JP4023398B2 - 紫外線発光ランプおよびそれを用いた光照射器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、紫外線発光ランプ、およびそのランプを用いた光照射器に関する。
【0002】
【従来の技術】
フォトレジスト、光硬化型の接着剤や樹脂、インク、塗料への照射、化学物質の合成及び分解処理および基板の表面処理等に、紫外線発光ランプおよびそのランプを用いた光照射器が用いられる。
【0003】
図5は、上記の目的に使用される、従来の棒状の紫外線発光ランプの構成の一例を示す図である。このような紫外線発光ランプは、封体と呼ばれるガラス管に水銀を始めとした一種もしくは複数種の金属を含むガスが封入され、同図に示すように、内部に一対の電極1aが設けられた管本体部分と、ベース1bと、管内部の電極1aと外部の電極とをつなぐためのモリブデン箔1cが埋設されているシール部Cとから構成されている。
【0004】
このような紫外線発光ランプは、一例をあげれば、定格500V、定格7kWものであって、電極1a間距離は約250mm、内容積が100cm3の封体内部に鉄、沃化水銀、沃化タリウム、水銀などが封入されて、波長220nm〜400nmの光を放射する。このような複数種の金属を含むガスが封入された棒状の紫外線発光ランプとして例えば特許文献1がある。
【特許文献1】
特許公報第2895340号
【0005】
管本体部分は、電極1a間である封体発光部Aと、管径が細くなって封体発光部Aとシール部Cをつなぐ管端部Bからなり、点灯時は、一対の電極1a間で放電が起き、管内に封入されている水銀を始めとする金属が蒸発し、該金属特有のスペクトルを発光する。この時、封体発光部Aが発光領域になり、管端部Bは非発光領域となる。
【0006】
図6は、従来の上記した棒状の紫外線発光ランプを用いた光照射器の構成の一例を示す図であり、ランプの長手方向に対して直交する方向からの断面図である。1は棒状の紫外線発光ランプ、2はランプハウス、2aは断面が楕円形状を持つ樋状のミラー、2bは風洞、2cは隔壁、2dは冷却風の吸い込み孔、3は吸引ファン、4はダクトである。
【0007】
同図に示すように、光照射器は、通常、ランプ1と、該ランプ1を収納するランプハウス2とから構成されている。ランプハウス2の上部には、ダクト4を介して吸引ファン3が設けられている。吸引ファン3が動作することによりランプハウス2内に冷却風が吸引され、ランプ1およびミラー2aを冷却する。ランプ1およびミラー2aを冷却した冷却風は、隔壁2cに設けられたエアの吸い込み孔2dから風洞2bに引き込まれ、ダクト4から排気される。
【0008】
ランプ1は、断面が楕円形状を持つ樋状のミラー2aの第1焦点に配置されており、上記ランプ1から放射される紫外線が、上記ミラー2aの第2焦点に配置された被照射体W上に集光されて照射される。
【0009】
なお、ミラー2aは、図7に示すように、ランプ1の長手方向に沿って2分割され、それぞれが、ランプ1の長手方向に沿って伸びる回転軸2gを中心にして回動することにより、被照射体Wへの光の照射を制御するシャッタになる。以下、このようなシャッタを兼ねるミラーをシャッタミラーと呼び、シャッタミラーを備えた光照射器として例えば特許文献2がある。
【特許文献2】
特開2002-148555公報
【0010】
上記した紫外線による処理においては、被照射体Wへの照度が大きいほど、例えば光硬化型接着剤を硬化させる場合等においては処理時間を短縮することができ生産性が良くなる。このため、第2焦点の被照射体Wへの集光性を高めるために、特許文献3に示されるように、ランプ1はV字ブロックに押し付けられ、ミラー2aの第1焦点に位置決めされている場合がある。
【特許文献3】
実用新案登録公報第2571256号
【0011】
図8は、図6の光照射器において、紫外線発光ランプを支持する手段を示す図である。52はベース1bをランプ1が伸びる方向とは直角な方向に(図中の矢印Sの方向)に押圧するばね板部材であり、ランプハウス2に取り付けられている。51はばね板部材52からの押圧を規制するよう封体発光部Aに当接するV字ブロックである。V字ブロック51の高さは、V字状の凹部にランプ1の封体発光部Aが当接したとき、封体発光部Aがミラー2aの第1焦点上に位置するような高さに設定されている。
【0012】
図5に戻り、紫外線発光ランプにおいては、ランプ点灯時の封体発光部Aおよび管端部Bとシール部Cの最適温度はそれぞれ異なり、同図に示すように、封体発光部Aおよび管端部Bは550°C〜900°C、シール部Cは250°C以下である。ランプは処理時間短縮のため入力が大きくなる傾向があり、入力の大きなランプの場合、点灯時には自身の発生する熱により温度が高くなる。したがって、上記した各部がそれぞれ適切な温度になるようにランプを冷却する必要がある。
【0013】
例えば、封体発光部Aおよび管端部Bの温度が900°C以上になると、管の材料である石英が再結晶化して白濁(失透)し、封体発光部Aからの光の透過率が悪くなり、照度の低下やランプの変形が生じる場合がある。
また、シール部Cの温度が250°C以上になると、モリブデン箔1cの酸化が起こり、箔切れによるランプの不点灯といった問題が発生する。したがって、封体発光部Aやシール部Cには十分な量の冷却風を与える必要がある
【0014】
一方、冷却風が多すぎて、封体発光部Aや管端部Bの温度が550°C以下になると、管内の蒸発している水銀やその他の金属が、温度が低くなった部分に吸い寄せられるように集まり、封体発光部Aの金属成分の割合が変化し、発光スペクトルの分布(発光分光分布)が正常に点灯している場合と変わったり、ランプが消えてしまったりする。このような現象を過冷却と呼ぶ。
【0015】
したがって、ランプ点灯時は、ランプの上記各部分の温度が適切になるように、冷却風量を調整する必要がある。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
光照射器において、例えば、被照射体への照射が終わり、次の被照射体が来るのを待つ間は、ランプを消灯してしまうと、ランプに封入されている水銀やそのほかの金属が再び蒸発し所望の発光スペクトルが得られるまで時間がかかるので、シャッタを閉じ、ランプ電力およびランプ冷却風量を少なくした状態で待機している。
【0017】
ところが、このような照射待機時、封体発光部Aの温度が900°C以下およびシール部Cが250°C以下に保持されるように、冷却風量を調整すると、管端部Bの温度が550°C以下になり過冷却になるという問題が生じた。特にシャッタミラーを備えた光照射器において多く発生した。
【0018】
上記問題について調べたところ、照射待機時は光照射器のシャッタミラーが閉じているため、シャッタミラーが開いているときに比べて管端部Bが冷却されやすい状態になっていることが原因であるということが分かった。
図9にランプハウス2内の冷却風の流れを示す図を、図10にシャッタミラー2a付近の冷却風の流れを示す図をそれぞれ示す。
【0019】
図9(a)および図10(a)に示すように、シャッタミラー2aが開き被照射体に光が照射されているときは、冷却風は、図中矢印で示すように、吸引ファン3により、光出射口側(図面下側)からランプハウス2内に取り込まれ、ランプ1の封体発光部A全体を冷却し、シャッタミラー2aの上部の吸い込み孔2dを介し風洞2bからダクト4に流れて排気される。
シール部Cは、温度の上昇を防ぐために、隔壁2f、2gにより囲まれた専用の通風路2eが設けられており、該通風路2eを流れる冷却風により冷却される。
【0020】
しかし、図9(b)に示すように、シャッタミラー2aが閉じている照射待機時は、封体発光部Aに直接吹きつける冷却風の流れがシャッタミラー2aによって妨げられる。即ち、光出射口側からランプハウス2内に取り込まれた冷却風は、シャッタミラー2aに沿って流れ、シャッタミラー2aのランプ長手方向両端に設けられている遮光板2hと、通風孔2eを形成と形成する隔壁2fとの隙間から、ランプ1の方向に引き込まれる。
【0021】
遮光板2hと隔壁2fとの間に引き込まれた冷却風は、図10(b)に示すように、遮光板2hとランプ1の管端部Bとの隙間を流れ、吸い込み孔2d向かう。この時、多量の冷却風が狭い隙間を流れるので流速が上がり、冷却風は管端部Bの封体に勢い良く吹きつけられる。
【0022】
管端部Bは非発光領域であり、強い冷却風が当たると温度が低くなりやすく、したがって過冷却が発生する。従来、管端部には保温のために耐熱性の保温塗料が塗布されていたが、上記のような過冷却を完全に防ぐことはできなかった。
【0023】
さらに、V字ブロックを用いてランプの位置決めを行なっている光照射器においては、封体発光部のV字ブロックが接触している部分の温度が、それ以外の部分よりも低くなり、封体発光部の温度が不均一になる。そのために、ランプが安定して点灯する温度になるよう、ランプの冷却風量を調整することがますます難しくなっていた。
【0024】
本発明は、上記した従来技術の問題点を考慮してなされたものであって、本発明の目的は、照射待機時の過冷却を防ぎ、ランプ温度制御のための冷却風量調整が容易な紫外線発光ランプおよび光照射器を実現することである。
【0025】
【課題を解決するための手段】
上記課題解決するため、請求項1の発明は、内部に一対の電極を有し、発光領域である封体発光部と非発光領域である管端部とシール部とを備え、少なくとも水銀が封入された紫外線発光ランプにおいて、シール部のモリブデン箔の電極側端から電極先端までの管端部のみを覆うようにランプの封体と間隙を有して遮風部材を設ける。この遮風部材の材質として、例えば請求項2の発明のように、ガラスまたはセラミックを用いる。
【0026】
さらに請求項3に係る発明では、管端部に封体と間隙を有する遮風部材が設けられた紫外線発光ランプと、該ランプの長手方向に沿って二分割され、それぞれが上記ランプ長手方向に沿って伸びる回転軸を中心にして回動することにより被照射体への光の照射を制御するシャッタを兼ねる、断面が楕円形状である上記ランプからの紫外線を反射するミラーと、該ミラーによる光の照射方向とは反対の側に位置する排風冷却装置とを備え、上記ランプおよびミラーを収納し、紫外線照射のための開口を有する光照射器において、上記ランプは、上記遮光部材が光照射器内に設けられたV字ブロックに当接することにより、上記ミラーに対して位置決めされる。
【0027】
本発明においては、上記のように、紫外線発光ランプの管端部のみにランプの封体と間隙を有して遮風部材を設けることにより、光照射器のシャッタミラーが閉じている照射待機時、冷却風が管端部に吹きつけられるのを防ぎ、封体と遮風部材の間隙にある空気層の保温効果により管端部の温度低下を防ぐ。
【0028】
さらに、この遮風部材の材質をガラスまたはセラミックとすることにより、ランプ内部の電極と遮風部材との間で放電による地落が発生することを防ぐことができる。
【0029】
さらに、この遮風部材の中心軸を紫外線発光ランプの芯と一致させて取り付け、該遮風部材がV字ブロックに当接することによりランプの位置決めがなされるので、封体発光部の温度が部分的に低くなることがなく、冷却風量の調整が容易になる。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下に、図面に基づいて本発明の実施例の形態を具体的に説明する。図1は、本発明の紫外線発光ランプの構成を示す図である。
紫外線発光ランプ1の両側には、管端部Bを覆う傘状の遮風部材Dが設けられている。遮風部材Dは封体発光部Aと同心で、ランプの長手方向に直角方向の断面は円形である。紫外線発光ランプ1に入力されるランプ電力は、例えば7kWである。
【0031】
遮風部材Dは厚さ約2mmの、ランプ1の封体と同じ材質のガラスであり、管端部Bの封体に対し約1mmの隙間dを有し、ベース1b側がシール部Cの封体に固定されている。封体発光部A側は開放されている。
【0032】
図2に本発明の紫外線発光ランプの管端部付近の拡大図を示し、同図を用いて遮風部材Dを設ける位置について説明する。シール部Cは、上記したように250°C以下に保持する必要がある。したがって、遮風部材Dは、シール部Cを冷却する冷却風の流れを妨げないよう、シール部Cのモリブデン箔1cの電極1a側端よりも内側(電極側)に設ける必要がある。
【0033】
一方、ランプは電極1aの先端間の放電により発光するので、遮風部材Dは、電極1a先端より内側(発光部側)にかからないように設けなければならない。しかし、電極1a先端より外側(非発光部側)は、放電が生じていないので温度が低くなりやすく、遮風部材Dを設ける必要がある。即ち、遮風部材Dは、シール部Cのモリブデン箔1cの電極1a側端から電極1a先端までの管端部B全体を覆うように設ける。
【0034】
遮風部材の取り付けは次のようにして行なわれる。まず、取り付けるランプの管端部に応じた長さと、取り付けたときランプの外径に対して約1mmの隙間ができる内径と、中心にシール部Cの径に相当する孔を有する傘状の遮風部材を製作する。
【0035】
次に、紫外線ランプの製作工程において、ランプにベース1bを取り付ける前に、遮風部材Dの孔にシール部Cを通し管端部Bの封体と融着する。耐熱性の接着剤により接着しても良い。なお、遮風部材Dはその中心軸がランプの電極1a間を結ぶ軸(芯)と一致するように芯出しをして固定する。
【0036】
なお、遮風部材の材質は上記ガラス以外のものを使用することもできるが、絶縁性であることが望ましい。遮風部材の材質が導電性である場合、遮風部材はランプ内部の電極と接近するため、ランプ点灯時に電極と遮風部材との間で放電し、電流が遮風部材からランプハウスに流れて地絡(グランドに対してショートすること)を起こす場合があるからである。
【0037】
遮風部材として用いることができる絶縁性部材として、例えばセラミックがあげられる。上記したように、管端部は非発光領域であるので、不透明な材料を用いても問題はない。
【0038】
図3に、上記の紫外線発光ランプを用いた光照射器の構成を示す。V字状の凹部を有するV字ブロック51は、ランプ1の管端部Bに対応する位置に配置される。
【0039】
図4に、図3に示した光照射器において紫外線発光ランプを支持する手段を示す。遮風部材Dが上記V字ブロック51の凹部に嵌め込まれ、ばね板部材52によりベース1bが押圧されることによりランプ1が固定される。
【0040】
上記したように、遮風部材Dの外形は円形であり、封体発光部Aと同心となるように固定されているので、遮風部材Dの外径を考慮してV字ブロック51の高さを設計することにより、V字ブロック51の凹部に遮風部材Dを嵌め込むことにより、ランプ1の封体発光部Aをシャッタミラー2aの第1焦点に確実に支持できる。
【0041】
照射待機時、シャッタミラー2aが閉じ、従来と同様にシャッタミラー2aの遮光板Dと隔壁2fとの間に引き込まれた冷却風が、遮光板Dとランプ1の管端部Bとの隙間を流れるが、管端部Bに取り付けられた遮風部材Dにより、該冷却風がランプ1の管端部Bの封体に直接吹きつけられることがない。
【0042】
遮風部材Dは冷却され温度が低くなるが、遮風部材Dと管端部Bの封体には隙間が設けられているので、この隙間に存在する空気層の保温効果により、管端部Bの熱は遮風部材Dには伝わらず温度が下がらない。したがって管端部B過冷却が防止される。従来行なっていた耐熱性保温塗料の塗布も必要がなくなる。
【0043】
また、V字ブロック51は遮風部材Dのみに接触し、封体発光部Aには接していない。したがって、封体発光部Aの温度がV字ブロック51に伝わることがなく、封体発光部Aの温度が部分的に低くなるということがない。したがって、封体発光部Aの温度は均一に安定して保持され、冷却風量の設定が容易になる。
【0044】
なお、上記したように、遮風部材Dが覆う部分はシール部Cのモリブデン箔1cの電極1a側端から電極1a先端までの管端部Bのみであるので、封体発光部Aのおよびシール部C冷却は、遮風部材Dにより影響されることなく従来どおり行なうことができる。
【0045】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明においては、紫外線発光ランプの管端部のみに遮風部材を設けたので、シャッタを閉じた照射待機時、管端部の温度が下がることによる過冷却の発生を防ぐことができる。
また、遮光部材がV字ブロックに嵌め込まれることによりランプの位置決めがなされるので、封体発光部の温度が安定し冷却風量の設定が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の紫外線発光ランプの構成を示す図である。
【図2】 本発明の紫外線発光ランプの管端部付近の拡大図である。
【図3】 本発明の紫外線発光ランプを用いた光照射器の構成を示す図である。
【図4】 本発明の紫外線発光ランプを支持する手段を示す図である。
【図5】 従来の紫外線発光ランプの構成の一例を示す図である。
【図6】 従来の紫外線発光ランプを用いた光照射器の構成の一例を示す図である。
【図7】 シャッタミラーの動作を示す図である。
【図8】 従来の光照射器において紫外線発光ランプを支持する手段を示す図である。
【図9】 ランプハウス内の冷却風の流れを示す図である。
【図10】 シャッタミラー付近の冷却風の流れを示す図である。
【符号の説明】
1 紫外線発光ランプ
1a 電極
1b ベース
1c モリブデン箔
2 ランプハウス
2a ミラー
2b 風洞
2c 隔壁
2d 吸い込み口
2e 通風路
2f 隔壁
2h 遮光板
2g 回転軸
3 吸引ファン
4 ダクト
52 ばね部材
51 V字ブロック
A 封体発光部
B 管端部
C シール部
D 遮風部材
W 被照射体
Claims (3)
- 内部に一対の電極を有し、発光領域である封体発光部と、非発光領域である管端部とシール部とを備え、少なくとも水銀が封入された紫外線発光ランプにおいて、
ランプの封体と間隙を有する遮風部材がシール部のモリブデン箔の電極側端から電極先端までの管端部のみを覆うように設けられていることを特徴とする紫外線発光ランプ。 - 上記遮風部材の材質は、ガラスまたはセラミックであることを特徴とする請求項1に記載の紫外線発光ランプ。
- 管端部に封体と間隙を有する遮風部材が設けられた紫外線発光ランプと、該ランプの長手方向に沿って二分割され、それぞれが上記ランプ長手方向に沿って伸びる回転軸を中心にして回動することにより被照射体への光の照射を制御するシャッタを兼ねる、断面が楕円形状である上記ランプからの紫外線を反射するミラーと、該ミラーによる光の照射方向とは反対の側に位置する排風冷却装置とを備え、上記ランプおよびミラーを収納し、紫外線照射のための開口を有する光照射器において、
上記ランプは、上記遮風部材が光照射器内に設けられたV字ブロックに当接することにより、上記ミラーに対して位置決めされることを特徴とする光照射器。
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