JP4024383B2 - エンジンの回転数制御方法及びその装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電気負荷装置の負荷量である駆動デューティ量に基づいてエンジンのアイドル回転数を制御するエンジンの回転数制御方法及びその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の電気負荷に基づいてエンジンの回転数を制御する装置としては、例えば、特公平5−69973号公報等に開示されたものがある。この装置は、複数の電気負荷装置が接続された状態でのアイドル回転数フイードバック制御方法において、上記電気負荷装置のオン−オフ状態に応じてエンジンのアイドル回転数の制御を行うもので、特に複数の電気負荷装置がオン状態にある時には、各負荷別に所定量の電気負荷補正量を加算する手法でエンジンに吸入される空気量を増減させて、エンジンのアイドル回転数の制御を行うものである。
【0003】
図13(a)〜(e)は、アイドリング時に、デューティ駆動される電気負荷装置としてのラジエータファンが投入されることにより、電気負荷量(駆動デューティ量)が増加した場合のアイドル回転数制御空気量QISCや実回転数Neなどの時間変化の一例を示した図である。このアイドル回転数制御空気量QISCはエンジンのアイドル時の回転数制御に使用されるエンジンの吸入空気量である。電気負荷量の投入時刻tlからの電気負荷量(駆動デューティ量)の増加に伴って、アイドル回転数制御空気量QISCは、基本空気量QBASEと回転数フイードバック補正量QNFBとの加算値に対して、更に、ラジエータファンのデューティ駆動時のアイドルアップ補正量QELSを所定量加算した値として求められる。
図13(a)〜(e)において、アイドルアップ補正量QELSを所定量、例えば、ラジエータファンの駆動デューティが50%時の駆動デューティ量に設定した場合には、実際のデューティ出力が90%であったなら、アイドル回転数制御空気量QISCを十分に補正することができず、実回転数Neは、図13(e)に示すように、時刻tlから急激に低下して行く。その後、回転数フイードバック補正による回転数フイードバック補正量QNFBの増加に伴って、上記実回転数Neは増加し、徐々に目標回転数Ntに近づいて行き、目標回転数Ntに収束して安定状態に移る。
次に、時刻t2(t2>t1)で上記電気負荷が開放されると、時刻t1で加算されたラジエータファンデューティ駆動時のアイドルアップ補正量QELSは減算されるが、時刻tlから時刻t2の間で、実回転数Neの低下に伴った回転数フイードバック補正量QNFBの増加のため、時刻t2での回転数フイードバック補正量QNFB2が時刻tlでの回転数フイードバック補正量QNFB1よりも大きくなり、この増加した分を元に戻す間、、エンジン回転数Neは、図13(e)に示すように、しばらくの間上昇することになる。その後は、回転数フイードバック補正によりエンジン回転数Neは安定したアイドル状態に移る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
通常、ラジエータファン駆動制御時の駆動デューティは0%〜100%の間で変化するが、従来のエンジン回転数制御方法では、デューティ駆動制御される電気負荷装置がオン状態にあるかオフ状態にあるかしか検出せず、電気負荷装置がオン状態のときには、デューティ出力が10%であっても90%であっても、デューティ駆動時の負荷量(駆動デューティ量)に対して同量のアイドルアップ補正量QELSを加算するので、実際の負荷量(駆動デューティ量)に見合った適切な電気負荷補正量を供給することができなかった。すなわち、ラジエータファン等のデューティ駆動制御される電気負荷装置では、駆動デューティの変化に応じて電気負荷量が増減するにもかかわらず、デューティ駆動制御時の電気負荷量を電気負荷装置のオン時と同じ扱いでしか検出できないので、電気負荷量の大小に関わらず同量の電気負荷補正量を付加することになり、過不足のある補正しか行うことができず、そのためアイドリング時の実回転数の過度な上昇や低下を招くという問題点があった。
【0005】
本発明は、従来の問題点に鑑みてなされたもので、ラジエータファン等のデューテイ駆動制御される電気負荷装置の負荷投入時の負荷量(駆動デューティ量)に見合った適切な空気量をエンジンに供給することにより、アイドリング時の実回転数の過度な上昇や低下を抑制することのできるエンジンの回転数制御方法及びその装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に記載の回転数制御方法は、バッテリから電力を供給されて作動する電気負荷装置をデューティ駆動制御する場合に、上記電気負荷装置へ出力される当該電気負荷装置の実際の負荷量である駆動デューティ量を算出するとともに、この算出された駆動デューティ量に基づいてアイドル時のエンジン回転数の制御に使用される吸入空気量の補正を行い、エンジンの回転数を制御するようにしたことを特徴とする。
【0008】
本発明の請求項2に記載の回転数制御装置は、バッテリに接続され、デューティ駆動制御される電気負荷装置と、この電気負荷装置をデューティ駆動制御する回路とを備えたエンジンの回転数制御装置において、電気負荷装置をデューティ駆動制御する回路のデューティ出力量を算出する手段と、上記算出された当該電気負荷装置の実際の負荷量であるデューティ出力量に基づいてアイドル時のエンジン回転数の制御に使用される吸入空気量の補正量を算出する電気負荷補正量算出手段とを設け、上記算出された電気負荷補正量に基づいて上記アイドル時のエンジン回転数の制御に使用される吸入空気量を補正して、エンジンの回転数を制御するようにしたものである。
【0010】
本発明の請求項3に記載の回転数制御装置は、デューティ駆動制御される電気負荷装置が複数である場合には、デューティ駆動制御される各電気負荷装置毎に、上記電気負荷補正量算出手段を設けるようにしたものである。
【0011】
本発明の請求項4に記載の回転数制御装置は、複数の電気負荷装置にそれぞれ設けられた電気負荷補正量算出手段で算出された電気負荷補正量の加算和をアイドル時のエンジン回転数の制御に使用される吸入空気量の補正量としたものである。
【0012】
本発明の請求項5に記載の回転数制御装置は、複数の電気負荷装置にそれぞれ設けられた電気負荷補正量算出手段で算出された電気負荷補正量のうち、最も大きい電気負荷補正量をアイドル時のエンジン回転数の制御に使用される吸入空気量の補正量としたものである。
【0013】
本発明の請求項6に記載の回転数制御装置は、複数の電気負荷装置にそれぞれ設けられた電気負荷補正量算出手段で求められた電気負荷補正量の加算和と、各電気負荷補正量算出手段で算出された出力補正量のうち最も大きい補正量とからアイドル時のエンジン回転数の制御に使用される吸入空気量の補正量を算出するようにしたものである。
【0014】
本発明の請求項7に記載の回転数制御装置は、複数の電気負荷装置にそれぞれ設けられた電気負荷補正量算出手段で求められた電気負荷補正量のそれぞれに重みづけをして加算した値をアイドル時のエンジン回転数の制御に使用される吸入空気量の補正量としたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1に係わるエンジンの回転数制御方法及びその装置を説明するための概略構成図である。同図において、1は例えば自動車等に搭載されたエンジンで、エアクリーナ2,吸気管3,吸気分岐管4を前段に有する。エンジン1へ供給される吸入空気は、上記エアクリーナ2,吸気管3,吸気分岐管4を経てエンジン1へ供給され、燃料は吸気管3の上流側に設けられた単体の電磁式燃料噴射弁5から噴射供給される。この供給燃料量は、例えば、吸気管3内の圧力を絶対圧で検出する圧力センサ6の出力信号に基づいて燃料制御システム(図示せず)によって決定される。
7は電磁式燃料噴射弁5の下流側に設けられ、運転者によるアクセルペダル(図示せず)のペダル踏み込み操作に応じてエンジン1の主吸入空気量を調整するスロットル弁、8は上記スロットル弁7の開度を検出するスロットル開度センサ、9は上記スロットル弁の全開を検出するアイドルスイッチで、全開時でONになる。10は吸気管3内に、上記スロットル弁7をバイパスするように設けられたバイパス導管、11は上記バイパス導管10に設けられた空気制御弁である。上記バイパス導管10の一端は電磁式燃料噴射弁5とスロットル弁7との間に設けられた空気導入口10aに接続され、他端はスロットル弁7の下流部に設けられた空気導出口10bに接続されている。上記空気制御弁11は、例えば、印加される駆動信号のデューティ比に応じた開度となるような電磁制御弁が用いられ、バイパス導管10の流路断面積を上記デューティ比に比例して制御することにより、バイパス導管10を通過する空気量を調整する。
また、エンジン1の点火装置は、点火コイル12と、エンジン1の運転状態パラメータから点火信号を形成する点火制御システム(図示せず)に接続され、この点火信号に応じて上記点火コイル12の1次電流をオン−オフ制御するスイッチング素子から成るイグナイタ13と、ディストリビュータ(図示せず)、点火プラグ(図示せず)等から構成されている。
【0016】
14はエンジン1の温度を代表する温度、例えば、ラジエータの冷却水温を検出する冷却水温センサ、15は、例えば、エアコン等の補機類の負荷を投入するための電気負荷スイッチ、16は自動変速機のトルコン信号を発生するトルコンスイッチで、ニュートラルレンジの時にオフ信号、ドライブレンジの時にオン信号を発生する。また、17は車軸の回転速度に比例した周波数のパルス信号を出力し、車速を検出する車速センサである。18はエンジン1の排気管、19は上記排気管18内に設けられた触媒で、エンジン1により燃焼された混合気は排気ガスとなって触媒19で浄化された後外部に排出される。
【0017】
20はバッテリ21からキースイッチ22を介して電力を供給されて作動する電子式制御ユニットで、アイドルスイッチ9や車速センサ17からの出力信号から運転状態がアイドル状態か否かを判定し、この判定結果に応じて点火コイル12の1次側の点火信号,冷却水温センサ14からの信号,電気負荷スイッチ15やトルコンスイッチ16からの信号等に基づいて空気制御弁11を駆動制御するものである。この、電子式制御ユニット20には、電気負荷装置としてのラジエータファン23と燃料ポンプ24とが接続されている。なお、21はバッテリ、22はキースイッチである。
【0018】
図2は、電子式制御ユニット20の構成を示すブロック図である。同図において、100はマイクロコンピュータで、所定のプログラムに従ってアイドル時におけるエンジン回転数の制御量を算出するCPU200と、エンジン1の回転周期を計測するためのフリーランニングのカウンタ201と、回転数フィードバック補正に使用する100ms毎の時間や空気制御弁11に印加する駆動信号のデューティ比Dを計時する複数のタイマ202と、冷却水温センサ14からのアナログ入力信号をデジタル信号に変換するA/D変換器203と、アイドルスイッチ9等からのデジタル信号をそのままCPU200に入力するための入力ポート204と、ワークメモリとしてのRAM205と、例えば、図3によるフローに基づくプログラムにして格納するROM206と、駆動信号を出力するための出力ポート207と、コモンバス208とを備えている。
101は第1入力インタフェイス回路で、点火コイル12の1次側点火信号を波形整形して割り込み信号にしてマイクロコンピュータ100に入力する。この割り込み信号が発生するとCPU200はカウンタ201の値を読み取り、前回読み取ったカウンタ値との差からエンジン回転数の周期を算出してRAM205に格納する。
102は第2入力インタフェイス回路で、冷却水温センサ14の出力信号のノイズ分除去してA/D変扱器203に出力する。103は第3入力インタフェイス回路で、電気負荷スイッチ15やアイドルスイッチ9のオン信号,トルコンスイッチ16からのオン信号,車速センサ17のパルス等の信号を所定レベルにして入力ポート204に出力する。
104は第1出力インタフェイス回路で、出力ポート207からの駆動信号を増幅して空気制御弁11に出力する。105は第2出力インタフェイス回路で、出力ポート207からのパルスを所定レベルにして、ラジエータファン23や燃料ポンプ24に出力する。106は電源回路で、キースイッチ22のオン時にバッテリ21の電源を定電圧にしてマイクロコンピュータ100に供給する。
【0019】
次に、エンジンのアイドル時の回転数制御に使用されるアイドル回転数制御空気量QISCを演算する方法について図3のフローチャート(アイドル回転数制御ルーチン)に基づき説明する。ここで、ステップS1〜ステップS3は、電気負荷装置の実際の負荷量に応じて上記アイドル回転数制御空気量QISCを補正するための空気量であるアイドルアップ補正量QELSを演算する補正演算ルーチンF1である。なお、本実施の形態1では、デューティ駆動する電気負荷装置がラジエータファン23のみである場合について説明する。
まず、補正演算ルーチンF1で、アイドルアップ補正量QELSを算出する。すなわち、ステップSlでラジエータファンデューティ駆動時のアイドルアップ補正量QELSを0に初期化する。次に、ステップS2でラジエータファン23が駆動時か否かを判定し、ラジエータファン駆動時でないときは、補正演算ルーチンF1から抜けてステップS4に進み、駆動時ならばステップS3で水温冷却センサおよび車速等により決められたラジエータファンの負荷量であるファン駆動デューティと相関したファンデューティ駆動時のアイドルアップ補正量QELS=K1を求める。このファンデューティ駆動時のアイドルアップ補正量QELSは、例えば、図4に示すような、予め作成したファン駆動デューティ(%)とアイドルアップ補正量QELSとの相関マップから求めるか、あるいは、アイドルアップ補正量QELSがファン駆動デューティに比例するものとして、ファン駆動デューティ100%時のアイドルアップ補正量QELSをKELSとし、ファン駆動デューティをFanDuty(%)として、計算式QELS=KELS×FanDutyから求め、その結果をKlとする。
【0020】
補正演算ルーチンF1が終了すると、ステップS4に進み、図示しない割り込みルーチンで算出したエンジン1の回転周期に基づいて、エンジン1の実回転数Neを算出する。次に、ステップS5において、エンジン1の運転状態に応じた目標回転数Ntを算出する。この目標回転数Ntは、例えば、冷却水温センサ14から得た冷却水温データWTやトルコンスイッチ16から入力したトルコン信号がオフ信号(ニュートラルレンジ)かオン信号(ドライブレンジ)かなどの条件に基づいて演算される。ステップS6では、ステップS5と同様に、冷却水温データWT、トルコン信号等から運転状態に応じた基本空気量QBASEを演算する。
次に、ステップS7に進み、アイドルスイッチ9がオンでかつ車速センサ17がパルスを発生しない車輌停止か否か、すなわち、アイドル状態か否かを判定する。アイドル状態でなければS10にジャンプする。アイドル状態ならばステップS8において、100ms毎の回転数フィードバック補正のタイミングか否か判定し、このタイミングでなければS10にジャンプし、タイミングであれはS9に進み回転数フイードバック補正量QNFBを算出する。
ステップS9では、まず、上記ステップS4で求めた実回転数Neと上記ステップS5で求めた目標回転数Ntとの偏差ΔNを求め、偏差ΔNとエンジン回転数Neを目標回転数Ntに収束させるための制御ゲインKIとの1次元マップを用いて当該偏差偏差ΔNに対応する制御ゲインKIを求める。図5は、偏差ΔNから制御ゲインKIを求めるための1次元マップの一例を示す図で、偏差ΔNの絶対値が0からΔN0までは、制御ゲインKIが0(不感帯域)であり、偏差ΔNの絶対値がΔN0を超えると、制御ゲインKIは(ΔN−ΔN0)に比例する値となる。なお、偏差ΔNの絶対値が予め設定された最大偏差ΔNMを超えるとKIは一定値となる。次に、回転数フイードバック補正量QNFBの前回値(100msec前の値)に上記制御ゲインKIを加算した値を求め、回転数フイードバック補正量QNFBを更新する。
【0021】
ステップS10では、ステップS6で算出した基本空気量QBASEと、ステップS9で算出した回転数フイードバック補正量QNFBと、ステップS3で算出したラジエータファンデューティ駆動時のアイドルアップ補正量QELSとを加算してアイドル回転数制御空気量QISCを算出する。ステップS11では、図6に示すような、アイドル回転数制御空気量QISCと空気制御弁11に印加する駆動信号のデューティ比D(%)とのマップより、上記算出されたアイドル回転数制御空気量QISCに応じたデューティ比Dを演算する。なお、このデューティ比Dは、図7に示すように、駆動信号の周期をT、1周期中のオン時間をTONとすると、TON/T×100[%]で与えられる。また、ステップSllの処理後は、アイドル回転数制御ルーチンを終了し、リターン後にはステップSlに戻り、上記の動作を繰り返す。
【0022】
また、図8は、1ms毎の割り込み処理ルーチンを示すフローチャートで、上記図3で示した演算プログラムで求められたデューティ比Dの駆動信号を、第1出力インタフェイス回路104を介して空気制御弁11に送出して空気制御弁11を駆動(ステップS12)してリターンとなる。
【0023】
図9は、アイドリング時に、デューティ駆動される電気負荷装置としてのラジエータファンが投入されることにより、電気負荷量(駆動デューティ量)が増加した場合のデューティ駆動時のアイドルアップ補正量QELS,アイドル回転数制御空気量QISC,実回転数Neなどの時間変化の一例を示した図である。なお、このQELSは上記補正演算ルーチンF1で求められたデューティ駆動時のアイドルアップ補正量QELSで、QISCは上記アイドル回転数制御ルーチン(図3)で求められたアイドル回転数制御空気量QISCである。
電気負荷量の投入時刻t1からの電気負荷量(駆動デューティ量)の増加に伴って、アイドル回転数制御空気量QISCは、基本空気量QBASEと回転数フイードバック補正量QNFBとの加算値と、ラジエータファンのデューティ駆動時のアイドルアップ補正量QELSであるK1を加算した値となる。
上記アイドルアップ補正量QELS=K1は、ラジエータファンの駆動デューティ量に基づいて算出された値であるので、時刻t1におけるアイドルアップ補正量QELSの過不足がなく、したがって、アイドル回転数制御空気量QISCも電気負荷装置の実際の負荷量に応じた値となるため、図9(e)に示すように、ラジエータファン駆動時の実回転数Neの低下あるいは上昇が起こらない。また、図9(b)に示すように、アイドルアップ補正量QELS=K1は、ラジエータファンの駆動デューティの変化(図9(a))に追従して増減するので、図9(c)に示すように、回転数フイードバック補正量QNFBもほぼ一定となり、実回転数Neは、図9(e)に示すように、負荷変化に左右されず安定して目標回転数Ntに等しい値を保つ。
また、時刻t2(t2>t1)で上記電気負荷が開放されても、時刻t2での回転数フイードバック補正量QNFB2と時刻t1での回転数フイードバック補正量QNFB1とはほぼ等しいので、エンジン回転数Neは、図9(e)に示すように、電気負荷の投入,解放にかかわらず、安定した状態を保っている。
【0024】
このように、本実施の形態1によれば、ファンデューティ駆動時のアイドルアップ補正量QELSを、ファン駆動デューティに応じたアイドルアップ補正量Klとして求め、アイドル回転数制御空気量QISCを補正したので、負荷投入時におけるエンジンの吸入空気量の過不足が起こらず、ラジエータファン駆動時の実回転数Neの低下あるいは上昇は起こらない。また、負荷投入時の回転数フイードバック補正量QNFB1と負荷解放時の回転数フイードバック補正量QNFB2にも増減がないので、負荷解放時のアイドル回転数制御空気量QISCが過大にならず、ラジエータファン駆動時の実回転数Neのハンチングあるいは上昇も起こらない。更に、動作時(tl〜t2)にデューティ量が時間と共に変化した場合でも、アイドルアップ補正量QELSとして、ラジエータファン駆動デューティに相関するファンデューティ駆動時のアイドルアップ補正量Klを用いているので、エンジン回転数Neを、負荷量に左右されることなく安定に保つことができる。
【0025】
実施の形態2.
上記実施の形態1では、デューティ駆動制御される電気負荷装置がラジエータファン23のみである場合について説明したが、電気負荷装置が複数(n個)から成る場合には、個々のデューティ駆動制御される電気負荷装置毎に電気負荷補正量算出手段を設け、図3のフローチャートにおいて、補正演算ルーチンF1を、電気負荷装置毎の電気負荷補正量QELSi(i=1,2,‥‥,n)を演算して、それら演算された結果の加算和をアイドルアップ補正量QELSとするような補正演算ルーチンに置き換えることにより、駆動デューティ量に見合った適切なアイドルアップ補正量QELSを求め、アイドリング時のエンジン回転数を安定させることができる。
【0026】
図10は、電気負荷装置としてラジエータファン23と燃料ポンプ24とが駆動された場合の補正演算ルーチンF2を示す図で、まずステップT1で、ラジエータファン23と燃料ポンプ24のデューティ駆動時のアイドルアップ補正量QELS1,QELS2をそれぞれ0に初期化する。
次に、ステップT2で、ラジエータファン駆動時か否か判定し、ラジエータファン駆動時でない場合にはステップT4に進み、駆動時ならば、上記実施の形態1と同様に、ステップT3で、図4のファン駆動デューティと水温冷却センサ14及び車速等によって決められたラジエータファン駆動デューティ(負荷量)と相関したファンデューティ駆動時のアイドルアップ補正量QELS1との相関マップから、当該駆動デューティのアイドルアップ補正量QELS1=K1を求めるか、あるいは、アイドルアップ補正量QELS1がファン駆動デューティに比例するものとして、ファン駆動デューティ100%時のアイドルアップ補正量QELS1をKELS1とし、ファン駆動デューティをFanDuty(%)として、計算式QELS1=KELS1×FanDutyから求め、その結果をKlとする。
【0027】
次に、ステップT4で、燃料ポンプデューティ駆動時か否かを判定し、燃料ポンプデューティ駆動時でないときはステップT6に進み、駆動時ならばステップT5で、図11の燃料ポンプ駆動デューティと燃圧などで決められた燃料ポンプ駆動デューティ(負荷量)と相関した燃料ポンプデューティ駆動時のアイドルアップ補正量QELS2の相関マップから、当該駆動デューティのアイドルアップ補正量QELS2=K2を求めるか、あるいは、、アイドルアップ補正量QELS2が燃料ポンプ駆動デューティに比例するものとして、ファン駆動デューティ100%時のアイドルアップ補正量QELS2をKELS2とし、燃料ポンプ駆動デューティをPompDuty(%)として、計算式QELS2=KELS2×PompDutyから求め、その結果をK2とする。更に、ステップT6において、ファンデューティ駆動時のアイドルアップ補正量QELS1と、燃料ポンプデューティ駆動時のアイドルアップ補正量QELS2とを加算してアイドルアップ補正量QELSを算出する。ステップT6の処理後は、補正演算ルーチンF2を終了し、ステップS4に進み、上記実施の形態1と同様に、アイドル回転数制御空気量QISCの演算を行う。
【0028】
実施の形態3.
上記実施の形態2では、個々のデューティ駆動制御される電気負荷装置毎にそれぞれの電気負荷補正量QELSi(i=1,2,‥‥,n)を演算し、それら演算された結果の加算和をアイドルアップ補正量QELSとするような補正演算について説明したが、上記電気負荷補正量QELSiのうち1つの補正量で駆動デューティ量(負荷量)に十分見合う場合には、それらの中で最も大きい補正量QELSMをアイドルアップ補正量QELSとすることにより、アイドリング時のエンジン回転数を安定させることができる。
【0029】
図12は、電気負荷装置としてラジエータファン23と燃料ポンプ24とが駆動された場合の補正演算ルーチンF3を示す図で、同図において、ステップU1〜ステップU5までは、上記実施の形態2のステップT1〜ステップT5と同様に、ファンデューティ駆動時のアイドルアップ補正量QELS1と、燃料ポンプデューティ駆動時のアイドルアップ補正量QELS2とを演算するステップで、ラジエータファン23または燃料ポンプ24が駆動されていない場合には、当該アイドルアップ補正量QELS1またはQELS2とは0に初期化されたままである。
ステップU6では、ファンデューティ駆動時のアイドルアップ補正量QELS1と燃料ポンプデューティ駆動時のアイドルアップ補正量QELS2との大小を比較し、QELS1>QELS2が成立した場合は、ステップU7にてアイドルアップ補正量QELSをQELS=QELS1とし、不成立の場合には、ステップU8にてアイドルアップ補正量QELS=QELS2としする。ステップU7またはステップU8の処理後は、補正演算ルーチンF3を終了し、ステップS4に進み、上記実施の形態1と同様に、アイドル回転数制御空気量QISCの演算を行う。
【0030】
なお、上記実施の形態2,3では、アイドルアップ補正量QELSを、QELS(2)=QELS1+QELS2またはQELS(3)=Max(QELS1,QELS2)として求めたが、駆動する電気負荷装置の種類やエンジンの容量によっては、このQELS(2)とQELS(3)とを組み合わせた値、例えば、QELS=A・QELS(2)+B・QELS(3)(A、Bはシステムで設定された定数)をアイドルアップ補正量QELSとしてもよい。あるいは、それぞれの電気負荷補正量QELS1,QELS2に重みづけをして加算した値、例えば、QELS=a・QELS1+b・QELS2(a、bは電気負荷装置の種類等に基づいて設定された定数)をアイドルアップ補正量QELSとしてもよい。
また、上記例では、電気負荷装置としてラジエータファン23と燃料ポンプ24の2つが駆動された場合について説明したが、電気負荷装置が3個以上の場合でも同様の演算によりアイドルアップ補正量QELSを求めてアイドル回転数制御空気量QISCを補正し、アイドリング時のエンジン回転数を安定させることができることは言うまでもない。
【0031】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載のエンジンの回転数制御方法によれば、バッテリから電力を供給されて作動する電気負荷装置をデューティ駆動制御する場合に、上記電気負荷装置へ出力される当該電気負荷装置の実際の負荷量である駆動デューティ量を算出するとともに、この算出された駆動デューティ量に基づいてアイドル時のエンジン回転数の制御に使用される吸入空気量の補正を行い、エンジンの回転数を制御するようにしたので、アイドリング時の実回転数の過度な上昇や低下等を防止することができる。
【0033】
請求項2に記載のエンジンの回転数制御装置は、デューティ駆動制御される電気負荷装置と、この電気負荷装置をデューティ駆動制御する回路とを備えたエンジンの回転数制御装置において、電気負荷装置をデューティ駆動制御する回路のデューティ出力量を算出する手段と、上記算出された当該電気負荷装置の実際の負荷量であるデューティ出力量に基づいてアイドル時のエンジン回転数の制御に使用される吸入空気量の補正量を算出する電気負荷補正量算出手段とを設け、上記算出された電気負荷補正量に基づいて上記アイドル時のエンジン回転数の制御に使用される吸入空気量を補正して、エンジンの回転数を制御するようにしたので、アイドリング時の実回転数を安定化することができる。
【0035】
請求項3に記載のエンジンの回転数制御装置は、デューティ駆動制御される各電気負荷装置毎に、上記電気負荷補正量算出手段を設けるようにしたので、デューティ駆動制御される電気負荷装置が複数である場合にも、アイドリング時の実回転数を安定化することができる。
【0036】
請求項4に記載のエンジンの回転数制御装置は、複数の電気負荷装置にそれぞれ設けられた電気負荷補正量算出手段で算出された電気負荷補正量の加算和をアイドル回転数制御空気量の補正量としたので、複数の電気負荷装置が同時に駆動している状態でも、電気負荷補正量が不足することがなく、アイドリング時の実回転数を安定化することができる。
【0037】
また、請求項5に記載のエンジンの回転数制御装置は、複数の電気負荷装置にそれぞれ設けられた電気負荷補正量算出手段で算出された電気負荷補正量のうち、最も大きい電気負荷補正量をアイドル回転数制御空気量の補正量としたので、必要最小限の電気負荷補正量でアイドリング時の実回転数を安定化することができる。
【0038】
請求項6に記載のエンジンの回転数制御装置は、複数の電気負荷装置にそれぞれ設けられた電気負荷補正量算出手段で求められた電気負荷補正量の加算和と、各電気負荷補正量算出手段で算出された出力補正量のうち最も大きい補正量とからアイドル回転数制御空気量の補正量を算出するようにしたので、駆動する電気負荷装置の種類やエンジンの容量に見合った電気負荷補正量を求めることができる。
【0039】
また、請求項7に記載のエンジンの回転数制御装置は、複数の電気負荷装置にそれぞれ設けられた電気負荷補正量算出手段で求められた電気負荷補正量のそれぞれに重みづけをして加算した値をアイドル回転数制御空気量の補正量としたので、電気負荷補正量を更に適正に求めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係わるエンジンの回転数制御方法及びその装置を説明するための概略構成図である。
【図2】 本発明の実施の形態1に係わる電子式制御ユニットの構成を示すブロック図である。
【図3】 本発明の実施の形態1に係わるアイドル回転数制御動作を示すフローチャートである。
【図4】 ファンデューティ駆動時のアイドルアップ補正量とファン駆動デューティとの関係を示す図である。
【図5】 回転数の偏差ΔNと制御ゲインKIとの関係を示す図である。
【図6】 アイドル回転数制御空気量QISCとデューティ比Dの関係を示す図である。
【図7】 デューティ比Dを説明するための図である。
【図8】 本発明の実施の形態1に係わる割り込み処理ルーチンを示すフローチャートである。
【図9】 本発明の実施の形態1によるアイドル回転数制御空気量QISCや実回転数Ne等のタイムチャートである。
【図10】 本発明の実施の形態2に係わる補正演算ルーチンF2を示すフローチャートである。
【図11】 本発明の実施の形態3に係わる補正演算ルーチンF3を示すフローチャートである。
【図12】 燃料ポンプデューティ駆動時のアイドルアップ補正量とファン駆動デューティとの関係を示す図である。
【図13】 従来のエンジンの回転数制御方法におけるアイドル回転数制御空気量QISCや実回転数Ne等のタイムチャートである。
【符号の説明】
1 エンジン、2 エアクリーナ、3 吸気管、4 吸気分岐管、5 電磁式燃料噴射弁、6 圧力センサ、7 スロットル弁、8 スロットル開度センサ、9 アイドルスイッチ、10 バイパス導管、11 空気制御弁、12 点火コイル、13 イグナイタ、14 冷却水温センサ、15 電気負荷スイッチ、16 トルコンスイッチ、17 車速センサ、18 排気管、19 触媒、20 電子式制御ユニット、21 バッテリ、22 キースイッチ、23 ラジエータファン、24 燃料ポンプ
Claims (7)
- バッテリから電力を供給されて作動する電気負荷装置をデューティ駆動制御する場合に、上記電気負荷装置へ出力される当該電気負荷装置の実際の負荷量である駆動デューティ量を算出するとともに、この算出された駆動デューティ量に基づいてアイドル時のエンジン回転数の制御に使用される吸入空気量の補正を行うようにしたことを特徴とするエンジンの回転数制御方法。
- バッテリに接続され、デューティ駆動制御される電気負荷装置と、この電気負荷装置をデューティ駆動制御する回路とを備えたエンジンの回転数制御装置において、電気負荷装置をデューティ駆動制御する回路のデューティ出力量を算出する手段と、上記算出された当該電気負荷装置の実際の負荷量であるデューティ出力量に基づいてアイドル時のエンジン回転数の制御に使用される吸入空気量の補正量を算出する電気負荷補正量算出手段とを設け、上記算出された電気負荷補正量に基づいて上記アイドル時のエンジン回転数の制御に使用される吸入空気量を補正するようにしたことを特徴とするエンジンの回転数制御装置。
- デューティ駆動制御される電気負荷装置が複数である場合には、デューティ駆動制御される各電気負荷装置毎に、上記電気負荷補正量算出手段を設けるようにしたことを特徴とする請求項2に記載のエンジンの回転数制御装置。
- 各電気負荷補正量算出手段で算出された各電気負荷補正量の加算和をアイドル時のエンジン回転数の制御に使用される吸入空気量の補正量とすることを特徴とする請求項2に記載のエンジンの回転数制御装置。
- 各電気負荷補正量算出手段で算出された電気負荷補正量のうち、最も大きい電気負荷補正量をアイドル時のエンジン回転数の制御に使用される吸入空気量の補正量とすることを特徴とする請求項2に記載のエンジンの回転数制御装置。
- 各電気負荷補正量算出手段で求められた電気負荷補正量の加算和と、各電気負荷補正量算出手段で算出された出力補正量のうち最も大きい補正量とからアイドル時のエンジン回転数の制御に使用される吸入空気量の補正量を算出するようにしたことを特徴とする請求項2に記載のエンジンの回転数制御装置。
- 各電気負荷補正量算出手段で求められた電気負荷補正量のそれぞれに重みづけをして加算した値をアイドル時のエンジン回転数の制御に使用される吸入空気量の補正量としたことを特徴とする請求項2に記載のエンジンの回転数制御装置。
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