JPH0733796B2 - 内燃エンジンのアイドル回転数フイ−ドバツク制御方法 - Google Patents

内燃エンジンのアイドル回転数フイ−ドバツク制御方法

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JPH0733796B2
JPH0733796B2 JP58050232A JP5023283A JPH0733796B2 JP H0733796 B2 JPH0733796 B2 JP H0733796B2 JP 58050232 A JP58050232 A JP 58050232A JP 5023283 A JP5023283 A JP 5023283A JP H0733796 B2 JPH0733796 B2 JP H0733796B2
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engine
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idle speed
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D31/00Use of speed-sensing governors to control combustion engines, not otherwise provided for
    • F02D31/001Electric control of rotation speed
    • F02D31/002Electric control of rotation speed controlling air supply

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は内燃エンジンのアイドル回転数フイードバツク
制御方法に関し、特にアイドル回転数制御中にエンジン
に対する電気負荷が発生又は消滅した時点におけるアイ
ドル回転数の変動を防止して制御精度の向上を図るよう
にしたアイドル回転数フイードバツク制御方法に関す
る。
従来、例えば、内燃エンジンの吸気通路の絞り弁下流側
に開口し大気と連通する空気通路と、この空気通路途中
に配置され、該空気通路を介してエンジンに供給される
補助空気の供給量を調整する制御弁とにより、エンジン
の負荷状態に応じて目標アイドル回転数を設定し、この
目標アイドル回転数と実際のエンジン回転数との差を検
出し、この差が零になる様に差の大きさに応じて前記制
御弁の開弁時間を調整し、もつてエンジンに供給される
補助空気量、すなわち吸入空気量を増減してエンジン回
転数を目標アイドル回転数に保つように制御するアイド
ル回転数フイードバツク制御方法は知られている(特開
昭56−116119,特開昭56−126634) 斯る方法において、アイドル回転数フイードバツク制御
中に例えばヘツドライド,電動ラジエータフアン,ヒー
タフアン等の電気負荷装置をオン状態にさせたとき、こ
の電気負荷装置に電力を供給する発電機が作動し、この
作動がエンジンの負荷の増大となつてエンジン回転数が
低下する。このエンジン回転数の低下はフイードバツク
制御が行われているのでやがては目標アイドル回転数に
復帰するが電気負荷が大きい場合、エンジンストールを
生じたり、電気負荷を加えると同時に発進させたときに
クラツチの係合を円滑に行うことが出来なくなる。
上述の不都合を回避するために、従来、電気負荷装置の
オン−オフ状態を検出し、電気負荷装置のオン状態を検
出したと同時に補助空気を所定量増加させる一方、電気
負荷装置のオフ状態の検出時には増加させた所定量を減
少させてエンジン回転数の制御遅れを改良し運転性を向
上させたエンジン回転数制御方法が本出願人より提案さ
れている(特願昭57−066928号)。
しかるに、上述の電気負荷装置が電動ラジエータフア
ン、車室内ヒータフアンなどのモータ類である場合、第
1図に示すように、この電気負荷装置のスイツチオン時
(第1図(A))、電気負荷装置には過渡的に、定常時
に供給される電流よりも過大な起動電流が供給される
(第1図(B))。前述の発電機はこの起動電流を検出
して電気負荷装置に、検出した起動電流の大きさに応じ
た電力を供給するように作動するのでエンジンにはこの
電気負荷装置の定常作動時の負荷よりも大きな負荷が過
渡的に掛ることになる。この場合にも上述した従来の方
法のように、制御弁の開弁時間、すなわち開弁デユーテ
イ比を電気負荷装置の定常作動時にエンジン回転数を目
標アイドル回転数に保持するに必要な補助空気量を相当
する所定値DE′しか増加させないとすると(第1図
(C)の実線のt1時点)、エンジンに供給される補助空
気量は、電気負荷装置に電力を投入した直後の過渡時の
エンジン負荷に対応するに十分な空気量でないためにエ
ンジン回転数Neは低下してしまう(第1図(D)の実線
のt1時点)。このエンジン回転数の低下はフイードバツ
ク制御によりやがては目標アイドル回転数に復帰するが
(第1図(D)の実線のt1乃至t2間)、前述したと同様
にエンジンストールを生じたり運転性能に悪影響を与え
る。
又、電気負荷装置のスイツチオン時に増加させる制御弁
の開弁デユーテイ比を上述の所定値D′に代えて、電
気負荷装置の最大始動電流に応じた所定値DE″(第1図
(C))に設定することも考えられるが、この場合には
電気負荷装置のスイツチオフ時に上述と同様の不都合が
生じる。すなわち、電気負荷装置のスイツチオン時には
このスイツチオン直後にエンジンに掛る負荷に応じた補
助空気量をエンジンに供給するためにエンジン回転数は
目標アイドル回転数に保持される(第1図(D)の破線
のt1乃至t2間)。電気負荷装置への供給電流が定常値に
静定すると(第1図のt2乃至t3間)、エンジンの負荷が
軽減されるため制御弁の開弁デユーテイ比はフイードバ
ツク制御によりエンジン回転数を目標アイドル回転数に
保持するように減少する(第1図(C)の破線、t1時点
の開弁デユーテイ比がt2時点のそれに減少する)。次に
この状態で電気負荷装置のスイツチをオフにさせると制
御弁の開弁デユーテイ比は電気負荷装置のスイツチオン
時に増加させた所定値DE″と同じ値だけ減少した値に設
定されるのでエンジンに供給される補助空気量は過小と
なつてエンジン回転数は低下してしまう(第1図(D)
の破線のt3乃至t4間)。
本発明はかかる不都合を回避するためになされたもの
で、少なくとも1つの電気負荷装置を備えた内燃エンジ
ンのアイドル時にエンジンに供給される吸入空気量を調
整する制御弁の作動量を実際のエンジン回転数と目標ア
イドル回転数との差に応じて制御するアイドル回転数フ
ィードバック制御方法において、前記電気負荷装置の電
気負荷の大きさを検出し、該電気負荷装置の大きさに対
応して前記制御弁の作動量に第1の所定補正量を加減算
すると共に、前記電気負荷装置の電気負荷の大きさに変
化があったことを検出し該変化の検出と同時に前記作動
量に第2の所定補正量を加算するようにしたことを特徴
とする内燃エンジンのアイドル回転数フィードバック制
御方法を提供するものである。
以下本発明の方法を図面を参照して説明する。
第2図は本発明の方法が適用される内燃エンジンのエン
ジン回転数制御装置の全体を略示する構成図であり、符
号1は例えば4気筒の内燃エンジンを示し、エンジン1
には開口端にエアクリーナ2を取り付けた吸気管3と排
気管4が接続されている。吸気管3の途中にはスロツト
ル弁9が配置され、このスロツトル弁9の下流の吸気管
3に開口し大気に連通する空気通路8が配設されてい
る。空気通路8の大気側開口端にはエアクリーナ7が取
り付けられ又、空気通路8の途中には補助空気量制御弁
(以下単に「制御弁」という)6が配置されている。こ
の制御弁6は常閉型の電磁弁であり、ソレノイド6aとソ
レノイド6aの付勢時に空気通路8を開成する弁6bとで構
成され、ソレノイド6aは電子コントロールユニツト(以
下「ECU」という)5に電気的に接続されている。
吸気管3のエンジン1と前記空気通路8の開口8a間には
燃料噴射弁10が設けられており、この燃料噴射弁10は図
示しない燃料ポンプに接続されていると共にECU5に電気
的に接続されている。
前記スロツトル弁9にはスロツトル弁開度センサ17が、
吸気管3の前記空気通路8の開口8a下流には吸気温度セ
ンサ11及び吸気管内絶対圧センサ12が、エンジン1本体
にはエンジン冷却水温センサ13及びエンジン回転数セン
サ14が夫々取り付けられ、各センサはECU5に電気的に接
続されている。符号15a乃至15cは例えば電動ラジエータ
フアン,室内ヒータフアン等のモータ類を少なくとも1
つを含む第1,第2及び第3電気負荷装置を示し、第1,第
2及び第3電気負荷装置の各々の一接続端子はスイツチ
16a乃至16cを介して夫々ECU5に電気的に接続される一
方、第1,第2及び第3電気負荷装置の各々の他の接続端
子は夫々バツテリ19及び交流発電機20に接続されてい
る。
交流発電機20はエンジン1の図示しない出力軸に連結さ
れており、上述の第1乃至第3電気負荷装置15a乃至15c
の夫々のスイツチ16a乃至16cが閉成(オン)されたと
き、交流発電機20は夫々の電気負荷装置15a乃至15cに電
力を供給する。尚、交流発電機20が電気負荷装置15a乃
至15cに供給する電力量は図示しないレジユレータによ
り制御される。符号18は他のエンジンパラメータセン
サ、例えば大気圧センサを示す。
次に上述のように構成されるアイドル回転数フイードバ
ツク制御装置の作用について説明する。
スロツトル弁開度センサ17、吸気温度センサ11、絶対圧
センサ12、冷却水温センサ13、エンジン回転数センサ14
及び他のエンジンパラメータセンサ18から夫々のエンジ
ン運転状態パラメータ信号がECU5に供給され、ECU5はこ
れらエンジン運転状態パラメータ信号と第1、第2及び
第3電気負荷装置15a乃至15cからの電気負荷状態信号に
基いてエンジン運転状態及びエンジン負荷状態を判別
し、これら判別した状態に応じてアイドル時の目標回転
数を設定すると共に、エンジン1への燃料供給量、すな
わち燃料噴射弁10の開弁時間と、補助空気量、すなわち
制御弁6の開弁時間とを夫々演算し、各演算値に応じて
燃料噴射弁10及び制御弁6を作動させる駆動パルス信号
を夫々に供給する。
制御弁6のソレノイド6aは前記演算値に応じた開弁時間
に亘り付勢されて弁6bを開弁して空気通路6を開成し開
弁時間に応じた所定量の空気が空気通路8及び吸気管3
を介してエンジン1に供給される。
燃料噴射弁10は上記演算値に応じた開弁時間に亘り開弁
して燃料を吸気管3内に噴射し、噴射燃料は吸入空気に
混合して常に所定の空燃比(例えば理論空燃比)の混合
気がエンジン1に供給されるようになつている。
制御弁6の開弁時間を長くして補助空気量を増加させる
とエンジン1への混合気の供給量が増加し、エンジン出
力は増大してエンジン回転数が上昇する。逆に制御弁6
の開弁時間を短くすれば供給混合気量は減少してエンジ
ン回転数は下降する。斯くのごとく補助空気量すなわち
制御弁6の開弁時間を制御することによつてエンジン回
転数を制御することができる。
第3図は第2図のECU5内部の回路構成を示す図で、第2
図のエンジン回転角度位置センサ14からの出力信号は波
形整形回路501で波形整形された後、TDC信号として中央
処理装置(以下「CPU」という)503に供給されるととも
にMeカウンタ502にも供給される。Meカウンタ502はエン
ジン回転角度位置センサ14からの前回TDC信号の入力時
から今回TDC信号の入力時までの時間間隔を計数するも
ので、その計数値Meはエンジン回転数Neの逆数に比例す
る。Meカウンタ502は、この計数値Meをデータバス510を
介してCPU503に供給する。
第2図のスロツトル弁開度センサ17、吸気管内絶対圧P
BAセンサ12、吸気温センサ11等の各種センサからの夫々
の出力信号はレベル修正回路504で所定電圧レベルに修
正された後、マルチプレクサ505により順次A/Dコンバー
タ506に供給される。A/Dコンバータ506は前述の各セン
サからの出力信号を順次デジタル信号に変換して該デジ
タル信号をデータバス510を介してCPU503に供給する。
第2図の第1乃至第3の電気負荷装置15a,15b,15cのス
イツチ16a乃至16cからの各オン−オフ信号は夫々レベル
修正回路512で所定電圧レベルに修正された後、データ
入力回路513で所定信号に変換されデータバス510を介し
てCPU503に供給される。
CPU503は、更にデータバス510を介してリードオンメモ
リ(以下「ROM」という)507、ランダムアクセスメモリ
(RAM)508及び駆動回路509,511に接続されており、RAM
508はCPU503での演算結果等を一時的に記憶し、ROM507
はCPU503で実行される制御プログラム等を記憶してい
る。
CPU503はROM507に記憶されている制御プログラムに従つ
て前述の各種エンジンパラメータ信号に応じてエンジン
運転状態を判別すると共に第1乃至第3電気負荷装置15
a乃至15bの各オン−オフ信号に応じてエンジンに対する
電気負荷状態を判別して、詳細は後述すように、次式で
与えられる制御弁6の開弁デユーテイ比DOUTを演算す
る。
DOUT=DPIn+DE ……(1) ここにDEは各電気負荷装置の負荷の大きさに対応して設
定される電気負荷項であり、DPInはフイードバツク項で
このフイードバツク項DPInは更に次式で与えられる。
DPIn=DPIn+DET ……(2) フイードバツク項DPInの値は目標アイドル回転数と実ア
イドル回転数との差の大きさに応じて、TDC信号の発生
毎に設定される。一方、DET項は本発明に係る補正値で
あつて、電力投入時に定常時より大きな始動電流が流れ
るモータ等の電気負荷装置が電力投入時に過渡的にエン
ジンにかかる負荷の内、その装置の定常作動時にエンジ
ンにかかる負荷の大きさを超える負荷の部分に対応して
設定される開弁デユーテイ比の増量値であり、電気負荷
装置のスイツチオン時に一度だけフイードバツク項DPIn
に加算されるものである。
CPU503は上述の制御弁6の開弁デユーテイ比DOUTの演算
値に応じた制御信号をデータバス510を介して駆動回路5
11に供給し、駆動回路511は制御弁6をオン−オフさせ
る駆動信号を制御弁6に供給する。又、CPU503は上述の
各種エンジンパラメータ信号に応じて燃料噴射弁10の開
弁時間TOUTを演算し、この演算値に応じた制御信号をデ
ータバス510を介して駆動回路509に供給し、駆動回路50
9はこの制御信号に応じて燃料噴射弁10を開弁させる駆
動信号を該噴射弁10に供給する。
第4図は本発明によるアイドル回転数フイードバツク制
御方法を説明するタイミングチヤートである。エンジン
のアイドル回転数フイードバツク制御中に、第2図の電
気負荷装置15a乃至15bの内そのスイツチオン時に定常時
より過大の起動電流が流れる電気負荷装置がオン状態に
なつたとき(第4図(A)及び(B)のt1時点)、この
電気負荷装置のオン信号を検出し、検出と同時に制御弁
6の開弁デユーテイ比DOUTを前記式(1)及び(2)に
基づいて演算する。すなわち、今回ループ時のフイード
バツク項DPInに、当該電気負荷装置の電力投入時の負荷
増加量に対応した適宜値に予め設定されている補正値D
ETと電気負荷項DEとを加算して今回ループ時の開弁デユ
ーテイ比DOUTを設定する(第4図(C)のt1時点)。こ
のように開弁デユーテイ比DOUTを電気負荷装置の定常作
動時にエンジンにかかる電気負荷に対応する電気負荷項
DEに加えて前述したように予め設定されている補正値D
ETを加算するようにして設定したので、電気負荷装置の
電力投入直後の過渡的なエンジンに対する負荷に対して
必要十分な量の補助空気量をエンジンに供給することが
出来、エンジン回転数は電気負荷装置の電力投入時に低
下することもなく略目標アイドル回転数に保持すること
が出来る(第4図(D))。
次に、電気負荷装置に供給される電流値は時間の経過と
共に定常電流値に向つて減少し、第4図(B)の時点t2
に至つて静定する。この電気負荷装置に供給される電流
の減少に応じて第2図の発電機20がエンジンに与える負
荷も軽減するが、補助空気量、すなわち制御弁の開弁デ
ユーテイ比DOUTがフイードバツク制御されてエンジン回
転数は一定に保持される(第4図(C)及び(D)のt1
乃至t3時点)。
更に、当該電気負荷装置がオンからオフになつたとき
(第4図(A)のt3時点)、制御弁の開弁デユーテイ比
DOUTは当該電気負荷装置の電気負荷項DEを減じた値に設
定され(第4図(C)のt3時点)、エンジンに過不足の
ない適宜量の補助空気が供給されるので、この場合にも
エンジン回転数を略目標アイドル回転数に保持すること
ができる(第4図(D)のt3時点)。
第5図はCPU503内で実行される上述の制御弁6の開弁デ
ユーテイ比DOUTの電気負荷項DEの演算手段を示すフロー
チヤートである。
このDE演算プログラムが呼び出されると(第5図ステツ
プ1)、先ず、DEの記憶値を零にリセツトする(ステツ
プ2)。次に第2図に示す第1電気負荷装置15aのスイ
ツチ16aがオン状態であるか否かが判別され(ステツプ
3)、判別結果が否定(ノー)であればステツプ5に進
む。ステツプ3で判別結果が肯定(イエス)であればDE
の記憶値に第1電気負荷装置15aの電気負荷に対応する
所定量DE1を加算し、この加算値(DE+DE1)を新たなDE
の記憶値とする(ステツプ4)。尚ステツプ2でDE=0
とリセツトされているのでステツプ4の新たなDEの記憶
値はDE1に等しい。
次に、上述と同様に第2電気負荷装置15bのスイツチ16b
のオン−オフ状態が判別され(ステツプ5)、オン状態
でなければステツプ7に進み、オン状態であればDEの記
憶値に第2電気負荷装置15bの電気負荷に対応する所定
量DE2を加算し、この加算値(DE+DE2)を新たなDEの記
憶値とする(ステツプ6)。更に、上述と同様に第3電
気負荷装置15cのスイツチ16cのオン−オフ状態が判別さ
れ(ステツプ7)、オン状態でなければステツプ9に進
み、オン状態であればDEの記憶値に第3電気負荷装置15
cの電気負荷に対応する所定量DE3を加算し、この加算値
(DE+DE3)を新たなDEの記憶値とし(ステツプ8)、
当該のプログラムを終了する(ステツプ9)。
第6図は本発明に係る、前記式(2)の補正項DETの設
定方法を示すフローチヤートである。
この補正項DET設定プログラムが呼び出されると(第6
図のステツプ1)、先ず、ΔDE値が零より大きいか否か
を判別する(ステツプ2)。このΔDE値は第5図で求め
られる電気負荷項DEの今回ループ値DEnから前回ルーブ
値DEn-1を減算して得られる値で(ΔDE=DEn−D
En-1)、ステツプ2の判別結果が否定(ノー)の場合前
回ループと今回ループで電気負荷の変化はなかつたと診
断してステツプ3で補正値DETを零に設定し本プログラ
ムを終了する。
前記ステツプ2の判別結果が肯定(イエス)の場合、今
回ループで第2図の電気負荷装置15a乃至15cのいずれか
少なくとも1つがオン状態に変化したことを示し(第4
図の(A))、以下のステツプ4及び5でいずれの電気
負荷装置がオン状態となつたかを判別する。すなわち、
ステツプ4では前述のΔDE値が第1の所定値ΔDEG1より
大きいか否かを判別し、ステツプ4の判別結果が否定
(ノー)の場合にはステツプ5でΔDE値が前記第1の所
定値ΔDEG1より小さい第2の所定値ΔDEG2より大きいか
否かを判別する。斯くして、ΔDEが第1の所定値ΔDEG1
より大きい場合(ステツプ4の判別結果が肯定(イエ
ス))、例えば、第1電気負荷装置15aがオン状態にな
つたと判別して補正値DETを所定値DET1に設定し(ステ
ツプ6)、ΔDE値が第1の所定値ΔDEG1より小さく且第
2の所定値ΔDEG2より大きい場合(ΔDEG1>ΔDE>ΔD
EG2)、第2電気負荷装置15bがオン状態になつたと判別
して補正値DETを所定値DET2に設定し(ステツプ7)、
ΔDE値が第2の所定値ΔDEG2より小さい場合 (ΔDEG2>ΔDE>0)、第3電気負荷装置15cがオン状
態になつたと判別し、この場合には例えば、補正の必要
がないとしてDET値を零に設定するのである(ステツプ
3)。
尚、所定値DET1及びDET2は各電気負荷装置に対応して設
定されるのであつて、判別値ΔDEG1がΔDEG2より大きい
からといつてかならずしもDET1はDET2より大きい値に設
定する必要はない。
前記式(1)のフイートバツクモード項DPIn及び開弁デ
ユーテイ比DOUTは、例えば第7図のフローチヤートに示
される手順によつて求められる。
本プログラムが呼び出されると(第7図のステツプ
1)、先ず、実エンジン回転数Neの逆数に比例する数Me
が前記目標アイドル回転数の上限値NHの逆数に対応する
数MHより小さいか否かを判別する(ステツプ2)。この
判別結果が否定(ノー)の場合には(すなわちNe≦
NH)、ステツプ3に進んで数Meが目標アイドル回転数の
下限値NLの逆数に対応する数MLより大きいか否かを判別
する。ステツプ3で判別結果が否定(ノー)のとき、す
なわちステツプ2及びステツプ3での判別結果によりエ
ンジン回転数Neが目標アイドル回転数の上、下限値NH,N
Lの間にあると判別したとき実エンジン回転数Neを上昇
も低下もさせる必要がないので偏差値ΔMnを零に設定し
(ステツプ4)、又フイードバツクモード項DPInの値を
前回ループの値DPIn-1に設定して(ステツプ5)、ステ
ツプ6に進む。
ステツプ3で判別結果が肯定(イエス)のとき、実エン
ジン回転数Neは下限値NLより小さいと判別したことにな
り、ステツプ7では偏差値ΔMn(このときΔMnは正の値
となる)が求められ、この偏差値ΔMnに一定数KIを乗算
して積分制御項ΔDIが求められる(ステツプ8)。次に
ステツプ7で求められた偏差値ΔMnと前回ループでの偏
差値ΔMn-1との差、すなわち加速偏差値ΔΔMnが求めら
れ(ステツプ9)、この加速偏差値ΔΔMnに一定数KP
乗算して比例制御項ΔDPが求められる(ステツプ10)。
このようにして求められた積分制御項ΔDI及び比例制御
項ΔDPに前回ループの制御値DPIn-1を加えて得られる値
を今回のフイードバツクモード項DPInに設定して(ステ
ツプ11)、前記ステツプ6に進む。
ステツプ2での判別結果が肯定(イエス)の場合には実
エンジン回転数Neは目標アイドル回転数の上限値NHより
大きいと判別したことになり、ステツプ12で偏差値ΔMn
(このときΔMnは負の値となる)が求められ、以下同様
にステツプ8では積分制御項ΔDI、ステツプ10では比例
制御項ΔDP及びステツプ11で今回のフイードバツクモー
ド項DPInが求められて前記ステツプ6に進む。
ステツプ6では上述のようにして求められたフイードバ
ツクモード項DPInに前記第6図で求めた補正項DETを加
え、この加算値を新たなフイードバツクモード項DPInの
値として次ステツプ13に進む。ステツプ13ではフイード
バツクモード項DPInに第5図で求めた電気負荷項DEを加
算し、この加算値を制御弁6の開弁デユーテイ比DOUT
設定して当プログラムを終了する。
尚、上述の実施例では第4図(C)に示すように電気負
荷装置のスイツチオン時にフイードバツクモード項DPIn
に電気負荷項DEと補正項DETとを加えて制御弁6の開弁
デユーテイDOUTを設定するようにしたが、この方法に代
えて第4図(E)に示すように電気負荷装置のスイツチ
オン時にフイードバツクモード項DPInには電気負荷項DE
だけを加えて開弁デユーテイ比DOUTを設定する一方、電
気負荷装置のオフ時に前回ループ時の開弁デユーテイ比
DOUTから電気負荷項DEを減算すると同時に補正項DET
加算するようにしてもよく、この場合にも上述の実施例
と同じ効果が得られる。尚、この場合の電気負荷項DE
第4図(C)に示す電気負荷項DEと補正項DETとの和で
与えられる値に設定される。又、この場合の電気負荷項
DE、補正項DET、フイードバツク項DPIn及び開弁デユー
テイ比DOUTの演算方法は第5図乃至第7図から容易に推
測することが出来、これらと略同様に説明することが出
来るので以下説明を省略する。
又、上述の実施例では内燃エンジンに、吸気通路の絞り
弁下流側に開口し大気と連通する空気通路と、この空気
通路途中にこの通路を開閉する制御弁とを設け、この制
御弁の開弁時間をデユーテイ比制御することによりエン
ジンに供給される補助空気量を調整するようにしたが、
この実施例に限定されず、例えば特開昭56−126634号に
示されるような吸入空気量制御装置、すなわちアイドル
時にエンジン回転数が目標アイドル回転数に保持される
ようにスロツトル弁開度を開閉する装置に本発明の方法
を適用するようにしてもよいし、補助空気量を調整する
制御弁は上述の実施例のように開弁時間をデユーテイ比
制御するものに代えて、弁開度を所望の補助空気量にな
るように制御するものであつてもよい。
以上詳細したように本発明の内燃エンジンのアイドル回
転数フイードバツク制御方法に依れば少なくとも1つの
電気負荷装置を備えた内燃エンジンのアイドル時にエン
ジンに供給される吸入空気量を調整する制御弁の作動量
を実際のエンジン回転数と目標アイドル回転数との差に
応じて制御するアイドル回転数フィードバック制御方法
において、前記電気負荷装置の電気負荷の大きさを検出
し、該電気負荷装置の大きさに対応して前記制御弁の作
動量に第1の所定補正量を加減算すると共に、前記電気
負荷装置の電気負荷の大きさに変化があったことを検出
し該変化の検出と同時に前記作動量に第2の所定補正量
を加算するようにしたので電気負荷装置、特に電力投入
時に定常作動時に該装置に供給される電流よりも過大な
起動電流が供給されるモータ類等の装置がオン状態にな
つたときにもエンジン回転数は低下することなく、従つ
て運転性能を向上させることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のアイドル回転数フイードバツク制御方法
を説明するタイミングチヤートで、同図(A)は電気負
荷装置のオン−オフ状態を、同図(B)は当該電気負荷
装置に供給される電流値の時間変化を、同図(C)は制
御弁の開弁デユーテイ比の時間変化を、同図(D)はエ
ンジン回転数の時間変化を夫々示すチヤート、第2図は
本発明の方法が適用された内燃エンジンのアイドル回転
数制御装置の全体構成図、第3図は第2図の電子コント
ロールユニツトの内部構成を示すブロツク図、第4図は
本発明方法によるアイドル回転数フイードバツク制御方
法を説明するタイミングチヤートで、同図(A)は電気
負荷装置のオン−オフ状態を、同図(B)は当該電気負
荷装置に供給される電流値の時間変化を、同図(C)は
制御弁の開弁デユーテイ比の時間変化を、同図(D)は
エンジンの回転数の時間変化を、同図(E)はアイドル
回転数フイードバツク制御方法の他の実施例による制御
弁の開弁デユーテイ比の時間変化を夫々示すチヤート、
第5図は制御弁の開弁デユーテイ比DOUTの内、電気負荷
装置のオン−オフ状態に基いて設定される電気負荷項DE
の設定方法を示すフローチヤート、第6図は電気負荷装
置のオン時又はオフ時に開弁デユーテイ比を補正する補
正項DETの設定方法を示すフローチヤート、第7図は開
弁デユーテイ比DOUT及びフイードバツク項DPInの設定方
法を示すフローチヤートである。 1……内燃エンジン、3……吸気通路、5……電子コン
トロールユニツト(ECU)、6……制御弁、8……空気
通路、9……絞り弁、15a,15b,15c……電気装置、20…
…交流発電機、503……CPU、507……ROM。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも1つの電気負荷装置を備えた内
    燃エンジンのアイドル時にエンジンに供給される吸入空
    気量を調整する制御弁の作動量を実際のエンジン回転数
    と目標アイドル回転数との差に応じて制御するアイドル
    回転数フィードバック制御方法において、前記電気負荷
    装置の電気負荷の大きさを検出し、該電気負荷装置の電
    気負荷の大きさに対応して前記制御弁の作動量に第1の
    所定補正量を加減算すると共に、前記電気負荷装置の電
    気負荷の大きさに変化があったことを検出し該変化の検
    出と同時に前記作動量に第2の所定補正量を加算するよ
    うにしたことを特徴とする内燃エンジンのアイドル回転
    数フィードバック制御方法。
  2. 【請求項2】前記第2の所定補正量は前記電気負荷装置
    の電気負荷の変化の大きさに応じて異なる補正量を設定
    するようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の内燃エンジンのアイドル回転数フィードバック制
    御方法。
JP58050232A 1983-03-25 1983-03-25 内燃エンジンのアイドル回転数フイ−ドバツク制御方法 Expired - Lifetime JPH0733796B2 (ja)

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US4753202A (en) * 1985-07-05 1988-06-28 Honda Giken Kogyo K.K. Idling speed control system for internal combustion engines

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JPS57176641A (en) * 1981-04-24 1982-10-30 Hitachi Ltd Manufacture of color picture tube

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