコンピュータプログラムを格納した、コンピュータ読取り可能な記憶媒体。
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